JPH02246712A - 把持形電線搬器 - Google Patents

把持形電線搬器

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JPH02246712A
JPH02246712A JP1062305A JP6230589A JPH02246712A JP H02246712 A JPH02246712 A JP H02246712A JP 1062305 A JP1062305 A JP 1062305A JP 6230589 A JP6230589 A JP 6230589A JP H02246712 A JPH02246712 A JP H02246712A
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JP
Japan
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carrier
holding
electric wire
rope
gripping
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JP1062305A
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JPH0710135B2 (ja
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Hideo Akai
赤井 秀夫
Hiroki Izawa
伊沢 弘樹
Susumu Sato
進 佐藤
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Yasuda Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Yasuda Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、新線の延線乃至は旧線の撤去を搬送工法で
行う場合に用いる把持形電線搬器に関する。
尚、この明細書で、「電線」とは、通常の送電線のみで
なく、光フアイバケーブルのような通信ケーブルをも含
むものとする。
〈従来の技術〉 従来の電線搬器としては、例えば、架線工事施行基準解
説書(昭和62年lO月改定;電気書院刊)の第115
頁、あるいは送電線建設資料第33集(送電線建設技術
研究会;昭和62年12月発行)の第61頁〜第131
頁に示されるようなものが知られている。この電線搬器
は、風車形と呼ばれる搬器本体と、この搬器本体にに吊
下ロープを介して接続された担持器より構成されている
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、搬送工法というのは、電線にできるだけ無理
をかけずに延線乃至撤去を行おうとするもので、電線搬
器により電線を搬送するようにしているものである。
しかし、従来の電線搬器の場合には、電線を単に担持す
るだけの構造であるため、以下のような点で不十分なも
のがある。
すなわち、電線は、電線搬器の担持器に単に載っている
だけの状態であるため、搬送の際に担持器上で前後に細
かく動き、その結果、担持器により繰り返し擦られたり
、あるいは電線搬器間で生じるカテナリ曲線との関係か
ら担持器で支持されている部位について繰返しの曲げを
受けたりし易い。
また、可なり劣化している旧線の撤去の場合には、撤去
中に旧線の切断という事態が起こり得るが、その場合に
切断した旧線が大きく垂れ下がってしまい、工事区間下
方の交通や工作物等に障害を与えてしまう。
そこで、この発明では、電線を強固に把持して搬送する
ことにより前記の如き不具合が生じることのないような
把持形電線搬器を提供しようとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 具体的には、搬器本体と、この搬器本体に吊下ロープを
介して接続される把持器とよりなる把持形電線搬器であ
って、搬器本体は、支持ロープ上を走行するための走行
手段、連結ロープに取り付けるための取付は部及び把持
器を接続するための接続部を備えており、把持器は、受
け体及び把持爪を備えており、吊下ロープの緊張または
弛緩により作動する把持爪が受け体との間で電線を把持
または開放するようにされてなる把持形電線搬器を提供
する。
く作 用〉 この把持形電線搬器では、把持器にて電線を強固に把持
するようにしており、しっかり固定された状態で搬送さ
れることになるので、前述した従来の電線搬器における
ような不具合を生じることがない。また、この把持形電
線搬器では、電線の把持・開放を吊下ロープの緊張また
は弛緩によって把持爪を作動させることにより行うよう
にしているので、作業性が非常に秀れている。
く実 施 例〉 以下、この発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図及び第2図に示されるように、把持形電線搬器l
は、搬器本体2及び把持器3よりなる。
搬器本体2は、後述する支持ロープS上を走行するため
の「走行手段」であるローラ部4と、後述する連結ロー
プJに取り付けるための取付は部5と、及び把持器3が
