JPH02257883A - シグナルペプチド、dna配列、ベクター、細菌、およびポリペプチド周辺質生産法 - Google Patents

シグナルペプチド、dna配列、ベクター、細菌、およびポリペプチド周辺質生産法

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JPH02257883A
JPH02257883A JP1220106A JP22010689A JPH02257883A JP H02257883 A JPH02257883 A JP H02257883A JP 1220106 A JP1220106 A JP 1220106A JP 22010689 A JP22010689 A JP 22010689A JP H02257883 A JPH02257883 A JP H02257883A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シグナルペプチド、そのDNA暗号化配列、
これらの配列を有する発現ベクター、これらのベクター
を導入されたグラム陰性細菌およびポリペプチドの周辺
質生産に関する。
(従来の技術) グラム陰性菌は細胞質中で前駆物質の形で合成されたポ
リペプチドを産生じ、細胞質膜と細菌壁の間の空間−周
辺質(ペリプラスム)−に放出、そこで成熟ポリペプチ
ド、すなわち、特異的生化学的作用を保証し得るポリペ
プチドとして蓄積されることが知られている。これらの
ポリペプチドは特にアルカリホスファターゼのような酵
素を含む。
グラム陰性菌は、天然に周辺質中に異種のポリペプチド
を産生じ得ることが知られている。この周辺質生産は、
細胞質中の蓄積を伴う生産の場合に要求されるように、
細胞質中の他の成分からポリペプチドを分離するよりも
、周辺質の他の構成成分から上記ポリペプチドを分離す
る方がより容易であるため、この種の周辺質生産は非常
に有利である。ポリペプチドは、いずれ除去されなけれ
ばならないN−末端メチオニンの付加なしに、および好
ましくない第2次構造を採ることなく、成熟体で構築さ
れることも有利である。
産生が周辺質で行なわれる場合、一般に15−30個の
アミノ酸からなるシグナルペプチドと呼ばれるペプチド
によりN−末端が延長される成熟ポリペプチドに対応す
る前駆物質の形で、ポリペプチド合成されなければなら
ないことが知られている。このシグナルペプチドは蛋白
の分泌において決定的な役目を果たし、その過程中に開
裂し、その際周辺質中に成熟ポリペプチドを放出する。
異質のポリペプチド、特に、真核細胞由来のポリペプチ
ドの生産における細菌の採用に関する最初の研究は、上
記ポリペプチドの天然の前駆体を暗号化するDNA配列
を有する発現ベクターによって細菌を形質転換すること
であった。この方法は量に関して産業的生産には適して
いないことが繰り返し証明された。
ポリペプチドの天然のシグナルペプチドを前駆体の形で
合成した細菌性ポリペプチドのシグナルペプチドに置換
する試みは満足すべき解決法を与える。ヨーロッパ特許
公開第0177343号はこのようなシグナルペプチド
を用いる方法を開示している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は、細菌のシグナルペプチドの選択が、異種の
ポリペプチド(特に真核由来の)前駆体による不適当な
第2次構造形成を、上記前駆体が細菌中で合成される際
に決定し得るとの知見に基づいて、生化学的に活性な異
種ポリペプチドの好収率な周辺質生産を与える新規なシ
グナルペプチドをデザインした。
本発明は、従って一般式、 MXKSTLLLLFLLLCLPSWNAGA[式中
、 A=アラニン      M=メチオニンC=システィ
ン     N=アスパラギンF=フェニルアラニン 
 P=プロリンG=グリシン      S;セリン に=リジン       T=スレオニンL=ロイシン
      W2トリプトファンおよびXはMとKとの
間の直接結合、遺伝子コードの20個のアミノ酸を含む
群から選ばれるアミノ酸、または各々他から独立して、
遺伝子コードの20個のアミノ酸を含む群から選ばれる
2、3または4個のアミノ酸を含むペプチドを表す。
特に、好ましいシグナルペプチドは式中、XがMとKの
直接結合を表すか、配列がAPSGのペプチドの全部ま
たは部分を表す場合である。
本発明の他の目的は、本発明のシグナルペプチドを暗号
化したDNA配列に関する。遺伝子コードの変質によっ
て許容されるどんな配列も使用することができる。つぎ
のような2個の配列が特に有利である。
5°〜ATG−GCT−CCA−TCT−GGC−AA
A−TCe−ACG− CTG−CTT−CTC−TTへ− TTT−CTG−CTC−CTG− TGC−CTG−CCC−TCT− TGG−AAC−GCC−GGC− OCT−3゜ これは、式(1)、 MAPSGKSTLLLLFLLLCLPSWNAGA
のシグナルペプチドを暗号化したものである:および 5°−ATG−AAA−TCC−ACG−CTG−CT
