JPH02260251A - 光カードおよびその製造方法 - Google Patents

光カードおよびその製造方法

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JPH02260251A
JPH02260251A JP1082884A JP8288489A JPH02260251A JP H02260251 A JPH02260251 A JP H02260251A JP 1082884 A JP1082884 A JP 1082884A JP 8288489 A JP8288489 A JP 8288489A JP H02260251 A JPH02260251 A JP H02260251A
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JP
Japan
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optical recording
optical
acrylic film
recording layer
preformat data
Prior art date
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Pending
Application number
JP1082884A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ishizaki
石崎 猛
Takahiro Fujio
藤生 隆弘
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は光学的に上方の書き込みおよび読出しが可能な
光カードおよびその製造方法に関する。
〈従来技術〉 光カードは、従来のキャッシュカード、クレジットカー
ド等に用いられる磁気カードに比べ、膨大な記憶容量を
有することから注目されている。
特に情報の追加書き込みが可能な光カード(Direc
t Read After Write+以下DRAW
型光カードとする)は光記録層に情報の書き込み後直ち
に上方の読み出しが可能であり、高密度記録も可能であ
ることから光記録媒体として有効であるとされている。
このDRA−型光カードの光記録部は一例として第5図
C4) 、(El)に示すように透明基板(8)上の信
頼性の高い、情報の記録及び再生を行なうためのレーザ
ービーム光を光記録部上に正確に位置制御用としてレー
ザビームの追従目標となる案内溝(9)を形成し、さら
にこの案内溝(9)上に光記録材料の塗布又は蒸着など
の方法により光記録層0ωを形成したものであり、しか
る後この光記録層0(D上に接着剤を介して裏打ち基板
と貼合わせ、カード状に打ち抜くことにより光カードが
得られる。
光カードは一般的にキャッシェカードやクレジットカー
ドの如く財布などに入れて携帯されることから種々の外
力が加わって変形や破損の恐れがあるためこれらの外力
に耐えられる強度をもたせる必要があり、またカードと
しての体裁上から薄いことも必要である。
つまり光カードは光ディスクと比べてかなり苛酷な使用
条件及び環境条件に耐えるような構造であることが必要
とされるので、透明基板材料の性能として高度の透明性
及び複屈折の小さいことなど光学特性の他に耐衝撃性及
び耐折り曲げ性などの機械的強度が強く要求される。
そこで光カード用透明基板材料としては、透明性が高く
、機械的強度も高いポリカーボネート樹脂が一般に用い
られている。そして、このポリカーボネート樹脂シート
上への案内溝形成方法については、射出成形法や感光性
樹脂法(2P法)が挙げられるが、前者は、光カード用
透明基材の厚さが0.4〜0.7a/mという制約から
案内溝成形の品質を維持するには、技術的に困難である
。樹脂の分子料を小さくし流動性を高めることで成形品
質を維持する手段もあるが、この場合は機械的強度がそ
こなわれるという問題が生じてしまう。
後者は成形性は良いものの、感光性樹脂と光記録材料と
のインタラクション(相互作用)が生じ易い構造のため
光記録材料の選択幅がせばまる方という問題が生ずる。
そこでポリカーボネートシートの機械的強度はそこなわ
れることがなく、また感光性樹脂を用いる必要のない熱
プレス法(圧縮成形法)が有効的であるとされてきた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このポリカーボネートシートに熱プレス
で案内溝および/またはプリフォーマットデータパター
ンをスタンパにより形成する方法は、成形後のスタンパ
あるいは鏡面金属板(例えばフェロ板)との剥離が悪い
ため、剥離ムラが生じ易く案内溝および/またはプリフ
