JPH02252435A - 眼屈折力測定装置 - Google Patents

眼屈折力測定装置

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JPH02252435A
JPH02252435A JP1074189A JP7418989A JPH02252435A JP H02252435 A JPH02252435 A JP H02252435A JP 1074189 A JP1074189 A JP 1074189A JP 7418989 A JP7418989 A JP 7418989A JP H02252435 A JPH02252435 A JP H02252435A
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Kazuhisa Uchida
和寿 内田
Yasufumi Fukuma
康文 福間
Akio Umeda
梅田 昭男
Noriyuki Nagai
憲行 永井
Yasuhisa Ishikura
靖久 石倉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は眼屈折力測定装置、特に小児から乳幼児に対し
ても有用である眼屈折力測定装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、眼屈折力測定装置としては、被検者の応答を基に
眼屈折力を測定する所謂自覚式検眼器、被検眼を他覚的
に測定する所謂オートレフラクトメータ等の装置が知ら
れている。
然し乍ら、この種の装置で乳幼児の測定を行なう場合、
乳幼児の協力を得られない為自覚式検眼器では測定がで
きず、又一般のオートレフラクトメータでは被検眼の位
置を固定しなくてはならないか、乳幼児の場合被検眼の
位置の固定が難しく、測定は極めて困難であるという欠
点を有していた。
これらの欠点を解消する為、ストロボ光で被検眼眼底を
照明し、被検眼の瞳孔での光束の状態をカメラで撮影し
、その結果から被検眼の眼屈折力を測定するいわゆるフ
ォトレフラクション方式の測定方法か提案されている。
このフォトレフラクション方式の測定に於いては、被検
眼の光軸が少しずれても充分に測定をすることかでき、
被検眼を固定することか困難である乳幼児の眼屈折力の
測定には有用であるとされているものである。
[発明か解決しようとする課題] この種の従来の装置に於いては、カメラの光軸に対し、
斜めの方向からストロボ光源により照明し、その時の瞳
孔像を単に撮像するだけであり、光源の位置により測定
できないデイオプター値かあり、又測定可能な範囲か狭
いという問題点を有していたものである。
斯かる問題点を解決する為、本出願人は、先の出願、特
願昭63−238505号に於いて、被検眼眼底に光源
1glを投影し、眼底で反射される光源からの光束をエ
ッチ状の遮光部材で遮り、遮った光束を受光素子で受け
、その光束の光量分布状態を基に眼屈折力を測定する眼
屈折力α1定装置を提案した。
又、フォトレフラクション方式のものでは画像のピント
合せが必要であるか、6を来のものではある一定の位置
にレンズのピントを設定しておき、そのピント範囲内に
被検者が行き、被検者の移動によりピント合せを行った
後眼屈折力の測定を行っていた。従って、化1定に入る
迄の準備かかかり迅速な計1定を行うことかできなかっ
たと共にピント誤差も大きくて正確な測定値か得られな
いという問題もあっな、又、装置全体を移動させてピン
ト合せを行うことも可能であるか、その場合には装置全
体を移動させる為の移動機構が必要となり、装置全体か
大型になるというrJ1題もあった。
そこで本発明は先の出願に係る眼屈折力測定装置を基本
として、対物レンズだけの移動により迅速にピント合せ
を行い史に誤差か少なく精度の高い測定を可能とする眼
屈折力測定装置を提供しようとするものである。
