JPH05191459A - 電子交換機 - Google Patents

電子交換機

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JPH05191459A
JPH05191459A JP337492A JP337492A JPH05191459A JP H05191459 A JPH05191459 A JP H05191459A JP 337492 A JP337492 A JP 337492A JP 337492 A JP337492 A JP 337492A JP H05191459 A JPH05191459 A JP H05191459A
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JP
Japan
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circuit
channel
channels
packet
call
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JP337492A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Sasaki
康仁 佐々木
Hitoshi Kato
均 加藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一方の交換サービスのトラヒックが増大しても
全通信チャネルが占有されないようにし、これにより回
線交換サービスとパケット交換サービスとを効率良く使
用できるようにする。 【構成】複数のBチャネルを回線交換サービスとパケッ
ト交換サービスとで共用する交換機において、交換機本
体10の主記憶部16に使用チャネル数記憶テーブル1
6aを設けて、このテーブル16aに回線交換呼の最大
チャネル数XL およびパケット交換呼の最大チャネル数
XP を予め登録しておき、発着信に伴う回線交換呼また
はパケット交換呼が発生した場合に、チャネル使用制御
手段21により、回線交換呼またはパケット交換呼に使
用されるBチャネル数が各々上記最大チャネル数XL ,
XP を越えるか否かを判定し、越える場合には回線交換
呼またはパケット交換呼に使用されるBチャネルの使用
を制限するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオフィスや事業
所などで使用される電子構内交換機に係わり、特にIS
DN網に接続されるISDNインタフェースを収容し、
このISDNインタフェースの複数の通信チャネルを回
線交換サービスとパケット交換サービスとで共用する電
子交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN網を使用したパケット通
信の利用が進み、それに伴い電子構内交換機においても
回線交換サービスとともにパケット交換サービスを提供
できるようにする試みがなされている。この場合、交換
機には例えばISDN網の1次群Bチャネルインタフェ
ースが収容され、このインタフェースが持つ23または
24チャネルのBチャネルが回線交換サービスとパケッ
ト交換サービスとで共用される。Bチャネルを使用した
パケット通信は、256オクテットを越えるロングパケ
ットを使用できるので、非常に効率の良い通信が可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来より考
えられているこの種の交換機では、上記したようにIS
DNインタフェースが持つ複数のBチャネルを回線交換
サービスとパケット交換サービスとで共用しているた
め、一方の交換サービスのトラヒックが増大した場合
に、すべてのBチャネルが一方の交換サービスの呼に占
有されてしまい、他方の交換サービスが使用不可能にな
るという不具合が発生することがあり好ましくなかっ
た。
【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、一方の交換サービスのト
ラヒックが増大しても全通信チャネルが占有されないよ
うにし、これにより回線交換サービスとパケット交換サ
ービスとを効率良く使用できる電子交換機を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ISDN網に接続されるISDNインタフ
ェースを収容し、このISDNインタフェースの複数の
通信チャネルを回線交換サービスとパケット交換サービ
スとで共用する電子交換機において、上記ISDNイン
タフェースの複数の通信チャネルのうち、上記回線交換
サービスに使用可能もしくは使用不可能なチャネル数を
表わすしきい値情報および上記パケット交換サービスに
使用可能もしくは使用不可能なチャネル数を表わすしき
い値情報の少なくとも一方を予め記憶したチャネル数記
憶手段と、回線交換サービスに使用中もしくは非使用中
のチャネル数およびパケット交換サービスに使用中もし
くは非使用中のチャネル数の少なくとも一方を検出する
ためのチャネル数検出手段と、チャネル使用制御手段と
を備えている。そして、回線交換サービスまたはパケッ
