JPH02247223A - 一酸化炭素のコポリマー - Google Patents

一酸化炭素のコポリマー

Info

Publication number
JPH02247223A
JPH02247223A JP2036006A JP3600690A JPH02247223A JP H02247223 A JPH02247223 A JP H02247223A JP 2036006 A JP2036006 A JP 2036006A JP 3600690 A JP3600690 A JP 3600690A JP H02247223 A JPH02247223 A JP H02247223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst composition
bisphosphine
carbon monoxide
copolymer
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2036006A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2862619B2 (ja
Inventor
Pui Kwan Wong
プイ・クワン・ウオン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPH02247223A publication Critical patent/JPH02247223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2862619B2 publication Critical patent/JP2862619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分子内に少くとも3個の炭素原子を有するα−
オレフィンと一酸化炭素との新規なコポリマー、並びに
その製造方法に係る。
一酸化炭素に由来する単位とエデンに由来する単位とが
交互の順序に存在する一酸化炭素とエデンとの線状コポ
リマーは、モノマーを a〕パラジウム化合物、 b)2未満のpKsを持つ酸の隘イオン、及びC)−数
式(R” ) 2 P−R−P (R’ ) 、  (
式中R1は場合により極性置換される炭化水素基であり
、Rは2個の燐原子を連結する架橋中に少くとも2個の
炭素原子を含む2価の有機架橋基である)の対称ビスホ
スフィン、をベースとする触媒組成物と接触させること
により製造することができる。
コポリマーを製造するのに使用する触媒組成物中のビス
ホスフィンのR1が芳香族であるか又は脂肪族であるか
どうかにより、得られるコポリマーの構造に差異は生じ
ない。両方の場合とも、同じ一酸化炭素/エテンの線状
交互コポリマーが得られる。
本出願人は、分子内に少くとも3個の炭素原子を有する
α−オレフィン(C3゜α−オレフィンと略称する)と
一酸化炭素の線状交互コポリマーを製造するため前記の
触媒組成物を使用できるかどうかについて研究を行なっ
てきた。その研究の過程で、この種のコポリマーが実に
このような方法で製造できることを見出した。一酸化炭
素/エテンコポリマーの製造の際の上記知見に反して、
得られる一酸化炭素/ C3やα−オレフィンコポリマ
ーの構造に対して、使用する触媒組成物中に存在するビ
スホスフィンの種類が非常に重要であることも見出した
。1.3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフ
ィノコプロパンのようなR1が芳香族のビスホスフィン
を含有する触媒組成物を使用する場合、得られるコポリ
マーは位置不規則性であるが、1.3−ビス(ジ−n−
ブチルホスフィノ)プロパンのようなR1が脂肪族のビ
スホスフィンを含有する触媒組成物を使用する場合には
、得られるコポリマーは位置規則性であるが立体不規則
性である。位置規則性(rBio−tegul*+)及
び位置不規則性(rBio−irreH+1xt)とは
モノマーがポリマー鎖に組込まれている様式を指す。こ
の組込みが規則的な様式で生じている場合は、C3゜α
−オレフィンに由来する単位が一酸化炭素に由来する単
位に実質的に頭−尾式に結合したコポリマーが得られる
。このようなコポリマーを位置規則性であると呼ぶ。組
込みが無秩序な様式で生じている場合には、C1+α−
オレフィンに由来する単位が一酸化炭素に由来する単位
の約50%以下しか頭−尾式に結合していないコポリマ
ーが得られる。
このようなコポリマーを位置不規則性であると呼ぶ。ポ
リマー鎖に存在する不斉炭素原子の立体配置に基いて、
位置規則性コポリマーは立体規則性及び立体不規則性の
コポリマーに区分される。ポリマー鎖に存在する不斉炭
素原子の立体配置が実質上規則性である場合は、コポリ
マーを立体規則性と呼ぶ。それが無秩犀な立体配置であ
る場合は、コポリマーは立体不規則性と呼ばれる。後者
のコポリマーは一酸化炭素とC3+α−オレフィンの共
重合の際に対称のビスホスフィン(R1)2 P−R−
P (R1) 2 (式中R′は脂肪族)を使用する場
合に得られる。
本出願人は一酸化炭素とC1+α−オレフィンの線状交
互コポリマーの製造について更に研究を進めることによ
