JPH02242806A - メタクリルイミド含有重合体 - Google Patents

メタクリルイミド含有重合体

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JPH02242806A
JPH02242806A JP63334725A JP33472588A JPH02242806A JP H02242806 A JPH02242806 A JP H02242806A JP 63334725 A JP63334725 A JP 63334725A JP 33472588 A JP33472588 A JP 33472588A JP H02242806 A JPH02242806 A JP H02242806A
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Isao Sasaki
笹木 勲
Koji Nishida
西田 耕二
Hisao Anzai
安西 久雄
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Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/52Amides or imides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/48Isomerisation; Cyclisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は透明性および耐熱性に優れたメタクリルイミド
含有重合体に関する。
〔従来の技術〕
メタクリル酸メチル重合体は透明性のみならず、耐候性
および機械的性質に優れるため、高性能プラスチック光
学材料および装飾素材として用いられ、近年では短距離
光通信、光センサー等の分野で用途開発が進められてい
る。しかしながら、メタクリル酸メチル重合体は熱変形
温度が100”C前後と低いため、耐熱性を要求される
分野への利用には不十分であり、耐熱性の向上に対する
要求が強い。
メタクリル酸メチル重合体の耐熱性を向上させる方法と
して、メタクリル酸メチル重合体をイミド化する方法が
知られており、例えば、(1)アクリル酸、メタクリル
酸またはそれらのエステルの重合体と第1級アミン、ア
ンモニアまたは第1級アミンもしくはアンモニアを発生
させる化合物とを溶媒の存在下に加熱して反応させる方
法(米国特許第2,146,209号、ドイツ特許第1
,077.872号および同第1.242.369号)
、(2)メタクリル酸メチル重合体を水の存在下で第1
級アミンと反応させる方法(米国特許第3,284.4
25号)および(3)アクリル系重合体とアンモニアま
たは第1級アミンとを押出機中で反応させる方法(米国
特許第4,246.374号)が提案されている。
しかしながら、上記(1)の方法では、使用されている
溶媒の沸点が高いために生成したイミド化重合体から溶
媒を商業的規模で完全に分離することは困難であり、そ
の結果、得られるイミド化重合体が帯色し、生成重合体
の透明性が低下する。
また、上記(2)の方法は、水の存在下で反応させるた
めに部分的にイミド化せる重合体を得ようとする場合に
メタクリル酸メチルセグメントの加水分解がおこり、そ
のために所望の耐熱性を有するイミド化重合体が得難く
、また、均一なイミド化反応も困難である。さらに、上
記(3)の方法ではイミド化反応が高粘度の重合体とガ
ス状のイミド化物質との反応であるために均一なイミド
化反応を行なうことが困難であり、そのために均一に部
分イミド化された重合体が得難い。
したがって、上記の方法で得られるイミド化重合体の耐
熱性は向上しているものの、商業的に製造しようとする
と透明性に劣ったり、実質的に分子量が低下したり、ま
たは、イミド化が不均一になるために、これらの方法は
いまだ実用化されていないのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記した如き従来技術の欠点を改良し
て、メタクリル酸エステル重合体本来の優れた光学的特
性、機械的特性、耐候性および成形加工性等の特性を保
持し、且つ、透明性および耐熱性に優れたメタクリルイ
ミド含を重合体を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的は、本発明のメタクリルイミド含有重合体、
すなわち、−量大(1) (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の脂肪族、
芳香族もしくは脂環族炭化水素基を表す)で示される構
造単位2〜100重量%とエチレン性単量体から導かれ
る構造単位0〜98重量%からなる熱可塑性重合体であ
って、 (a)GPCで測定した分子!(Mw)が5万以上20
万以下、 (b)重合体のアミドセグメント量が5重量%以下、 (c)重合体中の鉄の含を量が20ppI11以下、(
d)重合体中の揮発分としてのアミド銹導体が1000
pp+n以下、 (e)重合体中の揮発分としての残存単量体が500p
pm以下、 (f)重合体中のイミド化率分布巾が5%以下、輸)重
合体中の微粒子カウンターで測定した0、5μ以上25
μ以下の微小異物が5万個/グラム以下、 (h)色差計で測定したYI値が3以下であるメタクリ
ルイミド含有重合体によって達成される。
本発明のメタクリルイミド含有重合体は、特定の組成の
単量体溶液を特定の手段によって処理したのち、単量体
溶液を特定の反応区域へ連続的に供給し、反応区域中の
重合体への転化が所定の値に成るよう重合を行った後、
特定の処理をしたイミド化物質を特定の方法で実質的に
均一に混合後、特定の第三の反応区域でイミド化反応し
て、ついで得られた反応液を特定の条件で揮発分を除去
し、特定の条件で押出賦形することによって製造できる
好ましくは、本発明のメタクリルイミド含有重合体は、
次の方法によって工業的有利に連続的に製造することが
できる。
すなわち、メタクリルイミド含有重合体を連続的に製造
するにあたり、10〜60重量%の不活性溶媒、90〜
40重量%のメタクリル酸エステルまたはメタクリル酸
エステルと共重合可能なエチレン性単量体との混合物、
0.0001〜0.5重量%のラジカル重合開始剤、0
〜5重量%の重合体分子量調整剤からなる溶液に、不活
性ガスを導入して溶存酸素量をl ppm以下にした後
、この溶液を1n以下のフィルターで濾過して後、実質
的に均一に混合された第一の反応区域に連続的に導入し
、60〜190℃の温度にて少な(とも単量体の40重
量%を重合体に転化し、引き続いて、プラグフロー流れ
を持つ第二の反応区域で80〜170°C温度にて少な
くとも初めの単量体の80重量%を重合体に転化した後
、重合反応液と下記−量大(II)R−NH2(Ir) (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の脂肪族、
芳香族もしくは脂環族炭化水素基を表す)で示される、
l、a以下のフィルターで濾過されたイミド化物質とを
、50〜190°Cの温度にて少なくとも1分以上実質
的に均一に混合して、少なくとも上下2つの区域(b)
 、 (a)を有する第3の多段反応区域において、第
一の下の区域(a)で150〜350°C温度にてイミ
ド化反応を行い、次いで上の区域(b)で反応生成物を
150〜350°Cの温度にて熟成し、最終的に150
〜350°Cの温度に加熱された上の区域(b)の反応
液を大気圧未満の減圧帯域に導入し揮発物アミド誘導体
が11000pp以下、同残存単量体が500ppm以
下になるまで揮発物を連続的に分離除去後、連続的に、
耐腐食性のスクリュ一部及びバレル部からなる一軸また