ト交換サービスのための通信チャネルの使用要求が発生
するごとに、上記チャネル使用制御手段により、上記チ
ャネル数記憶手段に記憶されたしきい値情報および上記
チャネル数検出手段の検出結果に基づいて、通信チャネ
ルの使用の有無を制御するようにしたものである。
【0006】
【作用】この結果本発明によれば、回線交換サービスま
たはパケット交換サービスによる通信チャネルの最大使
用数が、チャネル数記憶手段に記憶されたしきい値情報
により制限されるため、一方の交換サービスのトラヒッ
クが増大しても、この交換サービスの呼によりすべての
通信チャネルが占有されて他方の交換サービスが全く使
用不可能になる不具合は防止される。このため、回線交
換サービスおよびパケット交換サービスの両方をより効
率良く提供することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。本実施例の電子構内交換機は、ISDN網の1次
群Bチャネルインタフェースを収容し、このインタフェ
ースが持つ23チャネルのBチャネルを回線交換サービ
スおよびパケット交換サービスとで共用するものであ
る。
【0008】図1はこの交換機の構成を示す回路ブロッ
ク図である。同図において10は交換機本体であり、こ
の交換機本体10はタイムスイッチ11と、タイムスイ
ッチ制御回路(TSC)12と、網インタフェース回路
(NIF)13とを備え、この網インタフェース回路1
3には図示しないISDN網の1次群Bチャネルインタ
フェースNLが接続される。また交換機本体10は、回
線交換用の内線インタフェース群14と、パケット交換
用の内線インタフェース群15とを備えている。回線交
換用の内線インタフェース群14の各内線インタフェー
ス回路LIF1〜LIFnには、各々内線LL1〜LL
nが接続され、これらの内線LL1〜LLnにはそれぞ
れ1台または複数台のISDN端末LT11〜LTn1が接
続される。また、パケット交換用の内線インタフェース
群15の各内線インタフェース回路PIF1〜PIFm
には、各々内線PL1〜PLmが接続され、これらの内
線PL1〜PLmにはそれぞれ1台または複数台のパケ
ット端末PT11〜PTm2が接続される。
【0009】さらに交換機本体10は、中央制御回路1
3を有している。この中央制御回路13にはバス19を
介して、RAMからなる主記憶部16と、ディスク制御
回路(DC)15と、外部インタフェース回路18とが
接続されている。このうち、ディスク制御回路17に
は、外部記憶装置としての磁気ディスク駆動装置(HD
D)31が接続される。この磁気ディスク駆動装置31
は記憶媒体としてハードディスク(HD)を使用してお
り、このハードディスクの記憶領域には例えば非常駐プ
ログラムが記憶される。また外部インタフェース18に
は、パーソナルコンピュータからなる保守用端末32が
接続される。この保守用端末32は、上記中央制御回路
20の制御に必要なプログラムや、種々の制御用データ
の変更や追加などを行う際に使用される。
【0010】ところで、上記主記憶部16には使用チャ
ネル数記憶テーブル16aが設けられている。この使用
チャネル数記憶テーブル16aは、ISDN1次群Bチ
ャネルインタフェースが持つ23チャネルのBチャネル
のうち、回線交換呼で使用可能な最大チャネル数XL
と、パケット交換呼で使用可能な最大チャネル数XP と
をそれぞれ記憶するものである。
【0011】また中央制御回路20は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、その制御
機能として、ISDN端末LT11〜LTn1相互間および
これらの端末LT11〜LTn1とISDN網との間の回線
交換と、パケット端末PT11〜PTm2相互間およびこれ
らのパケット端末端末PT11〜PTm2とISDN網との
間のパケット交換とをそれぞれ制御するための通常の制
御機能に加えて、チャネル使用制御手段21を有してい
る。このチャネル使用制御手段21は、発着呼が生じた
場合に、その時点での各Bチャネルの使用状況を検出
し、その検出結果と、上記主記憶部16の使用チャネル
数記憶テーブル16aに記憶されている回線交換呼およ
びパケット交換呼で使用可能な最大チャネル数XL ,X
P とに基づいて、上記発着呼に対するBチャネルの使用
の許可あるいは制限を行なうものである。
【0012】次に以上のように構成された交換機の動作
を説明する。先ず使用チャネル数記憶テーブル16aへ
の回線交換呼最大チャネル数XL およびパケット交換呼
最大チャネル数XP の登録は次の用に行なわれる。図3
はこの制御手順を示すフローチャートである。すなわ
ち、保守用端末32からチャネル数の登録要求が到来す
ると、中央制御回路20は受付準備を整えたのち保守用
端末32に対し入力許可を与える。そして、続いて保守
用端末32から送られるチャネル使用数の最大値データ
をステップ3aで取り込み、このデータが回線交換呼用
であるかまたはパケット交換呼用であるかをステップ3
bで判定する。この判定の結果、いま例えば上記最大値
データが回線交換呼用のものと判定されると、中央制御
回路20はステップ3cに移行して、ここで使用チャネ
ル数記憶テーブル16aの回線交換呼最大チャネル数X
