JPH02236381A - 移動壁用吊車 - Google Patents
移動壁用吊車Info
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- JPH02236381A JPH02236381A JP5679189A JP5679189A JPH02236381A JP H02236381 A JPH02236381 A JP H02236381A JP 5679189 A JP5679189 A JP 5679189A JP 5679189 A JP5679189 A JP 5679189A JP H02236381 A JPH02236381 A JP H02236381A
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、美術館,展示場,会議室等の間仕切りを自由
に行うための移動壁を天井面から吊り下げるための移勤
壁用吊車の改良にかかり、特に数トンもある大型の移動
壁を’!”.’ttiするに通し、且つ走行性の安定化
を図った移動壁用吊車に関するものである. 〔従来技術〕 移勤壁用の吊車の一例としては、例えば特開昭61−2
90180号公報に開示されたものが知られている.こ
のような移動壁用吊車は、平面視で略正方形状の吊車本
体の4側面にそれぞれ車輪を設け、上記吊草本体の中央
に移動壁を吊り下げるための吊下部材を垂直に設け、同
公報の第3図及び第7図(blに示すように、断面略C
字状のハンガーレール内を走行することにより、移動壁
の吊り下げ位置を変更自在となしたものである.〔発明
が解決しようとする課題〕 このような従来の移動壁用吊車では、上記のように吊車
本体の中央に吊下部材を垂下しているので、上記のよう
にハンガーレールの構造が断面略C字状にならざるを得
ない. 上記のような吊車が走行するハンガーレールは、吊車の
自由度に応じて天井に縦横に敷設されるものであるから
、その単位が移動壁全体の価格に大きな影響を与える.
この点、上記のように断面略C字状のハンガーレールは
、その特殊な形状により特注せざるを得ないため、移動
壁全体の価格が極めて高価なものとなる欠点があった.
このような点から、ハンガーレールを市販の型綱により
構成しようとする試みが近年行われている.しかしなが
ら、上記のような大型の移勤壁を懸架するには、荷重の
バランスを考慮して十分な強度を有するものである必要
があり、本発明はこのような観点からH!!HIをハン
ガーレールとして用いた場合に十分な強度を発揮するこ
とができる移動壁用吊車を提供せんとするものである.
従って、本発明が目的とするところは、通常市販されて
いるH型鋼をハンガーレール用いて移動壁全体のコスト
ダウンを図ると共に、H型鋼により構成されたハンガー
レールに沿って走行するのに通した強度の高い移動壁用
吊車を提供することである. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、H!!!鋼により構成され、一方のフランジ部の
左右上面がレールの水平走行面として使用されるH型ハ
ンガーレール用の移動壁用吊車において、移動壁の吊下
部材を垂直に取り付けた水平部材と、上記水平部材の両
端にそれぞれ固定した垂直部材と、両争直部材の内側に
吊車の進行方向に沿って3+1並役され、前記水平走行
面に各々転接する計6個の車輪と、上記両垂直部材の前
・後端部の上端部に、H型ハンガーレールのウエップに
転接するように左右段違いに設けた計411の上部ガイ
ド輪と、上記垂直部材の少なくともいずれか一方に固着
され、上記H型レールの分岐部に設けられた転接板上面
の複数のボール軸受上を転接する断面逆L字状の補助支
持部材と、上記H型レールの走行面を有するフランジ部
の下面に設けられたガイドレールと、上記ガイドレール
に転接するべく、上記水平部材と車輪との間に設けた下
部ガイド輪とを具備してなる点を特徴とする移動壁用吊
車である. 〔作用〕 上記したように本発明では、水平部材と垂直部材によっ
て、H型鋼により構成されたハンガーレールの一方のフ
ランジ部が囲まれた状態となり、両垂直部材に設けられ
た各3個の車輪がフランジ部の左右に均等な力で転接す
るので、ハンガーレールに偏った力が作用することなく
荷重のバランスが保たれ、強度の高い吊車が提供される
.更に、本発明の吊車には、補助支持部材が設けられて
おり、吊車がH型レールの分岐部に差し掛かる少し手前