は二軸ベント押出機を使用し賦形する。
以下、本発明の重合体およびその製法をさらに詳細に説
明する。
本発明のメタクリルイミド含有重合体はメタクリル酸エ
ステルの重合体のイミド化物である。イミド化されるメ
タクリル酸エステル重合体はメタクリル酸エステル単独
重合体またはメタクリル酸エステルと共重合可能なエチ
レン性単量体との共重合体であって、好ましくは固有粘
度0.01〜3.0を有する。
単独重合体および共重合体を構成するメタクリル酸エス
テルとしては、例えば、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−
ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸ter
t−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル
酸ノルボニル、メタクリル酸2−エチルシクロヘキシル
、メタクリル酸ベンジルなど、アクリル酸エステルとし
ては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル
酸イソブチル、アクリル酸tert−ブチル、アクリル
酸シクロヘキシル、アクリル酸ノルボニル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ベンジルなどを用いる
ことができる。共重合可能なエチレン性単量体としては
、メタクリル酸エステル以外のメタクリル酸エステル、
アクリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸、スチ
レン、2−メチルスチレン等の置換スチレン等が挙げら
れる。上記の単量体は、単独でもよくまた2種以上併用
することもできる。
これらのメタクリル酸エステル重合体の・うち本発明に
おいては、メタクリル酸メチル単独重合体または25重
量%以上のメタクリル酸メチルと75重量%以下の共重
合可能なエチレン性単量体との共重合体が好ましい。特
に、メタクリル酸メチルの単独重合体は透明性の点から
最も好ましい。
重合反応およびイミド化反応は溶媒の存在下に行われる
。用いる不活性溶媒は、重合反応またはイミド化反応の
進行を阻害せず且つ反応混合物と実質的に反応しないも
のでなければならない。また、部分的なイミド化反応の
場合、メタクリル酸メチルその他のメタクリル酸エステ
ルセグメント部に変化を与えないものでなければならな
い。さらに、生成したイミド化重合体から容易に分離除
去できるものでなければならない。
その溶媒の好ましい例としては、常圧での沸点が50〜
150°Cでかつ常温でメタクリル樹脂を溶解し難い貧
溶媒と、メタクリル樹脂を溶解し易い良溶媒との混合溶
媒を用いる。好ましくは、貧溶媒としては溶解性パラメ
ーターδ値が14.0〜19.5(cat / c4)
 ””の範囲のもの、また良溶媒としては溶解性パラメ
ーターδ値が8.0〜13.9(cal / c++t
) ””の範囲のものが用いられる。貧溶媒の例として
はメタノールが、また良溶媒の例としては ペンタノー
ル、ヘキサノール、2−メチルペンタノール、4−メチ
ル−2−ペンタノール、2−エチル−1−ブタノール、
l−ペンタノール、オクタツール等のアルコール類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン
、メシチレン、ナフタレン、テトラリン、ブチルベンゼ
ン、ジエチルベンゼン、ペンチルベンゼン、ビフェニル
等の芳香族炭化水素化合物類、ホロン、イソホロン、シ
クロヘキサノン、アセトフェノン、ジプチルエーテル、
ジフェニルエーテル、アニソール、フェネトール、ブチ
ルフェニルエーテル、ジフェニルエーテル、ジグライム
、ジエチレングリコールジエチルエーテル等のケトン、
エーテル化合物類があげられる。これら良溶媒の中では
、トルエン、ベンゼン、キシレンおよびエチルベンゼン
が好ましい。
なお、本発明においていう熔解性パラメーターδイ直は
ポリマー・ハンドフ′ツク、2版、ジェー・ブランドル
プ、イー・エイチ・インマーグツト、ジョン・ワイリー
・アンド・サンズ、ニューヨーク(Polymer H
andbook、 5econd Ed、 J、Bra
ndrupE、11.Immergut、 John、
Wiley & 5ons、 New York)(1
975)に記載されている基準に準拠した値をいう。
好ましい製造方法において用いる混合溶媒において、貧
溶媒と良溶媒の沸点が常圧において150°Cをこえる
場合には、イミド化反応により得られた反応生成物から
溶媒を主成分とする揮発性物質を十分に除去することが
困難となる。50’C未満の場合は、反応系の内部圧力
の増加によりイミド化反応温度を高くすることができな
いために、十分なイミド化反応を行なうことができず、
かつ反応生成物から揮発性物質を分離除去する際、突発
的に揮発するために脱揮操作における制御が困難となる
。また、貧溶媒と良溶媒の溶解性パラメーターδ値が上
記の範囲外の組合せのちのであると均一な重合反応、均
一なイミド化反応を行い難く、品質のすぐれたメタクリ
ルイミド含有重合体が得難い。
溶媒の使用量は、溶媒と単量体との合計重量に基づき1
0〜60重量%である。溶媒の使用量が10重量%未満
では反応系の粘度が高くなりすぎ、取扱い操作が困難に
なるだけでなく、重合またはイミド化反応が不均一に進
行することにより、得られる重合体の品質が低下する。
溶媒の使用量が60重量%を越えると重合体から溶媒の
分離が困難になるばかりでなく、得られる重合体の量が
少なく工業的に不利となる。好ましくは、溶媒の使用量
は20〜50重量%である。
また、混合溶媒を使用する場合は、貧溶媒と良溶媒との
比は99/1〜1/99、好ましくは90/10〜10
/90 (重量比)とする。
使用する不活性溶媒は、イミド化反応においては、メタ
クリル重合体の重合体間にイミド化物質を容易に拡散さ
せてイミド化反応を均一かつ迅速に行なわせるとともに
反応の発熱及び除熱の効果的な制御を可能にするために
、所望の光学材料としての透明かつ耐熱性に優れたメタ
クリルイミド含有重合体を得ることが可能となる。
重合に際して用いるラジカル重合開始剤は反応温度で活
性に分解しラジカルを発生ずるもので、例えば、ジーt
er t・ブチルパーオキサイド、ジ−クミルパーオキ
サイド、メチルエチルケトンバ−オキサイド、ジーte
rt・ブチルパーフタレート、ジーtert・ブチルパ
ーベンゾエート、tert・ブチルパーアセテート、2
,5−ジメチル−2,5−ジ(tert・ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、ジーter t・アミルパーオキサイ
ド、2.5−ジメチル−2,5−ジー(tert・ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、ベンゾイルパーオキサイドお
よびラウリルパーオキサイドなどの有機過酸化物、なら
びにアゾビスイソブタノールジアセテート、1,1−ア
ゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、2−フェニルア
/’−2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル
、2−シアノ−2−プロピルアゾホルムアミドおよ“び
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物
が挙げられる。これらのラジカル重合開始剤は単独でま
たは2種以上混合して使用することができる。ラジカル
重合開始剤の、使用量は単量体を含む溶液に対して0.
