JPH02257967A - ホース洗浄装置 - Google Patents

ホース洗浄装置

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JPH02257967A
JPH02257967A JP7846789A JP7846789A JPH02257967A JP H02257967 A JPH02257967 A JP H02257967A JP 7846789 A JP7846789 A JP 7846789A JP 7846789 A JP7846789 A JP 7846789A JP H02257967 A JPH02257967 A JP H02257967A
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roller
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Yasuo Yokoyama
横山 保夫
Shigeharu Arai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯状体よりなり両端にコネクタ金具を備えた消
防用等のホースを洗浄するホース洗浄装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
消火活動に使用した消防用のホースは、従来これを手作
業で洗浄していたが、巻回されたホースや山積みされた
ホースを手繰りながらその表面をブラシなどで洗浄する
作業は、きわめて面倒で多大の労力と長時間を要する作
業であった。
そこで例えば特公昭54−5632号公報に開示されて
いるような電動式のホース洗浄装置が提案されている。
このホース洗浄装置は、汚染されたホースの巻体を回転
自在に支承する複数個の支持ローラと、支持ローラ上の
ホース巻体からホースを引き出して装置外へ送り出すよ
うに互いに反対方向に回転する上下一対の送りローラと
、これら支持ローラと送りローラとの間に配設され支持
ローラと逆方向に回転する上下一対のブラシと、このブ
ラシの上方に支架されたノズル管とを備えており、送り
ローラで送り出されたホースは、上下のブラシ間を通過
するときに、ホースの走行方向と逆方向へ毛先が周回す
るように回転するブラシと、ノズル管のノズルから噴出
する水とで洗浄され、装置外へ送り出される。
また、消防ホースは両端にコネクタ金具が装着されてお
り、ホースの帯状部を挟持して搬送、洗浄する場合のよ
うに上下のローラやブラシが対接したままであるとコネ
クタ金具が通過できないので、実開昭56−36359
号公報に開示されているホース洗浄装置には、その対策
が構しられている。すなわち、このホース洗浄装置は、
筐体の上端開口部に並設されて原動側から回転駆動され
る下部ローラと下部ブラシとを備えており、筐体の開口
端縁部に枢支された開閉自在な上蓋の下端開口部には、
上蓋の閉鎖時に前記下部ローラ、下部ブラシにそれぞれ
対接する上部ローラと下部ブラシとが回転自在に並設さ
れている。そして、ホースの洗浄開始に際しては、上蓋
を開いてホース先端のコネクタ金具を筐体出口から出る
ようにホースを下部ローラと下部ブラシとの上に延ばし
て載せたのち、上蓋を閉じることにより上下のローラ間
と上下のブラシ間とにホースを挟持させて洗浄を開始す
るように構成されている。
また、上記各装置における原動モータから上下のローラ
と上下のブラシとへの動力伝導系路としては、モータ軸
と駆動連結された下部ブラシをF部ローラと駆動連結す
る1系列の糸路が構成されており、この系路内のプーリ
径やギヤの歯数を設定するこ止により、上下のローラや
上下のブラシなどの回転速度が決められている。
さらに、このような動力伝導系路で駆動されるホース洗
浄装置には、作業終了時に前記コネクタ金具を支障なく
通過させたり、このときにモータを停止させたりする装
置が設けられている。すなわち、前記特公昭54−56
32号公報に開示されている装置においては、上下のブ
ラシ七筺体出口との間に1z動杆が設けられていてこれ
がリンク機構を介して上部ローラに連結されており、ホ
ース終端のコネクタ金具がこの揺動杆に当接してこれを
揺動させると、リンク機構を介して上部ローラが下部ロ
