JPH08256426A - 電線用相間スペーサ - Google Patents

電線用相間スペーサ

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JPH08256426A
JPH08256426A JP7057660A JP5766095A JPH08256426A JP H08256426 A JPH08256426 A JP H08256426A JP 7057660 A JP7057660 A JP 7057660A JP 5766095 A JP5766095 A JP 5766095A JP H08256426 A JPH08256426 A JP H08256426A
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JP
Japan
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yoke
spacer
conductor
interphase
electric wire
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Application number
JP7057660A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Suzuki
良博 鈴木
Osamu Fujii
治 藤井
Kazumitsu Kawai
一光 川合
Masataka Mito
雅隆 三戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線用相間スペーサにおいて、ヨークが多導
体電線の各導体を結ぶ線から外方に飛び出すのを防い
で、コロナ特性を向上させる。 【構成】 スペーサ本体23の両端に一対のヨーク25
を取り付ける。各ヨーク25は多導体電線21の各導体
を結ぶ線の内側に配置されるように形成する。各ヨーク
25の外周縁には複数のクランプ26を取り付ける。各
クランプ26を多導体電線21の各導体に装着すること
によって、電線路間にスペーサ本体23を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、送電線路や配電線
路において電線路の間隔を保持するための電線用相間ス
ペーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に、送電線路においては、鉄塔の
両側に三相の送電線が上段、中段及び下段に所定の間隔
をおいてそれぞれ架設されている。このような送電線路
では、強風時や送電線への着氷雪時に送電線が大きく振
動して、異相間の距離が極端に小さくなり、最悪の場合
には送電線が相互に接触して、相間短絡を起こすおそれ
がある。このため、各送電線間に絶縁材よりなる相間ス
ペーサを介装して、送電線が相互に異常接近するのを防
止している。
【0003】従来のこの種の電線用相間スペーサとして
は、例えば図10及び図11に示すような構成のものが
知られている。この従来構成においては、相間スペーサ
61が長幹碍子よりなるスペーサ本体62と、そのスペ
ーサ本体62の両端に連結金具63を介して取り付けら
れた一対のヨーク64と、各ヨーク64上に取り付けら
れた複数のクランプ65とから構成されている。そし
て、各クランプ65が多導体電線66の各導体に装着さ
れることにより、電線路間にスペーサ本体62が配置さ
れて、電線路間の間隔が保持される。
【0004】また、この従来構成においては、相間スペ
ーサ61用の各ヨーク64として、懸垂碍子装置の電線
把持部に使用されるヨークと同一構造のものが使用され
ている。この懸垂碍子装置に使用されるヨーク64で
は、多導体電線の導体径間の電線重量を支持する必要が
あるため、鉄により正面形ほぼ横H字状の高強度に形成
されている。そして、このヨーク64における各4個の
アーム部上にクランプ65がそれぞれ取り付けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、この従来
の相間スペーサ61においては、ヨーク64の端部が多
導体電線66の導体径よりも外方に飛び出して配置され
る。一般に、多導体電線66の方式が採用されるのは超
高圧送電線であるため、このようにヨーク64の端部が
導体径よりも突出していると、コロナ放電特性が低下す
るという問題があった。
【0006】また、この従来の相間スペーサ61におい
ては、ヨーク64として懸垂碍子装置用のヨークと同一
構造のものが使用され、鉄によって高強度となるように
形成されている。このため、相間スペーサ61が大重量
になって、相間内における電線66上への持ち上げ及び
取り付け作業が困難であるという問題があった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その主たる
目的は、ヨークが多導体電線の導体径内から外方に飛び
出すのを防止して、コロナ放電特性を向上させることが
できる電線用相間スペーサを提供することにある。
【0008】この発明のその他の目的は、ヨークを軽量
にすることができて、相間内における電線上への持ち上
げ作業及び取り付け作業を容易に行うことができる電線
用相間スペーサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明では、スペーサ本体と、
