JPH02248764A - 可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置 - Google Patents

可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置

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JPH02248764A
JPH02248764A JP6900889A JP6900889A JPH02248764A JP H02248764 A JPH02248764 A JP H02248764A JP 6900889 A JP6900889 A JP 6900889A JP 6900889 A JP6900889 A JP 6900889A JP H02248764 A JPH02248764 A JP H02248764A
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JP
Japan
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hydraulic pump
speed
valve
engine
discharge capacity
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JP6900889A
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Yoshio Kadokawa
門川 嘉男
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は可変連用可変容量ポンプを備えたエンジン車
両における加減速調整装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、フォークリフトをはじめとする産業車両におい
てチャージポンプによる斜板角の調整にて吐出容量が制
御される可変容量油圧ポンプを有した油圧装置により走
行を行うものは、第7図に示すような構成を備えている
即ち、エンジン41にはチャージポンプ42及び可変容
量式走行用油圧ポンプ43が連結され、両ポンプ42.
43がエンジン41の回転に追従して回転するようにな
っている。そして、走行用油圧ポンプ43は左右両速行
用油圧モータMに作動油を供給し、これらを正逆回転さ
せる。
前記エンジン41に連結されたチャージポンプ42から
減圧弁44にはエンジン41の回転数に比例した圧力の
作動油が流入する。そして、減圧弁44はチャージポン
プ42からの作動油の吐出量に比例してこの作動油を減
圧したのち、パイロット流体として下流側の通過管路4
6に流す。
また、前後進レバー52の前後いずれかの操作により前
後進バルブ45の位置が決定される。そして、減圧弁4
4から延びる通過管路46内を通過するパイロット圧が
、バルブ45の位置に基いて14i角制御用シリンダ4
7のピストン48にて区画される前室又は後室の一方に
流入するとともに、他方の内部に滞留していたバイロフ
ト流体がドレイン側に流出される。前記走行用油圧ポン
プ43の斜板は斜板制御用シリンダ47のシリンダロッ
ド49に連結され、前室及び後室における圧力差と、シ
リンダ47内においてピストン48を中央に戻そうとす
るスプリング50の力とのバランスによって斜板の傾斜
角及び傾斜方向が制御される。
このようにして決定された斜板の傾斜方向に基く走行用
油圧モータMの正逆回転により車両は前方又は後方に走
行し、この走行時の車速か走行用油圧ポンプ43の吐出
容量、即ち斜板の傾斜角度(吐出容量)とエンジン41
の回転数に従って決定される。
そして、アクセル操作量の増加に従ってエンジン回転数
が上昇すると、チャージポンプ42の吐出量が増加して
、シリンダ47内に流入するパイロット流体の圧力が上
昇し、斜板角が増大する。
このため、走行用油圧ポンプ43の吐出容量が増加して
走行用油圧モータMの回転数が上昇し、車速か上昇する
また、ブレーキペダルBの操作が行われるその操作量に
従って減圧弁44に減圧作用が増加し、加えてアクセル
操作がなくなることによりエンジン回転数が低下してシ
リンダ47内に流入するパイロット流体の圧力が低下す
る。このため、斜板が中立位置に戻され走行用油圧ポン
プ43による走行用油圧モータMの駆動が停止されて車
両が停止される。
[発明が解決しようとする課題] 前記斜板角制御用シリンダ47のポート部にはオリフィ
ス51が設けられ、このオリフィス51にて流量が制限
