JPH02262458A - 液圧ブレーキ装置 - Google Patents

液圧ブレーキ装置

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JPH02262458A
JPH02262458A JP1083743A JP8374389A JPH02262458A JP H02262458 A JPH02262458 A JP H02262458A JP 1083743 A JP1083743 A JP 1083743A JP 8374389 A JP8374389 A JP 8374389A JP H02262458 A JPH02262458 A JP H02262458A
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pressure
hydraulic pressure
chamber
pressure chamber
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Michiji Nishii
理治 西井
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌用ブレーキ装置に関し、特に、マスタシ
リンダに加えて、パワー液圧源から供給されるパワー液
圧をブレーキペダルに応動して出力する動的液圧制御装
置を具備し、該動的液圧制御装置により前記マスタシリ
ンダを駆動する液圧ブレーキ装置に関する。
(従来の技術) 車輌の常用ブレーキ装置においては、車輪に装着された
ホイールシリンダとマスタシリンダ等のブレーキ液圧制
御装置との液圧配管を多系統とし、一系統が破損したと
き残りの系統で制動能力を確保することとしている。そ
して、−船釣な二系統においてタンデムマスタシリンダ
が用いられる。
一方、制動時のブレーキペダルの操作力を低減するため
サーボあるいはブースタと呼ばれる倍力装置が装着され
、倍力源として圧縮空気、吸気管負圧(負圧ブースタ)
、流体圧力(液圧ブースタ)が用いられている。液圧ブ
ースタはパワー液圧源が出力したパワー液圧を倍力源と
して、ブレーキペダルに応動してマスターシリンダ等の
ブレーキ液圧制御装置を倍力駆動するものである。例え
ば、特開昭59−209948号公報には液圧ブースタ
をタンデムマスタシリンダに配設したものが開示されて
おり、これは液圧ブースタネ作動時には通常のタンデム
マスタシリンダとして作動するよう構成されている。
この液圧ブースタの採用に伴い、ブレーキ液圧制御装置
において、マスタシリンダに加えて、液圧ブースタを動
的液圧制御装置として機能させることが提案されている
。即ち、パワー液圧を入力してブレーキペダルに応動し
て制御したブレーキ液圧を直接一系統に付与することと
したものである。例えば、特開昭59−227552号
公報に示されるように前後分割式における後輪側に液圧
ブースタのブースト液圧を付与し、ブレーキペダルのス
トロークの短縮化が図られている。
更に、特開昭62−155167号公報にはコンベンシ
ョナル型のタンデムマスタシリンダと液圧ブースタを備
えたブレーキ液圧制御装置に関し一系統のホイールシリ
シダにタンデムマスタシリンダの一方の圧力室を接続す
ると共に、他方の一系統のホイールシリンダには液圧ブ
ースタの出力液圧をタンデムマスタシリンダの他方の圧
力室を介して出力する技術が開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述の特開昭59−227552号公報
に記載の技術においては液圧ブースタの出力液圧即ち動
的液圧がそのまま後輪側のホイールシリンダに供給され
ているため、後輪側のホイールシリンダに液圧を発生さ
せるためのペダルストロークは短縮できるものの、前輪
側のホイールシリンダの液圧はマスタシリンダのピスト
ンに装着されて給液室と圧力室との連通路をピストンの
摺動により閉じる常開の弁体が、ピストンが所定量摺動
されて閉弁するまでは発生しないため、未だ弁体を閉じ
るまでのブレーキペダル操作時の初期無効ストロークが
存在し、ペダルストロークが十分に短縮できないばかり
でなく、万一・後輪側ホイールシリンダあるいはこれに
連通接続された液圧路に欠…が生じたときには、液圧ブ
ースタを含むパワー液圧系に充填されているブレーキ液
が流出してしまう恐れがある。また、特開昭62−15
5167号公報に記載の技術においごは、上記他方の一
系統のホイールシリンダには異常時を除き液圧ブースタ
