JPH02248718A - 相互に向き合って、軸方向に滑走可能な継手部分を有する三脚型同期作動継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、同期作動性を持つ継手が、軸平行の３つの球
用軌道面を有するカラー形状継手外側部分、および軌道
面に嵌合するジャーナル部分を有する断面が足型になっ
た継手内側部分をそれぞれ有し、またジャーナル部分に
支持されて、軌道面内において案内される回転体を有し
：これ等回転体が、継手外側部分と継手内側部分との間
で回転モーメント伝達機能を発揮し：軌道面の軸平行中
心軸が継手外側部分において、またジャーナル部分の径
方向中心軸が継手内側部分において、それぞれ相互に一
致した１２０°という周分割の間隔を有する、相互に向
き合って軸方向に滑走可能な継手部分を有する同期作動
継手に関するものである。

く先行技術） この種の継手は、例えばＤＥ３７４１０４９Ａ１から知
られる。この場合、球核ジャーナル部分の製造およびジ
ャーナル部分と回転体との間における中間要素の製作を
比較的コスト高につく、運用成果は不都合というわけで
はないが、ケージ内に回転体として針を確保し、活用す
る時には比較的、高価な構造体が得られる。

（発明の目的〉 本発明の基本目的は、冒頭において説明した方式の同期
作動継手において小さなズレ力を生ずるのみで、荷重を
かけて曲げようとした際に軸方向に掻く僅かに作動力を
発生するだけであり、同時にまた妥当な製造コストで製
造できる同期作動継手をつくることにある。

（発明の構成） 本発明の目的は、ジャーナル部分がそれぞれ周辺方向で
相互に向き合っている内部円筒状のジョー形状部分から
構成されること；ジャーナル部分においてそれぞれ中間
要素が球型を有して周方向に滑走でき、横断軸のまわり
に角を形成せず、丸味を有すること：および突出部が周
方向で互に逆向き外側に開放した軌道面を有し、この軌
道面は突出部のそれぞれにおいて、ケージ内で全体的に
等間隔を保った回転体の互に向き合った２個の回転体を
収納していることにより解決される。

その際、ジョー形状部分は軸方向通過口部を解放し、こ
の通過口部は球型における軸方向突出部によって貫通し
ている０本発明によれば、それぞれ、全ての回転体は継
手外側部分における空隙内で、一体になった中間要素に
対して支持され、この中間要素は単に２つの球面体部分
を持ちさえすれば良く、比較的簡単な形態を採り、容易
に製作され得る。これにより継手内側部分の形態は、製
作技法の点では基本的には単純化される。というのも、
もはや３つの球要素がこの継手内側にセットされねばな
らぬという必然性はなく、分割したジャーナル要素が使
用でき、このジャーナル要素は単一作動プロセス方式で
製作可能な、内部円筒面を持つ、骨格状中間要素は、継
手内側部分でのジョー形状部分内において、球領域とは
極めて遊びを小さくして誘導され得る。同様のことは一
方では継手外側部分内で、また他方では中間要素内で軌
道面内において回転体を誘導させる方式に対しても当て
はまるのである。

（実施例） 以下、本発明による一実施例を示す添付図面を参照して
本発明を詳述する。

第１図との対応でみた場合、球型の断面上部、接線平行
断面下部において、継手外側部分ｌ、継手内側部分３お
よび骨格型伝達要素２を具備する継手が確認される。な
おこの骨格型伝達要素２は、球５，６．７．８を介して
継手外側部分ｌに間接的に支えられ、および直接的また
は間接的にジョー形状ジャーナル部分１７．１８に支え
られ、このジャーナル部分は継手内側部分３と繁く固定
される。

前記の要素２は中央の球型およびこれに接続する突出部
１０．１１を備え、これ等突出部はジョー形状ジャーナ
ル部分１７．１８間の通過路を通る、伝達要素２におい
ては、軸方向に沿っている法用軌道１３゜１４、１５．
１６が形成されていて、この法用軌道が球Ｓ、６．７．
８を誘導する。ジョー形状ジャーナル部分１？、　１８
は、内側で円筒形状になっていて、従って該伝達要素の
球型９は、ジャーナル内で開方向に移動して案内され得
ろ、複数個の球は更に継手外側部分内で、３つの軸方向
孔部１２のうちの一つにおいて球面１９．２０内を更に
誘導されている。

第２図において、ジョー形状ジャーナル部分１７゜１８
と球型９の間に、スライド板２３．２４が用意されてい
て、このスライド板は内側に向って球状をなしていて、
および球型９上を滑り、および外側に向け、円筒状をな
し、およびジョー形状ジャーナル部分１７．１８内を誘
導されている０両スライド板２３、２４はブリッジ２５
．２６の双方により相互に連結されていて、これ等ブリ
ッジは、スライド板が旋回して完全に外れないよう防止
機能を発揮する。

