JPH0223940Y2 - - Google Patents

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JPH0223940Y2
JPH0223940Y2 JP2844885U JP2844885U JPH0223940Y2 JP H0223940 Y2 JPH0223940 Y2 JP H0223940Y2 JP 2844885 U JP2844885 U JP 2844885U JP 2844885 U JP2844885 U JP 2844885U JP H0223940 Y2 JPH0223940 Y2 JP H0223940Y2
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operating lever
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はストーブなどとして構成される灯芯
式燃焼器の灯芯操作装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
灯芯式燃焼器は、繊維等で編組した灯芯を介し
て灯油等の液体燃料を燃焼させるもので、その灯
芯を操作して燃焼状態を制御する装置として、本
出願人は第2図ないし第6図に示すような構造の
ものを開発し、既に出願をしてある(実願昭59−
91526号)。このものについて説明すると、すなわ
ち図中1が油タンクで、この油タンク1内に常時
一定のレベルを保つて灯油等の液体燃料が貯留さ
れる。この油タンク1には芯案内筒2が形成さ
れ、この芯案内筒2の上端外周に火皿部3が構成
され、この火皿部3に例えば複筒形の燃焼筒(図
示せず)が載置されるものである。芯案内筒2の
外周には灯芯4が昇降自在に装着され、この灯芯
4の下半部外周がホルダ5で保持されている。油
タンク1内には操作軸6が貫挿され、この操作軸
6にコ字形の連動金具7が取付けられ、この連動
金具7がホルダ5の両側面に跨がるように配置す
るとともに、そのホルダ5の側面に突設されたピ
ン8に係合溝9を介して係合し、これにより操作
軸6の回動に応じて灯芯4が芯案内筒2に沿つて
昇降するものである。
13は油タンク1の前方に配置した基板で、こ
の基板13の背面側に支持板14が離間対向して
設けられ、これら基板13と支持板14との間に
支持管15が回動自在に架設され、この支持管1
5内に上記操作軸6の端部が挿入されている。支
持管15の一端は軸受16を介して基板14に回
動自在に支持され、またこの支持管15の一端外
周からその内部の操作軸6に亘つてねじ17が螺
挿され、このねじ17により操作軸6が支持管1
5に一体的に連結されている。さらに基板13の
背面側には点火レバー18、操作レバー19、解
除レバー20、係止レバー21が設けられ、これ
らがそれぞれ上記支持管15に回動自在に支持さ
れている。点火レバー18はスプリング22によ
り反時計方向に延動自在に付勢され、一端にはそ
の長手方向に沿う係合溝23が形成されている。
操作レバー19は、支持管15に一体的に設けら
れた連結板25にダボ26,26を介して連結
し、一端にはその長手方向に対して傾斜する係合
溝27が形成されている。解除レバー20には一
端側の上下縁にそれぞれ直角に規制片28,29
が折曲形成されている。またこの解除レバー20
の下縁ほぼ中間部には鈎状に屈曲するフツク31
が一体に突出形成されている。係止レバー21は
支持管15が貫通する部分を境にへの字状に折曲
し、下縁には直角に折曲片35が形成され、この
折曲片35の一端側に立上片36が形成され、さ
らにこの立上片36の上縁に上記折曲片35と対
向するように拘束片34が形成されている。この
係止レバー21はスプリング37により反時計方
向に弾性的に付勢され、また他端には合成樹脂製
のクラツチ板38が取付けられ、このクラツチ板
38の端縁に係止部39が形成されている。操作
レバー19は解除レバー20の内側に配置して規
制片28,29との間に介在し、これら操作レバ
ー19と解除レバー20との両者が係止レバー2
1における立上片36の内側に配置している。そ
して解除レバー20はこれと立上片36との間に
掛け渡された復帰用スプリング40により反時計
方向に弾性的に付勢されている。立上片36には
