JPH02244998A - 双方向回線選択方式 - Google Patents

双方向回線選択方式

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JPH02244998A
JPH02244998A JP1063869A JP6386989A JPH02244998A JP H02244998 A JPH02244998 A JP H02244998A JP 1063869 A JP1063869 A JP 1063869A JP 6386989 A JP6386989 A JP 6386989A JP H02244998 A JPH02244998 A JP H02244998A
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JP1063869A
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Mamoru Higuchi
守 樋口
Yoshihiro Kaneko
金子 芳廣
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 双方向回線管理方式に関し、 両局での二重捕捉を少なくする管理方式の実現の容易化
を目的とし、 自局で起動した双方向回線が開放されたことを検出する
出接続処理制御手段、相手局から起動された双方向回線
が解放されたことを検出する入接続処理制御手段、及び
複数の双方向回線が選択使用される優先度を決定する双
方向回線管理手段を具備し、前記双方向回線管理手段は
、自局で起動した双方向回線が開放された場合の該双方
向回線が次に選択される場合の優先度と、相手局から起
動された双方向回線が解放された場合の該双方向回線が
次に選択される場合の優先度とを異ならしめるように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は双方向回線管理方式に関し、特に相手局の構成
の如何にかかわらず同時捕捉を少なくすることができる
ようにした双方向回線管理方式に関する。
第11図は本発明の背景としての分散形交換機の一例を
示すブロック図である。同図において、二つの時分割ネ
ットワーク(DSM) 110. III  間に最大
64  本の回線が接続されている。これらの回線には
、出回線トランク(OGT) 127と入回線トランク
(ICT)128とを介する単方向回線の他に、双方向
回線トランク(BWT) i29を介する双方向回線が
ある。
時分割ネットワーク(DSiollo、111には、加
入者回路(SLC) 112  が加入者集線装置(L
C)113を介して接続されており、アナログ中継線が
アナログトランク(AT)114を介して接続されてお
り、ディジタル中継線がディジタルターミナル(DT)
 115を介して接続されている。図において、<RE
C)116は信号受信器、(TNG)117は信号音発
生装置である。
この時分割ネットワーク (DSM) 110.111
 は、主記憶装置(MM)118.中央制御装置(CC
)119等を含む呼処理プロセッサ(CPR) 120
.121によって制御される。各呼処理プロセッサ(C
PR) 120.121は、チャネル間接続装置(CC
A) 122  を介して共通バス123に接続されて
おり、その共通バス123には、主記憶装置(MM)1
24.中央処理装置(CC)125を備えた主プロセツ
サ(MPR)126が接続されている。
第12図は第11図に示した分散形交換機の中で、本発
明に関係する部分を抽出したもののブロック図である。
同図において、第11図と同一部分には同一参照番号を
付しである。図に示すように、交換スイッチ110 と
111 との間に双方向回線トランク129を介して双
方向回線が接続されている。
双方向回線とは、同一の回線についてA局からの回線捕
捉も8局からの回線捕捉も可能な回線をいう。
したがって、双方向回線を使用する場合には、A局と8
局の両局から同一の回線に同時に捕捉が行われることが
ある。両方の局で同時に同一の回線が捕捉されると言う
二重捕捉がおこると、一方の局では捕捉をやりなおす必
要がある。この再捕捉は、制御装置119における処理
工程の増大、処理遅延の増大など、好ましくない事態を
引き起こすので、両局での二重捕捉を少なくする管理方
式が必要となる。
〔従来の技術〕
第13図は従来の双方向回線管理方式の一例を示すブロ
ック図である。この従来方式では、制御装置119aは
、交換スイッチ110.111 に接続されている双方
向回線の捕捉順序が、両局の交換スイッチで互いに逆と
なるように捕捉の優先度を割り当て、これにより、二重
捕捉の起こる確率を少なくしている。即ち、交換スイッ
チ110においては、図示下側の双方向回線が優先度が
高いのに対し、交換スイッチ11においては、図示上側