L の登録エリアに、上記取り込んだ最大値データを書き
込む。そして、この状態でステップ3eで保守用端末3
2からの登録終了通知の到来監視を行ない、登録終了通
知が到来すれば登録制御を終了する。これに対し、登録
終了通知が到来せずにチャネル使用数の最大値データが
到来すると、ステップ3aに戻ってこのデータを取り込
み、このデータが回線交換呼用であるかまたはパケット
交換呼用であるかをステップ3bで判定する。そして、
上記最大値データがパケット交換呼用のものと判定され
ると、ステップ3dに移行してここで使用チャネル数記
憶テーブル16aの回線交換呼最大チャネル数XP の登
録エリアに、上記取り込んだ最大値データを書き込む。
かくして、使用チャネル数記憶テーブル16aに対する
チャネル使用数の最大値の登録がなされる。
【0013】さて、この状態でいま仮にISDN網から
着信呼の要求が到来したとする。そうすると、中央制御
回路20は例えば図4に示すごとく、先ずステップ4a
で呼種別を判定する。そして、例えば回線交換呼である
と判定すると、ステップ4bに移行してここで使用チャ
ネル数記憶テーブル16aから回線交換呼最大チャネル
数XL を読出し、続いてステップ4cに移行する。この
ステップ4cでは、回線交換呼用として現在使用中のB
チャネル数が検出され、さらに新たに回線交換呼用とし
てBチャネルを使用したとすると、その使用数の合計が
上記回線交換呼最大チャネル数XL を越えるか否かが判
定される。そして、回線交換呼用として新たにBチャネ
ルを使用しても、上記回線交換呼最大チャネル数XL を
越えないと判定されると、中央制御回路20はステップ
4eに移行してここで空きのBチャネルを捕捉し、この
Bチャネルを使用して回線交換着信呼に対する通常の通
信処理を実行する。これに対し、回線交換呼用として新
たにBチャネルを使用することにより、使用チャネル数
の合計が上記回線交換呼の最大チャネル数XL を越える
と判定されると、中央制御回路20はステップ4dに移
行して、ここでISDN網に対する切断処理を実行す
る。
【0014】すなわち、回線交換呼に同時に使用される
Bチャネルの数は、常に上記回線交換呼の最大チャネル
数XL 以内に制限される。例えばいま回線交換呼の最大
チャネル数XL を18チャネルに設定して、これをテー
ブル16aに登録しておいたとすると、この18チャネ
ルを越える数の回線交換呼が発生した場合には、新たな
回線交換呼に対しては話中として処理される。したがっ
て、1次群Bチャネルインタフェースが持っているBチ
ャネルは23チャネルであるため、この場合には5チャ
ネルが少なくともパケット交換呼用として確保されるこ
とになる。このため、回線交換呼のトラヒックが高い場
合でも、パケット交換サービスが全く行なえなくなると
いった状態に陥ることはなくなる。
【0015】一方、前記ステップ4aの判定において、
新たに発生した呼の種別がパケット交換呼であると判定
されたとする。そうすると、中央制御回路20はステッ
プ4fに移行し、ここで使用チャネル数記憶テーブル1
6aからパケット交換呼最大チャネル数XP を読出し、
続いてステップ4gに移行する。このステップ4gで
は、パケット交換呼用として現在使用中のBチャネル数
が検出され、さらに新たにパケット交換呼用としてBチ
ャネルを使用すると、その使用数の合計が上記パケット
交換呼最大チャネル数XP を越えるか否かが判定され
る。そして、パケット交換呼用として新たにBチャネル
を使用しても、上記パケット交換呼の最大チャネル数X
P を越えないと判定されると、中央制御回路20はステ
ップ4iに移行してここで空きのBチャネルを捕捉し、
このBチャネルを使用して上記新たなパケット交換着信
呼に対する通常の通信処理を実行する。これに対し、パ
ケット交換呼用として新たにBチャネルを使用すること
により、使用チャネル数の合計が上記パケット交換呼の
最大チャネル数XP を越えると判定されると、中央制御
回路20はステップ4hに移行して、ここでISDN網
に対する切断処理を実行する。
【0016】すなわち、この場合にも、前記回線交換呼
の場合と同様に、パケット交換呼として同時に使用され
るBチャネルの数は常に上記パケット交換呼の最大チャ
ネル数XP 以内に制限されることになり、これによりB
チャネルの総数(23チャネル)と上記XP との差に相
当するBチャネルの数が、少なくとも回線交換呼用とし
て確保されることになる。このため、パケット交換呼の
トラヒックが高い状態でも、回線交換サービスが全く行
なえなくなるといった状態に陥ることはなくなる。
【0017】以上のようなチャネルの使用に関する制御
は、発信呼に対しても同様に行なわれる。図5はその制
御手順および制御内容を示すフローチャートである。す
なわち、ISDN端末LT11〜LTn1またはパケット端
末PT11〜PTm2から発信呼が到来すると、中央制御回
路20は先ずステップ5aで呼種別を判定する。そし
て、例えば回線交換呼であると判定すると、ステップ5
bに移行してここで使用チャネル数記憶テーブル16a
から回線交換呼最大チャネル数XL を読出し、続いてス
テップ5cに移行する。このステップ5cでは、回線交
換呼用として現在使用中のBチャネル数が検出され、さ
