JPH0225141A - 通信制御装置診断方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信制御装置診断方式に関し、特に折返し診断
機能を備えて自己診断を行なうことができる通信制御装
置における通信制御装置診断方式〔従来の技術〕 運用回線、たとえば回線ケーブルを介して通信を行なう
２局間に介在して送、受信データの授受に関する制御を
行なう通信制御装置はよく知られている。

通常、この通信制御装置は、送信データの回線ケーブル
に対する送信制御を行なうための送信制御回路と、送信
制御回路によって制御された送信データを出力する回線
ドライバ回路、および回線ケーブルから受けた受信デー
タを入力する回線レシーバ回路、回線レシーバ回路から
出力される受信データの受信制御を行なう受信制御回路
を備え、他に装置内部の折返しバスおよび外部の折返し
バスを利用して自己診断を行なう内部および外部折返し
診断機能を備えているものが多く、バスを介して接続す
る通信上位システムの診断プログラムの制御のもとに自
己診断を随時実施して通信系の保全を確保している。

上述した診断プログラムには、外部折返し診断モードと
内部折返し診断モードとがあり、いずれにせよ通信制御
装置を回線ケーブルがら分離し、かつ必要とする外部折
返しバスを形成するための結線を施した専用のコネクタ
を外部ケーブル折返しコネクタとして装着、利用してい
る。

（発明が解決しようとする課題〕 上述した従来の通信制御装置診断方式にあっては、診断
プログラムを実行する場合、操作者は常に外部折返し診
断モードか内部折返し診断モードかを意識しつつ折返し
の外、内部に対応した診断パラメータの設定を行なう必
要があり、外部ケーブル折返しコネクタを装着せずに外
部折返し診断モードを実行すると、運用回線に誤って診
断データが送出されてしまうという欠点がある。

また、外部ケーブル折返しコネクタを装着していても、
外、内部折返し診断モードのいずれも実行可能なため、
両診断モードの誤り適用の可能性が排除できないという
欠点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、運用回線に対す
る診断データの誤り送出と診断モードの誤り適用を根本
的に排除しうる通信制御装置診断方式を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の方式は、運用回線を介して行なわれる通信の送
受信を制御しかつ装置内部折返しバスを利用する内部折
返し診断ならびに装置外部折返しバスを利用する外部折
返し診断による自己診断機能を備えた通信制御装置の診
断を行なう通信制御診断方式において、前記内部折返し
診断ならびに外部折返し診断においては前記通信制御装
置を前記運用回線から物理的に分離するとともに前記内
部折返し診断と外部折返し診断を互いに排他的に実行す
る手段を備えて構成される。

〔実施例〕

次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の正常運用時における構成図
、第２図は本発明の一実施例の外部折返し診断モードに
おける構成図、第３図は本発明の一実施例の内部折返し
診断モードにおける構成図である。

本実施例における通信制御装置１は、送信制御回路１１
．受信制御回路１２２回線ドライバ回路１３、回線レシ
ーバ回路１４の通信制御装置の基本構成のほか、診断プ
ログラムによる自己診断を実行する折返し検出回路１５
．折返し制御回路１６、通信制御装置１を回線ケーブル
３と接続してライン状愈とするか、然らざるローカル状
態とするライン／ローカル切替スイッチ１７ａ、１７ｂ
。

および第２図に示す外部折返しコネクタ２ａを備えて構
成され、なお第１図および第３図には通信制御装置１を
通信上位システム（図示せず）と接続するバス４１通信
相手型との運用回線としての回線ケーブル３．ならびに
回線ケーブル３との接続を行なう回線ケーブルコネクタ
２を併記して示し、また第２図にはバス４を併記して示
す。

次に、本実施例の動作について説明する。

第１図に示す正常運用時にあっては、手動によって操作
するライン／ローカル切替スイッチ１７ａ。

１７ｂは連動して「接Ｊ状態とされ、バス４を介して受
けた送信データは送信制御回路１１．折返し制御回路１
６１回線ドライバ回路１３．ライン／ローカル切替スィ
ッチ１７ａ１回線ケーブルコネクタ２を経由して回線ケ
ーブル３に送出される。