の出力液圧部ら所謂動的液圧がニスンベンショナル型の
タンデムマスタシリンダの第2給液室及び第2圧力室を
介して直接供給されている。従つζ、他方の一系統のホ
・イールシリンダに液圧を発生ずるためのペダルスト・
ローフが短縮できると共に第2ピストンが第1圧力室の
容積を縮小する側Qこ移動するものの、一方の系統のホ
イールシリンダに連通接続された第1圧力室はりザーバ
にコンベンショナルボートを介して連通されているため
、一方の系統のホイールシリンダに液圧を発生さ廿るた
めには第1ピストンをコンベンショナルボートを閉じる
まで所定量摺動させる必要があ・つて、未だ初期無効ス
トロークが存在すると共に、ホイー・ルシリンダと動的
液圧制御装置の何れかが欠損したとき、両者間の連通が
遮断されるまで正常な側のブレーキ液圧の流出が生じる
恐れがある。
そこで本発明は、動的液圧制御装置の出力液圧を利用し
てマスタシリンダの初期無効ストロークを無くし、ブし
ノーキペダルストロークを短縮することを、その技術的
課題とする。
[発明の構成〕 (課題を解決するための1段) 上記した技術的課題を解決するため番コ講した手段は、
ハウジングに設けたシリンダ孔内をプレー・キベダルに
応動して摺動する少なくとも1つのピストンにより、前
記シリンダ孔内に少なくとも1つの給液室及び圧力室を
区画形成し7、前記給液室をi11記圧力室Qご前記圧
力室の縮小時に閉弁する常開の弁体を介して連通してな
るマスタシリンダと、該マスタシリンダを倍力駆動する
倍力装置を備え、前記マスタシリンダの圧力室を車輌の
各車輪のボ、イールシリンダへの液圧路に連通接続した
液圧ブレーキ装置において、前記シリンダ孔の底部に前
記倍力装置の出力圧が付与されて前記ピストンの弁体を
閉じる側に移動させるビ”ストン手段を設けたことであ
る。
ハウジングに設けたシリンダ孔内をブレーキペダルに応
動してlH動する少なくとも1つのピストンにより、前
記シリンダ孔内に少なくとも1つの給液室及び圧力室を
区画形成し、前記給液室を前記圧力室に前記圧力室の縮
小時に閉弁する常開の弁体を介して連通してなるマスタ
シリンダと、ブレーキ液を所定の圧力に昇圧してパワー
液圧を出力するパワー液圧源と、該パワー液圧を入力し
前記ブレーキペダルに応動して調圧したブレーキ液圧を
出力する動的液圧制御装置を備え、前記マスタシリンダ
の圧力室を車輌の各車輪のホイールシリンダへの少なく
とも一系統の液圧路に連通接続した液圧ブレーキ装置に
おいて、前記ピストンと前記シリンダ孔の底部との間に
ピストン手段を摺動自在に配設し、前記シリンダ孔の底
部との間に圧力空間を形成し、前記圧力空間を前記動的
液圧制御装置に連通接続して前記ピストン手段を前記動
的液圧制御装置の出力液圧により前記ピストンの弁体を
閉じる側に摺動可能としても良い。
前記マスタシリンダがハウジングに設けたシリンダ孔内
をブレーキペダルに応動し゛C摺動する第1ピストン及
び該第1ピストンに応動して摺動する第2ピストンによ
り、前記シリンダ孔内に第1給液室、第2給液室、第1
圧力室及び第2圧力室を区画形成し、前記第1給液室及
び第2袷液室を夫々前記第1圧力室及び第2圧力室に前
記両圧力室の縮小時に閉弁する常開の弁体を介して連通
してなるタンデムマスタシリンダから成り、前記第1圧
力室及び第2圧力室を車輌の各車輪のホイールシリンダ
への少なくとも一系統の液圧路に連通接続すると共に、
前記ピストン手段が110記第2ピストンと前記シリン
ダ孔の底部との間に摺動自在に配設され前記シリンダ孔
の底部との間に第3圧力室を形成する第3ピストンから
成り、前記第3圧力室を前記動的液圧制御装置に連通接
続して前記ピストン部材を前記動的液圧制御装置の出力
液圧により前記第1及び第2ピストンの各弁体を閉じる
側に摺動可能としていると良い。
また、前記ピストン手段及び前記第3ピストンの摺動距
離を所定距離に規制する規制手段を設けていると良い。
また、更に 前記動的液圧制御装置と前記第3圧力室と
の連通を開閉する弁手段を備えていると良い。
(作用) 上記の液圧ブレーキ装置において、倍力装置が動的液圧
制御装置であって、ピストン手段がシリンダ孔の底部に
摺動自在に配設されている際には、ブレーキペダルに踏
力が加えられると、パワー液圧源が出力したパワー液圧
が動的液圧制御装置に入力してブレーキペダルに応動し
て調圧され、マスタシリンダの圧力空間に出力される。
これにより、ピストン手段がピストン方向に規制手段に
より規制されるまで所定量(例えば、弁体を閉塞する)
摺動して弁体を閉塞位置側へ移動させる。