ーラから離間し、コネクタ金具を通過させるので、モー
タを停止させて作業を終了するように構成されている。
また、前記実開昭56−36359号公報に開示されて
いる装置においては、筐体の入口には、揺動自在なスト
ッパが、モータに電気接続されたマイクロスイッチの接
点に下端を対向させて垂下されており、ホース終端のコ
ネクタ金具がストッパに当接してこれを揺動させると、
その下端がマイクロスイッチの接点を押してモータを停
止させるので、洗浄作業が完了するように構成されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のホース洗浄装置におい
ては、まず、前記のように動力伝導系路が1系列である
ために、ホースの汚染度にしたがってホースの送り速度
を調節することができず、ひどく汚染したホースの場合
には、洗浄作業を2回繰返すことになって作業性が悪い
という問題がある。
また、前述したようにストッパでマイクロスイッチの接
点を押してモータを停止させるものにおいては、ストッ
パとマイクロスイッチとのストロークを充分にとること
ができず、マイクロスイッチの作動後にローラの惰性回
転によりホースが走行を続け、コネクタ金具がマイクロ
スイッチをtハ傷させるおそれがあるという問題があっ
た。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
であって、ホースの汚染状態に対応した洗浄作業を行う
ことを可能にしたホース洗浄装置を提供することを第1
の目的とし、また、ホース終端のコネクタ金具でマイク
ロスイッチを損傷させることなくモータを停止させるこ
とを可能にしたホース洗浄装置を提供することを第2の
目的としている。
〔課題を解決するための手段] このような課題を解決するために本発明では、下部ロー
ラの端軸上に一方向クラッチを介し回転体を空転自在に
支持させて原動側と駆動連結し、前記端軸と平行してダ
クトの側板に植設したアイドラ軸上に原動側から回転駆
動される太陽ギアを空転自在に支持させるとともに、ア
イドラ軸に空転自在に支持させたアームの遊端部に、太
陽ギアと噛合いかつアームの回動により前記下部ローラ
の端軸上に固定された変速ギアと噛合、非噛合となる遊
星ギアを設けた。
また、筐体人口に設けられたホース案内用ガイドローラ
の上方に、これとモ行するストップローラを、上蓋側の
揺動自在なアームで回動自在に支持させて軸架し、この
ストップローラの上方に、前記アームと一体のレバー遊
端部に接点を対向させて前記上蓋側に固定されたマイク
ロスイッチを設けてストップローラの自重で揺動する前
記レバーにより接点を押されて装置の運転を可能にし、
上下のローラ間を通過するホースのコネクタ金具で揺動
する前記レバーにより接点の押圧を解放されて装置の運
転を停止させるように構成した。
〔作 用〕
遊星ギアと変速ギアとを非噛合にした状態で、モータが
回転してこの回転体とアイドラ軸上の太陽ギアとに伝達
されると、遊星ギアが空転し、また、回転体の回転が一
方向クラッチを介して下部ローラに伝達されるので、F
部ローラが回転する。
この状態から、ホースの汚染度が変った場合には、アー
ムを回動操作してiiギ、アを変速ギアと噛合わせたの
ち、モータを回転させると、モータから太陽ギアに伝達
された回転は、遊星ギアを介して変速ギアに伝達される
が、このとき、モータ側から伝達される回転体の回転速
度よりも、変速ギアの回転速度の方が速いことにより、
下部ローラはこの速い速度で回転し、回転体は空転する
また、洗浄作業中、ストップレバーの自重でt、i動し
ているレバーがマイクロスイッチの接点を押していてモ
ータが回転しており、ホースはストップローラとガイド
ローラとの間のすき間を通って搬送されながら洗浄され
る。
ホース終端のコネクタ金具がガイドローラの上方に達す
ると、これがストップローラを押しJ二げてレバーを、
ローラの自重による回動方向とは反対方向に揺動させる
ので、その′f1端部がマイクロスイッチの接点から離
間し、モータが停止して洗浄作業が終rする。このとき
、レバーは接点から離間する方向に回動するのであるか
ら、マイクロスイッチを損傷させることがない。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本発明に係るホース洗浄装置の実
