JPH02255095A - γ―サイクロデキストリンおよび/またはα―グルコシルグリチルリチンの効率的生産方法 - Google Patents

γ―サイクロデキストリンおよび/またはα―グルコシルグリチルリチンの効率的生産方法

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JPH02255095A
JPH02255095A JP1073636A JP7363689A JPH02255095A JP H02255095 A JPH02255095 A JP H02255095A JP 1073636 A JP1073636 A JP 1073636A JP 7363689 A JP7363689 A JP 7363689A JP H02255095 A JPH02255095 A JP H02255095A
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JP
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cyclodextrin
glucosylglycyrrhizin
reaction
adsorbent
methanol
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JP1073636A
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Yukio Sawaguchi
澤口 幸男
Michio Aikawa
相川 道雄
Keimei Kikuchi
菊池 啓明
Kazuhito Sasaki
佐々木 和仁
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はγ−サイクロデキストリンおよび/またはα−
グルコシルグリチルリチンの製法に関し、更に詳しくは
、澱粉類とグリチルリチン類から主要部が同一の装置、
工程により包接作用を利用して近年食品、医薬品等に用
途を拡大しつつあるサイクロデキストリン類の中にあっ
て、その溶解度が高い、包接容量が大きいなどの機能を
持ったγ−サイクロデキストリンまたは甘味剤として、
あるいは食品の味質改良剤として用いられるα−グルコ
シルグリチルリチンを夫々単独で選択的に、或いは双方
を同時にまた混合物として高収率で効率良く生産するこ
とに関する。
〔従来の技術〕
特開昭60−227693号に澱粉類にサイクロデキス
トリングルカノトランスフェラーゼを作用させるとき、
グリチルリチン等のテルペノイド類を共存させることに
よりγ−ザイクロデキストリンを増収する方法が開示さ
れ、特開昭58870号にグリチルリチンと澱粉質にサ
イクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用
させて、α−グルコシルグリチルリチンを得る方法が開
示されている。
これらは夫々澱粉類とグリチルリチン類からサイクロデ
キストリングルカノトランスフェラーゼ′の作用により
、γ−サイクロデキストリンまたはα−グルコシルグリ
チルリチンを生産することに関するものであるが、いず
れもその選択的効率的な製造方法については開示がなく
、またいずれか一方の製造しか述べられておらず双方を
同時に生産する方法でもない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、澱粉類とグリチルリチン類から主要部が同一
の装置、工程によりγ−サイクロデキストリンとα−グ
ルコシルグリチルリチンを単独または混合状態で更には
双方を同時に最も効率的に製造することについて詳細に
追及し、完成させたものであり、夫々の製品に適した酵
素処理条件を見出すとともに従来法にない工程を導入す
ることによって収率、純度1分離効率の向上をめざした
〔課題を解決するための手段〕
即ち本発明は澱粉類とグリチルリチン類に対してサイク
ロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させ
るに際して、 (A)反応液のp++を6.5〜8.01基質濃度を5
〜20%に保持し、反応中または反応後アミラーゼ類を
添加作用させ、更に陽イオン交換樹脂により pHを2
〜3として、非極性合成吸着剤に接触させ、吸着物を1
0〜55%(V/V)メタノールまたは5〜30%(V
/V)エタノールで溶出、晶析させてγ−ザイクロデキ
ストリンを選択的に高収率で生産分離する方法。
(B)反応液のpHを5.0〜6.5.基質濃度を20
〜40%に保持し、反応後陽イオン交換樹脂処理により