り、モノマーを、前記の成分a)及びb)をベースとし
かつ成分C)として−数式R’ R’ P−R5−PR
’ R’  (式中R3及びR4は同−又は異なる場合
により極性置換基を持つ炭化水素基であり、R5は2個
の燐原子を連結する架橋中に少(とも2個の炭素原子を
含む二価の有機架橋基である)の不斉ビスホスフィンを
含む触媒組成物と接触させることにより、立体規則性コ
ポリマーを製造することができることを知見した。
本発明では、不斉ビスホスフィンとはその分子が対称面
を欠く構造を有し、従ってその鏡像と重ね合わすことが
できないビスホスフィンと考えられたい。ビスホスフィ
ン中の不斉中心の数に応じて、ビスホスフィンはいろい
ろの光学活性な形を有し得る。光学活性及び光学不活性
のビスホスフィンの両方とも触媒組成物の成分C)とし
て適格である。光学活性ビスホスフィンの光学不活性混
合物も使用することができる。光学不活性ビスホスフィ
ン又は光学活性ビスホスフィンの光学不活性混合物を触
媒組成物中に成分C)として使用する場合、得られるコ
ポリマーは光学不活性の一酸化炭素/ C3やα−オレ
フィンの立体規則性線状交互コポリマーである。光学活
性ビスホスフィンを触媒組成物中に成分C)として使用
する場合には、得られるコポリマーはやはり光学活性を
示す一酸化炭素/ C3+α−オレフィンの立体規則性
線状交互コポリマーである。
一酸化炭素と03゜α−オレフィンの立体規則性線状交
互コポリマーは新規である。当然、これは光学不活性コ
ポリマーにも光学活性コポリマーにも共にあてはまる。
従って、本発明は一酸化炭素と03+α−オレフィンと
の新規なコポリマーに係り、そのコポリマーは一酸化炭
素に由来する単位と使用されるα−オレフィンに由来す
る単位とが交互の順序で存在する直鎖で構成され、かつ
立体規則性である。
本発明は更にこのようなコポリマーの製造方法にも係る
本発明のコポリマーの製造に使用されるモノマーに関し
ては、分子内に多くとも10個の炭素原子を有するC1
+α−オレフィン、特にプロペンを使用するのが好まし
い。
本発明のコポリマーは、モノマーを a)パラジウム化合物、 b)2未満のpKsを持つ酸の隘イオン、及びC)−数
式R’ R4P−RラーPR’R4(式中R3及びR4
は同−又は異なる場合により極性置換基を持つ炭化水素
基であり、R5は2個の燐原子を連結する架橋中に少く
とも2個の炭素原子を含む2価の有機架橋基である)の
不斉ビスホスフィン、 をベースとする触媒組成物の希釈剤溶液と接触させるこ
とによって製造できる。
本発明のコポリマーの製造は20〜100℃の温度、5
〜150 バールの全体の圧力の下で、重合するオレフ
ィン1モル当り10−’〜10−3モルのパラジウムを
含有するような量の触媒組成物を使用して実施するのが
好ましい。特に好ましくは、30〜85℃の温度、20
〜100バールの全体の圧力の下で、重合するオレフィ
ン1モル当り10−6〜1O−4モルのパラジウムを含
有するような量の触媒組成物を使用することによって製
造を行なう。重合する混合物中の一酸化炭素に対するC
3+α−オレフィンのモル比は好ましくは10:1〜1
:10であり、特に好ましくは5:1〜1:5である。
非常に好適な希釈剤はメタノールのような低級脂肪族ア
ルコール、及び低級脂肪族アルコールとテトラヒドロフ
ランのような環状エーテルとの混合物である。
触媒組成物中に成分a)として使用されるパラジウム化
合物は好ましくはカルボン酸のパラジウム塩であり、酢
酸パラジウムが特に好ましい。2未満のpK*  (1
8℃の水溶液中の測定)を有する適当な酸の例は過塩素
酸のような鉱酸、p−トルエンスルホン酸のようなスル
ホン酸及びトリフルオロ酢酸のようなハロゲンカルボン
酸である。触媒組成物の中に成分b)は酸の形及び/又
は塩の形で配合できる。非常に好適な酸はトリフルオロ
酢酸であり、非常に好適な塩は過塩素酸ニッケルである
。触媒組成物中に存在する成分b)の好ましい量はパラ
ジウムの1モル当り 0.5〜50モル、特に1〜25
モルであるのが好ましい。
触媒組成物中に成分C)として使用されるのに適当な、
−数式R’ R’ P−R’−PR3R’の不斉ビスホ
スフィンにおいて、R31hとR4基はそれぞれ10個
以下の炭素原子を含むのが好ましい。
R3基とR4基が互いに同一であることが好ましい。不
斉ビスホスフィンの一般式中、R3基とR4基は燐原子
を介して相互に結合している。所望により、なおもう一
つの結合がR3基とR4基の間に存在することもでき、
それらの基は燐原子と共に環状構造の一部を形成するこ
ととなる。このような不斉ビスホスフィンの例は、α、
ω−ビス(3,4−ジアルコキシホスホラノ)nc2+
−アルカン、例えば1.2−ビス(3,4−ジメトキシ
ホスホラノ)エタンである。2個の燐原子を連絡する架
橋中に少くとも2個の炭素原子を含み、該炭素原子が個
別に又は−緒になって環状構造の一部をなす不斉ビスホ
スフィンが好ましい。2個の燐原子を互いに連結する架
橋が4個の炭素原子を含み、そのうち2個が一緒になっ
て環状構造の一部を形成する不斉ビスホスフィンの例は
、I+xn1−4.5−ビス(ジフェニルホスフィノメ
チル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン及び