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は同じく側面
図、第3図は同じく上蓋と上部のローラ等を除いて示す
平面図、第4図はブラシおよびローラの動力伝導系路と
自動停止装置との概要構成図、第5図は変速装置要部の
展開断面図、第6図は自動停止装置の断面図である。
図において、ホース洗浄装置1の本体2は、直方形湿状
に形成された筐体3と、その上部開口端に蝶番4で開閉
自在に枢支された上蓋5とを備えており、筐体3の下端
には、これを移動するときに転勤する4個のキャスタ6
が装着されている。
7は上M5を開閉するときに把持する把手である。
8は直方形箱状に形成されて1隅を筐体3の下端部に蝶
番で回動自在に枢支されたホース収納箱であって、使用
時には第1図に実線で示すように倒伏させて本体2外へ
引出し、非使用時には鎖線で示すように起立させて本体
2内へ収納するように構成されている。9は使用時に床
へ着地させてホース収納箱8に水平姿勢を保持させる脚
である。
ホース収納箱8の内部には、複数個のホース受はローラ
lOが、開口側が上向くは!半円荻をなして配設されて
おり、これから洗浄するホースが巻かれたホース巻体1
1をこのホース受はローラ10上に立てて載置するよう
に構成されている。
筺体3のと端部には、固定アーム13に支持されホース
巻体11から巻戻されるホース12を筺体3内へ案内す
るガイドローラ14が、ホース送入口15に近接して回
動自在に設けられており、また筐体3の他方の開口端部
には、筐体3から排出されるホース12を支承して垂直
姿勢に変向させる台16が、蝶番17とリンク18とに
支持されて折畳み自在に設けられている。筐体3の内部
には、後述するホース洗浄用のブラシとローラとを駆動
するモータ19が収納されている。
そこで、洗浄用のブラシとローラおよびその回転駆動装
置について説明する。筐体3の上端開口部にはダクト5
2が収納さ扛ており、このダクト520前後の側板には
、回転軸と多数の植毛とからなる回転ローラ式の下部ブ
ラシ20と、下部ローラ21とが、ガイドローラI4と
台1Gとの間に位置して軸支されている。また、上M5
に収納された図示しない内側板には、下部ブラシ20と
同じ上部ブラシ22と、下部ローラ21と同じ上部ロー
ラ23とが、下部ブラシ20と下部ローラ21とにそれ
ぞれ対応し゛ζ回転自在に軸支されている。そして、上
蓋5を閉めることにより上部ブラ、シ22が下部ブラシ
20に毛を交わらせて対接するとともに、内側板の図示
しない長孔に案内された上部ローラ23は、圧縮コイル
ばね24の弾発力により下部ローラ21に圧接されるよ
うに構成されている。25は下部ブラシ20と下部ロー
ラ2工との間に回転自在に軸支されてホース12の走行
を案内するガイドローラである。前記モータ19のモー
タ軸突出部と、下部ブラシ20の端軸と、ダクト52の
側板に軸受3aを介して軸支された下部ローラ21の端
軸21a側とには、スプロケット26.27と、後作詳
述する回転体としてのスプロケット28とがそれぞれ軸
着されており、また、下部ブラシ20の左右両側と下部
ローラ21の筐体出口寄り、そしてモータ19と下部ブ
ラシ20との間には、アイドラスプロケット29が、そ
れぞれダクト52の側板にスタッドを介して回転自在に
枢着されている。さらに、ダクト52の側板にねじ止め
されたハブ3oに嵌合固定され下部ローラ21の端軸2
1aと平行して植設されたアイドラ軸31上には、回転
体としてのスプロケット32が、軸受を介して回転自在
に支持されている。そしてこれらのスプロケット26゜
27.2B、29.32には、チェーン33が張架され
ている。34は仮ばねとその先端に固着されたスライダ
とからなりダクト52sに支持されてチェーン33に添
接されたテンショナであって、チェーン33に張力を付
与するように構成されている。そして、上部ブラシ22
の端軸には、スプロケット35が軸着されており、この
スプロケット35は上蓋5を閉めたときに、テンショナ
34で緊張されたチェーン33とこのテンショナ34の
ばね力に抗し完全に噛合って回転駆動されるように構成
されている。なお、上蓋5を開いたときには、図示しな
