JPH02256820A - エンジンの水冷装置 - Google Patents
エンジンの水冷装置Info
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- JPH02256820A JPH02256820A JP7492989A JP7492989A JPH02256820A JP H02256820 A JPH02256820 A JP H02256820A JP 7492989 A JP7492989 A JP 7492989A JP 7492989 A JP7492989 A JP 7492989A JP H02256820 A JPH02256820 A JP H02256820A
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- Japan
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- cooling jacket
- pump
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims abstract description 99
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims abstract description 38
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/02—Arrangements for cooling cylinders or cylinder heads
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/38—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling the cylinder heads being of overhead valve type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、エンジンの水冷装置に関する。
［従来の技術］
従来のエンジンの水冷装置は、ポンプが圧送する冷却媒
体をシリンダブロックの水ジャケットに供給し、その後
シリンダヘッドの水ジャケットに供給する冷却経路を備
えて構成されている。
体をシリンダブロックの水ジャケットに供給し、その後
シリンダヘッドの水ジャケットに供給する冷却経路を備
えて構成されている。
［発明が解決しようとする課題］
然しながら、上記従来の水冷装置において、シリンダヘ
ッドの水ジャケットに到達する冷却媒体は、前段のシリ
ンダブロックで熱を奪って既に相当に高温化しているた
め、冷却効果が比較的低い。
ッドの水ジャケットに到達する冷却媒体は、前段のシリ
ンダブロックで熱を奪って既に相当に高温化しているた
め、冷却効果が比較的低い。
ところで、エンジンの熱効率を向上するために高圧縮比
を採用したり、或いはエンジンの高出力化を実現するた
めに過給手段にて高過給する場合には、共にノッキング
を発生し易い。
を採用したり、或いはエンジンの高出力化を実現するた
めに過給手段にて高過給する場合には、共にノッキング
を発生し易い。
この時、上記従来の水冷装置を用いるエンジンにあって
は、上述の如くその冷却効果が比較的低いため、シリン
ダヘッドの温度をノッキングの原因である自然自己着火
温度にならないように冷却することが困難であり、結果
として上述のノッキングを防止しにくい。この為、ノッ
キングの発生を避は得る程度の圧縮比や過給圧を選択す
るを得す、前述の如くの高圧縮比の採用による熱効率の
向上、或いは高過給圧の採用による高出力化の実現を達
成することに困難がある。
は、上述の如くその冷却効果が比較的低いため、シリン
ダヘッドの温度をノッキングの原因である自然自己着火
温度にならないように冷却することが困難であり、結果
として上述のノッキングを防止しにくい。この為、ノッ
キングの発生を避は得る程度の圧縮比や過給圧を選択す
るを得す、前述の如くの高圧縮比の採用による熱効率の
向上、或いは高過給圧の採用による高出力化の実現を達
成することに困難がある。
本発明は、シリンダヘッドを高冷却し、シリンダヘッド
の温度をノッキングの原因である自然自己着火温度にな
らないように冷却し、結果としてノッキングを防止し、
高圧縮比の採用による熱効率の向上や、高過給圧の採用
による高出力化を実現可能とすることを目的とする。
の温度をノッキングの原因である自然自己着火温度にな
らないように冷却し、結果としてノッキングを防止し、
高圧縮比の採用による熱効率の向上や、高過給圧の採用
による高出力化を実現可能とすることを目的とする。
［課題を解決するための手段］
本発明に係るエンジンの水冷装置は、主ポンプと副ポン
プを有し、主ポンプが圧送する冷却媒体をシリンダブロ
ックの冷却ジャケットに供給し、その後シリンダヘッド
の冷却ジャケットに供給する主冷却経路を備えるととも
に、副ポンプが圧送する冷却媒体をシリンダブロックの
