JPH02258797A - 新規なn↑6,n↑6,2′―0―トリ置換―アデノシン―3′,5′―環状リン酸及びその製法 - Google Patents

新規なn↑6,n↑6,2′―0―トリ置換―アデノシン―3′,5′―環状リン酸及びその製法

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JPH02258797A
JPH02258797A JP7829089A JP7829089A JPH02258797A JP H02258797 A JPH02258797 A JP H02258797A JP 7829089 A JP7829089 A JP 7829089A JP 7829089 A JP7829089 A JP 7829089A JP H02258797 A JPH02258797 A JP H02258797A
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片岡 茂博
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山次 信幸
Motohiko Kato
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なN6.N’、2’−0−トリ置換−7
デノシン−3’、 5’−環状リン酸(以下N6N’、
2’−0−トリ置換−CAMP と略称する)又はその
塩、及びその新規な製法に関する。
アデノノン−3’、 5’−環状リン酸(以下CAMP
と略称する)及びその誘導体は、種々の生理活性を有し
、生化学的試薬や医薬としての種々の用途が期待されて
いる。本化合物は新規化合物であり、抗炎症作用、血小
板凝集阻害作用、血圧降下作用等の優れた薬理作用が期
待される。
〔従来の技術〕
Nθ、 N’、 2’−0−)す置換−CAMP並びに
これを得る方法は知られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
N6. N6.2’−0−トリ置換−CAMPを得る方
法については未だ報告されておらず、本発明者らは、二
ハらを得る方法について鋭意倹討を重ねた結果、CAM
P 又はその塩を水素化ナトリウム、水素化カリウム、
水素化リチウム等の水素化アルカリ金属、あるいは、カ
リウム ター/ヤルーブトキシド等の三級アルコキシド
、あるいは、ブチルリチウム等のアルキルリチウム化合
物、あるいは、ナトリウムアミド等の金属アミド、等の
強塩基存在下、有機・・ロゲン化物と反応させることに
より、N6. N’、 2’−0−トリ置換−CAMP
 、又はその塩を効率良く製造し得ることを見出した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、−最大 一般式 (式中Rは、アルキル基又はアラアルキル基を示し、A
 は水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイ
オン又は有機アンモニウムイオンを示す)で表わされる
N6. N’、 2’−0−トリ置換−アデノシン−3
’、 5’−環状リン酸又はその塩であり、又本発明は (式中A は、水素イオン、アルカリ金属イオン、アン
モニウムイオン又は有機アンモニウムイオンを示す)で
表わされるアデノシン−3’、5’−環状リン酸又はそ
の塩を、強塩基存在下、−最大%式%[) (式中Rは、アルキル基又はアラアルキル甚ヲ示し、X
は、ハロゲン原子を示す)で表わされる有機・・−ゲン
化物と反応させることを特徴とする−最大 (式中R及びA は、前記の意味を有する)で表わされ
るN’、N6,2’−0−トリ置換−アデノノン−3’
、 5’−環状リン酸又はその塩の製法である。
以下、本発明を詳述する。
本発明の出発物質として用いられるCAMP又はその塩
は、例えば次のようにして製造できる。
アテニン、キノロースもしくはリボース及び無機リン酸
塩を含む培地を用いて、ミクロバクテリウム属に属し、
7デニン、キンロースもしくはリボースと無機リン酸塩
とからCAMPを生産する能力を有する菌を培養し、培
養物よりCAMPを特徴する特許第651781号明細
書参照)。更に遊離のCAMP にアルカリ金属又はア
ルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩等ある
いは有機アミン好ましくはトリアルキルアミンを作用さ