いマイクロスイッチによりモータ19が停止するととも
に、この上蓋5は図示しないステーダンパにより開口角
度が設定されており、スプロケット35とチェーン33
との噛合が完全に外れ氷いように構成されている。
前記下部ローラ21の端軸21aには、変速ギア36が
、これにねじ市めされたストッパプレート37とともに
キー固定されており、そして、下部ローラ21の端軸2
1aと前記スブロヶ・ノド28との間には、回転を一方
向へのみ伝達するIM知の一方向クラッチ3Bが、内輪
38aと外輪38bとを、端軸21aとスプロケット2
8とにそれぞれ固定されて介装されている。また、前記
アイドラ軸31に遊装されたスプロケット32には、太
陽ギア39が一体的に嵌合固定されており、さらにアイ
ドラ軸31には、アーム4,0が軸受41を介して揺動
自在に枢支されている。42はストッパプレート43と
ともにブツシュ44を介してビン45でアーム40の遊
端部に回転自在に枢着された遊星ギアであって、太陽ギ
ア39と噛合っており、また、アーム40を揺動させる
ことにより、遊星ギア42が変速ギア36と噛合、非噛
合となるように構成されている。第4図に符号46で示
すものはダクト52の側板に揺動自在に枢着された操作
レバーであって、前記レバー40との間をロッド47で
連結されており、この操作レバー46を第4図に実線と
鎖線とで示すように揺動操作することにより、レバー4
0が揺動して、遊星ギア42が変速ギア36と噛合、非
噛合となるように構成されている。こうすることにより
、遊星ギア43と変速ギア36とを非噛合にした状態で
、モータ19が回転してスプロケット28とアイドラ軸
31上の太陽ギア39とに伝達されると、遊星ギア42
が空転し、また、スプロケット28の回転が一方向クラ
ッチ38を介して下部ローラ21に伝達されるように構
成されている。また、アーム40を回動操作して遊星ギ
ア42を変速ギア36と噛合わせたのち、モータ19を
回転させると、モータ19から太陽ギア39に伝達され
た回転は、遊星ギア42を介して変速キア36に伝達さ
れるように構成されている。このとき、モータ19側か
ら伝達されるスプロケット28の回転速度よりも、変速
ギア36の回転速度の方が速いことにより、下部ローラ
21はこの速い速度で回転し、スプロケット28は空転
する。48は操作レバー46とダクト52の側板との間
に張架された圧縮コイルばねであって、操作レバー46
はダクト52の側板に固定された案内板49に形成され
た長孔に挿入されており、回動端限において長孔上端部
49aに押付けるようにして係止するように構成されて
いる。
下部ブラシ20の上端両側には、給水口50と多数のノ
ズル孔を有する一対のコの字状部分が連結された形状の
ノズル管51が支架されており、洗浄用の水を上下カラ
ホース12に吹きつけるように構成されている。52a
は排水口であり、53はモータ19を回転停止させる押
ボタンスイッチである。
さらに、ガイドローラ14のと方には、洗浄作業の終了
時にモータ19の回転を自動停止させる自動停止装置6
0が設けられている。すなわち、ガイドローラ14の上
方には、L字状に形成された一対のアーム61が、上蓋
5の右板側にビン62で回動自在に枢着されており、こ
れらアーム61の遊端部には、ストップローラ63が回
動自在に軸支されている。64は接点をアーム61の遊
端部に対向させて上蓋5側に固定されたマイクロスイッ
チであって、モータ19に電気接続されており、常時は
ストップローラ63の自重でアーム61が図の時計方向
へ回動してその遊端部で接点を押されており、モータ1
9を回転可能な状態にするように構成されている。また
、ストップローラ63とガイドローラ14との間をホー
ス終端のコネクタ金具が通過すると、アーム61が図の
反時計方向に回動してその遊端部がマイクロスイッチ6
4の接点から離間し、モータ19が停止するように構成
されている。65はアーム61の遊端側に設けられ、1
鐙5の内側板右板に当接するごとによりアーム61の反
時計方向への回動限を規制するストッパである。
以上のように構成されたホース洗浄装置の動作を説明す
る。まず、ホースの汚れ度がひどくてその送り速度を遅
べしたい場合には、操作レバー46を#8動操作してア
ーム40を第5図に示すように回動させ、遊星ギア42