よって、ピストンがブレーキペダルに応動して摺動開始
する際、弁体を閉塞するまでの摺動距離が不要となり、
この分の初期無効ストロークが短縮され、圧力室に連通
接続されたホイールシリンダに初期液圧が付与される。
そして、ブレーキペダル踏力に応じて、圧力室はピスト
ンにより縮小されて、それに連通ずるホイールシリンダ
にブレーキ力が付与される。而して、ブレーキペダルス
トロークが短縮されたブレーキ作動が行われる。
上記したマスタシリンダがタンデムマスタシリンダであ
る際には、ブレーキペダルに踏力が加えられると、パワ
ー液圧源が出力したパワー液圧が動的液圧制御装置に入
力しブレーキペダルに応動して調圧され、タンデムマス
タシリンダの第3圧力室に出力される。これにより、第
3ピストンが第2ピストン方向に摺動し、第2圧力室を
縮小して第2ピストンの弁体を閉塞もしくは弁体を閉塞
する側に移動すると共に、第2ピストンをこの状態にて
第1ピストン方向に摺動させ第1圧力室を縮小して第1
ピストンの弁体を閉塞した後規制手段に当接まで移動す
る。よって、第1ピストンがブレーキペダルに応動して
摺動開始する際、弁体を閉塞するまでの移動距離が不要
となると共に、第1ピストンに応動して第2ピストン摺
動開始する際、弁体を閉塞するまでの移動距離が不要と
なり、これらの分の初期無効ストロークが短縮され、各
圧力室に連通接続されたホイールシリンダに初期液圧が
付与される。
そして、ブレーキペダル踏力に応じて、第1圧力室は第
1ピストンにより縮小され、第2圧力室は第1ピストン
に応動する第2ピストンにより縮小されて、夫々に連通
ずるホイールシリンダにブレーキ力が付与される。而し
て、ブレーキペダルストロークが短縮されたブレーキ作
動が行われる。
何らかの理由で動的液圧制御装置が不作動となつたとき
には、通常のタンデムマスタシリンダとしての機能を果
たすことになり、全車輪に所謂静的液圧が付与される。
万−第2圧力室に連通接続されたホイールシリンダある
いはその液圧路に液洩れが生じた場合、第2圧力室は第
3圧力室とは第3ピストンを介して流体的に分離されて
いるため、動的液圧制御装置のブレーキ液が流出するこ
とはない。逆に動的液圧制御装置側に液洩れが生じた場
合にも第2圧力室からブレーキ液が流出することはない
前述の動的液圧制御装置と第3圧力室との連通を開閉す
る弁手段を備えた装置にあっては、例えば、動的液圧制
御装置の出力液圧が所定圧以上になった時に弁手段が閉
弁するように構成すれば、第3圧力室は定圧室になるの
で、タンデムマスタシリンダの第2圧力室に生じる液圧
が前記出力液圧を越えたとしても、ブレーキペダルスト
ロークが変化することなく、通常のタンデムマスタシリ
ンダと同様に作動する。
(実施例) 以下、本発明に従−つた液圧ブレーキ液圧の一実施例を
図面に基づき説明する。
図において、ブレーキ液圧制御装置1はタンデムマスタ
シリンダ10(以下、単にマスタシリンダ10という)
、液圧ブースタ20を備え、本実施例においてはこの液
圧ブースタ20が本発明にいう倍力装置及び動的液圧制
御装置に相当する。
これにより、ブレーキペダル2に加えられた踏力が入力
ロット3を介してブレーキ作動力として伝えられ、これ
に応じてリザーバ41あるいはパワー液圧源40から人
力するブレーキ液圧が適宜制御されて第1.第2液圧路
71.72を介して前輪51,52、後輪53. 54
のホイールシリンダ51a乃至54aに出力される。
マスタシリンダ10のハウジングlaに形成されたシリ
ンダ化10aには第1ピストン11及び第2ピストン1
5並びに第2ピストン15とシリンダ孔10 aの底面
間に第3ピストン19が液密的に摺動自在に嵌挿されて
いる。第1ピストン1】の両端には、小径ランド部と大
径ランド部が形成されており、シリンダ孔10aは各々
のランド部を収容する小径孔と大径孔が形成される段付
孔とされている。第1ピストン11の小径ランド部はカ
ップシール11fが嵌着され、シリンダ孔工Oaの小径
孔内に液密的に摺動自在に収容されていて、シリンダ孔
10a内の両ランド部間に第1給液室13が形成されて
いる。尚、シリンダ孔10aの大径孔内はボート1dを
介してリザーバ41に連通している。
第1ピストン11には両端から中央に向かって軸方向に
穴11a及びllbが形成されている。
また、第1ピストン11には第1袷液室13に開口する
径方向の穴11cと該穴11cと軸方向の穴11aとを
連通ずる軸方向の穴lidが形成されている。穴11a
にはバルブロッド14の一端に形成された弁体14. 
