JPH02253212A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
- Publication number
- JPH02253212A JPH02253212A JP1075930A JP7593089A JPH02253212A JP H02253212 A JPH02253212 A JP H02253212A JP 1075930 A JP1075930 A JP 1075930A JP 7593089 A JP7593089 A JP 7593089A JP H02253212 A JPH02253212 A JP H02253212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manual
- ring
- ultrasonic motor
- rotor
- barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分舒〕
この発明は超音波モータを内蔵したレンズ鏡筒に関し、
特に、オートフォーカシングとマニュアルフォーカシン
グとを連続して行うことができるように構成された超音
波モータ内蔵レンズ鏡筒に関する。
特に、オートフォーカシングとマニュアルフォーカシン
グとを連続して行うことができるように構成された超音
波モータ内蔵レンズ鏡筒に関する。
超音波モータを内蔵し、オートフォーカシングとマニュ
アルフォーカシングとを行うことができるように構成さ
れたレンズ鏡筒が本出願人によって提案されている。前
記のレンズ鏡筒においてはマニュアルフォーカシングを
行う時には構造上、超音波モータのロータ部をステータ
との摩擦力に抗して動かさなくてはならないので大きな
操作力を必要とし、操作性に難点があった。そこで、マ
ニュアルフォーカシングを行う時の操作力を小さくする
方法として、たとえば特開昭6l−H−718号公報に
開示されているように、マニュアルフォーカシング時に
は超音波モータのロータとステータとを一体に回動させ
てしまう方法が提案されている。
アルフォーカシングとを行うことができるように構成さ
れたレンズ鏡筒が本出願人によって提案されている。前
記のレンズ鏡筒においてはマニュアルフォーカシングを
行う時には構造上、超音波モータのロータ部をステータ
との摩擦力に抗して動かさなくてはならないので大きな
操作力を必要とし、操作性に難点があった。そこで、マ
ニュアルフォーカシングを行う時の操作力を小さくする
方法として、たとえば特開昭6l−H−718号公報に
開示されているように、マニュアルフォーカシング時に
は超音波モータのロータとステータとを一体に回動させ
てしまう方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題)
前記方法を実施できるようにレンズ鏡筒を構成した場合
、自動モードと手動モードとの切換えを行うための切換
え操作手段をレンズ鏡筒に設けることが必要となるが、
該切換え操作手段を設けるとレンズ鏡筒の構造が複雑に
なるとともにコストが高くなるという第1の欠点があり
た。また、たとえば、オートフォーカシングに引き続い
てマニュアルフォーカシングを行いたい場合やもしくは
その逆の動作を行いたい場合には、該切換え操作手段を
操作しなければオートフォーカシングからマニュアルフ
ォーカシングへの移行(もしくはその逆)ができないの
で撮影状況の変化等に敏速に対応することができず、従
って、シャッターチャンスを逃がしやすいという342
の欠点があった。
、自動モードと手動モードとの切換えを行うための切換
え操作手段をレンズ鏡筒に設けることが必要となるが、
該切換え操作手段を設けるとレンズ鏡筒の構造が複雑に
なるとともにコストが高くなるという第1の欠点があり
た。また、たとえば、オートフォーカシングに引き続い
てマニュアルフォーカシングを行いたい場合やもしくは
その逆の動作を行いたい場合には、該切換え操作手段を
操作しなければオートフォーカシングからマニュアルフ
ォーカシングへの移行(もしくはその逆)ができないの
で撮影状況の変化等に敏速に対応することができず、従
って、シャッターチャンスを逃がしやすいという342
の欠点があった。
本発明の目的は、マニュアルフォーカシングとオートフ
ォーカシングとを切換えるための切換え操作手段を操作
することなしにマニュアルフォーカシングからオートフ
ォーカシングへの移行及びオートフォーカシングからマ
ニュアルフォーカシングへの移行を迅速に行うことがで
きるレンズ鏡筒を提供することである。
ォーカシングとを切換えるための切換え操作手段を操作
することなしにマニュアルフォーカシングからオートフ
ォーカシングへの移行及びオートフォーカシングからマ
ニュアルフォーカシングへの移行を迅速に行うことがで
きるレンズ鏡筒を提供することである。
本発明のレンズ鏡筒では、超音波モータのロータとステ
