JP3252867B2 - 交換機間の回線または帯域選択方法 - Google Patents

交換機間の回線または帯域選択方法

Info

Publication number
JP3252867B2
JP3252867B2 JP00773593A JP773593A JP3252867B2 JP 3252867 B2 JP3252867 B2 JP 3252867B2 JP 00773593 A JP00773593 A JP 00773593A JP 773593 A JP773593 A JP 773593A JP 3252867 B2 JP3252867 B2 JP 3252867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
selection
lines
band
exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00773593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06217023A (ja
Inventor
新二 安田
伸一 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP00773593A priority Critical patent/JP3252867B2/ja
Publication of JPH06217023A publication Critical patent/JPH06217023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3252867B2 publication Critical patent/JP3252867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、STM(Synchronous
Transfer Mode),ATM(Asynchronous Transfer M
ode)、あるいはその他の転送モ−ドの交換機相互間の回
線選択、または帯域選択の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパケット交換網等における回線選
択方法では、ル−ティングテ−ブルの構成法により、固
定式(う回式:選択すべきル−トの順序が宛先により固
定的に定められる)、および適応式(トポロジ−の変化
やトラヒック変動によりル−ティングテ−ブルを変更す
る)が用いられていた(例えば、『パケット交換技術と
その応用』昭和55年8月20日(社)電子通信学会発行、p
p.112〜113参照)。また、交換機間の回線選択式の選
択権は、両側の交換機あるいは片側の交換機が有してお
り、選択権を有する交換機により回線が選択されてい
た。両側の交換機が回線選択を行うものとしては、例え
ば、『やさしい共通線信号方式』昭和62年10月オ−ム社
発行、2.7章電話用呼処理に記載があり、また片側の交
換機が回線選択を行うものとしては、例えば、『技術参
考資料ISNネットワ−クのインタフェ−ス第3分冊
(レイヤ3回線交換編)第2版』平成2年11月30日(社)電
気通信協会発行、に記載がある。なお、STMでは交換
機において回線を選択するが、ATMでは交換機で帯域
を選択する。すなわち、ATM等多元速度を扱う交換機
間における回線選択は、物理的回線の選択と、選択され
た物理的回線でその回線選択要求呼の要求する帯域を受
け付けるか否かの選択を行う。以下、回線の選択につい
て述べるが、帯域の選択も全く同じである。 先ず、両側の交換機が選択権を有している方式では、
両側の交換機が回線毎の空塞テ−ブルを備えており、両
側の交換機がそれぞれ独立して回線の選択を行い、両者
の選択した回線が重複したとき(2重捕捉)には、一方
を優先するか、あるいは両者とも無効にする。 次に、片側の交換機が選択権を有している方式では、
非選択権側の交換機は選択権側と同等の回線の空塞テ−
ブルを具備しておらず、呼接続要求が発生して回線の選
択が必要になった際に、非選択権側の交換機から選択権
側の交換機にその回線選択要求メッセ−ジを送出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の方
法を用いた場合、次に述べるような問題点がある。 (a)両側の交換機がそれぞれ独立して回線を選択する
と、片側交換機の回線選択方式で非選択側交換機が受け
た呼の回線選択に比べれば、選択に要する時間が短縮さ
れるという利点を持っている。しかしながら、回線は交
換機間のピ−クトラヒックに必要な容量分だけ具備して
いるとは限らず、高トラヒック時には2重捕捉が生じ
る。2重捕捉が発生すると、その処理のためにソフトウ
ェアが必要になったり、あるいは呼損率や呼接続遅延時
間の上昇や回線使用率の低下、あるいは交換機のプロセ
ッサ使用効率の低下に伴う負荷耐力の低下等の問題が生
じていた。 (a−1)上記の呼損率については、他の迂回ル−トが
あるにもかかわらず、そのル−トで呼接続が2重捕捉に
より無効になると、処理量や接続遅延時間等の点から再
度迂回ル−トに対して回線選択を行うことが不可能とな