で、上記補助支持部材を転接板のボール軸受上に乗り上
げさせて、吊車の車輪がH型レールの水平走行面から若
干浮き上がった状態にして、上記H型レールの分岐部を
通過させる.そして、吊車が分岐部を通過した後、上記
補助支持部材が転接板のボール軸受から外れ、車輪がH
型レールの水平走行面上に戻ることにより、再び吊車を
H型レールに沿って走行させることができる.〔実施例
〕 続いて、添付した図面を参照して本発明を具体化した実
施例につき説明し、本発明の理解に供する.ここに第1
図は本発明の一実施例にかかる移動壁用吊車の縦正断面
図、第2図は同吊車の平面図、第3図は同吊車の側面図
、第4図は同吊車がH型ハンガーレールの分岐部に差し
掛かった状態を示す一部切欠き正面図、第5図及び第6
図は同吊車の走行状態を示すもので、第5図はハンガー
レールの屈曲部における動作状態を示す概念図、第6図
はハンガーレールの分岐部における動作状態を示す擺念
図である. 尚、以下に述べる実施例は本発明を具体化した一例に過
ぎず、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い. 第L図に示すように、この実施例に係る吊車1は、第6
図に示す如きH型鋼により構成されたハンガーレールH
を走行軌道として走行する.このハンガーレールHは、
フランジ部Fl.F2と、両フランジ部F,,F2を連
結するウエップ部Wとより構成されている.一方のフラ
ンジF,の左右上面2m,2bがハンガーレールHの水
平走行面として使用される. 図示せぬ移動壁は吊ボルト等の吊下部材3によって吊車
1に懸架される.上記吊下部材3は吊車1の構成要素で
ある水平部材4にスラスト軸受5により回転自在に取り
付けられている.上記水平部材4の両端は、H型に形成
された吊車本体6のフランジ部にあたる左右の垂直部材
71.7t,に固着されている. 上記垂直部材71及び7tの内側には、それぞれブラケ
ット8を介して各々3111の車輪9m+9b.9,(
左右計6個)がそれぞれ回転自在に取り付けられている
.上記片側の3個の車輪91.9+,9cの内、中央の
車輪91が最も大径で、左右の車輪9b.9cは小径に
構成されている.上記6個の車輪9@.9.,9h.9
s,.9c.9cは全て前記ハンガーレールHの水平走
行面である上面21及び2トに間時に転接し得る高さに
取り付けられている. 上記垂直部材7,及び7トの一部を構成する前記ブラケ
ント8には、該ブラケット8における前後端部の上端部
にガイド輸軸11.,tta.1tb.tthを介して
上部ガイド輪12m,12m,1 2I,. 1 2
bが取り付けられる取付部材10,10bが固着されて
いる. 上記ガイド輸軸111とガイド輸軸1lbとは、それぞ
れ長さが異なり、ガイド輪軸11.は、ガイド輪軸11
トよりも長く設定されている.従って、一方のブラケッ
ト8倒に取り付けた上部ガイド輸12mと他方のブラケ
ット8に取り付けた上部ガイド輪12−とは上下方向に
段違いに設けられている.また、上記ガイド輪軸111
と11hとの水平方向の間隔は、上部ガイド輸12.と
12I,とが第1図に示すようにハンガーレールHのウ
エップ部Wの左右側面にそれぞれ転接するように設定さ
れている. 上記垂直部材7m.’yt.の少なくともいずれか一方
には、断面形状が逆L字状の補助支持部材25が固着さ
れている.該補助支持部材25は、後記で詳しく説明す
るハンガーレールHの分岐部で吊車1を持ち上げた状態
に支持することにより、上記吊車1が上記分岐部をスム
ーズに通過することができるようにするためのものであ
る.吊車本体6のウエップ部にあたる水平部材13の中
央部には、垂直軸l4を介して下部ガイド輪15が回転
自在に取り付けられている.そして、ハンガーレールH
の下面16には、必要に応じて上記下部ガイド輪15が
転接する左右のガイドレール17m,17Hが取り付け
られる.かかるガイドレール17@.17I,は必要に
応じて片一方のみが取り付けられる場合がある. 以上述べたような吊車lが直線状のハンガーレールHに
沿って走行する時には、左右各3(I1の車輪9@.9
I,.9cがそれぞれハンガーレールHのフランジ部F
,.F,の上面21及び2トに第1図に示す如く転接し
、これにより吊車本体6及びその下端に取り付けた水平
部材4を介して吊下部材3により移動壁が懸架され、吊
車lの走行により移動壁が運搬される.この時、左右各
2個の上部ガイド輸1 2m . 1 2. .