の双方向回線が優先度が高いので、同一の双方向回線を
同時に両局から捕捉する確率は低く抑えることができる
従来の他の双方向回線管理方式として、対象回線群を優
先群と非優先群の二つの群に分け、自局の優先群に属す
る双方向回線は他局の非優先群に属する双方向回線とな
るようにし、自局の非優先群に属する双方向回線は他局
の優先群に属する双方向回線となるようにする方式があ
る。これは、回線番号の偶数、奇数で分離するなどの方
法により実現できる。
そして、優先群に対しては、その中で一番長く空きとな
っている回線を選択し、優先群に空き回線がない場合に
、非優先群の中で最後に空きになった回線を選択捕捉す
る。この従来方式によっても、両局での回線の選択順序
が逆になるので、二重捕捉のおこる確率を低く抑えるこ
とができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の第1の従来方式では、以下の問題点がある。
■回線の優先度を予め相手局の事情に合わせて両局で定
めておく必要があるので、自局内だけの事情で優先度を
決定することができず、したがって優先度の決定に際し
て制約条件が大きい。
■両方の局で優先度の割り当てに不一致があると、二重
捕捉の可能性が大きくなる。
■当然ながら、相手局と同一の管理方法とする必要があ
る。
■マルチプロセッサ構成の場合で、双方向回線群が複数
プロセッサで管理されている場合には、実現が困難であ
る。この■の問題点を第14図によって更に詳細に説明
する。
第14図において、A局では、制御装置140aにより
制御される交換スイッチ110aと、制御装置140b
によって制御される交換スイッチ110bとの二つの交
換スイッチで構成されており、B局では制御スイッチ1
41aによって制御される交換スイッチ111aと、制
御装置141bによって制御される交換スイッチ111
bと、制御装置141bによって制御される交換スイッ
チ1iibとの三つの交換スイッチで構成されているも
のとする。そして、A局では、回線の優先度がAl、^
2. 、 、 、、 A6であり、優先度At、 A4
. A6の回線は交換スイッチ110aに収容されてお
り、優先度AI、 A3. A5の回線は交換スイッチ
110bに収容されている。B局では回線の優先度が8
1.82. 、、 、86であり、優先度81.82の
回線は交換スイッチ111aに収容されており、優先度
83.84の回線は交換スイッチ111bに収容されて
おり、・優先度85.86の回線は交換スイッチ111
cに収容されている。
この様な構成の場合、A局ではAI、 A2. 、 、
 、  の順に回線を捕捉する必要があるが、交換スイ
ッチ11Qaと110bを制御する制御装置140aと
140bが別々に設けられている場合は、上記の順番に
双方向回線を捕捉すると言う制御が困難である。
また、処理要求の発生した制御装置に接続される交換ス
イッチに収容される双方向回線を使用したほうが処理量
を少なくできるが、このようにすると、上記の優先度に
従う処理が出来なくなる。
換言すれば、上記の優先度に従う処理を行おうとすると
、処理量が増大する。
上記第2の従来方式によれば、次の問題点がある。
■第1の従来方式と同様に、当然ながら自局の管理方法
を相手局と同一の管理方法とする必要がある。したがっ
て、相手局が第1の従来方式をとった場合は、二重捕捉
を少な(することはできない。
■相手局が第1の従来方式しか提供出来ない場合には、
自局はこの第2の従来方式を採用できない。
最大の問題点は、各交換機によって、第1の従来方式、
第2の従来方式の実現の容易さに差があり、交換機によ
っては、片方の方式しか採用できない場合があることに
ある。もし、片方が第2の方式のみ、もう片方が第2の
方式のみの場合には、両交換機を接続することが出来な
くなってしまう。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。同図において
、1は自局で起動した双方向回線が開放されたことを検
出する出接続処理制御手段、2は相手局から起動された
双方向回線が解放されたことを検出する入接続処理制御
手段、3は複数の双方向回線が選択使用される優先度を
決定する双方向回線管理手段である。双方向回線管理手
段3は、自局で起動した双方向回線が開放された場合の
該双方向回線が次に選択される場合の(優先度と、相手
局から起動された双方向回線が解放された場合の該双方
向回線が次に選択される場合の優先度とを異ならしめる
ようにする。
本発明の1態様によれば、双方向回線管理手段3は、空
き双方向回線のリストの先頭の双方向回線から選択使用
するものであり、1喝で起動した双方向回線が解放され
たことを出接続処理制御手段1が検出したときは、その
リストの先頭に該双方向回線を接続し、相手局から起動
された双方向回線が解放されたことを入接続処理制御手