0001〜0.5重量%の範囲で選ばれる。
重合体分子量調整剤としては、通常使用されるメルカプ
タン類その他のものを挙げることができる。その使用さ
れるメルカプタンの具体例としては、アルキル基または
置換アルキル基を有する第一級、第二級、第三級メルカ
プタン、例えば、n−ブチル、イソブチル、n−オクチ
ル、n−ドデシル、5ec−ブチル、5ec−ドデシル
、tert−ブチルメルカプタン;芳香族メルカプタン
、例えば、フェニルメルカプタン、チオクレゾール、4
−tert−ブチル−0−チオクレゾール;チオグリコ
ール酸とそのエステル:エチレングリコール等の如き炭
素数3〜18のメルカプタンが挙げられる。その使用量
は、単量体溶液に対して5.0重量%以下、好ましくは
1.0重量%以下である。また、非メルカプタン系の重
合体分子量調整剤として、β−テルピノーレン、チルピ
ノール、及びアルキル置換−1,4−シクロへキサジエ
ンのうち少なくとも1種が用いられる。アルキル−置換
1゜4−シクロへキサジエンとしては、γ−テルピネン
、2−メチル−1,4−シクロへキサジエン、2.6−
ジメチルシクロへキサジエン、2.5−ジメチルシクロ
へキサジエン、2−イソプロピル−1,4−シクロへキ
サジエン、2−エチル−1゜4−シクロへキサジエン等
があげられる。その実質的使用量は5重量%以下である
上記のようにして調整された単量体溶液に不活性ガスを
導入して該溶液中の溶存酸素量を1 ppm以下にする
。溶存酸素量が1 ppmを超えると得られるメタクリ
ルイミド含有重合体の黄色味が増大する。単量体溶液中
の溶存酸素量を1 ppm以下に減少させる方法につい
ては、特に限定はないが、好ましくは向流接触塔への該
溶液を連続的に供給して、窒素ガスなどの不活性ガスを
向流接触させることにより溶存酸素を気液平衡を利用し
て不活性ガス中に追い出し効果的に取りのぞくことが望
ましい。通常簡易的に実施されているフィードタンク内
で不活性ガスバブリング法などでは10〜20ppmが
限界であって、溶存酸素量を1 ppm以下に低減する
ことは困難である。
このようにして単量体溶液中の溶存酸素量をlppm以
下に低減させた後、該溶液をll1rr1以下のフィル
ターで濾過することが必要である。そのようなフィルタ
ーとしては、例えば、住人電工製フロロボアが好ましく
用いられる。
このような濾過処理によって得られる重合体における微
粒子カウンターで測定した0、 5〜25μの微小異物
の含有量は5万個/grポリマー以下となる。
次に、前記の溶存酸素除去処理及び微小異物除去処理を
施した該単量体溶液を、実質的に均一に混合された第一
の反応区域に導入し60〜190“Cの温度にて少なく
とも単量体の40重量%を重合体に転化する。第一の反
応区域の重合温度が60゛c未満では重合体の粘度が斉
くなり均一な混合を達成することが困難となる。重合温
度が190°Cを越えると副反応生成物の生成が増大す
る。従って、第一反応区域の重合温度は60〜190“
C好ましくは70〜180°Cとする。
第一の反応区域における単量体の重合体への転化率が4
0重量%未満であると最終的に得られるメタクリルイミ
ド含有重合体の耐熱分解性が低下することが判明した。
この原因は明らかでないが、重合の停止反応機構に関連
した重合体分子末端構造の変化に起因するものと推測さ
れる。重合体の耐熱分解性が低下すると、成形加工中に
分解生成物に起因する銀条と呼ばれる欠陥が生じ、外観
を損うのみならず物性も低下する。従って、第一反応区
域の単量体の重合転化率は少くとも40重量%、好まし
くは少くとも60重量%とする。第一反応区域内が実質
的に均一に混合されず、一部に重合転化率が40重量%
未溝の部分が存在すると、耐熱分解性の劣る重合体が部
分的に生成するので、第一反応区域内は十分に混合し実
質的に均一な状態に維持する必要がある。実質的に均一
に混合された反応区域は、通常、いかり型、ヘリカルリ
ボン型、スクリュー型およびパドル型等の攪拌機を備え
た攪拌混合槽を用いる□ことによって達成される。
第一の反応区域を出た重合液は引続いてプラグフロー流
れをもつ第二の反応区域で80°C〜170″Cの温度
にて少くとも初めの単量体の80重量%を重合体に転化
する。
第三の反応区域で使用される前記(n)式で示されるイ
ミド化物質は、単量体が残存すると一部反応して高沸点
の副生成物アミド誘導体を発生する。第二の反応区域で
の未転化単量体が多量存在したまま第三の反応区域に入
ると前記高沸点副生成物アミド誘導体の発生が増大し、
重合体からの分離が困難となる。重合体中に前記高沸点
副生成物アミド誘導体が残存すると重合体の着色あるい
は品質低下を招く。従って、第三の反応区域での高沸点
副生成物アミド誘導体の発生を抑えるために、第二の反
応区域における初めの単量体の重合転化率は少くとも8
0重量%、好ましくは少くとも90重量%とする。
第二の反応区域で高い重合転化率を達成するためにはプ
ラグフロー流れをもつ反応装置、すなわち、比較的長い
形状を有し、その一端から供給し他端から排出するよう
に構成され、反応装置の長手方向の混合が実質的に行な
われないように工夫された反応装置が必要である。この
例としては、米国特許第3,234,303号記載のス
クリュー押出機タイプの反応装置、米国特許第3.25
2.950号記載の塔状反応装置、米国特許第2784
31号記載のじゃま板を内蔵した管状反応装置および中
空のパイプ状反応装置等が挙げられる。
第二の反応区域の重合温度は170°C以下とする。
前記記載の理由により、第二の反応区域の重合転化率は
少くとも80%とするが、到達可能な最高の重合率は、
決められた温度において活性ポリマーの生長反応と逆生
長反応の平衡、すなわち、重合温度によって支配され、
重合温度が170°Cを越えると80%の重合率達成が
困難となる。一方、重合温度が80゛C未満では重合速
度が低下し経済的でないし、粘度が高くなるため反応液
の移送が困難となる。従って、第二の反応区域の反応温
度は80〜170℃、好ましくは90〜160℃とする
第二の反応区域を出た重合反応液に前記−量大(II)