ォーマットデータパターンの成形品質を安定させること
が難しく、場合によってはスタンパを破損させることも
あるなど、品質、生産性にも問題がある。
また、熱プレス法で成形品質の良い案内溝が形成された
場合でもその案内溝上に光記録材料を成膜する工程にお
いて、ポリカーボネートシートは、耐溶剤性が劣るため
、有機色素系光記録材料の中で材料選択に関し、大幅に
限定されてしまうという問題も一方で指摘されている。
そこで本発明は機械的強度にすぐれるとともに安定した
性能を有する偉績性の高い光カードを提供することを目
的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上述の如くの目的を達成するためになされた本発明では
、少なくとも裏打ち基板、光記録層、ポリカーボネート
シートと案内溝および/またはプリフォーマットデータ
パターンが形成されたアクリルフィルムからなる透明積
層基板が順次積層され、前記案内溝および/またプリフ
ォーマットデータパターンは光記録層側に設けられてい
る光カードであり、少なくとも裏打ち基板、光記録層、
透明積層基板が順次積層されてなる光カード製造方法に
おいて、ポリカーボネートシート上へのアクリルフィル
ムを熱圧着するとともに、案内溝および/またはプリフ
ォーマットデータパターン形成用スタンパによりアクリ
ルフィルム面に案内溝および/またはプリフォーマット
データパターンを有する透明基板を形成する光カードの
製造方法である。
く作用〉 上記の如く本発明によれば、ポリカーボネートシート上
にアクリルフィルムを形成することにより、ポリカーボ
ネートの強度特性を維持した状態で案内溝および/また
はプリフォーマットデータパターン形成時のスタンパと
の剥離性の向上と、案内溝および/またはプリフォーマ
ットデータパターンの成形性の安定が図れ、また光記録
層に対する保護層としての利用が可能となる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。
本発明の光カードは第1図に示すようにポリカーボネー
トシー1−(IA)と記録・再生のためのトラッキング
用案内溝および/またはアドレス等へラダー情報を予め
記録しておく、いわゆるプリフォーマットデータパター
ン(2)を形成したアクリルフィルム(IB) からな
る透明積層基vi、(1)、アクリルフィルム(IB)
上に光記録層(3)、接着剤(4)を介して裏打ち基板
(5)を積層したものである。
ポリカーボネートシート(IA)とアクリルフィルム(
IB)を積層する方法としては、光学特性を維持する上
で接着剤等が不要である熱圧着法が好ましい0例えばポ
リカーボネートシートとアクリルフィルムを重ね合わせ
た状態で、2枚の表面性のすれた鏡面金属板の間にはさ
み込み、加熱・加圧・冷却処理を行なう熱プレス法や、
加熱されたポリカーボネートを鏡面金属ローラとゴムロ
ーラに供給し、アクリルロールフィルムをゴムローラと
ポリカーボネートシートの間に挿入し、ニップ圧で圧H
するロールプレス法がある。
案内溝および/またはプリフォーマットデータパターン
(2)は、その逆形状パターンを有するスタンパによる
熱プレス法(圧縮成形法)で形成される。これはポリカ
ーボネートシー) (IA)とアクリルフィルム(IB
)との積層する工程と案内溝および/またはフォーマッ
トデータパターン(2)を形成する工程とが同時に行な
うことが可能である。
光記録層(3)に用いるレーザ記録材料は、追加記録型
の材料としてはテルル、ビスマス、アルミニウム等の低
融点金属やそれらを主たる成分とする合金やアントラキ
ノン系やフタロシアニン系、アザアヌレン系等の有機材
料等が挙げられる。また、消去書き込み可能型の材料と
しては、TbFe−GdTbFe 、 GdTbFe、
 TbCo系等光磁気型と相変化型とがあるが、レーザ
光で記録できる材料であればいずれでも良く使用用途に
より使い分けていくのが望ましく、光記録層(3)の形
成方法としては真空蒸着、スパッタ、CVD 、あるい
はスピンコード、ロールコート等いずれでも良く材料の
性質等により使い分けていくのが望ましい。
裏打ち基IFi、(5)に用いる材料としては、所望の
機械的強度及び熱特性を有すれば特に限定されることは
なく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポ
リ塩化ビニル、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。
接着剤(4)としては、記録層と相互作用(インクラク
ション)を生じないもので、かつ接着強度があり、光記
録・再生に影響の少ないものを選ぶ必要あり、エポキシ
系、ウレタン系、アクリル系等のものが挙げられる。