pHを2〜3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸着
物を65〜95%(V/V)低級アルコールに溶出させ
て、α−グルコシルグリチルリチンを選択的に生産分離
する方法。
(C)反応液のpHを6.0〜7.0.基質濃度を20
〜25%に保持し、反応中または反応後アミラーゼ類を
添加作用させ、更に陽イオン交換樹脂処理によりp)l
を2〜3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸着物を
45〜55%(V/V、)メタノールと85〜95%(
V/V)メタノールまたは20〜30%(V/V) エ
タノールと65〜75% (V/V)エタノールにより
夫々分別溶出させてγ−7サイクロデキスI・リンとα
−グルコシルグリチルリチンを同時生産分離する方法。
(D)反応液のpitを5.0〜8.0.基質濃度を5
〜40%に保持し、反応後陽イオン交換樹脂処理により
 pHを2〜3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸
着物をメタノールまたはエタノールで溶出させてγ−サ
イクロデキストリンとα−グルコシルグリチルリチンの
混合物を得る方法。
の4つの方法のいずれかにより、γ−サイクロデキスト
リンとα−グルコシルグリチルリチンの夫々または双方
を生産するものである。
澱粉類にサイクロデキストリングルカノトランスフェラ
ーゼを作用させてから、グルコアミラーゼ単独でまたは
他のアミラーゼ類とともに添加すると、グルコアミラー
ゼ単独ではα、βγの各サイクロデキストリンはそのま
ま安定で分解しないが(特開昭56−805号、特公昭
52−8385号)、細菌糖化型アミラーゼの併用によ
りβ、γ−サイクロデキストリンは還元糖に分解するこ
とが知られ(特開昭57−3(1702号)、グツ ルコアミラーゼとα−サイクロデキストリンへの親和性
の低いサイクロデキストリントランスフェラーゼを併用
するとβ、γ−ザイクロデキストリンはグルコース、マ
ルトース等に分解するといわれる(特開昭62−117
01号)。本発明のようにグリチルリチン類の存在下に
おいてサイクロデキストリングルカノトランスフェラー
ゼ処理の途中または処理後アミラーゼ類で処理をして更
に陽イオン交換樹脂および非極性合成吸着剤に接触させ
ると、きわめて選択的にγ−サイクロデキストリンが生
産分離され、澱粉類に対する収率は特開昭60−227
693号に示される方法より高くなった。
即ち本発明により澱粉またはその加水分解物からのグリ
チルリチンまたはα−グルコシルグリチルリチン存在下
でのデキストリン類への酵素反応においてγサイクロデ
キストリンまたはα−グルコシルグリチルリチンが優先
的、選択的に得られる条件が見出された。これとともに
γ−サイクロデキストリンの分離に関してはγサイクロ
デキストリンは、グリチルリチンまたはα−グルコシル
グリチルリチンとアミラーゼ類の双方が存在することに
より、その包接作用によって選択的に分離精製されるこ
とが判明し、発明が完成された。
本発明に用いられる澱粉類とは、馬鈴薯、トウモロコシ
、小麦などから得られるα−1,4グルコシル糖化合物
を主要成分として含む澱粉および澱粉に対して酸または
アミラーゼなどによって加水分解処理して重合度を調整
したいわゆるデキストリンなどであり、その起源は問わ
ない。
本発明においては、澱粉を原料として用いる場合、予め
アミラーゼなどによって液化処理を行い、DE (De
xlrose Equivalent)2〜Inに調整
したものが好適である。
グリチルリチン類とは、古くから薬用、甘味料として用
いられて来た、豆科の多年生植物である甘草のの根から
抽出精製したグリチルリチン酸(Glycy++hix
ic acid )またはその塩類、および甘草中にグ
リチルリチンと共存しトリテルペン骨格をもつ、グリチ
ルリチンと類縁の配糖体、更にグリチルリチン酸または
その塩類とα−1,4−グルコシル糖化合物の混合物に
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作
用させて得られるα−グルコシルグリチルリチンなどで
ある。
α−グルコシルグリチルリチンは、γ−サイクロデキス
トリンを選択的に生産する場合の原料として好適である
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼとし
ては、多くの酵素が公知となっているが、本発明に適応
出来る酵素は、サイクロデキストリンを生産する能力が
あり、かつグリチルリチン類の糖部にα−1,4−グル
コシル糖転移能があればよく、本発明が規定する反応条
件と適合し、効率的にγ−ザイクロデキストリンまたは
α−グルコシルグリチルリチンを生産する酵素としては