著しく強調された図解では、両突出部１０．１１での軌
道面奥行きは、それぞれ軸方向外側にかけて減少し、こ
れにより球の中心位置が該伝達要素に向き合って通過誘
導されることになることが示されている。

第３図においては、あらためてスライド板２３゜２４が
用意されていて、これ等スライド板は、相互に関連性を
もたぬものの、ジョー形状ジャーナル部分１７．１８は
径方向に働く案内縁部２７．２Ｂ、　２９゜３０を有す
る。著しく極端な図解をすると、軸方向外側に向けて互
に奥行きを深め、いわば相互間隔を狭めた軌道面とする
ことにより、ケージの軸心位置は、球を介して伝達要素
に抵抗力を生じ圧力を受けることになる。

第４図では、ケージ内切込み３１中に確保されたばね要
素２２があり、このばね要素は伝達要素ｚ内で、空隙３
２に対して支持されていて、および伝達要素に対してケ
ージ、併せて球が外れようとする際に、軸方向中心方向
への復帰力を生ずることになる。

第５図では、突出部１０．１１のそれぞれにおいて球５
．６．７．８は閉鎖した循環リング内を誘導されていて
、それぞれ個々のケージ３３．３４は突出部のそれぞれ
に用意されている。ジャーナル突出領域において、球は
通過孔部３５．３６を通過して案内され：該突出部の軸
方向外側に位置するそれぞれの側で、球用軌道面が用意
されていて、この球用軌道面は、丸みをつけた長さ方向
球用軌道面に移行する。ジョー形状ジャーナル部分１７
．１８における球型９の案内は第１図における実施態様
と同じである。

〈発明の効果） 個々の実施態様に応じて、それぞれの効果が期待できる
。

最も単純な実施態様によると、それぞれの中間要素にお
いて比較的大きな径をもつ４つの球が用意されていて、
これ環球は大きな支持長さを有する割に価格的に好まし
く、単純な組立てを可能とする。これ等の球は、ジョー
形状用にそれ相応の開きの幅をとり、外側に向け０字型
をなして中間要素を囲むことができるように間隔を維持
して一つのケージによって確保される。

良好な一構成によれば、一つの中間要素としての球型と
ジ四−形状物との間において、スライド板が用意されて
いて、このスライド板は外側円筒状、内側球状であって
、その結果、冒頭に記述された構成に従った線接触の代
りに、内側においても外側においても面接触が生ずる。

この方式によりかなり損耗を小さくすることが確保され
る０球型に対応配置する対になったスライド板は、球を
そとがほに囲むユニットに連結されていて、これによた
組立は容易になる０周方向に平行して伸びている縁部分
あるいは案内部は、スライド板および／またはグツ−形
状部に装備されて、スライド板が外れぬように阻止でき
る。

案内部の精度および接近性を改善できるようにした適切
な別途実施態様によれば、前記の４つの球に代って多数
の回転体が用意されているが、こうした回転体群はそれ
ぞれかなり径を小さくした一連の球から成るものであり
、これ等の球は同一の球軌道面内を走行し、および／ま
たは例えば平行配置の二重軌道面中に誘導されている。

基本的には回転体として針を使うこともできる。

複数の特徴点は、例えばＤＥ３４４０１０５Ｃ２が示し
ているような既知“３面継手°の場合の如く、該回転体
は球型ないしはジャーナル部分に対応するものとして軸
方向に芯出し調整されるように整えられている。これは
特に単純な方策を講じ、骨格状中間要素に対しケージを
弾性的に支持配備させることにより行なわれ得るが、そ
の支持機構自体は径方向外側に向けて配備されている６
代替え方式としては、軸方向に軌道面奥行きが変化する
ことが考えられ得るが：このような軌道面奥行き変化は
、各突出物における軌道面が、該要素の周辺方向、互に
向き合った側において長軸への対称角を形成し、および
軌道面そのものが球型に関して対称的に構成されている
ことにより表現され得るか、あるいは該要素が球型に対
して角を形成せず、丸味を持つこと、言換えればそれぞ
れの突出部における軌道面が該要素の周辺方向で相互に
向き合った側でそれぞれ平行に位置していて、球型に対
し移動面は軸方向とは角度を次第に変えていることによ
り確保され得る。

継手外側部分における軸平行軌道面において、長軸に対
する平行状態から、中間要素における軌道面がずれるこ
となく、中間要素において軌道面も軸平行で差しつかえ
なく、継手外側部分における相手側軌道面が平行状態か
らそれ相応にずれることにより同じような効果が確保さ
れ得る。