係止レバー21の長手方向沿いに長孔41が形成
され、この長孔41に係止ピン42が形成され、
この長孔41に係止ピン42が摺動自在に遊挿さ
れ、この係止ピン42が係止用スプリング43に
より係止レバー21の一端側に弾性的に付勢さ
れ、この係止ピン42が解除レバー20のフツク
31が係合している。基板13の一側部には垂直
に摺動溝45が形成され、この摺動溝45に調節
スライダ46および点火スライダ47がそれぞれ
摺動自在に装着されている。これら調節スライダ
46および点火スライダ47の背面にはそれぞれ
操作ピン48,49が一体に突設され、調節スラ
イダ46の操作ピン48が操作レバー19の係合
溝27に、また点火スライダ47の操作ピン49
が点火レバー18の係合溝23にそれぞれ摺動自
在に係合している。調節スライダ46および点火
スライダ47の前面にはサポート50,51を介
してそれぞれ操作摘み52,53が取付けられて
いる。なお、55は摺動溝45の上端に取付けら
れたストツパ板である。
基板13の上面には、逆皿形状のベース70を
介して感震振り子71が載置され、またその下面
側にはL形に形成されたクラツチレバー72がピ
ン73を介して回動自在に支持されている。この
クラツチレバー72はスプリング74により時計
方向に弾性的に付勢され、一端には係止レバー2
1の係止部39に係脱自在の係止ピン75が取付
けられている。感震振り子71の下端にはクラツ
チレバー72およびベース70を貫通して振り子
シヤフト76が取付けられ、この振り子シヤフト
76の下端に円盤77が形成されている。そして
感震振り子71の傾動に応じて円盤77の周縁一
部がクラツチレバー72に当接し、これによりク
ラツチレバー72がスプリング74に抗して時計
方向に回動するようになつている。基板13の前
面には強制消火レバー78が設けられ、この強制
消火レバー78はピン73を介して回動自在に支
持されているとともに、スプリング80により反
時計方向に弾性的に付勢されている。そしてこの
強制消火レバー78に折曲片81が形成され、こ
の折曲片81が基板13の開口82を通してその
背面側に突出し、上記クラツチレバー72の一端
に対向するように配置している。なお83は強制
消火レバー78の操作摘みである。
次に動作について説明する。第3図の状態から
点火スライダ47および調節スライダ46を摺動
溝45に沿つて引下げると、これに連動して点火
レバー18および操作レバー19がそれぞれ時計
方向に回動する。この際、操作レバー19が係止
レバー21の折曲片35を押圧するため、係止レ
バー21もスプリング37に抗してその操作レバ
ー19と一体的に時計方向に回動し、さらに係止
レバー21の拘束片34が解除レバー20の規制
片28を押圧するため、解除レバー20も同じく
一体的に回動する。そして第4図に示すように、
係止レバー21の回動に伴いその他端のクラツチ
板38がクラツチレバー72の係止ピン75に接
触し、係止部39がその係止ピン75に係合し、
これにより係止レバー21の反時計方向の反転回
動が阻止される。操作レバー19は支持管15を
介して操作軸6に一体的に連結しており、したが
つてこの操作レバー19の回動に応じて操作軸6
も時計方向に回動し、連動金具7を介して灯芯4
が火皿部3の上方に押上げられ、その上端が燃焼
可能域の上限位置にまで上昇する。また、点火レ
バー18の回動時にこれに連動して図示しない点
火機構が動作し、上記灯芯4に対する点火が行な
われ、こののち点火スライダ47に対する引下げ
の解除により点火レバー18がスプリング22の
付勢力で反時計方向に回動し、元位置に復帰す
る。そして灯芯4に対する点火に応じて、油タン
ク1内の液体燃料が灯芯4に吸上げられるととも
に、順次気化し、この気化ガスにより燃焼が開始
し、継続する。
このようにして燃焼を開始した状態のもとで
は、灯芯4が燃焼可能域の上限位置に保持される
から強燃焼が継続する。この状態から燃焼火力を
中燃焼や弱燃焼に調節する場合には、調節スライ
ダ46を上下に昇降操作し、操作レバー19を回
動してそれを行なう。
一方、消火を行なう場合には、調節スライダ4
6を火力調節範囲部分よりもさらに上方に一定の
力を加えて押上げる。これに応じて操作レバー1
9が解除レバー20の規制片28に当接してそれ
を押圧し、この押圧力でフツク31と係合する係
止ピン42が係止用スプリング43に抗して長孔
