JP3730909B2 - 新旧線一束化架設工法およびそれに使用するハンガー取外し装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は通信線の増設あるいは張替え工事に使用する工具に関するものであり、特には、支持線(メッセンジャーワイヤ)に吊架された既設線(メタルケーブル)に新設ケーブル(メタルケーブルおよび光ファイバーケーブル等)を増設する工事、あるいは既設線を撤去して新設ケーブルに取り替える工事等において、既設のケーブルハンガーを取り外す工程で使用する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
社会情勢の変化により、大容量の情報通信ネットワーク構築が急務となっているが、その方策の一つとして、従来の設備であるメタルケーブルに光ファイバーケーブルを併設する工事が進められている。
メタルケーブルは、架空構造物の各電柱間で必要な地上高を確保するための張力に耐えうる鋼撚線からなる支持線にケーブルハンガーで所定間隔に、ケーブル本体内部に過度な張力が加わらない状態で設置されているが、このメタルケーブルに新設ケーブルを併設するためには、ケーブルハンガーより既設線を取り出し、両者を平行配置して再び新規なハンガーで吊架状態とする必要がある。
【0003】
よって既設線を単線状態で抱持していた旧来のケーブルハンガーを支持線より取り外す作業が必要となるが、ケーブルハンガーは既設線を抱持して支持線上の定位置を確保して半永久的に係止すべく両端部の屈曲部で支持線を強固に掴持しているため、また、支持線の位置が地上数メートルの位置であるため、容易な作業ではなかった。
一般的には高所作業車の使用または支持線に簡易なゴンドラを乗架し、作業員が乗り込んで電柱径間のケーブルハンガーを順次取り外して移動して行くものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような状況の作業においては、種々の課題が発生するものであった。
通信線は道路際の電柱に架線される場合がほとんどであるため、高所作業車の配置は容易であるが、通行量の激しい道路での作業時間は当然制約されるものである。また時間的な制約の少ない地方道であっても、一箇所の作業にはアウトリガーの準備をして作業に入っても、バケットアームの伸縮を利用して到達できるケーブルハンガーの数は限られており、投入する設備、人員を考慮すると非常に効率の悪い作業である。
また、簡易なゴンドラを乗架しての作業においても、危険を伴う高所作業であり、老朽化した支持線では採用できない工法であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願では以上のような課題を解決するため、地上よりの作業を主体とした工法およびそれに使用する機材を開発したものである。
本願工法の概略は、支持線にケーブルハンガーの取外し装置を乗架し、電柱径間を地上よりの牽引で走行させ、ハンガーの両端支持線掴持屈曲部が支持線を掴持する部分を押し上げ解除して、跳ね除け、径間端まで順次移動させるものである。
取外し装置の後端には新規にスパイラルハンガーで抱持された新設ケーブルが接続されており、支持線もこのスパイラルハンガー内に囲抱されているため、取外し装置が径間端に至った際には既設線と新設ケーブルがスパイラルハンガーで支持線に抱持併設されることとなる。
機材の概略は、支持線を上下からローラーによって挟着して乗架する支持線乗架部と、その前部に連続する解放爪部と、支持線乗架部の一側とヒンジ結合されて開放可能で、ハンガーによる抱持を解かれ後方へ垂れ下がる既設線をガイドするケーブルガイド部よりなる。
またケーブルガイド部には本装置を径間内で移動させるための牽引ロープおよび本来の目的である併設用の新設ケーブルとスパイラルハンガーの連結部を設ける。
