JPH0225712Y2 - - Google Patents

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JPH0225712Y2
JPH0225712Y2 JP1982199707U JP19970782U JPH0225712Y2 JP H0225712 Y2 JPH0225712 Y2 JP H0225712Y2 JP 1982199707 U JP1982199707 U JP 1982199707U JP 19970782 U JP19970782 U JP 19970782U JP H0225712 Y2 JPH0225712 Y2 JP H0225712Y2
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bracket
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JP1982199707U
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は警報器などの付属部品を車体に取付け
る取付構造に改良を加えた車両用付属部品の取付
構造に関する。
(従来の技術) 車両例えば乗用車におけるトランクのカバー即
ちトランクリツドに警報器、テレビアンテナ等の
付属部品を取付ける従来の技術としては、例えば
実公昭39−29573号公報に開示されたものがある。
このものは、トランクリツドに支持金具を弾性部
材を介して複数個の取付ボルトにより取付け、こ
の支持金具の左,右両端部に突設された取付片に
付属部品を側方から取付ねじにより取付ける構成
である。
(考案が解決しようとする課題) 従来の構成では、支持金具をトランクリツドに
複数個の取付ボルトにより取付けなければならな
いので、取付けの作業性が悪い不具合がある。
又、取付ねじを外すだけで付属部品を支持金具か
ら簡単に取外すことができるので、盗難の虞れが
ある。更に、支持金具をトランクリツドに取付け
る複数個の取付ボルトの先端がトランクリツドに
圧接するので、トランクリツドに傷が付く不具合
がある。そして、車種によつてトランクリツドが
開閉する開口部の周縁部の寸法が異なると、支持
金具をトランクリツドに取付けた時にトランクリ
ツドを閉鎖できなくなることもある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、簡単に取付けを行なうことができて作
業性が向上し、盗難の虞れがなく、カバーに傷を
付けることがないとともに、汎用性が高い車両用
付属部品の取付構造を堤供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の車両用付属部品の取付構造は、車体の
収納室の開口部にこれを開閉するようにカバーを
設け、このカバーの外周縁部に挾入され一辺部が
前記カバーの一面部に接着部材により取付けられ
他辺部が前記カバーの閉鎖時にこれの他面部と前
記収納室における開口部の周縁部との間に弾性部
材を介して挾持された付属部品取付用のブラケツ
トを設け、付属部品を、ブラケツトの一辺部の表
面側に裏面側から挿通されたボルトによつて予め
取付けておく構成に特徴を有する。
(作用) 本考案の車両用付属部品の取付構造によれば、
ブラケツトをカバーの外周縁部に挾入するだけで
取付けることができるので、取付作業性が向上す
る。又、付属部品はブラケツトの一辺部の表面側
に裏面側からのボルトにより取付けられ、ブラケ
ツトの一辺部はカバーに接着され、ブラケツトの
他辺部はカバーの閉鎖時に該カバーと収納室にお
ける開口部の周縁部との間に弾性部材を介して挾
持されているので、付属部品はブラケツトをカバ
ーから取外さないと取外すことができなくなり、
ブラケツトはカバーを開放しないとカバーから取
外すことができなくなり、従つて、付属部品の盗
難の虞れがない。更に、ブラケツトはカバーに接
着されるだけであるので、カバーに傷を付けるこ
とはない。そして、ブラケツトの他辺部をカバー
と開口部の周縁部との間に弾性部材を介して挾持
させるようにしたので、車種によつて開口部の周
縁部の寸法が多少異なつてもこれを弾性部材で吸
収することができ、汎用性が高いものとなる。
(実施例) 以下、本考案の各実施例を図面に基づいて説明
する。
先ず、本考案の第一実施例を示す第1図及び第
2図において、1は乗用車の車体、2は該車体1
の後部に形成された収納室たるトランク、3はト
ランク2に形成された荷物出入用の開口部、4は
この開口部3の周縁部全周にわたつて鉛直状態に
形成された立上り縁部、5はこの立上り縁部4に
設けられたシール部材である。6はトランクリツ
ドで、これは前記開口部3に枢支機構(図示せ
ず)を介して開閉可能に設けられている。7は上
辺部7a及び下辺部7bから略U字状に形成され
た付属部品取付用のブラケツトで、これはトラン
クリツド6の外周縁部の所定位置に挾入され、上
辺部7aは警報器8を取着してトランクリツド6
の外側面部に接着部材例えば両面テープ9により
取付けられ、下辺部7bはシート状の弾性部材1
0を巻回状態に装着してトランクリツド6の内側
面部に接触状態に位置する。そして、トランクリ
ツド6を閉鎖した状態ではブラケツト7の弾性部
材10を有する下辺部7bがトランクリツド6と
シール部材5との間に挾持された状態に保持され
る。尚、前記車両用付属部品たる警報器8は、ブ
ラケツト7における一辺部7aの上面(表面)側
に下面(裏面)側から挿通されたボルト14によ
り予め取付けられている。
このように、本実施例によれば、付属部品とし
ての警報器8を取付けるとき、ブラケツト7が両
面テープ9により接着されることは勿論、トラン
クリツド6とトランク2における開口部3の立上
り縁部4との間に挾持状態に保持され抜止めされ
る。しかも、この状態を実現させるのにブラケツ
ト7をトランクリツド6に挾入するだけでの簡単
な操作で済み、取付作業性が向上する。この場
合、警報器8をブラケツト7から取外すべくボル
ト14を操作するにはブラケツト7をトランクリ
ツド6から取外す必要があり、又、ブラケツト7