段2が検出したときは、そのリストの最後にその双方向
回線を接続するようにする。
本発明の他の態様によれば、双方向回線管理手段3は、
双方向回線を優先回線空き回線リストと非優先回線空き
回線リストとに接続して管理し、空き双方向回線を自局
で選択使用する場合には、先ず前記優先回線空き回線リ
ストから選択使用し、その優先回線空き回線リストに双
方向回線がない場合に非優先回線空き回線リストから双
方向回線を選択使用する。そして、自局で起動した双方
向回線が解放されたことを出接続処理制御手段1が検出
したときは、優先回線空き回線リストに双方向回線を接
続し、相手局から起動された双方向回線が解放されたこ
とを入接続処理制御手段2が検出したときは、非優先回
線空き回線リストに該双方向回線を接続する。
〔作 用〕
自局が捕捉した回線を解放した場合と、相手局が捕捉し
た回線を解放した場合とで、次の捕捉のための優先度を
異ならしめ、自局が捕捉し、た回線を相手局が捕捉した
回線より捕捉し易くする。これにより、相手局が従来の
第1.第2の何れの方式を採用していても、また、本発
明の方式を採用していても、相手局にとって優先度の高
い回線は、自局にとっては優先度の低い回線となり、二
重捕捉の可能性を少なくすることができる。
優先度を異ならしめる具体的手段として、双方向回線を
空き回線リストを作成して管理し、空き回線を自局で選
択する場合には該当リストの先頭から選択を行う方式を
適用し、自局で起動した回線が解放された時にはリスト
の先頭に接続し、相手局から起動された回線が解放され
た時には、リストの最後に接続する。
また、優先度を異ならしめる他の手段とし7て、双方向
回線を、優先回線空き回線リストと非優先回線空き回線
リストの二つに接続して管理し、空き回線を自局で選択
する場合には、先ず優先回線空き回線リストから選択し
、該当優先回線空き回線リストに回線が無い場合に非優
先回線空き回線リストから選択する方式を適用し、自局
で起動した回線が解放された時には、優先回線空き回線
リストに接続し、相手局から起動された回線が解放され
た時には、非優先回線空き回線リストに接続する。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例による双方向回線管理方式を説
明するブロック図である。同図において、1.2.3は
ぞれぞれ、第1図の出接続処理制御手段、入接続処理制
御手段、双方向回線管理手段であり、4はトランク制御
手段である。
出接続処理制御手段1は、トランク制御手段4に対し、
双方向回線を使用しようとするときは起動信号送出要求
を行い、使用中の出接続回線を解放しようとするときは
解放信号送出要求を行う。
また、双方向回線使用中に相手局からの応答があった場
合または、相手局からの解放があった場合はその旨がト
ランク制御手段4から出接続処理制御手段1に通知され
る。
出接続処理制御手段1はまた、双方向回線管理手段3に
対し、双方向回線を使用しようとするときは使用トラン
ク要求を行い、使用中の双方向回線を解放しようとする
ときは出接続解放を指示する。
入接続処理制御手段2は、相手局からの起動があった場
合はトランク制御手段4からその旨を通知され、双方向
回線管理手段3に対してその旨を通知する。使用中の大
接続回線を解放しようとするときは双方向回線管理手段
3に対し、その旨を通知する。また、入接続処理制御手
段2は、トランク制御手段4に対し、相手局からの起動
に対して応答しようとするときは、応答信号送出要求を
トランク制御手段4に行い、相手から起動された双方向
回線を開放しようとするときはトランク制御手段4に対
して解放信号送出要求を行う。
トランク制御手段4では、相手局からの起動があったと
き及び相手局からの解放術、示があったときはその旨を
入接続処理制御手段2に通知する。
第3図は出接続処理制御手段1の動作を説明するフロー
チャートである。同図において、(a)は自局か・)の
起動処理、ら)は相手局からの解放処理、(C)は自局
からの解放処理、(d)は応答受信処理をそれぞれ示す
(a)において、ステップ301で自局が起動処理を開
始すると、ステップ302で起動するための使用トラン
クを出接続処理制御手段1から双方向回線管理手段3に
要求する。するとステップ303で起動するための使用
トランクが双方向回線管理手段3より出接続処理制御手
段1に通知される。ついで、ステップ304で出接続処
理を行う。そしてステップ305で出接続処理制御手段
1からトランク制御手段4に対し起動信号送出要求を行
い、起動処理を終了する。
(5)において、ステップ306で相手局からの要求に
より出接続解放処理を行うと、ステップ307で出接続
処理制御手段1から双方向回線管理手段3に出接続解放
が通知される。
(C)において、ステップ308で自局からの要求によ
り出接続解放処理を行うと、ステップ309で出接続処
