JPH02254916A - ルーズスペーサを用いた多導体送電線の電波障害防止方法 - Google Patents

ルーズスペーサを用いた多導体送電線の電波障害防止方法

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JPH02254916A
JPH02254916A JP1075827A JP7582789A JPH02254916A JP H02254916 A JPH02254916 A JP H02254916A JP 1075827 A JP1075827 A JP 1075827A JP 7582789 A JP7582789 A JP 7582789A JP H02254916 A JPH02254916 A JP H02254916A
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JP
Japan
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loose
spacer
conductor
elementary
clamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP1075827A
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English (en)
Inventor
Takeo Munakata
宗像 武男
Takao Iketani
池谷 隆夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はルーズスペーサを用いた多導体送電線の電波障
害防止方法に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
発明者等は、先に多導体送電線のギヤロッピング防止方
法(特願昭62−162418号)を提案した。この方
法は素導体把持部がスペーサバーにより一体に連結され
てなるスペーサの上記素導体把持部の少なくとも1個の
把持部をルーズ把持部となして、このルーズ把持部に素
導体を回転自在に把持して上記素導体の着氷雪形状を他
の固定把持部に把持した素導体の着氷雪形状お異なる形
状とすることにより、着氷雪時に送電線にかかる揚力を
低減せしめてギヤロンピングを防止するようにしたもの
である。
しかしながら、上記スペーサは、へ2鋳物で作られてい
て導電性を有し、又素導体間には200〜1500Vの
非平衡電圧がかかっている為に、使用中素導体が振動し
てルーズ把持部に電気的離反がおきると上記ルーズ把持
部にスパークが発生し、このスパークはテレビ等の垂直
同期の乱れやダカ状又はスノー状と呼ばれる雑音障害を
惹き起こすというような懸念があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はかかる状況に鑑みなされたものでその目的とす
るところは、上記のような従来技術の課題を解決したル
ーズスペーサを用い、た多導体送電線の電波障害防止方
法を提供することにある。
即ち本発明は、素導体をルーズに把持するようにしたル
ーズ把持部を少なくとも1個有するルーズスペーサによ
り複数本の素導体の相互間隔を保持してなる多導体送電
線の電波障害防止方法であって、上記ルーズスペーサの
ルーズ把持部に把持した素導体を他のルーズ把持部又は
固定把持部に把持した素導体から電気的に絶縁したこと
を特徴とするものである。
上記において、ルーズ把持部に把持した素導体を他の素
導体から電気的に絶縁する方法としては、スペーサの把
持部を各々連結するスペーサバーに繊維強化プラスチッ
クスやポリカーボネート樹脂等の絶縁性材料を用いる方
法、ルーズ把持部内の間隙又は固定把持部と素導体との
境界部にゴムやポリテトラフルオロエチレンのような絶
縁性物質の成形体を介在させておく方法等が通用される
上記において、絶縁性材料又は物質の代わりに、スパー
クを生じない程度の絶縁性を有する半導電性材料等を使
用しても差支えない。
〔作用〕
本発明方法においては、ルーズ把持部に把持した素導体
は他の素導体から電気的に絶縁されているので、ルーズ
把持部に電気的離反が生じてもスパークが発生するよう
なことがない。
〔実施例〕
第1図(a) (b)は、本発明方法を適用した2導体
送電線の要部を示す平面図及び断面図である。平行に架
設された2本の素導体11A・IIBには、その長手方
向に20〜50m間隔でルーズスペーサ21が取付けら
れる。このルーズスペーサ21は、スペーサバー22の
一端にルーズ把持部23を、他端に固定把持部24を設
けた構造である。
ルーズ把持部23は、ヒンジピン26を中心として開閉
可能で、ボルト27の締付けにより素導体11Aに固定
される内部クランプ25と、ヒンジピン29を中心とし
て開閉可能で、ボルト30の締付けにより内部クランプ
25をルーズに把持するルーズクランプ28とから構成
されており、内部クランプ25はルーズクランプ28内
で回転自在となっている。
一方、固定把持部24は、ヒンジピン32を中心として
開閉可能で、ボルト33の締付けにより素導体11Bを
固定把持するクランプ31より構成されている。
本実施例においては、ルーズ把持部23及び固定把持部
24にAl鋳物を用い、スペーサバー22にポリカーボ
ネート樹脂を用いて素導体lIAとIIBとの間を電気
的に絶縁した。
而して上記のルーズスペーサ21を用いた2導体送電線
に送電したところ、従来内部クランプ25とルーズクラ
ンプ28との間に生じていたスパークは全く発生せずに
良好な送電がなされた。
上記実施例では、素導体11AとIIBとの電気的絶縁
をルーズスペーサ21のスペーサバー22に絶縁性材料
を用いることにより行ったが、本発明方法は、全体がA
n鋳物からなる従来のルーズスペーサ21を用い、この
ルーズスペーサ21の素導体11Aと固定クランプ25
、固定クランプ25とルーズクランプ28、又は素導体
11Bと固定把持部24のそれぞれの境界部分又は間隙
の少なくとも1箇所に絶縁性材料を介在させても上記実
施例と同様の効果が得られるものである。
又上記実施例ではルーズ把持部を固定クランプとルーズ
クランプとから構成したが、本発明方法は、固定クラン
プを用いずに、ルーズクランプで素導体を直接ルーズに
把持するようにして上記ルーズクランプをルーズ把持部
となしたルーズスペーサを用いた場合にも適用し得るも
のである。
又上記実施例では2導体の送電線に適用した場合につい
て説明したが、4導体送電線等他の多導体送電線にも適
用し得るもので、この場合は例えば、スペーサバーに代
わる各々の把持部を連結する円環状又は多角形状フレー
ムを絶縁性フレームで構成することにより、ルーズ把持
部に把持した素導体を他の素導体から絶縁することがで
きる。
〔効果〕
以上述べたように本発明方法によれば、ルーズ把持部に
把持した素導体は他の素導体と電気的に絶縁されるので
、ルーズ把持部にスパークが発生することがなく、テレ
ビノイズ等の電波障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)Φ)は本発明方法を適用した2導体送電線
の要部を示す平面図及び断面図である。 11A、IIB・・・素導体、 21・・・ルーズスペ
ーサ、  22・・・スペーサバー  23・・・ルー
ズ把持部、 24・・・固定把持部、 25・・・固定
クランプ、  2日・・・ルーズクランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 素導体をルーズに把持するようにしたルーズ把持部を少
    なくとも1個有するルーズスペーサにより複数本の素導
    体の相互間隔を保持してなる多導体送電線の電波障害防
    止方法であって、上記ルーズスペーサのルーズ把持部に
    把持した素導体を他のルーズ把持部又は固定把持部に把
    持した素導体から電気的に絶縁したことを特徴とするル
    ーズスペーサを用いた多導体送電線の電波障害防止方法
JP1075827A 1989-03-28 1989-03-28 ルーズスペーサを用いた多導体送電線の電波障害防止方法 Pending JPH02254916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006625A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Asahi Electric Works Ltd ルーズ式電線把持部
CN101588036A (zh) * 2009-06-12 2009-11-25 理查德伯格电子装置有限及两合公司 电场间隔棒

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS648814A (en) * 1987-07-01 1989-01-12 Furukawa Electric Co Ltd Galloping-proof method for multi-conductor transmission line

Patent Citations (1)

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