一対のヨークと、複数のクランプとを備えた電線用相間
スペーサにおいて、前記ヨークを多導体電線の各導体を
結ぶ線より内側に配置されるように形成し、そのヨーク
の外周縁に各クランプを配設したものである。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電線用相間スペーサにおいて、前記クランプは電線
に取り付けるための取付部と、ヨークに連結するための
連結部とを各別に備え、取付部には、開閉可能に組み付
けられた一対の挟着部材と、両挟着部材間に電線を挟着
した状態で、両挟着部材を締め付ける締付手段とを設け
たものである。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の電線用相間スペーサにおいて、前記ヨークを軽量の
金属材料で形成したものである。
【0012】
【作用】 請求項1に記載の電線用相間スペーサにおい
ては、各クランプを多導体電線の各導体に装着して、ス
ペーサ本体を電線路間に取り付けたとき、両ヨークが多
導体電線の各導体を結ぶ線より外方に突出することな
く、それら導体を結ぶ線の内側に配置される。従って、
超高圧の送電線路等において、コロナ放電特性が低下す
るのを防止することができる。
【0013】請求項2に記載の電線用相間スペーサにお
いて、ヨーク上のクランプを多導体電線の各導体に装着
する場合には、導体にインサート及びアーマロッドを巻
き付けた状態で、それらの外周に一対の挟着部材を開閉
操作によって取り付ける。その後、締付手段により両挟
着部材を締め付けると、両挟着部材が導体上に固定され
る。従って、クランプを多導体電線の各導体に対して、
簡単な取付作業で容易かつ短時間に取り付けることがで
きる。
【0014】請求項3に記載の電線用相間スペーサにお
いては、ヨークが軽量な金属材料で形成されているた
め、相間スペーサ全体の重量を軽減することができる。
従って、相間スペーサを相間内において電線上へ軽く持
ち上げて、容易に取り付けることができる。
【0015】
【実施例】 (第1実施例) 以下、この発明の第1実施例を図1〜図5に基づいて説
明する。図1に示すように、三相の送電線21は図示し
ない鉄塔の両側において、上段、中段及び下段に所定間
隔おきでそれぞれ架設され、4本の導体よりなる多導体
電線が使用されている。相間スペーサ22は各送電線2
1間に介装され、それらの送電線21間に所定の間隔を
確保して、相互間の異常接近を防止するようになってい
る。
【0016】前記相間スペーサ22は、上下一対のスペ
ーサ本体23と、両スペーサ本体23間に連結された平
行クレビス24と、スペーサ本体23の両端に取り付け
られたヨーク25と、各ヨーク25上に取り付けられた
クランプ26とから構成されている。各スペーサ本体2
3はポリマー碍子からなり、それらの外周には多数の笠
部が形成されて、所定の絶縁距離が確保されている。一
対のコロナリング27は各スペーサ本体23の外端に取
り付けられ、相間スペーサ22の両端近傍における電界
を緩和して、コロナ放電の発生を抑制する。
【0017】図3に示すように、前記平行クレビス24
はアルミニウムまたはアルミニウム合金等の軽量な金属
材料により形成され、その両端がボルト28及びナット
29により、スペーサ本体23の対向端部に対し回動可
能に連結されている。従って、送電線21の揺動等に伴
い、相間スペーサ22に過荷重が作用したとき、スペー
サ本体23が平行クレビス24との連結部において屈曲
回動されて、過荷重が緩和される。
【0018】図1及び図2に示すように、前記各ヨーク
25はアルミニウムまたはアルミニウム合金等の軽量な
金属材料により、正面形ほぼ四角枠状に形成され、それ
らの表裏両面には山形の補強リブ25aが形成されてい
る。取付用突起30はヨーク25の一側外周に突出形成
され、この取付突起30にスペーサ本体23の外端部が
連結される。そして、前記クランプ26は各ヨーク25
の四隅角部にそれぞれ止め具31を介して取り付けら
れ、これらのクランプ26を多導体電線よりなる送電線
21の各導体に装着したとき、ヨーク25が多導体電線
の各導体を結ぶ線より内側に配置されるようになってい
る。
【0019】図4及び図5に示すように、前記各クラン
プ26は送電線21の各導体の外周にゴム製のインサー
ト32及びアーマロッド33を巻き付けた状態で、それ
らの外周に取り付けられる。また、各クランプ26は送
電線21の各導体に取り付けるための取付部34と、ヨ
ーク25に連結するための連結部35とを各別に備えて
いる。
【0020】前記取付部34における第1及び第2の挟
着部材36,37は、側端部においてピン38により開
閉回動可能に組み付けられ、それらの対向面には送電線
21を挟着するための円弧状の挟着凹部36a,37a
が形成されている。二叉部39は第1挟着部材36の先
端に形成され、それらの外面には係止部40が突設され
ている。
【0021】ボルト41はピン42により前記第2挟着
部材37の先端に回動可能に取り付けられ、その先端ネ
ジ部には一対のナット43が座金44を介して螺合され
ている。なお、この実施例においては、ボルト41及び
ナット43により締付手段としての締付部材が構成され
ている。そして、両挟着部材36,37間に送電線21
の導体を挟着した後、ボルト41を二叉部39に係合さ
せ、この状態でナット43を締め付けることにより、座
