JP3335686B2 - マルチリンク制御方式 - Google Patents
マルチリンク制御方式Info
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- JP3335686B2 JP3335686B2 JP34487092A JP34487092A JP3335686B2 JP 3335686 B2 JP3335686 B2 JP 3335686B2 JP 34487092 A JP34487092 A JP 34487092A JP 34487092 A JP34487092 A JP 34487092A JP 3335686 B2 JP3335686 B2 JP 3335686B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のパケット交換機
からなる交換システムのマルチリンク制御方式に利用す
る。特に、マルチリンクとして専用線の他に公衆電話網
回線またはISDN回線網を経由する迂回回線を使用す
るマルチリンク制御方式に関するものである。
からなる交換システムのマルチリンク制御方式に利用す
る。特に、マルチリンクとして専用線の他に公衆電話網
回線またはISDN回線網を経由する迂回回線を使用す
るマルチリンク制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチリンク制御方式は、パケッ
ト交換機間の回線として使用されているマルチリンク
(CCITT勧告 X.25およびX.75準拠)の対
地が固定であるために、マルチリンク内回線において専
用線が使用されている。
ト交換機間の回線として使用されているマルチリンク
(CCITT勧告 X.25およびX.75準拠)の対
地が固定であるために、マルチリンク内回線において専
用線が使用されている。
【0003】また、回線の最大トラヒックを想定して構
築された交換システムにおいて、専用線の容量は必ずし
も有効に使用されていない。
築された交換システムにおいて、専用線の容量は必ずし
も有効に使用されていない。
【0004】さらに、専用線の敷設ルートが同一であれ
ば同時に障害が発生することも考えられ、このような回
線障害回避の手段として上記マルチリンクを用いる場合
には、別ルートを設けるなどの対策を必要とする。
ば同時に障害が発生することも考えられ、このような回
線障害回避の手段として上記マルチリンクを用いる場合
には、別ルートを設けるなどの対策を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマル
チリンク制御方式では、交換システム内のパケット交換
機間の回線として用いられているマルチリンク内の専用
線は、低トラヒックであっても固定的に接続し続けなけ
ればならない問題点があった。
チリンク制御方式では、交換システム内のパケット交換
機間の回線として用いられているマルチリンク内の専用
線は、低トラヒックであっても固定的に接続し続けなけ
ればならない問題点があった。
【0006】また、パケット交換機が広域に散在する場
合には、パケット交換機との間を接続する専用線の本数
および費用も大きくなり、回線障害に遭遇する確率も高
く交換機システムのネットワーク運営も容易でない問題
点があった。
合には、パケット交換機との間を接続する専用線の本数
および費用も大きくなり、回線障害に遭遇する確率も高
く交換機システムのネットワーク運営も容易でない問題
点があった。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するもので、
トラヒック変動や回線障害時に対応でき、かつ安価なネ
ットワークを構築できるマルチリンク制御方式を提供す
ることを目的とする。
トラヒック変動や回線障害時に対応でき、かつ安価なネ
ットワークを構築できるマルチリンク制御方式を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解説するための手段】本発明のマルチリンク制
御方式は、専用線および迂回回線からなる複数の通信回
線により構成されたマルチリンクを介して互いに交換接
続を行う複数のパケット交換機を備え、前記迂回回線と
して公衆電話網回線が用いられ、前記複数のパケット交
換機の少なくとも一部は、複数の公衆電話網回線を他の
パケット交換機との間のマルチリンクで共通の単一の迂
