JPH02261123A - 盛土の補強構造 - Google Patents
盛土の補強構造Info
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- JPH02261123A JPH02261123A JP8303689A JP8303689A JPH02261123A JP H02261123 A JPH02261123 A JP H02261123A JP 8303689 A JP8303689 A JP 8303689A JP 8303689 A JP8303689 A JP 8303689A JP H02261123 A JPH02261123 A JP H02261123A
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鉄道の軌道、道路あるいは宅地造成等におけ
る盛土の強化安定のための補強構造に関する。
る盛土の強化安定のための補強構造に関する。
道路や宅地造成等の盛土の補強のために合成樹脂のネッ
トや金属性の網体を盛土内に埋設することは従来から広
く行われていた。
トや金属性の網体を盛土内に埋設することは従来から広
く行われていた。
例えばポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
を用い押出し成形した太いストランドの角目や菱目の長
尺ネットを盛土内に埋設し、法面の崩壊を防いでいた。
を用い押出し成形した太いストランドの角目や菱目の長
尺ネットを盛土内に埋設し、法面の崩壊を防いでいた。
又、別に均一厚ろの熱可塑性樹脂の多孔厚板を二軸延伸
した網体も盛土内に埋設使用されていた。
した網体も盛土内に埋設使用されていた。
しかしながら、このような従来の合成樹脂製の網を用い
る盛土の補強構造には次のような問題点があった。
る盛土の補強構造には次のような問題点があった。
前記押出し成形した太いストランドを有する合成樹脂製
の長尺ネットは、盛土の補強用として使用される場合は
、ストランドをかなり太くしなければならず、特に法面
と直行する方向のストランドは強力にする必要があった
。しかしながら、それによってネット全体の重量が大き
くなり、材料費のコストアップになるばかりでなく、太
いストランドであるため、簡単に巻付けることができず
、運搬や取り扱いがすこぶる不便であるという問題があ
った。又、太いストランドの合成樹脂製の長尺ネットは
その見掛けの引張り強度は大きく見えるものの実際は延
伸されていないため、延伸されたネットに比してきわめ
て弱いという欠点を有していた。
の長尺ネットは、盛土の補強用として使用される場合は
、ストランドをかなり太くしなければならず、特に法面
と直行する方向のストランドは強力にする必要があった
。しかしながら、それによってネット全体の重量が大き
くなり、材料費のコストアップになるばかりでなく、太
いストランドであるため、簡単に巻付けることができず
、運搬や取り扱いがすこぶる不便であるという問題があ
った。又、太いストランドの合成樹脂製の長尺ネットは
その見掛けの引張り強度は大きく見えるものの実際は延
伸されていないため、延伸されたネットに比してきわめ
て弱いという欠点を有していた。
又、熱可塑性樹脂の多孔板を二軸延伸した網体は、引張
り強度は非常に大きいが、その網体を製造するためには
、大掛かりな設備をり・要とするという問題があり、又
、二軸延伸されているため剛性のある薄板状又は少し厚
みのあるフィルム状となり、盛土の補強材として埋設し
た場合、土に馴染みにくいこともあり、引抜き抵抗が小
さく盛土内で滑って抜は易くなることがあるといった問
題があった。
り強度は非常に大きいが、その網体を製造するためには
、大掛かりな設備をり・要とするという問題があり、又
、二軸延伸されているため剛性のある薄板状又は少し厚
みのあるフィルム状となり、盛土の補強材として埋設し
た場合、土に馴染みにくいこともあり、引抜き抵抗が小
さく盛土内で滑って抜は易くなることがあるといった問
題があった。
本発明は従来の押出し成形された合成樹脂製の長尺ネッ
トや二軸延伸された合成樹脂製の網体を使用した盛土の
構造における種々の問題に鑑み、繊維製の特別なネット
を盛土内に用いることにより、これらの問題を解決した
ものである。すなわち、本発明は繊維の集合体からなる
緯糸及び経糸が10mm以上、30mm以下の目金で織
ら謬9、且つ、緯糸が所定間隔毎に密な部分を有する織
網原反の樹脂含浸ネットを、盛土の法面に対してその長
さ方向が直交するように敷設し、該ネットの法面と反対
側の端を棒体に巻付はアンカー市めすることによって、