U課題を解決するための手段] 本発明は、被検眼眼底に光源像を投影する為の投影系と
、被検眼撞孔と略共没位置に配置した受光素子上に前記
眼底からの光束を集光する対物レンズを存する受光系と
、該受光系の光路内に配置され受光光束の一部を遮光す
る為の遮光部材とを有し、前記対物し°ンズを光軸方向
に移動可能とし、該対物レンズの移動により瞳孔像を受
光素子上に結像させる櫟にすると共に該対物レンズの移
動量と前記受光素子上に投影された光束の光量分布状態
を基に被検眼の眼屈折力を測定し得る櫟に構成したこと
を特徴とするものである。
[作  用] 被検眼の眼屈折力の相違により、遮光部材による光束を
遮光する状態か異なってくる。この遮光の状態と眼屈折
力とは対応し、受光素子に投影された光束の状態、即ち
光量分布と被検眼、遮光部材、受光系との相対位置関係
、即ちレンズの移動量を基に眼屈折力を測定できる。
[実 施 例] 以下図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明する。
先ず、第2図(^)(B)(C)〜第13図に於いて先
に出願した眼屈折力測定装置について説明する。
第2図(^)(B)(C)に於いて、1は光i像を被検
眼3の眼底7に投影する為の投影系であり、2は眼底7
により反射された光束10を受光する為の受光系であり
、投影系1及び受光系2は被検眼3に対向して配置され
る。
前記投影系1は、光源4及び光′a4からの光束11を
被検眼3に向けて反射させる為のハーフミラ−5から成
り、該投影系1は光源4からの光束11を瞳孔6を通し
て眼底7上に光源4の像を形成する様に投影するもので
、被検眼3の眼屈折力か基準デイオプター値(基準屈折
力)の場合に眼底7上に光H4の像か合焦されるように
光源4と被検眼3との距離が設定されている。
前記受光系2は、対物レンズ8及び受光素子9から成り
、眼底7からの光束10はハーフミラ−5を透過して受
光素子91に導かれる。
該受光素子9は、エリアCCD、撮像管或はこれらの2
以上の集合体であり、受光素子9の受光面9aは対物レ
ンズ8に関して被検眼3の瞳孔6と共役位置に配置され
る。
前記受光系2の光路内には、ハーフミラ−5に関して光
源4と共役な位置に対物レンズ8の光軸0を境界として
光束10の片側を遮光する為のエッチ状の遮光部材12
を配置する。
第2図(^)に示す様に、被検眼3のデイオプター値が
基準デイオプター値に比べて負のデイオプター値の場合
には、光源4の像は眼底7の前方で結像され、この光束
により照明された眼底7上の内、光軸上の1点で反射さ
れた光束10を考えると、この光束10は遮光部材12
の前方、即ち被検眼3側で集光され、対物レンズ8によ
り受光素子9上に投影される光束の上半分(斜線部分)
が遮光される。
一方、第2図(8)に示す様に、被検眼のデイオプター
値が基準デイオプター値の場合には、光束10は遮光部
材12上に集光されるもので、光束10は遮光部材12
によって遮られない。
又、第2図(C)に示す様に、被検眼3のデイオプター
値が基準デイオプター値より正の場合には、光源4の像
は眼底7の後方で結像するように投影され、+if述と
同様に眼底7で反射された光束10は遮光部材12の後
方、即ち受光素子9側で集光され、受光素子9上に投影
される光束10は第2図(^)とは逆の部分の光束(図
中では上半分)が遮光される。
而して、受光面9aに投影される光束は基準デイオプタ
ー値に対して被検眼3のデイオプター値の大小、正負に
よって光量分布状態が変化し、この光量分布状態を基に
デイオプター値か求められる。
受光素子9はこの受光面9aに形成される光束の光量分
布を検出する為のものであり、前記演算器13は受光素
子9からの信号を基に、受光面9a上に形成される光束
の光量分布を検出し、基準となるデイオプター値に対し
被検眼の眼屈折力が正か負かを判断すると共にその絶対
値を演算する。
尚、上記実施例では光束分離手段としてハーフミラ−を
使用したが、ビームスプリッタ−開光プリズム等積々の