されながらシリンダ47内に流入したパイロット流体が
緩やかにピストン48を移動させることにより、斜板傾
斜角の急速な変動を防止して、吐出圧の急増、急減を回
避し、車速の上昇もしくは低下が緩やかに行われる。
しかし、ブレーキペダルBの操作が行われたときにも、
走行用油圧モータMを停止させるブレーキ操作に対する
応答速度、さらにはアクセル操作に対する車速変更のた
めの応答速度は、オリフィス51の絞り量に基くパイロ
ット流体の通過流量に従って一義的なものとなる。これ
ら、車両の緩慢な制動や車速の緩慢な昇降は優れた運転
技術を備えた熟練者にとっては、単に作業効率の低下を
招(に遇ぎない。
また、配管経路からこのオリフィス51を省略すると、
通過管路46からシリンダ47内へ急激に流入したバイ
ロフト流体が油圧ポンプ43の斜板を急速に移動させる
ため、アクセル及びブレーキ操作に応答して迅速に車両
の制動や加減速か行われる。このため、運転に不慣れな
者にとっては走行中に積荷を落下させる等、安定な走行
作業の妨げになる。
このため、アクセル操作及びブレーキ操作に対して、運
転者の運転技量に適した応答速度により車速の変更及び
制動を行うことが望ましい。
この発明は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的はアクセル操作及びブレーキ操作に
対して、応答時間を適宜に選択して加減速、制動を行う
ことが可能な可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン
車両における加減速調整機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記した目的を達成するために、エンジンに
連結され、同エンジンにて駆動される可変速用可変容量
油圧ポンプと、前記油圧ポンプの吐出容量を制御する吐
出容量調節手段と、前記油圧ポンプの吐出容量をエンジ
ン回転数に追従させるように前記エンジンの回転数に相
対した油圧力にて前記吐出容量調節手段を駆動する駆動
手段と、前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動
され走行用駆動輪を回転させる油圧モータとからなる可
変連用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両におい
て、前記油圧ポンプの吐出容量が変更される時間を選択
する応答時間選択手段と、前記駆動手段と吐出容量調節
手段との間に介在し、前記駆動手段から吐出容量調節手
段に供給される作動油の流速を前記応答時間選択手段の
選択結果に基いて調整する流速調整手段とからなること
をその要旨とする。
[作用] この発明は上記した手段を採用したことにより、応答時
間選択手段の選択に従って流速調整手段の調整率を調整
され、駆動手段から吐出容量調節手段に供給される作動
油の流速が調整される。このため、吐出容量調節手段に
よる油圧ポンプの回転数の調整が時間選択手段の選択に
対応する応答時間をもって変更指示手段の指示に対応す
る吐出容量に変更される。
[実施例] 以下、この発明をフォークリフトの油圧回路に具体化し
た一実施例を第1〜6図に従って詳述する。
第1図において、エンジン1の出力軸2には荷役用ポン
プ3、チャージポンプ4及び可変容量油圧ポンプとして
の走行用油圧ポンプ5が連結されている。前記エンジン
1のスロットルレバー6にはリフトレバー7、ティルト
レバー8及び変更指示手段としてのアクセルペダルlO
が連結され、これらの操作量に従う回転速度でエンジン
1が回転して前記各ポンプ3〜5が駆動される。
前記走行用油圧ポンプ5は二方向タイプの斜板式可変容
量形油圧ポンプモータであって、斜板の傾斜方向によっ
て走行用管路5a、5b内で作動油が流れる方向を選択
し、左方及び右方走行用油圧モータLm、Rmを正逆回
転させる。また、走行用油圧ポンプ5の吐出容量は斜板
の傾斜角(斜板角)が大きな時には多(、また斜板角が
小さな時には少なくなるように調整され、この調整され
た吐出容量と同ポンプ5の回転数、即ち吐出量に従う速
度で走行用油圧モータLm、Rmが駆動される。
前記走行用油圧ポンプ5に隣接して吐出容量調節手段と
しての斜板制御用シリンダ13が配置され、そのシリン
ダロッド14が走行用油圧ポンプ5の斜板に連結され、
このロッド14の移動によって斜板角が調節される。前
記シリンダ13内はシリンダロッド14上に設けたピス
トン14aにて前室及び後室に二分され、シリンダ13
の各側壁からピストン14aに架装した一対の押しバネ
Sにより常にはピストン14aがシリンダ13のほぼ中