さらに第2図に示したように光記録層(3)の記録感度
を上げるために光記録層(3)と接着剤(4)との間に
、例えばシリコーン樹脂のようなバッファ層(6)を設
けてもよ(、バッファ層(6)上にSiO□のような保
護層(7)を形成し、接着層との相互作用を防ぎ、使用
する接着剤の選択の幅が増え、湿度等の外的要因からの
保護が可能である。
次に本発明の製造方法について説明する。
上述の如くの基材により、第4図(イ)及び(0)に示
すように (イ)透明積層基板(1)は2枚の表面性のすぐれた鏡
面金属板01)に、ポリカーボネートシート(LA)と
アクリルフィルム(IB)を重ね合わせ、さらにアクリ
ルフィルム面に案内溝および/またはプリフォーマット
データパターン(2)を有するニッケルスタンパ021
を重ね合わせた状態ではさみ込み、加熱・加圧し、積層
と同時に案内溝および/またはプリフォーマットデータ
パターンを形成する平プレス方式により行ない、 (rl)この案内溝および/またはプリフォーマットデ
ータパターンの形成側に光記録11(3)を前述の方法
により成形し、接着剤(4)を介して裏打ち基板(5)
を接着し、光カードが得られる。
また図示はしないが案内溝および/またはブリフォーマ
ットデータパターンを存する透明積層基板(1)は前述
の平プレス方式以外にもロールプレス方式によっても形
成可能である。
なお積層及び成形に必要な加熱温度は120 〜160
°Cが望ましく、160’C以上になるとポリカーボネ
ートシート面に白化現象が生ずる場合が多い。
またポリカーボネート自体に有する物性を保持するため
には、アクリルフィルムの厚さはポリカーボネートシー
トの4分の1以下に設定することが望ましい。
以下、本発明の実施例をより具体的に説明する。
lll上 第1図を参照し、 ■厚さ0.4s/−で100+s/s X 80i+/
m サイズのポリカーボネートシート(筒中プラスチッ
ク製 ポリ力エースEC100)に厚さ50μmで10
0s/m X 80s/−サイズのアクリルフィルム(
三菱レーヨン製アクリブレンHBC−011)を重ね合
わせ更にそのアクリルフィルζL夫壬Xハ48ら) ム面に溝ピンチ12.0μm1溝幅2.5 μm、溝深
さ0.20μmの案内溝とプリフォーマットデータのパ
ターンが形成されたスタンパとを重ね合わせた状態で2
枚の表面性のすぐれた鏡面金属板(フェロ板)にはさみ
込み、熱プレス機にて150kg/cffl、145°
Cの条件で10分間加圧・加熱後、さらに加圧した状態
で15℃まで冷却する。
■■で得た透明積層基板(1)の案内溝面倒にTeを3
00人の厚さで抵抗加熱法により蒸着し、光記録層(3
)を形成した。
■この光記録層(3)上にエポキシ系接着剤(4)(チ
バガイギー社、アラルダイト)を介して0.3s/mの
厚さで100s/mX 80纏/鵬サイズの硬質白色P
VCを接着し、硬化後カードサイズ85.5m/m X
 54繭/m に打ち抜き光カードを得る。
■この光カードを半導体レーザ(8mW、100KHz
)で記録したところ良好な記録がなされ、次いで0゜6
− の半導体レーザにて再生処理したところ良好な信号
が得られ、耐衝撃性や耐折り曲げ性等の機械的強度もカ
ード使用に充分耐え得るものであった。
0tti 第2図を参照し、 ■厚さ0.4g/―で100+s/s X Borax
sサイズのポリカーボネートシート(筒中プラスチック
製 ポリ力エースEC100)に厚さ50μmで100
s/m X 80s/m サイズのアクリルフィルム(
三菱レーヨン製アクリプレンHBC−011)を重ね合
わせ文にそのアクリルフィルム面に溝ピッチ12.OI
Im、溝幅2.5 μm、溝深さ0.20μmの案内溝
とプリフォーマットデータのパターンが形成されたスタ
ンパとを重ね合わせた状態で2枚の表面性のすぐれた鏡
面金属板(フェロ板)にはさみ込み熱プレス機にて15
0kg/cdSL45℃の条件で10分間加圧、加熱後
さらに加圧した状態で15℃まで冷却する。
■■で得た透明積層基板(1)の案内溝面倒にシアニン
系染料(日本化薬製CY−9)の1.5重量%溶液をス
ピンコータにより塗布して厚さQ、07#mの光記録N
(3)を形成する。
■■の光記録層(3)の表面に紫外線硬化型シリコーン
樹脂(東芝シリコーン■製、XE17−610)をスク
リーン印刷法にて塗布した後、40mJ/c+flの紫
外線を照射し、硬化させバッファー層(6)を形成する
■■のバッファ層上にSiO□を0.1 μmの厚さに
抵抗加熱法により1.蒸着し、保護層を形成する。
■■の保護上にウレタン系接着剤(4) (H−Bコー
タ製、(1112194)を介して裏打ち基板(5〕で
ある0、3s/Sの厚さで1008/+m X 80s
/mサイズの硬質白色pvcと接着し、硬化後にカード