光束分離手段を用いることは勿論である。
以下第3図(A)〜(E)に於いて、受光面9aに形成
される光束の光量分布状態を説明する。
尚、第3図(A)〜([)に於いて説明を簡略化する為
、光源4の光軸と受光系の光軸とを合致さぜ且遮光部材
12と対物レンズ8とを一致させている。この為、光源
4と対物レンズ8とは同一位置で重ね合わせて示してお
り、遮光部材12は省略して示している。
第3図(M〜(E)は被検眼の屈折力りが基準屈折力D
oに対し負の場合を示しており、以下の説明は眼底から
の反射光束は全て対物レンズ8によって受光面9a上に
投影されるものとする。
光源4と被検眼瞳孔6との距離をQに設定しこの光源の
像が眼底に合焦する被検眼の屈折力を基準屈折力り、と
すると である。
第3図(^)は被検眼の屈折力かD (<D、 )の場
合の、光軸に対し直角方向にLの長さを有するスリット
状の光源4の軸上の一点S0からの投影光束を示すもの
で、点SQの像は一旦、So’に結像され、被検眼眼底
7には、ぼけた像として投影される。Do  Dが大き
くなるに従い投影される領域7aは広くなる。
第3図(B)は受光系2、及び、被検眼眼底7からの反
射光束の状態を示すものである。
第3図(8)に示す様に、被検眼眼底7上の投影領域の
端部の点I、からの光束を考えると、この点の像I−3
′は被検眼瞳孔から9′の距離の位置に結像され、この
光束は対物レンズ8を介して被検眼瞳孔6と共役位置に
配置した受光素子9上に投影される。尚、このQ′と被
検眼の屈折力りの関係式は下記の通りである。
一方、この眼底上の一点から発した光束のエッチ上での
広がり幅Δは被検眼の瞳径をUとすると、第3図fB)
から明らかな様に、であり、第(1)式、第(2)式よ
り となり、被検眼3の屈折力りと基準屈折力り。
との差か大になるに従い遮光部4412上の広かりは大
きくなる。
次に、受光素子9上での光束の広がりについて述べる。
受光素子9は、被検眼3の屈折力に関係なく常に、対物
レンズ8に関して被検眼瞳孔と共役に配置されており、
被検眼瞳孔6の径をU、対物レンズ8の倍率をβとする
と、受光素子9上ではβUの径の領域(被検眼の屈折力
に影響を受けない)に光束が投影される。
又、光軸に対して前記り、と対称な点1.からの光束も
同様に被検眼瞳孔6からグの位1に[I。′を結像した
後、受光素子9上の同じ領域βl」に投影される。光源
4を点光源として、遮光部材12が無いものとした時、
これら眼底7からの各点1−、、・・・Io、・・・I
b、からの光束の積分か受光素子9上の光量分布を決め
るものである。
ここで、受光素子9上での光量分布について考察するな
め、受光素子91の光束投影位置の端部位置P−,、す
なわち、光軸を中心とした座この位置に入射する光束は
第3図(C)での斜線Aの範囲の光束に限られることと
なる。又、同様に、光軸に対して、前記のP−、位置と
対称な位置P、に入射する光束を考えると斜線A′範囲
の光束に限られることになる。してみると、被検眼瞳孔
6からQの距離(光源4と共役位置)の位置に光軸の一
方の光束A′を遮断するエッチ状の遮光部材12を配置
すると受光素子9上のP、の位置に入射する光束は遮光
部材12により遮断されず、このP−、の位置から上方
の位置にいくに従って光束は徐々に遮光され、中心P。
位置で光束の半分か遮光され、P8の位置になると全て
の光束が遮断されることとなるものである。従って、エ
ッチ状の遮光部材12により受光素子9上には上方に行
くにしたがって暗くなり、P、の点で光量か0となる一
定トp斜の光量分布となるものである。
以上の第3図(八)〜(C)では、光源4の光軸上の一
点から発する光束のみを示したか、光源4の端部の一点
S−言光源の大きさをLとする第3図(0)に示すよう
になる。この点S−0からの光束は、第3図(DJに示
す被検眼眼底7上の1、点から11点の領域に投影され
、とのI−。
点、11点からの反射光は、前述と同様に被検眼瞳孔6
