JPS616508A - 燃焼装置の灯芯操作機構 - Google Patents
燃焼装置の灯芯操作機構Info
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- JPS616508A JPS616508A JP12617984A JP12617984A JPS616508A JP S616508 A JPS616508 A JP S616508A JP 12617984 A JP12617984 A JP 12617984A JP 12617984 A JP12617984 A JP 12617984A JP S616508 A JPS616508 A JP S616508A
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- Japan
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- wick
- lever
- fire
- spring
- case
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Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、ストーブなどとして構成される灯芯式の燃焼
装置の灯芯操作機構に関する。
装置の灯芯操作機構に関する。
灯芯式の燃焼装置は、灯芯を介して燃焼を継続させるも
ので、すなわち繊維等で編組された円筒状の灯芯が芯案
内筒の外周に昇降自在に設けられ、この灯芯の下端が灯
油等の液体燃料中に常時浸漬されている。そして燃焼運
転時に灯芯を上昇させ、その上端を火皿部に臨ませ、つ
まり燃焼可能域に位置させ、その位置において灯芯の上
端部に点火をして燃焼を継続させる。燃焼火力の調節は
灯芯を、火皿部の上方において昇降させることにより行
い、消火は灯芯を火皿部の下方に下降させることにより
1テう。そして灯芯の操作をレバーの回動動作で行うよ
うにしたものがあり、すなわちレバーを一方向に回動し
て灯芯を上昇させ、消火時にレバーをスプリングの付勢
力で逆方向に一気に回動し、灯芯を大冊部の下方に深く
下降させるようにしたものである。
ので、すなわち繊維等で編組された円筒状の灯芯が芯案
内筒の外周に昇降自在に設けられ、この灯芯の下端が灯
油等の液体燃料中に常時浸漬されている。そして燃焼運
転時に灯芯を上昇させ、その上端を火皿部に臨ませ、つ
まり燃焼可能域に位置させ、その位置において灯芯の上
端部に点火をして燃焼を継続させる。燃焼火力の調節は
灯芯を、火皿部の上方において昇降させることにより行
い、消火は灯芯を火皿部の下方に下降させることにより
1テう。そして灯芯の操作をレバーの回動動作で行うよ
うにしたものがあり、すなわちレバーを一方向に回動し
て灯芯を上昇させ、消火時にレバーをスプリングの付勢
力で逆方向に一気に回動し、灯芯を大冊部の下方に深く
下降させるようにしたものである。
ところが、このような従来のものにおいては、消火時に
灯芯を火皿部の下方に深く下降させているため、灯芯が
急激に冷却され、速やかな消火が達成されるが、その反
面灯芯から気化する気化ガスが未燃ガスのまま火皿部等
の高温部に触れて熱分解し、これに伴い刺激的な臭気の
元となるアセトアルデヒド等が多量に発生し、不快感の
伴う消火を余儀無くされてしまうという難点があった。
灯芯を火皿部の下方に深く下降させているため、灯芯が
急激に冷却され、速やかな消火が達成されるが、その反
面灯芯から気化する気化ガスが未燃ガスのまま火皿部等
の高温部に触れて熱分解し、これに伴い刺激的な臭気の
元となるアセトアルデヒド等が多量に発生し、不快感の
伴う消火を余儀無くされてしまうという難点があった。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、消火時における不快な臭気の発
生を確実に抑制することができるようにした燃焼装置の
灯芯操作機構を提供することにある。
の目的とするところは、消火時における不快な臭気の発
生を確実に抑制することができるようにした燃焼装置の
灯芯操作機構を提供することにある。
〔発明の概要)
すなわちこの発明は、昇降自在の灯芯をスプリングの付
勢力に抗して燃焼可能域にまで上昇させる灯芯昇降機構