41に沿つて移動し、これにより係止ピン42と
フツク31との係合が解除され、この解除により
解除レバー20が復帰用スプリング40の付勢力
で反時計方向に回動し、規制片29が操作レバー
19の下縁に当接し、この当接により操作レバー
19が解除レバー20と一体的に回動し、係止レ
バー21の拘束片34に当接して停止する。この
ような動作により灯芯4が燃焼可能域の下方つま
り火皿部3の下方に引下げられ、これにより消火
が達成される。
ところがこのような消火の際、係止ピン42と
フツク31との係合の解除に伴つて解除レバー2
0が復帰用スプリング40の付勢力で一気に反時
計方向に跳ね上るように回動し、規制片29が操
作レバー19の下縁に勢いよく衝撃的に当接し、
このためその衝撃音が大きな騒音となり、とくに
深夜の静かな室内においては驚くほどのものとな
る難点があつた。
〔考案の目的〕
この考案はこのような点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、消火操作に伴う
騒音の発生を確実に除去することができ、また同
時にコストの低減も図ることができるようにした
灯芯式燃焼器の灯芯操作装置を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
すなわちこの考案は、操作レバーおよび係止レ
バーを同軸的に配置して設け、操作レバーを昇降
自在の灯芯に連動させ、操作レバーと係止レバー
との間に、操作レバーを一回動方向側に弾性的に
付勢する復帰用スプリングを設け、係止レバーに
長孔を形成し、この長孔に係止ピンを遊合し、こ
の係止ピンを係止用スプリングで長孔の一端側に
弾性的に付勢し、操作レバーに係止片を形成し、
この係止片の側縁に鋸歯状の係止部を形成し、操
作レバーを復帰用スプリングに抗して回動して灯
芯を燃焼可能域に上昇させるとともに、係止部を
係止用スプリングに抗して係止ピンに当接させて
操作レバーを係止し、この状態で係止ピンと係止
部の各鋸歯とが係合する範囲内で操作レバーを回
動することにより、灯芯を燃焼可能域の範囲内で
昇降させ、この状態から操作レバーを一定以上の
操作力で回動することにより、係止ピンと係止部
との係合を解除して灯芯を燃焼可能域の下方の消
火位置に下降させるようにしたものである。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例について第1図を参照
して説明する。なお、この実施例において、上述
の構成に対応する部分には同符号を付してその説
明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
この考案においては、上述の解除レバーが排除
され、操作レバー19と係止レバー21との間に
復帰用スプリング80が掛け渡されている。ま
た、操作レバー19の下縁には係止片81が一体
に突出形成され、この係止片81の一側縁が係止
部82として鋸歯状に切欠され、その鋸歯83…
のうち、係止片81の最先端側に配置する一つの
鋸歯83aは他の鋸歯83…よりもその突出寸が
大きくなつている。
そしていま、第1図aの状態においては、係止
片81の最基端側に配置する鋸歯83が係止用ス
プリング43の付勢力に基づいて係止ピン42に
係合し、この係合により係止レバー21に対して
操作レバー19が係止され、この係止により灯芯
が燃焼可能域の上限位置に保持され、したがつて
強燃焼の設定となる。このような状態から同図b
に示すように、操作ピン48を介して操作レバー
19を反時計方向に回動すると、係止ピン42が
係止用スプリング43に抗して長孔41沿いに一
時的に移動してその係止ピン42が他の鋸歯83
…に順次係合し、したがつてこのような操作で操
作レバー19の回動位置を設定し、灯芯を燃焼可
能域の範囲内の任意の位置に定めて燃焼火力を調
節することができる。なお、係止片81の最先端
側に配置する鋸歯83aの突出寸が他の鋸歯83
…よりも大きいから、操作レバー19を一定以上
の操作力で回動しない限り、係止部82と係止ピ
ン42との係合が外れるようなことはない。ま
た、操作レバー19を回動操作した際、係止ピン
42と各鋸歯83…との段階的な係合により、そ
の操作に感覚的な節度が生じ、火力調節をほどよ
い感触をもつて行なうことができる利点がある。