一方、回線ケーブル３を介して入力する受信データは、
ライン／ローカル切替スイッチ１７ｂ。

回線レシーバ回路１４．折返し制御回路１６．受信制御
回路１２．バス４を経由して通信上位システムに提供さ
れ、通信２局間の通信制御が行なわれる。つまり、この
場合は、折返し検出回路１５ならびに折返し制御回路１
６は、直接通信制御の通常運用動作には関与しない状態
て存在するが、ライン／ローカル切替スイッチ１７ａ、
１７ｂが接とされ、かつその出力側が回線ケーブル３に
接続されているライン状態にあるデータと、第２図に示
す外部折返しコネクタ２ａが実装されていない状態を示
す外部折返しコネクタ実装確認データがバス４を介して
通信上位システムに供給される。

次に、第２図に示す外部折返し診断モードの実行時につ
いて説明する。

この場合は、上述した回線ケーブルコネクタ２に代えて
診断専用の外部折返しコネク２ａが装着され、かつこの
コネクタの結線によって回線ドライバ回路１３と回線レ
シーバ回路１４の出力はライン／ローカル切替スイッチ
１７ａ、１７ｂを介して接続され、また折返し検出回路
１５の出力側も短絡される。この出力側は、後述する如
く、その短絡もしくは開放によって外部もしくは内部折
返し制御のいずれかを設定するデータを発生せしめるも
のである。

第２図の場合、ライン／ローカル切替スイッチ１７ａ、
１７ｂは「接」状態とされ、かつ回線ケーブル３とは分
離されているローカル状層にあることを示すデータがバ
ス４を介して通信上位システムに提供され、この状態で
折返し検出回路１５はバス４を介して通信上位システム
から外部折返し診断プログラムにもとづく診断データが
提供され、折返し制御回路１６とともに外部折返し診断
バスを形成し外部診断プログラムによる診断処理が実行
される。

この場合、外部折返しコネクタ２ａの実装の有無を確認
する外部折返しコネクタ実装確認データが、実装有りと
して折返し検出回路１５からバス４を介して通信上位シ
ステムに提供され、診断モードとしては外部折返し診断
モードが自動的に選択される。

次に、第３図に示す内部折返し診断モードの実行時につ
いて説明する。

この場合は、第１図の場合と同様外部折返しコネクタ２
ａは実装せず、折返し検出回路１５からは外部折返しコ
ネクタ実装無しのデータが通信上位システムに供給され
る。また、ライン／ローカル切替スイッチは断であり回
線ケーブル３とは接続してないローカル状態にあるデー
タが通信上位システムに提供される。

第３図の場合は内部折返し診断モードであり、この場合
は、折返し検出回路１５と折返し制御回路１６によって
、バス４を介して送信制御回路１１に入力された診断デ
ータが受信制御回路１２に提供されるバスで内部折返し
診断が行なわれる。

このように、人手で操作するライン／ローカル切替スイ
ッチ１７ａ、１７ｂを利用して、正常運用時はラインモ
ードとして接、また回線ケーブル３を分離して診断を行
なうローカルモードで外部折返しの場合も接とし、ロー
カルモードで内部折返しの場合は断として利用し、いず
れにせよローカルモードでは回線ケーブル３との完全な
分離を図っている。また、診断プログラムはライン／ロ
ーカル切替スイッチ１７ａ、１７ｂの状態をバス４を介
して通信上位システムで判定してローカル状態でだけ診
断の実行を許可するようにしている。

さらに、ローカル状態での外部／内部折返しの判別を後
述する前述した外部折返しコネクタ実装確認データで行
ない、外部と内部折返しのモード適用ミスを避ける独立
排他的モード運用を図っている。

第４図は第１図の正常運用時における詳細構成図である
。第５図は第２図の外部折返し診断モードにおける詳細
構成図、第６図は第３図の内部折返し診断モードにおけ
る詳細構成図である。以下に第４〜６図を参照して本実
施例の動作をさらに詳述する。

折返し検出回路１５は、フリップフロップ回路１５１、
ＡＮＤゲート１５２．基準電源＋■を備え、また折返し
制御回路１６は、ＡＮＤゲート１６１．１６２および１
６５．ＯＲゲート１６４゜インバータ１６２．１６６を
備えて構成される。