、バチルスステアロザーモフィラス(Bacillus
 5lea+olhermophilus )が生産す
るサイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼが
適している。
アミラーゼ類とは、一般に高等動物、高等植物、カビ、
細菌など自然界に広く分布し、αグルコシル結合した多
糖類を加水分解する酵素であるが、本発明においてはα
−グルコシル結合した多糖類のα−1,4−グルコシル
結合に作用し、加水分解する酵素であればよく、その起
源については特に問わない。
非極性合成吸着剤としては、スチレンとジビニルベンゼ
ンの共重合体からなる巨大網状構造をもつ多孔性ポリマ
ーで、三菱化成工業■製のダイヤイオンIP−20,オ
ルガノ(横裂のXAD−2住友化学工業■製のデュオラ
イトS−861などである。
陽イオン交換樹脂としては、グリチルリチン酸のアルカ
リ金属塩、アンモニウム塩 アルカリ土類金属塩などと
接触し、これらの陽イオンを交換し、グリチルリチン酸
に交換する能力があればよく、例えばスチレンとジビニ
ルベンゼンの共重合体を骨格としてスルフォン基を導入
したアンバーライト IR−120B (オルガノ■製
)。
ダイヤイオン5KIB (三菱化成工業■製)などが適
している。
本発明に用いられる低級アルコールとはメタノール、エ
タノール、ノルマルブロパノールイソプパノールおよび
ブタノールなどである。
本発明におけるγ−サイクロデキストリンを選択的に生
産する最適条件は第1図に示す如くであり、基質濃度は
5〜50%範囲において低い程よいが、効率的な生産に
は10%程度が好適である。pHは反応生成物の選択性
において最も重要なファクターであり、γ−サイクロデ
キストリンを選択する場合にはptl?、I]が至適で
ある。
澱粉または澱粉加水分解物とグリチルリチン類の配合比
率は、γ−サイクロデキストリンの生成量に対して澱粉
類が過剰に存在する場合、γ−サイクロデキストリンの
最大生成量は、グリチルリチン類のアグリコンであるト
リテルペンペン骨格とほぼ等モルであり、澱粉または澱
粉加水分解物に対する生成量に限度があり、最適配合比
率が存在する。γ−サイクロデキストリンの効率的な生
産を行うためには、DE2〜10の澱粉加水分解物が好
適で、その配合比率は、トリテルペン骨格量に対して、
5〜6倍が好適である。このときグリチルリチン類とし
てグリチルリチン酸またはその塩類を用いた場合には、
澱粉類に対するγ−ザイクロデキストリンの生成率は4
0%程度であるが、α−グルコシルグリチルリチンを用
いた場合には約50%に達する。
α−グルコシルグリチルリチンを選択的に生産するとき
の最適条件は、第2図に示す如くであり、基質濃度は5
〜50%の範囲において高い程生成率が高(なる。基質
濃度が高過ぎると原料の溶解性1反応液の粘度上昇など
作業性を低下させるので、30%程度が好適である。
pHは、6.0が至適で、それ以下では、生成率が急速
に低下する。
澱粉または澱粉加水分解物とグリチルリチン類の配合比
率は、澱粉類の比率が高い程、グリチルリチン類に対す
るα−グルコシルグリチルリチンの生成率は高くなり、
一定値に収斂する傾向を示すが、基質総量に対する生成
率は低下する。
したがって最も効率的な生産を行なうためには、グリチ
ルリチン類に対して3倍量の澱粉類の配合が好適である
このときグリチルリチン類の糖転移反応率は約65%で
ある。γ−サイクロデキストリンとαグルコシルグリチ
ルリチンの双方を生産するときは、それぞれを単独に生
産する場合の最適条件の中間条件で双方の合計生成率が
最も高くなる。
即ち、基質濃度20%、pf16.5.基質の組成はグ
リチルリチン類1に対して澱粉類3の割合が好適である
。このときγ−サイクロデキストリンの生成率は33%
、α−グルコシルグリチルリチンの生成率は58%であ
る。
γ−ザイクロデキストリンとα−グルコシルグリチルリ
チンの混合組成物を生産する場合には、その用途、目的
に応じてγ−サイクロデキストリンとα−グルコシルグ
リチルリチンをそれぞれ単独に生産するときの最適条件
の中間領域で任意に選ぶことが出来る。
本発明は、糖転移反応と反応生成物の分離精製法の適切
な組合せによって、γ−サイクロデキストリンとα−グ
ルコシルグリチルリチンの効率的、選択的生産がなし得
るものである。
糖転移反応生産物中には、γ−ザイクロデキストリンを
主体にしたサイクロデキストリン類およびα−グルコシ
ルグリチルリチンと未反応物である澱粉加水分解物およ
びグリチルリチンなどを含む。これら反応生成物および
未反応物を非極性合成吸着剤に接触させるとき、それぞ
れの成分の極性の違いによる非極性合成吸着剤との親和
