JPH02246507A - レベルスライス回路 - Google Patents

レベルスライス回路

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JPH02246507A
JPH02246507A JP1068025A JP6802589A JPH02246507A JP H02246507 A JPH02246507 A JP H02246507A JP 1068025 A JP1068025 A JP 1068025A JP 6802589 A JP6802589 A JP 6802589A JP H02246507 A JPH02246507 A JP H02246507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference voltage
voltage
level
transistor
npn
Prior art date
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Pending
Application number
JP1068025A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Watanabe
文博 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1068025A priority Critical patent/JPH02246507A/ja
Publication of JPH02246507A publication Critical patent/JPH02246507A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオ信号などの被処理信号のリミッタ動
作などに用いられ、被処理信号の電圧波形から一定レベ
ル以上または一定レベル以下の部分を選択して取り出す
ためのレベルスライス回路に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のレベルスライス回路の一例を示す回路図
である。図において、第1のNPN トランジスタQ1
のベースは入力端子1に接続されており、この入力端子
1には電圧vinの被処理信号が入力される。また、第
2のNPNトランジスタQ2のベースとグランド間には
定電圧源2が介挿され、この定電圧源2によって第2の
NPN)ランジスタQ2のベースに基準電圧vI、が印
加されている。電源端子3は電源電圧+vcoを供給す
るための端子であって、この電源端子3に2つのNPN
トランジスタQl、Q2のコレクタが接続されている。
さらに、2つのNPN トランジスタQ1、Q2のエミ
ッタは定電流源4の一端に接続され、この定電流源4の
他端は接地されている。そして、2つのNPNトランジ
スタQ1.Q2のエミッタと定電流源4と接続点に出力
端子5が接続されている。
第4図は上記レベルスライス回路の出力端子5から取り
出される出力信号の電圧波形を示している。この電圧波
形を参照して、以下に上記レベルスライス回路の動作を
説明する。
入力端子1から入力される被処理信号の電圧V1nのレ
ベルが基準電圧Vt、よりも嵩いどき、すなわち第4図
における区間t1〜t2や区間t3以降において、第1
のNPNトランジスタQ1はオン、第2のNPN トラ
ンジスタQ2はオフとなり、このとき出力端子5から取
りれる出される出力信号の電圧V  は第4図に実線で
示すようになる。
ut すなわち、第4図に1点鎖線で示す被処理信号の電圧v
Inとほぼ等しくなる。
これに対して、被処理信号の電圧vinが基準電圧VL
よりも低いとき、すなわち区間t1以前や区間t2〜t
3においては、逆に第1のNPN )ランジスタQ1が
オフ、第2のNPN トランジスタQ2がオンとなり、
このとき出力信号の電圧Voutは第4図に実線で示す
ように基準電圧vLにほぼ等しくなる。
このようにして、出力端子5からは、被処理信号の電圧
波形のうち、基準電圧V0以上の部分だけが選択して取
り出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した従来のレベルスライス回路にお
ける実際の動作では、2つのNPN トランジスタQ1
.Q2のオン・オフが切り替わる時点tl、t2.t3
の近傍において両方のNPNトランジスタQl、Q2に
定電流源4の電流■が振り分けられて流れることから、