せると、CAMP  のリン酸部におけろアルカリ金属
塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩等、アルカリ土類
金属塩、例えばカルシウム塩、マグネンウム塩等、有機
アンモニウム塩、例えばトリエチルアンモニウム塩等を
得ることができる。
−最大(ffl)で表わされる有機ハロゲン化物におけ
るR としては、炭素数1〜16、特に2〜14のアル
キル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、イ
ソペンチル基、ヘキンル基、イソヘキシル基、−・ブチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デンル基、ドデンル基、
テトラデシル基、ヘキサデシル基等の直鎖状もしくは分
校状のアルキル基及びアラアルキル基、例えばベンジル
基、ニトロベンジル基、クロロベンシル基、メチルペン
シル基、ハイドロキシベンジル基、フェネチル基、フェ
ニルプロピル基等が挙げられる。
本発明を実施するに際しては、式(II)の化合物を水
素化す) l)ラム、水素化カリウム、水素化リチウム
等の水素化アルカリ金属、あるいは、カリウム ターン
ヤルーブトキンド等の三級アルコキシド、あるいは、ブ
チルリチウム等のアルキルリチウム化合物、あるいは、
ナトリウムアミド等の金属アミド、等の強塩基存在下、
式(1)の有機ハロゲン化物と反応させて、式(1)の
化合物を得る。
この反応は溶剤中で行ない、溶剤としては水、7 ル:
7− ルIA 例工Ifメタノール、エタノール等、x
 −fルm、例えばジオキサン、テトラヒドロフラン等
、アミド類例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等、有機カルボッ酸のニス= ル、例t ケ酢
mエチル等、又はジメチルスルホキ→す・イド等、単独
で又は2種以上の混合物として適宜用いられる。
式(ロ)の化合物に対する式(m)の有機ハロゲン化物
の使用量は、通常3〜20倍モル、好ましくは4〜10
倍モル程度である。また、式(II)の化合物に対する
塩基の使用量は、通常3〜20倍モル、好ましくは4〜
10倍モル程度である。この反応は一般に10〜150
’C1好ましくは20〜70 ’Cの温度において、静
置もしくは撹拌下に1時間以上、好ましくは3時間〜2
日間行なわれる。
式(1)の目的化合物な単離、精製するには、例工ばノ
リ力ゲル、アルミナ、イオン交換樹脂、活性炭等を用い
るカラムクロマトグラフィ、再結晶法、pH調製による
析出法、食塩を用し・る塩析法、有筬溶媒を用いる抽出
法等の精製法を単独で又は適宜組み合わせて行なうこと
ができる。式(1)の化合物の遊離酸に、例えばアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸
水素塩等あるいはアンモニア又は有機アミン、例えばト
リエチルアミン、トリブチルアミン等の三級アミンを作
用させることにより、式(1)の化合物の環状リン酸部
における対応する塩に導くことができる。
本発明により得られる式(1)のNG 、 N62’−
0−ト9置換−CAMP及びその塩の例としては、次の
ものが挙げられ、N’、NG、2’−0−トリメチル−
CAMP 、 N’、 N’、 2’−0−)リエチル
ーCAMP 、 NG、 N8.2’−0−トリプロピ
ル−CAMP 、 N’、 N’、 2’−0−トリイ
ソプロピル−CAMP 、 NG、 NG、 2Lo−
トリブチル−CAMP 。
N’、 NG、 2’−0−)リイソプチルーCAMP
N’、 N’、 2’−0−)リベンチルーCΔMPN
6. N’、 2’−0−1−リイソペンチルーCAM
P 。
N’、 NG、 2’−0−ト!I *−にヘンチル−
CAMP 。
NG、 NG、 2’−0−トリへキンルーCAMPN
6.N6,2’−0−) Vイソへキンル〜CAM21
N’、 N’、 2’ −0−トリへブチル−CAMP
N6. N”、 2’−0−トリイソヘプチル−CAM
P 。
N’、 NG、 2’−0−) !J オ’) チル−
CAMPN’、 N’、 2’ −0−)リノニル−C
AMP 、 N6N”、 2’−0−)リデンルーCA
MP 、 N’、 N’2’−0−トリウンデルーCA
MP 、 NG、 NG、 2’−0−トリドブフルー
CAMP  、 NG、  NG、 2’−0−トリウ
ンデルーCAMP 、 NG、 NG、 2’−0−ト