と、この灯芯昇降機構を係止して灯芯を燃焼可能域に保
持する係止機構と、その灯芯を燃焼可能域内で昇降させ
て燃焼火力を調節する調節機構と、灯芯を燃焼可能域の
下方の浅い位置に引下げて消火をさせる消火機構と、上
記係止機構を解除して上記灯芯昇降機構の動作で灯芯を
燃焼可能域の下方の深い位置に引下げて消火をさせる緊
急消火機構とを具備するようにしたものである。
勢力に抗して燃焼可能域にまで上昇させる灯芯昇降機構
と、この灯芯昇降機構を係止して灯芯を燃焼可能域に保
持する係止機構と、その灯芯を燃焼可能域内で昇降させ
て燃焼火力を調節する調節機構と、灯芯を燃焼可能域の
下方の浅い位置に引下げて消火をさせる消火機構と、上
記係止機構を解除して上記灯芯昇降機構の動作で灯芯を
燃焼可能域の下方の深い位置に引下げて消火をさせる緊
急消火機構とを具備するようにしたものである。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。図中1は油タンクで、この油タンク1内に常時一
定のレベルを保って灯油等の液体燃料が貯留される。こ
の油タンク1には芯案内筒2が形成され、この芯案内筒
2の上端外周に火皿部3が構成され、この火皿部3に例
えば複筒形の燃焼筒(図示せず)が載置されるものであ
る。芯案内筒2の外周には灯芯4が昇降自在に装着され
、この灯芯4の下半部外周がホルダ5で保持されている
。油タンク1内には操作軸6が貫挿され、この操作軸6
にコ字形の連動金具7が取付けられ、この連動金具7が
ホルダ50両側面に跨がるように配置するとともに、そ
のホルダ5の側面に突設されたビン8に係合溝9を介し
て係合し、これにより操作軸6の回動に応じて灯芯4が
芯案内筒2に沿って昇降するものである。
する。図中1は油タンクで、この油タンク1内に常時一
定のレベルを保って灯油等の液体燃料が貯留される。こ
の油タンク1には芯案内筒2が形成され、この芯案内筒
2の上端外周に火皿部3が構成され、この火皿部3に例
えば複筒形の燃焼筒(図示せず)が載置されるものであ
る。芯案内筒2の外周には灯芯4が昇降自在に装着され
、この灯芯4の下半部外周がホルダ5で保持されている
。油タンク1内には操作軸6が貫挿され、この操作軸6
にコ字形の連動金具7が取付けられ、この連動金具7が
ホルダ50両側面に跨がるように配置するとともに、そ
のホルダ5の側面に突設されたビン8に係合溝9を介し
て係合し、これにより操作軸6の回動に応じて灯芯4が
芯案内筒2に沿って昇降するものである。
13は油タンク1の前方に配置した基板で、この基板1
3の背面側に支持板14が離間対向して設けられ、これ
ら基板13と支持板14との間に支持管15が回動自在
に架設され、この支持管15内に上記操作軸6の端部が
挿入されている。支持管15の一端は軸受16を介して
基板14に回動自在に支持され、またこの支持管15の
一端外周からその内部の操作軸6に亘ってねじ17が螺
挿され、このねじ17により操作軸6が支持管15に一
体的に連結されている。さらに基板13の背面側には点
火レバー18、操作レバー19、解゛除レバー20、係
止レバー21が設けられ、これらがそれぞれ上記支持管
15に回動自在に支持されている。点火レバー18はス
プリング22により反時計方向に回動自在に付勢され、
一端にはその長手方向に沿う係合溝23が形成され、一
端側の側面には押圧ビン24が取付けられている°。操
作レバー19は、支持管15に一体的に設けられた連結
板25にダボ26.26を介して連結し、一端にはその
長手方向に対して傾斜する係合溝27が形成されている
。解除レバー20には一端側の上下縁にそれぞれ直角に
規制片28.29が折曲形成され、下縁側の規制片29
の上面にはゴムなどの弾性体30が取付けられている。
3の背面側に支持板14が離間対向して設けられ、これ
ら基板13と支持板14との間に支持管15が回動自在
に架設され、この支持管15内に上記操作軸6の端部が
挿入されている。支持管15の一端は軸受16を介して
基板14に回動自在に支持され、またこの支持管15の
一端外周からその内部の操作軸6に亘ってねじ17が螺
挿され、このねじ17により操作軸6が支持管15に一
体的に連結されている。さらに基板13の背面側には点
火レバー18、操作レバー19、解゛除レバー20、係