土の構造の強化と埋設作業及び運搬等の簡素化を一挙に
効果的に行い得る盛土の補強構造に関するものである。
トや二軸延伸された合成樹脂製の網体を使用した盛土の
構造における種々の問題に鑑み、繊維製の特別なネット
を盛土内に用いることにより、これらの問題を解決した
ものである。すなわち、本発明は繊維の集合体からなる
緯糸及び経糸が10mm以上、30mm以下の目金で織
ら謬9、且つ、緯糸が所定間隔毎に密な部分を有する織
網原反の樹脂含浸ネットを、盛土の法面に対してその長
さ方向が直交するように敷設し、該ネットの法面と反対
側の端を棒体に巻付はアンカー市めすることによって、
土の構造の強化と埋設作業及び運搬等の簡素化を一挙に
効果的に行い得る盛土の補強構造に関するものである。
本発明の盛土の補強には、緯糸及び経糸に繊維の集合体
を用いているので、その引張り強度はきわめて大きく、
目金も10mm以上、30mm以下のものを使用してい
るので、盛土内に埋設されたとき、ネットによって土を
上下に1分することなく、ネットの」1下の上は一体化
し、しかも網目によって土は拘束される。1.0mm以
下の目金の場合、網の上下の土は分離されやすく、上の
層と下層が網で仕切られるのでLの層のすべりが生じる
などの問題が起こる。又、30mm以上の目金の場合、
網全体の引張り強度が弱くなり、盛−にの補強等に使用
した場合、法面の崩壊による土の剪断力や引張り力に抗
しきれないので適当でない。
を用いているので、その引張り強度はきわめて大きく、
目金も10mm以上、30mm以下のものを使用してい
るので、盛土内に埋設されたとき、ネットによって土を
上下に1分することなく、ネットの」1下の上は一体化
し、しかも網目によって土は拘束される。1.0mm以
下の目金の場合、網の上下の土は分離されやすく、上の
層と下層が網で仕切られるのでLの層のすべりが生じる
などの問題が起こる。又、30mm以上の目金の場合、
網全体の引張り強度が弱くなり、盛−にの補強等に使用
した場合、法面の崩壊による土の剪断力や引張り力に抗
しきれないので適当でない。
又、本発明のネットは緯糸が所定間隔毎に密な部分を有
していることと、織網原反が樹脂含浸していることによ
り、盛土内でネットにかかる剪断力や引抜き力によって
大きな口部れを起こすこともなく、ネット自身がそれに
よって強度劣化を起こすこともないので、盛土の補強効
果が大となる。
していることと、織網原反が樹脂含浸していることによ
り、盛土内でネットにかかる剪断力や引抜き力によって
大きな口部れを起こすこともなく、ネット自身がそれに
よって強度劣化を起こすこともないので、盛土の補強効
果が大となる。
又、盛土が法面から崩壊するとき、土は円弧すべりを起
こすが、それにネットが引抜がれず、しかもネットが引
張り力に抗していれば、盛土は崩壊しにくいと考えられ
る。
こすが、それにネットが引抜がれず、しかもネットが引
張り力に抗していれば、盛土は崩壊しにくいと考えられ
る。
本発明の繊維ネットは前述の如く引張り強力はきわめて
大きいものであるが、大きいが故に盛土内から引抜かれ
ることが予想されるもので、本発明はネットの法面と反
対側の端を棒体に巻付はアンカー止めしたことにより、
ネットが引抜かれることを抑えたものである。しかも、
棒体にネットが巻付けられているのでネットにかかる力
は全体に均等にかかるためネット本来の引張り強さが発
揮され、盛土の補強構造としてはすこぶる優れたものと
なるのである。
大きいものであるが、大きいが故に盛土内から引抜かれ
ることが予想されるもので、本発明はネットの法面と反
対側の端を棒体に巻付はアンカー止めしたことにより、
ネットが引抜かれることを抑えたものである。しかも、
棒体にネットが巻付けられているのでネットにかかる力
は全体に均等にかかるためネット本来の引張り強さが発
揮され、盛土の補強構造としてはすこぶる優れたものと
なるのである。
次に本発明を図面に示す実施例に基づいてj′4.細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例であって盛土2の構造を示す
断面斜視図である。第2図及び第3図はそれぞれ本発明
に好適に使用されるネットの一実施例を示す平面図であ
る。
断面斜視図である。第2図及び第3図はそれぞれ本発明
に好適に使用されるネットの一実施例を示す平面図であ
る。
第1図、第2図及び第3図において1はネットであり、
このネットはその長さや幅は盛土の土質、高さ等種々の
条件によって使い分けられるため特に限定されるもので
はないが、通常長さ20〜25m、幅Aは2m程度のも
のである。第2図においてネット1は、緯糸2.経糸3