aが穴lidに対向して摺動自在に収容され、リテーナ
14bにより第2ピストン15側への移動が規制されて
いる。第1ピストン11の小径ランド部には軸方向の貫
遥孔11gが形成されており、これがカップシール11
「で覆われチエツクバルブが構成されている。尚、弁体
14aとリテーナ14b間にはスプリング14cが介装
されていて、常時弁体14aを穴11dに向けて付勢し
ている。また、穴llbには出力ロット4が収容されて
いる。
第2ピストン15は両端にランド部が形成され、各々に
カップシール1.5f、15gが嵌着されており、シリ
ンダ孔10a内の両ランド部間にボート]3ン1を介し
7てリザーバ41に連通した第2給液室17が形成され
ていると共に第2ピストンI5のカップシール15fと
第1ピストン11のカップシール1.1 f間に第1液
圧路71を介して前輪51.52のホイールシリンダ5
1a、52aに連通した第1圧力室12が形成されてい
る。
第2ピストン15には、第1圧力室12 ([1,11
の端面に関しコする軸方向の穴15aが形成されていて
、穴1.5 a内にはバルブロッド14の大径端部が摺
動自在に収容されリテーナ14dによ′って第1ピスト
ン11方向への移動が規制されている。
第2ピストン15のリテーナ14dと第1ピストン11
のリテーナ14b間には、リターンスプリング14eが
張設され、第1ピストン11と第2ピストン15が離間
する方向に付勢されている。
従って、常態時においてはバルブロッド14の両端がリ
テーナ14b、14dに係止された状態となる。このと
き、弁体14aと穴lidは所定量δl離間した状態に
あり、リザーバ41からボート1dを介して第1給液室
13に供給されるブレーキ液は第1ピストン11のII
gを介し、また、穴1.Ic、穴lidそして穴11a
を介して第1圧力室I2内に充填されている。そして、
第1ピストン11と第2ピスト:/15の少なくとも何
れか一方がリターンスプリング14eに抗して近接する
方向に摺動すると、カップシールllfにより孔lug
が、そして弁体14aにより穴11dが閉塞され、第1
圧力室12はボート12aの出)月:」を除き密閉され
た状態となる。
また、第2ピストン15の第3ピストン19例の端面に
は軸方向の穴15bが形成されており、穴15bは第2
給液室I7に開口する径方向の穴15cに軸方向の穴1
5dを介して連通している。穴15b内には、バルブロ
ッド18の一端に形成された弁体18aが穴15dに対
向して摺動自在に収容され、リテーナ1.8 bにより
第3ピストン19側への移動を規制されている。第2ピ
ストン15の第3ピストン】9側のランド部には、軸方
向に貫通する孔15eが形成されており、これがカップ
シール15gで覆われチエツクバルブが構成されている
。尚、弁体18aとりテーナ1日す間にはスプリング1
4cが介装されていて、常時弁体18aを穴15dに向
けて付勢している。
また、第2袷液室17内にはハウジング1aに螺合固定
されたストッパボルト15hの頭部が突出していて、該
頭部が第2ピストン15の第3ピストン19側のランド
部に当接することにより、第2ピストン15の第1ピス
トン11方向への移動を規制するようになっている。
第2ピストンエ5とシリンダ孔10aの底部との間には
、第3ピストン19が摺動自在に嵌挿されている。第3
ピストン19には、第2ピストン15側に内向フランジ
部19aを有した貫通孔19bが形成されていると共に
、その外周に環状溝19c、1.9d及び19eが形成
されている。貫通孔19b内には、バルブロッド18の
大径端部が摺動自在に収容され内向フランジ部19aに
よって第2ピストン15側への移動が規制されていると
共に、底部側よりプラグ19iが液密的に固着されてい
る。また、環状溝19d、19eには夫々カップシール
19r、19gが嵌着されていて、これにより、第3ピ
ストン19のカップシール19fと第2ピストン15の
カップシール15g間に第2圧力室16が形成されてい
ると共に、第3ピストン19のカップシール19gとシ
リンダ孔10aの底部との間に第3圧力室30が形成さ
れている。また、環状溝19cにはハウジング1aに螺
合固定された本発明でいう規制手段であるストッパボル
ト1.9 hの頭部が突出されていて、該頭部が環状溝
19cの第3圧力室30側の側面に当接することにより
第3ピストン19の第2ピストン15方向への移動を規
制するようになっている。
第2ピストン15のリテーナ18bと第3ピストン19
間には、リターンスプリング18(lが張設され、第2
ピストン15と第3ピストンエ9が離間する方向に付勢
されている。従って、常態時においてはバルブロッドエ
8の両端がリテーナ18b及び内向フランジ部19aに
係止された状態となる。このとき、弁体18aと穴1.
