JPH0225202Y2 - - Google Patents

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JPH0225202Y2
JPH0225202Y2 JP11585584U JP11585584U JPH0225202Y2 JP H0225202 Y2 JPH0225202 Y2 JP H0225202Y2 JP 11585584 U JP11585584 U JP 11585584U JP 11585584 U JP11585584 U JP 11585584U JP H0225202 Y2 JPH0225202 Y2 JP H0225202Y2
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JP
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yoke
coil
side plates
coil frame
permanent magnet
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JP11585584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、リモートコントロール式回路しや
断器等に適用される電磁石に関するものである。
〔背景技術〕
リモートコントロール式回路しや断器は、しや
断器本体内に電磁石を組込んで、遠隔信号により
電磁石を作動し、しや断器をオン、オフおよびリ
セツトすることができるゆようにしたものであ
る。このような電磁石の従来例を第6図に示す。
すなわち、100はコイル、101はプランジ
ヤ、102は一対のマグネツトヨーク、103は
永久磁石、104はヨークであり、たとえばプラ
ンジヤ101の一方の接触子105または106
がプランジヤ101の移動によりマグネツトヨー
ク102に吸引され他方の接触子106または1
05がヨーク104に吸引されて保持され、コイ
ル100に遠隔信号を通電することによつてプラ
ンジヤ101を反対側に駆動させる。
ところが、この電磁石は、永久磁石103を接
着剤(図示せず)によつてヨーク104およびマ
グネツトヨーク102に固定していたため、磁路
に接着剤による非磁性体が介在されたこととな
り、磁気効率が悪くなるという欠点があつた。ま
た電磁石の動作時プランジヤ101の移動によつ
てマグネツトヨーク102およびヨーク104を
介して永久磁石103に振動、衝撃が加わり、永
久磁石103が外れたり、振動・衝撃により減磁
したり、さらにヨーク104等とこすり合わせる
ことによつて減磁するという欠点があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、接着剤を要することなく簡
単に永久磁石を固定できしかもその固定が確実で
効率の低下を防止することができる電磁石を提供
することである。
〔考案の開示〕
この考案の電磁石は、周胴にコイルが巻装され
両端のフランジ部の一対向縁部より一対の側板を
それぞれ軸方向と立設するとともにその側部が前
記フランジ部より外側に延出したコイル枠と、こ
のコイル枠の前記コイルの外面に配置されて両端
の折曲片が前記フランジ部の縁部の前記側板間に
係止したマグネツトヨークと、板厚方向に着磁さ
れた板状であつて前記マグネツトヨークの外表面
に吸着されるとともにその四隅の角部分が前記側
板の側部の延出した部分に形成された凹部に係合
して板厚方向に対して直角な二方向が位置決めさ
れた永久磁石と、この永久磁石の外表面に吸着さ
れて両端の折曲片が前記側板の上端部に形成され
た受部に係止したヨークと、前記コイル枠の空洞
に摺動自在に貫通されて前記フランジ部の外側で
前記マグネツトヨークおよびヨークの各折曲片間
に位置する一対の接極子をもつたプランジヤとを
備えたものである。すなわち、永久磁石は板状で
あつて板厚方向は、コイル枠に固定されたマグネ
ツトヨークおよびヨークに吸着状態に挟まれ、板
厚方向に直角な二方向はコイル枠の凹部に位置決
め固定される。そのため、従来の接着剤が不要で
あり、また振動衝撃で外れることがなく、簡単な
構成により部品点数を増大することなく確実に固
定でき、しかも効率の低下を防止することができ
る。
この考案の一実施例を適用したリモートコント
ロール式回路しや断器を第1図ないし第5図に示
す。すなわち、Aは電磁石であり、双安定型であ
る。コイル枠1は空洞2が角筒形になつており、
周胴部にコイル3が巻装される。コイル枠1の両
端のフランジ部4にはその一対向縁部に一対の側
板5,6を立設している。これらの側板5,6は
両側部7をフランジ部4より外方に延出するとと
もにフランジ部4との連接角部に突起8を設け
て、突起8、側板5,6の両側部7の下面9、お
よびフランジ部4の側面10の互いに直角な三面
よりなる位置決め用凸部11を形成してなる。ま
た側板5,6の上端の対向側に切欠受部12を形
成している。マグネツトヨーク13は両端部に折
曲片14が同方向に折曲され、その折曲片14が
コイル枠1のフランジ部4の側面10の側の縁部
で前記側板5,6間に係止する。永久磁石15は
板状であつて板厚方向に着磁(磁極をN,Sで表
示)され、その一面がマグネツトヨーク13の外
表面に吸着され、また四隅の角部16が前記凹部
11に係止して、板厚に直角な二方向で前記コイ
ル枠1の軸方向に平行な方向は側板5,6の前記
下面9で位置決めされ、またコイル枠1の径方向
に平行な方向は前記突起8で位置決めされる。ヨ
ーク17はマグネツトヨーク13に略相似である
が、それよりも長く形成され、両端部の折曲片1
8が同方向に折曲されており、一面が永久磁石1
7の外表面(N極側)に吸着するとともに前記折
曲片18が側板5,6の切欠受部12に係止す
る。プランジヤ19はコイル枠1の空洞2に摺動
