JPH02261316A - 脱穀機における選別網装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、合成樹脂材を用いて構成した選別網に関す
るものであって、脱穀機に利用できる。

〔従来技術〕

従来脱穀機の選別網は、金属製の編まれたものが多く用
いられていたが、使用後長期間放置しておくと、錆が発
生し耐久性を損うことがあった。

そのため、最近では、金属製に代えて合成樹脂材を素材
としたものが使用されるようになった。

しかし、この樹脂製の選別網は、第１図に示すように、
網層が厚くなり選別孔の方向が扱胴の軸心から放射方向
になっており１選別漏下作用が円滑にできない欠陥があ
った。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は、従来の合成樹脂製の選別網に比較して、扱
室における穀粒の漏下作用を促進し、効率的な選別がで
きる選別網を作り出さんとするものである。

〔問題を解決するための手段〕

この発明は、」二連の目的を達成するためにっぎの如き
技術的手段を用いるものである。

即ち１合成樹脂材を用いて構成した脱穀機１の選別網２
において、脱穀された穀粒を漏下する多数の選別孔３の
方向を、扱室４内における穀粒の放出方向に沿わせて構
成した脱穀機における選別網装置である。

〔作用・効果〕

供給口５から扱室４に供給された殻稈は、１０１転駆動
されている扱Ｍ６と選別ＩＩ！４２との作用によって脱
穀処理される。

そして、穀粒は１選別網２から漏下し、稈くずは排塵ロ
アの方向に移送されて排出される。

そのとき、脱粒された穀粒は、回転する扱胴６の扱歯８
によって回転方向に向って強制的に放出されるが１選別
ｗ４２の選別孔３の方向がそれに合致しているので、円
滑に漏下して選別室９に達する。

また、第３図に示す構成にあっては、穀稈は、扱室４内
を矢印イの方向に移動するから選別孔３の方向を合わせ
て構成していることにより円滑な漏下作用ができる。

〔実施例〕

脱穀機１は、上部に扱胴６を内装軸架した扱室４を、下
部に選別室９を設けて構成している。

選別網２は、網枠１０を介して扱室４の下側に半円形状
に設け１合成樹脂材を素材として選別孔３を扱室４にお
ける穀粒の放出方向に沿わせて設けている。

すなわち、選別孔３は、第２図に示す実施例の場合は、
扱胴６の回転方向口に沿わせて設けており、第３図に示
す実施例にあっては、選別孔３は。

殻稈の移送方向イに沿わせて設けている。

以」二のように構成した選別ｗ４２は、扱室４内におけ
る穀粒を漏下選別するとき、穀粒の放出方向に選別孔３
が沿っているため確実に選別することができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の選別網の断面図、第２図はこの発明に係
る装置の要部断面図、第３図は同じく要部の断面図、第
４図は脱穀機の側断面図、第５図は取外して示す斜面図
である。 符号の説明 ２・・・選別網 ４・・・扱室 ６・・・扱胴 ８・・・抜歯 １・・・脱穀機 ３・・・選別孔 ５・・・供給口 ア・・・排塵口 ９・・・選別室

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）合成樹脂材を用いて構成した脱穀機の選別網にお
   いて、脱穀された穀粒を漏下する多数の選別孔の方向を
   、扱室内における穀粒の放出方向に沿わせて構成した脱
   穀機における選別網装置。