止レバー21が設けられ、これらがそれぞれ上記支持管
15に回動自在に支持されている。点火レバー18はス
プリング22により反時計方向に回動自在に付勢され、
一端にはその長手方向に沿う係合溝23が形成され、一
端側の側面には押圧ビン24が取付けられている°。操
作レバー19は、支持管15に一体的に設けられた連結
板25にダボ26.26を介して連結し、一端にはその
長手方向に対して傾斜する係合溝27が形成されている
。解除レバー20には一端側の上下縁にそれぞれ直角に
規制片28.29が折曲形成され、下縁側の規制片29
の上面にはゴムなどの弾性体30が取付けられている。
またこの解除レバー20の下縁はぼ中間部には鉤状のフ
ック31が一体に突出形成されている。係止レバー21
は支持管15が貫通する部分を境にへの字状に折曲し、
下縁には直角に折曲片35が形成され、この折曲片35
の一端側に立上片36が形成され、さらにこの立上片3
6の上縁に上記折曲片35と対向するように拘束片34
が形成されている。この係止レバー21はスプリング3
7により反時計方向に弾性的に付勢され、また他端には
合成樹脂製のクラッチ板38が取付けられ、このクラッ
チ板38の端縁に係止部39が形成されている。操作レ
バー19は解除レバー20の内側に配置して規制片28
.29との間に介在し、これら操作レバー19と解除レ
バー20との両者が係止レバー21における立上片36
の内側に配置している。
ック31が一体に突出形成されている。係止レバー21
は支持管15が貫通する部分を境にへの字状に折曲し、
下縁には直角に折曲片35が形成され、この折曲片35
の一端側に立上片36が形成され、さらにこの立上片3
6の上縁に上記折曲片35と対向するように拘束片34
が形成されている。この係止レバー21はスプリング3
7により反時計方向に弾性的に付勢され、また他端には
合成樹脂製のクラッチ板38が取付けられ、このクラッ
チ板38の端縁に係止部39が形成されている。操作レ
バー19は解除レバー20の内側に配置して規制片28
.29との間に介在し、これら操作レバー19と解除レ
バー20との両者が係止レバー21における立上片36
の内側に配置している。
そして解除レバー20はこれと立上片36との間に掛は
渡されたスプリング40により反時計方向に弾性的に付
勢されている。立上片36には係止レバー21の長手方
向沿いに長孔41が形成され、この長孔41に係止ビン
42が形成され、この長孔41に係止ビン42が摺動自
在に挿入され、この係止ビン42がスプリング43によ
り係止レバー21の一端側に弾性的に付勢され、この係
止ビン42が解除レバー20のフック31が係合してい
る。基板13の一側部には垂直に摺動溝45が形成され
、この摺動溝45に調節スライダ46および点火スライ
ダ47がそれぞれ摺動自在に装着されている。これら調
節スライダ46および点火スライダ47の背面にはそれ
ぞれ係合ビン48゜49が一体に突設され、調節スライ
ダ46の係合ビン48が操作レバー19の係合溝27に
、また点火スライダ47の係合ビン49が点火レバー1
8の係合溝23にそれぞれ摺動自在に係合している。調
節スライダ46および点火スライダ47の前面にはサポ
ート50.51を介してそれぞれ操作摘み52.53が
取付けられ、また調節スライダ46の側面には突起54
が一体に形成されている。なお、55は摺動溝45の上
端に取イ」けられたストッパ板である。
渡されたスプリング40により反時計方向に弾性的に付
勢されている。立上片36には係止レバー21の長手方
向沿いに長孔41が形成され、この長孔41に係止ビン
42が形成され、この長孔41に係止ビン42が摺動自
在に挿入され、この係止ビン42がスプリング43によ
り係止レバー21の一端側に弾性的に付勢され、この係
止ビン42が解除レバー20のフック31が係合してい
る。基板13の一側部には垂直に摺動溝45が形成され
、この摺動溝45に調節スライダ46および点火スライ
ダ47がそれぞれ摺動自在に装着されている。これら調
節スライダ46および点火スライダ47の背面にはそれ
ぞれ係合ビン48゜49が一体に突設され、調節スライ
ダ46の係合ビン48が操作レバー19の係合溝27に
、また点火スライダ47の係合ビン49が点火レバー1
8の係合溝23にそれぞれ摺動自在に係合している。調
節スライダ46および点火スライダ47の前面にはサポ
