JPH022625A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH022625A
JPH022625A JP14765388A JP14765388A JPH022625A JP H022625 A JPH022625 A JP H022625A JP 14765388 A JP14765388 A JP 14765388A JP 14765388 A JP14765388 A JP 14765388A JP H022625 A JPH022625 A JP H022625A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 半導体装置の製造方法に係り、特に信頼性の高い高速バ
イポーラトランジスタの製造方法に関し、セルフアライ
ンメント方式を用いてベース領域を縮小し、寄生容量を
減少させ、半導体装置の高速化を実現すると共に、エミ
ッタ部分における平坦度を向上させ、エミッタ電・極の
高抵抗化あるいはIr線を防止し、半導体装置の信頼性
を向上させることを目的とし、 半導体基板上に形成すべきエミッタまたはコレフタに対
応する領域に第1の導電層および第1の非酸化性膜を順
次形成する工程と、前記第1の導電層側壁に第1の絶縁
膜を形成した後、前記第1の絶縁膜側壁および前記第1
の絶縁膜周縁の前記半導体基板上に第2の非酸化性膜を
形成する工程と、前記第1および第2の非酸化性膜をマ
スクとする選択酸化により半導体基板上にフィールド酸
化膜を形成する工程と、前記第2の非酸化性膜を除去し
て前記第1の絶縁膜周縁の前記半導体基板を露出した後
、前記露出した半導体基板に接続して前記第1の導電層
上部表面とほぼ同じ高さを有する第2の導電層を形成す
る工程と、前記第1の非酸化性膜をマスクに前記第2の
導電層表面を第2の絶縁膜に置換する工程と、mI記第
1の非酸化性膜を除去した後、前記第1の導電層上に電
極を形成する工程とを有するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に信↑n性
の高い高速バイポーラトランジスタの製造方法に関する
近年、コンピュータの高速化に伴い、信頼性が高く、し
かも高速動作を行なう半導体素子の開発か要求されてい
る。そしてそのためにリングラフィ技術を用いることな
くセルフアラインメント(self−alignnen
t )方式によって例えばベース領域およびエミッタ領
域を形成して素子の微細化を図り、寄生容量を減少させ
て半導体装置の高速動作を可能とする提案かなされてい
る。
[従来の技術] 特願昭61−25901号に提案されている高速バイポ
ーラトランジスタの製造方法を第2図を用いて説明する
例えばN型シリコン基板40上に、膜厚500〜100
0人のシリコン窒1ヒ膜42および膜厚2000〜50
00人のシリコン酸化1摸44を順次堆積した後、エミ
ッタ領域に対応するパターニングを行ない、幅1.0μ
■口〜1.5μmのエミッタ領域きのためのシリコン窒
1ヒ膜42およびシリコン酸化膜44を形成する(第2
図(a))。
次いで、全面にシリコン窒化膜46を#C積した後、反
応性イオンエツチング(RIB)を行ない、シリコン窒
化11!42およびシリコン酸化膜44の側壁に幅50
00人程度0シリコン窒化膜46を形成する(第2図(
b))。
次いで、シリコン窒化11142.46をマスクとして
選択酸化を行ない、シリコン基板40上にフィールド酸
化膜48を形成する。なおこのとき、シリコン窒化膜4
6下まで酸化が進行し、シリコン窒化膜46端から10
00〜3000Aの所まで酸化INか形成される(第2
図(C))。
次いで、シリコン窒化膜46をエツチング除去し、福2
000〜4000人のシリコン基板40を露出させる。
なおこの露出部分は、外部ベースfiJ′i域に対応し
ている(第2図(d))。
次いで、全面に膜厚5000A程度の多結晶シリコン層
50を堆積した後、例えばホウ素イオンB+のイオン注
入を行なう(第2図(e))。
次いで、シリコン酸化膜44上のポリシリコン層50を
エンチングし、シリコン酸化膜44の上部表面を露出さ
せる。このエツチングは、高精度の位置合わせが要求さ
れるものではなく、左右方向に若干の位置すれがあって
も、また多結晶シリコン層50が多少深くエツチングさ
れてもさほど問題となることはない、そしてこのエンチ
ングの際、同時に多結晶シリコン層50のパターニング
をも行ない、ベース領域の引出し電極としての多結晶シ
リコン層50を形成する。