をトランクリツド6から取外すにはトランクリツ
ド6を開放する必要があり、従つて、警報器8及
びブラケツト7の盗難の虞れがない。
また、付属部品の取付け時、ブラケツト7をト
ランクリツド6に挾入するだけで済むとともに、
ブラケツト7の下辺部7bがトランクリツド6と
開口部3の立上り縁部4との間に弾性部材10を
介して挾持されていることから立上り縁部4の寸
法が車種によつて多少異なつてもこれを吸収でき
ることに伴い、ブラケツト7を互いに異なる車種
のトランクリツドに取付けることができて、汎用
性が高い。
さらには、ブラケツト7を挾持状態に保持する
事情にありながらも、トランクリツド6とシール
部材5との間に弾性部材10を設けたので、付属
部品を取付けるべくトランクリツド6を閉鎖した
とき、トランクリツド6からシール部材5に加え
られる衝撃力が緩和されシール部材5の損傷が軽
減する。
そして、ブラケツト7をトランクリツド6に接
着のみで取付けるようにしているので、トランク
リツド6に傷を付けることもない。
つぎに、第3図は本考案の第二実施例を示し、
この第二実施例が第一実施例と異なるところは、
第一実施例ではブラケツト7にシート状の弾性部
材10を設けたのに対して、第二実施例ではブラ
ケツト7の下辺部7bに弾性部材として波形状の
ばね部11を形成したことである。この場合、前
記ばね部11はトランクリツド6とシール部材5
との間に挾入された状態に位置する。
さらに、第4図は本考案の第三実施例を示し、
これにおいて、ブラケツト12の下辺部12bは
上辺部12aより短寸に形成される一方、シール
部材5は直接トランクリツド6に当接する。そし
て、前記ブラケツト12の短寸な下辺部12bの
先端にはブロツク状の弾性部材13が貫通状態に
装着され、その上端部がトランクリツド6の外周
縁部に当接し、下端部が開口部3の周縁部のうち
立上り縁部4とは異なる部位に当接する。
上記第二実施例の第3図及び第三実施例の第4
図では、第一実施例の第2図と同一部分には同一
符号を付してあり、異なる部分のみ説明してい
る。そして、これら第二及び第三実施例のとおり
構成しても第一実施例と同様な効果が得られる。
尚、上記各実施例では収納室として乗用車のト
ランク2を適用し、カバーとしてトランクリツド
6を適用したが、その適用対象としてはこれに限
られず、収納室における開口部の周縁部とカバー
とが圧接状態に構成されるものであればよい。
[考案の効果] 本考案の車両用付属部品の取付構造は以上説明
した通りであるので、簡単に付属部品の取付けを
行なうことができて作業性が向上し、付属部品の
盗難の虞れがなく、カバーに傷を付けることがな
いとともに、汎用性が高いという優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第一実施例を示
し、第1図は一部除去して示す斜視図、第2図は
要部の拡大縦断面図であり、第3図及び第4図は
本考案の第二実施例及び第三実施例を示す第2図
相当図である。 図中、2はトランク(収納室)、3は開口部、
5はシール部材、6はトランクリツド(カバー)、
7,12はブラケツト、8は警報器(付属部品)、
9は両面テープ(接着部材)、10,13は弾性
部材、11はばね部(弾性部材)、14はボルト、
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に形成され荷物などを収納するための収納
    室と、この収納室の開口部にこれを開閉するよう
    に設けられたカバーと、このカバーの外周縁部に
    挾入され一辺部が前記カバーの一面部に接着部材
    により取付けられ他辺部が前記カバーの閉鎖時に
    これの他面部と前記収納室における開口部の周縁
    部との間に弾性部材を介して挾持された付属部品
    取付用のブラケツトとを具備して成り、付属部品
    はブラケツトの一辺部の表面側に裏面側から挿通
    されたボルトによつて取付けられていることを特
    徴とする車両用付属部品の取付構造。
JP19970782U 1982-12-24 1982-12-24 車両用付属部品の取付構造 Granted JPS5999842U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19970782U JPS5999842U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 車両用付属部品の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19970782U JPS5999842U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 車両用付属部品の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5999842U JPS5999842U (ja) 1984-07-05
JPH0225712Y2 true JPH0225712Y2 (ja) 1990-07-13

Family

ID=30425231

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19970782U Granted JPS5999842U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 車両用付属部品の取付構造

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JP (1) JPS5999842U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5187831U (ja) * 1975-01-09 1976-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5999842U (ja) 1984-07-05

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