ート50.51を介してそれぞれ操作摘み52.53が
取付けられ、また調節スライダ46の側面には突起54
が一体に形成されている。なお、55は摺動溝45の上
端に取イ」けられたストッパ板である。
基板13の背面には、第1の規制金具60がビン61を
介して回動自在に取付けられ、さらにこの第1の規制金
具60の一端に第2の規制金具62がピン63を介して
回動自在に取付けられている。第1の規制金具60はス
プリング64により時計方向に弾性的に付勢され、第2
の規制金具62はスプリング65により反時計方向に弾
性的に付勢されている。第1の規制金具60にはストッ
パ部66が形成され、このストッパ部66により第2の
規制金具62の反時計方向の回動範囲が規制され、また
第2の規制金具62に折曲片67が形成され、この折曲
片62が第1の規制金具60に装着されたスプリング6
4の付勢力で基板13の切起し片68に当接し、この当
接により第1の規制金具60の時計方向の回動範囲が規
制されている。
介して回動自在に取付けられ、さらにこの第1の規制金
具60の一端に第2の規制金具62がピン63を介して
回動自在に取付けられている。第1の規制金具60はス
プリング64により時計方向に弾性的に付勢され、第2
の規制金具62はスプリング65により反時計方向に弾
性的に付勢されている。第1の規制金具60にはストッ
パ部66が形成され、このストッパ部66により第2の
規制金具62の反時計方向の回動範囲が規制され、また
第2の規制金具62に折曲片67が形成され、この折曲
片62が第1の規制金具60に装着されたスプリング6
4の付勢力で基板13の切起し片68に当接し、この当
接により第1の規制金具60の時計方向の回動範囲が規
制されている。
基板13の上面には、逆面形状のベース70を介して感
震振り子71が載置され、またその下面側にはL形に形
成されたクラッチレバ−72がビン73を介して回動自
在に支持されている。このクラッチレバ−72はスプリ
ング74により時計方向に弾性的に付勢され、一端には
係止レバー21の係止部39に係脱自在の係止ビン75
が取付けられている。感震振り子71の下端にはクラッ
チレバ−72およびベース70を貫通して振り子シャフ
ト76が取付けられ、この振り子シャフト76の下端に
円盤77が形成されている。そして感震振り子71の傾
動に応じて円盤77の周縁一部がクラッチレバ−72に
当接し、これによりクラッチレバ−72がスプリング7
4に抗して時計方向に回動するようになっている。基板
13の前面には強制消火レバー78が設けられ、この強
制消火レバー78はピン73を介して回動自在に支持さ
れているとともに、スプリング80により反時計方向に
弾性的に付勢されている。そしてこの強制消火レバー7
8に折曲片81が形成され、この折曲片81が基板13
の開口82を通してその背面側に突出し、上記クラッチ
レバ−72の一端に対向するように配置している。なお
83は強制消火レバー78の操作摘みである。
震振り子71が載置され、またその下面側にはL形に形
成されたクラッチレバ−72がビン73を介して回動自
在に支持されている。このクラッチレバ−72はスプリ
ング74により時計方向に弾性的に付勢され、一端には
係止レバー21の係止部39に係脱自在の係止ビン75
が取付けられている。感震振り子71の下端にはクラッ
チレバ−72およびベース70を貫通して振り子シャフ
ト76が取付けられ、この振り子シャフト76の下端に
円盤77が形成されている。そして感震振り子71の傾
動に応じて円盤77の周縁一部がクラッチレバ−72に
当接し、これによりクラッチレバ−72がスプリング7
4に抗して時計方向に回動するようになっている。基板
13の前面には強制消火レバー78が設けられ、この強
制消火レバー78はピン73を介して回動自在に支持さ
れているとともに、スプリング80により反時計方向に
弾性的に付勢されている。そしてこの強制消火レバー7
8に折曲片81が形成され、この折曲片81が基板13
の開口82を通してその背面側に突出し、上記クラッチ
レバ−72の一端に対向するように配置している。なお
83は強制消火レバー78の操作摘みである。
次に動作について説明する。第2図の状態から点火スラ
イダ47および調節スライダ46を摺動溝45に沿って
引下げると、これに連動して点火レバー18および操作
