JPH02257871A - 食酢飲料 - Google Patents

食酢飲料

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Publication number
JPH02257871A
JPH02257871A JP63318440A JP31844088A JPH02257871A JP H02257871 A JPH02257871 A JP H02257871A JP 63318440 A JP63318440 A JP 63318440A JP 31844088 A JP31844088 A JP 31844088A JP H02257871 A JPH02257871 A JP H02257871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinegar
drink
miraculin
purity
highly purified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63318440A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyasu Koimai
小今井 直養
Haruki Fukuda
福田 晴喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITAJIRI KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
MITAJIRI KAGAKU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MITAJIRI KAGAKU KOGYO KK filed Critical MITAJIRI KAGAKU KOGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高純度ミラクリンを含有する食酢飲料に関す
る。
(従来の技術〕 近年、健康食品・自然食品ブームにのって、食酢を単に
調味料として酢の物や酢漬などに用いるのではなく、食
酢をそのまま盃に入れ飲むことが体に良いということで
勧められるようになってきた。
【発明が解決しようとする課題〕
ところが食酢は、強烈な酸味を有しているため、健康に
良いことが分っていても、食酢をそのまま飲むことには
躊躇する人も多い。
この酸味を緩和するために、甘味を付与することが考え
られる。しかし甘みの代表格である砂糖は、肥満の元凶
とされているものであって、これを食酢飲料に添加する
ことは、せっかくの健康食品を不健康食品にすることに
なりかねず、食酢飲料の酸味を緩和する有効な手段はな
かった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、食酢飲料の酸味を緩和することにより、こ
れを上り多く飲むことができ、健康増進に役立たせるべ
く鋭意研究を行なってきたところ、本発明者が長年研究
に携わってきたミラクルフルーツのミラクリンをさらに
高純度に精製した高純度ミラクリンを添加すれば、食酢
飲料の酸味を緩和することができることを見出し、本発
明に到達したものである。
したがって本発明は、高純度ミラクリンを含有する食酢
飲料を提供するものである。
西アフリカ原産のミラクルフルーツ(Richarde
llaDulcifica)には、これを口に含んでか
ら酸味のものを味わうと甘く惑じるという性質がある。
ミラクルフルーツのこの味覚を変える活性成分(味覚変
性物質)は、分子量45,000前後の糖タンパク質で
あることがすでに知られている。
本発明者は、ミラクルフルーツから甘味誘導活性を失う
ことなく、高純度でかつ高収率に甘味誘導物質を製造す
ることを試み、ついに新規な物質である高純度ミラクリ
ンを得るにいたった。(この高純度ミラクリンについて
は、既に特許出願している。特願昭63−57373号
) したがって、新規な高純度ミラクリンを使用して、食酢
飲料の酸味を緩和し、より多く飲むことができるように
することは、本発明が最初のものである。
高純度ミラクリンは、ミラクルフルーツの果肉を洗液が
着色しなくなるまで水洗し、次に塩化ナトリウム溶液で
抽出し、さらにこの抽出物を精製することにより得られ
る。
この新規な高純度ミラクリンの理化学的性質は次のとお
りである。
(1)アミノ酸組成:第1表 (2)糖 組 成:第2表 (3)分 子 量:約25.000 (4)等 電 点:約pH9,0 第1表 アミノ酸組成 アミノ酸       %* ネ数値は全残基100としたときのアミノ酸残基の相対
数を示す。
(本頁以下余白) 第2表 ミラクリンの糖組成 Asp Val  Gly  Ile Tyr  Il
e Asp Gln Lys GlyAsp 5er Asp Gly Tyr Tyr 1yGly Ala Glu Ile 1y Pro  Asn Lys  Leu Val  Pr。
Leu  Thr Pro  Val ^rg Thr Val  Leu Val  5er Leu Asp  l1e Gly i’hr Asn Arg Asp旧5 Ala  Thr  Thr Val Val Gln Thr Arg Lys G