続いて、シリコン酸化膜44をエツチング除去した後、
多結晶シリコン層50表面を酸化してシリコン酸化膜5
2を形成する。さらにシリコン窒化IJ!42を通して
シリコン基板40にホウ素イオンB+をイオン注入した
後、アニール処理を行なってシリコン基板40表面にP
型内部ベース領域511を形成する9またこのアニール
処理によって、多結晶シリコン層50にイオン注入され
たホウ素がシリコン基板40表面に拡散されて、P型外
部ベース領域56を形成する(第1図(f))。
次いで、シリコン窒化膜42をエンチング除去し、全面
にポリシリコン層58を堆積した後、例えばヒ素イオン
As+のイオン注入を行なう。そしてアニール処理によ
って、シリコン基板40のP型内部ベース領3154表
面にN+型エミッタ領域60を形成する。さらに、この
エミッタ引出しZMとしての多結晶シリコン層58上に
バリアメタル層62を介してアルミニウム(Al)層を
蒸着した後、バターニングを行ない、エミッタ電極とし
てのAI配線層64を形成する(第1図(g)このよう
にして、エミッタ領域60および内部ベース領域54の
大きさはシリコン酸化膜44によって決定され、外部ベ
ース領域56の大きさはシリコン窒化膜46によって決
定される。特に外部ベース領域56は、こうしたセルフ
ァラインメン)・方式によってサブミクロンのオーダで
形成され、内部ベース領域54および外部ベース領域5
6からなるベース領域の面積はそれまでの1/10程度
に縮小される。
そのため、ベース領域が縮小されることによって寄生容
量が減少し、半導体装置の高速化が実現する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記従来方法においては、エミッタ部分の
平坦性か損われている。すなわち、第2図(g)のP部
分に示されるように、エミッタ領域60上に形成される
エミッタ引出し電極としての多結晶シリコン層58、バ
リアメタル層62およびエミッタ引出としてのAI配線
層64が大きくかつ急俊な段差を有している。この段差
は、素子の高速化を図る目的でベース抵抗を小さくする
ためにベース引出し電極としての多結晶シリコンNI5
0の膜厚を厚く形成することによって、−層大きくかつ
急俊なものになる。
通常バリアメタル層62はスパッタリングによって形成
するため、このように段差が大きくかつ急俊な部分にお
いては特にカバレッジ不良が発生しやすい。その結果、
バリアメタル層62に部分的な破損が生じ、この破損部
分においてはA1配線層64と多結晶シリコン層58と
の共晶合金反応が起こる。この共晶合金反応は、A!配
線層64と多結晶シリコン層58とが接している部分が
限定的であるだけに、その限定された箇所では急激に進
行する。このため、A+配線層の抵抗が大きくなったり
、あるいはいわゆるAIがシリコンに食われることによ
るAI配線層の断線が生じたりし、従って半導体装置の
信頼性が低下するという問題があった。
そこで本発明は、セルフアラインメント方式を用いてベ
ース領域を縮小し、寄生容量を減少させ、半導体装置の
高速化を実現すると共に、エミッタ部分における平坦度
を向上させ、エミッタ電極の高抵抗化あるいは断線を防
止し、半導体装置の信頼性を向上させることを目的とす
るものである。
前記第1の導電層側壁に第1の絶縁膜を形成]7た後、
前記第1の絶縁膜側壁および前記第1の絶縁膜周縁の前
記半導体基板上に第2の非酸化性膜を形成する工程と、
前記第1および第2の非酸化性膜をマスクとする選択酸
化により半導体基板上にフィールド酸化膜を形成する工
程と、前記第2の非酸化性膜を除去して前記第1の絶縁
膜周縁の前記半導体基板を露出した後、前記露出した半
導体基板に接続して前記第1の導電層上部表面とほぼ同
じ高さを有する第2の導電層を形成する工程と、前記第
1の非酸化性膜をマスクに前記第2の導電層表面を第2
の絶縁膜に置換する工程と、前記第1の非酸化性膜を除
去した後、前記第1の導電層上に電極を形成する工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法によっ
て達成される。
[課題を解決するための手段] 上記課題は、半導体基板上に形成すべきエミッタまたは
コレクタに対応する領域に第1の導電層および第1の非
酸化性膜を順次形成する工程と、[牛 用] すなわち本発明は、エミッタまたはコレクタに対応する
領域に引出し電・蔭としての第1の導電層を形成した後
、この第1の導電層の高さに合わせて、第1の導電層に
第1の絶縁膜を介して隣接する引出し電極としての第2