冷却ジャケットを経由することなく、シリンダヘッドの
冷却ジャケットにおける吸気口周辺部に供給する副冷却
経路を備えて構成されるようにしたものである。
プを有し、主ポンプが圧送する冷却媒体をシリンダブロ
ックの冷却ジャケットに供給し、その後シリンダヘッド
の冷却ジャケットに供給する主冷却経路を備えるととも
に、副ポンプが圧送する冷却媒体をシリンダブロックの
冷却ジャケットを経由することなく、シリンダヘッドの
冷却ジャケットにおける吸気口周辺部に供給する副冷却
経路を備えて構成されるようにしたものである。
［作用］
副ポンプと副冷却経路の存在により、主冷却経路にてシ
リンダブロックの熱を奪って高温化する冷却媒体に比し
て、新鮮でより低温の冷却媒体をシリンダヘッドの冷却
ジャケットに供給でき、シリンダヘッドに付与する冷却
効果を高めることができる。
リンダブロックの熱を奪って高温化する冷却媒体に比し
て、新鮮でより低温の冷却媒体をシリンダヘッドの冷却
ジャケットに供給でき、シリンダヘッドに付与する冷却
効果を高めることができる。
又、副冷却経路の冷却媒体はシリンダヘッドの冷却ジャ
ケットにおける吸気口周辺部に供給されるから、ノッキ
ングが発生し易い燃焼室の吸気口周辺部を集中的に冷却
できる。即ち、燃焼室内に混合気を供給する吸気口周辺
部は一般的に低温であるがノッキングを発生し易い。こ
れは、吸気口周辺部で燃料の付着が多いため、温度が低
くても着火し易い条件となるからである。特に、近年の
多バルブエンジンては、各吸気口周辺部での燃料の付着
が多い。これに対し、排気口周辺部は高温であるか、排
気行程時に壁面付着の燃料を排気が持ち去り、ノッキン
グを発生しにくい。
ケットにおける吸気口周辺部に供給されるから、ノッキ
ングが発生し易い燃焼室の吸気口周辺部を集中的に冷却
できる。即ち、燃焼室内に混合気を供給する吸気口周辺
部は一般的に低温であるがノッキングを発生し易い。こ
れは、吸気口周辺部で燃料の付着が多いため、温度が低
くても着火し易い条件となるからである。特に、近年の
多バルブエンジンては、各吸気口周辺部での燃料の付着
が多い。これに対し、排気口周辺部は高温であるか、排
気行程時に壁面付着の燃料を排気が持ち去り、ノッキン
グを発生しにくい。
即ち、本発明によれば、シリンダヘッドを高冷却し、シ
リンダヘッドの温度をノッキングの原因である自然自己
着火温度にならないように冷却し、結果としてノッキン
グを防止し、高圧縮比の採用による熱効率の向上や、高
過給圧の採用による高出力化を実現できる。
リンダヘッドの温度をノッキングの原因である自然自己
着火温度にならないように冷却し、結果としてノッキン
グを防止し、高圧縮比の採用による熱効率の向上や、高
過給圧の採用による高出力化を実現できる。
［実施例］
第１図は本発明の一例を示す冷却系統図、第２図は本発
明が適用されたシリンダヘッドを示す樅断面図、第３図
は第２図の横断面図、第４図は副ポンプ及び流量制御弁
を示す配管図である。
明が適用されたシリンダヘッドを示す樅断面図、第３図
は第２図の横断面図、第４図は副ポンプ及び流量制御弁
を示す配管図である。
本発明が適用されたエンジンの水冷装置は、第１図に示
す如く、主ポンプ１１と副ポンプ１２を有し、（Ａ）主
ポンプ１１が圧送する冷却媒体をシリンダブロック１３
の冷却ジャケット１３Ａに供給し、その後シリンダヘッ
ド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給する主冷却経路１
５を備えるとともに、（Ｂ）副ポンプ１２が圧送する冷
却媒体をシリンダブロック１３の冷却ジャケット１３Ａ
を経由することなく、シリンダヘッド１４の冷却ジャケ
ット１４Ａにおける吸気口周辺部に供給する副冷却経路
１６を備えて構成される。
す如く、主ポンプ１１と副ポンプ１２を有し、（Ａ）主
ポンプ１１が圧送する冷却媒体をシリンダブロック１３
の冷却ジャケット１３Ａに供給し、その後シリンダヘッ
ド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給する主冷却経路１
５を備えるとともに、（Ｂ）副ポンプ１２が圧送する冷
却媒体をシリンダブロック１３の冷却ジャケット１３Ａ
を経由することなく、シリンダヘッド１４の冷却ジャケ
ット１４Ａにおける吸気口周辺部に供給する副冷却経路
１６を備えて構成される。
尚、副ポンプ１２から吐出された冷却媒体は、第１図に
示す如く、流量制御弁１７を経てシリンダヘッド１４の
冷却ジャケット１４Ａに供給される。これにより、低温
始動時又は低温時には、シリンダヘッド１４の冷却ジャ
ケット１４Ａへの供給流量な零又は極少量として短時間
に暖機できる。又、熱負荷の高い時には、シリンダヘッ
ド１４の冷却ジャケット１４Ａへの供給流量を増加し、
冷却効果を更に高めることができる。これにより、シリ
ンダヘッド１４に対し理想的な冷却制御ができることに
なる。流量制御弁１７は、例えば制御装置１８にて制御
されるステップモータ１９にて駆動される。
示す如く、流量制御弁１７を経てシリンダヘッド１４の