が搦織りされた網であって、経緯糸はポリエステルフィ
ラメントの引揃え糸(2000d)をそれぞれ2本ずつ
用い網目部16を搦織りとしたものであり、その日令は
10〜30mm角であって糸と糸との内寸は8rnm程
度まで使用可能である。そして該ネ・ノド1の幅方向の
両端には耳部15,15’ という経糸の密な部分を有
する。
このネットはその長さや幅は盛土の土質、高さ等種々の
条件によって使い分けられるため特に限定されるもので
はないが、通常長さ20〜25m、幅Aは2m程度のも
のである。第2図においてネット1は、緯糸2.経糸3
が搦織りされた網であって、経緯糸はポリエステルフィ
ラメントの引揃え糸(2000d)をそれぞれ2本ずつ
用い網目部16を搦織りとしたものであり、その日令は
10〜30mm角であって糸と糸との内寸は8rnm程
度まで使用可能である。そして該ネ・ノド1の幅方向の
両端には耳部15,15’ という経糸の密な部分を有
する。
また14は緯糸の密な部分14であって所定間隔毎に設
りられている。この密な部分14は、網l」部16に対
して緯糸を増やしそれらが集合しているもので、それら
の−本一本が動いたり容易に抜番ノたりしないようにな
っている。そして、密な部り)14の幅1、は10 m
m以上が望ましく、最大50mm程度あれば十分その
効果を発揮できる。
りられている。この密な部分14は、網l」部16に対
して緯糸を増やしそれらが集合しているもので、それら
の−本一本が動いたり容易に抜番ノたりしないようにな
っている。そして、密な部り)14の幅1、は10 m
m以上が望ましく、最大50mm程度あれば十分その
効果を発揮できる。
そして、政審な部分14は長さ方向に所定間隔りを保っ
て設けられている。Dの長さは400〜1500mmの
範囲であれば使用できるが、望ましくは800〜120
0mmである。
て設けられている。Dの長さは400〜1500mmの
範囲であれば使用できるが、望ましくは800〜120
0mmである。
又、該ネット1の両端にある耳部15.15′は緯糸1
2のほつれを防ぐために経糸13を増やし且つ緯糸12
を1分して手織としている。この他両端のほつれを防止
するために布地(不図示)などを縫い付けてもよい。こ
のような耳部1515′や布地の幅は5〜10cm程度
である。
2のほつれを防ぐために経糸13を増やし且つ緯糸12
を1分して手織としている。この他両端のほつれを防止
するために布地(不図示)などを縫い付けてもよい。こ
のような耳部1515′や布地の幅は5〜10cm程度
である。
以上のような織網原反はポリ塩化ビニルのベストで樹脂
加工を施し、目面れを防止している。
加工を施し、目面れを防止している。
第3図は本発明に係る土木用網の他の実施例であって、
通常の網目部16及び耳部15,15’は第2図と同様
であるが、緯糸12の密な部分は緯糸12を増やし、経
糸13を1分して平織としている。又、織網原反はロー
ル間を通過させることによって樹脂加工を行う。
通常の網目部16及び耳部15,15’は第2図と同様
であるが、緯糸12の密な部分は緯糸12を増やし、経
糸13を1分して平織としている。又、織網原反はロー
ル間を通過させることによって樹脂加工を行う。
本発明に使用されるネット1はポリエステル繊維以外の
経緯糸としてナイロン、ビニロン等隔週合成繊維フィラ
メントの引揃え糸(j然を幾分かけてもよい)や1然り
糸を用いる。織りネットの引張り強力は繊維の種類、糸
の太さ、織り密度により決まるが、例えばポリエステル
糸は5〜8 g / d程度の引張り強力を有するので
、4000dの糸を1m当たり100本配置したものは
2〜3t/mの引張り強力を有する。しかも樹脂含浸に
より、この強力は更に増大する。樹脂の含浸は、補強以
り(にある程度の剛性の付与、目寄り防止、繊維のほつ
れ防止等に役やつ。
経緯糸としてナイロン、ビニロン等隔週合成繊維フィラ
メントの引揃え糸(j然を幾分かけてもよい)や1然り
糸を用いる。織りネットの引張り強力は繊維の種類、糸
の太さ、織り密度により決まるが、例えばポリエステル
糸は5〜8 g / d程度の引張り強力を有するので
、4000dの糸を1m当たり100本配置したものは
2〜3t/mの引張り強力を有する。しかも樹脂含浸に
より、この強力は更に増大する。樹脂の含浸は、補強以
り(にある程度の剛性の付与、目寄り防止、繊維のほつ
れ防止等に役やつ。
本発明は以上のような繊維の経緯糸を織り、含浸したネ
ットを第1図の如く盛土地盤に一面に敷設し、そのトに
土をまき出し、固め、またその上にネットを敷設し、そ
れを幾重にも行って盛土を形成するものである。第1図