回回線群に登録し、いずれかのパケット交換機との間の
専用線が使用できないときには、前記迂回回線群から空
き回線を選択する手段を含むことを特徴とする。
御方式は、専用線および迂回回線からなる複数の通信回
線により構成されたマルチリンクを介して互いに交換接
続を行う複数のパケット交換機を備え、前記迂回回線と
して公衆電話網回線が用いられ、前記複数のパケット交
換機の少なくとも一部は、複数の公衆電話網回線を他の
パケット交換機との間のマルチリンクで共通の単一の迂
回回線群に登録し、いずれかのパケット交換機との間の
専用線が使用できないときには、前記迂回回線群から空
き回線を選択する手段を含むことを特徴とする。
【0009】本発明のマルチリンク制御方式は、例えば
主局と従属局との間のマルチリンクの制御に利用するこ
とができる。すなわち、主局のパケット交換機と従属局
のパケット交換機とを備え、前記主局のパケット交換機
に前記選択する手段を設けることができる。
主局と従属局との間のマルチリンクの制御に利用するこ
とができる。すなわち、主局のパケット交換機と従属局
のパケット交換機とを備え、前記主局のパケット交換機
に前記選択する手段を設けることができる。
【0010】前記公衆電話網回線としてISDN回線を
用いることができる。
用いることができる。
【0011】
【作用】複数の通信回線に公衆電話網を経由する迂回回
線を含ませ、専用線が使用できないときに登録された自
マルチリンク配下の通信回線および相対するマルチリン
クの公衆電話網回線に収容された加入者番号に基づき迂
回回線を使用することにより、トラヒック変動や回線障
害時に対応でき、かつ安価なネットワークを構築でき
る。また、迂回回線を複数の迂回回線を含む一つの迂回
回線群とし、それぞれの迂回回線を記憶しておき、専用
線が使用できないときに複数の迂回回線の内の一つの空
き迂回回線を使用することにより、迂回回線の増設また
は削減を容易に行うことができ他のマルチリンクとの競
合の軽減ができる。
線を含ませ、専用線が使用できないときに登録された自
マルチリンク配下の通信回線および相対するマルチリン
クの公衆電話網回線に収容された加入者番号に基づき迂
回回線を使用することにより、トラヒック変動や回線障
害時に対応でき、かつ安価なネットワークを構築でき
る。また、迂回回線を複数の迂回回線を含む一つの迂回
回線群とし、それぞれの迂回回線を記憶しておき、専用
線が使用できないときに複数の迂回回線の内の一つの空
き迂回回線を使用することにより、迂回回線の増設また
は削減を容易に行うことができ他のマルチリンクとの競
合の軽減ができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明第一実施例マルチリンク制御方式の
ブロック構成図である。
する。図1は本発明第一実施例マルチリンク制御方式の
ブロック構成図である。
【0013】図1において、マルチリンク制御方式は、
マルチリンクM1〜M3、m1〜m3を構成する複数の
通信回線として専用線S1(s1)〜S3(s3)を使
用して交換接続を行う主局のパケット交換機として交換
機A0および従属局のパケット交換機として交換機A1
〜A3を備える。
マルチリンクM1〜M3、m1〜m3を構成する複数の
通信回線として専用線S1(s1)〜S3(s3)を使
用して交換接続を行う主局のパケット交換機として交換
機A0および従属局のパケット交換機として交換機A1
〜A3を備える。
【0014】ここで本発明の特徴とするところは、複数
の通信回線は公衆電話網回線(またはISDN回線交換
網回線)C1を経由する迂回回線I1、I2、i1〜i
3を含み、交換機A0は、自マルチリンク配下の通信回
線および相対するマルチリンクの迂回回線の公衆電話網
回線(ISDN回線交換網回線)C1に収容される加入
者番号を登録する登録手段として網管理装置B0と、専
用線S1(S2、S3)が使用できないときに網管理装
置B0の内容に基づき選択した迂回回線を使用して交換
接続を行う手段を含むことにある。
の通信回線は公衆電話網回線(またはISDN回線交換
網回線)C1を経由する迂回回線I1、I2、i1〜i
3を含み、交換機A0は、自マルチリンク配下の通信回
線および相対するマルチリンクの迂回回線の公衆電話網
回線(ISDN回線交換網回線)C1に収容される加入
者番号を登録する登録手段として網管理装置B0と、専
用線S1(S2、S3)が使用できないときに網管理装