で示されるイミド化物質を添加し第三の反応区域へ導く
。イミド化物質も前記単量体溶液と同様に1−以下のフ
ィルターで濾過しておくことが必要である。イミド化物
質は単独もしくは、前記不活性溶媒等に溶解希釈されて
使用されても良い。不活性溶媒によりイミド化物質を希
釈する場合、当然前記単量体溶液と同様に溶存酸素量は
1ppIl以下としさらに1−以下のフィルターで濾過
することが必要である。
上記第二の反応区域を出た重合体反応液と前記−量大(
II)で示されるイミド化物質とは、実質的に均一に混
合されなければならない。50〜190°Cの温度にて
、少なくとも1分以上均一に、反応を伴うことなく、混
合することが必要である。
190°Cを超えるとイミド化反応が進行し、50°C
未満であれば第二の反応区域を出た重合反応液の粘度が
上昇して十分な混合体を得ることができないばかりが、
管内の圧損が上昇して管閉塞する危険性が生じる。
混合の方法としては、インラインミキサーまたはスタチ
ックミキサー使用したラインを通過させながら混合させ
ることが好ましい。その場合、少なくとも1分以上均一
に混合させることが必要である。この区域での混合が不
十分であると、得られるメタクリルイミド含有重合体の
イミド化率分布巾が広くなり、結果的には各種イミド化
率の異なったメタクリルイミド含有重合体の混合物とな
り不透明化しその工業的価値を著しく損なう。重合体の
イミド化率分布巾は5%以下であることが必要である。
好ましくは2%以内である。
第二反応区域で得られたメタクリル重合体とイミド化物
質の反応は第三の反応区域で反応させる。
この第三の反応区域は少なくとも2つの上下反応区域(
b)、(a)で構成される。第三の反応区域へのメタク
リル重合体とイミド化物質の導入は、下部から行い上部
から反応生成物を取り出すことが必要である。本発明に
おいては、第三の反応区域が必要であり、その一つ下の
区域(a)はメタクリル重合体とイミド化物質とを反応
させてメタクリル重合体の高分子側鎖間に縮合反応を起
こさせる反応域であり、他の一つ上の区域(b)は下の
反応域で生成したイミド化した重合体を含む反応生成物
を更に加熱させ、イミド化反応をさらに促進させる熟成
反応域である。上記の下部反応域(a)と熟成反応域(
b)との2つの工程でメタクリル重合体のイミド化を進
行させるものであり、更に必要に応じて複数個の反応域
及び、または複数個の熟成域を組み合わせて行うことも
できる。
反応域中でのメタクリル重合体とイミド化物質との反応
は、150℃以上350℃以下の温度で行う。
反応温度が150’C未満では、イミド化反応が遅く、
350°Cを超えると原料メタクリル重合体の分解反応
が併発する。反応域中での反応時間は特に限定されない
が生産面から短い方が良く20分〜5時間の範囲である
。連続的に反応させる場合平均滞在時間は同様に20分
〜5時間位の範囲である。
熟成反応が良好に進行している判断は、重合体のアミド
セグメント量で測定ヤきる。アミドセグメンt−tが5
重量%以下好ましくは、3重量%以下であれば良好な熟
成反応が進行している。5重量%を超えるアミドセグメ
ント量を有するメタクリルイミド含有重合体の場合、加
熱帯色をおびやすく、生成物自体黄色味をおびる。
熟成反応は上記の如く、第三の反応区域へ原料メタクリ
ル重合体とイミド化物質を下部から導入しイミド化反応
し上部で熟成する。逆に上部から核原料を導入し、下部
で熟成すると熟成不十分な重合体がシチートパスし生成
物メタクリルイミド含有重合体中のアミドセグメント量
は増大し目的とする透明性及び加熱着色性に優れたメタ
クリルイミド含有重合体を得ることができない。
イミド化反応において、反応系に水分が存在するとメタ
クリル樹脂のエステル部がイミド化縮合反応過程で副反
応として水による加水分解が起り、その結果、得られる
メタクリルイミド含有重合体中にメタクリル酸が生成し
て本発明の目的とする所望のイミド化量を有するメタク
リルイミド含有重合体が得難くなる。したがって、この
反応においては、反応系に実質的に水分を含有しない条
件下、すなわち水分量が1重量%以下、好ましくは無水
の条件下で行う。
また、反応系の雰囲気としては、得られるイミド化重合
体の帯色性の点から、窒素、ヘリウムまたはアルゴンガ
ス等を存在させた不活性ガス雰囲気下で反応させるのが
よい。
式(II)で表されるイミド化物質の具体例としては、
メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン等の脂肪
族第1級アミン類、1.3−ジメチル尿素、1.3−ジ
エチル尿素、1.3−ジプロピル尿素のごとき加熱によ
り脂肪族第1級アミンを発生する化合物類、アンモニア
、尿素等があげられる。また、アニリン、トルイジン、
トリクロロアニリン等の芳香族アミンならびに、シクロ
ヘキシルアミン、ボルニルアミン等の脂環族アミンがあ
げられる。使用するイミド化物質のうち、耐熱性及び透
明性の点からメチルアミン、アンモニアおよびシクロヘ
キシルアミンが好ましい。
イミド化物質の使用量は、イミド化する量によって一概
には限定できないが、メタクリル酸エステル重合体10
0重量部に対して、1〜250重量部である。1重量部
未満では明白な耐熱性の向上が期待できない。また、2
50重量部を越える場合は経済性の点から好ましくない
反応域より取り出されたイミド化反応生成物は熟成反応
域に供給する。この熟成反応域においての反応は前工程
の反応と同様に温度150’C以上350°C以下、好
ましくは170°C以上300°C以下で行われる。
熟成反応域での熟成時間は少なくとも5分間は必要であ
り、連続的に行う場合には、その平均滞在時間も5分以
上は必要である。熟成反応が5分未満であると明白な熟
成効果が期待できない。熟成反応自体の生成物に寄与す
る効果の理由は明確でないが、熟成反応が不十分である
とイミド化された重合体生成物に未反応アミドセグメン
トが残留する。従って、生成物自体の耐熱性、耐熱分解
性、加熱暴露後の黄変度が顕著となる。
メタクリル樹脂のイミド化量は、耐熱性の点から一般式