案内部精度もアプローチ容易性も改善され、軸方向芯合
せの措置も無用のものとなるような他の優れた実施態様
のポイントは、中間要素の各突出部における回転体が閉
リング内において循環誘導されているという点にある。

複数の球は突出部尖端側において特別に形成されたケー
ジによって確保される。ことになる６球の循環走行を安
定させるために、特殊な措置が実施される。突出部それ
ぞれにおいて回転体群が、中心面内において軸方向中心
部を通って誘導される閉リングを一個づつ形成する限り
、回転体は突出部基盤において、中間要素的横断孔部を
通過して誘導されることになる。

各突出部における回転体群が、軸中心部を通り、中心面
に対称性をなして誘導された２つの閉リングを構成する
限り、突出部基盤においては、平行した横断孔部か、ま
たはケージの一部分により被覆された開放溝が構成され
ねばならぬ、中間要素の双方の突出部のそれぞれにおい
て一つ以上の球団リングまたはリムが、従って独自のケ
ージを有することになる。軸方向の滑り路程は、この場
合に継手外側部分内での軌道長さにより直接、制限を受
けるのではなく、軸方向の滑りは更に、球団ケージが開
放側において部分的に、継手外側部分から突出するとい
った程度だけ、余分に採ってよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、球型とジッー形状ジャーナル部分との間で直
接、接触させる第１実施例における本発明による継手を
示す。 第２図は、球型とジッー形状ジャーナル部分との間にス
ライド板を有する第２実施例における本発明による継手
を示す。 第３図は、球型とジョー形状ジャーナル部分との間にス
ライド板を有する第３実施例における本発明による継手
を示す。 第４図は、ケージ中心位置に要素を有する本発明による
継手を示す。 第５図は、閉リング内に回転体を配備させた本発明によ
る継手を示す。 なお図面での照合番号は下記部品を示す。 ｌ・・・継手外側部分、　　２・・・伝達要素、３・・
・継手内側部分、　　４・・・ケージ、５〜８・・・球
９回転体、　９・・・球型（中間要素）、１０−１１・
・・突出部（中間要素）、１２・・・孔部（継手外側部
分）、 １３〜１６・・・球用軌道面、 １７〜１８・・・ジャーナル部分（ジョー形状部分）、
１９〜２０・・・球用軌道面、　２１ ２２・・・ばね、２３〜２４・・・−スライド板、２５
〜２６・・・ブリッジ、　　２７〜３０・・・案内縁部
、３１・・・切込み（ケージ）、３２・・・空隙直伝達
要素）３３〜３４・・・ケージ、　　　３５〜３６・・
・通過孔部、３７〜３８・・・球用軌道面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）同期作動性を持つ継手が、軸平行の３つの球用軌道
   面（１９、２０）を有するカラー形状継手外側部分（１
   ）、およびこの球用軌道面（１９、２０）に対して嵌合
   機能を生ずるジャーナル部分（１７、１８）を具備する
   断面が星型になった継手内側部分（３）をそれぞれ有し
   、またジャーナル部分（１７、１８）に支持されて、軌
   道面（１９、２０）内において案内される回転体（５、
   ６、７、８）を有し：これ等回転体が、継手外側部分（
   １）と継手内側部分との間で回転モーメント伝達機能を
   発揮し：軌道面の軸平行中心軸（Ｍａ）が継手外側部分
   において、またジャーナル部分の径方向中心軸（Ｍｉ）
   が継手内側部分において、それぞれ相互に一致した１２
   ０°という周分割の間隔を有する、相互に向き合って軸
   方向に滑走可能な継手部分を有する同期作動継手におい
   て、 ジャーナル部分（１７、１８）がそれぞれ、周辺方向に
   対して相互に向き合った内部円筒状のジョー形状部分か
   ら構成されること：ジャーナル部分（１７、１８）にお
   いてそれぞれ中間要素（２）が球型（９）を有して周方
   向に滑走でき、横断軸のまわりに角を形成せず、丸味を
   有し、中間要素には軸方向突出部が存在すること：およ
   び突出部（１０、１１）が周方向に互に逆向き外側に開
   放した軌道面（１３、１４：１５、１６）を有し、この
   軌道面は突出部のそれぞれにおいて、ケージ（４）内で
   全体的に等間隔を保った回転体（５、６：７、８）の互
   に向き合った２個の回転体を収納していること（第１図
   ）を特徴とする同期作動継手。 ２）ジャーナル部分（１７、１８）と球型（９）の各側
   との間に、それぞれ対をなすスライド板（２３、２４）
