JPH0225714Y2 - - Google Patents

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JPH0225714Y2
JPH0225714Y2 JP11965582U JP11965582U JPH0225714Y2 JP H0225714 Y2 JPH0225714 Y2 JP H0225714Y2 JP 11965582 U JP11965582 U JP 11965582U JP 11965582 U JP11965582 U JP 11965582U JP H0225714 Y2 JPH0225714 Y2 JP H0225714Y2
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lock pin
jack
lock
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hole
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JP11965582U
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JPS5923451U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用ジヤツキの格納装置の改良に
係り、特にジヤツキの取出し方向にのみ狭いスペ
ースを有するだけの箇所において、ジヤツキの格
納・保持を効率良く果す車両用ジヤツキの格納装
置に関する。
従来のジヤツキ格納・取付装置としては、上下
方向に格納空間を有するコ字形枠状部材からな
り、格納時にはジヤツキを上方からこの枠状部材
に差込んで保持させる形式のもの、あるいはま
た、逆L字状部材をヒンジ止めし、この逆L字状
部材により、台上に横載置したジヤツキをロツク
し、格納する形式のものがある。しかし、上述い
ずれの方式のものも、その格納・取外し操作のた
めの大なるスペースを要し、また特に前者のもの
は、格納後の姿勢が高くなるため、大型ジヤツキ
の格納は無理である等の種々の不都合がある。
そこでこの考案の目的は、車載型パンダグラ
フ・ジヤツキを上下方向にのみ移動可能な狭いス
ペース内でも、格納・取外しが可能で、しかも確
実な保持を果す車両用ジヤツキの格納装置を実現
するにある。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明す
る。
第1〜4図はこの考案の実施例を示し、図にお
いて、2は格納装置の本体である。該本体2を金
属板状体により断面略U字形に折曲形成し、該本
体2の一側2aには、頂点tを上方に有し後述す
るロツクピン12がセツト位置Sとリセツト位置
Rとの間を移動可能な大きさに形成した三角形状
のロツク用ロツク孔4を穿設する。そして該本体
2の前記一側2aのロツク孔4に相対する他側2
b位置には保持孔6を設ける。この保持孔6は、
第2,3,4図に示す如く、上方に長円部8を有
し、下方には円形部10を有している。また本体
2の形状を以下の如くする。つまり、他側2b端
部を、この他側2bに対し外側に略直角に折り出
して、水平部9を形成する。そして、該水平部9
にまで前記保持孔6の長円部8を延長穿設するの
である。また、前記円形部10をロツクピン12
のつば部14より大径に形成し、ロツクピン12
の一端を円形部10内に挿通する。次いで、ロツ
クピン12を上方に位置させ、該保持孔6の円形
部10部分には、該円形部10を封鎖する抜け止
め板16を当接し、ロツクピン12をロツクピン
12の長手方向に移動可能に保持する。この時、
保持孔6は、第3,4図示の如く、上下に細長く
形成し、該保持孔6の孔の横幅をロツクピン12
の直径よりも大きく形成するとともにつば部14
の直径よりも小さく形成する。なおこの時、ロツ
クピン12の長さは、第2図示の如く、ロツク孔
4と保持孔6との間に架設し得る長さに設定す
る。また、第2図に実線で示すロツクピン12位
置、つまり本体2の上方を開放した抜き出し位置
から、このロツクピンを軸方向に押進し、ロツク
孔4と保持孔6との間に架設した一点鎖線で示す
リセツト位置Rとした際に、ロツクピン12は、
保持孔6の上接点xと下接点yとにより担持さ
れ、ロツクピン12の先端のつば部14がロツク
孔4の周縁に当接せぬように保持孔6の形状決定
するとよい。しかしてこのように形成すると、ロ
ツクピン12のリセツト位置Rから抜出し位置W
への抜出しが、ロツク孔4に緩衝されず簡便とな
る。なお、符号20はパンダグラフ・ジヤツキ、
22はジヤツキのネジ部、24はジヤツキのヘツ
ド、26はジヤツキの底板、そして、Rはロツク
ピン12のリセツト位置、Sはロツクピン12の
セツト位置、tはロツク孔4の頂点である。
この実施例は上述の如く構成されているので以
下の如く作用する。
まず、ジヤツキ20の格納操作について第2図
により説明する。前記ロツクピン12を抜出し位