CI)で表される借造単位が2〜100重量%、好まし
くは30〜100重量%、さらに好ましくは50〜10
0重量%の範囲となる程度とする。
イミド化されて得られるメタクリルイミド含有重合体は
固有粘度(測定方法は後述)0.02〜4.5を有する
第三の反応区域中の反応域で使用する反応装置としては
、たとえば、前記記載の攪拌混合槽反応装置1.1つの
反応器中に2つ以上の反応区域をもつ反応器、スクリュ
ー押出機タイプの反応装置、塔状反応装置および管状反
応装置等が挙げられるが、これらのうちでも特に攪拌混
合槽反応装置の組合せが好ましい。攪拌混合槽反応装置
を使用することにより、重合体が均一にイミド化され、
透明性および耐熱性に優れたメタクリルイミド含有重合
体が得られる。
イミド反応化終了後、反応液から揮発物を分離して目的
とする重合体をえる。揮発物を多量に含有する反応組成
物を、安定な流動状態にしながら真空フラッシングを行
い、効率的に揮発物を分離できる。すなわち、反応組成
物を180〜300°C1好ましくは200〜250 
’Cの温度に加熱して、狭いノズル口を通して20〜2
00トールの減圧下に調節されたタンク内にフラッシン
グを行う。フラッシングされた重合体は押出機スクリュ
ーで受けとめ押出機を通してダイス口からストランド状
で得られる。
上記フラッシングによる脱気条件、及びスクリュー押出
条件が樹脂の色調の点から特に重要である。重合体中の
揮発分としてのアミド誘導体が11000pp以下、同
残存単量体は500ppm以下含存されることが必要で
ある。アミド誘導体がloooppmを超えると、黄色
味を呈すメタクリルイミド含有重合体となる。また、残
存単量体が500ppmを超えると、重合体を高温で成
形加工する場合、得られる成形品の表面に銀条(シルバ
ーストリーク)が発生するなど、表面が損なわれ、実用
に耐えられなくなる。
また、脱気押出装置としては、ベント型−軸または二輪
スクリュー押出機が挙げられるが、混練度から二軸スク
リューが好ましい。しかしながら、スクリュー押出機の
場合、回転軸ブレのためにバレルとの接触カジリが発生
して、重合体中にカジリによる鉄分混入が起こる。本発
明者らは、鋭意検討した結果、この鉄混入が該重合体の
色調に重要な影響を与えることをみいだした。本発明の
該重合体中の鉄の含有量は20ppm以下であることが
必要である。20ppmを超えると重合体を高温雰囲気
に暴露した場合黄色に着色する。好ましくは、10pp
m以下とする。鉄分混入を20ppm以下とする場合、
押出機のスクリュ一部はクロムメツキ等の耐腐食材製と
する。またバレル部もステンレス鋼などによる耐腐食性
とする。、さらに、スクリュ一部の軸ブレによるカジリ
を防止するうえで、スクリュー軸は超硬度材とすること
が好ましい 本発明のメタクリルイミド含有樹脂重合体は、GPC(
ゲルパーミェーションクロマトグラフィ)法で測定した
重量平均分子1t(Mw)が5万〜20万、好ましくは
7万〜15万にあることが必要である。5万未満では脆
弱で工業的使用に耐えない。
また20万をこえると、溶融成形時に粘度が向上し成形
品の複屈折が増大して好ましくない。
〔発明の効果〕
本発明の第一の効果は、光学的特性、器械的特性、耐候
性及び成形加工性、更に耐熱性等の特徴を保持するメタ
クリルイミド含有重合体であることである。
即ち、反応開始前の単量体に不活性溶媒を混合して後、
特定の処置を施して、単量体の重合反応及びこれに続く
規制された溶媒存在下でイミド化反応及び熟成反応を一
貫して連続的に行うことにより均一な反応が達成される
結果、重合体分子間にイミド化率分布中の極めて少ない
、かつ重合体中のアミドセグメントが極めて少ない透明
性及び耐熱性に優れたメタクリルイミド含有重合体が得
られること、第−及び第二の反応域での重合転化率、重
合温度及び反応様式を規制し、イミド化物質とを特定の
方法で均一に混合して第三の反応域へ導入し、第三の反
応区域では、イミド化反応と熟成反応とを規制された溶
媒存在下に少なくとも2つに区分された区域で特定の方
法で行うこと、また得られた反応生成液から特定の方法
で特定の揮発分を除去した後、さらに特定の賦形方法で
行うなどにより、本発明のメタクリルイミド含有重合体
となる。
〔実施例] 以下、実施例について本発明をさらに詳しく説明するが
本発明は実施例に限定するものでない。
実施例において使用される「部」及び「%」は全て重量
部及び重量%である。
以下の実施例において重合体の物性測定は次の方法によ
った。
(1)赤外線吸収スペクトルは、赤外線分光光度計(@
日立製作所285型)を用い、KBrディスク法によっ
て測定した。
(2)熱変形温度はASTM D−648に基づいて測
定した。
(3)成形品の全光線透過率(%”) ハASTM D
−1003法によって測定した。
試料は、40X40X3mmの射出成形平板を使用した
(4)イミド化率 重合体の窒素含有量を元素分析(測定機CHNコーダー
、MT−3、柳本製作所製)で求め、イミド化率を算出
した。
例)イミド化率X (5)イミド化率分布中 (4)の方法で、生成したメタクリルイミド含有重合体
ペレットを母集団とし、その中から任意に20点試料を
採取し、イミド化率分布を求めた。
その分布中の最大値、最小値をとリイミド化率分布巾と
した。
(6)黄色度指数(YI値)は、色差計カラーアナライ
ザー(■日立製作所307型)を用いてJIS規格に−
7103に従って測定した。
試料は、40X40X3mmの射出成形平板を使用した
X、Y、Z刺激値により算出した。
また、上記メタクリルイミド含有重合体の射出成形平板
(301111板)を130°C1000時間空気中に
曝露後、黄変度(ΔYl)を測定した。
ΔYI=YI−YIO ΔYl  黄変度 YI  曝露後の黄色度 YIO試験用試料または試験片の黄色度(7)GPCに
よる分子量測定 [ゲルクロマトグラフィ(基礎編)J講談社発行第97
〜122頁記載にしたがって測定した。
カラムF[5G−20、50C@島津製作所)。標準ポ
リスチレン(フレラシャケミカル社製)で検M線を作成
