JPH0514488B2 - - Google Patents

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JPH0514488B2
JPH0514488B2 JP24497787A JP24497787A JPH0514488B2 JP H0514488 B2 JPH0514488 B2 JP H0514488B2 JP 24497787 A JP24497787 A JP 24497787A JP 24497787 A JP24497787 A JP 24497787A JP H0514488 B2 JPH0514488 B2 JP H0514488B2
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opgw
line
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arm
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JP24497787A
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Hisayoshi Nozawa
Tetsuyo Asami
Tadashi Ozawa
Hideomi Myashita
Teruo Ogawa
Tadashi Fujii
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Fujii Denko Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Fujii Denko Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/48Overhead installation
    • G02B6/483Installation of aerial type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は送電線の延線工法であり、特に光フ
アイバー複合架空地線(以下OPGWと記す)を
延線する工法に関するものである。
(従来の技術) OPGWを延線するにあたつては、その線の持
つ特性により各種の制約を受けるものであり、本
願出願人が特願昭62−36026号で開示した如く、
延線径間全長にわたつて支持線を架設し、
OPGWを抱持して連結ロープにより所定間隔に
連結された搬器群を支持線に乗架して移動させ、
搬器が支持線の鉄塔支持金具を閉鎖状態で通過す
ることにより、延線径間全長にわたつてOPGW
を搬送した後、各搬器内よりOPGWを開放した
鉄塔の地線取付位置に緊線を行う工法で、
OPGWの特性より生ずる制約を回避するもので
あつた。OPGWの延線上の制約は主として過張
力、捻れ、及び鋭角の曲げを与えないことである
が、上記の工法によれば、OPGWに直接張力を
加え金車を通過させる、いわゆる引抜の工程が無
い為、過張力、捻れの問題は生じず、又鋭角の曲
げは、搬器中の各搬器ローラー間での自重による
垂れ下がりによつて生じる角度だけであり、
OPGWの持つ曲げ剛性によつて解消されるもの
であつた。
(発明が解決しようとする問題点) 以上の先願工法(特願昭62−36026号)により
一応のOPGW延線工法が確立したものであるが、
なお多少の問題を残すものであつた。
先願工法は一応の前提としてOPGW1条分(1
ドラム分)を延線するものであるが、その長さは
約2000mであり、通常3〜5径間となるものであ
る。よつてこのOPGW1条分の径間毎にエンジン
場、ドラム場を設置するについては問題が生じて
来るものであつた。
つまり、延線路の条件、状況はそれぞれの工事
において異り、例えば急峻な山岳地、又、環境保
全上伐採の許されない森林上を通過する延線路の
場合、最終の目的、つまり電力線延線の為の線を
繰り出すドラム場、又巻き取り側のエンジン場の
用地確保はその線路設計段階より考慮されるもの
であるが、OPGW延線用ドラム場、エンジン場
の確保は難しいのが現状である。これは近年の送
電線路建設の増大に伴い、順次設計、建設容易な
地形より先取りして建設が行われて来た背景もあ