性の差を利用して分離、精製を行うものである。
この分離、精製において澱粉加水分解物の分子量が小さ
い程、またα−グルコシルグリチルリチンおよびグリチ
ルリチン類の官能基が酸型である場合に効率的な分離が
行なわれる。
澱粉類にサイクロデキストリングルカノトランスフェラ
ーゼを作用させて得られる反応生成物からサイクロデキ
ストリンを分離、精製する前処理として、アミラーゼ類
を単独または組合せて作用せしめ、未反応物である澱粉
加水分解物および一部のサイクロデキストリンを少糖類
に分解する方法が開示されている(特開昭56805号
、特開昭57−30702号、特開昭62−11701
号)。このときアミラーゼの選択、組合せによってγ−
サイクロデキストリンの分解が生起する。
しかし、本発明による糖転移反応生成物では、グリチル
リチン類が共存することによって、γサイクロデキスト
リンはグリチルリチン類と安定な包接複合体を作り、ア
ミラーゼ類に対する抵抗性が増し、分解を抑えることが
出来る。
このことは、第1表の実験結果が明白に示している。従
って、未反応の澱粉加水分解物を少糖類に分解する効率
的な方法は、糖転移反応率期にアミラーゼ類を添加し、
サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼと競
合的に作用せしめることにある。
第1− 表 表中の記号の説明 γ−CD:  γ−サイクロデキストリンDx:  デ
キストリン  DE年7 GL:  グリチルリチン Glc−any  :  グルコアミラーゼα−amy
  :  α−アミラーゼ β−amy  :  β−アミラーゼ Glc    :  グリコース Mall   :  マルトース Dextran  ;  重合度3以上のデキストラン
酵素処理条件 基質濃度10%、911:6.0.温度60℃2時間4
1u酵素添加量 アミラーゼ1%/(7−CD+DX)、CGTasc 
5(lunil/g (7−CD十〇X)成分含有率測
定:高速液体クロマトグラフィーによるDextran
含有率= 100−100−7−CD−Glc−本発明
における陽イオン交換樹脂処理は、糖転移反応の際に添
加したグリチルリチン類を非解離の酸型にし、非極性合
成吸着剤に対する親和性を高め、より効率的な分離を行
なって高純度のγ−サイクロデキストリンを得るためで
ある。
陽イオン交換樹脂処理後の反応液は、グリチルリチン酸
または、α−グルコシルグリチルリチン酸の特性pHで
ある2〜3を示す。したがって、使用する陽イオン交換
樹脂量は処理液のp■を2〜3にするための必要量でよ
い。
第2表は、陽イオン交換樹脂処理の効果を示した実験例
である。
第2表 陽イオン交換樹脂はアンバーライトIR−120BID
ml、非極性合成吸着剤はダイヤイオンHP−2010
0mlを使用した。
溶離は、水、50%(V/V)メタノール、90%(V
/V)メタノール各200 mlで行なった。各溶離液
に対応するフラクションを採取し、グリチルリチンの回
収率を高速液体クロマトグラフィーによって分析した。
本発明における非極性合成吸着剤による糖転移反応生成
物からγ−サイクロデキストリンまたはα−グルコシル
グリチルリチンの分離、精製は次のようにして行なわれ
る。
アミラーゼ処理、陽イオン交換処理を行なった反応液を
非極性合成吸着剤を充填したカラムに通液し、サイクロ
デキストリン類、グリチルリチン類を吸着せしめ、水で
十分に洗浄する。
このとき共存するグルコース、マルトースおよび低分子
のマルトオリゴ糖が流出して、吸着成分の純度が向上す
る。非極性合成吸着剤に対する非吸着成分量は、糖転移
反応後のアミラーゼ処理の程度によって決まり、アミラ
ーゼ処理が充分であれば、糖転移反応における未反応澱
粉類の大部分を水洗浄液中に溶出することが出来る。
γ−サイクロデキストリン、α−グルコシルグリチルリ
チン等吸着成分に対しては夫々の分別溶出を検討し、含
水率を変えたアルコールによって達せられることを見出
した。メタノールによる場合は、サイクロデキストリン
類の溶出に45〜55%(V/V)メタノールが、グリ
チルリチン類の溶出に85〜95%(V/V)メタノー
ルが適している。
エタノールによる場合は、サイクロデキストリン類の溶
出に15〜25%(V/V)エタノールが、グリチルリ
チン類の溶出に65〜75%(V/V)エタノールが適
している。
γ−サイクロデキストリンを選択生産する場合には、サ
イクロデキストリン類の溶出画分を採取し、晶析を行な
えば、はとんど純粋のγ−サイクロデキストリンを得る
ことが出来る。
サイクロデキストリン類の溶出画分にはαβ−サイクロ
デキストリンが少量含まれているが、含水メタノール中
からの晶析によって完全に除去することが出来る。