解放爪部の先端には前後位置をずらして解放爪L、Sが配置されており、この解放爪がハンガーの屈曲部を引き起して解放を行い、支持線よりハンガーの離脱を完成させる。
本願においてはこの爪の作用が最も重要なものであり、発明の中心をなす。
【0006】
【実施例】
本願実施例を示す。
まず機材であるハンガー取外し装置であるが、最先端に位置する解放爪部5と連続する支持線乗架部4および支持線乗架部4の下位置で既設線を後続のスパイラルハンガー内にガイドするケーブルガイド部6が主要構成部材となる。
【0007】
解放爪5の構造を述べる前にケーブルハンガーHの構成を記す。
図16に示すように、ケーブルハンガーHは鋼線材によって形成されており、中間部を略U字状に曲げ、そのU字底に樹脂製の保護片を重合するとともに90度捻ってU字底に載置するケーブルCが支持線Wと並行する構成である。
ハンガーHの両端部は支持線Wを掴持するため、屈曲が施されている。この両端の支持線掴持屈曲部は類似形状であるが同一ではなく、互いに逆方向へ曲げられているとともに、一方は屈曲角度が深く、他方は浅い。
これは支持線Wへの取付け、取外しを考慮したもので、取付け時には先ず屈曲の深い方を先に支持線Wに嵌め、次に鋼線材の弾力に抗しながら浅い方を嵌める。この鋼線材の弾力によって支持線W上の定位置を保持するものである。
また、ハンガーHの屈曲角度の深い支持線掴持屈曲部は、傾斜地での風圧等による振動からハンガーの支持線滑りによる移動を防止する役目を持ち、傾斜方向に対し下側に深い支持線掴持屈曲部を設置することで長期の自然現象による移動及びケーブルの垂れ下がりを防止している。
またこの支持線掴持屈曲部は互いに逆方向へ曲げ加工されているため、支持線Wの延伸方向に対し、一方が右方向から支持線W上へ被さる係止を行えば、他方は左から係止を行うものである。
本願の装置はこのケーブルハンガーHの屈曲の浅い方を先ず解放し、その時生じる弾力を利用して他方の屈曲部を跳ねさせ、支持線への係止を解くことで成立する。
【0008】
解放爪部5は全体として略鋤状を形成するものであり、幅広で支持線Wの下面位置より順次高くなる略円弧状の上下傾斜を持つ解放爪Lと支持線Wの中間位置より同様の上下傾斜を持ち、支持線中心方向へ略水平傾斜して先端が尖った解放爪Sと両爪の間に支持線Wを略摺接嵌入するガイド溝51を配してなる。また解放爪Lにはその傾斜面上にガイド突起52が設けられている。ガイド突起52は支持線Wの延伸方向に対し約45度程度の略水平傾斜を持って形成される。
解放爪LとSには長さに差があり、幅広の爪L先端と尖った爪S先端には約10mm差があり、Lの方が長い。
【0009】
解放爪部5によるハンガーHの解放状況を図7から図13を参考に説明する。
地上よりの牽引によりハンガーHに至った解放爪部5は、先ず屈曲の浅い端部H1を解放爪Lがすくい上げる。(図7、8)端部H1は解放爪Lの傾斜上を登りガイド突起52の斜辺53に押される形で支持線Wへの掴持を解く方向(図面上で上方向)へ移動し屈曲部H2と支持線側部に間隙ができる。(図9、10)解放爪Lと解放爪Sに差があるのは、この支持線側部の間隙ができた後解放爪Sが進入するための時間差を得るためである。やがて解放爪Sが到達すると自ずとこの間隙内へ入り、その側斜辺54がさらに鋼線材の弾力に抗して屈曲部H2を押し広げ、端部H1は支持線Wへの掴持を解いて解放爪S上に乗り(図11、12)やがて側斜辺54の終端に至り(図13)解放爪Sより外れると、それまで鋼線材に蓄積された弾力抵抗が一気に解かれ、その反動でまだ支持線Wに係止していた他端の屈曲部も支持線Wより外れる。
【0010】
解放爪部5のガイド溝51の延長線上には半円筒状のガイド筒55が開放部を下向きに接続され、ガイド筒55後部上側にヒレ部56を設ける。
よって、解放爪部5のヒレ部56により支持線乗架部4が連設される。
支持線乗架部4は、支持線Wを上下より挟持する、前後一対の乗架ローラー11とその下位置に対向して配置するガイドローラー21を乗架フレーム部1に軸支3して構成する。
