JPH0224612Y2 - - Google Patents

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JPH0224612Y2
JPH0224612Y2 JP1985111817U JP11181785U JPH0224612Y2 JP H0224612 Y2 JPH0224612 Y2 JP H0224612Y2 JP 1985111817 U JP1985111817 U JP 1985111817U JP 11181785 U JP11181785 U JP 11181785U JP H0224612 Y2 JPH0224612 Y2 JP H0224612Y2
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JP
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grindstone
guard
grinding
grinding wheel
whetstone
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JP1985111817U
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  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、研削盤における砥石を覆う砥石ガー
ドに係り、さらに詳細には、砥石の回転により舞
上げられるスラツジがガード内に付着することを
防止し、かつ砥石の前進方向の前側にスラツジが
落下することを防止した砥石ガードに関する。
B 考案の技術的背景及びその問題点 従来、例えば研削盤のごとき工作機械において
研削液の注油方式は、その概要を第5図に示すよ
うに、砥石軸頭101の一端部に開閉可能な砥石
ガード103が取付けられ、砥石ガード103の
第5図において左側には吸塵口105を配置し前
記砥石ガード103より突設したブラケツト10
4に上下移動可能に支承されている。
なお、前記砥石ガード103の他端には砥石ガ
ード103の開閉用ノブ107が設けてあり、研
削時は砥石ガード103は閉鎖した状態にしてあ
る。
また、注油口109を備えた配管部材111を
砥石113の前面(第5図において右側)に配置
し、前記砥石ガード103より突設したブラケツ
ト115に上下左右移動可能に支承されている。
なお、第6図に示したものは、上述した注油口
の注油角度を変化することができる他の従来例
で、注油口117は回転接手119により支承さ
れ、注油口の砥石の研削面に対する指向角度を変
化させることができるようにしてある。
以上の構成を備えた研削盤が一般的である。
ところが、砥石と被加工物との接触点には十分
な量の研削液を注油する必要があるとされてい
る。
このため、研削液がミスト化し周囲に飛散した
り、研削液が反注油口側で舞上りスラツジ(切削
くずとか砥粒等)を巻込み被加工物の表面に落下
し、砥石と被加工物との間に入つたり、砥石表面
および砥石ガード内面に付着する等問題があつ
た。
また、研削液を常に清浄に保つため、種々の濾
過装置(クーラントセパレータ、ペーパフイル
タ、サイクロン等)を用いて清浄な研削液を供給
する方法がとられているが、上述した如くスラツ
ジにより汚れ、その効果が低減していた。
この結果、研削面の面粗度が低下し製品精度に
悪影響を及ぼす等問題があるのが現状である。
C 考案の目的 本考案は上述した問題点に鑑み創案されたもの
である。
すなわち本考案の目的は、砥石ガード内にスラ
ツジが付着することを防止でき、かつ砥石の進行
方向の前側にスラツジが落下することを防止でき
る砥石ガードを提供することである。
D 問題点を解決するための手段 前述のごとき目的を達成するために、この考案
は、研削盤における砥石を覆く砥石ガードに、砥
石の回転により砥石ガード内へ舞上るミスト状の
研削液を上方から下方向へ吹き返す第1注油口を
設けると共に、砥石の研削面へ研削液を噴射して
砥石に付着したスラツジを除去するための第2注
油口を設け、かつ砥石ガード内から砥石の進行方
向の前側に落下するスラツジを受ける防禦部材を
砥石ガードに設けると共に上記防禦部材の横幅を
砥石の砥石幅より広く形成してなるものである。
E 考案の実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明する。
本実施例において工作機械として平面研削盤が
例示してあるが、平面研削盤に限ることなく他の
工作機械(円筒研削盤等)に採用が可能であるこ
とは勿論である。
まず、第3図および第4図に示す平面研削盤の
正面図および側面図について総体的に説明する。
第3図の左右方向に延伸したベツド1Aの上面
に設けられた案内溝を案内とし、往復運動を行な
うテーブル3と、このテーブル3と直交し前後方
向に延伸したベツド1Bの上面に、コラム5が前
後方向(第4図の左右)に移動自在に設けられて
いる。
このコラム5には上下に移動自在な砥石軸頭7
が、前記コラム5の一側壁に設けられている。
なお、砥石軸頭7に回転自在に支承された砥石
軸9には、円板形の砥石11が取り付けてあり、
この砥石11は砥石ガード13で覆われている。
そして、前記テーブル3、コラム5、砥石軸頭
7および砥石軸9は、電動機や油圧シリンダ等に
て駆動するように構成されている。
なお、砥石11の前方(第3図にて右側)に砥
石11と被加工物との間に研削液を注油するため
の注油口15を備えた注油配管17が、砥石ガー
ド13に取り付けてある。
この種の平面研削盤の構成は一般的なものであ
り、全般的な構成の詳細な説明は省略する。
砥石軸頭7の一端に吸塵口19が、砥石軸9の
軸心に対し垂直に立設し取付けてある。
砥石ガード21の左側面(第1図において左
側)には上下移動可能としたブラケツトに吸塵口
19がノブ23により適宜の位置に締付けられ、
この砥石ガード21を開閉可能となすため蝶番2
5で支承されている。
また、砥石ガード21の反支持側には、砥石ガ
ード21を開閉するためのノブ27が付き、な
お、前記砥石ガード21のノブ27側にはボルト
29等により固着したブラケツト31が設けられ
ている。
このブラケツト31には砥石11と被加工物と
の接触点に向つて注油口15を備えた注油配管1
7が上下左右方向の位置を調節可能として支承さ
れ、ノブ33により位置決定後固定することがで
きるようになつている。
更に、この注油配管17の途中には切換バルブ
35を備え、研削液の流量調節および管路の開閉
を行うことができるようにしている。
なお、研削時は前記砥石ガード21は閉じた状
態にしておく。
以上の構成は従来例と同一であるが、本考案は
上述した構成に付加して砥石ガード21の上面に
適宜の個数(本考案は3ケ所)の注油口を取付け
構成してある。
すなわち、第1注油口37は砥石11の回転と
