JP3514433B2 - ケーブル架設方法およびケーブル架設装置 - Google Patents

ケーブル架設方法およびケーブル架設装置

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JP3514433B2
JP3514433B2 JP31970099A JP31970099A JP3514433B2 JP 3514433 B2 JP3514433 B2 JP 3514433B2 JP 31970099 A JP31970099 A JP 31970099A JP 31970099 A JP31970099 A JP 31970099A JP 3514433 B2 JP3514433 B2 JP 3514433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル架設方法お
よびケーブル架設装置に係り、特に、操作者が電柱上も
しくは梯子上または地上から操作することにより、ケー
ブルをスパイラルハンガに架設するための方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】古くから通信ケーブルとして用いられて
いた銅線ケーブルは、データ通信需要の急増などに答え
るべく、光ファイバーケーブルへの置き換えが進められ
るとともに、全国的にネットワーク化が図られている。
さらに、光アクセスシステムいわゆるπシステムの導入
に伴い架設されるケーブルの条数が増加している。この
πシステムのケーブル構成は、光ファイバーケーブル、
集合ドロップ光ファイバ、屋外線等のケーブルにより構
成され、電柱間に張った支持線により保持されている。
ケーブルの条数の増加により、光幹線ケーブルでは支持
線からの架渉点の不足により、ケーブルが離間して美観
を損ねる場合がありケーブルの一束化が図られている。
この一束化の方法として、スパイラルハンガー工法が多
く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このスパイラルハンガ
ー工法は、通常、高所作業車を用いることができない場
所で採用される。ここで、スパイラルハンガについて説
明する。図8は、スパイラルハンガの説明図である。
(a)および(b)に示すように、スパイラルハンガ
44は、螺旋をなすように形成されており、また(c)
に示すように、鋼製ワイヤにポリエチレン製の被覆を設
けたものである。また、このスパイラルハンガ44を用
いたケーブルを架設する場合は、この螺旋によって形成
される円筒状空間の中にケーブルを引き込んで行う。よ
って、既設ケーブル40は、この円筒状空間内に位置す
ることになる。さらに、この円筒状空間内には、スパイ
ラルハンガ44を支持する図示しない支持線が存在して
いる。
【0004】さらに、スパイラルハンガー工法における
ケーブル架設作業の具体例として、新たなケーブルを追
加架設する場合について図9に従って説明する。図9
は、従来のスパイラルハンガへのケーブル架設方法を示
す説明図である。まず、地上から架設対象ケーブル46
の一端を電柱52A、52B間のスパイラルハンガ44
の位置まで引き上げる。この際、作業者50は、はしご
54または電柱52Bを使って架設対象ケーブル46を
引き上げる。次に、架設対象ケーブル46をスパイラル
ハンガ44の内部、すなわち円筒状空間内に引き込む。
そして、梯子上から作業者50が架設対象ケーブル46
を電柱54A側に引く。さらに、はしご54を1m程度
電柱54A側にずらし、架設対象ケーブル46を電柱5
4A側に引く作業を繰り返し、架設対象ケーブル46の
先端が電柱54Aに到達するように引き込んで行く。な
お、電柱52A、52B間の距離は、通常30m前後で
ある。
【0005】ところが、このケーブル架設作業の前提と
なる高所作業は、作業者にとって身体的負担の大きい作
業である上に、転落事故などの危険を伴うものである。
さらには、はしごの移動、据え付け作業を繰り返すため
に、ケーブルの架設に相当な時間を要していた。
【0006】そこで、本発明は、スパイラルハンガー工
法におけるケーブルの架設において、効率的にかつ安全
に作業を行えるケーブル架設方法およびケーブル架設装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に、本発明は、ケーブル架設方法として、 推進ワイヤま
たは通線ロッドの先端部に装着具を介して上部開口部を
開閉自在とした誘導具を、上部開口部を設けた把持具に
開口状態で把持する第1の工程と、スパイラルハンガに