Ir&nt−1,2−ビス−(ジフェニルホスフィノメ
チル)−シクロヘキサンである。
2個の燐原子を互いに連結する架橋が4個の炭素原子を
含み、そのうち3個が一緒になって環状構造の一部を形
成する不斉ビスホスフィンの例は、2−ジフェニルホス
フィノメチル−4−ジフェニルホスフィノピロリジン及
びN−tcrt。ブトキシカルボニル−2−ジフェニル
ホスフィノメチル−4−ジフェニルホスフィノピロリジ
ンである。
2個の燐原子を互いに連結する架橋が2個の炭素原子を
含み、それらが−緒になって環状構造の一部を形成する
不斉ビスホスフィンの例は、lr暑n+−23−ビス(
ジフェニルホスフィノ)ビシクロ[2,2,IJ へブ
テン−5である。
2個の燐原子を互いに連結する架橋が4個の炭素原子を
含み、それらが対となって2つの別個の環状構造を形成
する不斉ビスホスフィンの例は、2.21−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチルである。
本発明のコポリマーの製造では、成分C)として(ト)
若しくは(−) −4,S−ビス(ジフェニルホスフィ
ノメチル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン
又は(−) −4,5−ビス(ジブチルホスフィノメチ
ル)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソランを含む
触媒組成物を使用した場合非常に有利な結果を得た。不
斉ビスホスフィンは触媒組成物中でパラジウム1モル当
り 0.5〜2モル、特に0.75〜1.5モルの量で
使われるのが好ましい。
本発明のポリマーの製造に使用する触媒組成物中に更に
成分d)として1,4−キノンを配合することが好まし
い。この目的には、!、4−ベンゾキノン及び1.4−
ナフトキノンが非常に適している。使用する1、4−キ
ノンの量はパラジウム1モル当り1〜5000モル、特
に5〜1000モルの範囲にあることが好ましい。
本発明を次の実施例により説明する。
実施例1 一酸化炭素/プロペンコポリマーを次のようにして製造
した。容量300dの攪拌機付きオートクレーブに13
6dのテトラヒドロフラン及び75dのプロペンを仕込
んだ。オートクレーブの内容物を42℃にした後、一酸
化炭素を4Qバールの圧力に達するまで吹込んだ。次い
で、 21dのメタノール、 9dのトルエン、 θ、O611111の酢酸パラジウム、・、426 m
5alの過塩素酸ニッケル、il、72 mmol の
1.3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィ
ノコプロパン、及び 3.0mmolの1.4−ナフトキノンから成る触媒溶
液をオートクレーブ中に投入した。
反応混合物を室温に冷却し圧力を解除することにより、
67.28時間後に重合を終結した。反応混合物を攪拌
しながらメタノール中に注ぎ、コポリマーを濾別してメ
タノールで洗い、50℃で乾燥した。
9.9gのコポリマーを得た。重合速度は23gコポリ
マー/(gパラジウム・時間)であった。
実施例2 一酸化炭素/プロペンコポリマーを、下記相違点を除い
て実施例1と実質上同じ方法で製造した。
a)130dの代りに110rdのテトラヒドロフラン
及び75Idの代りに80111のプロペンをオートク
レーブに仕込んだ。
b)使用した触媒溶液は 85aeのメタノール、 215dのテトラヒドロフラン、 0.043 mmolの酢酸パラジウム、0.2【■m
olの過塩素酸ニッケル、0.052 gaolの 1
.3−ビス(ジ−n−ブチルホスフィノ)プロパン、 3.01−01の1.4−ナフトキノン、を含んでいた
。並びに C)反応時間は67.28時間の代りに64.5時間で
あった。
63gのコポリマーを得た。重合速度は214gコポリ
マー/(gパラジウム・時間)であった。
実施例3 一酸化炭素ノプロペンコポリマーを、下記相違点を除い
て実施例1と実質上同じ方法で製造した。
a)NO−の代りに 1lodのテトラヒド口フランを
オートクレーブに仕込んだ。
b)一酸化炭素を40バールの代りに45バールの圧力
に達するまで吹込んだ、 C)使用した触媒溶液は 215adのテトラヒドロフラン、 85mのメタノール、 0.044 m5olの酢酸パラジウム、Q、ljl 
mmolの過塩素酸ニッケル、0.047 mmolの
(+) −4,5−ビス(ジフェニルホスフィノメチル
)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン、及び 39 mmolの14−ナフトキノン を含んでいた。
d)反応時間は67.28時間の代りに66.2時間で
あった。並びに e)反応混合物はメタノールの代りに水中に攪拌して注
いだ。
0.8gのコポリマーを得た。重合速度は2.6gコポ
リマー/(gパラジウムe時間)であった。
実施例4 一酸化炭素/プロペンコポリマーを、下記相違点を除い
て実施例3と実質上同じ方法で製造した。
a)110M1の代りに 130adのテトラヒドロフ
ランをオートクレーブに仕込んだ。
b)触媒溶液は!1.053 ■olの (−1−4,