両ローラー11,21間の空間一側は開放可能で支持線Wはこの開放部より両ローラー11,21間に嵌入する。
ガイドローラー21は支持線Wに対する摺接抵抗を変化させるため乗架フレームを上下方向に移動可能とする別体の移動フレーム2に軸支し、この移動フレーム2の上下調整は乗架フレーム1外に突出する軸頭31に直角に設けたボルト32の上下調整ネジ33で行う。
この支持線Wに対する摺接抵抗を調整自在とするのは、先に述べた解放爪5をハンガー端部の屈曲端に確実に当接させるため、あるいは支持線Wと屈曲部が形成する間隙に的確に挿入するための手段である。
つまり上下のローラーで緊密に支持線Wをを挟持すれば爪の先端は問題なくハンガー端部に当接、あるいは間隙内に進入するが牽引時の張力が過大となりすぎ、支持線その他の施設、装置に損傷を加えることが考えられる。また挟持が緩過ぎれば爪の挙動が安定しない。よって工事径間の状況により適宜調整を行うものである。
【0011】
乗架フレーム部1の下端にはケーブルガイド部6の一端をヒンジ12結合する。
ケーブルガイド部6には、既設線Cをガイドする受けローラー61を設けると共に、連結部62と補助板部63、さらに中央下部に重錘64を設ける。
なお、受けローラー61は、ケーブルガイド部6のフレーム軸穴を長穴とし、受けローラー61のサブフレーム下部に軸を連結し、該軸に螺合したツマミ67を回動することにより上下移動可能であり、太いケーブル時に受けローラー61を下げて移動フレーム2との干渉を避けるようにしたものである。
ケーブルガイド部6の他端は開放閉鎖可能に連結板65にて乗架フレーム部1とを橋絡し、固定ネジ13により閉鎖状態とする。
【0012】
乗架フレーム部1上にはカバー用フレーム7を設け、該カバー用フレーム7にカバー8の上側カバー81を被せ、該上側カバー81の下部に下側カバー82を面ファスナー83により連結し、全体を包囲し、カバー8内に取外したハンガーHを収納する。
【0013】
図5は、ハンガー取外し装置の他の実施例を示すもので、解放爪部5のガイド筒55の一方に蝶番部57を設け、他方にネジ58を設け、ガイド筒部を開放閉鎖可能とし、ガイド筒55内に支持線Wを嵌入し、ケーブルガイド部6として略C字状の環を設け、該環下部に連結部62を設け、該連結部62にシャックルを介して牽引ロープRを設けた構造のものであり、ケーブルガイド部6の環に既設線Cを乗架するので既設線Cの重量によりハンガー取外し装置の姿勢制御を成すものである。
なお、ガイド筒55後方にローラー59を設けているが、設けなくても良い。
【0014】
図6は、ハンガー取外し装置の更に他の実施例を示すもので、支持線Wの上面部に略摺接して案内するガイド溝51の一側には先端が支持線下面位置より上面にかけて傾斜し傾斜部の上面外側位置にはガイド突起52を有する解放爪Lを、他側には支持線中間部位置より上面にかけて傾斜し、先端を尖らせた解放爪Sを連続して配置して解放爪部5を構成し、解放爪部5にコ字状フレーム60を介して設け、このフレーム60に伸縮式の操作棒Bを連結したものである。
なお、操作棒B先端部に牽引ロープを設けることにより、さらに作業性が向上する。
以上のように、先記したものは、電柱径間毎に取外し装置を支持線Wより取り外すために作業者は電柱に昇降しなければならないが、本実施例は、操作棒Bを持上げることにより支持線Wより外すことができ、次径間の支持線Wへ簡単に乗せ変えることができる。よって、引き続き次径間の延線が可能であり能率向上と共に、高所作業が減少し墜落災害の発生が確実に減少する。
また、操作棒Bに設置して使用する本実施例は、ケーブルハンガーHの両端末の支持線掴持屈曲部の設置方向が電柱径間の一部で反対であった場合、別作業者による操作でケーブルハンガーHの一部撤去が可能となり、先記のハンガー取外し装置Aによる連続進行が可能となる。