央に保持されている。
前記チャージポンプ4はエンジン1の回転速度に基く量
の作動油をチャージ管路15内に吐出する。このチャー
ジ管路15にはオリフィス16を介してチャージポンプ
4とともに駆動手段を構成する減圧弁17が設けられ、
チャージポンプ4が吐出する作動油を減圧する。そして
、減圧弁17から前後進バルブ19に延びるパイロット
流体通過管路18に減圧された作動油をチャージポンプ
4の吐出量に比例した量だけパイロット流体として流出
させる。
前記減圧弁17のスプール17aにはインチンブレバー
20が連結され、同インチングレバー20はこれととも
に油圧調整手段を構成する調整用電動モータ17bのモ
ータ軸に対しロッド20aを介して連結されている。そ
して、電動モータ1?bの回転によりインチンブレバー
20が傾動され、通過管路18内に流入するパイロット
流体の油圧力が制御される。
前記通過管路18は前進位置(a位置)または後進位置
(b位置)にある前後進バルブ19を経たのち前後一対
のバイロフト管路18a、18bに分岐され、前後進バ
ルブ19の前後進位置切換えに従って選択されるいずれ
かのパイロット管路18a、18bにより通過管路18
が前記斜板制御用シリンダ13の前室又は後室に連通さ
れるようになっている。また、これらパイロット管路1
8a、18bのうち、通過管路18に連通されないもの
は前後進バルブ19を介してドレインタンクDに連通さ
れるようになっている。なお、前後進バルブ19が中立
位置にあるときには、バイロフト管路18a、18bは
通過管路18及びドレインタンクDから遮断される。
前記パイロット管路18a、18bにはシリンダ13の
入力ボート直前においてそれぞれオリフィス21が設け
られ、これらオリフィス21により流量が規制されたパ
イロット流体がシリンダ13内に送られる。また、後方
のパイロット管路18bにはオリフィス21を迂回して
シリンダ13の後室に接続された迂回管路22が設けら
れ、その配管内に設けた電磁式開閉弁23の開閉によっ
て迂回管路22とシリンダ13の後室とが連通又は遮断
されるようになっている。
さらに、図示するように前後進バルブ19が前進位置に
あるときには斜板は前進方向に傾斜され、エンジンの回
転数が増大するに従って減圧弁17からのパイロット圧
が増大し、そのパイロット圧にてシリンダロッド14が
左方に移動して斜板角は大きくなる。この場合、開閉弁
23が閉鎖されてパイロット流体がオリフィス21にて
流量制御されながらシリンダ13の後室に流入すると、
ピストン14aが緩慢に移動され、開閉弁23が開放さ
れてパイロット流体が迂回管路22を介してシリンダ1
3の後室に流入すると、ピストン14aが迅速に移動さ
れる。
また、前後進バルブ19が後進位置にあるときには斜板
は後進方向に傾斜保持され、エンジンlの回転数が増大
することによって前記と同様にパイロット圧が増大し、
そのパイロット圧にてシリンダロッド14が右方に移動
して斜板角が大きくなる。
前記チャージ管路15からはオリフィス16の下流にお
いて交換用管路24が分岐され、さらに減圧弁17から
延びる排除用管路25が前記交換用管路24に連通され
ている。前記チャージポンプ4から交換用管路24内を
流れる作動油はフィルター26にて濾過された後、管路
の過負荷時にリリーフ弁27を開放して、走行用管路5
a、5b内の作動油に混入され、走行用油圧ポンプ5と
走行用油圧モータLm、Rmとの間を循環して昇温した
同走行用管路5a、5b内の油温を低下させる。
続いて、この実施例における電気的構成について説明す
る。
アクセル操作量センサ28はポテンショメータにて構成
され、前記アクセルペダル10の踏込み角を検出して、
その検出信号を制御手段としてのコントローラ29に出
力する。
ブレーキ操作量センサ31はポテンショメータよりなり
、前記アクセルペダル10とともに変更指示手段を構成
するブレーキペダル11の踏込み角を検出して、その検
出信号をコントローラ29に出力する。加減速調整量セ
ンサ32はポテンショメータよりなり、応答時間選択手
段としての加減速調整用つまみ12の回動操作量を検出
してその検出信号をコントローラ29に出力する。また
、インチンブレバー角センサ34はポテンショメータよ
りなり、インチンダレパー20の角度を検出して、この
検出信号をコントローラ29に出力する。コントローラ
29はインチンブレバー角センサ34からの信号に従っ
てインチンダレパー20の角度を演算する。
前記コントローラ29はアクセル操作量センサ28から
の信号が入力されると、この信号に基いてアクセル操作
量Accを演算する。コントローラ29はブレーキ操作