56は所定量β2離間した状態にあり、リザーバ41か
らボ)17aを介して第2給液室17に供給されるブレ
ーキ液は第2ピストン15の孔15eを介し、また、穴
15c、穴15dそして穴15bを介して第2圧力室1
6内に充填されている。そして、第2ピストン15と第
3ピストン19の少なくとも何れか一方がリターンスプ
リング18dに抗して近接する方向に摺動すると、カッ
プシール15gにより孔1.5 eが、そして弁体18
aにより穴15dが閉塞され、第2圧力室16はボート
16aの出力口を除き密閉された状態となる。
また、第3ピスト・ン19はリターンスプリング18d
により、ブレーキ非作動時においてその第3圧力室30
側端面がシリンダ孔10aの底部内壁に当接する図示位
置に保持されてストッパボルトi9hの頭部と環状溝1
9cの第3圧力室3゜側の側面との間に所定の間隙β1
が形成されると共に、第1ピストン11及び第2ピスト
ン15は両リターンスプリング14e、18dにより図
示位置に保持され、弁体1.4a、18aが夫々穴11
(1,15dよりδ、2 β2離間した状態とされて、
ストッパボルト15hの頭部と第2ピストン15の第2
圧力室16側のランド部との間に所定の間隙β2が形成
されている。尚、本実施例においては、β1はδ1.β
2の和よりも大きく設定されており、またβ2はδ1よ
りも大きく設定されている。
第3圧力室30は、ボート30aにより液圧路73を介
して後述する液圧ブースタ20のボート20dに連通接
続されている。而して、液圧ブースタ20からパワー液
圧が供給されていない時は、図に示すように第3ピスト
ンの第3圧力室30側端面がシリンダ孔10aの底部内
壁に当接するもしくは、ストッパボルト19hが環状溝
19cの第2ピストン15例の側面に当接して、環状室
の第3圧力室30が形成され、その容量は最小となって
いる。液圧ブースタ20からパワー液圧が供給されると
、第3圧力室30が拡張し7第3ピストン19が第2ピ
ストン15側に、ストッパボルト19hの頭部が環状溝
19cの第3圧力室30例の側面に当接するまで移動す
る。
ハウジング1aと接合するハウジング1bには液圧ブー
スタ20の倍圧室20aが形成され、+il述のシリン
ダ孔leaと実質的に同軸で両室4連通ずる孔20cに
液密的に摺動自在にパワーピストン5が嵌挿されている
。このパワーピストン5はブレ−キペダル2例の端部に
リテーナ2aが設けられ、このリテーナ2aとハウジン
グlb間に張設されたスプリング2bによりブレーキペ
ダル2方向に付勢されている。パワーピストン5の中間
部には肩部が形成されており、この肩部がハウジング1
bに当接してブレーキペダル2方向−・の摺動が1イ■
止されている。
パワーピストン5の第1ピストン11側の端部には穴5
aが形成され、中心軸方向に穴5b及びこれより大径の
穴5eが形成されている。穴5内には反力ビストン22
が摺動自在に収容されてい”ζ、反カビストン22頂面
と穴5b底面どの間の空間は倍圧室20aと連通してい
る。
反力ビストン22の径方向には軸方向に長軸を有する長
孔22aとこれに直交する貫通孔22bが形成されてい
る。長孔22aにはパワーピストン5に固定されたビン
5hが嵌挿され、パワー・ビス[・ン5に対し少なくと
もブレーキペダル2方向への反力ビストン220摺動が
規制されている。
そして、一端がブレーキペダル2に連結された入力に1
ツド3の他端に球状頭部が形成されており、これがパワ
ーピストン5の穴5e内に挿入され、反力ビストン22
0開1」端部内面に形成された突起にで係止されている
。パワーピストン5の径方向には反力ビストン22が最
もブレーキペダル2側に位置した状態においてn通孔2
21〕と同軸的に(「合するこれより大径の貫通孔5r
が形成されでいる。パワーピストン5の穴5aには出力
17ツド4が収容されている。
反力ビストン22の孔22bには、一端がハウジング1
bにビンICにて軸着された倍圧室20a内で揺動する
支持レバ−240球状頭部が嵌合されている。そして、
この支持レバー24とビン24aにて相互に回転自在に
接合された制御し・バー25の一端がパワーピストン5
の孔5fに嵌合している。制御レバー25の他端には支
持1/バー・24のビン10回りに穴が形成されている
。従って、ブレーキペダル2側に押圧されたパ・ノーピ
ストン5に対し、反力ビストン22が出力ロット4の方
向に慴動すると支持レバー24に対しビンICを軸に時
計方向に回動J゛る力が加えられる。このとき、制御レ
バー25の一端はパワーピストン5の孔5fに保持され
ているため、制御レバー25の他端がビン24aを軸に
反時計方向に回動し7、反力ビストン22の摺動方向と
同方向に移動Jることとなり、反力ビストン22が穴5
bの底部に当接する迄の移動距離に応じた変位が形成さ
れる。
ハウジングlbには、パワーピストン5と略平行に倍圧