り、現実として残つている送電線ルートは結果と
して急峻な山岳地、用地買収、借用の困難な土地
となつていることも一因である。よつて仮に
OPGW延線用ドラム場、エンジン場の用地が見
つかつても、そこへの機器類搬入用の仮設道路の
建設、撤収等には膨大な費用、時間を要し、工事
全体に与える影響も大なるものであつた。よつて
OPGWを3〜4条長分接続して電力線の延線長
とし、そのドラム場、エンジン場を使用すること
も検討されたが、この方法も以下に示すような問
題点が考えられるものであつた。
つまり4ドラム分を接続して延線すると、
OPGWを抱持して所定間隔に連結され、支持線
に乗架した搬器群の重量は相当なものであり、支
持線に与える負荷係数は高いものである。
OPGW1ドラムを2000mとすると、4ドラムで
8000mとなり11560Kg、搬器は30m間隔で配置す
れば267ケとなり重量は2510Kg、又連結ロープは
1200Kgとなる。よつて合計15270Kgが支持線に乗
架すると現在延線工事に使用しているワイヤーロ
ープでは強度不足となり、新規に高強度のものを
購入する必要が生じるばかりではなく、支持線支
持器を設置するグランド線アームGの強度を設計
し直す必要が生じるものである。以下本願におい
て送電線鉄塔の最上位置にあり、地線を張設する
腕金をグランド線アームG、最上層の電力線腕金
を電力線上層アームC1、以下電力線中層アーム
C2、電力線下層アームC3と記載する。又グラ
ンド線アームGと電力線の最上層アームC1との
離隔距離も短い為、搬送するOPGWの垂れ下が
りを考慮すれば、その接触は避けがたいものであ
り、電力線上層アームC1上面にOPGW接触用
ローラーを配してもOPGWの品質を考えれば好
ましいものでは無い。又全径間延線を行うには先
に述べたよう、その搬器連結ロープは相当な量と
なり、費用の面でも山岳地へ運搬の面でも問題と
なるものである。又全径間の延線を一挙に行うに
は各鉄塔毎に配する人員、工具等も当然一度に必
要となるものであり、天候の変化等、思わぬ事態
が生じた際には、そのロスも大きくなるものであ
る。
(問題点を解決するための手段) よつて本願では上記した問題点を解決する手段
としてOPGWは1条毎に延線するものとし、よ
つて3〜4径間毎に必要となるエンジン場、ドラ
ム場については、支持線及び搬器群の移動用曳き
ロープを電力線延線のエンジン場、ドラム場間に
架設し、又その張設位置をグランド線アームGで
はなく電力線上層アームC1にすることによつて
緒問題の解決を計るものである。
(機材および作用) 本願発明工法を可能ならしめる為には、互いに
関連する構成の支持線の支持金具H、及びそれを
自在に通過するOPGW抱持搬送用の搬器Bが要
求されるものである。支持線の支持金具Hは略U
字形状のU字金具1を複数、そのU字面を対向さ
せ、所定間隔で水平方向へ直列に連結部材11で
各々の上端を連結し、両U字金具底間には複数の
ローラー12を延線方向に、ローラー側板13間
に各々軸止した支持線支持器14を両方向へ突出
して橋絡し、支持器部2を構成する。支持器部2
の上位置には鉄塔取付部15を設けて連結部材1
1の一方をその蝶番部16へ連結し、他方を開閉
部17へ連結して支持器部の開閉を自在とする。
支持器部の下位置には支持線支持器の下位置側に
所定間隔を隔ててほぼ平行に設けたガイドレール
31と、該ガイドレール31間を連結し、連結ロ
ープ受けローラー32を有する連結軸33を両レ
ール間に開閉自在に設けて搬器ガイド部3を構成
する。
搬器Bは円形の中心付近より円周に向つて放射
状に解放して所定数の嵌入溝41を設け、該嵌入
溝41で挾まれた各辺42上の縁端部に同心円状
に設けた摺動保持部43を対向させて所定間隔を
保持した2枚の回転板4間に、両側に各摺動保持
部43に対応する円弧状で、辺42の少なくとも
2本と同時に係合する長さの摺動ツバ51を設け
たガイド体5を2個、その摺動ツバ51を摺動保
持部43へ遊動自在に嵌挿して保持する。ガイド
体5のうち1個は支持線Wへの乗架用であり、両
端にローラー52を有する。他の1個はOPGW
抱持用の、抱持ローラーA吊り下げ用であり、下
部より出たロープには上下に2連のローラーを有
し、その間にOPGWを開放可能に抱持する抱持
ローラーを接続したものである。