からQ′の距離の位置で1.  、I。
の像を結像した後、受光素子9上のβUの径の領域に投
影されるものである。ここで、光源4の端部の点S−1
から発する光束のうち、受光素子9上の光束投影の端部
位置P−0に入射する光束は第3図(0)のBの斜線領
域の光束となるものである。
又、前記S−1の点と対称な光源4の一点S。
からの光束を考え、そのうち受光素子9上のP−、の点
に入射する光束を考えると第3図(E)のCの斜線領域
の光束となる。この様に、光源4がある大きさを有する
ものとして考えた場合、受光素子9上の一点の光量は、
光源4の各点からの光束の総和として考えなければなら
ない。
第4図(八)は、この考え方に基づき、受光素子9上の
P−、の位置に入射する各光束を重ね合わせて示したも
のであり、光源上のS−1の位置から発する光束のうち
P−0の位置に入射する光束はBの領域であり(第3図
(D)参照)、光源上での位置が上方に行くにしたかっ
てその光束も上方に移動し、軸上の光源位置SoではA
の領域の光束となり〈第3図(C)参照)、光源上での
S。の位置ではCの領域の光束となる(第3図(E)参
照)。従って、受光素子9上のP−。
の点での光量は、これらの光束の総和として考えられる
ここで、被検眼瞳孔6からQの!117 離の位置に遮
光部材12を配置した時の受光素子9上の点P−,の光
量を示す模式図を第4図(B)に示す。
第4図(B)は光源上の位置が変化するにしたがって遮
光部材12により光束がどの様に遮光されるかを示すも
のである。第4図(B)の横軸は光源上の座標位置、縦
軸は光量を示すものであり、光源上での各点からの光束
を考えると、座標位の光束は遮光部材12により遮光さ
れず、座標位置の0点を過ぎると徐々に遮光され、Δ(
前述の光束の広がり)の位置で全ての光束が遮断される
事になるものである。ここで遮光されない場合の光源上
の各点からの光量をkとして光源上での各点からの光量
の寄与を示したものか第4図(8)であり、斜線部の面
積か受光素子上のP−、の点の光量値に対応するもので
ある。この面積値Tは下記のようになる。
同様にして、受光素子上での他の点についても考察する
。第5図(^)は受光素子上での中心点P0に入射する
光束を第4図(A)と同様に示したものであり、光源上
のS−、の点からの光束の内P0の点に入射する光束は
Boの斜線領域、光源上の中心S。の点からはAoの斜
線領域、光源上のS、の点からの光束はcoの斜線領域
の光束となるものであり、受光素子9の中心に入射する
光量は第5図(B)の斜線領域の面積T、に対応するこ
とになる。すなわち、光源の各点からの受光素子の中心
点に入射する光束をの光束が遮断されることになり、こ
の面積値を前述と同様に計算すると下記値になる。
同様にして、受光素子上での点P、に入射する光束の状
態、及びこの点での光量値を第6図(A)、第6図(B
)に示す、第6図(A)において、光源上のS−1の点
からの光束の内P、の点に入射する光束はB′の斜線領
域、光源上の中心S0の点からはA”の斜線領域、光源
上のP−。
の点からの光束はC″の斜線領域の光束として示す、こ
の場合には、第6図(8)に示すように、光源の各点か
ら受光素子のP。の点に入射するの位置までは光束は遮
光されず、−Δ位置を過ぎると徐々に光束が遮られ、0
の位置で全ての光束が遮断されることになり、この面積
値を計算すると下記値になる。
これらの式(4) 、(5) 、(6)の結果かられが
るように、受光素子9上の光量値は下方から上方にいく
にしたがって、光量値は徐々に低くなるものであり、そ
の受光素子上での光量分布を図示すると第7図に示すよ
うに直線的に変化する。
前述の説明に於いては、眼底の一点から発する光束を考
えた場合の遮光部材12上での広がり−値D0に対する
被検眼のデイオプター値の偏差ΔDが所定量以上の場合
には、第10図に示すような直線変化は示さない、これ
を第4図ないし第6図にしたがって説明を行う、前述の