T−CTC−TTA− TTT−CTG−CTC−CTG− TGC−CTG−CCC−TCT− TGG−AAC−GCC−GGC− GCT−3′ これは式(2)、 MKSTLLLLFLLLCLPSWNAGAのシグナ
ルペプチドを暗号化したものである。
さらに本発明は、ポリペプチドの面部物質を暗号化した
DNA配列を有する発現ベクターに関し、シグナルペプ
チドを暗号化したこの配列のその部分は本発明の配列で
ある。
本発明のシグナルペプチド、これを暗号化したDNA配
列およびこれらの配列を有する発現ベクターはこれらの
ベクターを形質転換されたグラム染色試験に陰性反応す
る細菌(いわゆるグラム陰性細菌)によるポリペプチド
の周辺質生産に適用することができる。
従って、本反応はさらに上記で定義されたベクターによ
って形質転換されたグラム陰性に関する。
これらの細菌のうち、エシェリキア・コリ(Esche
richia coli)が有効である。後者は1個ま
たはそれ以上の変異(もしできるなら安定である)、例
えば、cya遺伝子および/またはarp遺伝子に影響
を及ぼす欠失による変異を伴っているのが好ましい。
本発明の他の目的は、ボリペチドの周辺質生産方法に関
する。上記で定義したグラム陰性細菌の細胞を培養し、
浸透圧ショックを与え、浸透圧ショックの上清から組換
えボリベチドを分離するものである。
本発明の方法は、前駆物質を暗号化したDNA配列の発
現が誘導プロモーターの制御のもとに行なわれる誘導モ
ード(inducible ll1ode)による生産
に適合しており、また形質転換された菌の培養が始まる
やいなやボリペチドの生産が連続的に行なわれる構成モ
ードによる生産に適合している。
本発明による方法は、用いられる菌種によって異種性で
あるあらゆる種類のボリペチドの生産に適している。す
なわち、真核起源のボリペチドの生産に適している。こ
れらは、厳密な意味でひと成長ホルモン(haH)、ま
たは特にヒルジンの天然体または変異体、例えば、変形
(Lys′7)HV 2のような小型のペプチドの生産
にしている。
本発明を添付の5M類の図面に関連する3つの実施例に
よってさらに詳細に説明する。
第1図は、プラスミドp163.1の制限地図である。
種々の制限セグメントを任意につぎの記号表によって表
示する: 4二二 =複製開始点の位置(0,R1)−−一−1−
−−−−0.−−−=プラスミドpI3R322から誘
導されたDNAセグメント =hmHの天然前駆体を暗号化 した配列を含むDNAセグメ ント =転写終了暗号を含むファージ fdのDNAセグメント 2刀万 =UV5)リプトファンーラクトースハイブリ
ッドプロモー ター作動因子を含むDNA セグメント ■■■■I■I =β−ラクタマーゼを暗号化したDN
Aセグメント (ApR:アンピシリン耐性) 第2図は、プラスミドp160.1の制限地図であり、
そのPvul −Xhol −BamHIおよびPvu
I −ORI −BamHI (2)フラグメントは各
プラスミドp163、lおよびpBR327に由来し、
その小さいBa5HI (2,)−Baa+HI (1
)フラグメントは下記の実施例1に記載のフラグメント
3である。
第3図は、プラスミドp3B0.1および9373.2
に共通の制限地図である。種々の制限セグメントを任意
につぎの記号表によって表示する:=IuaHの天然前
駆体を暗号化し た配列を含むDNAセグメント のP at I −H1ndIII 第4図は、プラスミドp400.+8の制限地図である
。種々の制限セグメントを任意にっぎの記号表によって
表示する: 列 一−−−−−−−−−−=プラスミドp163.1から
誘導したPvul−Xhol配列 W=ニブラスミドル16.1から誘 導したXhol −Hlncll 斡番+瞳−―県−― =−一一一二シー− XXXXXXXXXX =下記の実施例1中に記載のフラ グメント3 =転写終了暗号を含むファージfd のDNAセグメント −4−4−4−4−4−”プラスミドpBR327から
誘導したPvul −Ba+sHI(2)=プラスミド
ル163.1から誘 導したPvul−Xhol配列 :イ、エユユ、=プラスミドp163.1から誘導した
X ho [−H1ncll配列n万力刀テバ =下記
の実施例1中に記載のフラグメント3 左;:五工=転写終了暗号を含むファージfdのDNA
セグメント 雪特にヒルジンの前駆体のブロモ ーターを含むDNAセグメント (フラグメント4のHinall−N ニ[Iコ[ de1部分) を暗号化した配列を含み、記 号中黒色で示されている(フラ グメント5と7の組み合わせ)。
第5図は、プラスミドp460の制限地図である。種々
の制限セグメントを任意にっぎの記号表によって表示す
る: 導したPvul −BamHI (2)m + + +
 + + + + + ++  =プラスミドル163
.lから誘導したPvul−Xhol配列 ユココエσm=プラスミドp163.1から誘導したX
 ho I −H1nall配列1、□1x代 ”下記
の実施例1中に記載のフラグメント3 萱、ア□ブ  =転写終了暗号を含むファージfd伽着