架設されたケーブルもしくはケーブル束またはスパイラ
ルハンガが架設された支持線を前記把持具の開口部に挿
入する第2の工程と、前記推進ワイヤまたは前記通線ロ
ッドを繰り出し、前記誘導具を前記把持具から離脱さ
せ、前記誘導具を前記ケーブルもしくは前記ケーブル束
または前記スパイラルハンガが架設された支持線に懸架
させる第3の工程と、前記推進ワイヤまたは前記通線ロ
ッドを繰り出して、前記誘導具を前記ケーブルもしくは
前記ケーブル束または前記スパイラルハンガが架設され
た支持線に沿って所定位置まで押進する第4の工程と、
前記誘導具を前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドから
取り外し、架設対象ケーブルまたは牽引用ロープを前記
推進ワイヤまたは前記通線ロッドに前記装着具を介して
装着する第5の工程と、前記推進ワイヤまたは前記通線
ロッドを引き戻し、前記架設対象ケーブルまたは前記牽
引用ロープを前記スパイラルハンガに架設する第6の工
程と、を少なくとも有することを特徴としたものであ
る。
【0008】 また、上記のケーブル架設方法において、
前記第1の工程の前に、前記推進ワイヤまたは前記通線
ロッドが挿通されるとともに先端部に前記把持具を着脱
自在に装着した操作棒を地上において操作し、前記誘導
具を前記ケーブルもしくは前記ケーブル束または前記支
持線の近傍まで持ち上げる工程を有することを特徴とし
たものである。
【0009】
【0010】
【0011】また、ケーブル架設装置において、ケーブ
ルもしくはケーブル束またはスパイラルハンガが架設さ
れた支持線を挿入可能とした開口部を有する把持具と、
前記把持具とともに用いられ長手方向に沿って設けられ
た切断部を有する誘導具であって前記把持具の外部に把
持されることにより前記切断部が開口され、前記把持具
から離脱することにより前記切断部が閉じて閉空間を形
成可能とした誘導具と、前記誘導具を押進可能とする推
進ワイヤまたは通線ロッドと、を少なくとも有すること
を特徴としたものである。
【0012】 また、上記のケーブル架設装置において、
前記誘導具の先端部および後端部を鋭角状に突出させて
形成してなることを特徴としたものである。また、上記
のケーブル架設装置において、先端部近傍が屈曲して形
成されるとともに、前記把持具を装着可能に形成され、
前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドを挿通可能に形成
されてなる操作棒を有することを特徴としたものであ
る。また、上記のケーブル架設装置において、前記支持
線を掛止する掛止具を前記操作棒の先端部近傍に装着し
たことを特徴としたものである。また、上記のケーブル
架設装置において、前記推進ワイヤまたは前記通線ロッ
ドの長手方向に対する断面形状を略横長矩形状としたこ
とを特徴としたものである。
【0013】
【作用】上記構成によれば、ケーブル架設方法として
推進ワイヤまたは通線ロッドの先端部に装着具を介して
上部開口部を開閉自在とした誘導具を、上部開口部を設
けた把持具に開口状態で把持し、スパイラルハンガに架
設されたケーブルもしくはケーブル束またはスパイラル
ハンガが架設された支持線を前記把持具の開口部に挿入
し、前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドを繰り出し、
前記誘導具を前記把持具から離脱させ、前記誘導具を前
記ケーブルもしくは前記ケーブル束またはスパイラルハ
ンガが架設された支持線に懸架させるので、架設された
ケーブルもしくはケーブル束またはスパイラルハンガが
架設された支持線に誘導具を確実に懸架することがで
き、くわえて、懸架された誘導具が地上に落下するを防
止できる。また、前記推進ワイヤまたは前記通線ロッド
を繰り出して、前記誘導具を前記ケーブルもしくは前記
ケーブル束または前記スパイラルハンガが架設された支
持線に沿って所定位置まで押進するので、推進ワイヤま
たは通線ロッドをスパイラルハンガに仮架設することが
容易にできる。また、前記誘導具を前記推進ワイヤまた
は前記通線ロッドから取り外し、架設対象ケーブルまた
は牽引用ロープを前記推進ワイヤまたは前記通線ロッド
に前記装着具を介して装着し、前記推進ワイヤまたは前
記通線ロッドを引き戻し、前記架設対象ケーブルまたは
前記牽引用ロープを前記スパイラルハンガに架設するの
で、架設対象ケーブルまたは牽引用ロープを簡単にスパ
イラルハンガに架設することができる。
【0014】 また、上記のケーブル架設方法において、