る場合、呼損率の上昇やそれに伴う回線使用率の低下を
招くことになる。 (a−2)また、上記の呼接続遅延時間については、2
重捕捉時に再度迂回先ル−トに対して回線選択を行うこ
とができる場合、それまでのル−トにおける処理時間は
無効な呼接続遅延時間の増加になる。 (a−3)さらに、交換機のプロセッサ使用効率の低下
に伴う負荷耐力の低下については、通常、2重捕捉時は
交換機の使用率が高くなっているので、2重捕捉に伴っ
て呼接続の無効処理で処理能力の余裕が削減されてしま
い、負荷耐力は低下する。
【0004】(b)次に、片側交換機が回線を選択する
と、2重捕捉の発生はなくなるが、特に非選択権の交換
機側では、回線選択要求を扱う呼接続の無効の有無には
関係なく、選択権側の交換機に回線選択要求を送出する
ため、呼損率および呼接続遅延時間の上昇やプロセッサ
使用効率の低下に伴った負荷耐力の低下を招く。 (b−1)上記負荷耐力の低下については、選択権を有
する交換機側でも起る。この理由は、両側の交換機がそ
れぞれ独立して回線を選択する方式のときと同じ理由で
ある。 (c)さらに、ATMの場合や交換機間の数が増加した
場合等、交換機間の回線選択または帯域選択、さらには
呼受付処理が呼種毎に論理的に分割されている場合、分
割されることにより大群化効果が低下するため、両側ま
たは片側の交換機の回線選択に関係なく回線選択要求の
無効が増加する。その結果、テ−ブル数の増加に伴って
プロセッサ処理量やメモリ量の増加、および呼損率およ
び呼接続遅延時間の上昇や、回線使用率の低下や、交換
機のプロセッサ使用効率の低下に伴う負荷耐力の低下等
の諸問題が増大する。本発明の第1の目的は、これら従
来の課題を解消し、2重捕捉を回避させることにより2
重捕捉のためのソフトウェアを不要にし、2重捕捉によ
り呼損となる呼に関する無効なプロセッサ処理を削減
し、負荷耐力を向上させ、回線または帯域の使用効率の
低下を抑えることが可能な交換機間の回線または帯域選
択方法を提供することにある。本発明の第2の目的は、
非選択権側交換機でも、呼損率および呼接続時間の上昇
やプロセッサ使用効率の低下に伴う負荷耐力の低下を抑
えることが可能な交換機間の回線または帯域選択方法を
提供することにある。本発明の第3の目的は、非選択権
側交換機から第2回以降の回線または帯域選択要求の送
出を判断する場合に、判断の正確性の低下を防止できる
とともに、選択権側交換機にその処理のための特別な処
理を強いることのない交換機間の回線または帯域選択方
法を提供することにある。本発明の第4の目的は、非選
択権側交換機の回線毎または帯域毎の空塞テ−ブルを不
要にして、メモリ量の削減、プロセッサ処理量の削減、
および処理効率の向上が可能な交換機間の回線または帯
域選択方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記各目的を達成するた
め、本発明による交換機間の回線選択方法は、(イ)通
話路を介した交換機間の回線または帯域選択方法におい
て、通話路の両側の交換機が当該回線または帯域毎の空
塞りテ−ブルを備え、空塞りテ−ブルは回線または帯域
の使用状態によりアップデ−トされ、空塞りテ−ブルを
基に片側(選択権側)の交換機が回線または帯域の選択
を行い、他側(非選択権側)の交換機は空塞りテ−ブル
に所定の空き回線数または帯域数を有している時に、選
択権側交換機に対して回線または帯域選択要求メッセ−
ジを送出することを特徴としている。また、(ロ)非選
択権側交換機は、空塞りテ−ブルの代りに空き回線数ま
たは帯域数の総数を表わす総空き回線数または帯域数テ
−ブルを備え、総空き回線数または帯域数テ−ブルは回
線または帯域の使用状態によりアップデ−トされ、非選
択権側交換機は総空き回線数または帯域数テ−ブルに所
定の空き回線数または帯域数を有している時に、選択権
側交換機に対して回線または帯域選択要求メッセ−ジを
送出し、回線または帯域選択要求メッセ−ジを送出する
際には、該当メッセ−ジの要求する回線数または帯域数
を総空き回線数または帯域数テ−ブルの空き数から差し
引き、要求する回線数または帯域数が選択権側交換機に
より回線または帯域が捕捉されなかったときには、総空
き回線数または帯域数テ−ブル上で要求した回線数また
は帯域数を元に戻すことも特徴としている。さらに、
(ハ)非選択権側交換機は、空塞りテ−ブルの代りに当
該交換機間の回線または帯域を1ないし複数の回線束ま
たは帯域束に分割して、分割された回線束単位または帯
域束単位に空塞状態、つまり回線束単位または帯域束単
位に使用可否状態を示すテ−ブルを備え、回線束単位ま
たは帯域束単位に使用可否状態を示すテ−ブルは回線ま
たは帯域の使用状態によりアップデ−トされ、使用可否
状態を示すテ−ブルに基づいて選択権側交換機への回線
または帯域選択要求メッセ−ジを送出することも特徴と
している。
【0006】
【作用】本発明においては、(イ)片側の交換機のみに
回線の選択権を具備したので、両側の交換機が独立に回
線選択を行うことがなく、その結果2重捕捉がなくな
り、それに伴う問題もなくなる。 (ロ)また、非選択権側交換機では、回線選択時に必要
となる選択権側交換機が具備した空塞テ−ブルを備えて