ータとの間の静止摩擦力よりも小さい摩擦力で該超音波
モータがレンズ鏡筒の固定筒に保持されており、該超音
波モータが駆動されるオートフォーカシングの時には該
ロータが該ステータに対して相対回転してレンズ駆動機
構に該モータの動力を伝達し、マニュアルフォーカシン
グの時には該超音波モータ全体がマニュアル回転力で回
転されてレンズ駆動機構にマニュアル回転力が伝達され
る。
ータとの間の静止摩擦力よりも小さい摩擦力で該超音波
モータがレンズ鏡筒の固定筒に保持されており、該超音
波モータが駆動されるオートフォーカシングの時には該
ロータが該ステータに対して相対回転してレンズ駆動機
構に該モータの動力を伝達し、マニュアルフォーカシン
グの時には該超音波モータ全体がマニュアル回転力で回
転されてレンズ駆動機構にマニュアル回転力が伝達され
る。
(i)カメラ使用者が手動によってフォーカシングを行
おうとする場合。
おうとする場合。
カメラ使用者が手動操作リング2を指で回転させると、
回転防止部材15を介して振動部材11が回転される。
回転防止部材15を介して振動部材11が回転される。
この場合、超音波モータMの電歪素子11aには電圧が
印加されていないので振動部材11には振動が発生しな
い、従9て、ロータ9は振動部材11に対して相対的に
回転することはないが、振動部材11が指の力で手動操
作リング2によって回転されるので、ロータ9と振動体
11とは一体となって回転される。その結果、回転リン
グ3が回転され、回転筒4が回転され、レンズホルダー
5が軸線方向に動かされることによってマニュアルフォ
ーカシングが行われる。
印加されていないので振動部材11には振動が発生しな
い、従9て、ロータ9は振動部材11に対して相対的に
回転することはないが、振動部材11が指の力で手動操
作リング2によって回転されるので、ロータ9と振動体
11とは一体となって回転される。その結果、回転リン
グ3が回転され、回転筒4が回転され、レンズホルダー
5が軸線方向に動かされることによってマニュアルフォ
ーカシングが行われる。
なお、マニュアルフォーカシングを行った時に、レンズ
位置が無限遠対応位置又は至近端対応位置になった場合
、回転ストッパー8が回転筒4の切欠き4cの周方向端
縁に係合して回転筒4の回転が阻止されるので回転リン
グ3及び超音波モータMも共に回転させることができな
くなって手動操作リング2には大きな抵抗トルクが作用
することになるが、この時にカメラ使用者が更に手動操
作リング2を回動操作すると、皿ばね14と手動操作リ
ング2のフランジ2aとの間に滑りが発生し、手動操作
リング2のみが空回りするので回転筒4と回転ストッパ
ー8との間に過大な力がかかることはない。
位置が無限遠対応位置又は至近端対応位置になった場合
、回転ストッパー8が回転筒4の切欠き4cの周方向端
縁に係合して回転筒4の回転が阻止されるので回転リン
グ3及び超音波モータMも共に回転させることができな
くなって手動操作リング2には大きな抵抗トルクが作用
することになるが、この時にカメラ使用者が更に手動操
作リング2を回動操作すると、皿ばね14と手動操作リ
ング2のフランジ2aとの間に滑りが発生し、手動操作
リング2のみが空回りするので回転筒4と回転ストッパ
ー8との間に過大な力がかかることはない。
(il)カメラ使用者がオートフォーカシングを行おう
とする場合。
とする場合。
不図示のレリーズボタンの操作の後に不図示の制御装置
のシーケンス動作により超音波モータMの電歪素子11
aが動作して振動部材11に振動が発生し、ロータ9が
軸線2を中心として回転される。この時、手動操作リン
グ2には回転駆動力が加えられていないので、該リング
2のフランジ2aと摩擦リングtbとは皿ばね14の加
圧力により押圧されていてフランジ2aは非回転状態に
保持、される。
のシーケンス動作により超音波モータMの電歪素子11
aが動作して振動部材11に振動が発生し、ロータ9が
軸線2を中心として回転される。この時、手動操作リン
グ2には回転駆動力が加えられていないので、該リング
2のフランジ2aと摩擦リングtbとは皿ばね14の加
圧力により押圧されていてフランジ2aは非回転状態に
保持、される。
ロータ9が回転されると、ロータ9と一体になっている
回転リング3も回転され、従つて、回転筒4が回転され
るため、回転筒4に螺合しているレンズホルダー5が軸
線方向に8動してオートフォーカシングが行われる。
回転リング3も回転され、従つて、回転筒4が回転され
るため、回転筒4に螺合しているレンズホルダー5が軸
線方向に8動してオートフォーカシングが行われる。
Cl11)オートフォーカシングが行われて途中で引き
続いてマニュアルフォーカシングを行う場合、もしくは
オートフォーカシング終了後に直ちにマニュアルフォー
カシングを行う場合。
続いてマニュアルフォーカシングを行う場合、もしくは
オートフォーカシング終了後に直ちにマニュアルフォー
カシングを行う場合。