前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドが挿通されるとと
もに先端部に前記把持具を着脱自在に装着した操作棒を
地上において操作し、前記誘導具を前記ケーブルもしく
は前記ケーブル束または前記支持線の近傍まで持ち上げ
るので、地上から操作棒を介して推進ワイヤまたは通線
ロッドをスパイラルハンガに仮架設することができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】 また、ケーブル架設装置において、ケーブ
ルもしくはケーブル束またはスパイラルハンガが架設さ
れた支持線を挿入可能とした開口部を有する把持具と、
前記把持具とともに用いられ長手方向に沿って設けられ
た切断部を有する誘導具であって前記把持具の外部に把
持されることにより前記切断部が開口され、前記把持具
から離脱することにより前記切断部が閉じて閉空間を形
成可能とした誘導具と、前記誘導具を押進可能とする推
進ワイヤまたは通線ロッドと、を有するものとしたの
で、スパイラルハンガに架設されたケーブルもしくはケ
ーブル束またはスパイラルハンガが架設された支持線か
ら誘導具を落下させずに誘導具を押進することが可能と
なる。
【0020】 また、上記のケーブル架設装置において、
前記支持線を掛止する掛止具を前記操作棒の先端部近傍
に装着したので、支持線に掛止具を掛止することによ
り、操作棒を安定的に保持した状態で作業を行うことが
できる。くわえて、誘導具をスパイラルハンガに架設さ
れたケーブル等に対して好適な高さに保持することが容
易にできる。なお、掛止具は操作棒に対する取り付け位
置を自在に変更できる、あるいは伸縮自在とすることが
好ましい。
【0021】 また、上記のケーブル架設装置において、
前記推進ワイヤまたは通線ロッドの長手方向に対する断
面形状を略横長矩形状としたので、推進ワイヤまたは通
線ロッドがねじれにくくなる。よって、推進ワイヤまた
は通線ロッドのねじれによって、誘導具がケーブル等か
ら浮き上がる、あるいはケーブル等から落下することを
防止可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るケーブル架
設方法およびケーブル架設装置の具体的な実施の形態に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本
発明の第1の実施の形態に係るケーブル架設装置ついて
説明する。なお、本発明の第1の実施の形態は、既設ケ
ーブルが存在する場合に用いられるものである。図7
は、本発明の第1の実施の形態に係るケーブル架設装置
の全体を示す斜視図である。
【0023】 本発明の第1の実施の形態に係るケーブル
架設装置は、大別すると、(1)推進ワイヤまたは通線
ロッドに押進されて既設ケーブルやスパイラルハンガ
架設された支持線に沿って移動し、推進ワイヤまたは通
線ロッドを仮架設する誘導具 10Bと、(2)誘導具の
押進ならびに架設対象ケーブルまたは牽引用ロープの引
き込み架設に供される推進ワイヤまたは通線ロッド18
と、(3)地上において誘導具の押進および架設対象ケ
ーブルの引き込み架設の操作を行うことを可能とする操
作棒20と、に分けることができる。なお、推進ワイヤ
と通線ロッドとは、同じように使用できるものであり、
本発明の第1の実施の形態または他の実施の形態におい
ていずれを選択しても良い。
【0024】 次に、推進ワイヤまたは通線ロッド18に
ついて説明する。推進ワイヤまたは通線ロッド18は、
鋼を材質としたスチールワイヤやグラスファイバなど柔
軟性のあるロッドからなるものである。また、推進ワイ
ヤまたは通線ロッド18の断面は、略矩形状に形成され
ており(図示せず)、ねじれにくいものとされている。
よって、推進ワイヤまたは通線ロッド18のねじれに起
因して、誘導具10Bがケーブルもしくはケーブル束
たはスパイラルハンガが架設された支持線から落下する
ことが防止される。さらに、図7に示すように、推進ワ
イヤまたは通線ロッド18の一端には、装着具16が設
けられており、誘導具10Bや、後述するように架設対
象ケーブルまたは牽引用ロープの先端部を装着すること
が可能である。また、推進ワイヤまたは通線ロッド18
は、円筒状の操作棒20の内部を挿通して設けられてい
る。さらに、推進ワイヤまたは通線ロッド18の他端側
には、巻き取りドラム26が設けられており、推進ワイ
ヤまたは通線ロッド18の巻き取り、繰り出しが可能で
ある。
【0025】 続けて、操作棒20について説明する。操
作棒20は、円筒状の棒であり、かつ伸縮可能であり、
電柱の上部に架設された支持線やスパイラルハンガに到