リウンデルーCAMP 、、NG、 NG、 2’−0
−トリウンデルーCAMP XN’、 NG、 2’−
0−トリへキサデンルーCAMP 、 NG、 NG、
 2’−0−トリベンジル−CAMP 、 N’  N
G、 2’−0−トリニトロベンジル−CAMP 、 
NG、 NG、 2’−0−)リクロロペンジルーCA
MP 、 NG、 N’、 2’−0−トリハイドルキ
シベンジル−CAMP 、 N”、 N62’−0−ト
!J メチルヘン)ルーCAMP 5N6N6.2’−
0−トリー2−フェニルエチル−CAMP 、 NG、
 NG、 2’ −〇 −トリー3−フェニルプロピル
−CAMP等、及びこれらのアルカリ金属塩、アンモニ
ウム塩及び有機アンモニウム塩等である。
また本発明によれば、新規化合物であるN6N6.2’
−0−トリ置換−アデノシン−3’、 5’環状り/酸
及びその塩を効率良く製造することができる。
〔発明の効果〕
本発明の新規なN’、 NG、 2’−0−トリ置換−
7デノシン−3’、 5’−環状リン酸又はその塩は、
例えば抗炎症作用、血小板凝集阻害作用、血圧降下作用
等の優れた薬理作用が期待されるものであり、また本発
明は該化合物を極めて効率良く提供することができるも
のであって、本発明は産業上極めて有意義なものである
以下、実施例により本発明を具体的に示す。
〔実施例〕
実施例I N’、 NG、 2’−0−ト!I zチル−CAMP
 t トUウム塩の製造: CAMPのトリブチルアミン塩2.06 !Iをジメチ
ルスルホキサイド20 dに溶解し、これに水素化ナト
リウム64019を添加し、30分後にn−エチルブロ
マイド1.20m/を滴下する。次いで水素化す2+ウ
ム 160 M9を添加し、30分後にn−エチルブロ
マイド0.3pxlを滴下する操作を2回行ない、更に
8時間後にn−エチルブロマイド0.3mlを滴下し、
室温で1夜撹拌する。反応液の溶媒を減圧留去し、残留
する油状物質を少量の水に溶解し、2N−塩酸を加えて
pH2に調整し、これを活性炭カラム(2,2X28c
+++)に吸着させ、水洗後、エタノール/水/28%
水酸化アンモニウム(容量比;  10:10:l)を
用いて溶出する区分を採取し、これを減圧乾固する。得
られたカラメル状物質を少量のIN 水酸化ナトリウム
に溶解し、これをシリカゲル薄層クロマトグラフィ(展
D[[;メタノール/りpロホルム、容量比;3ニア)
により分離精製し、目的化合物の間吸収帯(Rf値0.
5付近)をかき取り、メタノールで抽出し減圧乾固する
と、NG、 NG、 2’−〇−トリエチルーCA、M
P  のナトリウム塩を960Mg(収率55.2%)
得た。
元素分析値: C+aH24N 50 aP−Na・H
20として 測定値(%) 計算値(%) 42.37 42.29 5.46 5.56 15゜36 15.45 Uv  : ノ Q二を ”’   (e  )  2
77  <17400)  nrnmp  : 158
〜159 ’C Rf値:0.30(展開溶媒;メタノール/クロロホル
ム、容量比;3ニア以下同じ) 実施例2 N’、R6,2’−0−トリプロピル−CAMPの製造
: CAMP のトリブチルアミン塩2.0 gをジメチル
スルホキサイド30 yrlに溶解し、これに水素化ナ
トリウム 468 myを添加し、30分後にn−7’
ロピルブロマイド0.94 mlを滴下する。次いで、
水素化す) IJウム 156 mgを添加し、30分
後にn−プロピルブロマイド0.31屑/を滴下する操
作を2回行ない、室温で1夜撹拌する。反応液の溶媒を
減圧留去し、残留する油状物質を少量の水に溶解し、2
N−塩酸を加えて pH2に調整し、これを活性炭カラ
ム(2,I X 31 cttr)に吸着させ、水洗後
、エタノール/水/28%水酸化アンモニウム(容量比
;  10:10:l)を用いて溶出する区分を採取し
、これを減圧乾固する。得られたカラメル状物質を少量
のメタノールに溶解し、2N−塩酸を加えてpH2に調
整し、これをシリカゲル薄層クロマトグラフィ(展開溶
媒;メタノール/クロロホルム、容量比;35:65)
により分離精製し、目的化合物の聞吸収帯(Rf値0.
6付近)をかき取り、メタノールで抽出し減圧乾固する
と、R6,N’、2’−0−トリプロピル−CAMPを
810 my (収率45.8%)得た。
元素分析値: CI9H3ON 506P・3/ 4 
H20として HN 測定値(%)   48.37  6.47  14.