α−グルコシルグリチルリチンを選択生産する場合には
グリチルリチン類の溶出画分を採取し、アルコールを留
去した後任意の製品形態に加工することが出来る。
〔実施例〕
次に実施例を示し、本発明を更に詳細かつ具体的に説明
する。
実施例1 市販デキストリン(サンデック#7〇  三相澱粉工業
■製)37.5gと市販グリチルリチン(サンリチン3
12  山陽国策バルブ■製)12.5gを水450m
1に溶解し、pHを7.0に調整した後、バチルス ス
テアロサーモフィラス(Bacillusslea+o
lhermophilus)が生産するサイクロデキス
トリングルカノトランスフェラーゼを600単位添加し
て、50°0124時間酵素反応を行なった。
続いて市販のグルコアミラーゼ(長潮産業■製グルコチ
ーム)0.5gを添加して50℃で4時間保持して、残
留デキストリンの加水分解を行ない、100℃、15分
間加熱して酵素を失活させた。
このとき反応液中の成分は高速液体クロマトグラフィー
によって分析した結果、γ−サイクロデキストリン15
g、β−サイクロデキストリン0.2g、  α−サイ
クロデキストリン0.8g。
α−グルコシルグリチルリチン3.3gが生成している
ことが確認された。γ−ザイクロデキストリンの対デキ
ストリン生成率は40%であった。
この反応液は濾過後、アンバーライト lR12OB 
(オルガノ■製)  ][l[1mlを充填したカラム
とダイヤイオンIIP−211(三菱化成工業■製)8
00 mlを充填したカラムを直列に配置し、HP−2
0に対してSV−+、Oの速度で通液し、続いて水80
0m1.50%(V/V)メタノール800m1.90
%(V/V)メタノール8 [10mlで溶出を行なっ
た。
水溶出画分にはデキストリンの加水分解生成物であるグ
ルコースを主体とした少糖類が溶出し、50%(V/V
)メタノール溶出画分にはγ−サイクロデキストリンを
主体としたサイクロデキストリン類が溶出し、高速液体
クロマトグラフィーで分析した結果、γ−サイクロデキ
ストリンの純度80%1回収率95%であった。
90%(V/V)メタノールによる溶出画分は、グリチ
ルリチンおよびα−グルコシルグリチルリチンが溶出し
、はぼ完全に回収出来た。
50%(V/V)メタノール溶出画分は濃縮後メタノー
ル濃度が70%(V/V)になるようにメタノールを加
え、冷却放置し、γ−サイクロデキストリンの結晶を得
た。母液を分離後の乾燥結晶は、12.1gあり、高速
液体クロマトグラフィーによる分析の結果、水晶はモノ
ピークであり、和光紬薬工業■製γ−サイクロデキスト
リン試薬(含量97%以上)を基準にして、同等以上の
純度を示した。晶析によるγ−サイクロデキストリンの
回収率は85%であり、原料デキストリンに対する収率
は32.3%であった。
母液中にはαおよびβ−サイクロデキストリンが濃縮さ
れ、α、β、γ−サイクロデキストリンの混合物として
、食品グレードでの利用価値がある。
実施例2゜ 市販デキストリン(サンデック#7〇三和澱粉工業■製
)75gと市販グリチルリチン(サンリチン312山陽
国策パルプ■製)25gを水200m1に溶解し、pH
を6,0に調整した後、バチルスステアロサーモフィラ
ス(Bacillus 5tea「。
lhe+mophilus)が生産するサイクロデキス
トリングルカノトランスフェラーゼを1200単位添加
して反応液とした。
この液を70°Cで24時間保持して酵素反応を行なっ
た後、100℃で15分間熱処理して酵素失活させた。
このとき反応液中の成分は高速液体クロマトグラフィー
によって分析した結果、α−グルコシルグリチルリチン
16gとサイクロデキストリン類が5g生成しているこ
°とが確認された。グリチルリチンに対する糖転移反応
率は65%であり、デキストリンに対するγ−サイクロ
デキストリンの生成率は6%であった。
反応液は濾過後アンバーライトIR]20B (オルガ
ノ(掬製)  2QQmlを充填したカラムとダイヤイ
オンI(P−20(三菱化成工業■製)  80[1m
lを充填したカラムを直列に配置して、30°C以下ま
で冷却した酵素反応液をIIP−20に対してSV=+
、Oで通液し、50%(V/V)メタノール800m1
で洗浄後。
90%(V/V)メタノール8fJ II mlで溶出
を行なった。
90%(V/V)メタノール溶出画分を濃縮乾固して2
5gの粉末を得た。
本市は、液体クロマトグラフィーによって分析した結果
、α−グルコシルグリチルリチン75%を含み、グリチ
ルリチン特有の苦味、嫌味が全くないまろやかな1」味
を有し、あらゆる飲食物の旧味付に利用し得るばかりで
なく、各種の飲食物、食品累月、医薬品などの呈味改良
剤、矯味剤として利用し得るものである。
実施例3 市販デキストリン(パインテックス# 100松谷化学