これらの部分で出力信号の電圧V  が被処理信号の電
圧vInやut 基準電圧V、に忠実に追従せず、第4図に符号aで示す
ような歪みが生じるという問題点があった。
この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、出力波形が基準電圧レベル付近で歪むことが
なく、精度のよい出力波形を取り出すことのできるレベ
ルスライス回路を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレベルスライス回路は、被処理信号を制
御電極に人力する第1のトランジスタの一方電極と、基
準電圧を制御電極に入力する第2のトランジスタの一方
電極との共通接続点から出力を取り出すようにしたレベ
ルスライス回路において、前記被処理信号の電圧レベル
が前記基準電圧近傍まで減少/増加してきたときに前記
基準電圧を増加/減少させる基準電圧調節手段を設けた
ものである。
〔作用〕
この発明においては、2つのトランジスタのオン・オフ
が切り替わる付近において、基準電圧調節手段によって
基準電圧の増減が行われるため、2つのトランジスタの
オン・オフの切替わりが急速に進み、出力波形は基準電
圧レベル付近において歪まず精度のよい出力波形として
取り出される。
〔実施例〕
第1図はこの発明によるレベルスライス回路の一実施例
を示す回路図であり、入力端子1.電源端子3.定電流
源4.出力端子5および第1のNPNI−ランジスタQ
1の構成は先の従来回路と同じである。第2のNPN 
トランジスタQ2のエミッタは定電流源4の一端に接続
され、コレクタは基$電圧調節手段であるカレントミラ
ー回路6を介して電源端子3に接続されている。すなわ
ち、第2のNPN )ランジスタQ2のコレクタは、カ
レントミラー回路6を構成する2つのPNP )ランジ
スタQ3.Q4のうち、第1のPNPトランジスタQ3
のコレクタに接続され、そのPNPトランジスタQ3の
エミッタが電源端子3に接続されている。また、カレン
トミラー回路6の第2のPNP トランジスタQ4のエ
ミッタは電源端子3に、ベースは第1のPNP トラン
ジスタQ3のベースに、コレクタは第2のNPN )ラ
ンジスタQ2のベースにそれぞれ接続されている。そし
て、第1のPNP )ランジスタQ3のベース・コレク
タ間は、短絡されている。
さらに、第2のNPNトランジスタQ2のベースと第2
のPNPトランジスタQ4のコレクタとの接続点Aと、
グランドとの間には抵抗値Rの抵抗7と定電圧源12と
が直列に接続され、接続点Aの電位が基準電圧VLとし
て第2のNPN トランジスタQ2のベースに印加され
る。
第2図は上記レベルスライス回路の出力端子5から取り
出される出力信号の電圧波形を示している。この電圧波
形を参照して、以下に上記レベルスライス回路の動作を
説明する。入力端子1に入力される被処理信号の電圧v
Inが基準電圧vLよりも高いとき、すなわち第2図に
おける区間t1〜t2や区間t3以降において、第1の
NPNトランジスタQ1はオン、第2のNPN )ラン
ジスタQ2はオフとなっており、このとき出力端子5か
らは被処理信号と同一電圧波形の出力信号が取り出され
る。第2のNPNトランジスタQ2はオフであるため、
このときカレントミラー回路6の2つのPNP)ランジ
スタQ3.Q4には電流は流れない。したがって、第2
のNPN トランジスタQ2のベースには、このとき基
準電圧Vt、として定電圧源12の電圧V が印加され
ている。
「 上記の状態では、定電流源4の電流lは第1のNPNト
ランジスタQ1にのみ流れるので、出力信号の電圧V 
 は ut −v  −V   (1)     ・・・(1)vo
ut     In    BEQIと表すことができ
る。ただし、VBoQl(1)は電流Iが流れていると
きの第1のNPN トランジスタQ1のベース・エミッ
タ間電圧を示す。
この状態から被処理信号の電圧v1nが基準電圧V  
、(−V  )に近いレベルまで変化すると、定L  
    「 電流源4の電流Iは第1のNPN トランジスタQ1と
第2のNPNトランジスタQ2とに振り分けられて流れ
始める。このときの出力信号の電圧V。、tは −v   −V     (1)      ・・・(
2)vout    in    BEQI    Q
lと表わされ、第1のNPN )ランジスタQ1を流れ
る電流IQIと、第2のNPN )ランジスタQ2を流
れる電流IQ2との関係は ’Ql=” Q2           ・・・(3)
と表わされる。ただし、V(1)は電流!BEQI  
