JPH0435083Y2 - - Google Patents

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JPH0435083Y2
JPH0435083Y2 JP9425087U JP9425087U JPH0435083Y2 JP H0435083 Y2 JPH0435083 Y2 JP H0435083Y2 JP 9425087 U JP9425087 U JP 9425087U JP 9425087 U JP9425087 U JP 9425087U JP H0435083 Y2 JPH0435083 Y2 JP H0435083Y2
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JP
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fluid
discharge
supply means
flow rate
workpiece
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 加工後の工作物を工作機械から流体によつて排
出する排出装置に関する。
〔従来の技術〕
研削盤等の工作機械から加工後の工作物を機械
外へ排出する装置として、工作物を蹴り出して排
出するエジエクタ装置あるいは工作物を掴んで排
出するアンローダ等があるが、工作物の形状や材
質等の問題あるいは取付スペースの問題等に規制
されて、これらの装置が使用できない場合があ
り、自由落下を利用して転がりや滑りにより工作
物を機械外まで排出する排出シユートが一般に使
用されている。この排出シユートはカーブしたシ
ユートが多く、コーナ部で、例えば研削屑がシユ
ート内に付着しているための工作物が詰まりやす
く、シユートの傾斜角が大きければ工作物は流れ
やすい反面、シユート外へ飛び出す確率が高くな
る。また、設計上傾斜角を大きく出来ない場合も
ある。殊に小径の工作物の場合、詰まりや飛び出
しが多くなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は従来技術の欠点を解消し、機械外まで
工作物の詰まりを生ずることなく排出できる工作
機械の排出装置を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、工作物投入用の投入口7aを有する
排出樋7を設け、該排出樋7の流体入口端部に、
排出方向に流速大の小容量流体Aを噴出する流体
供給手段9を接続し、前記排出樋7の流体入口近
傍に、流速小の大容量流体を供給する流体供給手
段10を接続し、流速大の小容量流体Aと流速小
の大容量流体Bとを合成させて工作物Wを排出す
るようにした工作機械の排出装置である。
〔実施例〕
第1図は、本考案による排出装置4の一実施例
で、心なし研削盤1に備えられた場合を示し、第
2図は、第1図に示す排出装置4の縦断面図であ
る。
2は心なし研削盤1の砥石車で、3は調整車で
ある。搬入装置15により工作物Wは、両砥石
2,3間に搬入され、位置決め板14によつて位
置決めされ、工作物支持板5に支持され、調整車
3の切込によつて研削が行われ、研削完了後は、
調整車3の後退で、工作物Wは工作物支持板5か
ら落下し、クーラントノズル12から噴出される
研削液と共に排出シユート6に沿つて排出樋7の
投入口17aに投入される。本実施例では、排出
樋7は、断面が円形のパイプが使用され、この排
出樋7の研削液入口側に、流速が大きく小容量の
流体Aを噴出する流体供給手段9と、流速が小さ
く大容量の流体Bを供給する流体供給手段10と
が設けられている。流体供給手段9は、排出樋7
の一端に管継手8を固着し、管継手8の一端に排
出方向に研削液を噴出する噴射ノズル13を固着
し、この噴射ノズル13に図示しない流体供給源
から流体を送り込むパイプ11を接続している。
噴射ノズル13は、流速を高めるためノズル13
aの内径が絞られており、ノズル13aの先端位
置が流体供給手段9と流体供給手段との交点Pよ
り排出方向に近くなるように設けられている。流
体供給手段10は、流体入口近傍で、管継手8に
接続され図示しない流体供給源からの流体を送り
込んでいる。
作用について説明すれば、排出樋7の入口側で
流体供給手段9からの流速大の小容量流体Aと流
体供給手段10からの流速小の大容量流体Bとが
合流するが、流体Aの流速が弱められないよう
に、流体供給手段9と10との交点Pよりノズル
13の噴出孔13aの先端位置が排出側に近くな
るようにノズル13を長くしているから、排出シ
ユート6と排出樋7との境等で工作物Wが詰まつ
たとしても、流体Aによつて、工作物Wを転倒さ
せ、排出樋7内の工作物Wを容易に移動させるこ
とができ、また、大きいエネネギーを持つた流体
Bにより排出方向へ運ぶ。この時、例えば研削屑
等は排出樋内に沈澱することなく、流体AとBの
合成された流体によつて工作物Wと一緒に排出さ
れる。流体A,Bのどちらか一方だけでは機械外
まで、詰まりを生ずることなく排出することがで
きないことは言うまでもない。
第3図は他の実施例を示し、流速小の大容量流
体B1の流体供給手段16を排出樋17と一体形
成したものであり、流速大の小容量流体A1の流
体供給手段18はノズル19を介してパイプ20
を排出樋17の流体入口端部に接続している。
21は排出樋17の投入口17aより工作物を
投入するパイプシユートである。この実施例は第
2図の実施例と作用、効果ともに同様である。
〔考案の効果〕
本考案の排出装置は、例えば研削屑のような屑
が工作物等に付着していても、あるいは工作物の
形状や材質によらず、排出装置の経路で詰まりを
生じたり、傷をつけることなく、機械外まで排出
させることができる。従来の自由落下を利用した
シユートのように落差を必要としないから、落差
のとれない機械からの排出には効果が著しい。ま
た装置として、流体供給源等の流体供給装置は大
型化する必要がなく、コスト面でも優利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の排出装置を備えた工作機械の
一実施例を示した斜視図である。第2図は、第1
図の排出装置を要部断面で示す。第3図は、他の
実施例の排出装置を示す。 1……工作機械、7……排出樋、7a……投入
口、9,10……流体供給手段、A……流速大の
小容量流体、B……流速小の大容量流体、W……
工作物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工作機械から加工後の工作物を排出する排出
    装置であつて、工作物投入用の投入口を有する
    排出樋を設け、該排出樋の流体入口端部に、排
    出方向に流速大の小容量流体を噴出する流体供
    給手段を接続し、前記排出樋の流体入口近傍
    に、流速小の大容量流体を供給する流体供給手
    段を接続し、流速大の小容量流体と流速小の大
    容量流体とを合成させて工作物を排出すること
    を特徴とする工作機械の排出装置。 (2) 流速大の小容量流体を噴出するノズルの先端
    位置が、前記両方の流体供給手段の交点より排
    出側に近くなるように、噴射ノズルを流速大の
    小容量流体を供給する流体供給手段に設けた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の工作機械の
    排出装置。
JP9425087U 1987-06-18 1987-06-18 Expired JPH0435083Y2 (ja)

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JPS641833U JPS641833U (ja) 1989-01-09
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JP2513298Y2 (ja) * 1991-08-28 1996-10-02 国際電信電話株式会社 コ―ドレス電話機の子機構造
JP5664502B2 (ja) * 2011-08-22 2015-02-04 株式会社デンソー コイル状部材の分離装置

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JPS641833U (ja) 1989-01-09

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