における地盤Xには繊維ネット1が敷設され、法面3に
対してネット1の長さ方向が直交するように配置され、
その最も奥になる所、すなわち法面の反対側にあたるネ
ソl−1の端は棒体4に巻付けられ、その上から鉤を有
する杭で押さえ込まれである。本発明で使用される棒体
4は、通常5〜15 c rnφの丸材や一辺10cm
前後の角材が良いが、間伐材、金属管、金属棒、合成樹
脂製の棒や太い厚みのプラスチク管等使用でき、特にそ
の材質、大きさ、形状等は限定されるものではない。
ットを第1図の如く盛土地盤に一面に敷設し、そのトに
土をまき出し、固め、またその上にネットを敷設し、そ
れを幾重にも行って盛土を形成するものである。第1図
における地盤Xには繊維ネット1が敷設され、法面3に
対してネット1の長さ方向が直交するように配置され、
その最も奥になる所、すなわち法面の反対側にあたるネ
ソl−1の端は棒体4に巻付けられ、その上から鉤を有
する杭で押さえ込まれである。本発明で使用される棒体
4は、通常5〜15 c rnφの丸材や一辺10cm
前後の角材が良いが、間伐材、金属管、金属棒、合成樹
脂製の棒や太い厚みのプラスチク管等使用でき、特にそ
の材質、大きさ、形状等は限定されるものではない。
又、第1図において盛土の断面中、破線Sはずベリ想定
線で、ネット1を埋設する場合はこれより十分奥にネッ
トの端がくるようにしなければならない。図中Pは定着
長であり、破線Sとネット1とに法面がずベリ崩壊する
時は強い剪断力が働き、定着長Pの部分には強力な引抜
き力が働く。
線で、ネット1を埋設する場合はこれより十分奥にネッ
トの端がくるようにしなければならない。図中Pは定着
長であり、破線Sとネット1とに法面がずベリ崩壊する
時は強い剪断力が働き、定着長Pの部分には強力な引抜
き力が働く。
ネット1には緯糸に対して目面れを起こす力が働くため
、本発明においては法面に対して長さ方向が直交するよ
うに、すなわち経糸が法面に直交するように向けて敷設
するのである。このように敷けば、本発明のネット1に
は所定間隔毎に緯糸の密な部分があるため、前記強力な
引抜き力が働いても、大きな目面れが起きず、ネットは
原形を保持し、ネット本来の強力を保ち、しかも本発明
のネットはその最深部に棒体を有する巻付は部及びアン
カー止め部分があるため、土のすべりを強力に阻止する
ことができるのである。
、本発明においては法面に対して長さ方向が直交するよ
うに、すなわち経糸が法面に直交するように向けて敷設
するのである。このように敷けば、本発明のネット1に
は所定間隔毎に緯糸の密な部分があるため、前記強力な
引抜き力が働いても、大きな目面れが起きず、ネットは
原形を保持し、ネット本来の強力を保ち、しかも本発明
のネットはその最深部に棒体を有する巻付は部及びアン
カー止め部分があるため、土のすべりを強力に阻止する
ことができるのである。
第4図は第1図の部分拡大図であって、ネソI・1を棒
体4に巻付けた状態を示す断面図である。
体4に巻付けた状態を示す断面図である。
第5図及び第6図はそれぞれアンカー止めの方法を示す
例示であって、第5図はネット1を棒体4に巻付け、そ
れを棒体に対して垂直に立設した鉤付柱体6に嵌合した
ものである。又、第6図はネット1を棒体4に巻付け、
鉤付アンカー7で棒体を固定したものである。
例示であって、第5図はネット1を棒体4に巻付け、そ
れを棒体に対して垂直に立設した鉤付柱体6に嵌合した
ものである。又、第6図はネット1を棒体4に巻付け、
鉤付アンカー7で棒体を固定したものである。
本考案におけるアンカー止めは、ネット1を棒体4に巻
付けたものを固定すれば良いもので、その形状、方法等
は上記例示のものに何ら限定されるものではない。
付けたものを固定すれば良いもので、その形状、方法等
は上記例示のものに何ら限定されるものではない。
本発明の構成によると、ネットが繊維の収束体であるた
め軽く、持運びがし易(、その上強い弓張り力を有する
。そして目合が]、0mm以上、30mm以下であるの
で、ネットが土をその網目で拘束すると同時にネットに
強い力が働いても破壊しにくく、しかも所定の間隔毎に
緯糸の密な部分が存在すると共に、盛土の法面に対しネ
ットの長さ方向が直交するように敷設するので、法面が
すべりを起こす時ネットの目面れによるネット自身の強
度劣化及び土のずベリがネットの密な部分でくい止めら
れるので盛土が崩壊するのを防止できるという著効を奏
する。しかも本発明はネットの最奥部すなわち法面と反
対側のネットの端は棒体に巻付けてあり、しかもそれが
アンカー止めされているのでネットに引抜き力が作用し
てもネットは引抜かれることがないという効果を有する