【0015】
図14は本願カバー8の斜視図であり、上側カバー81と下側カバー82とに分割すると共に、カバーの前後(支持線と既設線の挿通方向)は切り離し面ファスナーで止めるようにし、隙間より牽引ロープRを引き出して使用するものである。
材質は、透明ビニール製により製作し、ほぼ中央で面ファスナー83により連結するもので、外れたケーブルハンガーHを下側カバー82に受止め収納するタイプである。
なお、図面では下側カバー82を上側カバー81と同じ形状としたものであるが、この他に下側カバー82の下側を開放し、その下側周囲に紐を挿通し、その紐を絞り込んで閉鎖するものでも良い。この場合は、下側カバー82内に収納したケーブルハンガーHの回収は、紐を解いて開放すれば行えるものである。
【0016】
図15は本願カバー8の他の実施例斜視図であり、上側カバー81と下側カバー82とに分割し、透明ビニール製により製作し、前記と相違するところは、下側カバー83を長くして、地上まで垂れ下げて順次落ちてくるケーブルハンガーHを回収するタイプのものである。
【0017】
本願は前記したハンガー取外し装置を用いることにより新旧線一束化架設工法を完成させることができる。
図1は工法の概略を示すもので、電柱P間に張設された支持線Wの上面から両側面にわたって略摺接する状態で鋤状の解放爪部5を移動させ、支持線Wとその下位置の既設線Cを連結するケーブルハンガーHに解放爪L,Sが当接することによりケーブルハンガーHの支持線掴持屈曲部H2を引き起こしてその掴持を解き、順次既設線Cの抱持状態をハンガー取外し装置Aにより解除すると同時に、ハンガー取外し装置Aの解放爪部5後部の位置に連結した新設ケーブルFおよびそれを抱持するとともに支持線Wも同時に包囲したスパイラルハンガーSH内に既設線Cを導入して、工事径間のケーブルハンガーHの取外しが終了すれば同時にスパイラルハンガーSHによる既設線Cおよび新設ケーブルFの架線が完了するものである。
【0018】
本願のハンガー取外し装置の工法においての使用方法を図1から図4により説明する。
本願装置を電柱P際の支持線Wに支持線乗架部4を乗架するのであるが、先ず、図3のように、連結板65の固定ネジ13を緩めて連結板65を開放すると共に、調整ネジ33を回転してローラー11,21間を広げる。そして乗架部のローラー11,21間に支持線Wを嵌入し、再び調整ネジ33を回転して支持線Wを上下より挟持する。続いてケーブルガイド部6に既設線Cを受止め連結板65により開放部を閉鎖し、固定ネジ13により固定する。この時、既設線Cの太いものについては、受けローラー61の下部のツマミ67を回動し、受けローラー61を下げて上側の移動フレーム2との干渉を避けておくものである。
続いて、前方(解放爪部5側)の牽引ロープ取付部62に牽引ロープRを取付け、後方の連結部66に新設ケーブルFとスパイラルハンガーSHの先端を直接あるいは先導リングを介して取付けると共に、支持線Wと既設線Cも同時にスパイラルハンガーSH内に包囲するものである。
次に、支持線乗架部4上に設けたカバー用フレーム7に上側カバー81を被せ、その上側カバー81下部に下側カバー82を面ファスナー83により取付け、セット完了となるものである。
作業者は、カバー8の面ファスナーで閉じる隙間から引き出し垂れ下がった牽引ロープRを持って電柱P間を移動すると、電柱P間のケーブルハンガーHを順次取外して行き、外れたケーブルハンガーHは、下側カバー82内に受止め収納し、後続にはスパイラルハンガーSHによる支持線W,既設線Cおよび新設ケーブルFの架線が完了するものである。
以上のように、電柱径間ごとに、本ハンガー取外し装置を付け直し行うものである。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本願のハンガー取外し装置を使用することにより、作業者は地上より牽引ロープを持って電柱間を移動するだけでケーブルハンガーを取り外すことができると共に、新旧線の一束化延線が可能となる。