室20aと連通ずるスプールバルブ孔が形成され、これ
に液圧制御弁として機能するスプールバルブ28が嵌着
されている。スプールバルブ28は、パワーピストン5
と略平行に形成されたシリンダ27のスプール孔に、ス
プール26が摺動自在乙ご収容されで成り、制御レバー
25に駆動されボー1” 27 aを介して倍圧室2O
a内に供給されるパワー液圧源40のパワー液圧が所定
のブー・スト液圧に制御される。倍圧室20 aはリザ
ーバ41に接続され、停止時あるいはブース[液圧に制
御される際余剰ブレーキ液がリザーバ41に戻される。
また、倍圧室20aはボー1−20 dにより液圧路7
3を介してマスタシリンダ10の第3圧力室30に連通
接続されている。
パワー液圧源40は電動モータ42によ”って駆動され
る液圧ポンプ43を備え、入力側がりブー・ハ41に接
続され出力側がチエツクバルブ45を介してアキュムレ
ータ44と接続され、このアキュムレータ44を介して
必要部所にパワー液圧が供給されるように構成されてい
る。尚、このパワー液圧は圧力センサ40aの信号に応
じて図示しない制御回路により電動モータ42が断続制
御され所定圧力に維持されている。
尚、本実施例においては、液圧873中に該液圧路73
を適宜開閉する弁手段として遮断弁6゜が介装されてい
る。遮断弁60は、有底状の内孔を有したハウジング6
1と、該ハウジング61の内孔内に液密的に嵌合された
ケース62及びプラグ63とを備えている。ケース62
内には、一端がプラグ63に液密的に摺動可能に支承さ
れてケース62及びプラグ63によりボート61aを介
して液圧ブースタ20のボー1−20 dに連通する液
室64とボート61bを介してマスタシリンダ10のハ
ウジング1bのボート30aに連通する液室65を形成
するプランジャ66が摺動可能に収容されている。プラ
ンジャ66の他端には、ケース62に形成されて両液室
を連通する貫通孔62aを貫通する突起部が形成されて
いると共に、スプリング67により突起部が貫通孔内に
突出される側に付勢されており、またその受圧面積は液
室65側に面する面積の方が液室64側に面する面積よ
りも大きくされている。また、液室65内にはスプリン
グ69により付勢されて貫通孔62aを閉塞可能なポー
ル弁体68が配設されており、通常時ボール弁体68は
スプリング67によりプランジャ66の突起部によって
スプリング69に抗して、貫通孔を開口しており、液圧
路73を連通している。そして、ボート61aより両液
室内に流入する液圧が、所定圧以上になった時には、プ
ランジャ66の受圧面積差によりプランジャ66がスプ
リング67に抗して移動し、貫通孔62aをポール弁体
68により閉塞して、液圧路73を遮断する。
以上の構成からなる本実施例の作用を説明する。
図はブレーキペダル2の非作動時の状態を示し、この状
態ではマスタシリンダ10の第1圧力室12と第1給液
室13は穴lidを介して連通し、夫々ホイールシリン
ダ51a、52aとリザーバ41に連通しているので、
これらに充填されているブレーキ液はリザーバ41内の
圧力即ち略大気圧下にある。第2圧力室16及び第2給
液室17内のブレーキ液もリザーバ41と連通し略大気
圧下にあるので、ボート16a及び液圧路72を介して
連通するホイールシリンダ53a、54aも同圧下にあ
る。尚、パワー液圧源40が駆動されるとパワー液圧は
液圧ブースタ20のボー]・27aに付与されるが、こ
の状態ではボート27aは遮断されているので液圧ブー
スタ20は機能していない。
ブレーキペダル2に踏力が付与されると、入力ロット3
を介して反力ビストン22が押圧され、パワーピストン
5に当接するまで移動すると支持レバー24に対し制御
レバー25が反時計方向に回動し端部がスプール26を
押圧する。これにより、パワー液圧源40からのパワー
液圧が導入されパワーピストン5を押圧して第1ピスト
ン11に対して倍圧力を付与すると共に、反カビストン
22を介してブレーキペダル2に反力が伝えられる。
同時にボート20dから液圧路73を介して第3圧力室
30にパワー液圧が付与される。これにより、第3圧力
室30が拡張され、第3ピストン19が第2ピストン1
5側にストッパボルト19hに当接するまで所定量β1
だけ摺動する。これにより、バルブロッド18の大径端
部と第3ピストン19の内向フランジ部1.9 aとの
保合が外れて、スプリング18cにより弁体18aが穴
15dを閉塞すると共に、第2ピストン15を弁体18
aが穴15dを閉塞した状態にて第1ピストン11側に
ストッパボルト15hに当接するまで所定量β2移動し
、バルブロッド14の大径端部とリテーナ1.4 dの
係合が外れて弁体14aが穴11dを閉塞する。従って
、第1圧力室12及び第2圧力室16が密閉された状態
にて縮小され、第1圧力室12に連通ずるホイールシリ
ンダ51a52a及び第2圧力室16に連通ずるホイー