冷却ジャケット１４Ａに供給される。これにより、低温
始動時又は低温時には、シリンダヘッド１４の冷却ジャ
ケット１４Ａへの供給流量な零又は極少量として短時間
に暖機できる。又、熱負荷の高い時には、シリンダヘッ
ド１４の冷却ジャケット１４Ａへの供給流量を増加し、
冷却効果を更に高めることができる。これにより、シリ
ンダヘッド１４に対し理想的な冷却制御ができることに
なる。流量制御弁１７は、例えば制御装置１８にて制御
されるステップモータ１９にて駆動される。
又、第１図に示す如く、両ポンプ１１．１２はラジェー
タ２０の冷却媒体を主冷却経路１５と副冷却経路１６の
それぞれに圧送し、主冷却経路１５及び副冷却経路１６
のそれぞれにおいてシリンダヘッド１４の冷却ジャケッ
ト１４Ａを通過した後の冷却媒体はラジェータ２０に送
り返され、循環使用される。又、副ポンプ１２が圧送す
る冷却媒体の一部は上記副冷却経路１６から分岐されて
インタークーラー２１、もしくはターボ過給機に供給さ
れても良い。
タ２０の冷却媒体を主冷却経路１５と副冷却経路１６の
それぞれに圧送し、主冷却経路１５及び副冷却経路１６
のそれぞれにおいてシリンダヘッド１４の冷却ジャケッ
ト１４Ａを通過した後の冷却媒体はラジェータ２０に送
り返され、循環使用される。又、副ポンプ１２が圧送す
る冷却媒体の一部は上記副冷却経路１６から分岐されて
インタークーラー２１、もしくはターボ過給機に供給さ
れても良い。
第２図〜第４図は、上記第１図の水冷装置が適用された
多気筒エンジン１００の要部を示したものである。尚、
第２図、第３図において、２２は吸気口、２３は吸気弁
、２４は吸気カム軸、２５は排気口、２６は排気弁、２
７は排気カム軸、２８は点火プラグである。
多気筒エンジン１００の要部を示したものである。尚、
第２図、第３図において、２２は吸気口、２３は吸気弁
、２４は吸気カム軸、２５は排気口、２６は排気弁、２
７は排気カム軸、２８は点火プラグである。
エンジン１００のシリンダヘッド１４は、第３図に示す
如く、主冷却経路１５においてシリンダブロック１３の
冷却ジャケット１３Ａを該シリンダヘッド１４の冷却ジ
ャケット１４Ａに連通せしめる導通路３１を備えており
、主ポンプ１１が圧送する冷却媒体を冷却ジャケット１
３Ａから導通路３１を経て冷却ジャケット１４Ａに導入
する。
如く、主冷却経路１５においてシリンダブロック１３の
冷却ジャケット１３Ａを該シリンダヘッド１４の冷却ジ
ャケット１４Ａに連通せしめる導通路３１を備えており
、主ポンプ１１が圧送する冷却媒体を冷却ジャケット１
３Ａから導通路３１を経て冷却ジャケット１４Ａに導入
する。
又、シリンダヘッド１４は、副冷却経路１６において流
量制御弁１７の出側配管が接続される分配路３２を冷却
ジャケット１４Ａと隔絶する状態で備えており副ポンプ
１２が圧送する冷却媒体を流量制御弁１７を経てこの分
配路３２に供給され、更にこの分配路３２に供給された
冷却媒体を該分配路３２の各気筒対応部に設けられてい
る冷却ノズル３３から冷却ジャケット１４Ａにおける吸
気口２２の周辺部に供給するや 尚、シリンダヘッド１４は、各気筒毎に、上記冷却ノズ
ル３３と、吸気口２２及び排気口２５を挟む該冷却ノズ
ル３３の反対位置に配設される冷却媒体排出路３４を備
えている。
量制御弁１７の出側配管が接続される分配路３２を冷却
ジャケット１４Ａと隔絶する状態で備えており副ポンプ
１２が圧送する冷却媒体を流量制御弁１７を経てこの分
配路３２に供給され、更にこの分配路３２に供給された
冷却媒体を該分配路３２の各気筒対応部に設けられてい
る冷却ノズル３３から冷却ジャケット１４Ａにおける吸
気口２２の周辺部に供給するや 尚、シリンダヘッド１４は、各気筒毎に、上記冷却ノズ
ル３３と、吸気口２２及び排気口２５を挟む該冷却ノズ
ル３３の反対位置に配設される冷却媒体排出路３４を備
えている。
これにより、上述の如く主冷却経路１５によりシリンダ
ブロック１３の冷却ジャケット１３Ａからシリンダヘッ
ド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給された冷却媒体、
及び副冷却経路１６により冷却ノズル３３から直接的に
シリンダヘッド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給され
た冷却媒体は、該ジャケット１４Ａから冷却媒体排出路
３４を経てラジェータ２２に送り返される。
ブロック１３の冷却ジャケット１３Ａからシリンダヘッ
ド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給された冷却媒体、
及び副冷却経路１６により冷却ノズル３３から直接的に
シリンダヘッド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給され
た冷却媒体は、該ジャケット１４Ａから冷却媒体排出路
３４を経てラジェータ２２に送り返される。
尚、主ポンプ１１はカム軸２４及び２７に連動して駆動
され、副ポンプ１２はカム軸２４又は２７に直結して駆
動される。
され、副ポンプ１２はカム軸２４又は２７に直結して駆