理制御手段1からトランク制御手段4に解放信号送出要
求がなされ、ステップ310で出接続処理制御手段1か
ら双方向回線管理手段3に出接続解放が通知される。
(d)は、トランク制御手段より相手局の応答が通知さ
れた場合の処理で、ステップ311で出接続応答処理が
行われる。
第4図は入接続処理制御手段2の動作を説明するフロー
チャートである。同図において、(a)は相手局からの
起動要求があった場合、(b)は相手局からの解放要求
があだ場合、(C)は自局からの解放処理、(d)は自
局からの応答処理をそれぞれ示す。
(a)において、相手局からの起動要求がトランク制御
手段より通知されると、ステップ401で入接続処理制
御手段2は起動受付処理をし、ステップ402で相手局
からの起動を入接続処理制御手段2から双方向回線管理
手段3に通知する。次いでステップ403で入接続処理
制御手段2は入接続処理をする。
(b)において、相手局からの解放要求がトランク制御
手段より通知された場合、ステップ404で入接続処理
制御手段2は入接続の解放処理をし、ステップ405で
入接続解放を入接続処理制御手段2から双方向回線管理
手段3に通知する。
(C)において、自局からの解放要求があった場合、ス
テップ406で大接続解放処理を行い、ステップ407
で入接続処理制御手段2からトランク制御手段4に解放
信号送出要求を行う。次いでステップ408で入接続解
放を入接続処理制御手段2から双方向回線管理手段3に
通知する。
(社)において、自局からの応答処理の場合は、ステッ
プ409で大接続応答処理を行い、ステップ410で入
接続処理制御手段2からトランク制御手段4に応答信号
送出要求を行う。
第5図は双方向回線管理手段3の動作を説明するフロー
チャートである。同図においで、(a)は使用トランク
の要求、ら)は出接続の解放処理、(C)は入接続の解
放処理、(d)は相手局からの起動通知処理をそれぞれ
示す。
(a)において、出接続処理制御手段1からトランクを
使用したい旨の使用トランクの要求があると、ステップ
501で双方向回線管理手段3は空きトランクのなかか
らトランクの選択処理をする。そしてステップ502で
双方向回線を起動するための使用トランクを出接続処理
制御手段1に通知する。
(b)において、出接続処理制御手段lから出接続解放
の要求があると、ステップ503でそのトランクが次に
選択される際の優先度を上げてから出接続トランクの解
放処理をする。
(C)において、入接続処理制御手段2から大接続の解
放要求があると、ステップ504でそのトランクが次に
選択される際の優先度を下げてから大接続トランクの解
放処理をする。
(d)において、相手局からの起動通知がトランク制御
手段4から入接続処理制御手段2に対してなされると、
ステップ402でその通知を受けた双方向回線管理手段
3は、相手局からの起動要求があったトランクを使用中
状態とする等の起動通知処理を行う。
次に本発明の第1の実施例によるトランク捕捉処理及び
トランク解放処理を第6図及び第7図によって説明する
第6図は本発明の第1の実施例によるトランク捕捉処理
の動作説明図である。同図において、(a)は自局から
の起動によるトランク捕捉処理の場合のフローチャート
とトランクの優先度の状態遷移図を示し、ら)は相手局
よりの起動通知によるトランク捕捉処理のフローチャー
トとトランクの優先度の状態遷移図を示す。尚、トラン
クの捕捉処理は双方向回線の捕捉処理と実質的に同じで
あり、以下、トランク捕捉処理として説明する。
(a)において、自局からのトランク捕捉(選択)処理
の開始前は、トランク空きリストには、優先度の高い順
にトランク61.62.63.64.65が存在してお
り、先頭ポインタは優先度の最も高いトランク61に接
続されており、末尾ポインタは優先度の最も低いトラン
ク65に接続されている状態を考える。
そして、ステップ601でこのトランク空きリストの先
頭ポインタに接続されているトランク61を空きリスト
より外す。すると、空きリストの先頭ポインタは、図示
点線の状態から図示太線の状態のようにトランク62に
接続され、ステップ602で空きリストから外されたト
ランク61を求めるトランクとして選択する。このとき
、空きリストの先頭ポインタはトランク62に接続され
た状態となる。
(b)において、相手局からの起動通知により、空きリ
スト中の例えばトランク63に対して起動がかかると、
ステップ603でそのトランク63が空きリストから外
され、捕捉される。このとき、空きリストには、トラン
ク61.62.64.65が存在しており、トランク6
3は自局からは捕捉できなくなる。
第7図は本発明の第1の実施例によるトランク解放処理
のとをさ説明図である。同図において、(a)は出接続
トランクの解放処理のフローチャートと空きリストの状
態遷移図を示し、ら)は入接続トランクの解放処理のフ
