JPH0225097A - プリント基板固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント基板を一定のスペースを保持して固
定する装置に関する。

従来の技術 従来のプリント基板固定装置としては、第６図及び第７
図に示すようなものが知られている。

図中の符号１はカバーを、符号２はケースをそそぞれ示
している。ケース２内には、実装されたプリント基板３
．４が装着されている。さらに、ケース２内には、その
四隅にそれぞれ取付ボス５が設けられている。カバー１
及びプリント基板３．４には、取付ボス５に対応する位
置に取付孔１ａ、３ａ、４ａがそれぞれ設けられている
。そして、各取付孔１ａ、３ａ、４ａが各取付ボス５に
挿入され、さらに、二つのプリント基板３．４間に位置
する取付ボス５にリング状のスペーサ６が装着され、カ
バー１の外側からネジ７が各取付ボス５に螺合されて、
全体が固定されている。

発明が解決しようとする課題 ところが、前記構造のプリント基板固定装置では、スペ
ーサ６がリング状のため、取付ボス５をケース２の側壁
からある程度能して内側に寄せて取り付けなければなら
ず、その分だけプリント基板３．４の有効実装面積が狭
められてしまうという問題点がある。

本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、効実装
面積を拡大したプリント基板固定装置を提供することを
目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、取付ボスがケー
ス内の側壁に一体的に形成されるとともにこの取付ボス
にガイド溝が形成され、複数枚のプリント基板間に介装
されこれらを一定間隔に保持するスペーサに前記ガイド
溝に係止する係止爪を形成したものである。

作　　用 前記構造のプリント基板固定装置では、取付ボスが側壁
に形成され、係止爪がガイド溝に係止された状態で、ス
ペーサがボス部に取り付けられ、プリント基板の有効実
装面積が拡大する。

実施例 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を説明する
。

第１図及び第２図中の符号１１はカバーを、符号１２は
ケースをそれぞれ示している。ケース１１２内には、実
装された複数の（本実施例にあっては二枚の）プリント
基板１３．１４が装着されている。さらに、ケース１２
内には、その四隅にそれぞれ取付ボス１５が設けられて
いる。カバー１１にに、各取付ボス１５に対応する位置
に取付孔１１ａが設けられている。プリント基板１３．
１４には、各取付ボス１５に対応する位置に取付用切り
欠き１３ｇ、１４ｍがそれぞれ設けられている。そして
、取付孔１１ａ及び取付用切り欠き１３ａ、１４ｇが各
取付ボス１５に嵌合され、さらに、二つのプリント基板
１３．１４間にスペーサ１６が装着され、カバー１１の
上方からネジ１７が各取付ボス１５に螺合されて、全体
が固定されている。

取付ボス１５は、第３図及び第４図に示すように、ケー
ス１２の側壁１２ａに一体的に形成されている。この取
付ボス１５の全体形状はほぼ半円柱状になっており、側
壁１２ａとの境部にガイド溝２ｏ、２１が形成されてい
る。取付ボス１５の内部には、ネジ１７が螺合するネジ
孔２２が形成されている。さらに、取付ボス１５には、
下方のプリント基板１４が位置する高さに、このプリン
ト基板１４を支持するための段部２３（第２図参照）が
形成されている。

プリント基板１３．１４の取付用切り欠き１３ａ１４ａ
は、断面が半円状の取付ボス１５に整合するように半円
状に形成されている。

スペーサ１６は、半円柱状の取付ボス１５に整合するよ
うに、断面を半円状に形成されており、その円周側両端
部に、各ガイド溝２０．２１に係止してこのスペーサ１
６が取付ボス１５に確実に取り付けられるように、係止
爪２４．２５が形成されている。

そして、前記構造のプリント基板固定装置では、各取付
ボス１５に各取付用切り欠き１４ａを嵌合させることで
、ケース１２内に下側のプリント基板１４を装着させて
段部２３で支持させる。次いで、スペーサ１６を各取付
ボス１５のガイド溝２ｏ、２１に嵌合させ、上側のプリ
ント基板１３を、各取付ボス１５に各取付用切り欠き１
３ａを嵌合させて装着し、その上側からカバー１１で覆
い、ネジ１７をネジ孔２２に螺合させて、全体を固定す
る。

以上のように、取付ボス１５がケース１２の側壁１２ａ
からあまり張り出さないように形成され、スペーサ１６
も取付ボス１５に整合するように半円状に形成したので
、その分だけプリント基板１３．１４の有効実装面積が
拡大し、プリント基板１３．１４への実装部品の高密度
化を図れる。

換言すれば、プリント基板１３．１４の有効実装面積が
拡大するので、従来の実装部品数を装着するのに、より
小さいプリント基板ですむようになり、全体の小型化を
図れる。

さらに、スペーサ１６を、第５図に示すように、二つ連
結して一体に形成すれば、部品点数が減り、作業性が向
上して、コスト低減が図れる。

なお、本実施例では、スペーサ１６が係止する取付ボス
１５のガイド溝２０．２１を二つ形成したが、取付ボス
１５の半円面に四つ以上形成して、複数の大きさのスペ
ーサ１６が取り付けられるようにしてもよい。

発明の効果 以上、説明したように、本発明のプリント基板固定装置
によれば、プリント基板の有効実装面積が拡大し、プリ
ント基板への実装部品の高密度化、全体の小型化を図れ
るという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るプリント基板固定装置の一実施
例を示す分解斜視図、第２図は第１図のプリント基板固
定装置の要部側断面図、第３図及び第４図はそれぞれ、
第１図のプリント基板固定装置の要部水平断面図、第５
図は、第１図のスペーサの一例を示す平面図、第６図は
、従来のプリント基板固定装置を示す分解斜視図、第７
図は、第６図のプリント基板固定装置の要部側断面図で
ある。 １１・・・・・・カバー　１２・・・・・・ケース、１
３．１４・・・・・・プリント基板、１５・・・・・・
取付ボス、１６・・・・・・スペーサ、２０．２１・・
・・・・取付ボス１５のガイド溝、２４．２５・・・・
・・スペーサ１６の係止爪。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　はか１名図 第５二

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　内部に取付ボスを有するケースと、このケース内に挿
   入される複数枚のプリント基板を覆うカバーとを備え、
   前記取付ボスが前記ケース内の側壁に一体的に形成され
   るとともにこの取付ボスにガイド溝が形成され、前記複
   数枚のプリント基板間に介装されてこれらを一定間隔に
   保持するスペーサに前記ガイド溝に係止する係止爪を形
   成したことを特徴とするプリント基板固定装置。