の導電層を形成することにより、第1の絶縁膜を介して
隣接する第1および第2の導電層の高さはほぼ同じにな
り、エミッタ部またはコレクタ部における平坦度が向上
し、?fC&の高抵抗化あるいは断線を防止することが
できる。
[実施例コ 以下、本発明を図示の実施例により具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例における半導体装置の製造方
法を示す工程図である。
まず、シリコン基板2表面にN+型コレクタ埋め込み層
4を形成した後、N 型エピタキシャルN6を成長させ
る。
続いて、このN 型エピタキシャル層6上に、導を層と
して例えば膜厚5000Aの多結晶シリコン層8と非酸
化性膜として例えば膜厚2000へのシリコン窒化膜1
0とを順次堆積する。この非酸化性膜は、酸素雰囲気中
において酸化されず、また酸化膜をエツチングする手段
でエツチングされないものであればシリコン窒化膜に限
定されない(第1図(a))。
次いで、エピタキシャル層6表面に形成すべきエミッタ
引出に対応してバターニングされたレジストをマスクと
して異方性エツチングを行ない、急(itな側壁を有す
るエミッタ引出し電極としての多結晶シリコン層8およ
びこの多結晶シリコン層8上のシリコン窒化膜10を形
成する(第1図(b))。
なお、この工程において多結晶シリコン層8をエツチン
グする際に、終点検出装置を用いてエツチングの終了時
点を制御する。例えば多結晶シリコン層8を堆積する際
、エピタキシャル層6上の池の場所に形成されているシ
リコン酸化膜(図示せず)上にも同時に堆積し、またエ
ツチングするときも同時にエツチングする。そしてエツ
チングしながら表面から放出される2次電子を観測する
多結晶シリコン層8のエツチングが進行して前記シリコ
ン酸化膜表面が露出してくると、観測していた2次電子
に変化がおこる。この時点においてエツチングを終らせ
ると、多結晶シリコン層8のエツチングは多結晶シリコ
ン層8とエピタキシャル層6との境界において終了する
次いで、温度900°Cのウェット酸化を行ない、多結
晶シリコン層8側壁およびエピタキシャル層6上にII
!gI厚2000人程度のシリコン酸化膜を形成した後
、異方性エツチングによりエピタキシャル層6上のシリ
コン酸化膜を除去して、多結晶シリコン層8側壁にのみ
シリコン酸化膜12を残存させる(第1図(C))。
次いで、化学的気相成長(CVD)法を用い、非酸化性
膜として例えば膜厚500人のシリコン窒化膜14と膜
厚5000人のリンガラス(PSG)16とを順次全面
に成長させる。続いてPSGI6の異方性エツチングを
行ない、シリコン窒化filoおよびシリコン酸化膜1
2により形成されている側壁にのみ、シリコン窒化j摸
14を介してPSGI 6を残存させる9そしてこの残
存するPSGI6をマスクとしてシリコン窒化m14を
エツチング除去し、シリコン窒化[10およびシリコン
酸化膜12により形成されている側壁とこの側壁に隣接
するエピタキシャル層6上の一部とにシリコン窒化W4
14を残存させる。このとき側壁周縁のエピタキシャル
層6上に残存するシリコン窒化WA14の幅はPSGI
6の厚さに規定され、本実施例においては5000人程
度0ある(第1図(d))。
なお、この工程においてシリコン窒化膜14をエツチン
グ除去する際に、多結晶シリコン層8上のシリコン窒化
)摸10までもエツチング除去されないようにエツチン
グを制御する必要があるか、シリコン窒化膜10の膜厚
は3000人とエンチング除去するシリコン窒化膜14
の500人に比べて充分に厚いので、シリコン窒化M1
0を残存させることは容易である。
次いで、フッ酸(HF )を用いてPSGI6を除去す
る。続いて、シリコン窒化膜10およびシリコン窒化J
J5!14をマスクとして選択酸化を行ない、エピタキ
シャル層6上にM厚4000人程度のフィールド酸化膜
18を形成する。なおこのとき、エピタキシャルNJ6
上のシリコン窒化Jla14下まで酸化が進行し、シリ
コン窒化j摸14端から2000〜3000人の所まで
パース・ピーク(bird’s  beak )と呼ば
れる酸化膜が形成される(第2図<e))。
次いで、リン酸ボイルを用いてシリコン窒化膜14をエ
ツチング除去するが、このときもこのシリコン窒化膜1
4より充分に厚い膜厚を有する多結晶シリコン層8上の
シリコン窒化膜10が残存するようにエツチングを制御
する。そして幅2000〜3000人のエピタキシャル
層6を露出させる。なおこの露出部分は、後の工程にお
いて形成される外部ベース領域に対応している。