レバー19がそれぞれ時計方向に回動する。この際、操
作レバー19が係止レバー21の折曲片35を押圧する
ため、係止レバー21もスプリング37に抗してその操
作レバー19と一体的に時計方向に回動し、さらに係止
レバー21の拘束片34が解除レバー20の規制片28
を押圧するため、解除レバー20も同じく一体的に回動
する。そして係止レバー21の回動に伴いその*端のク
ラッチ板38がクラッチレバ−72の係止ビン75に接
触し、係止部39がその係止ビン75に係合し、これに
より係止レバー21の反時計方向の反転回動が阻止され
る。操作レバー19は支持管15を介して操作軸6に一
体的に連結しており、したがってこの操作レバー19の
回動に応じて操作軸6も時゛針方向に回動し、連動金具
7を介して灯芯4が大皿部3の上方に押上げられ、その
上端が燃焼可能域の上限位置にまで上昇する。また、点
火レバー18の回動量にこれに連動して図示しない点火
ljJ構が動作し、上記灯芯4に対する点火が行なわれ
、こののち点火スライダ47に対する引下げの解除によ
り点火レバー18がスプリング22の付勢力で反時計方
向に回動し、元位置に復帰する。モして灯芯4に対する
点火に応じて、油タンク1内の液体燃料が灯芯4に吸上
げられるとともに、順次気化し、この気化ガスにより燃
焼がM続する。
イダ47および調節スライダ46を摺動溝45に沿って
引下げると、これに連動して点火レバー18および操作
レバー19がそれぞれ時計方向に回動する。この際、操
作レバー19が係止レバー21の折曲片35を押圧する
ため、係止レバー21もスプリング37に抗してその操
作レバー19と一体的に時計方向に回動し、さらに係止
レバー21の拘束片34が解除レバー20の規制片28
を押圧するため、解除レバー20も同じく一体的に回動
する。そして係止レバー21の回動に伴いその*端のク
ラッチ板38がクラッチレバ−72の係止ビン75に接
触し、係止部39がその係止ビン75に係合し、これに
より係止レバー21の反時計方向の反転回動が阻止され
る。操作レバー19は支持管15を介して操作軸6に一
体的に連結しており、したがってこの操作レバー19の
回動に応じて操作軸6も時゛針方向に回動し、連動金具
7を介して灯芯4が大皿部3の上方に押上げられ、その
上端が燃焼可能域の上限位置にまで上昇する。また、点
火レバー18の回動量にこれに連動して図示しない点火
ljJ構が動作し、上記灯芯4に対する点火が行なわれ
、こののち点火スライダ47に対する引下げの解除によ
り点火レバー18がスプリング22の付勢力で反時計方
向に回動し、元位置に復帰する。モして灯芯4に対する
点火に応じて、油タンク1内の液体燃料が灯芯4に吸上
げられるとともに、順次気化し、この気化ガスにより燃
焼がM続する。
ところで、点火スライダ47および調節スライダ46を
引下げた際には、その途中に点火レバー18の押圧ビン
24が第1の規制金具60の側縁に当接し、これに応じ
その第1の規制金具60がスプリング64に抗して反時
計方向に回動し、これに伴い第2の規制金具62が調節
スライダ46の配置側に変位する。そして11節スライ
ダ46の突起54が第2の規制金具62に当接し、これ
に伴い第2の規制金具62がスプリング65に抗して時
計方向に回動し、突起54が第2の規制金具62の配置
部分を通、過し、その下方に達する。ここで、m1節ス
ライダ46の引下げが不足し、クラッチ板38の係止部
39がクラッチレバ−72の係止ビン75に係合する以
前に調節スライダ46に対する引下げが解除されたとす
ると、調節スライダ46の突起54が第2の規制金具6
2に当接してその上昇が一旦阻止され、点火スライダ4
7が上昇して第1の規制金具60が時計方向に回動する
ことによって第2の規制金具62がその部分から退避し
たのちに調節スライダ46が点火スライダ47の動作に
遅れて上昇する。
引下げた際には、その途中に点火レバー18の押圧ビン
24が第1の規制金具60の側縁に当接し、これに応じ
その第1の規制金具60がスプリング64に抗して反時
計方向に回動し、これに伴い第2の規制金具62が調節
スライダ46の配置側に変位する。そして11節スライ
ダ46の突起54が第2の規制金具62に当接し、これ
に伴い第2の規制金具62がスプリング65に抗して時