・e――t+ のDNAセグメント 一ターを含むDNAセグメント (フラグメント4のHincll−N de1部分) を暗号化した配列を含み、記 号中黒色で示されている。
実施例!=式、 MAPSGKSTLLLLFLLLCLPSWNAGA
(1)のシグナルペプチドを有するひと成長ホルモンの
周辺質生産 使用する菌種はヨーロッパ特許出願公開第024513
8号に記載の菌種と直接関連する菌エシェリキア・コリ
(Escherichia colt)であり、198
6年2月17日にコレクシオン・ナシオナル・ド・キュ
ルチュル・ド・ミクロオルガニスムス(CNCM  パ
リ、フランス)に寄託番号1−529で寄託されている
。この菌は欠失によるcya変異および欠失によるcr
p変異を伴っている〇シグナルペプチドが本発明の式(
1)−MAPSGKSTLLLLFLLLCLPSWN
AGAである、hmHの前駆体を暗号化したDNA配列
を有するプラスミドを製造した。このプラスミドはp3
98という。
■、プラスミドp398の構築 la)プラスミドp373.2の構築 採用した方法は一般に利用し得る既存のプラスミドから
得たフラグメントおよび現在周知の技術による合成によ
り製造したフラグメントを用いた。
採用したクローニング技術はティー・マニアチス、イー
・エフ・フリッチュおよびジェイ・サムプルツク、モル
キュラー・クローニング、ア・ラボラトリ−・マニュア
ル(Molcular cloning、 a 1ab
oratory manual)、(コールド・スプリ
ング・ハーバ−・ラボラトリ−11984年)に記載の
ものである。オリゴヌクレオチドはバイオサーチ460
0DNAシンセサイザーを使用して合成した。
プラスミドp163.1(第1図)は、ヨーロッパ特許
出願公開第0245138号に記載されており(上記出
願公開の第2図に示されており、ここに添付の第1図に
示されているBamHI(1)部位をマーク指定してい
ない)、1986年2月17日に1−530の寄託番号
でCNCMに寄託された菌の中に存在し、酵素PvuI
およびBamHIで切断された。このプラスミドはhm
Hの遺伝子コードを含んでいる。Pvul −BamH
I (1)フラグメント−以下、フラグメント1という
−は、第1図に示すように、制限酵素X ho Iの作
用部位を含んでおり、これを精製した。
同じく、プラスミドpBR327は、当業者にとって周
知であり(ソベロン・エクス、ら、ジェネ(Gene)
第9巻第287−305頁(1980年)参照)、酵素
、Pvulおよび−BamHIによって切断された。P
vul−BamHI(2)フラグメント−以下、フラグ
メント2という−は、複製開始点を含んでおり、これを
精製した。
ついで、フラグメント3を製造した;これは、1aci
遺伝子およびそのプロモーターを含−む合成りa5HI
(1)およびBamHI(2)フラグメントであり、っ
ぎのようなりNA配列を含み、その上に、鎖の二つの端
を第2および3図に記載のプラスミド中のフラグメント
の方向性を特定するために1および2の数字によって識
別する。
Barn)11(1) フラグメント3 GCCCGCTAAC AGCGCGATTT GCTGGTGACC CAATGCGACC AGATGCTCCA CACTGACGCG TTGCGCGAG^ ^GATτGTGCA CCGCCGCTTT ACAGGCTTCG GACTGGAGGT TG丁GCCACGC TTTT丁CCCGC ^AACGGTCTG ACTGGTTTC^ TGCCAT^CCG GGCAACGCCA GGTTGGGMT GTTTTCGCAG ATAACAGAC^ CA丁TCACCAC CGAAAGGTTT ^TCAGCAACG GTMTTCAGC AAACGTGGCT (CGGC^7ACT CCTGAATTGA TGCGCCATTC ACTGTTTGCC TCCGCCATCG GGCCTGGTTC CTGCGACAJC CTCTCTTCCG GArGGTGTCC CGCCAGTTGT CCGCTTCCAC ACCACGCGGG GTATAACGTr GGCGCTATCA G     3’ BamHI(2) ついで、第2図に示すように、フラグメント112およ
び3を結合し、プラスミドpBR327を得る。このプ
ラスミドは制限酵素HincllおよびPstlで部分
的に切断処理した。この大きいHinall−Pstl
フラグメントは複製開始点を含んでおり、ついで、第2
図に示すように、下記に示すフラグメント4に結合した
。これは、hmHの天然前駆体の最初の44個のアミノ
酸およびこの配列の上流に調節シグナルを暗号化した配
列を有する合成りNAフラグメントである。
このフラグメントにおいて、アミノ酸をつぎのような略
号による文字で示す。
A=アラニン     M=メチオニンC=システィン
    N=アスパラギンD=アスパラギン酸  P=
プロリン E=グルタミン酸   Q=グルタミンF=フェニルア
ラニン R=アルギニンG=グリシン     S=セ
リン H=ヒスチジン    T:スレオニン1=イソロイシ
ン   V=バリン に=リジン      W=ニトリブトファン=ロイシ
