JPH02241242A - 監視制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　　要〕 親局が複数の子局を監視制御する方式に関し、親局が複
数の子局を１つの伝送路により迅速に監視制御する方式
を実現することを目的とし、該親局と子局が上りと下り
の各１つの伝送路で縦続接続され、各子局が、該伝送路
上のデータを受信して自局宛データを取り込む監視制御
部と、該データ受信が終了するまでは該データを通過さ
せ受信終了してから自局で発生した状態変化データを該
親局宛に送信させると共に該状態変化データの送信中に
受信した他局宛データを記憶しておき該送信後に送出さ
せるように該監視制御部によって制御される切替器とで
構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は監視制御方式に関し、特に親局が複数の子局を
監視制御する方式に関するものである。

子局で任意に発生する状態変化データを上りと下りの各
１つの伝送回線により親局で監視する場合、子局の数が
多くなればなるほど、データの競合関係を調整する必要
がある。

〔従来の技術〕

第４図は従来から用いられている監視制御方式を示した
もので、親局ｌは例えば３つの子局２ａ。

２ｂ、２ｃに対して順次データ送信要求（ＳＤ）を送り
、これに応答して子局２ａ、２ｂ、２Ｃが順次親局１に
自局で発生した状態変化データを送出するというポーリ
ング方式で監視制御を行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の監視制御方式においては、例えば子
局２ａが自局の発生データを親局ｌに向けて送出した後
、子局２ａに状態変化が発生した場合、そのデータを親
局１が受信するのは、子局２ｂと２０とをポーリングし
た後になってしまうため、親局１が子局２ａの状態変化
を監視するために時間を浪費してしまい、リアルタイム
な正確な監視を行うことができない。

一方、状態変化データが発生した時に各子局から親局に
向けてその状態変化データを送出するというコンテンシ
ョン方式と呼ばれる方式があるが、これは１対１の監視
制御方式であるため、子局の数分だけ伝送路が必要にな
るという問題点があった。

従って、本発明は、親局が複数の子局を１つの伝送路に
より迅速に監視制御する方式を実現することを目的とす
る。

〔課題を解決するだめの手段〕

上記の目的を達成するため、本発明に係る監視制御方式
は、第１図に概念的に示すように、伝送路３上のデータ
を受信して自局宛データを取り込む監視制御部４と、該
データ受信が終了するまでは該データを通過さゼ受信終
了してから自局で発生した状態変化データを該親局１宛
に送信させると共に該状態変化データの送信中に受信し
た他局宛データを記憶しておき該送信後に送出させるよ
うに該監視制御部４によって制御される切替器５とを備
えている。

また、親局１では、受信した監視データを送信子局宛に
返送するようにしてもよい。

〔作　　　用〕

第１図に示した本発明では、各子局２の監視制御部４が
伝送路データを絶えず受信すると共にこの受信データが
自局宛のものであるか否かを監視している。そして、こ
の受信データが有る間は、自局の状態変化データの送信
を待機させるで切替器５を介してそのデータをそのまま
通過させる。

また、自局データの送信中に他局からのデータを受信し
た場合には、監視制御部４はその他局宛データを一旦を
記憶しておき自局データの送信後に切替器５を切り替え
た後、その記憶しておいた他局宛データを親局１に向け
て送信する。

そして、更には状態変化データを親局が受信した確認と
して子局からの状態をそのまま子局方向に対して送信し
、子局がそのデータを受信するようにすれば、正常受信
完了と判断することができる。

これにより、状態変化データが複数の子局２から同時に
親局１に向けて送出された場合、受信データが競合して
正常なデータを親局が受信できなくなることや、伝送路
障害等による親局１へのデータ未送信を防くことができ
る。

〔実　施　例〕

第２図は本発明に係る監視制御方式の一実施例を示した
もので、この実施例では、親局ｌは子局２へのデータＡ
、−Ａ、又は子局２からのデータＤ１〜Ｄ、、を送受信
するデータ送受信部１１とこのデータ送受信部１１を制
御するＣＰＵｌ０とで構成されており、各子局２の監視
制御部４は親局１又は隣接する子局２から、又は親局１
又は隣接する子局２へのデータを送受信するデータ送受
信部４１．４３と、これらデータ送受信部４１．４３及
びデータ送受信部４１．４３を介しての切替器５を制御
するＣＰＵ４２とで構成されている。