また、作業者は長時間の高所作業から解放され、地上よりの作業となり、作業者の負担も軽減され、効率が良く安全な作業ができる。
また、従来は常に高所より墜落の危険にさらされていたが、本願では、電柱際で装置の取付,取外し時のみ高所作業するだけで良いので墜落災害が確実に減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願工法の概略正面図。
【図2】本願ケーブルハンガー取外し装置の斜視図。
【図3】本願ケーブルハンガー取外し装置の開放側面図。
【図4】本願ケーブルハンガー取外し装置の使用状態正面図。
【図5】本願ケーブルハンガー取外し装置の他の実施例斜視図。
【図6】本願ケーブルハンガー取外し装置の更に他の実施例斜視図。
【図7】本願の解放爪部によるケーブルハンガー解放状況説明図。
【図8】図7の正面図。
【図9】本願の解放爪部によるケーブルハンガー解放状況説明図。
【図10】図9の正面図。
【図11】本願の解放爪部によるケーブルハンガー解放状況説明図。
【図12】図11の正面図。
【図13】本願の解放爪部によるケーブルハンガー解放状況説明図。
【図14】本願カバーの斜視図。
【図15】本願カバーの他の実施例斜視図。
【図16】ケーブルハンガーの側面図。
【符号の説明】
1 乗架フレーム部
2 移動フレーム
3 軸
4 支持線乗架部
5 解放爪部
6 ケーブルガイド部
7 カバー用フレーム
8 カバー
11 乗架ローラー
12 ヒンジ
13 固定ネジ
21 ガイドローラー
31 軸頭
32 ボルト
33 調整ネジ
51 ガイド溝
52 ガイド突起
53 斜辺
54 側斜辺
55 ガイド筒
56 ヒレ部
57 蝶番部
58 ネジ部
59 ローラー
60 コ字状フレーム
61 受けローラー
62 牽引ロープ取付部
63 補助板部
64 重錘
65 連結板
66 連結部
67 ツマミ
81 上側カバー
82 下側カバー
83 面ファスナー
A ハンガー取外し装置
B 操作棒
C 既設線
F 新設ケーブル
H ケーブルハンガー
H1 端部
H2 屈曲部
L 解放爪
S 解放爪
SH スパイラルハンガー
P 電柱
R 牽引ロープ
W 支持線

Claims (2)

  1. 張設された支持線の上面から両側面にわたって略摺接する状態で鋤状の解放爪を有するハンガー取外し装置を移動させ、支持線とその下位置の既設線を連結するハンガーにハンガー取外し装置の解放爪が当接することによりハンガーの支持線掴持屈曲部を引き起こしてその掴持を解き、順次既設線の抱持状態を解除すると同時に、解放爪後部の位置に連結した新設ケーブルおよびそれを抱持するとともに支持線も同時に包囲したスパイラルハンガー内に既設線を導入して、工事径間のハンガーの取外しが終了すれば同時にスパイラルハンガーによる既設線および新設ケーブルの架線が完了することを特徴とする新旧線一束化架設工法。
  2. 支持線の上面部に略摺接して案内するガイド溝の一側には先端が支持線下面位置より上面にかけて傾斜し、傾斜部の上面外側位置にはガイド溝側に向けて斜辺を備えたガイド突起を有する解放爪Lを、他側には支持線中間部位置より上面にかけて傾斜し、先端を尖らせた解放爪Sを連続して配置して解放爪部を構成し、該解放爪部のガイド溝延長線上には連続して半割円筒状のガイド筒を連接し、該ガイド筒に支持線に乗架するローラーを備えた支持線乗架部および既設線をガイドするケーブルガイド部を連設し、さらに牽引ロープ、新設ケーブルとスパイラルハンガーの連結部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の新旧線一束化架設工法に使用するハンガー取外し装置。
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