置W、つまり第2図に実線で示す如くロツクピン
12を外方に位置させておく。そして、本体2内
にジヤツキ20を嵌入し、ロツクピン12を押し
上げつつ矢印A方向に回動させるとともに矢印D
方向に移動させ、第2図に一点鎖線で示す如く該
ロツクピン12の一端を接点xと接点yとにより
支持させ、他端をロツク孔4内に位置させ、まず
リセツト位置Rとする。該ジヤツキ20のネジ部
22を回転させ、ヘツド24を上昇させ、矢印C
方向つまり上方にロツクピン12を押し上げる。
終に、第2図に2点鎖線で示す如く、ロツクピン
12がロツク孔4の頂点tに当接するセツト位置
Sでロツクが完了し、格納作業が終了する。そし
てこのロツク孔4を頂点tを有する形状に形成し
たので、ロツクピン12を本体2の中心線上に位
置させてロツクすることが可能となる。
また逆にジヤツキ20を格納状態から取出すに
は、上述の逆の操作、すなわちセツト位置Sの状
態からネジ部22を逆転させてヘツド24を下降
させる。そしてロツク孔4の頂点tと当接するロ
ツクピン12を下降させ、このリセツト位置Rで
ロツクピン12を矢印E方向たる抜出し方向に移
動させればロツクピン12は自重によつて矢印B
方向に回動し、抜出し位置Wとなるので、ジヤツ
キ22を取出せばよいものである。
上述の如くこの考案は構成されているので以下
の如き効果を奏するものである。
(1) ジヤツキを前後・左右に移動させるスペース
がなくとも、上下方向のみの移動スペースがあ
れば、車両用ジヤツキの格納・取出しが可能で
あり、省スペースに寄与し得る。
(2) またロツク孔を、上に凸の三角形状に形成す
れば、単にロツクピンをリセツト位置からセツ
ト位置まで押し上げれば、自動的にセンタ位置
決めを果すことができ、ジヤツキの格納保持が
確実となる。
(3) 更に、この格納装置はジヤツキの操作により
ロツクやロツク解除を行うものであるが、走行
時の振動等によりジヤツキが多少ゆるんでも、
リセツト状態までは相当のゆるみ量が必要なの
で、容易に離脱する不都合がなく、安全であ
る。
(4) 更に、細長い保持孔内にスライド可能にロツ
クピンを設けたので、ロツクピンの移動操作範
囲が狭くてよく、省スペースに更に寄与し得
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は格納
装置の斜視図、第2図は第1図の−線による
拡大断面図、第3図は格納装置の平面図、第4図
は第2図の矢視図である。 図において、2は格納装置の本体、4はロツク
孔、6は保持孔、8は保持孔の長円部、10は保
持孔の円形部、12はロツクピン、14はつば
部、16は抜け止め板、20はジヤツキ、であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヤツキ格納用の本体を板状体により断面略U
    字形に形成し、両端に大径なつば部を有するロツ
    クピンを設けるとともに前記本体の一側にロツク
    ピンがセツト位置とリセツト位置間を移動可能な
    大きさに形成したロツク用のロツク孔を設け、前
    記本体の他側にはロツクピンをロツクピンの長手
    方向に移動可能に保持する保持孔を設け、ロツク
    ピンの一端を前記ロツク孔のリセツト位置に位置
    させ前記本体内のジヤツキのヘツド上昇動作によ
    つてロツクピンをセツト位置まで移動させ前記ジ
    ヤツキをロツクすべく構成したことを特徴とする
    車両用ジヤツキの格納装置。
JP11965582U 1982-08-06 1982-08-06 車両用ジヤツキの格納装置 Granted JPS5923451U (ja)

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JP11965582U JPS5923451U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 車両用ジヤツキの格納装置

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JP11965582U JPS5923451U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 車両用ジヤツキの格納装置

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JPS5923451U JPS5923451U (ja) 1984-02-14
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JPH0518906Y2 (ja) * 1987-05-08 1993-05-19

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JPS5923451U (ja) 1984-02-14

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