ン     Y=チロシン プロモーターの配列の配列−35(TTGCTT)およ
び−10(TATAAT)、および当業者に周知のシャ
インーダルガルノ(Shine−Dargarno)配
列は、このフラグメント中でその順番に下線で示す。
プラスミド9380.1はこの方法で得る。
ついで、プラスミドp380.1(第3回)は、制限酵
素C1alおよびNdelで切断し、上記のフラグメン
ト4の小さいC1al−NdeIフラグメントを除去し
、これを下記のC1al−NdeIフラグメントで置換
した: 1a1 5° CGATAGCGTATAATGTGIGGAA
TTGTGAGCGGATAACAT^TCGCAT人
TTACACACCTT人ACACTCGCCTATT
GTム 得られたプラスミドはプラスミドp373.2である(
第3図)。
Ib)プラスミドp398の構築 最終的に、プラスミド9373.2を制限酵素NdeI
およびXbaIで切断し、上記のフラグメント4のNd
eI−Xbalフラグメントを除去し、これを下記に示
す合成Ndel−Xbalフラグメントで置換した。
5′ Ndel T’fiG  GCT  CCA  TCT  GGC
AAA、TCCACG  CTGACCGA  GGT
  AGA  CCG  TTT  AGG  TGC
GACCTT CTCTTA TTT CTG CTC
CTG TGCCTGGAA GAG AAT AAA
 GACGAG GACACG GACCCCTCT 
TG’G AACGCCGGCccitryc CCA
GGG  AGA  ACCTTG  CGG  CC
G  CGA  AAG  GG丁bal ACCA丁T  CCCT丁AT TGG TAA GGG AAT AGATC5’この
ようにして得られたプラスミドp398は、式(1)の
シグナルペプチドを暗号化した特に有利なりNA配列を
含む。この配列は上記の二つの矢印で画する。
2、一般的方法 実験はプラスミドp398の6個のクローン(クローン
2.3.5.6.7および8)で行なわれ、結果をプラ
スミド9373.2に対して評価した。
プラスミドP373.2はhmHの天然の前駆体を暗号
化したDNA配列を含む。実験は前もって製造した当該
宿主ベクターを、十分なバイオマス(2,2参照)で得
、導入処理した細胞がhmHを産生(2,4参照)する
ような条件で培養し、浸透圧ショック(2,4参照)で
周辺質空間に含まれる蛋白質を集め、細菌を全融解処理
し、2.4で集めた周辺質hnHを測定し、2.4およ
び2.5で得られた上清をウェスタン・プロット・テク
ニク(2,7参照)によって分析することにより行った
2.1 宿主ベクター系の製造 宿主ベクター系は当業者に周知の細菌形質転換により製
造した。これは具体的に、つぎのような文献に記載され
ている。
一モルキュラー・クローニング(Molecular 
cl。
ning)〜ア・ラボラトリ−・マニュアル(A 1a
bolatory Manual)−テ(−マニアティ
ス、イー・エフ・フリッチュおよびジェイ・サムプルツ
ク−コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリー−
1982年 一イクスペリメンツ・イン・モルキュラー・ジエネテイ
ックス(Experiments in Mo1ecu
lar GenetiaS)−ジェイ・エイチ・ミラー
−コールドデスプリング・ハーバ−・ラボラトリー−1
972年2.2 培養 a)接種 固体培地(LB培地+寒天)で得られた分離コロニーを
培地(LB培地)5ffi1中に懸濁さけた。
使用したLB培地はつぎのような特徴を有する。高圧滅
菌前に導入された成分は、 バクトドリプトン        10g酵母抽出液 
           5g塩化ナトリウム     
     5g蒸留水          全量 11
2高圧滅菌前に、phiを7.2に調整する。
高圧滅菌後に、アンピシリン100μ9/aQの割合で
添加する。
b)インキュベーション a)で調製した懸濁液を37℃にて18時間インキュベ
ージロンし、安定生長期に達するまで培養した。得られ
た濃厚懸濁液をLB培地で希釈し、光学密度を600n
sにて一600nmにおける0D−0,03に近付け、
ついで、この細菌懸濁液を37℃にて撹拌しつつ、60
0nmにおけるODを0.3のオーダーになるまでイン
キニベートした。
2.3 導入 2.2bで得られた細菌懸濁液にイソプロピル−β−D
−チオガラクトース(またはIPTG)を最終濃度が1
bMに等しくなるような量で添加する。IPTGはここ
で通常ラクトース・オペレーターに結合するリプレッサ
ーの作用を中和することによってhmHの前駆体の合成
を始動および維持するために使用した。
この懸濁液は添加したIPTGとともに37℃にて2時
間30分撹拌した。
2.4 浸透圧ショック エヌ・ジー・ノッサールおよびエル・ニー・ヘラペル、
ザ・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(The Journal Biological C
hemistry)第241巻第3055−3063頁