量センサ31からの信号に基きブレーキ操作量Brを演
算する。そして、コントローラ29はブレーキ操作量B
rに基きインチンダレパー20の目標操作角度を演算し
、この演算値に従い調整用モータ17bを駆動して、イ
ンチンダレパー20を傾動させてパイロット圧を調整す
る。
前記コントローラ29は加減速調整量センサ32からの
信号に基いて加減速調整用つまみ12のソフト位置から
ハード位置に至る回動操作量Frを割出し、この回動操
作量Frに対応して予め設定された値の電流を開閉弁2
3に出力する。即ち、コントローラ29は第3図に示す
ように、加減速調整用つまみ12のソフト位置に相応す
る0%(閉鎖)からハード位置に相応する100%(全
開)の間で開閉弁23の目標開度Vを演算し、この演算
結果に従う電流を開閉弁23に出力してこれを励磁して
開度を調整する。
なお、第2図に示すように、加減速調整用つまみ12の
取付はボードにはソフト位置及びハード位置に加えてこ
れらの中間に開閉弁23の開度が50%であることを示
すノーマル位置が表示され、作業者による調整用つまみ
12の操作時における回動操作量の目安とされる。
そして、調整用つまみ12がソフト位置にある時にアク
セル操作量Accが変更されると、第3図に示すように
開閉弁23は目標開度Vが0%であるところから、開閉
弁23は消磁状態で閉鎖保持され、減圧弁17から通過
管路1Bの経て流れるエンジン回転数に比例した圧力の
バイロフト流体がパイロット管路18bのオリフィス2
1を介して斜板制御用シリンダ13内へ流入する。この
ため、走行用油圧ポンプ5の斜板角はオリフィス21の
径に基く緩慢な速度で走行用油圧ポンプ5の斜板を移動
させ、アクセルペダル10の操作に対する車速の変更が
緩い応答速度にて行われる。
また、アクセルペダル10の操作時に、調整用つまみ1
2がソフト位置からハード位置側に操作されている時に
は、この回動操作量Frに基く目標開度Vに従うて開閉
弁23が制御される。そして、開閉弁23の開度がオリ
フィス21の絞り度よりも大きい時には、インチンダレ
パー20の傾斜角にて圧力調整されたパイロット流体が
パイロット管路18bから管路内抵抗の大きいオリフィ
ス21を回避して迂回管路22側に流れ、開閉弁23を
経て斜板制御用シリンダ13内へ流入する。
このため、走行用油圧ポンプ5の斜板角は開閉弁23の
開度に基く速度で走行用油圧ポンプ5の斜板を移動させ
る。従って、開閉弁23が目標開度■に基いて制御され
、目標開度Vが100%に従う全開の時には、アクセル
操作量に対して車速の変更は最も迅速に応答するように
行われる。
前記コントローラ29は予め記憶したプログラムに従い
ブレーキ操作量毎に調整用つまみ12の回動操作量に対
応するように開閉弁23の目標開度Vを演算する。即ち
、第4図に示すように、調整用つまみ12がソフト位置
にあるときには、ブレーキペダル11の非操作時(ブレ
ーキ操作量BrO%)における開閉弁23の目標開度V
が0%と、ブレーキペダル11の完全操作時(ブレーキ
操作量Br100%)の開閉弁23の目標開度Vが10
0%との間において、ブレーキ操作量Br毎にこれに対
応する開閉弁23の目標開度Vを設定する。そして、コ
ントローラ29は調整用つまみ12のソフト位置におけ
るブレーキ操作量Br毎の0〜100%の間で設定した
開閉弁23の各目標開度Vを、V・(1−Br) X 
Fr + Brの式により調整用つまみ12の回動操作
量Frの増加と共に増大させ、調整用つまみ12のハー
ド位置にある時、ブレーキ操作量Brの値に拘わらず開
閉弁23の目標開度Vを100%にさせる。
さて、上記のように構成した加減速調整機構の作用につ
いて第5図に従って説明する。
今、調整用つまみ12は運転者の運転技量に適合したソ
フト位置及びハード位置の中間のノーマル位置に保持さ
れ、アクセルペダル10が単独操作され、このアクセル
操作量Accに基きチャージポンプ4が吐出する油量に
比例するパイロット圧にて制御された斜板角、即ち走行
用油圧ポンプ5の吐出容量に従う速度で車両が走行して
いる。
そして、車速を低下させるべく、例えばブレーキ操作量
Brが60%にてブレーキペダル11が操作されると、
ステップ(以下ステップを単にSという)31において
調整用つまみ12の位置Frを検出した調整量センサ3
2からの信号が入力され、S2でブレーキ操作量Brを
検出したブレーキ操作量センサ31からの信号が入力さ
れると、コントローラ29はS3において、V=(1−
Br) XPr+Brの式により開閉弁23の目標開度
Vを演算する。
よって、(1−0,5) xo、5 +0.5 =0.