以上のように2個のガイド体5を挾持した2枚
の回転板4の中心は、回転板4間に配した連結ロ
ープ保持体44と共に軸止し、両回転板4より突
出した軸端には支持線支持金具Hのガイドレール
滑走用のガイドローラー45を設けた構成であ
る。又搬器の両回転板4のうち片方はロツクを解
除することにより軸上をスライドして側方へ移動
し、両ガイド体5を他方の回転板4で支持した状
態で分離する構造となつており、両回転板、両ガ
イド体、軸で構成される2つの空間を開放可能と
するものである。
この搬器Bの支持線乗架用のガイド体ローラー
を支持線に乗架し、他方の下位置のガイド体に所
定長のロープを介して連なる抱持ローラーAの上
下ローラー間にOPGWを抱持して進み、搬器B
の回転板4の嵌入溝に支持線支持金具HのU字金
具1を受け入れ、更に連結ロープ受けローラー3
2上に支持した連結ロープRが引かれることによ
り、搬器Bが移動、つまり回転板4が回転して嵌
入溝41内よりU字金具1を押し出す形で進み、
ガイドレール31間を連結した連結軸33も同様
に通過して支持金具Hを脱出するものであり、こ
の間搬器Bのガイドローラー45は支持金具Hの
ガイドレール31上を移動するものである。
(実施例) 本願工法の実施例を示すと、第1図に示すよう
先ずドラム場、エンジン場間の各鉄塔の電力線上
層アームC1にφ16mmワイヤーロープの支持線W
及びφ10mmワイヤーロープの曳きロープHWを各
1本づつ架線する。又下層の電力線中層アームC
2又は電力線下層アームC3にφ16mmワイヤロー
プの仮上げロープKWを2条架線する。(図では
KWa,KWbと示す。)尚この実施例では片回線
分について記載する。電力線のドラム場、エンジ
ン場間で架線の終つた各ロープのうち支持線Wは
第11,12図に示す支持線支持金具Hの支持器
2上へ移線して支持し直す。以上の準備の成つた
後、ドラム場より支持線Wに乗架した搬器B群
を、曳きロープHWのエンジン場での巻き取りに
より、移動させるものである。この状況は第2図
に示す。搬器B群は第13,14図に示す搬器を
連結ロープRにより30m間隔に連結し、上部のガ
イド体のローラーで支持線Wに乗架し、下部のガ
イド体より吊り下がつた抱持ローラーAには
OPGWを抱持する。ドラム場での搬器B群の乗
架は、曳きロープHWの端に連結ロープRを接続
し、最先の搬器Bを取り付け、搬器の回転板の片
方を軸上のスライド移動によつて開放し、上部の
ガイド体ローラーを支持線に乗架した後閉鎖す
る。
又同時に下部のガイド体5より吊り下がつた抱
持ローラーAを開放し、OPGWを上下ローラー
間に嵌入して抱持するものであるが、最先搬器B
には姿勢制御用のカウンターウエイト、2番目の
搬器にはOPGW先端が接続されたヨークが吊り
下げられており、抱持ローラーAは3番目の搬器
より設けられているものであり、曳きロープHW
の巻き取りに従つて順次OPGWの抱持を行うも
のである。
ドラム場より離れて支持線W上を移動した搬器
Bが、最初の鉄塔の支持金具Hに至ると、その回
転板4の嵌入溝41内へ支持金具HのU字金具1
を受け入れ、更に曳かれることにより回転板4が
回転してU字金具1を後へ押しやり脱出するもの
である。この間ガイド体5は回転板4と摺動して
支持線Wに乗架したままの状態であり、搬器Bは
支持線Wに閉鎖状態で脱線することなく、支持金
具Hを通過するものである。又搬器両側のガイド
ローラー45が支持金具Hのガイドレール31上
を滑動し、通過時の姿勢を制御することによつて
回転板嵌入溝41のU字金具1への進入を容易に
するものである。
この搬器B群の移動は曳きロープHWのエンジ
ン場での巻き取りによつて行われるものである
が、搬器B群が到着する迄の鉄塔では曳きロープ
HWは通常の金車によつて支持されており、その
ままでは搬器は不通過となる為、搬器がさしかか
ると、先ず支持金具Hの連結ロープ受けローラー
32上へ移線して搬器B群を通過可能とするもの
であり、後続の鉄塔でも同様の作業を行うもので
ある。
この作業の目的は、曳きロープHWは数径間離
れたエンジン場Eで巻き取るため、相当の距離が
あり、小径の支持金具Hの連結ロープ受けローラ
ー32では抵抗が大きく、切断のおそれがある。
よつて搬器B群の到着する迄の各鉄塔では、支持
線は当初、通常の金車で延線され、最初の段階で