(1966年)に記載のプロトコルを明細書の記載とし
て挿入する。
a)TrisおよびEDTAでの洗浄 導入後に2.3で得られた懸濁液のサンプルを採り、6
000gで5分間遠心分離した。
残渣を、得られた懸濁液が600nmのODを10のオ
ーダーになるような容量のpH7の緩衝液に添加した(
A液)(上記参照)。使用した緩衝液は蒸留水につぎの
ちのを添加して製造した。
・トリ(ヒドロキシメチル)アミノメタン−HCl。
またはTris−MCIを最終濃度が30g+Mになる
ように添加した。
・エチレンジアミンテトラ酢酸、またはEDTAを最終
濃度が1mMになるように添加する。
b)スクロースの作用 2.48で得られた懸濁液をa o o Ogで5分間
遠心分離した。残渣を注意深く等量の、A液に対してス
クロースを100m1当たり15g添加し、用時調製の
B液中に加えた。
懸濁液を10分間20℃にて放置した。ついで、600
0gにて5分間遠心分離した。遠心分離管を氷水中に入
れた。
上清を注意深く除去し、氷水温度に前以て冷却した脱塩
水(同量で)で置換した。
このように調製した上清(600nmにおけるオーダー
がlOを有する)を0℃にて5分間放置した。
C)周辺質中に存在する蛋白質の収集 2.4bで得られた懸濁液を18000gにて10分間
遠心分離した。
上清は、周辺質中の蛋白質を含んでおり、これを収集し
た。
2.5 全融解 導入後2.3で得られた懸濁液のサンプルを採り、エッ
ペンドルフ管中6000gにて5分間遠心分離した。
残渣を、懸濁液の1ml#<600nmのODが0゜2
となるような量の緩衝液に懸濁した。
緩衝液は蒸留水中つぎのものを含む溶液を2回遠心分離
した緩衝液から調製した。
−Tris−HCI  O,125M1pH6,87−
ドデシル硫酸ナトリウム(4%(W/V));−グリセ
リン(20%(W/V)); −β−メルカプトエタノール(10%(W/V))−ブ
ロモフェノール・ブルー(0,02%(V/V))。
管を100℃の湯浴中に10分間入れ、ついで、懸濁液
を6000gにて5分間遠心分離し、上清を集めた。
2.6 周辺質hGHの同定 2.40で得られた上清を、検量注入器および220n
sの検知器を備えた装置を高圧液体クロマトグラフィー
にかけた。
つぎのちのを使用した: ・長さ10cmおよび直径4.6mmのスティール製の
CB−300オングストローム逆相カラム(ジンクロム
、製品番号C3−Rl03−10)、・20分間にSt
液70容とS2液30容からSi液40容とS2液60
容に直線こう配で通過する移動相。
Sl液およびS2液はっぎのような特徴を有する: ・51=0.1%(V/V)のトリフルオロ酢酸を含む
精製水、 ・52=0.8%CV/V)のトリフルオロ酢酸を含む
HPLCのためのアセトニトリル 流速は1分当たり1mlである。
分画液の光学密度を測定し、周辺質hGHの量を上清1
ml当たり、マイクログラムであられし、先に確定した
検量曲線と比較して測定する。
2.7 ウェスタン・プロット・テクニクによる分析 継続して次のような操作を行ったニ ーゲル電気泳動による2、4cおよび2,5により得ら
れた各上清に含まれる種々の蛋白質の分離(レミリ、ニ
ー、ケー1、ネイチュア(Nature)第227巻第
680−685頁(1970年)記載のプロトコルによ
る);使用したゲルは0.5%のドデシル硫酸ナトリウ
ムを含むポリアクリルアミドゲル(15%1/V)であ
る; 一ゲル中に含まれる上部蛋白質のニトロセルロース膜の
透過(エイチ、タウビンら、プロシーディング・オブ・
ナショナルアカデミ−・オブ・サイエンス(Proc、
 Natl、 Acad、  Sci、 USA)第7
6巻第4350−4354頁(1979年);−バーネ
ットの操作による免疫検出(ダブリュ。
ダブリュ、バーネット、アナリティカル・バイオケミス
トリー(Anal、 Bioahem、 )第112巻
第195−203頁(1981年)):これは次の連続
操作を含むニ ー緩衝液A(TriII−HCI  10+MSNaC
1170aM、に夏 ]膿M)でニトロセルロース・フ
ィルターを10分間洗浄する。; 一緩衝液B(ウシ血清アルブミンを100s当たり39
の割合で添加した緩衝液A)をニトロセルロース・フィ
ルターに接触させるニ ー20℃にて18時間、ニトロセルローズ・フィルター
を免疫血清(成熟hG)(およびその前駆体を検出する
ポリクa−ナル抗体)に接触させる;−緩衝液Bでニト
ロセルローズ・フィルターを洗浄; 一1xQ当たり0.1マイクロキユリーの割合のヨード
125でラベルした蛋白質A液とニトロセルローズ・フ
ィルターと20℃にて6時間接触させる; 一フィルターを緩衝液Aで洗浄; =2枚の吸収シート間でフィルターを乾燥ニーフィルタ
ーをX線フィルムと接触させるニーフィルムを現像。
3、結果 3.1周辺質hGHの固定 結果を下記の表に示すニ プラスミド398はプラスミド373.2が産生ずるの
に比べておよそ2倍の周辺質産生を行うことが明らかで
ある。
3.2 ウェスタン・プロット・テクニックによる分析 オートジオグラフフィルム分析は、前駆体がプラスミド