オートフォーカシングが行われている時は、回転リング
3がロータ9によって回転されている。電歪素子11a
に電圧が印加されている時にカメラ使用者が手動操作リ
ング2を回動すると、回転防止部材15を介して振動部
材11も手動操作リング2とともに回転される。この時
、手動操作リング2が回動されたことを前記検出手段1
7が電気的に検出し、この検出信号に応じて電歪素子H
aへの通電が停止されるので3通電停止後はロータ9と
振動部材11とが一体となって手動操作リング2によっ
て回転され、その結果、マニュアルフォーカシングが行
われる。
3がロータ9によって回転されている。電歪素子11a
に電圧が印加されている時にカメラ使用者が手動操作リ
ング2を回動すると、回転防止部材15を介して振動部
材11も手動操作リング2とともに回転される。この時
、手動操作リング2が回動されたことを前記検出手段1
7が電気的に検出し、この検出信号に応じて電歪素子H
aへの通電が停止されるので3通電停止後はロータ9と
振動部材11とが一体となって手動操作リング2によっ
て回転され、その結果、マニュアルフォーカシングが行
われる。
(実 施 例〕
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1実施例のレンズ鏡筒の要部を示し
た縦断面図である。第1図において、1はレンズ鏡筒の
本体を構成している固定筒、1aは該固定筒1aの後端
に形成されてカメラ本体Bのマウントに係合するマウン
ト、1bは固定筒1の小径部ICの先端に形成されて球
体軸受19の内筒を構成している軸受内筒部、2は固定
筒1の大径部の先端に形成されている周方向突条に相対
回転可能に嵌合しているマニュアル操作環、である、固
定筒1のノ]\径部ICの外周面には公知の超音波モー
タrv!と前記の球体軸受19とが装架され、該超音波
そ一タM及び軸受19は後述の回転筒4の外向きフラン
ジ4aと前記マニュアル操作′(jI2の後端部フラン
ジ2aとの間で該モータ内の後述のばねの軸方向力によ
って保持されている。
た縦断面図である。第1図において、1はレンズ鏡筒の
本体を構成している固定筒、1aは該固定筒1aの後端
に形成されてカメラ本体Bのマウントに係合するマウン
ト、1bは固定筒1の小径部ICの先端に形成されて球
体軸受19の内筒を構成している軸受内筒部、2は固定
筒1の大径部の先端に形成されている周方向突条に相対
回転可能に嵌合しているマニュアル操作環、である、固
定筒1のノ]\径部ICの外周面には公知の超音波モー
タrv!と前記の球体軸受19とが装架され、該超音波
そ一タM及び軸受19は後述の回転筒4の外向きフラン
ジ4aと前記マニュアル操作′(jI2の後端部フラン
ジ2aとの間で該モータ内の後述のばねの軸方向力によ
って保持されている。
超音波モータMは、環状の振動部材11、該振動部材1
1と一体に形成された環状の電歪素子11a、振動部材
11の一端に接触している環状のロータ9、振動部材1
1の回転を防止するための回転防止部材15、電歪素子
11aの端面に接触している環状のフェルト12、該フ
ェルト12が取付けられているフェルト固定環13、フ
ェルト固定環13の一端面に接して配置されるとともに
フェルト固定環13を介tlで振動部材11をロータ9
の端面に向って押しつけ且つマニュアル操作環2の後端
フランジ2aに接している環状の皿ばね14、等の部材
で構成されている。
1と一体に形成された環状の電歪素子11a、振動部材
11の一端に接触している環状のロータ9、振動部材1
1の回転を防止するための回転防止部材15、電歪素子
11aの端面に接触している環状のフェルト12、該フ
ェルト12が取付けられているフェルト固定環13、フ
ェルト固定環13の一端面に接して配置されるとともに
フェルト固定環13を介tlで振動部材11をロータ9
の端面に向って押しつけ且つマニュアル操作環2の後端
フランジ2aに接している環状の皿ばね14、等の部材
で構成されている。
なお、回転防止部材15は手動操作リング2に固定され
るとともに、その先端が振動部材11の放射方向のスリ
ットに挿入されている。
るとともに、その先端が振動部材11の放射方向のスリ
ットに挿入されている。
一方、球体軸受19は、固定筒1の小径部ICの先端に
形成された軸受内筒部ibと、該内筒部1bの外周面上
に配置された球体18と、該球体18上に回転可能に嵌
装された回転リング3と、から成っており、回転リング
3は回転筒4のフランジ4aに固定されるとともに環状
の防振ゴム10を介して超音波モータMのロータ9にも
結合されている。
形成された軸受内筒部ibと、該内筒部1bの外周面上
に配置された球体18と、該球体18上に回転可能に嵌
装された回転リング3と、から成っており、回転リング
3は回転筒4のフランジ4aに固定されるとともに環状
の防振ゴム10を介して超音波モータMのロータ9にも
結合されている。
回転筒4は内周面にねじ部4bが形成されているメスへ