おり、そのテ−ブルで0〜複数回線、またはその相当の
帯域の必要量に応じて設定される一定の空き回線数また
は帯域を有している時に、選択権側交換機に回線選択要
求を送出するので、扱う呼接続による回線選択要求の無
効の有無を事前に判断できる。すなわち、無効(呼損)
とならないであろう時に要求を送出するので、従来のよ
うな要求を送出してから呼損となる確率が大にならな
い。そして、一定の空き回線数または帯域を設定してお
くので、その設定値により事前に判断される回線選択要
求の無効の精度を任意に決定し、可変にすることができ
る。その結果、回線使用率と呼損率とプロセッサの使用
効率とを、自由に操作可能にできる。 (ハ)さらに、回線選択要求の送出に際して、非選択権
側交換機は要求する回線数または帯域をその交換機の回
線空塞テ−ブルの空き数から差し引き、また要求はした
が選択権側交換機により回線が選択されなかったときに
はその数を元に戻すので、連続して回線選択要求を行う
場合には、回線捕捉の確立を予想し易くなる。すなわ
ち、非選択権側交換機において、続けて複数の呼接続に
関する回線選択要求が当該交換機間回線に発生したとき
にも、2回目以降の回線選択要求の送出の判断の際に、
前者の回線選択要求が必要とする回線数または帯域を空
塞テ−ブルの空き回線数または帯域から減らしていない
値を用いて判断されるので、その判断の正確性を確保で
きる。また、この処理が非選択権側交換機の独自の処理
であるため、選択権側交換機に特別な処理を強いる必要
がなく、分散制御システムに対して親和性、つまりなじ
み易くなる。 (ニ)一方、回線選択権側交換機は回線毎の空塞テ−ブ
ルを具備しており、そのテ−ブルを基に選択を行うの
で、非選択権側交換機にとって回線毎の空塞テ−ブルが
不要となり、そのテ−ブルに必要なメモリ容量が削減さ
れるとともに、プロセッサ処理量も削減できる。すなわ
ち、非選択権側交換機は、交換機間の回線を1つないし
複数の回線束に分割して、その回線束単位に空塞状態つ
まり回線束単位に使用可否状態を示すテ−ブルに基づい
て選択権側交換機に対する回線選択要求を送出するの
で、非選択権側交換機にとっては回線毎の空塞テ−ブル
は不要となる。そして、プロセッサの処理では、各回線
束毎の回線毎の空き回線検索ないし空き回線数等の使用
状況を考えて回線束を選択する必要がなく、回線束毎に
空塞状態つまり回線束単位に使用可否状態を持ち、その
状態により回線束を選択するので、それにかかるプロセ
ッサ処理量の削減ならびに処理効率の向上を図ることが
できる。なお、回線束の選択では、空塞状態つまり回線
束単位に使用可否状態を持っているので、呼損率および
呼接続遅延時間の上昇を防止でき、かつ呼損となる可能
性の高い呼接続の回線選択要求を事前に他の回線束に向
けることができ、その結果、回線使用率が向上する。さ
らに、空塞状態としては、空きの有無のみならず空き量
ないし使用率の閾値を設定できるようにしておき、その
閾値を越えたか否かで使用可否を判断できるようにして
いるので、さらにプロセッサ処理効率の低下や呼損率お
よび接続遅延時間の上昇の防止が可能となる。 (ホ)ここで、回線とは、STMでは回線であるが、A
TMにおいては帯域であって、回線と帯域が同等の概念
で使用できる。つまり、このような概念に従ったATM
等多元速度を扱う交換機間において回線選択を行う際に
は、物理的回線の選択およびその選択された物理的回線
でその回線選択要求呼の要求する帯域を受け付けられる
かの選択を行うことを、本発明では前提としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す非選択側交
換機および回線を選択する選択側交換機のブロック図で
ある。図1において、10は非選択権側交換機、50は
選択権側交換機、40は通話回線、41,42,43は
制御回線である。なお、非選択権側交換機10内の20
は通話路、30はプロセッサ処理部であり、選択権側交
換機50内の60は通話路、70はプロセッサ処理部で
ある。なお、回線数/回線容量は帯域と等価な表現であ
り、実施例では回線選択方法として説明しているが、帯
域選択方法としても全く同じように適用できるのは勿論
である。すなわち、回線選択の場合には、回線a〜n毎
に空き回線数が存在するが、帯域選択の場合にも、周波
数a〜b,b〜c,c〜dの帯域毎に空き帯域数が存在
することになる。従って、回線選択と帯域選択とは、全
く同じように適用できる。また、本実施例の回線選択方
法の回線とは、通話回線のことであって制御回線のこと
ではない。さらに、本実施例における制御回線は、論理
的に通話回線と分離したものであって、物理的に分離す
ることまでは言及していない。
【0008】本実施例においては、片側の交換機に回
線の選択権を設けている。また、回線選択時に必要とな
る選択権側の交換機が有する回線毎の空塞テ−ブルを、
非選択権の交換機が有している。そのテ−ブルでは、0
〜複数回線またはそれ相当の帯域の必要量に応じて設定
される一定の空き回線数または帯域を有している時に、
非選択権側交換機から選択権側の交換機に対して回線選
択要求を送出する。この回線選択要求の送出は、無効と
ならない(つまり、呼損とならない)と判断された時に
行われる。また、非選択権側交換機から選択権側交換