p398で形質転換した細菌の全顯解後得られた抽出物
中に検出されないが、クローンp373.2で形質転換
した細菌の全融解後得られた抽出物中には検出されるこ
とを示している。これは本発明のシグナルペプチドが、
前駆体を高い効率で細胞質膜を通過させ、同時成熟を可
能にすることを示している。
これらの結果は本発明の式(1)のシグナルペプチドを
ひと成長ホルモンなどの蛋白の周辺質生産に用いる大き
な利点を強調している。
実施例2:式 %式% シグナルペプチドを用いたヒルジン変異体の周辺質生産 1、菌種およびプラスミド 実施例1記載の菌種を使用する。
p400と称されるプラスミドをp373.2から構築
する。ヨーロッパ特許出願公開第0273800号に記
載の変異体(Lys”)HV2を暗号化したDNA配列
を用いた。この式を次に示す:Glu Glu Tyr
 Leu Gln上記DNA配列が、式(りの本発明の
シグナルペプチドを暗号化した配列に続いている。
プラスミド400の構築 この変異体(最初の3個のアミノ酸を除外)を暗号化し
た配列を含む合成AccI −Hlndll[フラグメ
ント(フラグメント5)を調製した。下記に示すが、最
後のアミノ酸に対応するコドンは矢印で示しである: フラグメント5 八cc1 5’    AT ACA GACTGCACA GA
A TCG GGT。
TG丁CTG ACG TGT CTT AGCCCA
CAA ATT  TTG  TGCCTCTGCGA
G  GGA  AGCAA丁G丁T  TTA  A
ACACG  GAG  ACG  CTc CCT 
 TCG  TTAGTT TGCGGT AAA G
GCAAT AAG TGCATA TTGCM  A
CG  CCA  TTT  CCG  TTA  T
TCACG  丁Aτ MCGGT TCT AAAG
GA AAG GGCAACCAATGT GTCCC
A  AGA  TTA  CCT TTCCCG  
TTG  GTT  ACA  CAGACT GGC
GM GGT ACA CCG AAA CCT GA
A AGCtcA CCG  CTT CCA  TG
T  GGC7丁丁 GGA  CTT  rcrsC
AT AAT MCGGCGAT TTCGM GM 
ATT CCAGTA  TTA  TTG CCG 
 CTA MG  CTT  CIT T/A  GG
丁GAA GM TAT TTA CM’TGAMA 
ATGMA GAAATA GTT AGT ATCT
CT TAA AACTAA ACCCTTTTCGA
A  AAG  TTCGCT  GGT  ACT 
 AAG  GCT  TTGAAG CIT TTC
AAG CGA CCA TGA TTCCGA AC
A TTA  GACGAA GTT  GTCMG  A
GCTCT  CCT GCTAAT CTG CTT
 CAA CAG TTCTCG AGA CGA C
GAGGT MCACCGTCATCATT GCTG
GT GGT GACCC^ 7TG  TGG  C
AG  TAG  丁AA  CCA  CCA  C
CA  C丁GACτGCCACT GICGCT A
AG AAG TACGGT GτCTGA CGG 
TGA CAG CGA TTCTic ATG CC
A CAGl((ndl■■ ACT GACAAG ATCCCA TGA CTG TTCTAG GGT TCG A 
−5’プラスミドp373.2を制限酵素Ndelおよ
びHindll+で切断し、第3図に示すように複製開
始点を含むNdeO−Hindll+7ラグメント(フ
ラグメント6)を精製した。
合成Nde I −Aec Iフラグメント(フラグメ
ント7)を調製する;そのフラグメントを次に示す:フ
ラグメント7 de1 5°岳GGCTCCATCTGGCAAATCCACG
CTGCTTCTCTTATTTCTGCTCCTGT
GCCTGCCCTCT −ACCG AG(iTAG
 ACCGTTTAGGTGCGACG^^GAGAA
TAAAGAC(liAGGAcAcGGAcGGGA
G^−ccl TGGAACGCCGGCG己TTACGTACCTT
GCGGCCGCGATAATGCAT^5゜このフラ
グメントは、式(1)のシグナルペプチドを暗号化した
特に有利なりNA配列を含んでおり、この配列は2つの
矢印で画しており、ヒルジン変異体(Lys”)HV2
の最初の3個のコドンに対応するヌクレオチド5.6お
よび7を結合する;得られたプラスミドがプラスミドp
400でありこれを第4図に示す。
2、一般的方法 プラスミド400は、実施例1記載の細菌への形質転換
により導入した。
実験は実施例1の2.1および2.2の項に記載の方法
により2種の異なるクローン(クローンp400.18
およびp400.24)に平行して行った。培養は実施
例1の2.3項に示した方法により誘導し、2種類の修
正を行った:誘導は、培養物が600nmにてODがお
よそ0.5に達したときIPTGを添加して始め、第■
の実験では3時間30分間維持し、第2の実験では17
時間維持した。
誘導後、細胞を浸透圧ショック処理しく実施例1.2.