70計算値(%)   48.66  6.77  1
4.93Uv  : λ 0−上′: ”’   (g
  )  277  (18800)  nmmp  
: 123〜125℃ Rf値:0.37 実施例3 R6,N’、2’−0−トリブチル−CAMP の製造
: CAMPのトリブチルアミン塩1.03 gをジメチル
スルホキサイドLOtntに溶解し、これに水素化ナト
リウム 320 R9を添加し、30分後にn−7’チ
ルブpマイト0.86a/を滴下する。次t・で、水素
化す)Uラム80巧を添加し、30分後にΩ−ブチルブ
ロマイド0.22屑/を滴下し、室温で1夜撹拌する。
反応液を2N−塩酸でpH2に調整した後、溶媒を減圧
留去した。残留する油状物質に50屑どのベンゼンを加
えて溶解し、水150111で4回抽出する。ベンゼン
層を分取し、こhを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧乾固する。得られたカラメル状物質を少量のメタノ
ールに溶解し、これをシリカゲル薄層クロマトグラフィ
(71M溶媒;メタノール/クロロホルム、容量比;2
:8)により分離精製し、目的化合物の巽吸収帯(Rf
値0.2付近)をかき取り、メタノールで抽出し減圧乾
固すると、R6,N’、 2’−0−)11ブーy−t
L−−CAMP ’k 470 Q (収147.3%
)得た。
元素分析値:C2□HseN 506P・2/3H20
として 測定値(%) 計算値(%) CHN 52.21   7.19   13.4251.86
   7.38   13.74UV  ; λ Oシ
!lJ  N・0H(t  )  277  (184
00)  nmmp  : 102〜104°C Rf値:0.42 実施例4 N’、 N’、 2’−0−)リペンチルーCAMPの
製造: CAIviPのトリブチルアミン塩2.06 、!;l
をジメチルスルホキサイド20M/に溶解し、これに水
素化ナトリウム 480 Qを添加し、30分後にn−
7ミルブロマイド1.48g/を滴下する。次いで水素
化ナトリウム 160 Qを添加し、30分後にn−ア
ミルブロマイド0.5m/を滴下する操作を3回行ない
、室温で1夜撹拌する。反応液を2N −塩酸でpH2
に調整した後、溶媒を減圧留去した。残留する油状物質
に80 dのベンゼンを加えて溶解し、水150 dで
4回抽出する。ベンゼン層を分取し、これを無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、減圧乾固する。得られたカラメ
ル状物質を少量のメタノール?こ溶解し、これをシリカ
ゲル薄層クロマトグラフィ(展開溶媒;メタノール/ク
ロロホルム、容量比;3ニア)により分離精製し、目的
化合物のW 吸収帯(Rf値0.5付近)をかき取り、
メタノールで抽出し減圧乾固すると、N8. N6.2
’−0−トリベ/チル−CAMPを937 mg (収
率43.5%)得た。
元素分析値: C25H42N 50 aP・2/ 3
 H20トして 測定値(%) 計算値(%) 54.43 54.46 HN 8.06   12.55 7.92   12.70 Uv  :  λ 0.IN  +7°01″(e )