リコイドであり、回転筒4内にはねじ部4bに螺合する
ねじ部5bを有したレンズホルダー5が挿入されており
、レンズホルダー5は軸方向移動のみ可能に回転筒4に
支持されている。レンズホルダー5の後端部周面には軸
方向の切欠き5aが形成され、該切欠き5a内には固定
筒1のフランジ部1dに固定されたL形のキイ7の水平
部が挿入されており、該キイ7によってレンズホルダー
5の回転が阻止されるようになっている。Lはレンズホ
ルダー5に固定されているフォーカス用レンズである。
リコイドであり、回転筒4内にはねじ部4bに螺合する
ねじ部5bを有したレンズホルダー5が挿入されており
、レンズホルダー5は軸方向移動のみ可能に回転筒4に
支持されている。レンズホルダー5の後端部周面には軸
方向の切欠き5aが形成され、該切欠き5a内には固定
筒1のフランジ部1dに固定されたL形のキイ7の水平
部が挿入されており、該キイ7によってレンズホルダー
5の回転が阻止されるようになっている。Lはレンズホ
ルダー5に固定されているフォーカス用レンズである。
8はレンズLが至近端位置もしくは無限遠位置に位置決
めされた時に回転筒4の回転を阻止する回転ストッパー
であり、該ストッパー8は回転筒4の後端部に形成され
た周方向の切欠き4c内に配置されており、撮影レンズ
Lが前記2位置にある時には該ストッパー8が該切欠き
4Cの端縁に係合して回転筒4の回転が阻止される。
めされた時に回転筒4の回転を阻止する回転ストッパー
であり、該ストッパー8は回転筒4の後端部に形成され
た周方向の切欠き4c内に配置されており、撮影レンズ
Lが前記2位置にある時には該ストッパー8が該切欠き
4Cの端縁に係合して回転筒4の回転が阻止される。
手動操作リング2のフランジ部2aと固定筒1のフラン
ジ1dとの間には両フランジ部2a及びldに摺接する
リング16が配置されている。このリング16と手動操
作リング2のフランジ部2a及び固定筒1のフランジ部
1dとの摩擦抵抗トルクはロータ9と振動部材11との
接触面におけるスリップトルクよりも小さく、且つ、回
転筒4のねじ部4bにおける負荷トルクよりも大甘くな
るように該リング16と該フランジ部2a及び1dとの
相互接触面の摩擦係数や接触圧力が決められている。
ジ1dとの間には両フランジ部2a及びldに摺接する
リング16が配置されている。このリング16と手動操
作リング2のフランジ部2a及び固定筒1のフランジ部
1dとの摩擦抵抗トルクはロータ9と振動部材11との
接触面におけるスリップトルクよりも小さく、且つ、回
転筒4のねじ部4bにおける負荷トルクよりも大甘くな
るように該リング16と該フランジ部2a及び1dとの
相互接触面の摩擦係数や接触圧力が決められている。
また、手動操作リング2のフランジ2aと固定筒1のフ
ランジ1dとの間には手動操作リング2の回動を検出す
るための、手動操作リング回動検出手段17が配置され
ている。該回動検出手段17は、たとえば、該フランジ
2aに固定された摺動接片と、該フランジ1dに固定さ
れた環状の導体パターン板と、から構成されており、該
導体パターン板には不図示の制御回路が接続されている
。
ランジ1dとの間には手動操作リング2の回動を検出す
るための、手動操作リング回動検出手段17が配置され
ている。該回動検出手段17は、たとえば、該フランジ
2aに固定された摺動接片と、該フランジ1dに固定さ
れた環状の導体パターン板と、から構成されており、該
導体パターン板には不図示の制御回路が接続されている
。
次に、第1実施例のレンズ鏡筒の動作を説明する。なお
、自動モードと手動モードとを切換えるための切換え手
段がカメラ本体Bに設けられているとする。
、自動モードと手動モードとを切換えるための切換え手
段がカメラ本体Bに設けられているとする。
(1)カメラ使用者が手動によってフォーカシングを行
おうとする場合。
おうとする場合。
カメラ使用者が手動操作リング2を指で回転させると、
回転防止部材15を介して振動部材11が回転される。
回転防止部材15を介して振動部材11が回転される。
この場合、超音波モータMの電歪素子11aには電圧が
印加されていないので振動部材11には振動が発生しな
い、従って、ロータ9は振動部材11に対して相対的に
回転することはないが、振動部材11が指の力で手動操
作リング2によりて回転されるので、ロータ9と振動体
11とは一体となって回転される。その結果、回転リン
グ3が回転され、回転$4が回転され、レンズホルダー
5が軸線方向に動かされることによってマニュアルフォ
ーカシングが行われる。
印加されていないので振動部材11には振動が発生しな
い、従って、ロータ9は振動部材11に対して相対的に
回転することはないが、振動部材11が指の力で手動操
作リング2によりて回転されるので、ロータ9と振動体
11とは一体となって回転される。その結果、回転リン
グ3が回転され、回転$4が回転され、レンズホルダー
5が軸線方向に動かされることによってマニュアルフォ