一方、このような状態から、同図cに示すよう
に、操作レバー19を火力調節時の操作力よりも
大きな力で反時計方向に回動すると、鍔歯83a
が係止ピン42を係止用スプリング43に抗して
長孔41沿いに大きく移動されてそれを乗越え、
これにより係止ピン42と係止部82との係合が
解除され、これに伴い操作レバー19が復帰用ス
プリング80の付勢力で反時計方向に大きく回動
して係止レバー21の拘束片34に当接して停止
し、このような動作で灯芯が燃焼可能域から脱し
てその下方の消火位置に下降し、消火が達成され
る。
なお、第1図aの状態においては、復帰用スプ
リング80の弾性力の作用方向が操作レバー19
の長手方向と一致するから、操作レバー19の回
動方向に対しては復帰用スプリング80の弾性力
が及ばないが、同図bからcに移行するのに伴
い、復帰用スプリング80の弾性力の作用方向が
操作レバー19の長手方向に対して傾斜する方向
に変り、したがつて操作レバー19が係止部82
と係止ピン42との係合の解除に応じて操作レバ
ー19が反時計方向に回動するものである。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、従来に
おける解除レバーを排除してあり、したがつてそ
の解除レバーの跳ね上がりによる騒音の発生とい
う問題を確実に除去できるとともに、部品点数の
削減によりコストの低減を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図ないし第6図はこの考案の背景技術を示すも
ので、第2図は灯芯の配置構造を示す構成図、第
3図は灯芯操作機構の動作前の正面図、第4図は
同じく動作後の正面図、第5図は同じく分解状態
の斜視図、第6図は操作レバーの周辺部分の正面
図である。 4……灯芯、19……操作レバー、21……係
止レバー、41……長孔、42……係止ピン、4
3……係止用スプリング、80……復帰用スプリ
ング、81……係止片、82……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーおよび係止レバーを同軸的に配置し
    て設け、操作レバーを昇降自在の灯芯に連動さ
    せ、操作レバーと係止レバーとの間に、操作レバ
    ーを一回動方向側に弾性的に付勢する復帰用スプ
    リングを設け、係止レバーに長孔を形成し、この
    長孔に係止ピンを遊合し、この係止ピンを係止用
    スプリングで長孔の一端側に弾性的に付勢し、操
    作レバーに係止片を形成し、この係止片の側縁に
    鋸歯状の係止部を形成し、操作レバーを復帰用ス
    プリングに抗して回動して灯芯を燃焼可能域に上
    昇させるとともに、係止部を係止用スプリングに
    抗して係止ピンに当接させて操作レバーを係止
    し、この状態で係止ピンと係止部の各鋸歯とが係
    合する範囲内で操作レバーを回動することによ
    り、灯芯を燃焼可能域の範囲内で昇降させ、この
    状態から操作レバーを一定以上の操作力で回動す
    ることにより、係止ピンと係止部との係合を解除
    して灯芯を燃焼可能域の下方の消火位置に下降さ
    せることを特徴とした灯芯式燃焼器の灯芯操作装
    置。
JP2844885U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0223940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2844885U JPH0223940Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JP2844885U JPH0223940Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS61144311U JPS61144311U (ja) 1986-09-05
JPH0223940Y2 true JPH0223940Y2 (ja) 1990-06-29

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ID=30526328

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