支持金具Hへ支持し直される。つまり乗せ変えら
れるものである。
以上のように各鉄塔で搬器B群の通過を行い、
所定径間にOPGWを抱持した搬器B群が配置さ
れるものである。以上の工程は第3図迄に示す。
次に第4図、第5図により説明するが、搬送され
たOPGWは電力線上層アームC1の支持金具H
に隣接して設置した金車に乗せ替え、先端及び後
端は下層の電力線中層アームC2に延線されてい
る仮上げロープKWと接続ロープSWを介して
各々接続固定し、先端を接続した仮上げロープ
KWaはエンジン場で又後端を接続した仮上げロ
ープKWbはドラム場で巻き取ることにより搬器
B群に抱持されたOPGWは徐々に上方へ浮き上
がるこの浮上の様子は第6図に示す。次に第7図
に示すよう、OPGWの負荷が解かれた搬器B群
はドラム場側で連結ロープR後端部を巻き取るこ
とにより後退を開始するのであるが、OPGWの
両端は、下層の仮上げロープKWa,KWbに固定
されており、連結ロープRの巻き取りにより移動
するのは搬器B群のみである。
中間各鉄塔では後退して繰る搬器の抱持ローラ
ーを開き、ローラー上のOPGWを開放して、既
に金車へ移線されているOPGWとの係りを断ち、
支持金具Hを通過して搬器B回収を行うものであ
る。
この搬器Bの回収にあたつては、本実施例で
は、ドラム場側に近い径間へOPGW1ドラム分を
搬送したので、ドラム場側へ搬器群の回収を行つ
たが、例えば4ドラムで一延線が構成される場合
を仮定すると1、2ドラム分はドラム場側回収、
後で搬送される3、4ドラム分はエンジン場側へ
の回収とすれば、より効率の良いものである。
又、この実施例ではドラム場側よりエンジン場
側へ延線が進行する形態で説明を行つたが、エン
ジン場側より搬器群を繰り出し、ドラム場方向へ
進行させることも可能であり、延線径間を中央で
2等分し、各々両端より搬器延線が行えるもので
ある。
以上の搬器の回収が終了すると、次に第8図、
第9図、第10図に示すよう、OPGW両端を鉄
塔の地線緊線位置であるグランド線アームGへ引
き寄せ、又各中間鉄塔でも金車内を通過する
OPGWを金車ごと移線配置替えし、続いて緊線
を行う。両端ジヨイントボツクスJ設置鉄塔では
塔内へOPGWを引き降ろし、接続を行う。
以上で1ドラム目のOPGWの延線作業が終了
するものであるが、続いて次径間分のドラムを回
収なつた搬器群を使用して同じ要領で搬送延線す
る。
以下3ドラム目、4ドラム目となるに従いその
搬送距離は長くなるも、作業工程は同等であり、
既に搬送を終え上層のグランド線アームG層で緊
線作業を行つている間にも電力線上層アームC1
での延線が行えるものである。
(発明の効果) 以上本願発明工法を用いることにより、延線路
の条件の悪い山岳地、用地確保の難しい場合等に
は問題の解決が図れるものである。つまり
OPGW1ドラム毎にドラム場、エンジン場を設け
る必要はなく、電力線のドラム場、エンジン場を
利用することによつて用地確保、機材搬入道路の
建設等が省略でき、時間的、経済的に大幅な削減
が可能である。
この電力線のドラム場、エンジン場を使用する
にあたり、その全長にわたつて支持線を張り、
4、5条長のOPGWを接続して、最終的に全径
間に搬器群が連なる全径間を一挙に延線を行う工
法が中間段階で考えられたものであるが、その重
量に対応する高強度支持線、又鉄塔強度の問題、
又全径間分必要となる搬送搬器等、機材類の問題
等も本願工法によつて解決されたものである。
又、電力線延線に先立つてグランド線アームG
に比べて強固な電力線上層アームC1を使用して
搬送延線を行うことにより、搬器群の重量を考慮
してグランド線アームGの設計を行うといつた必
要も生じないし、所定間隔に搬器を配して搬送延
線を行うのであるが、支持線の張力、延線路の状
況等で抱持するOPGWが搬器間で垂れ下がるこ
ともあり、グランド線アームGで搬送を行えば、
3〜4m下方位置の電力線上層アームC1に接触
することもあり、その為従来は上面にローラーを
設置してOPGWに与える損傷を防いでいたもの
であり、電力線上層アームC1で延線を行うこと
により、下層の電力線中層アームC2とは10m以
上の離隔距離があるので、その問題も解決される
ものである。
又支持線の支持金具、曳きロープの金車の設置
に際しても、グランド線アームG先端は鋭角であ