工業(株制)30gと実施例2て得たα−グルコシルグ
リチルリチン20gを水450m1に溶解し、pl+を
7.0に調整した後、バチルス ステアロサーモフィラ
ス(Bacillus  5lea+oll+ermo
philus)が生産するサイクロデキストリングルカ
ノトランスフェラーゼを600単位添加して、50℃、
24時間酵素反応を行なった。続いて市販のグルコアミ
ラーゼ(長潮産業掬製グルコチーム)I]、5gを添加
して50°Cで4時間保持して、残留デキストリンの加
水分解を行ない、]00’C115分間加熱して酵素を
失活させた。
このとき反応液中の成分は高速液体クロマトグラフィー
によって分析した結果、γ−ザイクロデキストリン15
.2g、  β−サイクロデキストリン0.3g、  
α−サイクロデキストリン0.8gが生成していること
が確認された。またα−グルコシルグリチルリチンには
変化が認められなかった。この反応によるγ−ザイクロ
デキストリンの対デキストリン生成率は50.7%であ
った。
アンバーライト IR−120B (オルガノ掬製)1
00 mlを充填したカラムとダイヤイオンI P −
2(+(三菱化成工業■製)  800m1を充填した
カラムを直列に配置し、30°C以下まで冷却した酵素
反応液をHP−20に対してSV= 1.0で通液し、
続いて水800m1.50%(V/V) メタ/−ル8
00m1.90%(V/V)メタノール800m1で溶
出を行なった。
水溶出画分にはデキストリンの加水分解生成物であるグ
ルコースを主体とした少糖類が溶出し、50%(V/V
)メタノール溶出画分にはγ−サイクロデキストリンを
主体としたサイクロデキストリン類が溶出し、高速液体
クロマトグラフィーで分析した結果、γ−ザイクロデキ
ストリンの純度は79%9回収率96%であった。
90%(V/V)メタノールによる溶出画分は、α−グ
ルコシルグリチルリチンが溶出し、はぼ完全に回収出来
た。
50%(V/V)メタノール溶出画分は濃縮後メタノー
ル濃度が70%(V/V)になるようにメタノールを加
え、冷却放置してγ−サイクロデキストリンの結晶を得
た。母液を分離後の乾燥結晶は、12.3gあり、高速
液体クロマトグラフィーによる分析の結果、本市はモノ
ピークであり、和光紬薬工業掬製のγ−サイクロデキス
トリン試薬(含量97%以上)を基準にして、同等以上
の純度を示した。晶析によるγ−サイクロデキストリン
の回収率は84.3%であり、原料デキストリンに対す
る収率は41%であった。
実施例4゜ 市販デキストリン(パインテックス#100松谷化学工
業■製)37.5gと市販グリチルリチン(サンリチン
312山陽国策パルプ■製)12.5gを水200 m
lに溶解し、p)lを6.5に調整した後、バチルス 
ステアロサーモフィラス(Bacillusstea+
olhermophilus)が生産するサイクロデキ
ストリングルカノトランスフェラーゼを600単位添加
して、70°Cで24時間酵素反応を行なった。
続いて反応液を50℃まで冷却し、市販のグルコアミラ
ーゼ(長潮産業掬製グルコチーム)0.5gを添加して
50℃で4時間保持して、残留デキストリンの加水分解
を行ない、 100°0115分間加熱して酵素を失活
させた。
このとき反応液中の成分は高速液体クロマトグラフィー
によって分析した結果、γ−サイクロデキストリン12
.5 g 、  β−サイクロデキストリン0.2g、
  α−サイクロデキストリン0.6g。
α−グルコシルグリチルリチン7.0gが生成している
ことが確認された。この反応によるγ−サイクロデキス
トリンの対デキストリン生成率は33.3%、グリチル
リチンに対する糖転移反応率58%であった。
アンバーライト IR−120B (オルガノ■製)1
00mlを充填したカラムとダイヤイオンHP−20(
三菱化成工業■製)  800 mlを充填したカラム
を直列に配置して、30℃以下まで冷却した酵素反応液
をlll’−2(lに対して5V=1.[lで通液し、
続イテ水80[1ml、 50%(V/V)メタノール
8Q(1ml。
90%(V/V)メタノール800 mlで溶出を行な
った。
水溶出画分にはデキストリンの加水分解生成物であるグ
ルコースを主体にした少糖類が溶出し、50%(V/V
)メタノール溶出画分にはγ−サイクロデキストリンを
主体にしたサイクロデキストリン類が溶出し、90%(
V/V)メタノール溶出画分には、α−グルコシルグリ
チルリチンおよびグリチルリチンが溶出した。
各溶出画分を高速液体クロマトグラフィーによって分析
した結果、水溶出画分にはγ−サイクロデキストリンが
少量混入している他は、デキストリンの加水分解生成物
であるグルコースを主体にした少糖類であった。50%