達するように伸張することが可能である。また、操作棒
20の先端部20Aは、約90度屈曲した状態に形成さ
れている。よって、操作棒20の下方部20Bを垂直に
保持すれば、先端部20Aを水平に保持することがで
き、図7に示すように、誘導具10Bを水平状態で保持
することを可能としている。よって、後述する方法によ
り、誘導具10Bに架設されたケーブルまたはケーブル
束、または支持線を保持させることが容易にできる。く
わえて、下方部20Bの開口に推進ワイヤまたは通線ロ
ッド18を繰り入れれば、先端部20Aから推進ワイヤ
または通線ロッド18を繰り出すことができる。
【0026】 また、先端部20Aの近傍には、掛止具2
2が設けられている。掛止具22は、支持線に掛けるこ
とが可能な掛止部22Aが形成されており、さらに、操
作棒20に止着あるいは取り外し自在な止着部22Bが
設けられている。よって、後述するケーブル架設作業時
に、支持線に掛止部22Aを掛けて作業を行うと、作業
中に操作棒20がふらつくことを防止できる上、操作棒
20等からかかる荷重を支持線に分散させることができ
るので、操作棒20を操作する作業者の負担を軽減する
ことができる。
【0027】 次に、誘導具について説明する。図3 は、
本発明の第の実施の形態に係る誘導具の説明図であ
り、(1)はその正面図、(2)はその平面図、(3)
はその側面図である。図3(1)および(2)に示すよ
うに、誘導具10Bは、本体部11と接続部12とから
なる。本体部11は、図3(3)に示すように、円筒状
の形状を呈している。また、長手方向に沿って切断部1
10を形成しているので、切断部110を開くことによ
り、誘導具10Bに開口が形成される。また、後述する
方法により、スパイラルハンガに架設されたケーブルも
しくはケーブル束、または支持線をこの開口部から挿入
し、挿入後に開口部を閉じることにより、ケーブルもし
くはケーブル束、または支持線を本体部11の内部に保
持することができる。よって、このままの状態でケーブ
ルもしくはケーブル束、または支持線に沿って押進して
も、落下することがない。
【0028】 また、図3(2)に示すように、先端部1
12と後端部114は、鋭角をなすように突出して形成
されている。よって、誘導具10Bが押進されている時
に、先端部112がスパイラルハンガに衝突しても、そ
のまま押進すれば、スパイラルハンガ等に対して鋭角な
先端部112とが接した状態で滑り動く、つまり、誘導
具10Bがスパイラルハンガを乗り越えるように進ませ
ることができる。したがって、衝突したまま動かなくな
ることを防止できる。また、誘導具10Bを引き戻す必
要が生じた場合でも、後端部114についても鋭角をな
して形成されているので、引き戻し中に後端部114が
スパイラルハンガ等に衝突しても、衝突状態のまま押進
できなくなる可能性が小さい。
【0029】 また、接続部12は、図3(1)および
(2)に示すように、棒状を呈している。また、本体部
11の内側に設けられており、その一部が本体部11か
ら突出している。さらに、後述するように、装着具を介
して推進ワイヤまたは通線ロッドに接続される。くわえ
て、本体部11に対して先端側がわずかに下り勾配にな
るように設けられている。よって後述するように、スパ
イラルハンガに衝突した際、当該スパイラルハンガの下
を潜って進むことが可能となる。なお、接続部12の形
状は、装着具に装着可能であれば、板状など棒状以外の
形状であっても良い。また、本体部11の外側に設けて
も良い。
【0030】 さらに、把持具について説明する。図5
は、本発明の第の実施の形態に係る把持具の説明図で
ある。図5に示すように、把持具24は、2つの円筒を
平行に、かつ両者の端部付近で一体にしたような形状を
呈している。すなわち、図5)に示すように、把持
具24は、開口部が形成されているとともに、誘導具1
0Bを開口状態で把持する把持部24Aと、操作棒20
の先端部20Aに差込装着が可能な装着部24Bとから
なる。
【0031】 ここで、把持部24Aについて詳しく説明
する。把持部24Aは、誘導具10Bの本体部11をそ
の外側に巻き付けるように把持することができる。誘導
具10Bの本体部11を把持した状態において、本体部
11は大きく開口している。また、把持部24Aにも開
口部を設けているので、両者の開口が一致するように本
体部11を把持すれば、後述するように、ケーブルもし
くはケーブル束、または支持線をこれらの開口部から挿
入することができる。
【0032】 次に、装着部24Bについて詳しく説明す
る。装着部24Bは、円筒状に形成されているので、誘