1 2b . 1 2bが共に、ハンガーレール1の
ウエップ部Wの側面に転接し、これにより移動壁の直進
状態が維持される.この場合、直線状のガイドレール1
7.及び17i.がそれぞれ下部ガイド輪15に転接す
るようにハンガーレールHの下面に取り付けられていれ
ば、これにより吊車1の傾きが規制され、移動壁のi!
搬状態は更に安定する.但し、移動壁の直進部では、上
記上部ガイド輪12m,12bにより吊車lの安定走行
状態は十分に保たれるので、通常、直線状のハンガーレ
ールHの部分には、ガイドレール17m.176は省略
される.続いて、第5図及び第6図を参照して吊車1の
屈曲走行状態及びハンガーレールHの分岐部における直
進又は屈曲走行状態を説明する.ハンガーレールHは、
第5図に示すような連結部18,を介して端部を連結す
ることにより、屈曲したレールとすることができる.こ
のような連結部18mは、その断面形状は通常のハンガ
ーレールHと同様であるが、第5図に示すようにその平
面状態において、円弧状に屈曲している点が通常の直進
用ハンガーレールと異なる。このようなハンガーレール
の屈曲部における下面には、通常第5図に示すようにガ
イドレール17,及び17I,が設けられる.これによ
り矢印19で示す如く走行してきた吊車1の下部ガイド
輪15は上記連結部l8.にさしかかった時に、まず外
側のガイドレール17トに転接する.これにより移動壁
の慣性力による吊車1の傾きが防止され、安定した走行
状態を得る. 吊車1が矢印19で示す方向に更に進行して行くと、下
部ガイド輪15がやがて実線で示す位置に至り、ここで
内側のガイドレール17,に下部ガイド輪15が転接し
、更に進行して行くと、再度外側のガイドレール17ト
に転接し、これにより吊車1の傾きが防止される, このような屈曲走行状態においても前記上部ガイド輸1
2m及び12bは一貫してハンガーレールHのウエフブ
部Wの側面に転接するので、吊車1が案内され、且つそ
の傾きが防止される.ハンガーレールHは更に第6図に
示すような連結部18I,を介して連結されることによ
り、分岐側ハンガーレールH1に連結される.上記連結
部18bでは、ハンガーレールHの代わりに、第4図に
示すような、ボール軸受26を上面に有する転接板27
が上方より垂下されている.上記ボール軸受26は上記
転接板27の上面に球形穴261を形成し、その中に収
容したボール26bと、このボール26−と上記球形穴
26,との間の隙間に多数の小径球26cを介在さセた
もので、ボール26I,に重負荷がかかってもボール2
6トが軽く回転するように構成されている. 上記ボール軸受26の補助支持部材25に対する転接面
とハンガーレールHの走行面である上面21.2+,と
の間の距離Lは、前記車輪9m+9b.9,のハンガー
レールHへの接触面と補助支持部材25の上記ボール軸
受26との転接面との距離!よりも僅かに長く設定され
ている.上記距11L.lの差は、例えば0〜2鶴、望
ましくは0〜0.5鶴程度とし、上記補助支持部材25
がボール軸受26上に容易に乗り上げることができ、且
つボーJll受26からハンガーレールHに乗り移る時
の衝撃がほとんどないようにすることが望ましい.また
、上記転接板27の下面中央部には、上記ハンガーレー
ルHのウエフブ部Wの下部を切欠いて延長したような、
垂直ガイド片21が形成されている.このような垂直ガ
イド片21を有する上記転接板27は、第6図に示すよ
うに、一方(27,)が分岐側ハンガーレールH,と、
他方(27ト)が直進側ハンガーレールH2とにそれぞ