(V/V)メタノール溶出画分はγ−サイクロデキスト
リンを主体にしたサイクロデキストリン類で、γ−サイ
クロデキストリンの回収率は94%であった。
90%(V/V)メタノール溶出画分は、α−グルコシ
ルグリチルリチンおよびグリチルリチンで、これらグリ
チルリチン類の回収率はほぼ100%であった。
50%(V/V)メタノール溶出画分については、実施
例1と同様の方法て晶析を行いγ−サイクロデキストリ
ンの乾燥結晶9.5gを得た。このγ−ザイクロデキス
トリンの純度は、和光紬薬工業(用製試薬(含量97%
以上)に比べ同等以上であり、デキストリンに対する収
率は253%であった。
90%(V/V)メタノール溶出画分については、実施
例2と同様に濃縮乾固して9.4gの糖(=J加グリチ
ルリチンの粉末を得た。分析の結果、αグルコシルグリ
チルリチンの含有率は、74.5%であった。
実施例5゜ 市販デキストリン(パインデックス#100松谷化学工
業■製)37.5gと市販グリチルリチン(サンリチン
312山陽国策バルブ■製)12.5gを水200m1
に溶解し、pHを6.5に調整した後、バチルス ステ
アロサーモフィラス(Bacillusslearol
he+mophilus)が生産するサイクロデキスト
リングルカノトランスフェラーゼを600単位添加して
、70°Cで24時間酵素反応を行なった。
反応液は100℃で15分間加熱して酵素を失活させた
このとき反応液中の成分は高速液体クロマトグラフィー
によって分析した結果、γ−サイクロデキストリン12
.3 g 、  β−サイクロデキストリン0.2g、
  α−ザイクロデキストリン0.6gα−グルコシル
グリチルリチン7.1 gが生成していることが確認さ
れた。この反応によるγサイクロデキストリンの対デキ
ストリン生成率は32.8% グリチルリチンに対する
糖転移反応率59%であった。
アンバーライト IR−120B (オルガノ■製)1
00mlを充填したカラムとダイヤイオンHP−20(
三菱化成工業■製)  800m1を充填したカラムを
直列に配置して、30°C以下まで冷却した酵素反応液
を)IP−20に対してSV= 1. [1で通液し、
続イテ水800 mlと90% (V/V) メタ/ 
−ル80[1ml で順次溶出を行なった。水溶出画分
は廃棄し、90%(V/V)メタノール溶出画分を採取
して、メタノール分を留去した後乾燥して粉末製品28
.5gを得た。
この粉末製品は高速液体クロマトグラフイーで分析した
結果、γ−サイクロデキストリン41%、β−サイクロ
デキストリン0.7%、α−サイクロデキストリン2,
0% α−グルコシルグリチルリチン24.9%、グリ
チルリチン11.5%を含む組成物であることがわかっ
た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、澱粉類とグリチルリチン類にサイクロ
デキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させる
に際して、アミラーゼ類を共存させ、更に反応条件の選
択と非極性合成吸着剤を用いた分別法の組合せによって
、γ−サイクロデキストリン単独、α−グルコシルグリ
チルリチン単独 γ−サイクロデキストリンおよびα−
グルコシルグリチルリチン双方、およびγ−サイクロデ
キストリンとα−グルコシルグリチルリチンの混合物を
高収率で効率よく、しかも任意に選択生産出来る。γ−
サイクロデキストリンは、包接能力、溶解度に優れた機
能を有し、食品、医薬品、化粧品などの分野で利用出来
る。α−グルコシルグリチルリチンおよびγ−ザイクロ
デキストリンとα−グルコシルグリチルリチンの混合組
成物はマイルドな甘味と、矯味性を有することから、飲
食物の甘味付けや呈味性の改良に利用出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、基質の組成をデキストリン3:グリチルリチ
ン1とし、基質濃度10%、サイクロデキストリングル
カノトランスフェラーゼ添加量12.5unil/基質
固形分(g)、処理温度50°C処理時間24時間で糖
転移反応を行なった場合の基質pHに対するγ−サイク
ロデキストリンの生成率と、α−グルコシルグリチルリ
チンの生成率の関係を示すグラフである。第2図は基質
組成をデキストリン3:グリチルリチン1とし、基質濃
度30%、サイクロデキストリングルカノトランスフェ
ラーゼ添加量12.5unil/基質固形分(g)、処
理温度70℃、処理時間24時間で糖転移反応を行なっ
た場合の基質pHに対するγサイクロデキストリンの生
成率と、α−グルコシルグリチルリチンの生成率の関係