ーカシングが行われる。
マニュアルフォーカシングを行った時にレンズ位置が無
限遠対応位置又は至近端対応位置にな9た場合、回転ス
トッパー8が回転筒4の切欠き4Cの周方向端縁に係合
して回転筒4の回転が阻止されるので回転リング3及び
超音波そ一タMも共に回転させることができなくなりて
手動操作リング2には大きな抵抗トルクが作用すること
になるが、この時にカメラ使用者が更に手動操作リング
2を回動操作すると皿ばね14と手動操作リング2のフ
ランジ2aとの間に滑りが発生し、手動操作リング2の
みが空回りするので回転筒4と回転ストッパー8との間
に過大な力がかかることはない。
限遠対応位置又は至近端対応位置にな9た場合、回転ス
トッパー8が回転筒4の切欠き4Cの周方向端縁に係合
して回転筒4の回転が阻止されるので回転リング3及び
超音波そ一タMも共に回転させることができなくなりて
手動操作リング2には大きな抵抗トルクが作用すること
になるが、この時にカメラ使用者が更に手動操作リング
2を回動操作すると皿ばね14と手動操作リング2のフ
ランジ2aとの間に滑りが発生し、手動操作リング2の
みが空回りするので回転筒4と回転ストッパー8との間
に過大な力がかかることはない。
(l i)カメラ使用者がオートフォーカシングを行お
うとする場合。
うとする場合。
不図示のレリーズボタンの操作の後に不図示の制御装置
のシーケンス動作により超音波モータMの電歪素子11
aが動作して振動部材11に振動が発生し、ロータ9が
軸線2を中心として回転される。この時、手動操作リン
グ2には回転駆動力が加えられていないので該リング2
のフランジ2aと摩擦リング1bとは皿ばね14の加圧
力により押圧されていてフランジ2aは非回転状態に保
持される。ロータ9が回転されると、ロータ9と一体に
なフている回転リング3も回転され、従りて、回転筒4
が回転されるため、回転筒4に螺合しているレリーズホ
ルダー5が軸線方向に移動してオートフォーカシングが
行われる。
のシーケンス動作により超音波モータMの電歪素子11
aが動作して振動部材11に振動が発生し、ロータ9が
軸線2を中心として回転される。この時、手動操作リン
グ2には回転駆動力が加えられていないので該リング2
のフランジ2aと摩擦リング1bとは皿ばね14の加圧
力により押圧されていてフランジ2aは非回転状態に保
持される。ロータ9が回転されると、ロータ9と一体に
なフている回転リング3も回転され、従りて、回転筒4
が回転されるため、回転筒4に螺合しているレリーズホ
ルダー5が軸線方向に移動してオートフォーカシングが
行われる。
(Iil)オートフォーカシングが行われて途中で引き
続いてマニュアルフォーカシングを行う場合、もしくは
オートフォーカシング終了後に直ちにマニュアルフォー
カシングを行う場オートフォーカシングが行われている
時は、回転リング3がロータ9によって回転されている
。電歪素子11aに電圧が印加されている時にカメラ使
用者が手動操作リング2を回動すると、回転防止部材1
5を介して振動部材11も手動操作リング2とともに回
転される。この時、手動操作リング2が回動されたこと
を前記検出手段17が電気的に検出し、この検出信号に
応じて電歪素子11aへの通電が停止されるので、通電
停止後はロータ9と振動部材11とが一体となって手動
操作リング2によって回転され、その結果、マニュアル
フォーカシングが行われる。
続いてマニュアルフォーカシングを行う場合、もしくは
オートフォーカシング終了後に直ちにマニュアルフォー
カシングを行う場オートフォーカシングが行われている
時は、回転リング3がロータ9によって回転されている
。電歪素子11aに電圧が印加されている時にカメラ使
用者が手動操作リング2を回動すると、回転防止部材1
5を介して振動部材11も手動操作リング2とともに回
転される。この時、手動操作リング2が回動されたこと
を前記検出手段17が電気的に検出し、この検出信号に
応じて電歪素子11aへの通電が停止されるので、通電
停止後はロータ9と振動部材11とが一体となって手動
操作リング2によって回転され、その結果、マニュアル
フォーカシングが行われる。
第1図の実施例においては超音波モータMへの給電をプ
リント基板とブラシとによって行わなければならないが
、第2図に示す実施例ではリード線がつながっていても
よい。
リント基板とブラシとによって行わなければならないが
、第2図に示す実施例ではリード線がつながっていても
よい。
第2図において、21は超音波モータの振動体でここで
はロータに対応する。22はフェルト、23は第1図の
実施例ではロータであるがここではステータに相当し、
防振ゴム24、ゴム台25、皿ばね26によりロータと
ステータは加圧接触を保つように構成されている。
はロータに対応する。22はフェルト、23は第1図の
実施例ではロータであるがここではステータに相当し、
防振ゴム24、ゴム台25、皿ばね26によりロータと