5−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)−2,2−ジ
メチル−1,3−ジオキソランを0.047 mmol
のこの化合物の(+)−形の代りに含んでいた。並びに
C)反応時間は66.2時間の代りに42.3時間であ
った。
0.44gのコポリマーを得た。重合速度は2.2gコ
ポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
実施例5 一酸化炭素/プロペンコポリマーを、下記相違点を除い
て実施例1と実質上同じ方法で製造した。
a)Hadの代りに 110−のテトラヒドロフラン及
び75dの代りに87mのプロペンをオートクレーブに
仕込んだ。
b)一酸化炭素を40バールの代りに45バールの圧力
に達するまで吹込んだ。
C)使用した触媒溶液は 1.4dのメタノール、 3.9dのテトラヒドロフラン、 0.091■■01の酢酸パラジウム、0.65 mm
olの過塩素酸ニッケル、0.105 ■alの (−
) −4,5−ビス(ジブチルホスフィノメチル)−2
,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン、及び 5.3mmolの1.4−ナフトキノンを含んでいた。
d)反応時間は67、28時間の代りに65.1時間で
あった。並びに e)反応混合物をメタノールの代りに水中に攪拌して注
いだ。
6.83gのコポリマーを得た。重合速度は10.8 
gコポリマー/(gパラジウム・時間)であった。
実施例1〜5のうち、実施例3〜5は本発明の例である
。実施例1及び2は本発明の範囲外であるが比較のため
本明細書に加えた。先ず 1:l(ニーNMR分析によ
って、実施例1〜5で製造されたコポリマーが線状構造
を有すること並びにこれらのコポリマーでは、一酸化炭
素に由来する単位とプロペンに由来する単位とが交互の
順序で存在していることが確かめられた。更に、実施例
2〜5で製造されたコポリマーは位置規則性構造を有し
ていて、プロペンに由来する単位は一酸化炭素に由来す
る単位の80%以上と頭−尾大に結合していること、並
びに実施例1で製造されたコボリマーは位置不規則性構
造を有していて、プロペンに由来する単位は一酸化炭素
に由来する単位の約50%のみに頭−尾大で結合してい
ることが確められた。
最後に、実施例2〜5で製造された位置規則性構造を持
つコポリマーのうち、実施例2で製造されたコポリマー
は立体不規則性構造を有し、実施例3〜5で製造された
コポリマーは立体規則性構造を有することを確認した。
実施例3〜5で製造されたコポリマーは、ヘキサフルオ
ロ−イソプロパツールに溶解したとき、それぞれ−6,
7゜+ 6.6°及び+10.じの比旋光度[αコ25
を示した。実施例3で製造されたコポリマーは165℃
付近の融点を有していた。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一酸化炭素に由来する単位と使用したα−オレフ
    ィンに由来する単位とが交互の順序に存在する直鎖によ
    り構成され、かつ立体規則性構造を有することを特徴と
    する、分子内に少くとも3個の炭素原子を有するα−オ
    レフィンと一酸化炭素とのコポリマー。
  2. (2)光学活性であることを特徴とする、請求項1に記
    載のコポリマー。
  3. (3)α−オレフィンが分子内に多くとも10個の炭素
    原子を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載
    のコポリマー。
  4. (4)モノマーを、 a)パラジウム化合物、 b)2未満のpKaを有する酸の陰イオン、及びc)一
    般式R^3R^4P−R^5−PR^3R^4(式中R
    ^3及びR^4は同一又は異なる任意に極性置換基を持
    つ炭化水素基であり、R^5は2個の燐原子を連結する
    架橋中に少くとも2個の炭素原子を含む2価の有機架橋
    基である)の不斉ビスホスフィン、 をベースとする触媒組成物の希釈剤溶液と接触させるこ
    とを特徴とする、請求項1〜3の1項以上に記載のコポ
    リマーの製造方法。
  5. (5)温度を20〜100℃、全体の圧力を5〜150
    バール、重合する混合物中の一酸化炭素に対するオレフ
    ィンのモル比を10:1〜1:10とし、重合するオレ
    フィンの1モル当り10^−^7〜10^−^3モルの
    パラジウムを含むような量の触媒組成物を使用して実施
    することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. (6)パラジウムの1モル当り0.5〜50モルの成分
    b)及び0.5〜2モルの成分c)を含有する触媒組成
    物を使用することを特徴とする、請求項4又は5に記載
    の方法。
  7. (7)成分c)として、R^3基及びR^4基及がそれ
    ぞれ10個以下の炭素原子を含むビスホスフィンを含有
    する触媒組成物を使用することを特徴とする、請求項4
    〜6の1項以上に記載の方法。
  8. (8)成分c)として、R^3基及びR^4基が同じ基