lu Val Asp HisAsp  Arg  P
ro  Leu  Ala  Phe  Phe  P
ro  Glu  ASQPro Lys Glu A
sp Val  Val  Arg Vat Ser 
ThrGly Asn Pro Gly Pro Gl
u Thrlle  Ser  Ser Phe 本発明の食酢飲料の食酢とは、化学合成によって合成さ
れた氷酢酸を原料とした酢酸酢、醸造することによって
作られた醸造酢、醸造酢に酢酸酢を混合して作られた合
成酢のいずれでもよいが、風味の点から醸造酢が好まし
い。
醸造酢としては、アルコール酢、米酢、酒粕酢、麦芽酢
、リンゴ酢、ブドウ酢などが挙げられる。
また蒸留酢、濃縮酢、調味酢などの加工酢も本発明の食
酢に入ることはいうまでもない。
本発明の食酢飲料は、醸造酢、酢酸酢、合成酢、加工酢
をそのまま飲料として飲んでもよいが、水やその他の飲
料(果汁、茶類など)と混合してもよい。
また、いわゆる健康食品といわれるくろずや酢卵なとも
好ましい食酢飲料の例である。
本発明において高純度なミラクリンは、食酢飲料にその
ままあるいは高純度ミラクリンを内包するマイクロカプ
セル、コーティング剤、包接化合物として添加してもよ
い。
また、適当な担体に保持させ、食酢飲料中に、溶解又は
懸濁した状態にするのもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、食酢飲料に高純度ミラクリンを含有さ
せることにより、食酢の酸味を緩和し、さらには甘味を
もたせ、食酢飲料を口あたりよくしてためらうことなく
飲めるようにする。
本発明に使用する高純度ミラクリンは、ミラクルフルー
ツから精製された天然のものであるので、安全であり、
また他の蛋白質を含まないので安定しており、しかも少
量にて酸味緩和という効果を奏する。
実施例1  (酢卵) 殻をよく洗ったMサイズの卵(60g)を1個、そのま
ま180ralの食酢に漬ける。これを室温で4日間置
くと、殻が溶け、中のぶよぶよとした薄皮が2〜3倍く
らいにふ(れるのでこれを除去し、卵白および卵黄は食
酢といっしょによく混合する。
これに高純度ミラクリンを0.5■添加すると酸味が消
え、栄養ドリンクとして手軽に飲めるようになった。
実施例2  (醸造酢) 市販の醸造酢を4倍に希釈する。この希釈した醸造酢に
高純度ミラクリンを0.5■添加すると酸味が消え、醸
造酢が手軽に飲めるようになった。
実施例3  (リンゴ酢) 市販のリンゴ酢を5倍に希釈する。この希釈したリンゴ
酢180dに高純度ミラクリンを0.5■添加すると酸
味が消え、リンゴ酢が手軽に飲めるようになった。
実施例4  (玄米酢) 市販の玄米酢を4倍に希釈する。この希釈した玄米酢1
80dに高純度ミラクリンを0.5mg添加すると酸味
が消え、玄米酢が手軽に飲めるようになった。
出願人 三田尻化学工業株式会社 代理人 弁理士 平 木 祐 輔 同  弁理士 石 井 貞 次

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高純度ミラクリンを含有する食酢飲料
JP63318440A 1988-11-05 1988-12-19 食酢飲料 Pending JPH02257871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63318440A JPH02257871A (ja) 1988-11-05 1988-12-19 食酢飲料

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27855288 1988-11-05
JP63-278552 1988-11-05
JP63318440A JPH02257871A (ja) 1988-11-05 1988-12-19 食酢飲料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02257871A true JPH02257871A (ja) 1990-10-18

Family

ID=26552920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63318440A Pending JPH02257871A (ja) 1988-11-05 1988-12-19 食酢飲料

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JP (1) JPH02257871A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103932333A (zh) * 2014-05-04 2014-07-23 陆智 一种神秘果汁饮料及其制备方法
CN104087500A (zh) * 2014-07-25 2014-10-08 陈铭 一种神秘果醋的制备方法
JP2018088880A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 マルボシ酢株式会社 食酢含有飲料組成物

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