JPH0426643Y2 - - Google Patents

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JPH0426643Y2
JPH0426643Y2 JP1983200982U JP20098283U JPH0426643Y2 JP H0426643 Y2 JPH0426643 Y2 JP H0426643Y2 JP 1983200982 U JP1983200982 U JP 1983200982U JP 20098283 U JP20098283 U JP 20098283U JP H0426643 Y2 JPH0426643 Y2 JP H0426643Y2
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JP
Japan
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cap
loop
handle
upright
loop handle
Prior art date
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JP1983200982U
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JPS60108705U (ja
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Priority to JP20098283U priority Critical patent/JPS60108705U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のオイルレベルゲージに係り、
特にその取手構造に関する。
[従来技術] 通常のオイルレベルゲージは、第1図に示すよ
うに、エンジン1をシールするためのキヤツプ2
があり、ゲージ棒3がこのキヤツプ2を貫通して
外部まで延出し、引抜き容易なように先端にルー
プ状のハンドル4を備える構造である。
ループ状のハンドル4は、指を挿通できる程度
の径を有する必要があり、また、キヤツプ2とゲ
ージ棒3との固定に10mm程度の長さを要し、これ
よりハンドル部全体はキヤツプ2頂端から鉛直距
離で30〜40mmの長さとなる。
ところが、オイルレベルゲージをトラツクの座
席下に配設するような場合等でも分るように、設
計上、シート5の下面とエンジン1間の上下のス
ペースLが極めて狭くなる場合があり、通常の30
〜40mmの長さのものでは適応できないといつた問
題がある。
それでは、キヤツプ2とゲージ棒3の固定に要
する10mmの長さを短縮化すればよいと一応考えら
れる。しかし、キヤツプ2の外殻には通常薄い板
金材が使用され固定強度を確保できるようにゲー
ジ棒3とはろう付によつて固着される。第2図に
図解されるように、ろう付治具6,7の性能との
関係でキヤツプ2頂端とループのR止り4aまで
の長さは、少なくとも10mmは必要である。この
長さを短縮化すれば容易にはろう付ができなく
なり、固定強度も問題となつてくる。
また、第2図から分るように、R止り4aまで
の長さが比較的長くあつても、ループハンドル
4が障害となつてろう付作業を円滑に進めること
ができない問題があり、こうした構造では単位時
間当りの量産加工性を向上できないといつた欠点
をもつていた。
[考案の目的] 本考案は上記問題点、欠点に鑑みなされ、その
目的とするところは、キヤツプとキヤツプを貫通
して延出するゲージ棒を備えるオイルレベルゲー
ジにおいてハンドル部を限られた上下に狭小なス
ペースに収納できかつ製作上、ろう付作業を容易
に行なえるようにすることである。
[考案の構成] このため本考案は、キヤツプとキヤツプを貫通
して延出するゲージ棒を備えるオイルレベルゲー
ジにおいて、上記キヤツプから延出するゲージ棒
の延出部を短寸とするとともに、該延出部の下端
がキヤツプの頂端にろう付され、この短寸の延出
部に、ループハンドルの直立部がリベツトで回動
自在に枢着され、上記延出部と直立部のいずれか
一方に、リベツトを中心とした対称な上下位置に
円形凸状のダボがそれぞれ形成され、いずれか他
方に該ダボを迎え入れる凹陥部がそれぞれ形成さ
れ、ループハンドルを直立させたとき各ダボが各
凹陥部に嵌り込むようにする一方、上記直立部
に、ループハンドルを直立させたとき、延出部の
側面に当接するストツパ部が形成されていること
を特徴とするオイルレベルゲージの取手構造を基
本の特徴としている。
[考案の効果] この取手構造によれば、ハンドル部全体の高さ
を延出部の長さとすることができるので短寸にで
き、狭小なスペースに適応できるとともに、ルー
プハンドルは後で付設すればよいのでろう付の障
害がなくなり量産加工性を大きく向上させること
ができる。そして、狭小なスペースに収納された
ループハンドルは、使用時に持ち上げて従来と同
様の引抜きのための機能を発揮できる。
また、本願考案によれば、ゲージ棒の延出部と
ループハンドルの直立部に2組のダボと凹陥部を
形成しているので、ループハンドルを直立させた
とき、ダボが凹陥部に嵌り込み、ループハンドル
の逆方向の回動及びガタが有効に防止される。
さらに、このダボと凹陥部は、リベツトを中心
とした対称な上下位置に設けられており、かつ、
ストツパ部でループハンドルが直立位置に正確に
保持されるから、ループハンドルを持つてゲージ
棒を真直ぐに引抜くときにリベツトにかかる引つ
張り力を効果的に分散するので、ループハンドル
の固定強さの維持にも寄与する。