計方向に回動し、突起54が第2の規制金具62の配置
部分を通、過し、その下方に達する。ここで、m1節ス
ライダ46の引下げが不足し、クラッチ板38の係止部
39がクラッチレバ−72の係止ビン75に係合する以
前に調節スライダ46に対する引下げが解除されたとす
ると、調節スライダ46の突起54が第2の規制金具6
2に当接してその上昇が一旦阻止され、点火スライダ4
7が上昇して第1の規制金具60が時計方向に回動する
ことによって第2の規制金具62がその部分から退避し
たのちに調節スライダ46が点火スライダ47の動作に
遅れて上昇する。
調節スライダ46を規定通り引下げて燃焼を開始させた
状態のもとでは、前述のように灯芯4が燃焼可能域の上
限位置に保持されるから強燃焼が継続する。この状態か
ら燃焼火力を中燃焼や弱燃焼に調節する場合には、調節
スライダ46を上下に昇降操作してそれを行なう。すな
わら操作レバー19は解除レバー20における規制片2
8,29の相互間の範囲内で自由に回動しえるから、こ
の操作レバー19を調節スライダ4Gの操作によりその
中間に位置させることにより、灯芯4を燃焼可能域の中
段位置に保持して中燃焼の火力を設定でき、また同じく
操作レバー19を下端に位置させることにより、灯芯4
を燃焼可能域の下限位置に保持して弱燃焼の火力を設定
することができる。そしてこのように動作する灯芯4は
、規制片28.29によってその移動範囲が常に的確に
規制され、したがって常に適正な燃焼が保持される。
状態のもとでは、前述のように灯芯4が燃焼可能域の上
限位置に保持されるから強燃焼が継続する。この状態か
ら燃焼火力を中燃焼や弱燃焼に調節する場合には、調節
スライダ46を上下に昇降操作してそれを行なう。すな
わら操作レバー19は解除レバー20における規制片2
8,29の相互間の範囲内で自由に回動しえるから、こ
の操作レバー19を調節スライダ4Gの操作によりその
中間に位置させることにより、灯芯4を燃焼可能域の中
段位置に保持して中燃焼の火力を設定でき、また同じく
操作レバー19を下端に位置させることにより、灯芯4
を燃焼可能域の下限位置に保持して弱燃焼の火力を設定
することができる。そしてこのように動作する灯芯4は
、規制片28.29によってその移動範囲が常に的確に
規制され、したがって常に適正な燃焼が保持される。
一方、通常の消火を行なう場合には、調節スライダ46
を火力調節範囲部分よりもさらに上方に一定の力を加え
て押上げる。これに応じて操作レバー19が解除レバー
20の規制片28に当接してそれを押圧し、この押圧力
でフック31と係合する係止ビン42がスプリング43
に抗して長孔41に沿って移動し、これにより係止ビン
42とフック31との係合が解除され、この解除により
操作レバー19がスプリング4oの付勢力で反時計方向
に回動し係止レバー21の拘束片35に当接して停止す
る。この際、解除レバー20の規制片29が操作レバー
1つの下縁に衝撃的に衝突するが、この規制片29の上
面には弾性体30が添設されているから、この弾性体3
0によりその衝撃が緩和され、衝撃音が低く抑えられる
。このような動作により灯芯4が燃焼可能域の下方つま
り大皿部3の下方に引下げられ、これにより消火が達成
される。このような消火の場合、操作レバー19が拘束
片35に当接してその回動量が規制されるため、灯芯4
が火皿厘3の下方の浅い位置に保持され、したがって消
火時間はある程度長びくが、臭気の発生をほとんど伴う
ことのない消火を達成することができる。
を火力調節範囲部分よりもさらに上方に一定の力を加え
て押上げる。これに応じて操作レバー19が解除レバー
20の規制片28に当接してそれを押圧し、この押圧力
でフック31と係合する係止ビン42がスプリング43
に抗して長孔41に沿って移動し、これにより係止ビン
42とフック31との係合が解除され、この解除により
操作レバー19がスプリング4oの付勢力で反時計方向
に回動し係止レバー21の拘束片35に当接して停止す
る。この際、解除レバー20の規制片29が操作レバー
1つの下縁に衝撃的に衝突するが、この規制片29の上
面には弾性体30が添設されているから、この弾性体3
0によりその衝撃が緩和され、衝撃音が低く抑えられる
。このような動作により灯芯4が燃焼可能域の下方つま
り大皿部3の下方に引下げられ、これにより消火が達成