機に対して回線選択要求を送出する場合、非選択権側交
換機で連続して複数の呼接続に関する回線選択要求がそ
の交換機間回線に発生したときには、第2回以降の回線
選択要求の送出を判断する際に、前者の回線選択要求が
必要とする回線数ないし帯域を空塞テ−ブルの空き回線
数ないし帯域から減少させていない値を用いて判断する
ので、その判断の正確性が低下する。そのために、その
低下が問題となるときには、回線選択要求メッセ−ジの
送出に際して、非選択権側交換機は、メッセ−ジが要求
する回線数ないし帯域を非選択権側交換機の回線空塞テ
−ブルの空きから差し引いて、要求する回線数ないし帯
域が選択権側交換機により回線が選択されなかった時に
は、元に戻す。 交換機間の回線選択ないし帯域選択、さらには呼受付
処理が、呼種毎に論理的に分割されている場合には、選
択権側交換機が回線毎の空塞テ−ブルを有し、そのテ−
ブルを基に回線の選択を行い、非選択権側交換機はその
交換機間回線の1つないし複数の回線束に分割して、そ
の回線束単位に空塞状態つまり回線束単位に使用可否状
態を示すテ−ブルに基づいて選択権側交換機への回線選
択要求メッセ−ジを送出する。
【0009】図2は、本発明の発信時の選択手順を示す
シ−ケンスチャ−トである。また、図4は回線束毎の回
線の空塞テ−ブルの図である。さらに、図5は仮捕捉用
の回線束毎の総空き回線数テ−ブルの図である。以下、
第1の実施例を、図1、図2および図4を参照しながら
説明する。ここでは、図1の制御回線41から非選択権
側交換機10のプロセッサ処理部30に発呼があり、プ
ロセッサ処理部30から選択権側交換機50のプロセッ
サ処理部70に対して制御回線42を介して回線選択要
求を送出し、プロセッサ処理部70で回線選択した後、
同一ル−トによりプロセッサ処理部30に応答を返送す
るまでの動作を述べる。なお、図2におけるプロセッサ
処理部30では、ル−ティング処理31の次に回線仮捕
捉処理32を行って、回線選択要求を行う。プロセッサ
処理部70では、回線選択要求が来ることにより回線選
択処理71を行い、応答をプロセッサ処理部30に返送
する。プロセッサ処理部30では、応答処理33があれ
ば処理を終了する。図4の回線束毎の回線空塞テ−ブル
は、非選択権側および選択権側の交換機が有する回線束
a〜n毎の回線の空塞テ−ブルである。ここでは、多元
の呼種1〜Mの時の各回線束毎の受付可能な呼数(空き
回線数に対応)を回線束を構成する回線イ,ロ,ハ,・
・・・・毎に管理するための表を形成している。もし、
電話呼のみのように、単一の呼種で運用されるときの表
は、呼種欄は1つだけあればよいことになる。
【0010】(A−1)非選択側交換機10が制御回線
41を介して発呼を受付けた場合、その発呼が呼種1で
あれば、ル−ティング処理31で適用する交換機および
回線束を図4から選択する。このとき、回線束の選択の
際に、空き回線数が1つ以上であることを条件とする。
その結果、回線束aのみで接続される選択権側交換機5
0を選択するものと仮定する。 (A−2)次に、回線の仮捕捉処理32を行い、図4の
空塞テ−ブルの各呼種および各回線束毎の総空き回線数
を示す図5の仮捕捉用の回線束毎の総空き回線数テ−ブ
ルを参照して、使用する呼種1の総空き回線数8をマイ
ナス1して7にする。なお、呼種1の総数8の意味は、
回線イの5と回線ハの3を加えた数である。ただし、図
5の仮捕捉用テ−ブルの値は、図4の空塞テ−ブルの空
き回線数のプラス/マイナスの変化に応じて更新される
が、仮捕捉による図5のこのような8から7への変更の
際には、図4のテ−ブルへの変更は不要である。つま
り、仮捕捉している時には、図4と図5の値は異なるの
である。 (A−3)次に、非選択権側交換機10は、選択権側交
換機50に対して制御回線42を介して回線選択要求を
送出する。
【0011】(A−4)次に、その回線選択要求を受け
たプロセッサ処理部70は、回線選択処理71を行う。
この処理では、空き回線イまたはハのいずれか、さらに
必要に応じて回線中のタイムスロットまでを選択する。
その結果として、ここでは回線イを選択したので、選択
権側の当該空塞テ−ブルの回線イの空きを5から4に変
更する。 (A−5)選択処理の後、選択権側交換機50は、非選
択権側交換機10に対して制御回線42を介して応答を
返送する。 (A−6)非選択権側交換機10は、その応答に対して
応答処理33を行う。 (A−7)この応答処理33の結果は、受け付けられた
ために当該空塞テ−ブルの回線イの空きを5から4に変
更して、当該交換機間の回線選択処理を終了する。 (A−8)もし、選択権側の交換機50からの応答が呼
損(受け付けられない呼)であるときには、上記(A−
2)の仮捕捉を解除する。つまり、図5の仮捕捉用テ−
ブルの総空き回線数を7から8に戻す。
【0012】図3は、本発明の着信時の選択手順を示す
シ−ケンスチャ−トである。本発明の第2の実施例を、
図1、図3および図4を参照しながら説明する。ここで
は、制御回線43から選択権側交換機50のプロセッサ
処理部70に着信があり、プロセッサ処理部70で回線
選択を行い、その処理が終了した後、非選択権側交換機
10のプロセッサ処理部30に制御回線42を介して選