ステータは加圧接触を保つように構成されている。
他は第1実施例と同じ構成であるため説明を省略する。
本実施例における超音波モータへの給電方法としては、
たとえば、実開昭59−48514号公報に示されてい
る方法を用いてもよい。
たとえば、実開昭59−48514号公報に示されてい
る方法を用いてもよい。
以上に説明したように、本発明によれば、オートフォー
カシングとマニュアルフォーカシングとを切換えのため
の切換え操作部材を設ける必要のないレンズ鏡筒が提供
され、本発明のレンズ鏡筒ではオートフォーカシングか
らマニュアルフォーカシングへの切換えやマニュアルフ
ォーカシングからオートフォーカシングへの切換えを単
に手動操作リング2を回動させるか否かのみで行うこと
ができるので、従来のレンズ鏡筒のようにシャッターチ
ャンスを逃がしてしまう恐れがない。
カシングとマニュアルフォーカシングとを切換えのため
の切換え操作部材を設ける必要のないレンズ鏡筒が提供
され、本発明のレンズ鏡筒ではオートフォーカシングか
らマニュアルフォーカシングへの切換えやマニュアルフ
ォーカシングからオートフォーカシングへの切換えを単
に手動操作リング2を回動させるか否かのみで行うこと
ができるので、従来のレンズ鏡筒のようにシャッターチ
ャンスを逃がしてしまう恐れがない。
第1図は本発明によるレンズ鏡筒の第1実施例の要部を
示す縦断面図、第2図は本発明の第2実施例の縦断面図
、である。 1・・・固定筒 1b・・・軸受内筒部19
・・・球体軸受 18・・・球体M・・・超音波
モータ 2・・・マニュアル操作環3・・・回転リ
ング 4・・・回転筒5・・・レンズホルダー
4C・・・切欠き5a・・・切欠き 7・
・・キイ8・・・回転ストッパー 9・・・ロータ1
0・・・防振ゴム 11・・・振動部材11a・
・・電歪素子 12・・・フェルト13・・・フ
ェルト固定環 14・・・皿ばね15・・・回転防止部
材 第1図
示す縦断面図、第2図は本発明の第2実施例の縦断面図
、である。 1・・・固定筒 1b・・・軸受内筒部19
・・・球体軸受 18・・・球体M・・・超音波
モータ 2・・・マニュアル操作環3・・・回転リ
ング 4・・・回転筒5・・・レンズホルダー
4C・・・切欠き5a・・・切欠き 7・
・・キイ8・・・回転ストッパー 9・・・ロータ1
0・・・防振ゴム 11・・・振動部材11a・
・・電歪素子 12・・・フェルト13・・・フ
ェルト固定環 14・・・皿ばね15・・・回転防止部
材 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 超音波モータによってレンズ移動を行うように構成
されているレンズ鏡筒において、 該超音波モータのロータとステータの接触 面の静止摩擦力よりも小さい摩擦力で該超音波モータが
レンズ鏡筒の固定筒に保持されていることを特徴とする
レンズ鏡筒。 2、超音波モータによってレンズ移動を行うように構成
されているレンズ鏡筒において、 該超音波モータを保持している固定筒と該 超音波モータとの間に手動操作リングが配置され、該超
音波モータと該手動操作リングとの摩擦力が該固定筒と
該手動操作リングとの摩擦力よりも大きくなるように構
成されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075930A JPH02253212A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075930A JPH02253212A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253212A true JPH02253212A (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=13590477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1075930A Pending JPH02253212A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02253212A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04133213U (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-11 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
US5352949A (en) * | 1991-08-30 | 1994-10-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration driven actuator |
JP2000056203A (ja) * | 1998-08-12 | 2000-02-25 | Sigma Corp | レンズ鏡筒 |