導具10Bの接続部12を挿入することができる。よっ
て、誘導具10Bの本体部11を把持部24Aに把持し
た状態において、装着部24Bの内部に接続部12を装
着具16に接続した状態で保持することが可能である。
【0033】 続けて、本発明の第の実施の形態のケー
ブル架設装置によるケーブル架設の作業手順について説
明する。図1は、本発明の第の実施の形態の使用状態
を示す説明図である。なお、図1は、図示しない電柱間
に架設された支持線42にスパイラルハンガ44が架設
されている状態を示している。また、以下に説明するの
は、このような状態において、新たなケーブルを追加架
設する場合の手順である。
【0034】 まず、予め誘導具10Bを把持具24の把
持部24Aに把持させておく。同時に、装着部24Bの
内部に接続部12を装着具16に接続した状態で保持さ
せておく。次に、図1(1)に示すように、所定の位
置、例えばある電柱の近傍において、操作棒20を伸張
しつつ操作して、誘導具10Bの本体部11の開口部と
把持部24Aの開口部を支持線42の下方に、かつ支持
線42に平行となるように位置させる。なお、この際、
操作棒20のふらつきを押さえるために、掛止具22を
支持線42に掛け止めて作業を行う。そして、図1
(2)に示すように、矢印Dの方向に誘導具10Bおよ
び把持具24を動かして、支持線42を上記開口部に挿
入する。
【0035】 次に、操作棒20の下方部20Bの開口に
推進ワイヤまたは通線ロッド18を繰り入れ、先端部2
0Aから推進ワイヤまたは通線ロッド18を繰り出す。
これにより、図1(3)に示すように、推進ワイヤまた
は通線ロッド18は、支持線42に平行に繰り出され、
誘導具10Bが矢印Eの方向に押進される。よって、誘
導具10Bは、把持部24Aの外面を摺動しながら前進
し、ついには把持部24Aから離脱することになる。
【0036】 そして、推進ワイヤまたは通線ロッド18
を繰り出し続ければ、誘導具10Bはそのまま所定の位
置まで進んで行く。また、前述したように、接続部12
は、本体部11に対して先端側がわずかに下り勾配にな
るように設けられているので、誘導具10Bは、スパイ
ラルハンガの下を潜るように進む。図6は、本発明の第
の実施の形態に係る誘導具の推進状態を示す説明図で
ある。すなわち、図6(a)および(b)に示すよう
に、誘導具10Bを押進している推進ワイヤまたは通線
ロッド18は概ね水平状態にある。そして、推進ワイヤ
または通線ロッド18に接続されている接続部12もほ
ぼ水平状態に保たれる。よって、本体部11は、ほぼ水
平状態にある接続部12に対して、先端部112側に向
かって下り勾配となる。このように、下り勾配となった
本体部11の最先端部は、確実に支持線42に接した状
態になる。したがって、押進される本体部11は、支持
線42とスパイラルハンガとの間の僅かな間隙に入り込
み、スパイラルハンガ440に示したように、スパイラ
ルハンガの下を潜って進む。
【0037】 次に、誘導具10Bを所定の位置、例え
ば、隣の電柱の位置まで押進したら、装着具16から取
り外し、代わりに装着具16に架設対象ケーブルまたは
牽引用ロープの先端部を装着し、元の位置まで装着具1
6を逆進させて、架設対象ケーブルまたは牽引用ロープ
の架設を行う。
【0038】 以上の手順により、架設対象ケーブルまた
は牽引用ロープを架設することができる。くわえて、以
上の手順において、高所作業はなく、すべての作業が地
上で行える。なお、操作棒20の先端部20Aを操作棒
20から取り外し可能とすれば、作業者が電柱に昇った
状態において、以上の作業を行うことも可能となる。
【0039】 また、上記の事例においては、誘導具10
Bを支持線42に保持させたが、誘導具10Bの内部に
挿入可能な太さであれば、既設ケーブルまたは既設ケー
ブルの束に保持させてケーブル架設作業を行うことも可
能である。したがって、誘導具10Bは、既設ケーブル
の有無に関係なく利用できるものである。
【0040】 次に、本発明の第の実施の形態に係るケ
ーブル架設装置ついて説明する。この実施の形態は、
の本発明の第1の実施の形態において、誘導具と把持
具の有無のみを異なるものとしており、その他の構成は
すべて第1の実施の形態と同じである。よって、この実
施の形態においては誘導具のみについて説明する。な
お、本発明の第の実施の形態は、既設ケーブルが存在
する場合、既設ケーブルが存在しない場合の両方に用い
られることができるものである。
【0041】図4は、本発明に関する実施の形態の誘導
具の説明図であり、(1)はその正面図、(2)はその