よ(B)、第6図(B)はそれぞれ第11図、第12図
、第13図、に示す様になり、この光I変化は第7図に
示す様な直線変化を示さないことになる。
次に、第2図(B)で示す被検眼の屈折力が基準値であ
る場合、第2図(C)で示す被検眼の屈折力か基準値よ
り正の場合も、前記したと同様に受光素子9上の光量分
布を考察することができ、その場合被検眼の屈折力が基
準値である場合は、第8図に示す如く、均一分布、被検
眼の屈折力が正の場合は第7図で示したものと逆な分布
状態となる。
上記した光量分布の傾斜がデイ第1ター値(屈折力)を
そして、傾斜の方向がデイオプタ定して説明を行ったも
のである。
−値の正負を表わす、以下第10図を参照して説明する
前記した光束の広がりΔ、即ちボケ量Δは、前記(4)
式より、 よって(7)式より 対する被検眼のデイオプター値の偏差ΔDと次に、第1
図に於いて本発明の一実施例を説明する。
尚、第1図中第2図中で示したものと同一のものには同
符号を1寸しである。
対物レンズ8は光軸方向に移動可能に支持されており、
該対物レンズ8はラック・ピニオン或はナツト・スクリ
ュー等の駆動ffi[13を介してパルスモータ14等
によって駆動される様になっている。
又、前記受光素子9には該受光素子9からの信号を処理
・演算する画像処理部15を接続し、該画像処理部15
には主制御部16が接続され、該主制御部16には駆動
制御部17が接続されている。
該駆動制御部17によって駆動される前記パルスモータ
14にはエンコーダ等の回転検出器18か取付けられて
おり、該回転検出器18からの検出結果は、駆動制御部
17ヘフイードバツクされる。
又、前記画像処理部15には表示器19が接続され、画
像処理部15の演算結果が表示される様になっている。
前記した様に、本発明では被検眼瞳孔の像を受光素子9
上に結像させるが結像させる為の調整は以下の如く行わ
れる。
受光素子9上の像のピントのずれ状態を画像処理部15
で演算して、その結果を前記主制御部16へ入力し、主
制御部16は画像処理部15からの信号に晶づき前記駆
動制御部17へ駆動指令信号を発する。駆動制御部17
は該駆動指令信号に従って、パルスモータ14を駆動し
対物レンズ8をX又は−Xの方向へ動かす、パルスモー
タ14の動き量(対物レンズ8の動き1>は回転検出器
18によって検出され、該駆動制御部17ヘフイードー
バツクされ、パルスモータ14の動き量と駆動信号との
一致がなされる。
上述の如くして、瞳孔6の位置に合せ対物レンズ8を移
動させると瞳孔6、遮光部材12、対物レンズ8、受光
素子9との相対位置は前述した基準の相対位置とは変化
したものとなる。
ところが、前述した様にデイオプター値の偏差ΔDは光
源4即ち遮光部材12と被検眼瞳孔6との距離Q、倍率
βに関係するものであるから、前記(9)式は補正され
なければならない。
以下この補正について説明する。
対物レンズ8を基準位置x=Oに配した時、遮光部材1
2からQだけ離れた基準位置に配置した瞳孔6の像が受
光面9a上で倍率βで結像されているものとする。その
場合、対物レンズ8の焦点距離をfとすると対物レンズ
8と受光面9aとの距離m1はJ(1+β)である。
ここで、被検眼3が適正位置からずれ、その為対物レン
ズ8をΔXだけ移動させて受光面9a上に瞳孔の像を結
像したとすると、その時の受光面9aと対物レンズ8と
の距1111m2は下記式で表わされる。
m2=m1−Δx=J(1+β)−ΔX ・・・(10
)又、この距Mm2は、レンズ移動後の倍率をβ′とす
ると、J(1+β′)であるから(10)式は、J(1
+β)−Δx=J(1+β′)  ・・・(11)とな
る、この(11)式より対物レンズ8をΔXだけ移動さ
せた後の倍率β′は ΔX β′−β−□    ・・・(12)となる。
次に対物レンズ8をΔXたけ移動させて受光面9a上に
瞳孔6の像を結像させた後の、被検眼と遮光部材12と
の距離(光a4との距離>Q’について考察する。