金44が係止部40に係止されて、クランプ26が送電
線21の導体に固定される。
【0022】一方、前記連結部35はボルト41及びナ
ット43よりなる締付手段とは別に、第1挟着部材36
上に配設されている。すなわち、一対の取付脚45は第
1挟着部材36の外周面に所定間隔をおいて突出形成さ
れ、それらの中央には挿通孔46が形成されている。ナ
ーリングカラー47及び防音用スプリング48は、取付
脚45の挿通孔46内にそれぞれ配設されている。
【0023】ボルト49は前記ヨーク25上の止め具3
1を両取付脚45間に配置した状態で、止め具31を通
して取付脚45の挿通孔46に挿通され、その先端ネジ
部にはナット50及び緩み止め管51が座金52を介し
て螺合されている。従って、クランプ26を送電線21
の導体に取り付けるのに先立って、このボルト49及び
ナット50等により、地上において予めクランプ26を
ヨーク25の四隅角部に連結しておくことができる。
【0024】次に、前記のように構成された電線用相間
スペーサについて動作を説明する。さて、この実施例の
相間スペーサ22において、両ヨーク25上の各クラン
プ26を多導体電線よりなる送電線21の各導体に装着
すると、スペーサ本体23が電線路間に配設される。こ
れにより、送電線路間に所定の間隔を確保することがで
きて、相互間の異常接近を防止することができる。ま
た、この相間スペーサ22の取付状態においては、図1
に示すように、両ヨーク25が多導体電線の各導体を結
ぶ線から外方に突出することなく、それら導体を結ぶ線
の内側に配置される。従って、超高圧の送電線路等にお
いて、コロナ放電特性が低下するのを防止することがで
きる。
【0025】また、この実施例の相間スペーサ22にお
いては、両ヨーク25が軽量な金属材料で形成されてい
るため、相間スペーサ22全体の重量を軽減することが
できる。すなわち、相間スペーサ22のヨーク25は、
懸垂碍子装置用のヨークとは異なり、スペーサ本体23
と送電線21とを連結するための機能を備えていればよ
く、大きな強度を必要としない。従って、相間スペーサ
22を相間内において送電線21上へ軽く持ち上げて、
容易に取り付けることができる。
【0026】さらに、前記クランプ26を送電線21の
導体に取り付ける場合には、次のように作業すればよ
い。すなわち、この作業に際しては、予め地上において
連結用ボルト49及びナット50により、クランプ26
の取付脚45間にヨーク25上の止め具31を連結して
おく。そして、送電線21の導体の外周にインサート3
2及びアーマロッド33を巻き付けた状態で、一対の挟
着部材36,37を開放させて、第1挟着部材36の挟
着凹部36aをアーマロッド33の外周に嵌着する。
【0027】その後、第2挟着部材37を閉成して、そ
の挟着凹部37aをアーマロッド33の外周に嵌着する
とともに、ボルト41を回動させて二叉部39に係合さ
せる。この状態で、ナット43を締め付けると、座金4
4が係止部40に係止されて、両挟着部材36,37が
閉成状態に保持され、これによってクランプ26が送電
線21の導体に固定される。
【0028】このように、この実施例のクランプ26に
おいては、送電線21に取り付けるための取付部34
と、ヨーク25に連結するための連結部35とが各別に
設けられている。そのため、予め地上においてヨーク2
5の四隅角部にクランプ26を連結しておくことができ
る。従って、送電線21上において、送電線21にクラ
ンプ26を取り付けた後、そのクランプ26にヨーク2
5を連結するという面倒な作業を行う必要がなく、その
連結作業を地上にて容易かつ短時間に行うことができ
る。
【0029】また、クランプ26とヨーク25との連結
作業を地上で行うことができるので、取付脚45の挿通
孔46からボルト49を引き抜いて、ヨーク25との連
結作業を行った場合でも、誤ってボルト49やナット5
0を落下させるおそれを防止することができる。
【0030】さらに、この実施例のクランプ26におい
ては、一対の挟着部材36,37を開閉させて送電線2
1の導体外周に嵌着するとともに、ボルト41及びナッ
ト43にて両挟着部材36,37を締め付けることによ
り、クランプ26を送電線21の導体に固定することが
できる。従って、クランプ26を送電線21の導体に対
して、簡単な取付作業で容易かつ短時間に取り付けるこ
とができる。
【0031】
【別の実施例】 次に、この発明の別の実施例を図6〜
図9に従って説明する。まず、図6に示す第2実施例に
おいては、各ヨーク25がアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金等の軽量な金属材料により、正面形ほぼX字状
に形成され、複数の補強杆53によって補強されるとと
もに、一側には取付用突起30が突出形成されている。
そして、このヨーク25の四隅角部にはクランプ26が
それぞれ取り付けられるとともに、取付用突起30には
スペーサ本体23が取り付けられている。
【0032】また、図7に示す第3実施例においては、
各ヨーク25が同様の金属材料により正面形円環状に形
成され、その一側外周には取付用突起30が突出形成さ
れている。そして、このヨーク25の外周縁には4個の
クランプ26が所定間隔おきで取り付けられるととも
に、取付用突起30にはスペーサ本体23が取り付けら
れている。
【0033】さらに、図8に示す第4実施例において
は、ヨーク25が同様の金属材料により正面形ほぼ横H