し、テトラヒドロフラン溶液で溶出した。試料溶液を用
いて得られた溶出曲線を等分割し、分割点における高さ
を測定し、次式によりMinをもとめた。
ただし、Hiは分割点における溶出曲線の高さ、Mi(
p )は分割点iにおける標準ポリスチレンの分子量、
Qm、Qpは重合体とポリスチレンのQ因子であり、そ
れぞれ40と41とした。
(8)微小異物!1()IIAc−ROYCO使用)重
合体5gを秤量し、ジクロルエタン30m2に溶解し、
レーザー光の散乱をあらかじめ校正されたカウンターに
より検知することにより、0.5〜25mの微粒子を測
定した。
(9)重合体中の鉄含有量 重合体5gを秤量し、ガスバーナーで燃焼後、G規定塩
酸水に溶解後、0.1規定塩酸水溶液とした後、高周波
プラズマ発光分光分析器(鞠日本ジャーレルアッシュ)
で測定して鉄の含有量を求めた。
(10)重合体中の揮発分(アミド誘導体、残存単量体
) 重合体をジメチルホルムアミドに溶解してガスクロマト
グラフィにより測定した。
(11)重合体中のアミドセグメントIの測定FT−N
WRスヘクトロメーター(JNM−GSX −400日
本電子■)を使用し、TMS内部基準とし、d6−ジメ
チルスルフオキシド5重量%、120”Cで測定して、
重合体に基づくアミドセグメント量を重量%で表示した
なお、重合体の固有粘度は、デロービショップ(Dee
reax−Bischoff)粘度計によって試料ポリ
マー濃度005重量%のジメチルホルムアミド溶液の流
動時間(US)とジメチルホルムアミドの流動時間(t
o)とを温度25±0.1°Cで測定し、ts/l。
値からポリマーの相対粘度ηrelを求め、しかる後、
次式より算出される。
(式中、Cは?容媒100 mlあたりのポリマーのグ
ラム数を表す。) 実施例1 メチルメタクリレート65部、トルエン30部、メタノ
ール5部、1.1′−アゾビスシクロヘキサンカルボニ
トリル0.08部、2.2−アゾビスイソブチロニトリ
ル0.0325部、n−オクチルメルカプタン0.15
部からなる重合フィード液を連続的に窒素−フィード向
流接触塔(窒素:フィード液=1:100重量比)に供
給し、原料フィード液中の溶存酸素量を0.6 ppm
とした後、0.1 trmのフロロボア(住人電工■製
)を使用し、フィード液中の0.5〜25陶の微粒子を
100個/m1に低減し、高純度フィード液とし、内容
積20Lの第一の攪拌槽型反応装置に4L/Hrの速度
にて連続的に供給した。反応装置を出た直後の重合転化
率を測定したところ65%であった。
この重合液を多管式の熱交換タイプの第二の反応器(内
径12.7柵、長さ1000Mの直管30本より構成)
に導入して、140°Cの温度にて95%の重合転化率
まで重合を進めた。さらに、この重合液を、下記イミド
化物質と混合して第三の反応域の攪拌槽型反応装置に供
給した。
一方、イミド化物質(メチルアミン)を熔解希釈する混
合溶媒(トルエン:メタノール−121重量比)を前記
原料フィード液処理と同様にして溶存酸素量を0.6 
ppmとした後、メチルアミンを加えて40重量%とじ
て0.11Mフロロボア濾過して、1.2L/Hrの速
度で供給し上記重合液と混合して第三の反応域へ供給し
た。イミド化物質と重合液の混合は、100°C1滞在
時間5分とし、インラインミキサーを使用して充分混合
後、第三の反応域へ供給した。重合液とイミド化物質と
の混合液は、第三の反応域(内容積15L、温度230
’C)の攪拌型反応装置の下部から供給しイミド化反応
を行った後、この反応域を出た反応液は上部の内容積3
L、温度230°Cの熟成反応域となる攪拌槽型反応装
置に供給した。これらの反応域を出た反応液は、ノズル
口から100トールの減圧下に調節されたタンク内にフ
ラッシングし、フラッシングされた該重合体は、クロム
メツキにより耐腐食化したスクリュー(軸は超硬度鋼材
)上に供給し、ステンレス鋼によるバレルを保持した3
0φダブルベント付二軸押出機でストランド状に賦形し
、ペレット化した。
ダブルベント付き押出機はベント部真空度5鵬Hg、温
度260’C、メタリング部温度270″C、ダイス部
温度255°Cとした。得られたペレット状重合体の赤
外線スペクトルを測定したところ波数1720Cm−’
 、 1663cm−’、及び750cm−’にメタク
リルイミド特有の吸収がみられ、メタクリルイミド含有
重合体であることが確認された。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (”C)             14
5イミド化率 (%)80 イミド化率分布中(%)1.7 Yl                  1.0ΔY
I                  1.0重合体
中のアミドセグメント量(%)1.1重合体中のアミド
誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 250重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (ppm)       
 100重合体中の微粒子数(個/gポリマー)   
12000GPC測定分子1 (Mw)       
  85000重合体中の鉄の含有量(ppm)   
     1.0上記のように、高度の透明性及び耐熱
性に優れかつ黄色度、黄変度に優れたメタクリルイミド
含有重合体が得られた。
比較例1 実施例1において第一、第二の反応装置及び反応操作は
全く同様にし、第二の反応装置で生成した重合液とイミ
ド化物質(メチルアミン溶液)溶液との混合をインライ
ンミキサーを使用せずに行い、第三の反応域へ導入した
他は、実施例1と同じ装置及び操作を採用した。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)89 熱変形温度 (’C)             14
5イミド化率 (%)             80
イミド化率分布巾(%)           7Yl
                  1.5ΔYl 