置B0の内容に基づき選択した迂回回線を使用して交換
接続を行う手段を含むことにある。
【0015】ここで、交換機A0と交換機A1との間は
マルチリンクM1とマルチリンクm1とで、また交換機
A0と交換機A2との間はマルチリンクM2とマルチリ
ンクm2とで、さらに交換機A0と交換機A3との間は
マルチリンクM3とマルチリンクm3とで接続される。
マルチリンクM1には専用線S1と迂回回線I1、と
が、またマルチリンクM2には専用線S2と迂回回線I
1とが、さらにマルチリンクM3には専用線S3と迂回
回線I1とが収容される。マルチリンクm1には、専用
線s1と迂回回線i1とが、またマルチリンクm2には
専用線s2と迂回回線i2とが、さらにマルチリンクm
3には専用線s3と迂回回線i3とが収容される。迂回
回線i1〜i3は着信のみ可能な迂回回線である。迂回
回線I1、i1〜i3は網制御装置(NCU)内蔵モデ
ムまたはターミナルアダプタを介して公衆電話網回線
(ISDN回線交換網回線)C1に接続される。マルチ
リンクM1〜M3は網管理装置B0により登録される
が、この場合にマルチリンク配下回線として迂回回線I
1を登録するときに、相対するマルチリンクの迂回回線
i1〜i3の公衆電話網回線(ISDN回線交換網回
線)C1に収容されている加入者番号D1〜D3も登録
される。
マルチリンクM1とマルチリンクm1とで、また交換機
A0と交換機A2との間はマルチリンクM2とマルチリ
ンクm2とで、さらに交換機A0と交換機A3との間は
マルチリンクM3とマルチリンクm3とで接続される。
マルチリンクM1には専用線S1と迂回回線I1、と
が、またマルチリンクM2には専用線S2と迂回回線I
1とが、さらにマルチリンクM3には専用線S3と迂回
回線I1とが収容される。マルチリンクm1には、専用
線s1と迂回回線i1とが、またマルチリンクm2には
専用線s2と迂回回線i2とが、さらにマルチリンクm
3には専用線s3と迂回回線i3とが収容される。迂回
回線i1〜i3は着信のみ可能な迂回回線である。迂回
回線I1、i1〜i3は網制御装置(NCU)内蔵モデ
ムまたはターミナルアダプタを介して公衆電話網回線
(ISDN回線交換網回線)C1に接続される。マルチ
リンクM1〜M3は網管理装置B0により登録される
が、この場合にマルチリンク配下回線として迂回回線I
1を登録するときに、相対するマルチリンクの迂回回線
i1〜i3の公衆電話網回線(ISDN回線交換網回
線)C1に収容されている加入者番号D1〜D3も登録
される。
【0016】このような構成のマルチリンク制御方式の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0017】図1において、交換システムかサービスを
行っているときに、たとえば交換システムは専用線S1
(s1)の障害をマルチリンクM1が検出したならば、
マルチリンクM1は空き状態の迂回回線I1を選択し、
マルチリンクM1の相対するマルチリンクm1に収容さ
れている迂回回線i1の加入者番号D1を求めて発信し
接続する。
行っているときに、たとえば交換システムは専用線S1
(s1)の障害をマルチリンクM1が検出したならば、
マルチリンクM1は空き状態の迂回回線I1を選択し、
マルチリンクM1の相対するマルチリンクm1に収容さ
れている迂回回線i1の加入者番号D1を求めて発信し
接続する。
【0018】また、このときにマルチリンクM2とマル
チリンクm2との間で輻輳を検出した場合には、マルチ
リンクM2も上記と同様に迂回回線I1を選択するが、
迂回回線I1が使用中であるためあらかじめ定めた時間
待ち合わせを行い、迂回回線の空きを待つ。待ち合わせ
後に、迂回回線I1が空きとなったらば発信し接続す
る。もし、迂回回線i2が障害などで着信不可であれば
所定時間後に発信をリトライする。ただしリトライ回数
は規定回数とする。マルチリンクM3とマルチリンクm
2との間も上記と同様である。
チリンクm2との間で輻輳を検出した場合には、マルチ
リンクM2も上記と同様に迂回回線I1を選択するが、
迂回回線I1が使用中であるためあらかじめ定めた時間
待ち合わせを行い、迂回回線の空きを待つ。待ち合わせ
後に、迂回回線I1が空きとなったらば発信し接続す
る。もし、迂回回線i2が障害などで着信不可であれば
所定時間後に発信をリトライする。ただしリトライ回数
は規定回数とする。マルチリンクM3とマルチリンクm
2との間も上記と同様である。
【0019】迂回回線I1は、専用線の障害からの復旧
およびマルチリンクの輻輳状態から回復した場合に解放
される。
およびマルチリンクの輻輳状態から回復した場合に解放
される。
【0020】図2は本発明第二実施例マルチリンク制御
方式のブロック構成図であり、A0Aは交換機を示し、
I0は複数の迂回回線I1、I2を含む迂回回線群を示
し、またB0Aは自マルチリンク配下の専用線、迂回回
線I1、I2を含む迂回回線群I0および相対するマル
チリンクの迂回回線の公衆電話回線(ISDN回線交換
網回線)C1に収容される加入者番号を登録する網管理
装置である。
方式のブロック構成図であり、A0Aは交換機を示し、
I0は複数の迂回回線I1、I2を含む迂回回線群を示
し、またB0Aは自マルチリンク配下の専用線、迂回回
線I1、I2を含む迂回回線群I0および相対するマル
チリンクの迂回回線の公衆電話回線(ISDN回線交換
網回線)C1に収容される加入者番号を登録する網管理
装置である。
【0021】図1においては、1本の迂回回線を複数の
マルチリンクで共用するので、回線障害やトラヒック変
動により迂回するときに他のマルチリンクと競合するこ
とが考えられる。また、マルチリンクを構成する回線の
収容回線数の制限によりシステムによっては競合に遭遇
する確率が高くなり、結果としてマルチリンクごとに異
なる迂回回線を多数必要とする。本実施例は上述のこと
を解決するために、迂回回線を複数収容した迂回回線群
をマルチリンクを構成する回線とし収容したものであ
る。図2において、交換システムがサービスを行ってい
るときに、たとえば交換システムは専用線S1(s1)
の回線障害をマルチリンクM1が検出したならば、マル
チリンクM1は迂回回線群I0より空き状態の迂回回線
I1を選択し、マルチリンクm1に相対するマルチリン
クm1に収容されている迂回回線i1の加入者番号D1
を求めて発信し接続する。
マルチリンクで共用するので、回線障害やトラヒック変
動により迂回するときに他のマルチリンクと競合するこ
とが考えられる。また、マルチリンクを構成する回線の
収容回線数の制限によりシステムによっては競合に遭遇
する確率が高くなり、結果としてマルチリンクごとに異
なる迂回回線を多数必要とする。本実施例は上述のこと
を解決するために、迂回回線を複数収容した迂回回線群
をマルチリンクを構成する回線とし収容したものであ
る。図2において、交換システムがサービスを行ってい
るときに、たとえば交換システムは専用線S1(s1)
の回線障害をマルチリンクM1が検出したならば、マル
チリンクM1は迂回回線群I0より空き状態の迂回回線
I1を選択し、マルチリンクm1に相対するマルチリン
クm1に収容されている迂回回線i1の加入者番号D1
を求めて発信し接続する。
【0022】また、このときにマルチリンクM2とマル
チリンクm2との間で輻輳を検出した場合には、マルチ
リンクM2も上と同様に迂回回線群I0より空き状態の
迂回回線I2を選択し、相対するマルチリンクm2の迂
回回線i2に対して発信し接続する。
チリンクm2との間で輻輳を検出した場合には、マルチ
リンクM2も上と同様に迂回回線群I0より空き状態の
迂回回線I2を選択し、相対するマルチリンクm2の迂
回回線i2に対して発信し接続する。
【0023】さらに、マルチリンクM3とマルチリンク
m3との間も上記と同様に専用線S3(s3)の障害ま
たは輻輳を検出した場合には、上記と同様に迂回回線群
I0を選択するが、迂回回線群I0内の迂回回線I1、
I2が使用中であるためにあらかじめ定められた時間待
ち合わせを行い、迂回回線群I0内回線の空きを待つ。
待ち合わせ後に、いづれかの回線が空きとなったならば
その回線を使用して発信して接続する。
m3との間も上記と同様に専用線S3(s3)の障害ま
たは輻輳を検出した場合には、上記と同様に迂回回線群
I0を選択するが、迂回回線群I0内の迂回回線I1、
I2が使用中であるためにあらかじめ定められた時間待
ち合わせを行い、迂回回線群I0内回線の空きを待つ。
待ち合わせ後に、いづれかの回線が空きとなったならば
その回線を使用して発信して接続する。
【0024】図3は本発明第三実施例マルチリンク制御
方式のブロック構成図である。図1は主局および従属局
の構成であるのに対して、図3は交換機A11〜A13
のいずれも主局で構成されている場合である。
方式のブロック構成図である。図1は主局および従属局
の構成であるのに対して、図3は交換機A11〜A13
のいずれも主局で構成されている場合である。
【0025】交換機A11に収容される迂回回線I11
は、マルチリンクM13、M12に収容され、同様に迂
回回線I12はマルチリンクM21、M23に収容さ
れ、迂回回線I13はマクチリンクM31、M32に収
容されている。
は、マルチリンクM13、M12に収容され、同様に迂
回回線I12はマルチリンクM21、M23に収容さ
れ、迂回回線I13はマクチリンクM31、M32に収
容されている。
【0026】迂回回線I11は、迂回回線I12、I1
3とに接続可能であり、このためにマルチリンクM1
3、M12で相対するマルチリンクに収容される迂回回
線I12、I13のISDN回線交換網回線C1収容の
加入者番号D12、D13を交換機A11に格納してい
る。同様に交換機A12には迂回回線I11、I13の
加入者番号D11、D13を格納し、交換機A3は迂回
回線I11、I12の加入者番号D11、D12を格納
している。
3とに接続可能であり、このためにマルチリンクM1
3、M12で相対するマルチリンクに収容される迂回回
線I12、I13のISDN回線交換網回線C1収容の
加入者番号D12、D13を交換機A11に格納してい
る。同様に交換機A12には迂回回線I11、I13の
加入者番号D11、D13を格納し、交換機A3は迂回
回線I11、I12の加入者番号D11、D12を格納
している。
【0027】このような交換システムにおいて、マルチ
リンクM13が専用線S13の回線障害または輻輳を検
出した場合には、迂回回線I11を使用して迂回回線I
13と接続することでマルチリンクの機能を実現する。
迂回回線I13では着信時にISDNの発信者番号通知
手段によりどこから迂回されてきたかを識別するととも
に悪意呼対策としてのセキュリティ機能を提供する。こ
の状態で、もしマルチリンクM12が迂回回線I11を
使用して迂回を行おうとした場合には、迂回回線I11
はすでに使用中であるためにその要求は待合わせられ
る。
リンクM13が専用線S13の回線障害または輻輳を検
出した場合には、迂回回線I11を使用して迂回回線I
13と接続することでマルチリンクの機能を実現する。
迂回回線I13では着信時にISDNの発信者番号通知
手段によりどこから迂回されてきたかを識別するととも
に悪意呼対策としてのセキュリティ機能を提供する。こ
の状態で、もしマルチリンクM12が迂回回線I11を
使用して迂回を行おうとした場合には、迂回回線I11
はすでに使用中であるためにその要求は待合わせられ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、トラヒ
ック変動や回線障害時に対応でき、かつ安価なネットワ
ークを構築できる優れた効果がある。また、マルチリン
クを構成する配下回線を迂回回線群とすることにより、
必要に応じて増設または削除することが容易で迂回時の
競合を軽減でき、通信の接続品質を向上できる。
ック変動や回線障害時に対応でき、かつ安価なネットワ
ークを構築できる優れた効果がある。また、マルチリン
クを構成する配下回線を迂回回線群とすることにより、
必要に応じて増設または削除することが容易で迂回時の
競合を軽減でき、通信の接続品質を向上できる。
【図1】本発明第一実施例マルチリンク制御方式のブロ
ック構成図。
ック構成図。
【図2】本発明第二実施例マルチリンク制御方式のブロ
ック構成図。
ック構成図。
【図3】本発明第三実施例マルチリンク制御方式のブロ
ック構成図。
ック構成図。
A0、A1、A2、A3、A11、A12、A13、A
0A 交換機 B0、B11、B12、B13、B0A 網管理装置 C1 公衆電話網回線(ISDN回線交換網回線) D1、D2、D3、D11、D12、D13 加入者番
号 I0 迂回回線群 I1、I2、I11、I12、I13、i1、i2、i
3、 迂回回線 M1、M2、M3、M12、M13、M21、M23、
M31、M32、m1、m2、m3 マルチリンク S1、S2、S3、S12、S13、S21、S23、
S31、S32、s1、s2、s3 専用線
0A 交換機 B0、B11、B12、B13、B0A 網管理装置 C1 公衆電話網回線(ISDN回線交換網回線) D1、D2、D3、D11、D12、D13 加入者番
号 I0 迂回回線群 I1、I2、I11、I12、I13、i1、i2、i
3、 迂回回線 M1、M2、M3、M12、M13、M21、M23、
M31、M32、m1、m2、m3 マルチリンク S1、S2、S3、S12、S13、S21、S23、
S31、S32、s1、s2、s3 専用線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−10832(JP,A) 特開 平2−135839(JP,A) 特開 平3−133241(JP,A) 特開 平3−210893(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 専用線および迂回回線からなる複数の通
信回線により構成されたマルチリンクを介して互いに交
換接続を行う複数のパケット交換機を備え、 前記迂回回線として公衆電話網回線が用いられた マルチ
リンク制御方式において、前記複数のパケット交換機の少なくとも一部は、複数の
公衆電話網回線を他のパケット交換機との間のマルチリ
ンクで共通の単一の迂回回線群に登録し、いずれかのパ
ケット交換機との間の専用線が使用できないときには、
前記迂回回線群から空き回線を選択する手段を 含むこと
を特徴とするマルチリンク制御方式。 - 【請求項2】 主局のパケット交換機と従属局のパケッ
ト交換機とを備え、前記主局のパケット交換機に前記選
択する手段が設けられた請求項1記載のマルチリンク制
御方式。 - 【請求項3】 前記公衆電話網回線はISDN回線であ
る請求項1記載のマルチリンク制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34487092A JP3335686B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-12-24 | マルチリンク制御方式 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6394192 | 1992-03-19 | ||
JP4-63941 | 1992-03-19 | ||
JP34487092A JP3335686B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-12-24 | マルチリンク制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05327868A JPH05327868A (ja) | 1993-12-10 |
JP3335686B2 true JP3335686B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=13243883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34487092A Expired - Fee Related JP3335686B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-12-24 | マルチリンク制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335686B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4121298B2 (ja) * | 2002-04-18 | 2008-07-23 | 松下電器産業株式会社 | 通信端末装置及び通信制御方法 |
JP4809758B2 (ja) * | 2006-12-18 | 2011-11-09 | アラクサラネットワークス株式会社 | ネットワーク中継装置、および、ネットワーク中継装置の制御方法 |
JP5057121B2 (ja) * | 2010-02-01 | 2012-10-24 | Necインフロンティア株式会社 | Sip端末制御システム及びsip端末制御方法 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP34487092A patent/JP3335686B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05327868A (ja) | 1993-12-10 |
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