75即ち開閉弁23の目標開度Vは75χとなり、S4
にてコントローラ29はこの演算した目標開度■に従う
電流値にて開閉弁23を励磁してこれを75%だけ開放
させて、Slに復帰する。
これにより、調整レバー12の回動操作量Fr及びブレ
ーキ操作量Brに従って開閉弁23の開度が調整され、
この開度により流量規制されながらインチンブレバー2
0にて圧力が調整されたパイロット流体がシリンダ13
内に流入して走行用油圧モータ5の斜板の傾斜速度を調
整する。従って、ブレーキペダル11の操作に対応する
車速の60%の低減は作業者が自らの運転技量を鑑みて
選択した応答速度をもって確実に実行される。
また、アクセルペダル10の操作時にも、コントローラ
29はS2においてブレーキ操作量センサ31からの信
号に代えてアクセル操作量Accを検出したアクセル操
作量センサ28からの信号を入力することを除けば同様
の処理を行う、そして、エンジン回転数に比例する圧力
のパイロット流体が開閉弁23の開度に従い寥々規制さ
れつつ、シリンダ13内に流入して斜板角を制御し、ア
クセル操作に対応する車速の増減は調整用つまみ12の
操作による運転者の選択に応じた応答時間をおいて行わ
れる。
このように、アクセルペダル10及びブレーキペダル1
1の操作に対し車両の加減速及び制動の応答性をを任意
に調整し得る構成としたことにより、運転者は自らの熟
練度や作業条件に対応させて調整用つまみ12の任意の
位置にセットし、安定した効率のよい作業を行うことが
可能である。
また、走行用油圧ポンプ5で回転駆動される走行用油圧
モータLm、Rmを機械式のブレーキにて強制的に停止
させるいう従来品の構成を回避したことにより、ブレー
キパッド、ブレーキシュー等の使用寿命が長くなる。
なお、この発明は上記した実施例に拘束されるものでは
なく、例えば、 ■第6図(a)に示すように、両パイロット管路18a
、18bから分岐させて迂回管路22a。
22bを設け、これら迂回管路22a、22bにそれぞ
れ配設した電磁式開閉弁23a、23bを開閉させ、シ
リンダ13の前後室のいずれか一方にパイロット流体が
供給されているときには、他方からバイロフト流体を流
出させたり、■第6図(b)に示すように、電磁式開閉
弁23をオリフィス室35と無絞り室36から構成して
、パイロット管路18bに設けたオリフィス21を省略
する、 等、発明の趣旨から逸脱しない限りにおいて任意の変更
は熱論可能である。
[効果] 以上詳述したように、この発明によれば、アクセル操作
及びブレーキ操作に対して、応答時間を適宜に選択して
加減速、制動を行うことが可能になるという優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の油圧的及び電気的構成を示す回路図
、第2図は加減速調整用つまみを示す斜視図、第3図は
アクセル操作時における電磁弁の開度を示す線図、第4
図はブレーキ操作時における電磁弁の開度を示す線図、
第5図はコントローラの動作を示すフローチャート図、
第6図(a)及び第6図(b)はそれぞれ側倒を示す油
圧回路図、第7図は従来例を示す油圧回路図である。 エンジン11駆動手段としてのチャージポンプ4、可変
速用可変容量油圧ポンプとしての走行用油圧ポンプ5、
変更指示手段としてのアクセルペダル10及びブレーキ
ペダル11、応答速度選択手段としての加減速調整用つ
まみ12、吐出容量調整手段としての斜板制御用シリン
ダ13、駆動手段インチンダレパー20、油量調整手段
としてのオリフィス21,21a、21b及び電磁式開
閉弁23. 23 a、  23 b、制御手段として
のコントローラ29、油圧モータLm、Rm。 特許出願人  株式会社 豊田自動織機製作所代理人 
弁理士 恩 1)博 宣(ばか1名)第 図 第 図 ト ド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンに連結され、同エンジンにて駆動される可
    変速用可変容量油圧ポンプと、 前記油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量調節手段
    と、 前記油圧ポンプの吐出容量をエンジン回転数に追従させ
    るように前記エンジンの回転数に相対した油圧力にて前
    記吐出容量調節手段を駆動する駆動手段と、 前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され走行
    用駆動輪を回転させる油圧モータと、からなる可変速用
    可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両において、 前記油圧ポンプの吐出容量が変更される時間を選択する
    応答時間選択手段と、 前記駆動手段と吐出容量調節手段との間に介在し、前記
    駆動手段から吐出容量調節手段に供給される作動油の流
    速を前記応答時間選択手段の選択結果に基いて調整する
    流速調整手段と からなる可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両
    における加減速調整装置。
JP6900889A 1989-03-20 1989-03-20 可変速用可変容量ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置 Pending JPH02248764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181191A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Komatsu Ltd 油圧駆動式車両のブレーキ装置

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JP2002181191A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Komatsu Ltd 油圧駆動式車両のブレーキ装置

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