を示すグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)澱粉またはその加水分解物とグリチルリチンまた
    はα−グルコシルグリチルリチンに対してサイクロデキ
    ストリングルカノトランスフェラーゼを作用させるに際
    して、以下の(A)(B)(C)(D)のうちのいずれ
    かの方法によることを特徴とする (A)γ−サイクロデキストリン単独 (B)α−グルコシルグリチルリチン単独 (C)γ−サイクロデキストリンおよびα−グルコシル
    グリチルリチンの双方 (D)γ−サイクロデキストリンとα−グルコシルグリ
    チルリチンの混合物 の高収率生産分離方法。 (A)反応液のpHを6.5〜8.0、基質濃度を5〜
    20%に保持し、反応中または反応後アミラーゼ類を添
    加作用させ、更に陽イオン交換樹脂により pHを2〜
    3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸着物を10〜
    55%(V/V)メタノールまたは5〜30%(V/V
    )エタノールで溶出、晶析させる。 (B)反応液のpHを5.0〜6.5、基質濃度を20
    〜40%に保持し、反応後陽イオン交換樹脂処理により
     pHを2〜3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸
    着物を65〜95%(V/V)低級アルコールに溶出さ
    せる。 (c)反応液のpHを6.0〜7.0、基質濃度を20
    〜25%に保持し、反応中または反応後アミラーゼ類を
    添加作用させ、更に陽イオン交換樹脂処理により pH
    を2〜3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸着物を
    45〜55%(V/V)メタノールと85〜95%(V
    /V)メタノールまたは20〜30%(V/V)エタノ
    ールと65〜75%(V/V)エタノールにより夫々分
    別溶出させる。 (D)反応液のpHを5.0〜8.0、基質濃度を5〜
    40%に保持し、反応後陽イオン交換樹脂処理によりp
    Hを2〜3として非極性合成吸着剤に接触させ、吸着物
    を低級アルコールで溶出させる。
  2. (2)澱粉またはその加水分解物とグリチルリチンまた
    はα−グルコシルグリチルリチンに対してサイクロデキ
    ストリングルカノトランスフェラーゼを作用させ、反応
    液のpHを5.0〜8.0、基質濃度を5〜40%に保
    持した後、陽イオン交換樹脂でpHを2〜3として非極
    性合成吸着剤に接触させた吸着物のメタノールまたはエ
    タノール溶出区分を含有するγ−サイクロデキストリン
    とα−グルコシルグリチルリチンの混合された組成物。
  3. (3)澱粉またはその加水分解物に対して、サイクロデ
    キストリングルカノトランスフェラーゼを作用させるに
    際して、グリチルリチンまたはα−グルコシルグリチル
    リチンとアミラーゼ類とを共存させ、反応後陽イオン交
    換樹脂および非極性合成吸着剤に接触させることを特徴
    とする反応生成物からのγ−サイクロデキストリンの選
    択的分離方法。
  4. (4)澱粉またはその加水分解物に対してサイクロデキ
    ストリングルカノトランスフェラーゼを作用させて得ら
    れるサイクロデキストリン類にグリチルリチンまたはα
    −グルコシルグリチルリチンとアミラーゼ類とを共存さ
    せ、更に陽イオン交換樹脂および非極性合成吸着剤に接
    触させることを特徴とする反応生成物からのγ−サイク
    ロデキストリンの選択的分離方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022173A1 (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo α-グリコシルグリチルリチンを有効成分とする保湿剤とその用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022173A1 (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo α-グリコシルグリチルリチンを有効成分とする保湿剤とその用途
JPWO2006022173A1 (ja) * 2004-08-23 2008-05-08 株式会社林原生物化学研究所 α−グリコシルグリチルリチンを有効成分とする保湿剤とその用途

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