。そしてネットにかかる力は棒体に巻付けられているた
め局部的な力とはならずネットが破損しにくいという大
きな利点を有する。又、本発明はネットが繊維であり、
しかも樹脂含浸しているため、適度な剛性と柔軟性を有
しているので、棒体に巻付けやすく作業性もすこぶる良
いという大きなメリットを有するものである。
め軽く、持運びがし易(、その上強い弓張り力を有する
。そして目合が]、0mm以上、30mm以下であるの
で、ネットが土をその網目で拘束すると同時にネットに
強い力が働いても破壊しにくく、しかも所定の間隔毎に
緯糸の密な部分が存在すると共に、盛土の法面に対しネ
ットの長さ方向が直交するように敷設するので、法面が
すべりを起こす時ネットの目面れによるネット自身の強
度劣化及び土のずベリがネットの密な部分でくい止めら
れるので盛土が崩壊するのを防止できるという著効を奏
する。しかも本発明はネットの最奥部すなわち法面と反
対側のネットの端は棒体に巻付けてあり、しかもそれが
アンカー止めされているのでネットに引抜き力が作用し
てもネットは引抜かれることがないという効果を有する
。そしてネットにかかる力は棒体に巻付けられているた
め局部的な力とはならずネットが破損しにくいという大
きな利点を有する。又、本発明はネットが繊維であり、
しかも樹脂含浸しているため、適度な剛性と柔軟性を有
しているので、棒体に巻付けやすく作業性もすこぶる良
いという大きなメリットを有するものである。
第1図は本発明の一実施例を示す盛土の断面斜視図、第
2図及び第3図はそれぞれ本発明に使用されるネットの
一実施例、第4図は第1図の要部拡大図、第5図及び第
6図はそれぞれアンカー止めを示す斜視図である。 ■・・・ネット、2・・・盛土、3・・・法面、4・・
・棒体、12・・・緯糸、13・・・経糸、14・・・
密な部分、1515′・・・耳部。
2図及び第3図はそれぞれ本発明に使用されるネットの
一実施例、第4図は第1図の要部拡大図、第5図及び第
6図はそれぞれアンカー止めを示す斜視図である。 ■・・・ネット、2・・・盛土、3・・・法面、4・・
・棒体、12・・・緯糸、13・・・経糸、14・・・
密な部分、1515′・・・耳部。
Claims (1)
- (1)繊維の集合体からなる緯糸及び経糸が10mm以
上、30mm以下の目合で織られ、且つ、緯糸が所定間
隔毎に密な部分を有する織網原反の樹脂含浸ネットを、
盛土の法面に対してその長さ方向が直交するように敷設
し、該ネットの法面と反対側の端を棒体に巻付けアンカ
ー止めしたことを特徴とする盛土の補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303689A JP2648879B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 盛土の補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8303689A JP2648879B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 盛土の補強構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02261123A true JPH02261123A (ja) | 1990-10-23 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614235U (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | タキロン株式会社 | 溶接金網と合成樹脂製網との連結構造 |
JPH06272257A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-27 | Oyo Kikaku:Kk | 急勾配盛土の施工方法 |
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1989
- 1989-03-31 JP JP8303689A patent/JP2648879B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0614235U (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | タキロン株式会社 | 溶接金網と合成樹脂製網との連結構造 |
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