平面図である。なお、後述するように、第1の実施の形
態とは異なり、既設ケーブルまたは支持線に保持または
支持されるものではない。図4(1)および(2)に示
すように、誘導具10Cは、ガイド部14と基体部15
とからなり、スパイラルハンガによって形成される円筒
形状の空間内を押進されるものである。
【0042】 ガイド部14は、図4(1)に示すよう
に、後述する回動軸に枢着され、矢印Kに示すように上
方に回動自在なガイド棒14Aと、ガイド棒14Aの先
端部上部に設けられて、略菱形板状に形成されたガイド
板14Bと、が設けられている。また、ガイド棒14A
およびガイド板14Bは、誘導具10Cの押進中、スパ
イラルハンガの1つの螺旋スパンを通過する毎に、概略
ガイド棒140Aおよびガイド板140Bに示す位置ま
で回動して持ち上がり、直ちに水平状態に戻るように落
下する運動を繰り返す。よって、ガイド棒14Aの長さ
は、スパイラルハンガの間から落下せず、かつガイド棒
14Aが回動してその先端部が持ち上がっているとき
に、当該先端部がスパイラルハンガの外側に離脱しない
範囲の長さ、具体的には、スパイラルハンガの螺旋スパ
ンの1つ分よりも長く、かつ2つ分よりも短いものとす
ることが望ましい。
【0043】 また、ガイド板14Bは、前方部142お
よび後方部144を鋭角に形成しており、第1の実施の
形態の場合と同様に、スパイラルハンガと衝突しても、
そのまま押進すれば、スパイラルハンガ等に対して鋭角
な、前方部142とが接した状態で滑り動く、つまり、
誘導具10Cがスパイラルハンガを乗り越えるように進
ませることができる。したがって、衝突したまま動かな
くなることを防止できる。また、誘導具10Cを引き戻
す必要が生じた場合でも、後方部144についても鋭角
に形成されているので、引き戻し中に後方部144がス
パイラルハンガ等に衝突しても、衝突状態のまま押進で
きなくなる可能性が小さい。なお、ガイド棒140Aお
よびガイド板140Bは、1枚の板を切削して上述の形
状になるように形成したものであっても良い。
【0044】 また、基体部15は、装着具に装着される
棒状の接続部12と、接続部12の端部付近に設けられ
たおもり15Aと、おもり15Aを設けた側の端部に設
けられた回動軸15Bと、からなる。おもり15Aは、
誘導具10Cの押進中に、誘導具10C全体がガイド棒
14Aのいずれか一点がスパイラルハンガに当接して、
この一点で誘導具10C全体が支持されている時に、お
もり15Aの荷重によりガイド棒14Aが回動軸を中心
にして上方に回動するように設けたものである。また、
回動軸15Bは、上記のように、誘導具10Cが水平状
態にある場合において、ガイド棒14Aが上方にのみ回
動するように設けられている。
【0045】続けて、本発明に関する実施の形態のケー
ブル架設装置によるケーブル架設の作業手順について説
明する。図2は、本発明に関する実施の形態の使用状態
を示す説明図である。なお、図2は、図示しない電柱間
に架設された支持線42にスパイラルハンガ44のみが
架設されている状態を示している。また、以下に説明す
るのは、このような状態において、ケーブルを架設する
場合の手順である。
【0046】 まず、予め誘導具10Cの接続部12を装
着具16に接続しておく。次に、図2(1)に示すよう
に、所定の位置、例えばある電柱の近傍において、操作
棒20を伸張しつつ操作して、誘導具10Cをスパイラ
ルハンガ44上に配置する。なお、この際、操作棒20
のふらつきを押さえるために、掛止具22を支持線42
に掛け止めて作業を行う。
【0047】 そして、操作棒20の下方部20Bの開口
に推進ワイヤまたは通線ロッド18を繰り入れ、先端部
20Aから推進ワイヤまたは通線ロッド18を繰り出
す。これにより、誘導具10Cは押進されて前方へ進む
が、図2(1)に示すように、誘導具10C全体がガイ
ド棒14Aのいずれか一点がスパイラルハンガに当接し
て、この一点で誘導具10C全体が支持されている状態
になると、おもり15Aが自重で矢印Gに示すように変
位し、これによりガイド棒14Aが矢印Hに示すように
回動軸を中心にして上方に回動する。この動作により、
ガイド棒14Aの最先端部が、最下部442に接近した
時に、当該最先端部が必ず最下部442よりも上方に位
置するので、当該最先端部が最下部442の下に離脱し
て、誘導具10Cが地上に落下することが防止される。
【0048】 また、誘導具10Cが図2(1)の状態か
ら先へ進むと、図2(2)に示すように、誘導具10C
は、スパイラルハンガ44に対してガイド部14および
基体部15の2点で支持された状態になるので、安定し