サイズ85.5m/朗X 54s/−に打ち抜き光カー
ドを得る。
■実施例1の■と同様に記録・再生を行なったところ良
好な結果が得られ、機械的強度もカード使用に充分耐え
得るものであり、さらに記録感度の向上及び光記録層(
3)の耐性の向上がみられた。
なお、裏打ち基材(5)である白色PvCにはシルクス
クリーン印刷により第3図に示す光記録部(6)に相当
する部分のみ黒べた印刷し、その他の部分はカードデザ
イン部として任意の文字、絵柄等をカラー印刷すること
も可能である。
く効果〉 以上述べたように本発明によれば、 ポリカーボネートシート上に案内溝および/またはプリ
フォーマットデータパターンが設けられたアクリルフィ
ルムを積層し、その形成面を光記録層側としたことによ
り、以下の効果を奏する。
■熱プレス法(圧縮成形法)におけるスタンパとの剥離
性が向上し、案内溝、プリフォーマットデータパターン
の成形性の安定が図れる。
■光記録層を形成する光記録材料の成膜面がアクリルフ
ィルム面と接するため、ポリカーボネートシートの耐溶
剤性が向上に有機色素の光記録材料の選択の領域が広が
る。
■ポリカーボネートとアクリルフィルムとの厚さの比を
4分の1以下とすることでポリカーボネートの有する光
カードの透明基板としての81械的強度特性、光学的特
性を保持することができる。
■ポリカーボネートシートとアクリルフィルムの積層お
よびアクリルフィルム面への案内溝、プリフォーマット
データパターンの成形を同時に行なうことが可能となり
、工程数が増加することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いる光カードの部分拡大断面図で
あり、第2図は他の実施例の光カードの部分拡大断面図
であり、第3図は本発明に用いる光カードの平面図であ
り、第4図(イ)及び(0) は本発明による光カード
の製造工程図であり、第5図(イ)及び(0)は光カー
ドの光記録層の形成工程を示す概略図である。 l・・・透明積層基板 2・・・案内溝および/またプリフォーマットデータパ
ターン 3.10・・・光記録層 4・・・接着層 5・・・裏打ち基板 6・・・バッファ層 7・・・保護層 8・・・透明基板 9・・・案内溝 11・・・鏡面金属板 12・・・ニッケルスタンパ 20・・・光カード IA・・・ポリカーボネートシート 1B・・・アクリルフィルム 特 許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第1図 第2図 第3図 カロ ガ?、 ・ nors− づ口 昏朽、 ・ 11o  瓜 第4図(イ) 第4図(ロ) 第5図(イ) 第 5 図 (ロ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも裏打ち基板、光記録層、ポリカーボネ
    ートと案内溝および/またはプリフォーマットデータパ
    ターンが形成されたアクリルフィルムからなる透明積層
    基板が順次積層され、前記案内溝および/または前記プ
    リフォーマットデータパターンは光記録層側に設けられ
    ていることを特徴とする光カード。
  2. (2)前記アクリルフィルムの厚さは前記ポリカーボネ
    ートの4分の1以下であることを特徴とする請求項1記
    載の光カード。
  3. (3)少なくとも裏打ち基板、光記録層、透明積層基板
    が順次積層されてなる光カードの製造方法において、ポ
    リカーボネートシート上へのアクリルフィルムの熱圧着
    するとともに、案内溝および/またはプリフォーマット
    データパターン形成用スタンパによりアクリルフィルム
    面に、案内溝および/またはプリフォーマットデータパ
    ターンを有する透明積層基板を形成することを特徴とす
    る光カードの製造方法。
JP1082884A 1989-03-31 1989-03-31 光カードおよびその製造方法 Pending JPH02260251A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687203A (en) * 1979-12-18 1981-07-15 Toppan Printing Co Ltd Manufacture of disk
JPS56159849A (en) * 1980-05-09 1981-12-09 Toppan Printing Co Ltd High density information recording carrier using resin cured by ultraviolet ray irradiation
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