第４図のラインモードの場合、ライン／ローカル切替ス
イッチ１７ａ、１７ｂはラインモードで「接」とされて
、かつ回線ケーブル３に接続され、この状態はバス４を
介して通信上位システムに提供される。また、外部折返
しコネクタ２ａは実装されず、折返し検出回路１５は基
準電源＋Ｖによって２値の論理値“１′°を外部折返し
コネクタ実装確認データとしてバス４を介して通信上位
システムに提供し、通信制御装置は正常運用状態で利用
される。

フリップフロップ回路１５１は、バス４から通信上位シ
ステムによる折返し診断指示を受けず、リセット状態に
保持され、出力は゛０パとなっている。従って、ＡＮＤ
ゲート１５２はパ０”を出力する。

ＡＮＤゲー１〜１５２の出力“０”は、折返し制御回路
１６のインバータ１６３，１６６、およびＡＮＤゲート
１６２に提供され、この結果ＡＮＤゲート１６１は送信
データ入力時にこれを回線ドライバ回路１３に出力、さ
らに回線ドライノ〈−回路１３の出力はライン／ローカ
ル切替スイ・ｌチ１７ａを介して回線ケーブル３に送出
される。

一方、回線ケーブル３からライン／ローカル切替スイッ
チ１７ｂを介して回線レシーバ回路１４に入力した受信
データは、ＡＮＤゲート１６５に入力するインバータ１
６６の出力が“１″であるため、このＡＮＤゲート１６
５を経てＯＲゲート１６４に供給される。ＯＲゲート１
６４のもう一つの入力、すなわちＡＮＤゲート１６２の
出力は′０”であっても、ＯＲゲート１６４は受信デー
タを出力して受信制御回路１２に供給、かくして点線で
示すようにラインモードとして送受信制御が実行される
。

次に、第５図のローカルモードの場合について説明する
。

この場合、ライン／ローカル切替スイ・ンチ１７ａ。

１７ｂは「接」状態であり、また外部折返しコネクタ２
ａが実装されてその出力側は短絡されてす）る。また、
折返し検出回路１５の基準電源出力側・も短絡されて、
外部折返しコネクタ実装確認データは実装有りを示す“
０′°となり、これらライン／ローカル切替スイッチ１
７ａ、１７ｂおよび外部折返しコネクタ実装確認データ
はいずれもノ（ス４を介して通信上位システムに提供さ
れ、通信上位システムからはバス４を介して折返し検出
回路１５のフリップフロップ回路１５１に折返し診断指
示が出され、フリップフロ・ノブ回路１５１はセットさ
れて“１”を出力する。この場合の折返し診断プログラ
ムは外部折返しコネクタ実装確認データにもとづき外部
折返し診断プログラムが適用される。

ＡＮＤゲート１５２からは“０′°が出力され、従って
折返し制御回路１６の各ゲートの入出力は第４図の場合
と同様であり、点線で示す如く送信データはライン７／
ローカル切替スイツチ１７ａを介して送出されるが、外
部折返しコネクタ２ａによる短絡接続のため、ライン／
ローカル切替スイッチ１７ｂに提供され、点線で示す如
く受信制御回路１２に戻されるような診断バスが形成さ
れて送信データの授受による自己診断が実行される。

次に第６図のローカルモードの場合について説明する。

二の場合、ライン／ローカル切替スイッチ１７ａ。

１、７　ｂは「断］状態とされ、また基準電源出力側は
開放状態とされ、外部折返しコネクタ実装確認データは
実装無しの１″が出力される。これらの状態はいずれも
バス４を介して通信上位システムに提供され内部折返し
診断モードが適用される。

折返し検出回路１５のフリップフロップ回路１５１には
折返し診断指示が出され、これがセットされて“１′°
を出力する。

ＡＮＤゲート１５２の２人力にはいずれも“１″が提供
され“１′°を出力する。これによりＡＮＤゲート１６
５と１６１はいずれもＡＮＤ条件が成立せず、ＡＮＤゲ
ート１６２のみ送信データ入力時にこれを出力しうる状
態となり、点線で示す内部折返し診断バスが形成され、
送信制御回路１１から送出された送信データが受信制御
回路１２に提供される内部折返し診断モードが実行され
る。