ルシリンダ53a、54aの初期ブレーキ液が充填され
た状態となって、第1ピストン11がパワーピストン5
により駆動されると直ちにホイールシリンダ5ua、5
2aにブレーキ液圧が出力されると共に、第1ピストン
11の摺動に伴い第2ピストン15が摺動すると直ちに
ホイールシリンダ53a、54aにブレーキ液圧が出力
される。これにより、ブレーキペダル2操作時の初期ス
トロークが短縮され、軽快なブレーキフィーリングが得
られる。
一方、倍圧室20a内はパワーピストン5と反力ビスト
ン22の相対変位とこれに対応した制御レバー25によ
るスプールバルブ28の駆動によりパワー液圧が所定の
液圧に制御される。面して、ブレーキペダル2の操作に
応じたパワーピストン5の作動により、ボルト19hに
当接した第1ピストン11に対し第1ピストン11が摺
動し、第1圧力室12が縮小すると共に、液圧ブースタ
20の出力液圧に応じて第2ピストン15が摺動して第
2圧力室16が縮小し、ホイールシリンダ51a乃至5
4aにブレーキ液圧が出力される。
例えばパワー液圧源40の故障等によりパワー液圧が消
失して液圧ブースタ20の作動が停止し倍圧力が消失し
たときには、マスタシリンダ10においては第3ピスト
ン15の第3圧力室3o側端面がシリンダ孔10aの底
部内壁に当接するもしくは、ストッパボルト19hが環
状溝19cの第2ピストン15側の側面に当接して、通
常のタンデムマスタシリンダとして作用し、万一液圧ブ
ースタ20側に液洩れが生じても、第3圧力室30は第
1圧力室12及び第2圧力室16に連通していないので
、これらの圧力室内のブレーキ液が流出することはない
また、例えばホイールシリンダ51a乃至54aあるい
は液圧路71.72の何れかに液洩れが/4=しても、
液圧ブースタ20のブレーキ液が流出することはない。
従って、液圧ブースタ20の倍圧力が維持されると共に
、第1圧力室12及び第2圧力室16の内正常な側の圧
力室からブレーキ液圧が出力され、所定のブレーキ力を
確保することができる。
また、更に液圧ブースタ20の出力液圧が所定圧以1−
・になると、遮断弁60により液圧路73が閉じられて
第3圧力室30は密閉空間となり、第3圧力室30内の
液圧は所定圧力に保持される。
そのため、倍力作動後においてブレーキペダル2が踏み
続けられることにより、液圧ブースタ20の出力液圧よ
りも第1圧力室12及び第2圧力室16内の液圧が高く
なって2、激にペダルストロークが増加することを抑制
することができる。
尚、上述した実施例においては、タンデムマスタシリン
ダを備えた液圧ブレーキ装置に本発明を実施した例を説
明したが、シングルマスタシリンダを備え、動的液圧制
御装置の出力液圧が直接他方の系統のホイールシリンダ
に連通され、シングルマスタシリンダの圧力室が一方の
系統のホイールシリンダに連通された液圧ブレーキ装置
に実施することもでき、またタンデムマスタシリンダを
備えた液圧ブレーキ装置であって、動的液圧制御装置の
出力液圧が二つの車輪のホイールシリンダに[1され、
タンデムマスタシリンダの各圧力室が各車輪のホイール
シリンダに連通されてなる液圧ブレーキ装置に実施する
こともできる。
また、上述した実施例においては、β1〉δ1十62及
びβ2〉δ1と設定した例を説明したが、本発明を実施
するにあたっては、必ずしもこの関係を成立させる必要
はなく、第3ピストン19を動的液圧制御装置の出力液
圧により第2ピストン15側に移動させ、弁体18a、
14aを閉弁する側に移動させるようにすれば良い。
また、更に上述した実施例においては液圧路73に介装
される弁手段として、遮断弁60を採用したが、遮断弁
に代えてマスタシリンダの圧力室内の液圧が動的液圧制
御装置の出力液圧よりも大となった時に液圧路を遮断す
る差圧弁を用いても良く。この時には差圧弁は液圧式の
みでなく電磁式でも良く、電磁式の場合には、差圧弁と
しての機能を適宜選択することが可能となる。
また、上述した実施例においては、倍力装置として動的
液圧制御装置たる液圧ブースタを用いたが、倍力装置と
して負圧式倍力装置を用い、ビストン手段として負圧式
倍力装置に生じる差圧(大気圧とエンジン負圧間の差圧
)により作動して弁体を閉塞する側に移動可能な負圧式
アクチュエータをピストン手段として用いることも可能
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ブレーキペダル
に応動し倍力装置及び動的液圧制御装置の出力圧がピス
トン手段及び第3ピストンに付与され、ピストン手段及
び第3ピストンがブレーキペダル側に移動することによ
り、マスタシリンダにおける初期無効ストロークを小さ
くすることができ、マスタシリンダの軸長が増大するこ
となく、ブレーキペダルストロークを短縮することがで
きる。また、倍力装置にアイドルレス機構を内蔵させ、