続いて、全面に膜厚8000人程度0ポリシリコン層2
0を堆積した後、さらに全面にレジスl−を充分厚く塗
布する。そして下地の凹凸にかかわらず、レジスト表面
がほぼ平坦となるようにする。
続いて、多結晶シリコン層20とレジストのエツチング
速度がほぼ同じエツチングガスを用いて、表面から異方
性エツチングを行なう、この異方性エツチングは、多結
晶シリコン層8上のシリコン窒化膜10の表面が露出す
るまで行なわれる。このときもまた終点検出装置を用い
て、エツチングの終了時点を制御する。こうしてシリコ
ン窒化膜10と同じ高さで平坦化された多結晶シリコン
層20が形成される。
続いて、この多結晶シリコン層20に、例えばホウ素イ
オンB+のイオン注入を加速電圧20keV、ドーズ1
lx1016の条件で行なう。このとき多結晶シリコン
層8には、その上部をシリコン窒化膜10によってブロ
ックされているため、ホウ素イオンB+はイオン注入さ
れない(第1図(f))。
次いで、所定の形状にパターニングされたレジストをマ
スクとして多結晶シリコン層20のエツチングを行ない
、ベース引出し電極としての多結晶シリコン層20を形
成する。このとき多結晶シリコン層20の端部は、この
上方に後の工程において形成されるAI配線層の断線を
防止するために、榎やかなテーバの付いた形状にする(
第1図(g))。
次いで、多結晶シリコン層20表面を酸化して膜厚30
00人程度0シリコン酸fヒ膜22を形成する。このと
きシリコン酸化fli22は、多結晶シリコン層8上の
シリコン窒化M10の底面よりも深くまで形成し、多結
晶シリコン層8側壁のシリコン酸化膜12と接続させる
(第1図(h))。
次いで、リン酸ボイルを用いてシリコン窒化膜10をエ
ツチング除去し、多結晶シリコン層8の1部表面を露出
させる。続いてこの多結晶シリコン層8に、例えばホウ
素イオンB+およびヒ素イオンAs  のイオン注入を
行なう。これらのイオン注入条件は、それぞれホウ素イ
オンB+の場合、加速電圧20keV、ドーズ量lX1
0  とし、ヒ素イオンAs+の場合、加速電圧60k
eV、ドーズ15X10   とする、このとき多結晶
シリコン層20には、その上部をシリコン酸化[22に
よってブロックされているため、ホウ素イオン(B+)
およびヒ素イオン(As+)はイオン注入されない。
続いて、アニール処理を行なう。ここでこれまで図示し
ないでいたN+型コレクタ領域24を図示する。すなわ
ちN 型エピタキシャル層6表面に形成されたN 型コ
レクタ領域24は、N+型士 コレクタ埋め込み層4と接続されている。
また、アニール処理によって多結晶シリコン層20に注
入されたホウ素Bが多結晶シリコン層20中を通ってN
 型エピタキシャル層6表面に不純物拡散する。そして
N 型エピタキシャル16表面にP型外部ベース領域2
6が形成される。同様にして、多結晶シリコン層8に注
入されたホウ素Bおよびヒ素Asが多結晶シリコン層8
中を通ってN 型エピタキシャル層6表面に拡散する。
このときシリコシ中の拡散係数はホウ素Bの方がヒ素A
sよりも大きいため、N 型エピタキシャル層6表面に
P型内部ベース領域28が形成され、このP型内部ベー
ス領域28表面にN型エミッタ領域30が形成される。
続いて、多結晶シリコン層20上のシリコン酸化膜22
およびN+型コレクタ領域24上のフィールド酸化膜1
8に、それぞれベース用およびコレクタ用のコンタクト
ホールを開孔する。そして多結晶シリコン層8上、開孔
された多結晶シリコン層20上、および開孔されたN+
型コレクタ領域24上に、例えばスパッタリングにより
形成したチタンナイトライド(TiN)からなるバリア
メタル32を介してエミッタS 極、ベース電極、およ
びコレクタ電極としてのAI配線層34.36.38を
それぞれ形成する(第1図(i))。
なお、第1図(e)〜(i)においては、フィールド酸
化膜18の底面がN+型コレクタ埋め込み層4と接して
いるが、フィールド酸化膜18とN+型コレクタ埋め込
み層4との間にN 型エピタキシャル層6が存在しても
よい、但し、フィールド酸化膜18の底面がN+型コレ
クタ埋め込み層4に達しているほうが、フィールド酸1
ヒWA18上に印加される電圧による反転層の形成が防
止される。また、図示はしていないが、この半導体装置
はより膜厚の厚いフィールド酸化膜によって他の半導体
装置と分離されている。
このようにして、エミッタ部にエミッタ引出し電極とし
ての多結晶シリコン層8を形成した後、この多結晶シリ
コン層8の高さに合わせて、シリコン酸化膜12を介し