第７図は第１〜６図に示す本発明の一実施例の診断プロ
グラムのフローチャー１・である。

ステップＳ１の診断プログラム実行開始後、ステップＳ
２を行なう。これはライン／ローカル切替スイッチ１７
ａ、１７ｂがいずれら「接」であり、かつ両者が短絡さ
れていない状態で回線ケーブル３に接続されているライ
ン接続状態か、あるいは、いずれも「接」で短絡されて
いるかもしくは「断」状態にあっても回線ケーブル３と
は分離したローカル接続状態かの判断で、操作パネル上
にある手動スイッチの状態が通信上位システムの診断プ
ログラムで判明するようになっている。

ステップＳ２がＹＥＳでローカル接続状態の時だけ次の
ステップＳ４に進み、Ｎｏのライン接続状態では診断プ
ログラムの実行を許さずステップＳ３の実行中止となる
。

ステップＳ４は診断モード指定処理であり、診断１０グ
ラムによる制御が通信上位システムから通信制御部に対
して実行される。

ステップＳ４は外部折返しコネクタ２ａの実装の有無判
断で、これは第４〜６図に示す外部折返しコネクタ実装
確認データによって実行される。

この判断のＹＥＳ、ＮＯによってステップＳ７の外部折
返し診断モード選択もしくはステップＳ６の内部折返し
診断モード選択のいずれかが決定され、決定された折返
し診断のステップ８が実行される。

この結果はステップＳ９で判定され、結果のＹＥＳ、Ｎ
ｏに対応してステップＳ１０．もしくはＳｌｌの結論が
出される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、スイッチの操作により、
診断プログラムがスイッチが運用回線と物理的に分離さ
れたローカル状態にあるときのみ実行可能とすることに
より、誤まって運用回線に信号が送出されることを防止
できるという効果がある。

また、通常の回線ケーブル接続用のコネクタを接続した
状態で折返し診断１０グラムを実行した場合には、自動
的に内部折返し診断モードが選択され、外部ケーブル折
返しコネクタを実装して診断プログラムを実行した場合
には、自動的に外部ケーブル折返し診断モードが選択さ
れることにより、誤操作の根本的防止を可能とし、診断
モード指定のわずられしさを大幅に軽減できるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正常運用状態における構成
図、第２図は本発明の一実施例の外部折返し診断モード
における構成図、第３図は本発明の一実施例の内部折返
し診断モードにおける構成図、第４図は第１図の内容を
詳細に示す構成図、第５図は第２図の内容を詳細に示す
構成図、第６図は第３図の内容を詳細に示す構成図、第
７図は本発明の一実施例の診断プログラムの実行フロー
チャートである。 １・・・通信制御装置、２・・・回線ケーブルコネクタ
、２ａ・・・外部折返しコネクタ、３・・・回線ケーブ
ル、４・・・バス、１１・・・通信制御回路、１２・・
・受信制御回路、１３・・・回線ドライバ回路、１４・
・・受信レシーバ回路、１５・・・折返し検出回路、１
６・・・折返し制御回路、１７ａ、１７ｂ・・・ライン
／ローカル切替スイッチ、１５１・・・フリップフロッ
プ回路、１５２．１６１，１６２．１６５・・・ＡＮＤ
ゲート、１６３．１６６・・・インバータ、１６４・・
・ＯＲゲート。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 運用回線を介して行なわれる通信の送受信を制御しかつ
   装置内部折返しバスを利用する内部折返し診断ならびに
   装置外部折返しバスを利用する外部折返し診断による自
   己診断機能を備えた通信制御装置の診断を行なう通信制
   御診断方式において、前記内部折返し診断ならびに外部
   折返し診断においては前記通信制御装置を前記運用回線
   から物理的に分離するとともに前記内部折返し診断と外
   部折返し診断を互いに排他的に実行する手段を備えて成
   ることを特徴とする通信制御装置診断方式。