される。このような消火の場合、操作レバー19が拘束
片35に当接してその回動量が規制されるため、灯芯4
が火皿厘3の下方の浅い位置に保持され、したがって消
火時間はある程度長びくが、臭気の発生をほとんど伴う
ことのない消火を達成することができる。
このようにして消火が達成されるが、さらに安全を期す
るために、例えば就寝前などに強制消火レバー78を操
作する。すなわち強制消火レバー78をスプリング80
に抗して時計方向に回動する。すると強制消火レバー7
8の折曲片81がクラッチレバ−72に当接し、このク
ラッチレバ−72がスプリング74に抗して時計方向に
回動し、これによりクラッチレバ−72の係止ビン75
と係止レバー21の係止部39との係合が解除される。
るために、例えば就寝前などに強制消火レバー78を操
作する。すなわち強制消火レバー78をスプリング80
に抗して時計方向に回動する。すると強制消火レバー7
8の折曲片81がクラッチレバ−72に当接し、このク
ラッチレバ−72がスプリング74に抗して時計方向に
回動し、これによりクラッチレバ−72の係止ビン75
と係止レバー21の係止部39との係合が解除される。
この解除に伴い、係止レバー21がスプリング37の付
勢力で反時計方向に回動し、こ回動の途中に係止レバー
21の折曲片35が操作レバー19に当接するとともに
係止ビン42がフック31に係合し、この状態でその全
体がさらに反時計方向に回動し、調節スライダ46が点
火スライダ47に当接して全体が停止し、元位置に復帰
し、これにより灯芯4が火皿部3の下方に深く引下げら
れ、安全が確保される。操作レバー19は予め中間位置
に配置していて係止レバー21の回動の途中の位置から
回動を開始するため、その回動の範囲が小さく、このた
め調節スライダ46が点火スライダ47に当接する際の
衝撃が小さく、その衝撃音を低く抑えることができる。
勢力で反時計方向に回動し、こ回動の途中に係止レバー
21の折曲片35が操作レバー19に当接するとともに
係止ビン42がフック31に係合し、この状態でその全
体がさらに反時計方向に回動し、調節スライダ46が点
火スライダ47に当接して全体が停止し、元位置に復帰
し、これにより灯芯4が火皿部3の下方に深く引下げら
れ、安全が確保される。操作レバー19は予め中間位置
に配置していて係止レバー21の回動の途中の位置から
回動を開始するため、その回動の範囲が小さく、このた
め調節スライダ46が点火スライダ47に当接する際の
衝撃が小さく、その衝撃音を低く抑えることができる。
点火スライダ46や調節スライダ47を操作する陽には
、それぞれ操作摘み52.53を摘んでその作業を行な
うわけであるが、摺動溝45の側方部分には図示しない
がその操作の範囲および位置を示す表示が施され、その
表示に基づいて所定の操作を行なうことができ、また点
火スライダ46および調節スライダ47が摺動溝45に
沿って一直線上に配置するからその作業も容易に行なう
ことができる。
、それぞれ操作摘み52.53を摘んでその作業を行な
うわけであるが、摺動溝45の側方部分には図示しない
がその操作の範囲および位置を示す表示が施され、その
表示に基づいて所定の操作を行なうことができ、また点
火スライダ46および調節スライダ47が摺動溝45に
沿って一直線上に配置するからその作業も容易に行なう
ことができる。
一方、燃焼継続中に地震等が発生した場合には、感震撮
り子71が傾動し、これに応じてクラッチレバ−72が
時計方向に回動し、前述と同様に係止ビン75と係止部
39との係合が解除される。
り子71が傾動し、これに応じてクラッチレバ−72が
時計方向に回動し、前述と同様に係止ビン75と係止部
39との係合が解除される。
そしてこの場合にJ5いては、保合の解除に伴い、スプ
リング37の付勢力により係止レバー21と操作レバー
19とがほぼ当初から一体的に反時計方向に一気に回動
し、これにより灯芯4が火皿部3の下方の深い位置にま
で一気に引下げられ、緊急消火が達成される。
リング37の付勢力により係止レバー21と操作レバー
19とがほぼ当初から一体的に反時計方向に一気に回動
し、これにより灯芯4が火皿部3の下方の深い位置にま
で一気に引下げられ、緊急消火が達成される。
クラッチ板38はクラッチレバ−72の係止ビン75と
摺接して係脱するものであるが、このクラッチ板38が