自在に貫通する角柱形で、コイル枠1のフランジ
部4の外側で前記マグネツトヨーク13とヨーク
17の折曲片14,18間に位置するように接極
子20,21が設けられている。すなわちプラン
ジヤ19は接極子20,21が折曲片14,18
間を移動できる範囲がストロークとなる。
この電磁石Aの動作は従来例と同様であるが、
永久磁石15が凹部11によつて位置決め固定さ
れたため、従来のような接着剤が不要になり、し
たがつて磁気効率の低下がなく、また振動衝撃に
強くて外れない。しかも簡単な構成で部品点数を
増大することなく確実に固定される。
この電磁石Aは、リモートコントロール式回路
しや断器の本体23の収納部24に寸法関係によ
り位置決めされて収納される。22は緩衝ばねで
ある。プランジヤ19はリンク25を介してハン
ドル26に連結され、ハンドル26をオンまたは
オフ位置へ駆動するとともにその各状態を永久磁
石15のプランジヤ保持力で保持する。しや断器
において、27は可動接触子、28は可動接点、
29は固定接点、30はラツチリンク、31はト
リツプリンク、32は短絡センサ、33は過電流
検出用バイメタル、34は電源側端子、35は負
荷側端子であり、ラツチリンク30がトリツプリ
ンク31にラツチされた状態(第2図)でハンド
ル26を軸36を中心にオン位置(第2図)また
はオフ位置(第2図から反時計方向)へ移動する
ことにより、可動接触子27がラツチリンク連接
軸37を中心に開閉する。またオン状態で過電流
または短絡電流をそれぞれバイメタル33および
センサ32で検出してトリツプリンク31を時計
回りの方向に回動させると、ラツチリンク30が
釈方されて軸38を中心にばね39により回動
し、可動接触子27を開極する。リセツトはハン
ドル26をオフにすることにより行なわれる。そ
の他、40は消弧装置、41は手動トリツプレバ
ー、42は電磁石Aの外部接続端子、43はトリ
ツプ表示装置、44は接圧ばねである。
なお、この考案において、永久磁石15、ヨー
ク17、マグネツトヨーク13は1個ずつでもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案によれば、永久磁石を簡単に固定で
き、接着剤で固定する場合に比して、永久磁石の
固定が確実で振動衝撃によつて外れることがな
く、また磁気効率の低下を防止することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図はリモートコントロール式回路しや断器の断
面図、第3図はケースに組込前の状態の斜視図、
第4図は電磁石の断面図、第5図は部分斜視図、
第6図は従来例の断面図である。 1……コイル枠、2……空洞、3……コイル、
4……フランジ部、5,6……側板、7……側
部、11……凹部、12……受部、13……マグ
ネツトヨーク、14……折曲片、15……永久磁
石、16……角部、17……ヨーク、18……折
曲片、19……プランジヤ、20,21……接極
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周胴にコイルが巻装され両端のフランジ部の一
    対向縁部より一対の側板をそれぞれ軸方向と立設
    するとともにその側部が前記フランジ部より外側
    に延出したコイル枠と、このコイル枠の前記コイ
    ルの外面に配置されて両端の折曲片が前記フラン
    ジ部の縁部の前記側板間に係止したマグネツトヨ
    ークと、板厚方向に着磁された板状であつて前記
    マグネツトヨークの外表面に吸着されるとともに
    その四隅の角部分が前記側板の側部の延出した部
    分に形成された凹部に係合して板厚方向に対して
    直角な二方向が位置決めされた永久磁石と、この
    永久磁石の外表面に吸着されて両端の折曲片が前
    記側板の上端部に形成された受部に係止したヨー
    クと、前記コイル枠の空洞に摺動自在に貫通され
    て前記フランジ部の外側で前記マグネツトヨーク
    およびヨークの各折曲片間に位置する一対の接極
    子をもつたプランジヤとを備えた電磁石。
JP11585584U 1984-07-25 1984-07-25 電磁石 Granted JPS6130215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11585584U JPS6130215U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 電磁石

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JP11585584U JPS6130215U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 電磁石

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Publication Number Publication Date
JPS6130215U JPS6130215U (ja) 1986-02-24
JPH0225202Y2 true JPH0225202Y2 (ja) 1990-07-11

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JP11585584U Granted JPS6130215U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 電磁石

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JPS6130215U (ja) 1986-02-24

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