    であるビスホスフィンを含有する触媒組成物を使用する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. (9)成分c)として、2個の燐原子を連結する架橋中
    の2個以上の炭素原子が個別に若しくは一緒になって環
    状構造の一部をなしているビスホスフィンを含有する触
    媒組成物を使用することを特徴とする、請求項4〜9の
    1項以上に記載の方法。
  10. (10)成分c)として、(+)若しくは(−)−4,
    5−ビス(ジフェニルホスフィノメチル)−2,2−ジ
    メチル−1,3−ジオキソラン、又は(−)−4,5−
    ビス(ジブチルホスフィノメチル)−2,2−ジメチル
    −1,3−ジオキソランのような光学活性のビスホスフ
    ィンを含有する触媒組成物を使用することを特徴とする
    、請求項4〜9の1項以上に記載の方法。
JP2036006A 1989-02-20 1990-02-16 一酸化炭素のコポリマー Expired - Lifetime JP2862619B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8900407 1989-02-20
NL8900407 1989-02-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02247223A true JPH02247223A (ja) 1990-10-03
JP2862619B2 JP2862619B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=19854159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2036006A Expired - Lifetime JP2862619B2 (ja) 1989-02-20 1990-02-16 一酸化炭素のコポリマー

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0384517B1 (ja)
JP (1) JP2862619B2 (ja)
KR (1) KR900012956A (ja)
CN (1) CN1044942A (ja)
AT (1) ATE117331T1 (ja)
AU (1) AU617240B2 (ja)
BR (1) BR9000716A (ja)
CA (1) CA2010203A1 (ja)
DE (1) DE69016056T2 (ja)
TW (1) TW201767B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06502439A (ja) * 1990-10-10 1994-03-17 アクゾ ナムローゼ フェンノートシャップ 一酸化炭素とプロピレンの共重合体及びその製造法
US5270441A (en) * 1990-10-10 1993-12-14 Akzo Nv Copolymer of carbon monoxide and propylene produced in water/ketone solvent
CA2055752A1 (en) * 1990-12-03 1992-06-04 Peter Anton August Klusener Catalyst compositions
US5216119A (en) * 1990-12-03 1993-06-01 Shell Oil Company Catalyst compositions
US5225523A (en) * 1991-07-02 1993-07-06 Shell Oil Company Polyketone polymer preparation with tetra alkyl bis phosphine ligand and hydrogen
US5776865A (en) * 1994-05-25 1998-07-07 Shell Oil Company Emulsifiable oil
GB2289895A (en) * 1994-05-31 1995-12-06 Shell Int Research Preparation of copolymers of carbon monoxide and an alpha-olefin having more than 10 carbon atoms
JP3526956B2 (ja) * 1995-03-13 2004-05-17 高砂香料工業株式会社 光学活性ポリケトンの製造方法
AU5852299A (en) * 1998-08-13 2000-03-06 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Catalyst compositions and process for the preparation of polyketones
GB2370516A (en) * 2000-12-29 2002-07-03 Shell Internat Res Maatschhapp Catalyst composition for the preparation of copolymers of carbon monoxide and an olefinically unsaturated compound