ローチャートと空きリストの状態遷移図を示す。
(a)において、第6図(a)に示したように自局によ
って選択されたトランク61を解放する場合、即ち、出
接続トランクの解放処理においては、ステップ701で
解放処理対象のトランク61は空きリストの先頭に接続
する。この結果、トランク61の優先度は空きリストの
なかで再び最も高いものとなる。
したがって、自局から次の回線を捕捉する場合は、上記
の解放されたトランク61が優先して捕捉されることに
なる。
(社)において、第6図(5)に示したように相手局に
よって捕捉されたトランク63を解放する場合は、ステ
ップ702で解放するトランク63を空きリストの末尾
に接続する。この結果、トランク63の優先度は空きリ
スト中で最低となる。したがって、相手局が捕捉した回
線を解放した場合は、次にその回線を自局から捕捉する
場合は最後に捕捉されることになる。
一般に、呼の制御は、自局から捕捉した場合と、相手局
から起動された場合で、処理が異なるので、解放実施例
にその回線が自局から捕捉したものか相手局から捕捉し
たものかを区別することは容易である。
両方の局で双方共上記の第6図、第7図について説明し
た制御を行えば、−足回数の回線の捕捉と解放を繰り返
した後は、自局で空きリストの先頭にある回線は、相手
局では空きリストの末尾の方にあることになる。両方の
局とも、自局から捕捉する場合は、空きリストの先頭よ
り捕捉するので、同一の双方向回線が両局で同時に捕捉
される確率は低い。
また、相手局では従来の第1の方式(第13図参照)を
採用しており、自局のみが上記本発明の第1の実施例を
採用していたとしても、相手局は双方向回線を一定の優
先順位で捕捉するが、自局では相手局が捕捉した回線の
解放時には空きリストの末尾に接続するようにしたので
、相手局の優先度の高い回線は、自局では空きリストの
末尾のほうに集まる。一方、自局から捕捉した回線は、
相手局では捕捉されなかった回線であり、したがって相
手局では優先度の低い回線である。したがって、この場
合でも同一回線を両方の局で同時に捕捉する確率は低い
次に本発明の第2の実施例によるトランク捕捉処理及び
トランク解放処理を第8図〜び第10図によって説明す
る。
第8図は本発明の第2の実施例によるトランク捕捉処理
の動作説明図である。本実施例においては、双方向回線
管理手段3は、双方向回線を優先回線空き回線リストと
、非優先回線空き回線リストの二つに接続して管理する
。図においては、優先群の空き回線リストには、トラン
ク61.62.63.64365が接続されており、非
優先群の空き回線リストには、トランク81.82.8
3.84.85が接続されている。そして、自局からの
トランク選択処理においては、ステップ801で優先群
に空きトランクが有るかどうかを判別し、有りの場合は
ステップ802でトランク優先群の空きリストの先頭ポ
インタに接続されているトランクを空きリストより外し
、ステップ803でそのトランクを求めるトランクとし
て選択する。ステップ801で優先群に空きトランクが
ないときは、非優先群の空きリストの先頭ポインタに接
続されているトランクをその空きリストから外し、ステ
ップ805でそのトランクを求めるトランクとして選択
する。
第9図は本発明の第2の実施例による相手局からのトラ
ンク捕捉処理の動作説明図である。この場合は、起動通
知のあったトランクが優先群にあっても非優先群にあっ
ても空きリストから外す。
図示の場合は起動通知のあったトランク82は非優先群
に属している例である。
第10図は本発明の第2の実施例によるトランク解放処
理の動作説明図である。同図において、(a)は出接続
トランク即ち自局から捕捉したトランクの解放処理を説
明するものであり、(b)は入接続トランク即ち相手局
から捕捉したトランクの解放処理を説明するものである
(a)において、自局から捕捉したトランクを解放する
ときは、そのトランクが優先群から捕捉されたものであ
ると非優先群から捕捉されたものであるとにかかわらず
、解放するときは優先群の空きリストの末尾のポインタ
に接続する。尚、この解放時に、優先群の空きリストの
末尾のポインタに接続することに代えて、優先群の他の
ポインタ、例えば先頭ポインタに接続してもよい。
(b)において、相手局が捕捉したトランクを解放する
ときは、そのトランクが優先群から捕捉されたものであ
ると非優先群から捕捉されたものであるとにかかわらず
、解放するときは非優先群の空きリストの末尾のポイン
タに接続する。この場合も、解放時に非優先群の空きリ
ストの末尾のポインタに接続することに代えて、非優先
群の先頭ウポインタに接続してもよい。
この第2の実施例によっても、自局から捕捉した回線を
解放するときは優先群無いの空きリストに接続され、相
手局から捕捉した回線を解放するときは非優先群無いの
空きリストに接続するようにしたので、両局で同時に同