択結果通知を送出する。プロセッサ処理部30では、そ
の応答処理を行い、同一ル−トでプロセッサ処理部70
に応答を返送するまでのシ−ケンスを述べる。図3にお
いて、プロセッサ処理部70では、着呼によりル−ティ
ング処理72を行い、回線選択処理71を行う。そし
て、選択結果通知をプロセッサ処理部30に送出し、プ
ロセッサ処理部30では通知処理34を行った後、プロ
セッサ処理部70に対して応答を返送する。プロセッサ
処理部70では、応答処理73を行って処理を終了す
る。
【0013】(B−1)先ず、選択権側交換機50が制
御回線43を介して呼種1の発呼を受けると、プロセッ
サ処理部70では、ル−ティング処理72で適用できる
交換機および回線束を図4のテ−ブルを用いて選択す
る。この時、回線束の選択では、空き回線数が1つ以上
であることを条件とする。その結果、回線束aのみで接
続される非選択権側交換機10を選択したものとする。 (B−2)次に、プロセッサ処理部70では、回線選択
処理71を行って空き回線イを選択し、イの空き回線を
5から4に変更する。なお、回線選択処理71では、空
き回線イを選択するとき、必要に応じて回線イ中のタイ
ムスロットの選択も行うものとする。 (B−3)次に、選択権側交換機50は、非選択権側交
換機10に対して制御回線42を介して選択結果通知を
送出する。 (B−4)非選択権側交換機10は、その通知を受けた
ならば、通知処理34を行う。すなわち、当該テ−ブル
の回線イの空き回線を5から4に変更する。 (B−5)通知処理34の終了後に、非選択権側交換機
10は、選択権側交換機50に対し制御回線42を介し
て応答を返送する。 (B−6)選択権側の交換機50は、その応答に対して
応答処理73を行う。すなわち、応答処理73として
は、次の処理に移る準備の処理である。
【0014】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
第3の実施例は、第1の実施例において、(A−2)の
処理と(A−8)の処理を除いた処理シ−ケンスであっ
て、すなわち仮捕捉処理を行わない。 (C−1)非選択権側交換機10が制御回線41を介し
て呼種1の発呼を受けると、図2に示すル−ティング処
理31を行って適用する交換機および回線束を図4のテ
−ブルを用いて選択する。条件は、前と同じように、空
き回線数が1以上であるものを選択する。図4のテ−ブ
ルでは、回線束aのみが1以上であるので、選択権側交
換機50を選択する。 (C−2)非選択権側交換機10は、選択権側交換機5
0に対して制御回線42を介して回線選択要求を送出す
る。 (C−3)回線選択要求を受けたプロセッサ処理部70
は、回線選択処理71を行う。すなわち、図4の空塞テ
−ブルの呼種1のイまたはハのいずれかを選択して、イ
を選択したときには5から4に、ハを選択したときには
3から2に、それぞれ変更する。 (C−4)選択処理を行った後、交換機50から交換機
10に制御回線42を介して応答を返送する。 (C−5)交換機10では、その応答に対して応答処理
を行う。 (C−6)この応答処理では、回線イが受け付けられた
ことにより、空塞テ−ブルの回線イの空きを5から4に
変更して、回線選択処理を終了する。
【0015】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
この実施例では、発信時における非選択権側交換機と選
択権側交換機の間の回線選択動作を示している。図6
は、回線束毎の回線使用可否状態テ−ブルの図である。
図6のテ−ブルでは、非選択権側交換機が使用する回線
束a〜nと呼種毎の使用可否状態を示しており、〇は使
用可能、×は使用不可を意味している。もし、電話呼の
みのように、単一の呼種で運用される場合のテ−ブルで
は、呼種欄は1つになっている。 (D−1)先ず、非選択権側交換機10が制御回線41
を介して受けた呼種1の発呼に対し、ル−ティング処理
31において適用できる交換機および回線束を図6のテ
−ブルを用いて選択する。その結果、回線束aのみで接
続される選択権側交換機50を選択したものとする。 (D−2)この選択は、当該交換機間の回線束および呼
種において、前呼の回線選択が確立(成立)しているた
めに使用可能とする管理に基づいて選択されたものであ
る。また、回線束nは、前呼の回線選択が確立されなか
ったもの、つまり呼損であったため、一定時間ないし当
該回線束の中で当該通信中の呼種の切断があるまで使用
不可の状態となっている。 (D−3)以下、第1実施例の(A−3)〜(A−6)
の処理と同じである。すなわち、非選択権側交換機10
は選択権側交換機50に対して、制御回線42を介して
回線選択要求を送出する。 (D−4)回線選択要求を受けたプロセッサ処理部70
は、回線選択処理71を行う。この処理は、図4のテ−
ブルの空き回線イまたはハのいずれか、ここでは回線イ
の空きを選択し、選択権側の空塞テ−ブルの回線イの空
き数を5から4に変更する。 (D−5)選択処理の後、選択権側交換機50は、非選
択権側交換機10に制御回線42を介して応答を返送す
る。 (D−6)非選択権側の交換機10は、その応答に対し
て応答処理33を行う。 (D−7)この応答処理33では、次の処理の準備を行