動される。
又、シリンダヘッド１４は各気筒毎に２以上の冷却ノズ
ル３３を備えるものであっても良い。
ル３３を備えるものであっても良い。
次に、上記実施例の作用について説明する。
■副ポンプ１２と副冷却経路１６の存在により、主冷却
経路１５にてシリンダブロック１３の熱を奪って高温化
する冷却媒体に比して、新鮮でより低温の冷却媒体をシ
リンダヘッド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給でき、
シリンダヘッド１４に付与する冷却効果を高めることが
できる。
経路１５にてシリンダブロック１３の熱を奪って高温化
する冷却媒体に比して、新鮮でより低温の冷却媒体をシ
リンダヘッド１４の冷却ジャケット１４Ａに供給でき、
シリンダヘッド１４に付与する冷却効果を高めることが
できる。
■又、副冷却経路１６の冷却媒体はシリンダヘッド１４
の冷却ジャケット１４Ａにおける吸気口２２の周辺部に
供給されるから、ノッキングが発生し易い燃焼室の吸気
口２０に周辺部を集中的に冷却できる。即ち、燃焼室内
に混合気を供給する吸気口２２の周辺部は一般的に低温
であるがノッキングを発生し易い。これは、吸気口２２
の周辺部で燃料の付着か多いため、温度は低くても着火
し易い条件となるからである。特に、近年の多バルブエ
ンジンでは、各吸気口２２の周辺部での燃料の付着が多
い。これに対し、排気口２５の周辺部は高温であるが、
排気行程時に壁面付着の燃料を排気が持ち去り、ノッキ
ングを発生しにくい。
の冷却ジャケット１４Ａにおける吸気口２２の周辺部に
供給されるから、ノッキングが発生し易い燃焼室の吸気
口２０に周辺部を集中的に冷却できる。即ち、燃焼室内
に混合気を供給する吸気口２２の周辺部は一般的に低温
であるがノッキングを発生し易い。これは、吸気口２２
の周辺部で燃料の付着か多いため、温度は低くても着火
し易い条件となるからである。特に、近年の多バルブエ
ンジンでは、各吸気口２２の周辺部での燃料の付着が多
い。これに対し、排気口２５の周辺部は高温であるが、
排気行程時に壁面付着の燃料を排気が持ち去り、ノッキ
ングを発生しにくい。
■更に、副冷却経路１６はシリンダヘッド１４内で冷却
ノズル３３に達するまでの間を分配路３２とし、分配路
３２を冷却ジャケット１４Ａと隔絶している。この為、
副冷却経路１６から分配路３２に供給された冷却媒体は
、主冷却経路１５から冷却ジャケット１４Ａに供給され
ている冷却媒体と混合しない低温状態で冷却ノズル３３
から噴出して吸気口２２の周辺部に当たり熱量を持ち去
った後、主冷却経路１５から冷却ジャケット１４Ａに供
給されている冷却媒体と混合し、その後冷却媒体排出路
３４から排出される。この為、シリンダヘッド１４の冷
却ジャケット１４Ａにおける吸気口２２の周辺部に高い
冷却効果を付与できる。
ノズル３３に達するまでの間を分配路３２とし、分配路
３２を冷却ジャケット１４Ａと隔絶している。この為、
副冷却経路１６から分配路３２に供給された冷却媒体は
、主冷却経路１５から冷却ジャケット１４Ａに供給され
ている冷却媒体と混合しない低温状態で冷却ノズル３３
から噴出して吸気口２２の周辺部に当たり熱量を持ち去
った後、主冷却経路１５から冷却ジャケット１４Ａに供
給されている冷却媒体と混合し、その後冷却媒体排出路
３４から排出される。この為、シリンダヘッド１４の冷
却ジャケット１４Ａにおける吸気口２２の周辺部に高い
冷却効果を付与できる。
■又、冷却ノズル３３、冷却媒体排出路３４は各気筒毎
に設けられ、シリンダヘット１４の冷却ジャケット１−
４ Ａに供給された冷却媒体は各気筒毎に独立的に冷却
媒体排出路３４へ流れ込むこととなる。この為、例えば
冷却ノズル３３のノズル口径の絞り度合いを調整する等
により、シリンダヘッド１４における各気筒間の冷却分
布を相互に均一化することができる。
に設けられ、シリンダヘット１４の冷却ジャケット１−
４ Ａに供給された冷却媒体は各気筒毎に独立的に冷却
媒体排出路３４へ流れ込むこととなる。この為、例えば
冷却ノズル３３のノズル口径の絞り度合いを調整する等
により、シリンダヘッド１４における各気筒間の冷却分
布を相互に均一化することができる。
■即ち、シリンダヘッド１４を高冷却し、シリンダヘッ
ド１４の温度をノッキングの原因である自然自己着火温
度にならないように冷却し、結果としてノッキングを防
止し、高圧縮比の採用による熱効率の向上や、高加給圧
の採用による高出力化を実現できる。
ド１４の温度をノッキングの原因である自然自己着火温
度にならないように冷却し、結果としてノッキングを防
止し、高圧縮比の採用による熱効率の向上や、高加給圧
の採用による高出力化を実現できる。
［発明の効果］
以上のように本発明によれば、シリンダヘッドを高冷却
し、シリンダヘッドの温度をノッキングの原因である自
然自己着火温度にならないように冷却し、結果としてノ
ッキングを防止し、高圧縮比の採用による熱効率の向上
や、高過給圧の採用による高出力化を実現できる。
し、シリンダヘッドの温度をノッキングの原因である自