                 1.0重合体中の
アミドセグメント量(%)1.3重合体中のアミド誘導
体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 250重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート3 (pp+s)      
  100重合体中の微粒子数(個/gポリマー)  
 12000GPC測定分子量(Mw)       
  85000重合体中の鉄の含有1 (ppm)  
       1.0上記のように、実施例1と比較し
、イミド化率分布中が広くなり全光線透過率が低下する
ことが示された。
比較例2 実施例1において、第一、第二の反応装置及び反応操作
は全く同様にし、第三の反応域において重合反応液とイ
ミド化物質(メチルアミン)溶液との混合液を、実施例
1と逆に上部反応域から導入し、下部イミド化反応域か
ら生成物を取り出し、実質的に、熟成反応域を省いた反
応装置とした。
他の装置及び操作は全〈実施例1と同様とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)87 熱変形温度 (”C)             14
3イミド化率 (%)80 イミド化率分布中(%)           3YI
                  3.5ΔYl 
                 2.9重合体中の
アミドセグメント量(%)7.0重合体中のアミド誘導
体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 250重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (ppm)       
 100重合体中の微粒子数(個/gポリマー)   
12000GPC測定分子量(Mw)        
 85000重合体中の鉄の含有量(ppm)    
     1.0上記のとおり、実施例1と比較すると
、イミド化反応が完結せず、アミドセグメント量が増大
して、耐熱性が劣り、黄色度、加熱経時着色、黄変度も
劣ることが示された。
比較例3 実施例1において第一、第二及び第三の反応装置及び反
応操作は全く同様にして、反応域を出た反応液を大気圧
下でフラッシングした。他の装置及び操作は全〈実施例
1と全く同様とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)87 熱変形温度 (”C)             14
5イミド化率 (%)             80
イミド化率分布巾C%)3.O Yl                  3.3ΔY
l                  3.0重合体
中のアミドセグメント量(%)1.3重合体中のアミド
誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
2300重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート)(ppm)       1
100重合体中の微粒子数(個/gポリマー)   1
2000GPC測定分子量(M w)        
 85000重合体中の鉄の含有量(ppm)    
     1.0上記のように、実施例1と比較して、
重合体中のアミド誘導体及び残存単量体が増大し、成形
品の黄色度及び加熱経時熱着色、黄変度に劣り、また成
形品中一部に銀条が発生した。
比較例4 実施例1において第一、第二及び第三の反応装置及び反
応操作は全く同様として30φダブルベント付二軸押出
機のスクリューはクロムメツキ無し、かつバレルは通常
の窒化鋼とした。また、スクリュー軸は超硬度材を使用
せず通常の鋼材とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (”C)             14
5イミド化率 (%)80 イミド化率付布巾(%)3.O Yl                   1.0Δ
Y r                   3.5
重合体中のアミドセグメント量(%)   1.1重合
体中のアミド誘導体 (N−メチルメタクリルアミド)(ppm)     
250重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (ppm)       
 100重合体中の微粒子数(個/gポリマー)   
55000GPC測定分子量(M w)       
  85000重合体中の鉄の含有量(ppm)   
      25上記のように、実施例1と比較して、
鉄の含有量及びスクリューカジリによる微粒子数が増大
し、加熱経時熱着色(黄変度)に劣ることが示された。
比較例5 重合フィード液中及びイミド化物質溶媒(トルエン/メ
タノール)中の溶存酸素量を1100ppとした他は、
実施例1の装置及び操作は、全く同様とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (’C)             14
5イミド化率 (%)80 イミド化率付布巾(%)3.O Yr                  5.0ΔY
l                  2.5重合体
中のアミドセグメント量(%)1.2重合体中のアミド
誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 350重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (ppm)       
 150重合体中の微粒子数〔個/gポリマー)   
25000GPC測定分子量(Mtn)       
  85000重合体中の鉄の含有量(ppm)   
     8.5上記のように、実施例1と比較してみ
ると、重合体の黄色度が強く、加熱経時劣化、黄変度も
劣ることが示された。これは、メタクリルイミド含有重