逆方向に研削液が噴出する位置(第1図にて左
側)に砥石ガード21の上部内面に垂設して配置
し、第2注油口39は砥石11の上部に設け、砥
石11の回転方向に対向した接線状に傾斜して固
着させ、更に第3注油口41を砥石11の回転方
向に向けて入側(第1図にて右側)に垂設して取
り付けてある。
上記各注油口の構成は、砥石ガード21に一体
的に設けられた支持筒43にノズル45が嵌合
し、前記支持筒43の先端部には適宜の孔(丸孔
もしくは溝等)が設けられている。
なお、ノズル45と注油配管17の途中に切換
バルブ35を備え、研削液の流量調節および管路
の開閉が行なえるようにしてある。
さらに、砥石ガード21の上部裏面に第2注油
口39より研削液が噴出する近傍に、スラツジの
巻き込み防止を目的とする防止板47を垂設して
ある。
また、砥石ガード21の下部内壁(第1図にて
右側)に第3注油口41の直下に位置する防禦板
49を設け、この防禦板49は山形を成し、横幅
は砥石幅より広く形成されている。(第2図参照) 従つて、落下したスラツジは山形傾斜面に当り
ふき飛ばされ、注油口15の上面とか研削面にス
ラツジが落下しないようにする目的をもつて設け
られているものである。
以上の構成によりその作用としては、第1注油
口37は、研削作業時に砥石11の回転により舞
上つたミスト状の研削液を、第1注油口37より
の噴出液により上からたたきつけて飛散を防止す
る役目と、さらに砥石ガード21内壁にスラツジ
が付着するのを噴出液により防止できるようにな
つている。
また、第2注油口39は、砥石11の上端に近
い位置に設けられていて、主として砥石11の表
面に付着したスラツジをはね飛ばし、スラツジの
付着、砥石の目詰りを防止できるようになつてい
る。尚この第2注油口に供給する研削液の圧力を
高くすれば効果を大にすることが出来る。
さらに、第3注油口41は、主として砥石ガー
ド21内のスラツジが被加工物の上面にまとまつ
て落下しないように噴出液により防止できるよう
になつている。
F 考案の効果 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりである。その記載より明らか
なように、本考案において、砥石11を覆う砥石
ガード21には、砥石11の回転により砥石ガー
ド21内へ舞上るミスト状の研削液を上方から下
方向へ吹き返す第1注油口37が設けてある。
したがつて、研削後の舞上がりによつてスラツ
ジが砥石ガード21内面に付着することが防止で
き、研削加工時に被加工物上にスラツジが滴下す
ることを防止できるものである。
また、本考案においては、砥石11の研削面へ
研削液を噴射する第2注油口39が設けてあるの
で、砥石11に付着したスラツジの除去を容易に
行ない得るものである。
さらに本考案においては、砥石ガード21内か
ら砥石11の進行方向の前側に落下するスラツジ
を受ける防禦部材49が設けられており、かつ防
禦部材49の横幅は砥石11の砥石幅より広く形
成してあるので、砥石11の進行方向の前側にス
ラツジが落下することを防止でき、精度の良い研
削加工を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る研削液注油口を示す要部
拡大正面図、第2図は第1図の−矢視におけ
る要部側面図、第3図は平面研削盤の正面図、第
4図は平面研削盤の側面図、第5図は研削液注油
口を示す従来例の要部拡大正面図、第6図は他の
従来例を示す部分拡大正面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、5……
コラム、7……砥石軸頭、9……砥石軸、11…
…砥石、21……砥石ガード、37……第1注油
口、39……第2注油口、41……第3注油口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削盤における砥石11を覆う砥石ガード21
    に、砥石11の回転により砥石ガード21内へ舞
    上るミスト状の研削液を上方から下方向へ吹き返
    す第1注油口37を設けると共に、砥石11の研
    削面へ研削液を噴射して砥石11に付着したスラ
    ツジを除去するための第2注油口39を設け、か
    つ砥石ガード21内から砥石11の進行方向の前
    側に落下するスラツジを受ける防禦部材49を砥
    石ガード21に設けると共に上記防禦部材49の
    横幅を砥石11の砥石幅より広く形成してなるこ
    とを特徴とする研削盤における砥石ガード。
JP1985111817U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0224612Y2 (ja)

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JP1985111817U JPH0224612Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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JP1985111817U JPH0224612Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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JPS6222064U JPS6222064U (ja) 1987-02-10
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Families Citing this family (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942847B2 (ja) * 1976-10-05 1984-10-18 レ.カ−ブル.ド.リヨン 光ファイバ接続装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689457U (ja) * 1979-12-07 1981-07-17
JPS5942847U (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 佐藤 嚴一 研削盤装置

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JPS5942847B2 (ja) * 1976-10-05 1984-10-18 レ.カ−ブル.ド.リヨン 光ファイバ接続装置

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JPS6222064U (ja) 1987-02-10

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