また、各送受信部４１．４３は受信バッファＢ１と送信
バッファＢ２とバッファＢ３とを有している。尚、子局
はそれぞれ同一構成である。

第３図は第２図に示したＣＰＵ４２に格納され実行され
るプログラムのフローチャート図であり、このフローチ
ャートを参照して以下に説明する。

まず、親局ｌから子局２への制御データＡ１〜Ａ、、（
特定の子局に宛たもの）又は子局から親局への監視デー
タＤ１〜Ｄイはデータ送受信部４１．４３で受信され受
信バッファＢ１に自動的に格納される。

ＣＰＵ４２は第３図（ｂ）のメインルーチンの処理中に
受信バッファＢ１に親局１又は他の子局からのデータが
格納されたときには同図（ａ）に示す割込ルーチンに飛
んで実行するものであり、この割込ルーチンが開始され
ると受信データを取り込んで（ステップＳ１）、その受
信データが自局宛のものであるか否かをチエツクしくス
テップ３２）、自局宛のデータであるときには制御デー
タとして出力する（ステップＳ３）。この制御データは
親局１の側から子局の制御用スイッチ等を動作させるた
めのデータである。自局宛でないときには、その取り込
んだデータは親局又は他の子局宛のデータであるため、
切替器５の状態をチエツクしくステップＳ４）、切替位
置■の時はこの受信データは自局を通過しているので、
そのデータを廃棄しくステップＳ５）、切替位置■の時
は送受信部４１．４３のバッファＢ３に格納する（ステ
ップ３６）。

このような受信データが無いときには、ＣＰＵ４２はメ
インルーチンにおいて、自局で状態変化データ（アラー
ムデータ）が発生したか否かを監視しくステップ３１１
）、状態変化データが発生した場合には、そのデータを
送信バッファＢ２に格納する（ステップ５１２）。

このとき、データ受信中であるか否かをチエツクしくス
テップ５１３）、受信中は切替器５を位置■に保持する
。これにより、受信データはそのまま通過データともな
る。

データ受信が終了すると、切替器５を位置■の方に切り
替え（ステップ５１４）、更に送信バッファＢ２から自
局の状態変化データを伝送路３を介して隣接の子局又は
親局に送る（ステップ５１５）。

そして、送信バッファＢ２が空になったことを検出する
と（ステップ５１６）、バッファＢ３にデータが格納さ
れているか否かをチエツクしくステップ５１７）、格納
されていればバッファＢ３のデータの送信を行う（ステ
ップ８１８）。バッファＢ３の他局用のデータを送信し
終わると切替器５を位置のに戻す（ステップ５１９）。

親局１においては、子局から送られた監視データをデー
タ送受信部１１で受信し、同一データを下り伝送路に送
出することによりこのデータを対応する子局が受信して
親局へのデータ送信が正常に行われたことを確認するこ
とができる。

尚、第２図の実施例では親局１を１つだけ示したが、親
局間に複数の子局を接続してもよい。

また、送受信部のバッファは３つ用いたが、バッファＢ
３に格納すべき他局の制御データは送信バッファＢ２に
格納するようにしてもよい。

更に、無線回線を使用する場合には隣接した局間でのみ
同一周波数を使用すればよく、無線回線でも有線回線で
もいずれにも本発明を適用することができる。

このようにして親局−子局間の１対Ｎの監視制御を行う
ことができる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明の監視制御方式によれば、親局と
複数の子局とを上り・下り各１つの伝送路でＩ！続制御
し、親局からのデータは所定の子局において受信され、
子局からのデータは伝送路データの通過を待って親局に
送出するように構成したので、通過データが無い限り子
局の発生データは逸早く親局に監視データとして送るこ
とができ且つ伝送路を効率的に使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る監視制御方式の概念図、第２図は
本発明に係る監視制御方式の一実施例を示すハードウェ
ア構成図、 第３図は本発明に係る監視制御方式に用いるＣＰＵの制
御アルゴリズムを示したフローチャート図、 第４図は従来例を説明するための図、である。 第１図において、 １・・・親局、 ２・・・子局、 ３・・・伝送路、 ４・・・監視制御部、 ５・・・切替器。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）親局（１）が複数の子局（２）を監視制御する方
   式において、 該親局（１）と子局（２）が上りと下りの各１つの伝送
   路（３）で縦続接続され、 各子局（２）が、該伝送路（３）上のデータを受信して
   自局宛データを取り込む監視制御部（４）と、該データ
   受信が終了するまでは該データを通過させ受信終了して
   から自局で発生した状態変化データを該親局（１）宛に
   送信させると共に該状態変化データの送信中に受信した
   他局宛データを記憶しておき該送信後に送出させるよう
   に該監視制御部（４）によって制御される切替器（５）
   とを備えたことを特徴とする監視制御方式。
2. （２）該親局（１）では、受信した監視データを送信子
   局宛に返送することを特徴とした請求項１記載の監視制
   御方式。