う。なお、着信時の処理として、第2の実施例における
ル−ティング処理72で、図6のテ−ブルを用いてもよ
く、この場合には回線束の選択時間が短縮される。
【0016】以上の各実施例においては、次の事項を期
待することができる。 (イ)片側の交換機のみに回線の選択権を設けており、
両側の交換機が独立して回線選択を行わないので、両側
交換機で選択された回線が衝突すること、つまり2重捕
捉を回避することができ、その結果、2重捕捉に伴って
生じるソフトウェアは不要となる。また、2重捕捉によ
り呼損となる呼に関する無効なプロセッサ処理が削減さ
れるので、プロセッサの過負荷耐力が向上する。さら
に、2重捕捉により呼損となった呼が新たに迂回処理を
行う際に、呼接続遅延時間の短縮や、迂回しないときに
使用可能な他のル−トがある時に、回線の使用効率の低
下を抑止することができる。 (ロ)非選択権側の交換機では、回線選択時に必要な選
択権側交換機の当該回線毎の空塞テ−ブルを具備してお
り、そのテ−ブルで0〜複数回線またはそれに相当する
帯域の必要量に応じて設定される一定の空き回線数また
は帯域を有している時に、選択権側交換機に回線選択要
求を送出するので、扱う呼接続による回線選択要求の無
効の有無を事前に判断することができる。その結果、無
効とならない要求、つまり呼損とならない要求を行うこ
とになるので、呼損率および呼接続時間の上昇やプロセ
ッサ使用効率の低下に伴う負荷耐力の低下を抑止するこ
とができる。なお、一定の空き回線数または帯域は、そ
の設定値により事前に判断される回線選択要求の無効の
有無の精度を任意に設定でき、変更が可能であるため、
回線使用率および呼損率、ならびにプロセッサの使用効
率等を自由に操作することが可能であり、要求条件の変
化に対応することができる。 (ハ)非選択権側交換機は、選択権側交換機に対して回
線選択要求を送出する際に、自交換機に備えられた回線
空塞テ−ブルで要求する回線数または帯域を空き数から
差し引き、かつ選択権側交換機で回線の選択が行われな
かったときにはその数を元に戻すので、連続して回線選
択要求を行う場合に回線選択が成立するという判断を正
しく行うことができる。すなわち、非選択権側交換機に
おいて、続けて複数の呼接続に関する回線選択要求が当
該交換機間の回線に発生したとき、第2番目以降の回線
選択要求の送出時の判断で、回線選択要求が必要とする
回線数または帯域を空塞テ−ブルの空き回線数または帯
域から減らしていない値を用いて判断するので、正確さ
を保持できる。また、この処理は非選択権側交換機の独
自の処理であるため、選択権側交換機にその処理のため
の特別な処理を依頼する必要がなく、分散制御システム
との親和性が向上する。
【0017】(ニ)選択権側交換機は、回線毎の空塞テ
−ブルを備えて、回線の選択の際にそのテ−ブルに基づ
いて選択を行うのに対して、非選択権側交換機は、当該
交換機間回線を1つないし複数の回線束に分割してその
回線束単位に空塞状態、すなわち回線束単位に使用可否
状態を示すテ−ブルに基づいて選択権側交換機に対して
回線選択要求の送出を行っているので、非選択権側交換
機には回線毎の空塞テ−ブルが不要となり、そのテ−ブ
ルに必要なメモリ量が削減できる。また、プロセッサ処
理量においても、非選択権側交換機では、各回線束毎の
回線毎の空き回線検索または空き回線数の使用状況を考
えて回線束を選択する必要がなく、回線束毎に空塞状態
つまり回線束単位に使用可否状態を把握し、その状態に
より回線束を選択するので、それにかかるプロセッサ処
理量が削減されるとともに処理効率は向上される。な
お、回線束の選択でも、前述のように空塞状態つまり回
線束単位に使用可否状態を把握しているため、呼損率お
よび呼接続遅延時間の上昇が解消され、呼損となる可能
性の高い呼接続の回線選択要求を事前に他の回線束に向
けることができ、回線使用率を向上できる。さらに、空
塞状態を空きの有無のみならず、空き量または使用率の
閾値を設定できるようにして、その閾値を越えたか否か
により使用可否を判断するので、さらにプロセッサ処理
効率の低下や呼損率および接続遅延時間の上昇を防止す
ることができる。 (ホ)非選択権側交換機では、選択権側交換機間の回線
または回線束の空き量を考えることにより、回線選択要
求が呼損となる確率を低くすることができるので、非選
択権側交換機での呼の受け付けの判断は、回線が選択さ
れるまで待たなくても判断可能となる。なお、前述のよ
うに、STMでは回線の選択であるが、ATMでは帯域
の選択となる。すなわち、このような概念に従ったAT
M等多元速度を扱う交換機間の回線選択は、物理的回線
の選択およびその選択された物理的回線でその回線選択
要求呼の要求する帯域を受け付けられるかの選択も、本
発明の前提となっている。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(A)2重捕捉を回避させることにより2重捕捉のため
のソフトウェアを不要にし、2重捕捉により呼損となる
呼に関する無効なプロセッサ処理を削減し、負荷耐力を
向上させ、回線の使用効率の低下を抑えることが可能と
なる。また、(B)非選択権側交換機でも、呼損率およ