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1033817A (zh) * 1987-12-09 1989-07-12 国际壳牌研究有限公司 聚酮聚合物的制备
EP0337521A1 (en) * 1988-03-10 1989-10-18 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Polymers of carbon monoxide with ethene
ATE135023T1 (de) * 1988-11-28 1996-03-15 Shell Int Research Polymere von carbonmonoxid mit einem oder mehreren alphaolefinen

Also Published As

Publication number Publication date
DE69016056D1 (de) 1995-03-02
EP0384517A3 (en) 1991-06-05
AU617240B2 (en) 1991-11-21
CN1044942A (zh) 1990-08-29
EP0384517B1 (en) 1995-01-18
AU4989390A (en) 1990-08-23
TW201767B (ja) 1993-03-11
DE69016056T2 (de) 1995-08-03
JP2862619B2 (ja) 1999-03-03
EP0384517A2 (en) 1990-08-29
CA2010203A1 (en) 1990-08-20
BR9000716A (pt) 1991-01-22
KR900012956A (ko) 1990-09-03
ATE117331T1 (de) 1995-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0222454B1 (en) Novel catalyst compositions and process for copolymerizing ethene and carbon monoxide
PL151375B1 (en) Catalyst compositions.
JPS6191226A (ja) ポリケトンの製造方法
IE64428B1 (en) New polymers of carbon monoxide and ethene
US4948865A (en) Terpolymer of carbon monoxide, olefin and functionally substituted olefin
JP2846905B2 (ja) 一酸化炭素と1つ以上のα―オレフィンとのポリマー
JPH02247223A (ja) 一酸化炭素のコポリマー
JP2768739B2 (ja) ポリマーの製造方法
JP2857195B2 (ja) 触媒組成物
JPH09241375A (ja) コポリマーの製造方法
JPS6295321A (ja) So↓2及びエチレンの新規共重合体
JP2846898B2 (ja) 触媒溶液の製造
JPH04366129A (ja) 触媒組成物
JP2874253B2 (ja) 一酸化炭素とモノオレフィンとのポリマー
JP2862610B2 (ja) 触媒組成物
JPH04293922A (ja) 触媒組成物および重合体の製造方法
AU674951B2 (en) Copolymers of carbon monoxide and an olefinically unsaturated compound and process for the preparation thereof
JP3255669B2 (ja) 触媒組成物
JPH05194725A (ja) ポリマーの製造方法
EP0501586A2 (en) Polymers of carbon monoxide with olefinically unsaturated compounds
EP0420330B1 (en) Copolymers of carbon monoxide and olefinically unsaturated compounds
EP0632084B1 (en) Copolymers of carbon monoxide and an olefinically unsaturated compound and process for the preparation thereof
JPH03146521A (ja) 一酸化炭素と一種以上のオレフィン性不飽和化合物とのポリマー及びポリマー混合物の調整、線状ブロックポリマー並びにポリマー混合物
JP2771223B2 (ja) 一酸化炭素とエテンとのポリマー
US4925917A (en) Polymerization of olefin/carbon monoxide with catalyst composition comprising halogen dicarboxylic acid