[実施例] 以下、本考案を添付図面に示す実施例によつて
具体的に説明する。
第3図は、第4図に本考案の一実施例を示す。
ループ部10aと直立部10bを備えるループ
ハンドル10は、ゲージ棒11の短寸の延出部1
1aにろう付加工後にヒンジ結合される。なおゲ
ージ棒11は加工・取扱いの容易なように、オイ
ルに浸漬するゲージ部本体12と予め別体をな
し、リベツト13,13で連結されて一本のゲー
ジ棒を構成する。
ループハンドル10は、直立部10bの下端部
で、延出部11aの上端部にリベツト14により
回動自在に支持されている。直立部10bの下端
には、回動面に対し直角に折曲され延出部11a
の下端部側面に当接するストツパ部10cが形成
されている。ループハンドル10を第4図の状態
から持ち上げ回動させると、ストツパ部10cが
延出部11aの側面に当接し、その状態で、ルー
プ部10aは延出部11aの先端11bの上方ほ
ぼ真直ぐに位置する。ループ部10aに指をか
け、上へひつぱると、図示しないエンジンよりキ
ヤツプ2とともにゲージ棒11,12を簡単に引
き抜くことができる。
この場合、回動の支点となるリベツト14を中
心に挟んで円形凸状のダボ15,15を形成し、
延出部11aには、このダボ15,15のそれぞ
れを迎え入れる凹陥部16,16を形成してお
く。ループハンドル10を延び立たせ直立させた
とき、ダボ15が凹陥部16にクリツクを発生す
るように嵌り込み、逆方向の回動及びガタを防止
する。また、真直ぐに引抜くときにリベツト14
にかかる引つ張り力を分散し、ループハンドル1
0の固定強さの維持にも寄与して都合がよい。
なお、キヤツプ2において、2aは薄い金属製
板材からなるキヤツプの外殻、2bはキヤツプ外
殻2aの内側に設けられたゴム等からなるオイル
シール、キヤツプ2の頂端にはゲージ棒11の延
出部11aの下端との間でろう付17が形成され
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図はキヤツプの
ろう付作業の説明図、第3図は本考案の一実施例
を示し同図aは部分断面正面図、同図bは部分断
面側面図である。第4図はループハンドルを狭小
なスペースに収納した状態の説明図である。2…
…キヤツプ、3,11,12……ゲージ棒、11
a……延出部、10……ループハンドル、10a
……ループ部、14……回動支点となるリベツ
ト、15……ダボ、16……凹陥部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプとキヤツプを貫通して延出するゲージ
    棒を備えるオイルレベルゲージにおいて、上記キ
    ヤツプから延出するゲージ棒の延出部を短寸とす
    るとともに、該延出部の下端がキヤツプの頂端に
    ろう付され、この短寸の延出部に、ループハンド
    ルの直立部がリベツトで回動自在に枢着され、上
    記延出部と直立部のいずれか一方に、リベツトを
    中心とした 対称な上下位置に円形凸状のダボが
    それぞれ形成され、いずれか他方に該ダボを迎え
    入れる凹陥部がそれぞれ形成され、ループハンド
    ルを直立させたとき各ダボが各凹陥部に 嵌り込
    むようにする一方、上記直立部に、ループハンド
    ルを直立させたとき、延出部の側面に当接するス
    トツパ部が形成されていることを特徴とするオイ
    ルレベルゲージの取手構造。
JP20098283U 1983-12-27 1983-12-27 オイルレベルゲ−ジの取手構造 Granted JPS60108705U (ja)

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JP20098283U JPS60108705U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 オイルレベルゲ−ジの取手構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20098283U JPS60108705U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 オイルレベルゲ−ジの取手構造

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Publication Number Publication Date
JPS60108705U JPS60108705U (ja) 1985-07-24
JPH0426643Y2 true JPH0426643Y2 (ja) 1992-06-26

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ID=30762342

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JP20098283U Granted JPS60108705U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 オイルレベルゲ−ジの取手構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543726Y2 (ja) * 1974-05-27 1979-02-21

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JPS60108705U (ja) 1985-07-24

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