て前進する。
【0049】 そして、推進ワイヤまたは通線ロッド18
を繰り出し続け、誘導具10Cを所定の位置、例えば、
隣の電柱の位置まで押進したら、第1の実施の形態の場
合と同様に、装着具16から取り外し、代わりに装着具
16に架設対象ケーブルまたは牽引用ロープの先端部を
装着し、元の位置まで装着具16を逆進させて、架設対
象ケーブルまたは牽引用ロープの架設を行う。
【0050】 以上の手順により、架設対象ケーブルまた
は牽引用ロープを架設することができる。くわえて、以
上の手順において、高所作業はなく、すべての作業が地
上で行える。なお、操作棒20の先端部20Aを操作棒
20から取り外し可能とすれば、作業者が電柱に昇った
状態において、以上の作業を行うことも可能となる。
【0051】 以上のように、本発明の各実施の形態にお
いては、地上においてケーブル架設作業のすべてを行う
ことが可能であり、安全でかつ効率的に作業を行うこと
ができる。また、必要に応じて、電柱または梯子上にお
いて作業をすることも可能である。
【0052】 なお、前述の第1の実施の形態において
は、誘導具をケーブルもしくはケーブル束または支持線
上を摺動して進むものとしたが、誘導具のケーブルもし
くはケーブル束または支持線と摺動する部分に車輪を設
け、この車輪が転動することにより誘導具が前進するも
のとしても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、推進ワ
イヤまたは通線ロッドの先端部に装着具を介して装着さ
れた誘導具をスパイラルハンガに架設されたケーブルま
たはケーブル束上に配置する第1の工程と、前記誘導具
を装着した前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドを繰り
出して、前記誘導具を前記ケーブルまたは前記ケーブル
束に沿って所定位置まで押進する第2の工程と、前記誘
導具を前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドから取り外
し、架設対象ケーブルまたは牽引用ロープを前記推進ワ
イヤに前記装着具を介して装着する第3の工程と、前記
推進ワイヤまたは通線ロッドを引き戻し、前記架設対象
ケーブルまたは前記牽引用ロープを前記スパイラルハン
ガに架設する第4の工程と、を少なくとも有する構成と
したので、地上において作業を行うことが可能となり、
高所作業に起因する事故を防止することができる。さら
に、はしごの据え付け、取り外し作業を頻繁に行う必要
がないので、ケーブル架設作業の効率を大幅に向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す説
明図である。
【図2】本発明に関する実施の形態の使用状態を示す説
明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る誘導具の説明
図であり、(1)はその正面図、(2)はその底面図、
(3)はその側面図である
【図4】本発明に関する実施の形態に係る誘導具の説明
図であり、(1)はその正面図、(2)はその平面図で
ある
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る把持具の説明
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る誘導具の推進
状態を示す説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るケーブル架設
装置の全体を示す斜視図である。
【図8】スパイラルハンガの説明図である。
【図9】従来のスパイラルハンガへのケーブル架設方法
を示す説明図である。
【符号の説明】
10B 誘導具 10C 誘導具 11 本体部 12 接続部 14 ガイド部 14A ガイド棒 14B ガイド板 15 基体部 15A おもり 15B 回動軸 16 装着具 18 推進ワイヤまたは通線ロッド 20 操作棒 20A 先端部 20B 下方部 22 掛止具 22A 掛止部 22B 止着部 24 把持具 24A 把持部 24B 装着部 26 巻き取りドラム 40 既設ケーブル 42 支持線 44 スパイラルハンガ 44A 鋼線部 44B 被覆部 46 架設対象ケーブル 50 作業者 52A 電柱 52B 電柱 54 梯子 110 切断部 112 先端部 114 後端部 142 前方部 144 後方部 146 角部 140A ガイド棒 140B ガイド板 242 開口部 440 スパイラルハンガ 442 