合体そのものが、製造装置内で酸化劣化し、また装置自
体も、酸素により腐食が進行したためと考えられる。
実施例2 メチルメタクリレート65部、トルエン30部、メタノ
ール5部1,1′−アゾビスシクロヘキサンカルボニト
リル0.1部からなる重合フィード液を用いた他は実施
例1と全く同様とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (’C)             14
5イミド化率 (%)80 イミド化率分布中(%)3.O Yl                   1.0Δ
Yl                  O65重合
体中のアミドセグメント量(%)l、2重合体中のアミ
ド誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 350重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (pplll)     
   130重合体中の微粒子数(個/gポリマー) 
  13000GPC測定分子量(Mw)100000
重合体中の鉄の含有!(ppm)         0
.8上記のように、透明性、耐熱性に優れ、黄色度及び
加熱経時熱着色(黄変度)に優れたメタクリルイミド含
有重合体が得られた。
実施例3 メチルメタクリレート70部、トルエン30部、1.1
′−アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル0.1部、
n−オクチルメルカプタン0.12部を実施例1同様の
方法によって重合した。ただし、第−反、応装置の温度
は140°C1重合転化率75%、第二反応装置の温度
は135°C重合転化率は95%とした。この重合液を
温度230’Cの第三の反応装置に導入し、50%メチ
ルアミン含有メタノール液の供給量を1.5f/Hrと
した。他は、実施例1と同様とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (”C)             17
Bイミド化率 (%)92 イミド化率分布rtJ (%)3.O Yl                  1,3ΔY
■1.0 重合体中のアミドセグメント量(%)1,3重合体中の
アミド誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 450重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (ppm)       
 300重合体中の微粒子数(個/gポリマー)   
13500cpc測定分子量(Mw)        
 87000重合体中の鉄の含有量(ppm)    
    1.3上記のように、透明性、耐熱性に優れ、
黄色度及び加熱経時熱着色(黄変度)に優れたメタクリ
ルイミド含有重合体が得られた。
実施例4 メチルメタクリレート65部、アクリル酸メチル5部、
メタノール20部、トルエン10部、ジーtert−ブ
チルバーオキシド0.06部、ジ−クミルパーオキシド
0,05部及びtert−ブチルメルブタン0゜1部を
実施例1と同様の方法によって重合した。
但し、第一反応装置の温度は140°C1重合転化率7
2%、第二反応装置の温度は150°C1重合転化率9
5%とした。第三の反応装置は250°Cとした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (’C)             14
5イミド化率 (%)82 イミド化率分布中(%)2,6 Yl                  1.6ΔY
l                  2.3重合体
中のアミドセグメント量(%)0.9重合体中のアミド
誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)    
 250重合体中の残存単量体 (メチルメタクリレート) (ppm)       
 90重合体中の微粒子数く個/gポリマー)   1
0500GPC測定分子量(Mw)77000 重合体中の鉄の含有量(ppm)        0.
9実施例5 実施例1において第三の反応装置に供給するイミド化物
質をエチルアミンとした他は、実施例1と全く同様の方
法とした。
得られた重合体の物性は次の通りである。
全光線透過率(%)93 熱変形温度 (“C)             13
0イミド化率 (%)82 イミド化率分布中(%)265 vr                  1,2ΔY
I                  Q、9重合体
中のアミドセグメント量(%)1.0重合体中のアミド
誘導体 (N−メチルメタクリルアミド) (ppm)重合体中
の残存単量体 (メチルメタクリレート> (ppm)重合体中の微粒
子数(個/gポリマー)GPC測定分子量(M賀) 重合体中の鉄の含有量(ppm) 1、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の脂肪族、
    芳香族もしくは脂環族炭化水素基を表す)で示される構
    造単位2〜100重量%とエチレン性単量体から導かれ
    る構造単位0〜98重量%からなる熱可塑性重合体であ
    って、 (a)GPCで測定した分子量(Mw)が5万以上20
    万以下、 (b)重合体のアミドセグメント量が5重量%以下、 (c)重合体中の鉄の含有量が20ppm以下、(d)
    重合体中の揮発分としてのアミド誘導体が1000pp
    m以下、 (e)重合体中の揮発分としての残存単量体が500p
    pm以下、 (f)重合体中のイミド化率分布巾が5%以下、(g)
    重合体中の微粒子カウンターで測定した0.5μm以上
    25μm以下の微小異物が5万個/グラム以下、 (h)色差計で測定したYI値が3以下 であるメタクリルイミド含有重合体。
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