び呼接続時間の上昇やプロセッサ使用効率の低下に伴う
負荷耐力の低下を抑えることが可能になる。また、
(C)非選択権側交換機から第2回以降の回線選択要求
の送出を判断する場合に、判断の正確性の低下を防止で
きるとともに、選択権側交換機にその処理のための特別
な処理を依頼する必要がない。さらに(D)非選択権側
交換機の回線毎の空塞テ−ブルを不要にして、メモリ量
の削減、プロセッサ処理量の削減、および処理効率の向
上が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分散処理システムの構
成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す発信時の回線選択手順
のシ−ケンスチャ−トである。
【図3】本発明の一実施例を示す着信時の回線選択手順
のシ−ケンスチャ−トである。
【図4】本発明の回線選択権側交換機に備えられた回線
束毎の回線の空塞テ−ブルの図である。
【図5】本発明の仮捕捉用の回線束毎の総空き回線数テ
−ブルの図である。
【図6】本発明の回線束毎の回線使用可否状態テ−ブル
の図である。
【符号の説明】
10 非選択権側交換機 50 選択権側交換機 20,60 通話路 30,70 プロセッサ処理部 40 通話回線 41,42,43 制御回線 31 ル−ティング処理 32 仮捕捉処理 33 応答処理 71 回線選択処理 72 ル−ティング処理 73 応答処理 34 通知処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−49758(JP,A) 特開 昭55−156494(JP,A) 特開 平4−367195(JP,A) 特開 平1−158892(JP,A) 特開 平4−241539(JP,A) 特開 昭61−177099(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 7/00 - 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話路を介した交換機間の回線又は帯域
    選択方法において、 該通話路の選択権側交換機が当該回線または帯域毎の空
    塞りテーブルを備え、 非選択権側交換機が空回線数または帯域数の総数を表わ
    す総空き回線数または帯域数テーブルを備え、 該空塞りテーブルあるいは総空き回線数または帯域数テ
    ーブルは回線または帯域の使用状態によりアップデート
    され、 該空塞りテーブルを基に選択権側交換機が回線または帯
    域の選択を行い、 該非選択側交換機は、該総空き回線数または帯域数テー
    ブルに、所定の空き回線数または帯域数を有している時
    に、上記選択権側交換機に対して回線または帯域選択要
    求メッセージを送出し、 回線または帯域選択要求メッセージを送出する際には、
    該当メッセージの要求する回線数または帯域数を上記総
    空き回線数または帯域数テーブルの空き数から差し引
    き、 上記要求する回線数または帯域数が上記選択側交換機に
    より回線または帯域が捕捉されなかったときには、総空
    き回線数または帯域数テーブル上で上記要求した回線数
    または帯域数を元に戻すことを特徴とする交換機間の回
    線または帯域選択方法。
  2. 【請求項2】 通話路を介した交換機間の回線又は帯域
    選択方法において、 該通話路の選択権側交換機が当該回線または帯域毎の空
    塞りテーブルを備え、 非選択権側交換機が当該交換機間の回線または帯域を1
    ないし複数の回線束または帯域束に分割して、分割され
    た回線束単位または帯域束単位に使用可否状態を示すテ
    ーブルと空き回線数または帯域数テーブルを備え、 該空塞りテーブルあるいは使用可否状態を示すテーブル
    と空き回線数または帯域数テーブルは回線または帯域の
    使用状態によりアップデートされ、 該空塞りテーブルを基に選択権側交換機が回線または帯
    域の選択を行い、 該非選択側交換機は、該使用可否状態を示すテーブルが
    使用可の表示がありかつ 空き回線数または帯域数テーブ
    ルに所定の空き回線数または帯域数を有している時に、
    上記選択権側交換機に対して回線または帯域選択要求メ
    ッセージを送出し、 回線または帯域選択要求メッセージを送出する際には、
    該当メッセージの要求する回線数または帯域数を上記空
    き回線数または帯域数テーブルの空き数から差し引き、
    更新後の値が0または一定値以下の時、上記使用可否状
    態を示すテーブルを使用不可に設定し、 上記要求する回線数または帯域数が上記選択側交換機に
    より回線または帯域が捕捉されなかったときには、上記
    使用可否状態を示すテーブルと空き回線数または帯域数
    テーブル上で上記要求した回線数または帯域数を元に戻
    すことを特徴とする交換機間の回線または帯域選択方
    法。