 QI Qlが流でいるときの第1のNPN )ランジスタQ1
のベース・エミッタ間電圧を示す。
第2のNPNトランジスタQ2に電流IQ2が流れ始め
ると、カレントミラー回路6の第2のPNPトランジス
タQ4にも同じ電流IQ2が流れ始め、この電流IQ2
のために接続点Aの電位である基準電圧Vt、はそれま
でのvrから VL−V、+RX IQ2      −(4)に増大
する。
この基準電圧■、の増大変化に伴って、第2のNPN 
トランジスタQ2に流れる電流IQ2はさらに増加し、
これが再び基準電圧VLの増大をもたらす。このような
正帰還作用により、第1のNPNトランジスタQ1がオ
ン、第2のNPNトランジスタQ2がオフの状態から、
第1のNPNトランジスタQ1がオフ、第2のNPN 
トランジスタQ2がオンの状態への切替わりが急速に進
み、基準電圧VLは瞬時に VL−V、+RX I          −(5)の
レベルに移行する。このため、第2図の出力電圧波形に
おける時刻t2近傍では第4図に示す従来例の場合のよ
うな歪みaは生じず、実線で示すように歪みのない精度
の良い波形となる。
上記トランジスタQl、Q2のオン・オフが切り替わっ
たあと、入力信号の電圧v1oが基準電圧VL (−V
、+RX りより低い間、出力信号の電圧V  はその
基準電圧VLと等しいレベルにut 保たれる。
次に、上記状態から被処理信号の電圧v1oが基準電圧
VLに近いレベルまで変化すると、先の場合と同様に定
電流源4の電流Iは第1のNPN トランジスタQ1と
第2のNPN )ランジスタQ2とに振り分けられて流
れ始める。すなわち、第2のNPN トランジスタQ2
はオン状態からオフ状態に変化し始める。このとき第2
のNPN トランジスタQ2を流れる電流が減少するの
に伴って、カレント・ミラー回路6の第2のPNPトラ
ンジスタQ4を流れる電流も減少する。したがって基準
電圧Vt、は減少し始め、それに伴って第2のNPN)
ランジスタQ2のオフ状態への切替わりが急速に進む。
この正帰還作用によって、第2図の出力波形における時
刻t1やt3近傍でも第4図に示す従来例の場合のよう
な歪みaは生じず、実線で示すように歪みのない精度の
良い波形となる。
なお、本実施例では2つのNPN )ランジスタQl、
Q2を組み合わせて構成したレベルスライス回路の場合
について説明したが、PNP)ランジスタによって構成
したレベルスライス回路(この場合には基準電圧vL以
下の被処理信号波形を取り出すことになる)についても
本発明は同様に適用できる。
また、本実施例では基準電圧調節手段としてカレントミ
ラー回路6を用いた場合を示したが、これに限らず同一
機能を有する他の回路を用いてもよい。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、被処理信号の電圧レ
ベルが基準電圧近傍まで減少/増加してきたときに基準
電圧調節手段によって基準電圧を増加/減少させ、第1
および第2のトランジスタのオン・オフの切替わりが急
速に進むように構成したので、出力波形が基準電圧レベ
ル付近において歪まず精度のよい出力波形を得ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるレベルスライス回路の一実施例
を示す回路図、第2図はそのレベルスライス回路の出力
信号の電圧波形を示す波形図、第3図は従来のレベルス
ライス回路を示す回路図、第4図はそのレベルスライス
回路の出力信号の電圧波形を示す波形図である。 図において、1は入力端子、5は出力端子、6はカレン
トミラー回路、7は抵抗、12は定電圧源、Qlは第1
のNPN )ランジスタ、Q2は第2のNPNトランジ
スタである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理信号を制御電極に入力する第1のトランジ
    スタの一方電極と、基準電圧を制御電極に入力する第2
    のトランジスタの一方電極との共通接続点から出力を取
    り出すようにしたレベルスライス回路において、前記被
    処理信号の電圧レベルが前記基準電圧近傍まで減少/増
    加してきたときに前記基準電圧を増加/減少させる基準
    電圧調節手段を設けたことを特徴とするレベルスライス
    回路。
JP1068025A 1989-03-20 1989-03-20 レベルスライス回路 Pending JPH02246507A (ja)

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