接続される接続部6とよりなる。そして、ローラ部4に
は、一対の走行ローラ7.7が設けられると共にこのロ
ーラ部4が支持ロープSより外れるのを防止するための
ロック扉8が設けられている。また、接続部6は、ガイ
ド受けフレーム9の先端に設けられるものであるが、こ
のガイド受けフレーム9は、後述する支持器24の通過
に際してガイドの役目を負うものである。
把持器3は、第1図〜第6図に示されるように、吊下ロ
ープ11を介して搬器本体2に接続されるもので、「受
け体」として一対の受けローラ12.12、それに一対
の把持爪13.13とこの把持爪13.13を作動させ
るための一対の作動レバー14.14とよりなる把持体
15、さらに連接棒16及びフレーム体17よりなり、
一対の受けローラ12.12と一対の把持爪13.13
とによって電線Wを強固に把持するようになっている。
より具体的には、一対の把持爪13.13は、それぞれ
梃子軸18.18に接続・固定されており、この梃子軸
18.18が作動レバー14.14により矢示Xの如く
回動させられるのに応じて矢示Yの如く回動するように
されている。
つまり、作動レバー14.14は、それぞれ−端が梃子
軸18.18に接続・固定されると共に、他端側が連接
棒16の先端の軸ピン19に、それぞれの長孔20.2
0を介して、支持されている。
そして、連接棒16に接続された吊下ロープ11が第5
図のように弛んだ状態であると、作動レバー14.14
は第3図に想像線で示される状態となっているが、第6
図のように吊下ロープ11が緊張すると、この緊張力で
矢示Zの如く引っ張られることにより第3図に実線で示
したようになる。
そしてこれにつれて梃子軸18.18が矢示Xの如く回
動し、それに応じて把持爪13.13が想像線で示す状
態から実線で示す状態へと矢示Yの如く回動して電線W
を電線W自体の重量を以て強固に把持するようになる。
尚、第3図中21は把持爪13.13を開状態つまり第
5図の状態になるように付勢するためのスプリングで、
第2図乃至第4図中22はフレーム体17の一部を形成
する扉部で、後述するように把持器3を電線Wに取り付
ける際に用いるものである。
次に、旧線の撤去にこの把持形電線搬器lを用いる場合
について説明する。
先ず、必要な区間に支持ロープSと連結ロープJを延線
し、次いで把持形電線搬器lの展開を行う。
把持形電線搬器lの展開は、搬器本体2の展開と把持器
3の展開とに分けられるが、この両展開は同時に行われ
る。
搬器の展開〔第7図(a)〕 各鉄塔T、T、 −・・・・・・上において連結ロープ
Jに搬器本体2を所定の間隔(通常20〜30代)で数
珠つなぎにして取り付けつつ、順次この連結ロープJを
エンジン場Eで徐々に巻き取り、搬器本体2を各鉄塔区
間に展開する。
尚、図中の支持器24は、鉄塔Tに吊り下げるための吊
下部25、支持ロープSを支持するための支持部26、
連結ロープJの通過をガイドするたのガイドホイール2
7及び把持形電線搬器lの侵入をガイドするためのガイ
ドフレーム28を備えてなるもので、支持ロープS及び
連結ロープJを支持している。
把持器の展開〔第7図(a)〕 前述したように搬器本体2の展開と同時に行うもので、
鉄塔T上において展開しようとする各搬器本体2に対し
吊下ロープ11を介して把持器3を接続すると共に、こ
の把持器3を撤去すべき旧線Woに取り付ける。この際
には、未だ旧線WOが張られたままなので、搬器本体2
と旧線Woとの間隔が狭く、吊下ロープllは弛んでお
り、把持器3は、第7図(a)乃至は第5図に示すよう
に、自重バランスの関係から逆さの状態になっている。
担lわ2取!目工〔第7図(b)〕 前述のように把持器3.3、・・−−−−−−を取り付
けた旧線Woを鉄塔T、T、・−・・・−り取り外す。
すると、旧線Woは弛みその全重量が把持器3.3、−
“゛・に掛かるようになり、その結果、第7図(b)乃
至第6図に示すように把持器3.3、°゛°が反転する
と共に吊下ロープ11111.°−°°−が緊張する。
そして、吊下ロープ11が緊張すると、前述のようにし
て把持爪13.13が閉じて受けローラ12.12との
間で旧線Woを旧線Wo自体の重量を以て強固に把持す
る。
旦腺9撤去〔第7図(C)〕 上述のようにして旧線Woを把持器3.3、−・・・で
強固に把持した状態のままドラム場りで連結ロープJを
巻き取りつつ把持形電線搬器1.l、・−をドラム場り
側は回収することにより旧線WOを撤去する。
この時、把持形電線搬器lは支持器IOを通過するわけ
であるが、その通過に際しては第9図に想像線で示した
ように、支持器24のがイドフレーム28が把持形電線
搬器1のガイド受けフレーム9をガイドする。
このように行う旧線の撤去については、以下のような長
所がある。
すなわち、把持器3.3、−一−−−−−−にて強固に
把持した状態で把持形電線搬器1 、  l−−」こよ
り搬送・撤去するので、旧線Woにほとんど曲げや張力
を与えず、従って、相当に劣化している旧線でもほとん
ど切断というトラブルなく撤去できる。また、たとえ旧
線Woが切断したとしても、把持器3.3、・−・−が
強固に旧線Woを把持しているので、旧線Woは把持形
電線搬器1.l、・・・・・−間の間隔分以上に垂れ下