4参照)、集められた上清中のヒルジンの抗トロンビン
活性を測定した。
この活性は、マークラオード、エフ、ら、(トロムボシ
ス・アンド・ヘモスタシス(Thromb、 I−Ia
emostas)第52巻(19)第160−163頁
)記載およびハーベイ、アール・ピーら、(プロシーデ
ィング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエ
ンス(Proc、 Natl、 Ac1d、 Sci、
 USA)第83巻第1084−1088頁(1986
年)において研究されている技術により測定した。
クローンの1つから得られたヒルジン変異体を高圧液体
クロマログラフイーにより精製し、そのNH!〜末端配
列を決定した。
3、結果 結果を下記の表に示す。浸透圧レジツク後に収集した上
清を、濁度を600nsにおける0D=10にもってい
き、n+1当たりの抗トロンビンで表現した。
プラスミドp400 クローン    クローン ヒルジンの特異的抗トロンビン値は既知であり、ヒルジ
ン1+g当たりi aoooと177000抗トロンビ
ン単位の間にあるから(ロイソン、ジーら、バイオテク
ノロジー(Bio/Technology)第6巻第7
2−77頁(1988年))、誘導17時間後、600
nm当たりの0D=1の上清lリットル当たり、ヒルジ
ンが5−10mg抽出されることが判明した。
この量はトッド、ジェイ、ら、エフ・イー・ビー・ニス
(FEBS)第202巻第373−377頁記載の量よ
りも非常に多い。これは、ヒルジンのハイブリッド前駆
体を暗号化した配列を有するプラスミドで形質転換した
エシェリキア・コリ(E、 coli)菌中の周辺質中
に産生ずるヒルジンHVI変異体を伴っており、このシ
グナルペプチドはアルカリホスファターゼのものである
さらに、クローン9400.18により産生じたヒルジ
ンは変異体(Lys”)HV2(7)NH,−末端特徴
を有している。
これらの結果は、式(1)の本発明のシグナルペプチド
がヒルジン変異体(Lys”)HV2のようなペプチド
の効果的な周辺室生産に適していることを示している。
実施例3:式、 MKSTLLLLFLLLCLPSWNAGAのシグナ
ルペプチドを有するヒルジン 変異体の周辺質生産 1、菌種およびプラスミド 実施例1に記載の菌を使用した。
プラスミド9460の構築のために採用した方法は、ヨ
ーロッパ特許出願公開第0273800号に記載のヒル
ジン(Lys”)HV2を暗号化した配列を含んでおり
、この配列は本発明の式(2)=MKSTLLLLFL
LLCLPSWNAGAによるシグナルペプチドを暗号
化した配列に続くものであるが、実施例2に記載したプ
ラスミドp400.1Bおよびアメルシャム(Amer
shas)でマークしたファージ゛M13splQ中に
変異誘発して得られたフラグメントを使用した。
プラスミドp460の構築 la)  プラスミドp400.18から得られたフラ
グメント α)プラスミド9400.18を酵素PstおよびEc
oRIで切断した。複製の開始点を含む386gbpの
Pst−EcoRIフラグメント、以下、フラグメント
8という(第5図中F8として表す)を精製した。
β)プラスミドp400.18を酵素NrulおよびP
stIで切断した。プロモーターを含む1062bpの
小さいNrul−Pstlフラグメントは、以下、フラ
グメント9という(第5図中、F9として示す)を精製
した。
lb)ファージM13から得られたNrul−EcoR
フラグメント α)酵素XholおよびEcoRIで切断および精製に
よりプラスミドp400.18から誘導された650b
pのXhol−EcoRIフラグメントは、式(1)の
シグナルペプチドを暗号化した配列を含み、これを制限
部位、5all/EcoR1にあるファージM l 3
 mp 19 (Amershas)のポリリンカー(
クローニング・ポリサイド)中に導入した。Xholお
よびSci1部位の連結はこれら二つの部位を消滅させ
た。
β)つぎの配列を有する63ヌクレオチドのオリゴヌク
レオチド 5° −ATG−AAA−TCC−ACG−CTGCT
T−CTC−TTA−TTT−CTG−CTC−CTG
−TGC−CTG−CCC−TCT−TGG−AAC−
GCC−GGC−GCT −3’ を合成した。この配列は式(2)のシグナルペプチドを
暗号化したものである。
インビトロで変異誘発を目的とする技術を、アメルシャ
ム1523キットを用いて、α)にて得られたフラグメ
ントに関連し、シグナルペプチドを暗号化した配列に関
して、変異を有するフラグメントを構築した。
この技術は、このキットに添付のパンフレットに、詳細
に記載されており、ファージM13の二重鎖に650 
bp(上記α)の項参照)のXhol −EcoRIの
導入、この組換えファージの一重鎖の精製、63ヌクレ
オチドの上述のオリゴヌクレオチドのハイブリッド形成
、DNAポリメラーゼのフレナラフラグメント、および
組換えファージの二重鎖円形を形成するためのT4リガ
ーゼの作用からなる。
γ)変異DNAフラグメントを含むファージは酵素Nr
ulおよびEcoRIで切断した。式(2)のシグナル
ペプチドを暗号化した配列およびヒルジン変異体(Ly
s”)HV2を暗号化した配列を含むNrll −Bc
oRIフラグメント、以下、フラグメント10という(
第5図にFIOとして示す)を精製した。
フラグメント8.9およびlOを連結する;得られたプ
ラスミドはプラスミドp460であり、これを第5図に
示す。
2、−船釣方法 プラスミドp460を実施例1に記載の細菌に形質導入