JP00773593A 1993-01-20 1993-01-20 交換機間の回線または帯域選択方法 Expired - Fee Related JP3252867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00773593A JP3252867B2 (ja) 1993-01-20 1993-01-20 交換機間の回線または帯域選択方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00773593A JP3252867B2 (ja) 1993-01-20 1993-01-20 交換機間の回線または帯域選択方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06217023A JPH06217023A (ja) 1994-08-05
JP3252867B2 true JP3252867B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=11673965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00773593A Expired - Fee Related JP3252867B2 (ja) 1993-01-20 1993-01-20 交換機間の回線または帯域選択方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3252867B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06217023A (ja) 1994-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2068056C (en) Switching node in label multiplexing type switching network
US5457687A (en) Method and apparatus for backward explicit congestion notification (BECN) in an ATM network
US5742606A (en) Switching apparatus and method for multiple traffic classes
CA1264081A (en) Distributed voice-data switching on multi-stage interconnection networks
US5216669A (en) Method for setting up virtual connections in switching equipment operating according to an asynchronous transfer mode
JPH08251233A (ja) メモリ割り付けを改善したパケット通信システム及び方法
EP0790726A2 (en) Method for sharing network resources by virtual partitioning
JPH0744542B2 (ja) 非同期転送モードにおける仮想パスの帯域割当方式
JP2833555B2 (ja) 優先制御方式
US5852601A (en) Method and apparatus for reactive congestion control in an asynchronous transfer mode (ATM) network
US6046982A (en) Method and apparatus for reducing data loss in data transfer devices
US6650643B1 (en) Method and system for handling asynchronous transfer mode (ATM) call set-ups
JP3252867B2 (ja) 交換機間の回線または帯域選択方法
US6553035B1 (en) Apparatus and method for queuing data
US7009975B2 (en) Low delay and low loss packet switch
KR0173206B1 (ko) 저대역폭 우선순위를 이용한 호 제어 방법
JPH04168835A (ja) Atm交換機のルーティング方式及びatm交換網のルーティング方式
KR0159362B1 (ko) 스위치 구성 자원 상태 감시 정보를 이용한 atm 스위치 모듈 과부하제어 방법
JPH08163152A (ja) 通信回線の選択装置
KR0169905B1 (ko) 비동기식 전송모드 가상 채널 교환기의 호 관리방법
JPH06350640A (ja) 蓄積交換網の輻輳通知方式
JPH08186600A (ja) 蓄積交換網における中継輻輳検出方法
JPH0799541A (ja) クロスコネクト網を利用した通信システム及び通信方法
JPH05191459A (ja) 電子交換機
JPH07273802A (ja) Lan間通信装置及びlan間通信送信装置及びlan間通信受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees