JPH02244146A - 受像シート材料及び転写画像形成方法 - Google Patents

受像シート材料及び転写画像形成方法

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JPH02244146A
JPH02244146A JP1065064A JP6506489A JPH02244146A JP H02244146 A JPH02244146 A JP H02244146A JP 1065064 A JP1065064 A JP 1065064A JP 6506489 A JP6506489 A JP 6506489A JP H02244146 A JPH02244146 A JP H02244146A
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並木 富蔵
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主として色校正用のカラープルーフやデイスプ
レー等に用いられる転写材料に間するものである。
「従来の技術」 仮支持体上に有機重合体よりなる剥離層及び感光性樹脂
層を設けてなる感光性積層物を、露光、現像工程により
、剥離層上に画像形成後、任意の支持体に転写する方法
は公知であり、特公昭46−15326、同49−44
1等に述べられている。これらの方法はカラープルーフ
としてオーバーレイタイプにもサーブリントタイプにも
使用できる長所を持っているが、転写の際、1回毎に接
着剤を用いるためプロセスが煩雑であり、また、各色を
転写する際の位置合わせの精度が低い欠点を有している
これらのプロセスの煩雑さを除く方法として、画像形成
後、受像シート上に熱と圧をかけて転写する方法が特開
昭47−41830、同48−93337、同51−5
101に述べられている。
特に特開昭51−5101には永久支持体上に熱融解性
のポリマー屡を接着剤として設ける方法が記載されてお
り、また特開昭47−41830にもアート紙やコート
紙等の永久支持体に画像を直接転写する方法が記載され
ている。
しかしながら、これらの方法は以下の欠点を有している
。1つは最終画像が原稿に対して左右が逆になること、
他の1つは熱融解性ポリマーを用いた場合は、一般に融
点が高く転写温度が高くなるので熱により支持体の寸度
安定性が悪くなり各色の転写の位置合わせのズレが生じ
てくること。
また、融点の低いポリマーを用いた場合は画像形成後の
接着が起こり易かったりあるいはキズがつき易いなどの
欠点を有する。これらの欠点を改良する方法が特開昭5
9−97140に記載されている。
この方法では永久支持体上に各色の画像を転写する前に
、−旦、光重合性受容層を設けた仮の受像シート上に各
色の画像を転写し、その後、永久支持体上に再転写し、
更に全面露光により光重合性画像受容層を固める方法で
ある。
この方法は、上記の問題点を解決するのに非常に有効で
ある。邪ち、この方法では、マスク原稿に対して、正像
の像ができ、またエチレン性の多官能モノマーが人って
いるので、転写時には光重合性画像受容層自体が柔らか
く、低い温度で転写が可能でありながら、後に露光によ
り光重合性受容層を固めてしまうため、耐接着性が良好
でキズに強いことである。
また、特開昭61−189535には、支持体上に有機
高分子からなる2Nの画像受容層を有し、該受容層間の
剥離力及び第2層と画像層間との剥離力を調整すること
により、永久支持体上に画像層を転写する際に該第2の
受容層を画像層上に転写させることも、画像層のみを転
写させることも任意に選択できる画像受像シートが開示
されている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記方法によれば受像第二層に起因する
次のような欠点がある。 (1)受像第二層の粘着性が
強いと画像の転写性は良好であるが、永久支持体への画
像の再転写で永久支持体は粘着性のある受像第二層が画
像部の上に残っており、このため最終仕上がり品を高温
高湿下で重ねて保存した場合に接着故障を生ずる場合が
ある。一方、(2)受像第二層の粘着性が弱いと永久支
持体へ画像の再転写後に最終仕上がり品を重ねて保存し
た場合の接着故障は解消されるが、画像の転写性が低下
する。
本発明の目的は、上記欠点を改良することにある。すな
わち、転写可能な画像を受像シート材料に転写後、さら
に紙、金属板、プラスチックフィルム、布、等の永久支
持体に再転写する際に、受像層を層間剥離させることに
よってマット化のプロセスが必要なく剥がすだけで支持
体の凹凸感が出て印刷物との近似性の高い多色画像が得
られる転写画像形成方法において、良好な画像転写性と
永久支持体へ再転写後の画像の耐接着性のすぐれた保存
性の良好な受像シート材料及び転写画像形成材料を提供
することにある。
r問題点を解決するための手段」 本発明の上記目的は、転写可能な感光材料の画像形成層
に形成された画像を受像シート材料に転写し、次いで永
久支持体上に該画像を再転写してなる転写画像の形成に
用いる受像シート材料において、該受像シート材料が支
持体及びその上に少なくとも2Nより成る有機高分子重
合体を主成分として含有する組成物よりなる受像層を有
し、該受像層の少なくとも1層が永久支持体上に転写さ
れ、かつ永久支持体上に転写される該受像層が下記(I
)、 (II)、 (III)及び(rV)を含有する
ことを特徴とする受像シート材料、 (I)少なくとも1種の有機高分子重合体(II)常圧
で150℃以上の沸点を有する少なくとも1種のエチレ
ン性多官能モノマー(III)光重合開始剤 (IV)必要に応じて熱重合禁止剤 及び、転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
画像を再転写してなる転写画像形成方法において、該受
像シート材料が支持体及びその上に少なくとも2層より
成る有機高分子重合体を主成分として含有する組成物よ
りなる受像層を有し、該受像層の少なくとも1層が永久
支持体上に転写され、かつ永久支持体上に転写される該
受像層が光重合性を有する事および画像を受容した受像
層を永久支持体と密着させた後に重合を起こすに十分な
露光を核層に与える事を特徴とする転写画像形成方法、
により達成された。
受像シートの支持体としては、化学的及び熱的に安定で
あり、かつ撓曲性を有する物質が用いられる。必要−に
応じて化学光線透過性であってもよい。具体的には、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のポリハロゲン化
ビニル類、セルロースアセテート、ニトロセルロース、
セロハン等のセルロース誘導体、ポリアミド類、ポリス
チレン、ポリカーボネート、ポリイミド類、場合により
ポリエチレンフィルムをラミネートした紙なども使用可
能である。これらの中で特に好ましい物は、寸度安定性
及び透過性において優れた2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフイルムであるが、これらに限定されるもので
はない。又、これら支持体と受像第一層の接着力をあげ
る為にコロナ放電処理、グロー放電処理などの表面処理
やあるいはアンダーコート層を設けることも可能である
。アンダーコート層としては支持体と受像第一層の接着
力をあげるものならなんでもよいが、特にシランカップ
リング剤等が好適である。
第−層として用いる有機高分子物質としてブイカー法(
V i c a を法;具体的にはアメリカ材料試験法
ニーエステ−エムデーASTMDI235によるポリマ
ー軟化点測定法)による軟化点が約80℃以下の有機高
分子物質より選ばれることが好ましい。この理由は軟化
点の低いポリマーを用いることにより、転写可能な画像
を受像シート材料に転写後、紙などの永久支持体上に熱
と圧で転写する際に、核層が紙の凹凸に従ってう埋め込
まれ紙との密着をよくし、又剥離する際にマット化等の
工程を必要とせず印刷物との近似性をあげるものである
。軟化点が高いポリマーを用いた場合には、高い温度で
転写する必要があり、画像の寸度安定性等に大きな弊害
を与える。ポリエチレンテレフタレートフィルム等を感
材や、受像シート材料の支持体に用いた場合には、この
ような点でVicat法による有機高分子物質の軟化点
が約80℃以下のもの、好ましくは60℃以下、特に好
ましくは50℃以下のものである。軟化点が約80℃以
下のものの具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなとのポリオレフィン、エチレンと酢酸ビニルある
いはエチレンとアクリル酸エステルの如きエチレン共重
合体、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニルの如き
塩化ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリ
デン共重合体、ポリスチレン、スチレンと(メタ)アク
リル酸エステルの如きスチレン共重合体、ポリビニルト
ルエン、ビニルトルエンと(メタ)アクリル酸エステル
の如きビニルトルエン共重合、ポリ(メタ)アクリル酸
エステル、 (メタ)アクリル酸ブチルと酢酸ビニル等
の(メタ)アクリル酸エステルの共重合体、酢酸ビニル
、ナイロン、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化
ナイロンの如きポリアミド樹脂、合成ゴム、塩化ゴム等
の有機高分子物質から少なくとも1つ選ばれるのが好ま
しいが、更に「プラスチック性能便覧」 (日本プラス
チック工業連盟、全日本プラスチック成形工業連合会編
著、工業調査会発行、1968年10月25日発行)に
よる軟化点が約80℃以下の有機高分子物質を使用する
ことができる。これらの有機高分子物質中には該高分子
物質と相溶性のある各種の可塑剤を添加して実質的な軟
化点を下げることも可能である。さらには、軟化点が8
0℃以上の有機高分子物質でも相溶性のある可塑剤を添
加することにより、実質的に軟化点を80℃以下に下げ
ることが可能である。又これらの有機高分子物質中に受
像シートの支持体や、上にくる第二の有機高分子物質と
の接着力を調節するために、実質的な軟化点が80℃を
越えない範囲で各種のポリマーや、密着改良剤あるいは
界面活性剤や離型剤を加えることが可能である。
第−層の有機高分子物質の厚さは1μから50μが好ま
しく、特に5μから30μが好ましい。
この理由の1つは受像シート材料上に転写された画像を
永久支持体に転写する場合、永久支持体の表面の凹凸よ
り厚くする必要があること、又他の1つは、転写可能な
画像を受像シート材料に転写する際に、転写可能な画像
の画線部と非画線部に凹凸があるような場合、単色の場
合は薄くても良いが、特にカラープルーフ用等の4色の
重なりがある場合には、各色の画線部と非画線部の凹凸
の4倍の厚さがあることが好ましいためである。
次にこの上に設ける受像第二層について説明する。受像
第二層において使用される有機高分子重合体の目的は永
久支持体への再転写時に、第二層おいて受像シート材料
の剥離で受像第一層と第二層の間で眉間剥離をさせ永久
支持体上の画像上に薄い第二層のみを残し、永久支持体
の凹凸により、特別なマット化処理をほどこすことなく
実際の印刷物の光沢に近似した画像を得ることにある。
したがって特開昭61−189535記載の接着力の関
係を満足しうるちのであればなんでも使用可能であるが
好ましくは第一層目よりも10℃以上軟化点が高い物質
から選ばれることが好ましく、第一層目の素材に何を使
用するか、あるいは転写可能な画像形成法として何を用
いるかによって画像形成部の素材あるいは永久支持体の
材質; (例としてアート紙、コート紙、上質紙、更紙
、金属板、合成フィルム)により適宜選択されるべきで
ある。
第二層目において用いる有機高分子重合体の具体例とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレンなとのポリオレフ
ィン、エチレンと酢酸ビニルあるいはエチレンとアクリ
ル酸エステルの如きエチレン共重合体、ポリ塩化ビニル
、塩化ビニルと酢酸ビニルの如き塩化ビニル共重合体、
ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン共重合体、ポリス
チレン、スチレンと(メタ)アクリル酸エステルの如き
スチレン共重合体、ポリビニルトルエン、ビニルトルエ
ンと(メタ)アクリル酸エステルの如きビニルトルエン
共重合、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)ア
クリル酸ブチルと酢酸ビニル等の(メタ)アクリル酸エ
ステルの共重合体、酢酸ビニル、ナイロン、共重合ナイ
ロン、N−アルコキシメチル化ナイロンの如きポリアミ
ド樹脂、合成ゴム、塩化ゴム、セルローズ誘導体等から
選ばれた少なくとも1種以上の有機高分子物質を用いる
ことができる。
本発明に側層可能な(II)常圧で150℃以上の沸点
を有する少なくとも1種のエチレン性多官能モノマー(
III)光重合開始剤(■)熱重合禁止剤の具体例は前
記の特開昭59−97140、特開昭61−20053
5号公報に詳しく記載されている。
又、受像第二層の粘着性、熱接着性あるいは膜強度とい
った膜物性を調節する手段の一つとして第二層上に受像
第三層を設けてもよい。この場合光重合性は受像第二層
、受像第三層の少なくとも一方の層にあればよい。
更にこれらの樹脂の中には特開昭61−189535の
接着力の関係を満たすために他の密着改良剤、離型剤、
可塑剤、界面活性剤、等を添加することができるのは当
然である。
受像第二層の膜厚としては、0.1μ〜10μ位が好ま
しく特に0. 5μ〜5μが好ましい。膜厚が厚すぎる
と永久支持体の表面の凹凸感が損な1れ、光沢が出過ぎ
て印刷物近似性を悪くする。
永久支持体上に2N以上の受像層が転写される場合は全
膜厚がこの範囲にあることが好ましい。
本発明に使用される転写可能な画像形成法としては従来
技術の項で示した前述の特許に示される各種の画像形成
法が利用可能であるが、支持体上に剥離層を設けたもの
が特に好ましい。この理由は剥離層がないと画像部自身
が永久支持体に転写されなければならないが、種々の実
験では素材の選択中が狭かったりあるいは熱転写の温度
を高くしなければならない等の制約を受けるが、剥離層
を設けた場合には機能分離が可能になり、温度のラチチ
ュード、あるいは永久支持体の転写される材質の種類が
広がるなどの利点を有している。これらの剥離層は、写
真的画像形成の際に非画線部の剥離層が現像時にエツチ
ングされ、画線部の下だけ残っていても良いし、又現像
時に剥離層がエツチングされることなく剥離層上に色画
像が形成されても良い。
永久支持体への転写時の受像シート材料の剥離で眉間剥
離を第−層の有機高分子物質と受像第二層の間で起こさ
せるには各層間の密着力のバランスが重要であるが、眉
間密着力のコントロールにおいて本発明で利用した重層
塗布時の混合を防ぐ為に塗布溶剤の選択の他に、親水性
ポリマーと親油性ポリマーあるいは極性ポリマーと非極
性ポリマーの組み合わせといフた素材の選択、又シラン
カップリング剤等の密着改良剤、フッ素系やシリコーン
系の離型効果を有する各種添加剤、界面活性剤、可塑剤
等を受像第一層あるいは受像第二層に添加することが有
効である。
光重合性を有し、粘着性の有る画像受容層を固化させる
ためには、画像を受容した受像層を永久支持体と密着さ
せた後に該受像層が光重合を起こすのに十分な露光を与
えるが、この露光は、受像シート材料の支持体を通して
行っても良いし、あるいは露光前に受像シート材料を剥
離して該受像層を永久支持体上に転写した後に行っても
良い。
以下、本発明を実施例をもって説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
〔実施例〕
先ず転写可能な画像形成材料を以下の手順で作成した。
下記組成を有する剥離層溶液をポリエチレンテレフタレ
ートフィルム支持体(厚さ:l。
Oμ)上に塗布・乾燥して、乾燥膜厚が0. 5μの剥
離層を設けた。
肚肢1里塗崖亘 アルコール可溶性ポリアミド    7.2g(CM−
8000、「η」20℃ 10wt%メタノール溶液 23cps  東しく株)製) ポリヒドロキシスチレン      1.8g(レジン
M、平均分子量:5゜ 500  丸善石油(株)製) メタノール            400gメチルセ
ロソルブ         100g次いで、この剥離
層上に下記第−表に示される4種類(Y、 M、 C,
B)の塗布液を各々塗布・乾燥して、各々イエロー(Y
)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)に
着色した乾燥塗膜が2.4μの感光性樹脂層を設けた。
更に、各々の感光性樹脂層上に下記組成の塗布液を塗布
・乾燥して、乾燥膜厚が1.5μの保護層を形成した。
■[1孟 ポリビニルアルコール        60g(GL−
05、日本合成化学 工業(株)性) 水                      97
0gメタノール             30gこの
ようにして、順に支持体、剥離層、感光性樹脂層および
保護層からなる4色の感光性転写シー) (N−+P型
着色感光シート)を作成した。
4色各々の感光性転写シートを、レジスタービンを用い
て相応するマスクと重合わせ、2に讐の超高圧水銀灯で
50cmの距離で画像露光を行った。
しかる後、露光済みの転写シートを下記組成の現像液を
用いて35℃の温度で10〜20秒間現像処理して剥離
層上に4色のポジ画像を得た。
環1孟 Na2CO315g ブチルセロソルブ      1g 水                  11一方、受
像シート材料を次のごとく作成した。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ= 100
μ)を用意し下記組成の受像第−層用の塗布液Aを塗布
・乾燥して、乾燥膜厚が20μのの受像第一層を形成し
た。
1五液A エチレン−酢酸ビニル共重合体    15g(重量比
、エチレン81%、酢 酸ビニル19%、三井ポリケミ カル(株 )製 エバフレック ス  #41 0) 塩素化ポリエチレン      0.075g(中隔国
策バルブ(株)製 スーパークロン#907LTA) フッ素系界面活性剤       0.25g(3M社
製フロラード FC−430) トルエン             100m1次に、
上記の受像第一層の上に本発明の光重合性を有する受像
第二層の塗布液B、  Cを乾燥膜厚が2μになるよう
に受像第二層を形成せしめた。
11皮旦 アルコール可溶性ナイロン (東しく株)製、アミラン “CM−8000”) スチレン・マレイン酸 半エステル共重合樹脂 (日本触媒(株)製、 オキシラック5H−101) ペンタエリスリトール テトラアクリレート ミヒラーズケトン ベンゾフェノン メタノール メチルセロソルブ l豊且Ω アルコール可溶性ナイロン (東しく株)製、アミラン “CM−4000”) 0.02g 0.13g 0m1 30 m 1 1、6g 1、5g 1、5g 2、1g ポリビニルブチラール       1.5g(種水化
学工業(株)製、 エスレックBL−1) トリメチロールプロパン      2.1gトリアク
リレート ミヒラーズケトン        0.02gベンゾフ
ェノン         0.13gメタノール   
         70m1、メチルセロソルブ   
      30m1また、光重合性成分を除いた下記
塗布液B−2、C−2を用い、同様に塗布乾燥して比較
試料を作成した。
塗3玉UL二] アルコール可溶性ナイロン     1.5g(東しく
株)製、アミラン “CM−8000”) スチレン・マレイン酸       1.6g半エステ
ル共重合樹脂 (日本触媒(株)製、 オキシラック5H−101) メタノール            70m1メチルセ
ロソルブ         30 m 11豊脱Ω二」 アルコール可溶性ナイロン     1.5g(東しく
株)i!、アミラン “CM−4000”) ポリビニルブチラール       1.5g(種水化
学工業(株)製、 エスレックBL−1) メタノール            70m1メチルセ
ロソルブ         30m1これらの本発明の
受像シート及び比較の受像シートにおいて各々の受像面
と、ブラック画像が形成されたカラープルーフィングシ
ートの画像面とをレジスタービンにより位置決めして重
ね合わせ、カラーアート転写機CA−600T (富士
写真フィルム(株)製)により受像シートにブラック画
像を転写したところ、ブラック画像は剥離層と共にカラ
ープルーフィングシートから受像シート上に完全に転写
された。
次いで、この転写されたブラック画像上にシアン、マゼ
ンタ、イエローの各画像が形成されたカラープルーフィ
ングシートを用いて前記と同様の操作を繰り返したとこ
ろ、各々のカラー画像は剥離層とともに受像シート上に
完全に転写され、4色からなるカラー画像が得られた。
更に、このようにして得られた4色の転写画像を有する
受像シートの画像面と白色アート紙とを重ね合わせて前
記と同様の操作を行ない、その後に本発明の光重合性を
有する試料について明室フィルム用密着反転プリンター
(大日本スクリーン(株)製、P−807、lkw超高
圧水銀灯)を用いて受像シートのベース側から30秒間
露光をおこない受像シート材料を剥離すると支持体に受
像第一層のみを残して、即ち永久支持体上には画像とそ
の上の受像第二層が形成されて、転写去れた。
なお光硬化効果の確認として同試料で露光しないものも
作成した。受像シートの支持体を剥離すると支持体に受
像第一層のみを残して、即ち永久支持体上には画像とそ
の上の受像第二層が形成されて、転写された。
下記第2表に画像の転写性、及びこのようにして得られ
た白色アート紙上に転写された画像面と白色アートを重
ね合わせ、温度40℃、湿度75%RH1荷重1.5k
g15X5cm2の環境で72時間放置した後、調べた
画像面の接着の程度を示す。
表から明らかなように、受像第二層に光重合性を付与し
且つ画像転写後に露光により受像第二層を光硬化させた
本発明の試料は画像の転写性が良好で且つ最終仕上がり
品の耐接着性も優れて保存性が良好であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
    像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
    画像を再転写してなる転写画像の形成に用いる受像シー
    ト材料において、該受像シート材料が支持体及びその上
    に少なくとも2層より成る有機高分子重合体を主成分と
    して含有する組成物よりなる受像層を有し、該受像層の
    少なくとも1層が永久支持体上に転写され、かつ永久支
    持体上に転写される該受像層が下記( I )、(II)(
    III)及び(IV)を含有することを特徴とする受像シー
    ト材料。 ( I )少なくとも1種の有機高分子重合体 (II)常圧で150℃以上の沸点を有する少なくとも1
    種のエチレン性多官能モノマー (III)光重合開始剤 (IV)必要に応じて熱重合禁止剤
  2. (2)転写可能な感光材料の画像形成層に形成された画
    像を受像シート材料に転写し、次いで永久支持体上に該
    画像を再転写してなる転写画像形成方法において、該受
    像シート材料が支持体及びその上に少なくとも2層より
    成る有機高分子重合体を主成分として含有する組成物よ
    りなる受像層を有し、該受像層の少なくとも1層が永久
    支持体上に転写され、かつ永久支持体上に転写される該
    受像層が光重合性を有する事および画像を受容した受像
    層を永久支持体と密着させた後に重合を起こすに十分な
    露光を該層に与える事を特徴とする転写画像形成方法。
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