277  (18100)nmmp+114〜116℃ Rf値+0.46 実施例5 N6.N’、2’−0−トリへブチル−CAMPの製造
: CAMpのトリブチルアミン塩3.08 gをジメチル
スルホキサイド 100 atに溶解し、これにカリウ
ム ターンヤルーブトキンド2.691117を添加し
、30分後にn−へブチルブロマイド3.76m1を滴
下し、室温で2日間撹拌する。この間カリウム ターシ
ャル−ブトキシド6フ3叩を添加し、30 後室E n
−ヘプチルブロマイド0.94 dを滴下する操作を4
回行なう。反応液を2N−塩酸で中和した後、溶媒を減
圧留去した。残留する油状物質を少量のメタノールを加
え、2N−塩酸を加えてpH2に調整し、無機物の一部
を沈殿として除く。濾液を濃縮し、残渣に150 ml
のベンゼンを加えて溶解し、水200 mlで4回抽出
する。ベンゼン層を少容量に濃縮し、シリカゲル70j
y(クロロホルム中に詰める)カラム上にのせる。この
カラムをクロロホルムで洗い、メタノール/クロロホル
ム(容量比;3:97〜1:9)を用(・て溶出する目
的化合物を含む区分を採取し、これを減圧乾固すると、
N6. N6.2’−0−トリへブチル−CAMP  
を1.9501 (収率52.2%)得た。
元素分析値: C3+H54N 50 oP” 5/ 
4 H20として CHN 測定値(%)   57.63  8.48  10.
76計算値(%)   57.61  8.81  1
0.84UV  :  20.’、’:  ””  (
e ) 277  (17400)  nmmp  :
 166〜169°C Rf値:0.58 実施例6 N6. N6.2’−0−ト’) f トラデフルー 
CAMPの製造: CAMPのトリフ′チルアミン塩3.08,9ヲジメチ
ルスルホギサイド 100 yrlに溶解し、これにカ
リウム ターシャルーブトキンド2.69 gを添加し
、30分後にn−ミリスチルブロマイド7.14肩tを
滴下し、室温で1日間撹拌する。この間カリウム ター
ツヤルーブトキンドロ73 Qを添加し、30分後にn
−ミリスチルプルマイト1.フ9罰を滴下する。反応液
を2N−塩酸で pFi 2に調整した後、溶媒を減圧
留去した。残留する油状物質に150mどのエーテルと
 150 mlの水を加えて振り、油状物質を溶解した
後、エーテル層を分取し、歩容量に濃縮する。これをシ
リカゲル60g(クロロホルム中に詰める)カラム上に
のせ、このカラムをヘキサン/クロロホルムC容、を比
;1゛1〜1:9)テ洗い、メタノール/クロロホルム
(容量比;1:99〜1:9)を用いて溶出する目的化
合物を含む区分を採取し、この溶媒を減圧留去すると、
N’、 N6.2’−0−)リテトラデシルーCAMP
を3.08 g (収率56.0%)得た。
元素分析値:C5□Ho aN 506P・3/ 2 
H20として CHN 測定値(%)   65.86 10.28  7.4
1計算値(%)   66.06 10.55  7.
41UV  : λ 0ニニI′ ゞ°011(ε)2
77  (19200)nm Rf値:0.69 実施例7 N’、N’、2’−0−トリベンジル−CAMPの製造
: CAMPのトリブチルアミン塩2、osyをジメチルス
ルホキサイド20屑tに溶解し、こhにカリウム ター
シャル−ブトキシド1.35 gを添加し、30分後に
n−ベンジルブロマイド1.43 atを滴下する。次
いでカリウム ターシャルーブトキ/ド44911gを
添加し、30分後にn−ベンジルブロマイド0.48 
dを滴下し、室温で4.5時間撹拌する。反応液に2N
−塩酸を加えてpH2に調整した後、溶媒を減圧留去し
た。残留する油状物質に 100 mlのベンゼンを加
えて溶解し、水150 mlで4回抽出する。ベンゼン
層を分取し、これを無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、
減圧乾固する。得られた油状物質を少量のメタノールに
溶解し、これをンリカゲル薄層クロマトグラフィ(展1
5fl媒;メタノール/クロロホルム、容量比;  3
5+65)により分離精製し、目的化合物のW 吸収帯
(Rf値0.45付近)をかき取り、メタノールで抽出
し減圧乾固すると、Na、Na2’−0−トリベンジル
−CAMPを905 *9 (収率37.8%)得た。
元素分析値: C31H3oN 50 aP” l/ 
3 H20として 測定値(%) 計算値(%) 61.70 61.48 HN 5.12   11.51 5.10   11.56 UV  : λ 0二;り 9″0H (t )277  (21000)nmmp:127〜
129°C Rf  値:0.42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Rは、アルキル基又はアラアルキル基を示し、A
    は水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモニウムイオ
    ン又は有機アンモニウムイオンを示す)で表わされるN
    ^6,N^6,2′−O−トリ置換−アデノシン−3′
    ,5′−環状リン酸又はその塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Aは水素イオン、アルカリ金属イオン、アンモニ
    ウムイオン又は有機アンモニウムイオンを示す)で表わ
    されるアデノシン−3′,5′−環状リン酸又はその塩
    を、強塩基存在下、一般式RX(III) (式中Rはアルキル基又はアラアルキル基を示し、Xは
    ハロゲン原子を示す)で表わされる有機ハロゲン化物と
    反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R及びAは、前記の意味を有する)で表わされる
    N^6,N^6,2′−O−トリ置換−アデノシン−3
    ′,5′−環状リン酸又はその塩の製法。
JP1078290A 1989-03-31 1989-03-31 新規なn▲上6▼,n▲上6▼,2′―0―トリ置換―アデノシン―3′,5′―環状リン酸及びその製法 Expired - Lifetime JPH0764868B2 (ja)

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WO2003104250A1 (en) * 2002-06-07 2003-12-18 Kylix, B. V. New compounds for modulating the activity of exchange proteins directly activated by camp (epacs)

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