て隣接するベース引出し電極としての多結晶シリコン層
20を形成する。
そのため本実施例によれば、シリコン酸化膜12を介し
て隣接するエミッタ引出しZ 極としての多結晶シリコ
ン層8とベース引出し電極としての多結晶シリコン層2
0の高さはほぼ同じになり、エミッタ部における平坦度
を大きく向上させることができる。その結果、このエミ
ッタ部に形成されるバリアメタル層32が破損すること
を防ぎ、エミッタ電極としてのAI配線層34と多結晶
シリコン層8との共晶合金反応が起こることを防止する
ことができる。従って、AI配線層34の抵抗が大きく
なったり、AI配線層34の断線が生じたりすることは
なくなり、半導体装置のは照性を向上させることができ
る。
また、エミッタ領域30および内部ベース領域28の大
きさは多結晶シリコン層8によって決定され、外部ベー
ス領域26の大きさはシリコン窒化膜14によって決定
される。特に外部ベース領域26は、こうしたセルフア
ラインメント方式によってサブミクロンのオーダで形成
され、内部ベース領域28および外部ベース領域26か
らなるベース領域の面積は大幅に縮小される。
そのため本実施例によれば、上記特願昭61−2590
1号が有しているベース領域の縮小化によって半導体装
置の高速化を実現するという効果をそのまま保持するこ
とかできる。
なお、上記実施例においては、エミッタ部の平坦化につ
いて説明したが、エミッタとコレクタとは互いに変換す
ることができるため、上記実施例においてエミッタ部と
したところをコレクタ部としても適用することができる
[発明の効果] 以上の通り本発明によれば、高集積度を保ちつっ、エミ
ッタまたはコレクタに対応する領域における平坦度を向
上させ、電極の高抵抗化あるいは断線を防止し、従って
半導体装置の信顆性を向上させることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を示す工程図、 第2図は従来の半導体装置の製造方法を示す工程図であ
る。 図において、 2・・・・・・シリコン基板、 4・・・・・・コレクタ埋め込み層、 6・・・・・・エピタキシャル層、 8・・・・・・多結晶シリコン層、 10・・・・・・シリコン窒(ヒ膜、 12・・・・・・シリコン酸1ヒj摸、14・・・・・
・シリコン窒化膜、 16・・・・・・PSG、 8・・・・・・フィールド酸化膜、 0・・・・・・多結晶シリコン層、 2・・・・・・シリコン酸化膜、 4・・・・・・コレクタ領域、 6・・・・・・外部ベース領域、 8・・・・・・内部ベース領域、 O・・・・・・エミッタ領域、 2・・・・・・バリアメタル、 4.36.38・・・・・・AI配線層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 半導体基板上に形成すべきエミッタまたはコレクタに対
    応する領域に第1の導電層および第1の非酸化性膜を順
    次形成する工程と、 前記第1の導電層側壁に第1の絶縁膜を形成した後、前
    記第1の絶縁膜側壁および前記第1の絶縁膜周縁の前記
    半導体基板上に第2の非酸化性膜を形成する工程と、 前記第1および第2の非酸化性膜をマスクとする選択酸
    化により半導体基板上にフィールド酸化膜を形成する工
    程と、 前記第2の非酸化性膜を除去して前記第1の絶縁膜周縁
    の前記半導体基板を露出した後、前記露出した半導体基
    板に接続して前記第1の導電層上部表面とほぼ同じ高さ
    を有する第2の導電層を形成する工程と、 前記第1の非酸化性膜をマスクに前記第2の導電層表面
    を第2の絶縁膜に置換する工程と、前記第1の非酸化性
    膜を除去した後、前記第1の導電層上に電極を形成する
    工程と を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04123437A (ja) * 1990-09-13 1992-04-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法

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JPH04123437A (ja) * 1990-09-13 1992-04-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法

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