した。実験は平行して2種類のクローン(クローンp4
60.2およびp460.4)で行い、これらには、6
3ヌクレオチドの上述の配列の存在が認められている。
クローンp400.18の制御は実施例1の2.1およ
び2.2の項に記載の方法のとおりに行った。培養は実
施例1の2゜3の項に示された方法で2つの修正をして
誘導した:培養物が600ra+JこてODがおよそ0
.5に達したとき、IPTGを添加して誘導を行い、2
時間維持した。
誘導後、細胞を浸透圧ショックにかけ(実施例10の2
.4の項)、上清中に遊離したヒルジン変異体(Lys
”)HV2をHPLCにて測定した。
ヒルジン変異体(Lys”)HV2の測定浸透圧ショッ
ク後、得られた上清を、検量注入器および220nra
の検知器を備えた装置を高圧液体クロマトグラフィーH
PLC,にかげた。
つぎのちのを使用した: ・長さ10ccmおよび直径4.6tImのスティール
製のCB−300人逆相カラム(ジンクロム、製品番号
CB−R103−10)、 ・10分間にSt液85容とS2液15容からSl液5
0容とS2液50容に直線こう配で通過する移動相。
Si液およびS2液は継ぎのような特徴を有する: ・51=0.1%(V/V)のトリフルオロ酢酸を含む
精製水、 一52=0.8%(V/V)のトリ3ルオロ酢酸を含む
HPLCのためのアセトニトリル 流速は1分当たり2mlである。
分画液の光学密度を測定し、周辺質変異体(Lys47
)HV2の量を上清1ml当たり、ミリグラムで表し、
変異体(Lys”)HV2の標準溶液と比較して測定し
た。
3、結果 結果を次の表に示す。
結果を浸透圧ショック後、600nmにおける光学密度
を1とし、集めた上滑のmg/Iで示す。
第1実験 被験プラスミド 対照 密度を1とした上清の ヒルジン変異体 (Lys47)HV 2のsg/l 対照 密度を1とした上清の ヒルジン変異体 (L ys”)HV 2 (Dmg/ 1プラスミド4
60.2および460.4により産生じたヒルジン変異
体(L ys”)HV 2の周辺質生産はかなりプラス
ミド400.18により産生じたものより多いことが上
記の表から明らかである。
これらの結果は、式(2)の本発明のシグナルペFIG
、1 プチドがヒルジン変異体(Lys”)HV2のようなヘ
プチドの効果的な周辺質生産にかなり適していることを
示している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラスミドp163.1の制限地図である。 第2図は、プラスミドptso、1の制限地図である。 第3図は、p380.1および9373.2に共通の制
限地図である。 第4図は、プラスミドp400.18の制限地図である
。 第5図は、プラスミドp460の制限地図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式、 【遺伝子配列があります】 [式中、 A=アラニンM=メチオニン C=システインN=アスパラギン F=フェニルアラニンP=プロリン G=グリシンS=セリン K=リジンT=スレオニン L=ロイシンW=トリプトファン およびXは、MとK間の直接結合、遺伝子コードの20
    個のアミノ酸を含む群から選ばれるアミノ酸、または各
    々他から独立して、遺伝子コードの20個のアミノ酸を
    含む群から選ばれる2、3または4個のアミノ酸を含む
    ペプチドを表す]。 2、Xが、MとK間の直接結合を表すか、 またはAPSGの配列のペプチドのすべて、または部分
    を表す、請求項1記載のシグナルペプチド。 3、Xが、直接結合を表す、請求項2記載 のシグナルペプチド。 4、Xが、APSGの配列のペプチドを表 す、請求項2記載のシグナルペプチド。 5、請求項1−4のいずれか1項記載のシ グナルペプチドを暗号化したDNA配列。 6、式、 【遺伝子配列があります】 を有する請求項5記載の配列。 7、式、 【遺伝子配列があります】 を有する請求項5記載の配列。 8、ポリペプチドの前駆体を暗号化したD NA配列を有する発現ベクターにおいて、シグナルペプ
    チドを暗号化した配列の部分が請求項5−7のいずれか
    1項の配列である、発現ベクター。 9、請求項8によるベクターによって形質 転換されたグラム陰性細菌。 10、エシェリキア・コリ(Escherchiaco
    li)菌種に属する、請求項9記載の細菌。 11、欠失によるcya変異および欠失によるcrp変
    異を有する、請求項10記載の細菌。 12、ポリペプチドがヒルジンの天然体ま たは変異体である、請求項9または10記載の細菌。 13、ヒルジン変異体が(Lys^4^7)HV2であ
    る、請求項12記載の細菌。 14、ポリペプチドがひと生長ホルモンで ある、請求項9または10記載の細菌。 15、ポリペプチドの前駆体の発現ベクタ ーにより形質転換してグラム陰性細菌細胞を培養し、細
    胞を浸透圧ショック処理し、浸透圧ショック上清から組
    換えポリペプチドを分離する、ポリペプチドの周辺質生
    産の方法において、グラム陰性細菌が請求項9−14の
    いずれか1項記載の細菌であることを特徴とする方法。
JP1220106A 1988-08-24 1989-08-24 シグナルペプチド、dna配列、ベクタ―、細菌、およびポリペプチド周辺質生産法 Expired - Lifetime JP2535076B2 (ja)

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