がることがないので、下方の交通障害や地上の工作物等
へ影響を生じることなくそのまま撤去作業を続けること
ができ、撤去作業に遅延を生じることがない。
さらに、旧線Woの把持を旧線Woの鉄塔からの取外し
による吊下ロープの緊張によって把持爪13.13を作
動させることにより行うようにしているので、作業性が
非常に秀れている。
この把持形電線搬器1を用いて新線の延線を行う場合に
は、第1O図(a)及び(b)に示されるように、ドラ
ム場りにおいて新線Wnを把持させた把持器3を搬器本
体2に接続し、この搬器本体2.2、を数珠つなぎにし
た連結ロープJをエンジン場Eで巻き取りつつ新線Wn
を搬送・延線する。
そして、延線が終了したところで板上を行い、前述の旧
線撤去における把持形電線搬器lのセットのところで説
明したのと逆の状態にして把持器3の把持爪13.13
を開放状態として把持形電線搬器1,1・′−・・をド
ラム場り側に回収する。
このように行う新線の延線については、電線にできるだ
け無理をかけずに延線しようという搬器延線の目的をよ
りよく達成できるという長所、すなわち電線を強固に把
持するようにしているので、課題の欄で説明した従来の
電線搬器におけるような電線への無理を生じることなく
延線できるという長所があり、また旧線撤去の場合と同
様に、秀れた作業性を得られるという長所がある。
〈発明の効果〉 この発明に係る把持形電線搬器は、以上説明してきた如
きものであり、電線を強固に把持して搬送するものであ
るから従来の電線搬器におけるような電線への無理を生
じることなく、電線にできるだけ無理をかけずに延線し
ようという搬送工法の目的をよりよく達成できるという
効果があり、また電線の把持・開放を吊下ロープの緊張
または弛緩によって把持爪を作動させることにより行う
ようにしているものであるから、秀れただ作業性が得ら
れるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、把持形電線搬器の概略側面図、第2図は、第
1図中の矢示■方向からみた概略側面図、 第3図は、把持器を示す概略側面図、 第4図は、第3図中の矢示■方向からみた概略平面図、 第5図は、吊下ロープが弛んだ状態における把持器の状
態を示す概略側面図、 第6図は、吊下ロープが緊張した状態における把持器の
状態を示す概略側面図、 第7図は、旧線の撤去作業の概略を示す側面図、第8図
は、支持器の概略側面図、 第9図は、第8図中の矢示■方向からみた概略側面図、
そして 第1O図は、新線の延線作業の概略を示す側面図である
。 L−・・・・“″把持形電線搬器 2−・−・・−搬器本体 3−・−・・−把持器 11−・・−吊下ロープ 12 °°“・・受けローラ(受け体)13−・・・・
・把持爪

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 搬器本体と、この搬器本体に吊下ロープを介して接続さ
    れる把持器とよりなる把持形電線搬器であって、 把持器は、受け体及び把持爪を備えており、吊下ロープ
    の緊張または弛緩により作動する把持爪が受け体との間
    で電線を把持または開放するようになっていることを特
    徴とする把持形電線搬器。
JP6230589A 1989-03-16 1989-03-16 把持形電線搬器 Expired - Lifetime JPH0710135B2 (ja)

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JP6230589A JPH0710135B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 把持形電線搬器

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JP6230589A JPH0710135B2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 把持形電線搬器

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JPH02246712A true JPH02246712A (ja) 1990-10-02
JPH0710135B2 JPH0710135B2 (ja) 1995-02-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678424A (ja) * 1991-03-07 1994-03-18 Kanden Kogyo Kk 固定自動解除式電線支持器及びこれを用いた搬送延線工法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02151217A (ja) * 1988-11-30 1990-06-11 Sanwa Tekki Corp 電線の流れ止め型吊り金車

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JPH0710135B2 (ja) 1995-02-01

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