且つピストン手段及び第3ピストンのブレーキペダル側
への移動量をマスタシリンダの弁体を閉塞するに足る所
定量以上に設定してやれば、ブレーキペダル操作時の初
期無効ストロークを略零にすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に従った液圧ブレーキ装置の一実施例を示す
断面図である。 2・・・ブレーキペダル、5・・・パワーピストン、1
0・・・タンデムマスタシリンダ、1工・・・第1ピス
トン、12・・・第1圧力室、13・・・第1給液室、
14a・・・弁体、15・・・第2ピストン、16・・
・第2圧力室、17・・・第2給液室、18a・・・弁
体、19・・・第3ピストン(ピストン手段)、19h
・・・規制手段(ストッパボルト)、20・・・?[f
ブースタ(倍力装置、動的液圧制御装置)、30・・・
第3圧力室、40・・・パワー液圧源、4工・・・リザ
ーバ、51a〜54a・・・ホイールシリンダ、60・
・・遮断弁(弁手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングに設けたシリンダ孔内をブレーキペダ
    ルに応動して摺動する少なくとも1つのピストンにより
    、前記シリンダ孔内に少なくとも1つの給液室及び圧力
    室を区画形成し、前記給液室を前記圧力室に前記圧力室
    の縮小時に閉弁する常開の弁体を介して連通してなるマ
    スタシリンダと、該マスタシリンダを倍力駆動する倍力
    装置を備え、前記マスタシリンダの圧力室を車輌の各車
    輪のホイールシリンダへの液圧路に連通接続した液圧ブ
    レーキ装置において、前記シリンダ孔の底部に前記倍力
    装置の出力圧が付与されて前記ピストンの弁体を閉じる
    側に移動させるピストン手段を設けたことを特徴とする
    液圧ブレーキ装置。
  2. (2)ハウジングに設けたシリンダ孔内をブレーキペダ
    ルに応動して摺動する少なくとも1つのピストンにより
    、前記シリンダ孔内に少なくとも1つの給液室及び圧力
    室を区画形成し、前記給液室を前記圧力室に前記圧力室
    の縮小時に閉弁する常開の弁体を介して連通してなるマ
    スタシリンダと、ブレーキ液を所定の圧力に昇圧してパ
    ワー液圧を出力するパワー液圧源と、該パワー液圧を入
    力し前記ブレーキペダルに応動して調圧したブレーキ液
    圧を出力する動的液圧制御装置を備え、前記マスタシリ
    ンダの圧力室を車輌の各車輪のホイールシリンダへの少
    なくとも一系統の液圧路に連通接続した液圧ブレーキ装
    置において、前記ピストンと前記シリンダ孔の底部との
    間にピストン手段を摺動自在に配設し、前記シリンダ孔
    の底部との間に圧力空間を形成し、前記圧力空間を前記
    動的液圧制御装置に連通接続して前記ピストン手段を前
    記動的液圧制御装置の出力液圧により前記ピストンの弁
    体を閉じる側に摺動可能としたことを特徴とする液圧ブ
    レーキ装置。
  3. (3)前記マスタシリンダがハウジングに設けたシリン
    ダ孔内をブレーキペダルに応動して摺動する第1ピスト
    ン及び該第1ピストンに応動して摺動する第2ピストン
    により、前記シリンダ孔内に第1給液室、第2給液室、
    第1圧力室及び第2圧力室を区画形成し、前記第1給液
    室及び第2給液室を夫々前記第1圧力室及び第2圧力室
    に前記両圧力室の縮小時に閉弁する常開の弁体を介して
    連通してなるタンデムマスタシリンダから成り、前記第
    1圧力室及び第2圧力室を車輌の各車輪のホイールシリ
    ンダへの少なくとも一系統の液圧路に連通接続すると共
    に、前記ピストン手段が前記第2ピストンと前記シリン
    ダ孔の底部との間に摺動自在に配設され前記シリンダ孔
    の底部との間に第3圧力室を形成する第3ピストンから
    成り、前記第3圧力室を前記動的液圧制御装置に連通接
    続して前記ピストン部材を前記動的液圧制御装置の出力
    液圧により前記第1及び第2ピストンの各弁体を閉じる
    側に摺動可能としたことを特徴とする請求項(2)に記
    載の液圧ブレーキ装置。
  4. (4)前記ピストン手段及び前記第3ピストンの摺動距
    離を所定距離に規制する規制手段を設けたことを特徴と
    する請求項(2)及び(3)に記載の液圧ブレーキ装置
  5. (5)前記動的液圧制御装置と前記圧力空間及び前記第
    3圧力室との連通を開閉する弁手段を備えていることを
    特徴とする請求項(2)及び(3)に記載の液圧ブレー
    キ装置。
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