JP2003098419A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 口腔内カメラの焦点切換機構 |
US8300333B2 (en) | 2010-02-02 | 2012-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Lens barrel and photographing apparatus including the same |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1075930A patent/JPH02253212A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04133213U (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-11 | 株式会社ニコン | レンズ鏡筒 |
US5352949A (en) * | 1991-08-30 | 1994-10-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration driven actuator |
JP2000056203A (ja) * | 1998-08-12 | 2000-02-25 | Sigma Corp | レンズ鏡筒 |
JP2003098419A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | 口腔内カメラの焦点切換機構 |
US8300333B2 (en) | 2010-02-02 | 2012-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Lens barrel and photographing apparatus including the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5708872A (en) | Lens barrel with built-in ultrasonic motor, camera having lens barrel and method | |
US4963000A (en) | Lens barrel | |
US6288848B1 (en) | Lens barrel and optical equipment | |
JPH02253212A (ja) | レンズ鏡筒 | |
US8736987B2 (en) | Lens barrel and camera system | |
JPH02253214A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH0611636A (ja) | レンズ鏡筒およびモーター駆動装置 | |
US5751502A (en) | Lens barrel with built-in ultrasonic motor | |
JPH0664224B2 (ja) | 光学部材移動装置 | |
US5898528A (en) | Lens barrel with built-in ultrasonic motor | |
JP3893189B2 (ja) | レンズ鏡筒及びそれを用いた光学装置 | |
JPS63172205A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP3630826B2 (ja) | レンズ鏡筒および光学機器 | |
JP3300746B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPS60263910A (ja) | レンズ駆動装置 | |
JPH02137811A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH07191255A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH05268780A (ja) | 駆動装置 | |
JP3045969B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP3347344B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP3450345B2 (ja) | 駆動力伝達装置およびレンズ鏡筒 | |
JPH0212053Y2 (ja) | ||
JP2535079B2 (ja) | 振動装置 | |
JP2010160301A (ja) | レンズ鏡胴及び撮像装置 | |
JP2000147360A (ja) | 駆動伝達装置およびこれを用いたレンズ鏡筒 |