然自己着火温度にならないように冷却し、結果としてノ
ッキングを防止し、高圧縮比の採用による熱効率の向上
や、高過給圧の採用による高出力化を実現できる。
第１図は本発明の一例を示す冷却系統図、第２図は本発
明が適用されたシリンダヘッドを示す縦断面図、第３図
は第２図の横断面図、第４図は副ポンプ及び流量制御弁
を示す配管図である。 １１・・・主ポンプ、 １２・・・副ポンプ、 １３・・・シリンダブロック、 １３Ａ・・・冷却ジャケット、 １４・・・シリンダヘッド、 １４Ａ・・・冷却ジャケット、 １５・・・主冷却経路、 １６・・・副冷却経路、 ２２・・・吸気口、 １００・・・エンジン。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第３図 第４図
明が適用されたシリンダヘッドを示す縦断面図、第３図
は第２図の横断面図、第４図は副ポンプ及び流量制御弁
を示す配管図である。 １１・・・主ポンプ、 １２・・・副ポンプ、 １３・・・シリンダブロック、 １３Ａ・・・冷却ジャケット、 １４・・・シリンダヘッド、 １４Ａ・・・冷却ジャケット、 １５・・・主冷却経路、 １６・・・副冷却経路、 ２２・・・吸気口、 １００・・・エンジン。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第３図 第４図
Claims (1)
- （１）主ポンプと副ポンプを有し、主ポンプが圧送する
冷却媒体をシリンダブロックの冷却ジャケットに供給し
、その後シリンダヘッドの冷却ジャケットに供給する主
冷却経路を備えるとともに、副ポンプが圧送する冷却媒
体をシリンダブロックの冷却ジャケットを経由すること
なく、シリンダヘッドの冷却ジャケットにおける吸気口
周辺部に供給する副冷却経路を備えて構成されるエンジ
ンの水冷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7492989A JPH02256820A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | エンジンの水冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7492989A JPH02256820A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | エンジンの水冷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02256820A true JPH02256820A (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=13561538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7492989A Pending JPH02256820A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | エンジンの水冷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02256820A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009041510A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Mazda Motor Corp | エンジンの冷却装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5591718A (en) * | 1978-09-23 | 1980-07-11 | Audi Ag | Liquiddcooled internal combustion engine |
| JPS59126024A (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 内燃機関の冷却システム |
| JPS6026145A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | エンジンの冷却通路構造 |
| JPS6212722B2 (ja) * | 1977-09-21 | 1987-03-20 | Hitachi Ltd |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP7492989A patent/JPH02256820A/ja active Pending
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009041510A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Mazda Motor Corp | エンジンの冷却装置 |
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