らに新たに回線交換呼用としてBチャネルを使用したと
すると、その使用数の合計が上記回線交換呼の最大チャ
ネル数XLを越えるか否かが判定される。そして、回線
交換呼用として新たにBチャネルを使用しても、上記回
線交換呼最大チャネル数XL を越えないと判定される
と、中央制御回路20はステップ5eに移行してここで
空きのBチャネルを捕捉し、このBチャネルを使用して
回線交換発信呼に対する通常の通信処理を実行する。こ
れに対し、回線交換呼用として新たにBチャネルを使用
することにより、使用チャネル数の合計が上記回線交換
呼の最大チャネル数XL を越えると判定されると、中央
制御回路20はステップ5dに移行して、ここで発信元
のISDN端末に対する切断処理を実行する。
【0018】すなわち、回線交換呼に同時に使用される
Bチャネルの数は、常に上記回線交換呼の最大チャネル
数XL 以内に制限され、この最大チャネル数XL を越え
る数の交換呼が発生した場合には、新たな回線交換発信
呼に対しては話中として処理される。したがって、必ず
幾つかのBチャネルが少なくともパケット交換呼用とし
て確保されることになる。このため、回線交換呼のトラ
ヒックが高い場合でも、パケット交換サービスが全く行
なえなくなるといった状態に陥ることはなくなる。
【0019】一方、前記ステップ5aの判定において、
新たに発生した呼の種別がパケット交換呼であると判定
されたとする。そうすると、中央制御回路20はステッ
プ5fに移行し、ここで使用チャネル数記憶テーブル1
6aからパケット交換呼の最大チャネル数XP を読出
し、続いてステップ5gに移行する。このステップ5g
では、パケット交換呼用として現在使用中のBチャネル
数が検出され、さらに新たにパケット交換呼用としてB
チャネルを使用すると、その使用数の合計が上記パケッ
ト交換呼最大チャネル数XP を越えるか否かが判定され
る。そして、パケット交換呼用として新たにBチャネル
を使用しても、上記パケット交換呼の最大チャネル数X
P を越えないと判定されると、中央制御回路20はステ
ップ5iに移行してここで空きのBチャネルを捕捉し、
このBチャネルを使用して上記新たなパケット交換発信
呼に対する通常の通信処理を実行する。これに対し、パ
ケット交換呼用として新たにBチャネルを使用すること
により、使用チャネル数の合計が上記パケット交換呼の
最大チャネル数XP を越えると判定されると、中央制御
回路20はステップ5hに移行して、ここで発信元のパ
ケット端末に対する切断処理を実行する。
【0020】すなわち、この場合にも、上記回線交換呼
の場合と同様に、パケット交換呼として同時に使用され
るBチャネルの数は常に上記パケット交換呼の最大チャ
ネル数XP 以内に制限されることになり、これによりB
チャネルの総数(23チャネル)と上記XP との差に相
当するBチャネルの数が、少なくとも回線交換呼用とし
て確保されることになる。このため、パケット交換呼の
トラヒックが高い状態でも、回線交換サービスが全く行
なえなくなるといった状態に陥ることはなくなる。
【0021】以上のように本実施例であれば、主記憶部
16に使用チャネル数記憶テーブル16aを設けてこの
テーブル16aに回線交換呼の最大チャネル数XL およ
びパケット交換呼の最大チャネル数XP を予め登録して
おき、発着信に伴う回線交換呼またはパケット交換呼が
発生した場合に、チャネル使用制御手段21により、回
線交換呼またはパケット交換呼に使用されるBチャネル
数が各々上記最大チャネル数XL ,XP を越えるか否か
を判定し、越える場合には回線交換呼またはパケット交
換呼に使用されるBチャネルの使用を制限するようにし
たので、回線交換呼またはパケット交換呼の一方のトラ
ヒックが非常に高くなった場合でも、トラヒックの低い
他方の交換呼のために最低限のBチャネルを確保するこ
とができる。したがって、回線交換呼またはパケット交
換呼の両方に対して、そのトラヒックのアンバランスに
よらず効率良くBチャネルを使用させることができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では回線交換呼の最大
チャネル数XL およびパケット交換呼の最大チャネル数
XPの両方をテーブル16aに登録しておき、回線交換
呼およびパケット交換呼の両方に対してBチャネルの使
用を制限するための制御を行なうようにした。しかし、
トラヒックが高くなる交換呼の種類が回線交換呼または
パケット交換呼のいずれかに固定される傾向がある場合
には、回線交換呼またはパケット交換呼のいずれか一方
の最大チャネル数のみをテーブルに登録しておき、この
登録した交換呼に対してBチャネルの使用を制限するた
めの制御を行なうようにしてもよい。
【0023】その他、ISDNインタフェースの種類、
テーブルに登録する回線交換呼の最大チャネル数XL お
よびパケット交換呼の最大チャネル数XP の値やその登
録制御手順、着信呼制御および発信呼制御の手順やその
制御内容、交換機の回路構成などについても、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、ISDN
インタフェースの複数の通信チャネルのうち、回線交換