一の双方向回線を捕捉する確率は低く抑えることができ
る。また、相手局が本発明のいずれの実施例の方式を採
用しても、或いは従来のいずれの方式を採用しても、相
手局の方式を意識せずに自局の方式を決定することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明により、相手局
の管理方式の如何にかかわらず、二重捕捉の確率を低く
おさえることができる双方向回線管理方式が提供される
。さらに、次の効果も得られる。
■回線の優先度を両局で互いに逆になるように設定する
必要がなく、双方向回線の優先度は使用状況に合わせて
自動的に決定されるので、システム設計上の煩雑さが除
去される。
■両局で優先度の割り当てが当初互いに逆になるように
な、ていなくても、両局からの捕捉を繰り返すことによ
り、自動的に調整されて、二重捕捉の確率は次第に低く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例による双方向回線管理方式を説
明するブロック図、 第3図は本発明の実施例による出接続処理制御手段1の
動作を説明するフローチャート、第4図は本発明の実施
例による入接続処理制御手段2の動作を説明するフロー
チャート、第5図は本発明の実施例による双方向回線管
理手段3の動作を説明するフローチャート、第6図は本
発明の第1の実施例によるトランク捕捉処理の動作説明
図、 第7図は本発明の第1の実施例によるトランク解放処理
の動作説明図、 第8図は本発明の第2の実施例による自局からのトラン
ク捕捉処理の動作説明図、 第9図は本発明の第2の実施例による相手局からのトラ
ンク捕捉処理の動作説明図、 第10図は本発明の第2の実施例によるトランク解放処
理の動作説明図、 第11図は本発明の背景としての分散形交換機の一例を
示すブロック図、 第12図は第11の中で本発明にかかる部分を抽出して
表したブロック図、 第13図は従来の双方向回線の一例を示すブロック図、 第14図は従来のマルチプロセッサ構成における問題点
を説明するだめのブロック図である。 図において、 1は出接続処理制御手段、 2は入接続処理制御手段、 3は双方向回線管理手段、 4はトランク制御手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、自局で起動した双方向回線が開放されたことを検出
    する出接続処理制御手段(1)、 相手局から起動された双方向回線が解放されたことを検
    出する入接続処理制御手段(2)、及び複数の双方向回
    線が選択使用される優先度を決定する双方向回線管理手
    段(3)を具備し、前記双方向回線管理手段(3)は、
    自局で起動した双方向回線が開放された場合の該双方向
    回線が次に選択される場合の優先度と、相手局から起動
    された双方向回線が解放された場合の該双方向回線が次
    に選択される場合の優先度とを異ならしめるようにした
    ことを特徴とする双方向回線管理方式。 2、前記双方向回線管理手段(3)は、空き双方向回線
    のリストの先頭の双方向回線から選択使用するものであ
    り、自局で起動した双方向回線が解放されたことを前記
    出接続処理制御手段(1)が検出したときは、前記リス
    トの先頭に該双方向回線を接続し、相手局から起動され
    た双方向回線が解放されたことを前記入接続処理制御手
    段(2)が検出したときは、前記リストの最後に該双方
    向回線を接続するようにしたことを特徴とする、請求項
    の1に記載の双方向回線管理方式。 3、前記双方向回線管理手段(3)は、双方向回線を優
    先回線空き回線リストと、非優先回線空き回線リストの
    二つに接続して管理し、空き双方向回線を自局で選択使
    用する場合には、先ず前記優先回線空き回線リストから
    選択使用し、該優先回線空き回線リストに双方向回線が
    ない場合に前記非優先回線空き回線リストから双方向回
    線を選択使用するものであり、自局で起動した双方向回
    線が解放されたことを前記出接続処理制御手段(1)が
    検出したときは、前記優先回線空き回線リストに該双方
    向回線を接続し、相手局から起動された双方向回線が解
    放されたことを前記入接続処理制御手段(2)が検出し
    たときは、前記非優先回線空き回線リストに該双方向回
    線を接続するようにしたことを特徴とする、請求項の1
    に記載の双方向回線管理方式。
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EP0389887A3 (en) 1992-04-29
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