合成樹脂で形成されているから、金属材による場合のよ
うな研削や研磨等の加工を要することなく、高い精度を
保持してその係脱動作を常に円滑に行なわせることがで
きる。
摺接して係脱するものであるが、このクラッチ板38が
合成樹脂で形成されているから、金属材による場合のよ
うな研削や研磨等の加工を要することなく、高い精度を
保持してその係脱動作を常に円滑に行なわせることがで
きる。
なお、この発明は上記一実施例に限定されるものでなく
、その要旨を逸脱しない範囲で各部の構成を種々変形す
ることが可能なことは勿論である。
、その要旨を逸脱しない範囲で各部の構成を種々変形す
ることが可能なことは勿論である。
(発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、灯芯を燃焼可能
域の下方の浅い位置に引下げて消火をする場合と、同じ
く深い位置に引下げて消火をする場合との二通りを連携
づ″ることができるから、通常時には前者の状態で消火
をすることにより、刺激的な臭気のほとんど伴うことの
ない快適な消火を達成することができるという効果を奏
する。
域の下方の浅い位置に引下げて消火をする場合と、同じ
く深い位置に引下げて消火をする場合との二通りを連携
づ″ることができるから、通常時には前者の状態で消火
をすることにより、刺激的な臭気のほとんど伴うことの
ない快適な消火を達成することができるという効果を奏
する。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は灯芯
の配置構造を示す構成図、第2図は灯芯操作撮構の動作
前の正面図、第3図は同じく動作後の正面図、第4図は
同じく分解状態の斜視図、第5図は操作レバーの周辺部
分の正面図、第6図は点火レバーの周辺部分の正面図で
ある。
の配置構造を示す構成図、第2図は灯芯操作撮構の動作
前の正面図、第3図は同じく動作後の正面図、第4図は
同じく分解状態の斜視図、第5図は操作レバーの周辺部
分の正面図、第6図は点火レバーの周辺部分の正面図で
ある。
Claims (1)
- 昇降自在の灯芯をスプリングの付勢力に抗して燃焼可能
域にまで上昇させる灯芯昇降機構と、この灯芯昇降機構
を係止して灯芯を燃焼可能域に保持する係止機構と、そ
の灯芯を燃焼可能域内で昇降させて燃焼火力を調節する
調節機構と、灯芯を燃焼可能域の下方の浅い位置に引下
げて消火をさせる消火機構と、上記係止機構を解除して
上記灯芯昇降機構の動作で灯芯を燃焼可能域の下方の深
い位置に引下げて消火をさせる緊急消火機構とを具備す
ることを特徴とした燃焼装置の灯芯操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12617984A JPS616508A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 燃焼装置の灯芯操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12617984A JPS616508A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 燃焼装置の灯芯操作機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616508A true JPS616508A (ja) | 1986-01-13 |
Family
ID=14928638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12617984A Pending JPS616508A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 燃焼装置の灯芯操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616508A (ja) |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12617984A patent/JPS616508A/ja active Pending
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