と変速ギア36との噛合を解いておく、洗浄作業を行う
場合には、ホース収納箱8を第1図に鎖線で示す格納軟
部から、実線で示す位置へ回動させて脚9を着地させた
のち、ホース巻体11を立てた状態でホース受はローラ
10上にtci!する。そして、上蓋5を開いたのち、
ホース12始端のコネクタ金具を持ってこのホース12
の巻尻をストップローラ63とガイドローラ14との間
に通し、ガイドローラ14と、下部ブラシ20.ガイド
ローラ25.下部ローラ21を経て台16に導き、先端
のコネクタ金具を台16から垂下させる。そしζ、上蓋
5を閉めると、ホース12を介し上部ブラシ22と下部
ブラシ20とが毛を交わらせて対接するとともに、上部
ローラ23は圧縮コイルばね24により下部ローラ21
に圧接される。また、スプロケット35はアイドラスプ
ロケット29間のチェーン33に圧接されて完全に噛合
う。
こうして−V備したのち、押ボタンスイッチ53を押し
てモータ19を始動すると、モータ19の回転は、スプ
ロケット28とアイドラ軸3m):の太陽ギア39とに
伝達されるので、遊星ギア42を空転させながら、スプ
ロケット28の回転が一方向クラッチ38を介して下部
ローラ21に比較的低速度で伝達されるとともに、チェ
ーン33によって下部ブラシ20も回転する。これによ
り、下部ブラシ20と対接する小部ブラシ22も回転し
、また下部ローラ21に圧縮コイルばね24で圧接され
た北部ローラ23も回転する。したがって上下のローラ
23,21の回転によりホース12が引出され、ホース
巻体11がホース受はローラ10上を摺動しながら回動
する。引出されたホース12は回転する上下のブラシ2
2.20と、ノズル管51から噴出する水とで洗浄され
、台16を経て排出される。ホース12の搬送中は、自
動停止装置60のアーム61がストップローラ63の自
重で回動していてその遊端部でマイクロスイッチ64の
接点を押しているので、モータ19を回転可能な状態に
している。このとき、アーム61はストッパ65によっ
て回動限を規制されているので、マイクロスイッチ64
の接点を押し過ぎることがない。ストップローラ63と
ガイドローラ14との間をホース終端のコネクタ金具が
通過すると、アーム61が図の反時計方向へ回動してそ
の遊端部がマイクロスイッチ64の接点から層間し、モ
ータ19が停止する。この場合アーム63が栄、激に回
動しても、その遊端部がマイクロスイッチ64の接点か
ら離間する方向であるから、マイクロスイッチ64が損
傷することがない、モータ19が停止すると、上値5を
開いてホース12の残部を機外へ抜くことにより洗浄作
業が終了する。洗浄作業終了後は、上蓋5を閉じたのち
、ホース収納箱8を回動させて第1図に鎖線で示すよう
に本体2内へ収納し、また台16を折り畳む。
そしてキャスタ6を転動させてホCス洗浄装置Iを倉庫
の隅などへ移動させる。
次に、ホースの汚れ度がひどくなくてこれを高速で搬送
したい場合には、回動レバー46を揺動操作してアーム
40を回動させ、遊星ギア43を変速ギア36と噛合わ
せたのち、モータ19を回転させると、モータ19から
太陽ギア39に伝達された回転は、遊星ギア43を介し
て変速ギア36に伝達される。このとき、モータI9側
から伝達されるスプロケット280回転速度よりも、変
速ギア36の回転速度の方が速いことにより、下部ロー
ラ21はこの速い速度で回転し、スプロケット28は空
転する。すなわち、ホース12を高速度で搬送しながら
洗浄することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明によればホース
洗浄装:ηにおいて、下部ローラの端軸上に一方向クラ
ッチを介し回転体を空転自在に支持させて原動側と駆動
連結し、前記端軸と平行してダクトの側板に植設したア
イドラ軸上に原動側から回転駆動される太陽ギアを空転
自在に支持させるとともに、アイドラ軸に空転自在に支
持させたアームの′fi端部に、太陽ギアと噛合いかつ
下部ローラの端軸上に固定された変速ギアと噛合、非噛
合となる遊星ギ・アを設けたことにより、ホースの汚染
状態に対応してホースの送り速度を変速できるので、汚
染度が甚だしいときにも洗浄を2回繰返したりする必要
がなく、作業性が向トする。
また、筐体入口に設けられたホース案内用ガイドローラ