対物レンズ8の移動により生ずる遮光部材12と被検眼
3との距離の変化量ΔQ、遮光部材12と対物レンズ8
との距離の変化量Δm、被検眼3と対物レンズ8との距
離の変化量Δnとの間には下記関係式が成立する。
Δn−ΔQ+Δm  ・・・(13) ここでΔmはレンズの移動量に外ならす、Δm−ΔX 
    ・・・(14) である、又、倍率βの場合の対物レンズ8と被となる。
従って(13)〜(15)式よりとなる。よって対物レ
ンズ8をΔXだけ移動させた場合の被検眼3と遮光部材
12との距MQxは ・・・(17) となり、従って、対物レンズ8の移動に伴ない基準デイ
オプター値Doか下記Do’となる。
ンズ8をΔXだけ移動させ倍率かβ′となった而して前
記(9)式は 記(12)式を代入することにより となる。
而して、ピントが合った時の対物レンズ8の移動量ΔX
を回転検出器18より主制御部16へフィードバックす
ることで、(17)式、(18)式の演算を行い、この
演算で求められた結果を基に(9′)式より正確なデイ
オプターfB偏差を求めることができる。
得られたデイオプター値開差は、被検眼のデイオプター
値に換算されて表示器19に表示される。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、被検者が測定の適正な
位置に移動する必要がなく、対物レンズだけを移動して
容易にピント合せ調整を行うので測定時間を大幅に短縮
でき、測定の操作性を向上させ得ると共にピント合せを
正確に行い得るので測定精度の向上も図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概略図、第2図(A)fB)(C
)は本発明の基本となる眼屈折力測定装置の概略を示す
と共に被検眼のデイオプター値の相違による光束の状態
の相違を示す説明図、第3図(A)(B) (C)(D
) (E)は受光系及び被検眼眼底からの反射光束の状
態を示す説明図、第4図fA)、第5図(A)、第6図
(^)は受光素子に到達する光源各点の反射光束の状態
を示す説明図、第4図(B)、第5図(B)、第6図(
B)は遮光部材によって遮られた場合の各光束の光量変
化を示す説明図、第7図、第8図、第9図はデイオプタ
ー値に対応した受光面での光景分布状態を示す説明図、
第10図は光量分布状態よりデイオプター値を求める場
合の説明図、第11図、第12図、第13図は遮光部材
上での広がり幅Δが光源の172の大きさより大きな場
合の遮光部材によって遮光された場合の各光束の光量変
化を示す説明図である。 1は投影系、2は受光系、3は被検眼、4は光源、5は
ハーフミラ−18は対物レンズ、13は駆動機構、15
は画像処理部、16は主制御部、17は駆動制御部、1
8は回転検出器を示す。 特  許  出  願  人 東京光学機械株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)被検眼眼底に光源像を投影する為の投影系と、被検
    眼瞳孔と略共役位置に配置した受光素子上に前記眼底か
    らの光束を集光する対物レンズを有する受光系と、該受
    光系の光路内に配置され受光光束の一部を遮光する為の
    遮光部材とを有し、前記対物レンズを光軸方向に移動可
    能とし、該対物レンズの移動により瞳孔像を受光素子上
    に結像させる様にすると共に該対物レンズの移動量と前
    記受光素子上に投影された光束の光量分布状態を基に被
    検眼の眼屈折力を測定し得る様に構成したことを特徴と
    する眼屈折力測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110974152A (zh) * 2019-12-30 2020-04-10 深圳硅基智能科技有限公司 自动对焦的眼底相机

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