り、その設置場所が狭く、対して電力線上層アー
ムC1先端は1m程度の幅があり、設置が容易で
あるばかりでなく、搬器通過時の監視、補助等の
作業も行い易いものであり、安全作業にも通じる
ものである。
又OPGW1ドラム毎の延線により、搬送後の緊
線はグランド線アームG層で行い、下層の電力線
上層アームC1層で次のドラム分の搬送を行う、
といつた同時作業が可能であり、作業能率が向上
し、工期の短縮が行えるものである。又、電力線
の延線に先立つて本願工法を行うことにより、
OPGW延線終了後、エンジン場、ドラム場間に
残つた支持線等ロープ類は次段階の電力延線用パ
イロツトロープとして即有効なものである。
以上本願工法を用いることによつてOPGWの
特性を考慮した搬送延線が経済的、能率的に行
え、ひいては安全作業につながるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の工法手順図、第
11図は支持金具の正面図、第12図はその右側
面図、第13図は搬器の正面図、第14図はその
右側面図、第15図は搬器と抱持ローラーのセツ
ト正面図、第16図は先端部の搬器状態説明図、
第17図は支持金具と搬器との状態説明図。 図中の符号、A……抱持ローラー、B……搬
器、C1……電力線上層アーム、C2……電力線
中層アーム、C3……電力線下層アーム、D……
ドラム場、E……エンジン場、G……グランド線
アーム、H……支持金具、J……ジヨイントボツ
クス、OPGW……光フアイバー複合架空地線、
R……連結ロープ、T……鉄塔、W……支持線、
HW……曳きロープ、KW……仮上げロープ、
SW……接続ロープ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電力線延線前の延線区間両端のドラム場、エ
    ンジン場間の各鉄塔電力線上層アームC1に支持
    線及び曳きロープを通常の金車によつて架線し、
    同じく電力線中層アームC2又は電力線下層アー
    ムC3に仮上げロープ2条を架線して、支持線を
    OPGWを抱持した搬器が通過可能な支持金具で
    支持し直す段階と、 ドラム場より1条長分のOPGWを抱持して支
    持線に乗架し、所定間隔に連結された搬器群を、
    連結した曳きロープのエンジン場での巻き取りに
    より各鉄塔の支持金具を通過して移動させる段階
    と、 所定径間迄移動したOPGWを各鉄塔で金車に
    乗せ替え、両端は各々仮上げロープと接続し、該
    仮上げロープをドラム場、エンジン場で各々巻き
    取ることによつて、OPGWを浮かせ、各搬器に
    加わる負荷を除去した後、搬器群をドラム場方向
    へ後退、又はエンジン場方向へ進行させて回収す
    る段階と、 OPGWを電力線上層アームC1よりグランド
    線アームGへ移線して緊線する段階と、 次の搬送区間の2条目のOPGWを搬器群で抱
    持延線し、回収が終了すれば同様に必要回数繰り
    返す段階よりなる長距離区間分割索道式延線工
    法。
JP24497787A 1987-09-28 1987-09-28 Long distance section divided cable way system wire extension method Granted JPS6489907A (en)

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JPS6489907A JPS6489907A (en) 1989-04-05
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JPH01308108A (ja) * 1988-06-04 1989-12-12 Yutaka Consultant:Kk 電線の延線方法及び延線装置
CN103545751B (zh) * 2013-10-16 2015-11-04 国家电网公司 架空输电线路地线光缆金具更换支架
JP5870180B2 (ja) * 2013-12-10 2016-02-24 東光電気工事株式会社 送電線の移線工法及び移線装置

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