最下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 敏郎 東京都渋谷区渋谷3丁目29番20号 株式 会社協和エクシオ内 (72)発明者 柿本 朋信 東京都渋谷区渋谷3丁目29番20号 株式 会社協和エクシオ内 (56)参考文献 特開 平11−89030(JP,A) 特開 平6−54421(JP,A) 特開 平7−303313(JP,A) 特開 平6−284541(JP,A) 特開 平10−322832(JP,A) 実開 昭62−61116(JP,U) 実開 昭63−156512(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/02 H02G 1/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進ワイヤまたは通線ロッドの先端部に
    装着具を介して上部開口部を開閉自在とした誘導具を、
    上部開口部を設けた把持具に開口状態で把持する第1の
    工程と、 スパイラルハンガに架設されたケーブルもしくはケーブ
    ル束またはスパイラルハンガが架設された支持線を前記
    把持具の開口部に挿入する第2の工程と、 前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドを繰り出し、前記
    誘導具を前記把持具から離脱させ、前記誘導具を前記ケ
    ーブルもしくは前記ケーブル束または前記スパイラルハ
    ンガが架設された支持線に懸架させる第3の工程と、 前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドを繰り出して、前
    記誘導具を前記ケーブルもしくは前記ケーブル束または
    前記スパイラルハンガが架設された支持線に沿って所定
    位置まで押進する第4の工程と、 前記誘導具を前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドから
    取り外し、架設対象ケーブルまたは牽引用ロープを前記
    推進ワイヤまたは前記通線ロッドに前記装着具を介して
    装着する第5の工程と、 前記推進ワイヤまたは前記通線ロッドを引き戻し、前記
    架設対象ケーブルまたは前記牽引用ロープを前記スパイ
    ラルハンガに架設する第6の工程と、 を少なくとも有することを特徴とするケーブル架設方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程の前に、前記推進ワイヤ
    または前記通線ロッドが挿通されるとともに先端部に前
    記把持具を着脱自在に装着した操作棒を地上において操
    作し、前記誘導具を前記ケーブルもしくは前記ケーブル
    束または前記支持線の近傍まで持ち上げる工程を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル架設方法。
  3. 【請求項3】 ケーブルもしくはケーブル束またはスパ
    イラルハンガが架設された支持線を挿入可能とした開口
    部を有する把持具と、 前記把持具とともに用いられ長手方向に沿って設けられ
    た切断部を有する誘導具であって前記把持具の外部に把
    持されることにより前記切断部が開口され、前記把持具
    から離脱することにより前記切断部が閉じて閉空間を形
    成可能とした誘導具と、 前記誘導具を押進可能とする推進ワイヤまたは通線ロッ
    ドと、 を少なくとも有することを特徴とするケーブル架設装
    置。
  4. 【請求項4】 前記誘導具の先端部および後端部を鋭角
    状に突出させて形成してなることを特徴とする請求項3
    に記載のケーブル架設装置。
  5. 【請求項5】 先端部近傍が屈曲して形成されるととも
    に、前記把持具を装着可能に形成され、前記推進ワイヤ
    または通線ロッドを挿通可能に形成されてなる操作棒を
    有することを特徴とする請求項3に記載のケーブル架設
    装置。
  6. 【請求項6】 前記支持線を掛止する掛止具を前記操作
    棒の先端部近傍に装着したことを特徴とする請求項5
    記載のケーブル架設装置。
  7. 【請求項7】 前記推進ワイヤまたは通線ロッドの長手
    方向に対する断面形状を略横長矩形状としたことを特徴
    とする請求項3に記載のケーブル架設装置。
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