サービスに使用可能もしくは使用不可能なチャネル数を
表わすしきい値情報およびパケット交換サービスに使用
可能もしくは使用不可能なチャネル数を表わすしきい値
情報の少なくとも一方を予め登録したチャネル数記憶手
段と、回線交換サービスに使用中もしくは非使用中のチ
ャネル数およびパケット交換サービスに使用中もしくは
非使用中のチャネル数の少なくとも一方を検出するチャ
ネル数検出手段とを備えるとともに、チャネル使用制御
手段を備え、回線交換サービスまたはパケット交換サー
ビスのための通信チャネルの使用要求が発生するごと
に、上記チャネル使用制御手段により、上記チャネル数
記憶手段に記憶されたしきい値情報および上記チャネル
数検出手段の検出結果に基づいて、通信チャネルの使用
の有無を制御するようにしたものである。
【0025】したがって本発明によれば、一方の交換サ
ービスのトラヒックが増大しても全通信チャネルが占有
されないようにすることができ、これにより回線交換サ
ービスとパケット交換サービスとを効率良く使用できる
電子交換機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる電子構内交換機の構
成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した交換機の使用チャネル数記憶テー
ブルの構成を示す図。
【図3】図1に示した交換機の中央制御回路により最大
チャネル数登録制御の制御手順および制御内容を示すフ
ローチャート。
【図4】図1に示した交換機の中央制御回路による着信
呼制御手段の制御手順および制御内容を示すフローチャ
ート。
【図5】図1に示した交換機の中央制御回路による発信
呼制御手段の制御手順および制御内容を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
10…交換機本体、11…タイムスイッチ、12…タイ
ムスイッチ制御回路、13…網インタフェース回路、1
4…回線交換用の内線インタフェース群、15…パケッ
ト交換用の内線インタフェース群、16…主記憶部、1
6a…使用チャネル数記憶テーブル、17…ディスク制
御回路、18…外部インタフェース、19…バス、20
…中央制御回路、21…チャネル使用制御手段、31…
磁気ディスク駆動装置、32…保守用端末、NL…IS
DN網の1次群Bチャネルインタフェース、LIF1〜
LIFn…回線交換用の内線インタフェース回路、LL
1〜LLn…回線交換用の内線、PIF1〜PIFm…
パケット交換用の内線インタフェース回路、PL1〜P
Lm…パケット交換用の内線、LT11〜LTn1…ISD
N端末、PT11〜PTm2…パケット端末。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 11/04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN網に接続されるISDNインタ
    フェースを収容し、このISDNインタフェースの複数
    の通信チャネルを回線交換サービスとパケット交換サー
    ビスとで共用する電子交換機において、 前記ISDNインタフェースの複数の通信チャネルのう
    ち、前記回線交換サービスに使用可能もしくは使用不可
    能なチャネル数を表わすしきい値情報および前記パケッ
    ト交換サービスに使用可能もしくは使用不可能なチャネ
    ル数を表わすしきい値情報の少なくとも一方を予め記憶
    したチャネル数記憶手段と、 回線交換サービスに使用中もしくは非使用中のチャネル
    数およびパケット交換サービスに使用中もしくは非使用
    中のチャネル数の少なくとも一方を検出するためのチャ
    ネル数検出手段と、 回線交換サービスまたはパケット交換サービスのための
    通信チャネルの使用要求が発生するごとに、前記チャネ
    ル数記憶手段に記憶されたしきい値情報および前記チャ
    ネル数検出手段の検出結果に基づいて、通信チャネルの
    使用の有無を制御するためのチャネル使用制御手段とを
    具備したことを特徴とする電子交換機。
JP337492A 1992-01-10 1992-01-10 電子交換機 Pending JPH05191459A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08102788A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nec Corp 一次群インターフェイス使用制限方式
JPH08186581A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nec Corp アダプタ装置

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JPH08102788A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nec Corp 一次群インターフェイス使用制限方式
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