の上方に、これと平行するストップローラを、上蓋側の
揺動自在なアームで回動自在に支持させて軸架し、この
ストップローラの上方に、前記アームと一体のレバー遊
端部に接点を対向させたマイクロスイッチを設けてスト
ップローラの自重で揺動する前記レバーにより接点を押
されて装置の運転を可能にし、上下のローラ間を通過す
るホースのコネクタ余尺で揺動する前記レバーにより接
点の押圧を解放されて装置の運転を停止させるように構
成したことにより、ガイドローラ上をホースのコネクタ
金具が通過してアームが急激に回動しても、その遊端部
がマイクロスイッチの接点から離間する方向であるから
、マイクロスイッチが損傷することがなく、耐用性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明に係るホース洗浄装置の実
施例を示し、第1図はその正面図、第2図は同じく側面
図、第3図は同じく上蓋と上部のローラ等を除いて示す
平面図、第4図はブラシおよびローラの動力伝達径路と
自動停止装置との概要構成図、第5図は変速装置要部の
展開断面図、第6図は自動停止装置の断面図である。 1・・・・ホース洗浄装置、3・・・・筐体、5・・・
・上蓋、12・・・・ホース、14・・・・ガイドロー
ラ、19・・・・モータ、20・・・・下部ブラシ、2
1・・・・下部ローラ、22・・・・上部ブラシ、23
・・・・上部ローラ、2B、29.32・・・・スプロ
ケット、3トアイドラ軸、33・ ・変速ギア、38・ ・・・太陽ギア、4 ・・遊星ギア、52 ・自動停止装置、6 ・・ピン、63・・ ・・・マイクロスイ ・チェーン、36 ・一方向クラッチ、 0・・・・アーム、4 ・・・ ・ダクト、60 1・・・・アーム、6 ・・ストップローラ、 ッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筐体の上端開口部に収納されて上方へ開口するダ
    クトの側板に軸支された下部ローラと、前記筐体の開口
    端縁部に開閉自在に枢支された上蓋内の内側板に軸支さ
    れ上蓋の閉塞時に前記下部ローラに圧接される上部ロー
    ラとを備え、これら両ローラでホースを挟持して搬送し
    ながらこのホースを回転ブラシで洗浄するホース洗浄装
    置において、前記ダクトの側板から突出する前記下部ロ
    ーラの端軸上に一方向クラッチを介して空転自在に支持
    され原動側と駆動連結された回転体と、前記下部ローラ
    の端軸と平行して前記ダクトの側板に植設されたアイド
    ラ軸と、このアイドラ軸上に空転自在に支持され原動側
    から回転駆動される太陽ギアと、前記アイドラ軸に空転
    自在に支持されたギアアームの遊端部に枢着されて前記
    太陽ギアと噛合い前記ギアアームの回動により前記下部
    ローラの端軸上に固定された変速ギアと噛合、非噛合と
    なる遊星ギアとを設けたことを特徴とするホース洗浄装
    置。
  2. (2)送りローラでホース巻体から巻戻されるホースを
    、筐体と開閉自在な上蓋との境界部に設けた入口近傍の
    ガイドローラで変向させて回転ブラシ間に導き洗浄を行
    うホース洗浄装置において、前記上蓋側の揺動自在なア
    ームで回動自在に支持され前記ガイドローラの上方にこ
    れと平行して軸架されたストップローラと、このストッ
    プローラの上方に位置し前記アームと一体のレバー遊端
    部に接点を対向させて前記上蓋側に固定されたマイクロ
    スイッチであって前記ストップローラの自重で揺動する
    前記レバーにより接点を押されて装置の運転を可能にし
    前記両ローラ間を通過するホースのコネクタ金具で揺動
    する前記レバーにより接点の押圧を解放されて装置の運
    転を停止させるマイクロスイッチとを設けたことを特徴
    とするホース洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105126285A (zh) * 2015-08-28 2015-12-09 刘磊 消防水带自动清洗装置

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