字状に形成され、その一側には取付用突起30が突出形
成されている。そして、このヨーク25の四隅角部には
クランプ26がそれぞれ取り付けられるとともに、取付
用突起30にはスペーサ本体23が取り付けられてい
る。
【0034】そして、図9に示す第5実施例において
は、ヨーク25が同様の金属材料により正面形ほぼK字
状に形成され、その一側には取付用突起30が突出形成
されている。そして、このヨーク25の四隅角部にはク
ランプ26がそれぞれ取り付けられるとともに、取付用
突起30にはスペーサ本体23が取り付けられている。
【0035】従って、これらの各実施例においても、前
述した図1〜図5に示す第1実施例と同様の効果を発揮
することができる。なお、この発明は、次のように変更
して具体化することも可能である。 (a)ヨーク25の形状を多角形状、楕円形状、II形状
等の任意の形状に変更すること。 (b)この発明を、配電線路における配電線間に取り付
けられる相間スペーサに実施すること。 (c)スペーサ本体23間を接続する平行クレビス24
を省略して、スペーサ本体23間を直接連結すること。
【0036】また、前記実施例より把握される技術的思
想について、以下に説明する。 (1)スペーサ本体をポリマー碍子で構成した請求項1
に記載の電線用相間スペーサ。このように構成すれば、
相間スペーサの軽量化をより高度に達成することができ
る。 (2)ヨークをほぼ四角枠状に形成し、それらの表裏両
面に補強リブを備えた請求項1に記載の電線用相間スペ
ーサ。この構成により、相間スペーサの軽量化を図るこ
とができるとともに、所要の強度を保持することができ
る。 (3)開閉可能に組み付けられた一対の挟着部材の軸着
部に摩擦付与部材を介装した請求項2に記載の電線用相
間スペーサ。このように構成すれば、両挟着部材を任意
の回動位置で摩擦保持することができる。
【0037】
【発明の効果】 この発明は、以上のように構成されて
いるため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の
発明によれば、ヨークが多導体電線の各導体を結ぶ線か
ら外方に飛び出すのを防止して、コロナ放電特性を向上
させることができる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、ヨーク上
の各クランプを多導体電線の各導体に対して、簡単な取
付作業で容易かつ短時間に取り付けることができる。請
求項3に記載の発明によれば、ヨークを軽量にすること
ができて、相間内において電線上への相間スペーサの持
ち上げ作業及び取り付け作業を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の電線用相間スペーサの一実施例を
示す正面図。
【図2】 図1の2−2線における拡大断面図。
【図3】 相間スペーサの中間部の平行クレビスを拡大
して示す正面図。
【図4】 相間スペーサのクランプを拡大して示す部分
破断正面図。
【図5】 同じくクランプ部分の拡大側面図。
【図6】 相間スペーサにおけるヨークの別の実施例を
示す正面図。
【図7】 同じくヨークの別の実施例を示す正面図。
【図8】 同じくヨークの別の実施例を示す正面図。
【図9】 同じくヨークの別の実施例を示す正面図。
【図10】 従来の電線用相間スペーサを示す正面図。
【図11】 その相間スペーサの側面図。
【符号の説明】
21…送電線、22…相間スペーサ、23…スペーサ本
体、25…ヨーク、26…クランプ、34…取付部、3
5…連結部、36…第1挟着部材、37…第2挟着部
材、38…ピン、39…二叉部、41…ボルト、43…
ナット、45…取付脚、49…連結部のボルト、50…
連結部のナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 一光 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 三戸 雅隆 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペーサ本体と、そのスペーサ本体の両
    端に取り付けられた一対のヨークと、各ヨーク上に取り
    付けられた複数のクランプとを備え、それらのクランプ
    を多導体電線の各導体に装着することにより、電線路間
    にスペーサ本体を配置して、電線路間の間隔を保持する
    ようにした電線用相間スペーサにおいて、 前記ヨークを多導体電線の各導体を結ぶ線より内側に配
    置されるように形成し、そのヨークの外周縁に各クラン
    プを配設した電線用相間スペーサ。
  2. 【請求項2】 前記クランプは電線に取り付けるための
    取付部と、ヨークに連結するための連結部とを各別に備
    え、取付部には、開閉可能に組み付けられた一対の挟着
    部材と、両挟着部材間に電線を挟着した状態で、両挟着
    部材を締め付ける締付手段とを設けた請求項1に記載の
    電線用相間スペーサ。
  3. 【請求項3】 前記ヨークを軽量の金属材料で形成した
    請求項1に記載の電線用相間スペーサ。
JP7057660A 1995-03-16 1995-03-16 電線用相間スペーサ Pending JPH08256426A (ja)

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