   が用意されていて、本スライド板はその内側において球
   形キャロット形態を備え、また外側において少なくとも
   一つの円筒状部分を有すること（第２、３図）を特徴と
   する特許請求項１に記載の継手。 ３）対をなすスライド板（２３、２４）が、球型（９）
   を囲む少なくとも一つのブリッジ（２５）によって相互
   に接続していて：このブリッジが径方向中心軸（Ｍｉ）
   の周囲においてジャーナル部分からスライド板が回転し
   て外れるのを防ぐこと（第２図）を特徴とする特許請求
   項２に記載の継手。 ４）対をなすスライド板（２３、２４）およびジャーナ
   ル部分（１７、１８）が、その径方向中心軸（Ｍｉ）に
   対して平行状態を採り相互に嵌合し合う案内縁部（２７
   、２８、２９、３０）を有し：この案内縁部が、ジャー
   ナル部分の中心軸（Ｍｉ）の周囲において、ジャーナル
   部分からスライド板が回転により外れるのを阻止するこ
   と（第３図）を特徴とする特許請求項２に記載の継手。 ５）回転体が球であることを特徴とする特許請求項１か
   ら４までの一つに記載の継手。 ６）回転体が針またはロールであることを特徴とする特
   許請求項１から４までの一つに記載の継手。 ７）各突出部（１０、１１）において、軸沿いに相互に
   前後に位置して配置する回転体群（５、６、７、８）が
   用意されることを特徴とする特許請求項１から６までの
   一つに記載の継手。 ８）各突出部（１０、１１）において、中心面に対して
   対称性をなし、軸方向中心部（Ｍａ）を通過して配置す
   る、軸方向相前後する複数回転体（５、６、７、８）か
   ら成る構成物が用意されていることを特徴とする特許請
   求項１から６までの一つに記載の継手。 ９）ケージ（４）が断面Ｕ字型をなし、基本的アームが
   径方向外側に向っていることを特徴とする特許請求項１
   から８までの一つに記載の継手。 １０）ケージ（４）一が、側面部分においてジャーナル
   部分（１７、１８）に対する切込みを有し、この切込み
   が回転体（５、６、７、８）を軸方向に連動させるため
   の突起を相互に構成することを特徴とする特許請求項９
   に記載の継手。 １１）ばね（２２）がケージ（４）軸方向中心位置をジ
   ャーナル部分（１７、１８）に対して働かせることを特
   徴とする特許請求項１から１０までの一つに記載の継手
   。 １２）軸方向に変動する軌道面奥行きが、ケージの中心
   位置をジャーナル部分に対して働かせることを特徴とす
   る特許請求項１から１０までの一つに記載の継手。 １３）各突出部（１０、１１）において、球用軌道面（
   １３、１４：１５、１６）が、縦方向中心軸（Ｍａ）に
   対して同一対称角を有することになる互に向き合い法線
   になる中心線を有し、および軌道面が球型（９）に関し
   て対称的に構成されていることを特徴とする（第２図）
   特許請求項１２に記載の継手。 １４）各突出部（１０、１１）において、球用軌道面（
   １３、１４：１５、１６）が、縦方向中心軸（Ｍａ）に
   対して均等な段階角度を伴なって相互に平行な中心線を
   有し：および球用軌道面が球型（９）に関し、軸方向と
   は角度を変えていくことを特徴とする特許請求項１２に
   記載の継手。 １５）各突出部（１０、１１）において、縦方向中心軸
   （Ｍａ）を通る中心面内を誘導される閉リングそれぞれ
   一つが回転体群（５、６、７、８）を内蔵して用意され
   ていて：これ等回転体が、突出部の自由末端において、
   および側面部分において循環走行性を有する球用軌道面
   （３７、３８）内を誘導され、ケージ（３３、３４）に
   より確保されていて、および回転体が突出部基底部にお
   いて中間要素内において通過孔部（３５、３６）内を走
   行すること（第５図）を特徴とする特許請求項１から６
   までの一つに記載の継手。 １６）各突出部（１０、１１）において、縦方向中心軸
   （Ｍａ）を通る中心面に対して対称性を有して誘導され
   るそれぞれ２つの閉リングが回転体群（５、６、７、８
   ）を内蔵して用意されていて：これ等回転体が突出部の
   自由末端において、および側面部分において循環走行性
   を有する球面軌道面内を誘導され、ケージにより確保さ
   れていて、および突出部基底部において通過孔部（３５
   、３６）内を、あるいはケージの一部により被覆されて
   いる開放溝中を走行することを特徴とする特許請求項１
   から６までの一つに記載の継手。