れ接続されており、これによって以下に述べるよう?特
殊な走行状態が可能となる. 即ち、第4図に示すように、上部ガイド輪(上段側)1
21及び補助支持部材25が図における右側に配設され
た吊車1が、第6図に示す矢印22のように走行してき
た場合、ハンガーレールHと連結部18bとの1続部で
、まず上記補助支持部材25が転接板27上面のボール
軸受26上に乗り上げていく.前記のように、ハンガー
レールHの上面2■,2トとボール軸受26の上面との
距離Lと、車輪9@= !lb,9eの下面と補助支
持部材25の転接面との距離lとの差が僅かであり、且
つ吊車1の惰性が作用しているため、補助支持部材25
は転接板27のボール軸受26上に簡単に乗り上げる. このように補助支持部材25がボール軸受26上に完全
に乗り上げると、上記上部ガイド輸121は上記垂直ガ
イド片21を転接し、これにより吊車lの進行方向が右
方向に偏向され、矢印221で示すように吊車1が分岐
側ハンガーレールH,の方へと進行する.そして、吊車
1が分岐部を通?して上記連結部18bと分岐側ハンガ
ーレールH1との接続部へ到達すると、上記補助支持部
材25が転接板27上のボール軸受26から外れ、軍輪
!:!a.9b,9cが分岐側ハンガーレールHlの走
行面である上面21.2&に摺接することにより吊車l
は再びハンガーレールH区に沿って走行させられる.こ
の時、吊車lの左側の垂直部材7■が連結部18トの直
進用レールと干渉しないように、連結部181の直進用
レールには切欠き23&が形成されている.また、上記
連結部18bの上記垂直ガイド片21よりも内側にガイ
ドレール17トを設け、下部ガイド輪15がこのガイド
レール17hに転接するようにすることにより、吊車1
の傾きを防止することもできる.逆に分岐側ハンガーレ
ールH1から連結部18トを経て直進側のハンガーレー
ルHに吊車1が乗り移って行く場合にも、上記上段側の
上部ガイド輪121と補助支持部材25との働きにより
清らかな屈曲走行状態が得られる. 次に、直進用ハンガーレールHから連結部18トを経て
、直進用ハンガーレールH2に吊車1が乗り移って行く
場合について説明する.この場合、上段側の上部ガイド
輪12,及び補助支持部材25が左側に配置されるよう
に吊車1の向きを180度変えて用いられる.従って、
下段側の上部ガイド輸121,はウエップ部Wの右側に
配置される.このような吊車が、ハンガーレールHと連
結部l8bの接続部に走行してきた場合、上部ガイド輪
1 2m , 1 2bの配置により下段側の上部ガ
イド輪12トは、前記垂直ガイド片21の端部20より
も下側を通過するので、上部ガイド輪12.及び12ト
は共に、垂直ガイド片21と転接することなく、上記補
助支持部材25が転接板27トのボール軸受26上に乗
り上げる.このように、補助支持部材25により車輪9
a.9b,9cが持ち上げられた状態のまま、吊車は直
進状態を維持しく連結部18bから直進用ハンガーレー
ルH2に乗り移って行く.尚、この時、進行方向右側の
垂直部材71が連結部1sbの分岐用レールと干渉しな
いように連結部18l,の分岐用レールには切欠き23
トが形成されている. 直進用のハンガーレールH,から連結部1B+,を経て
直進用ハンガーレールHに乗り移る場合にも同様の動作
が実現される. 尚、上記実施例では、移動壁の中央(重心位置)に設け
た車輸91が大径で、その左右の車輪9b及び9cが小
径であるため、吊車1にかかった荷重は大部分大径の車
輸9.に作用し、吊車が走行方向を変える場合に、上記
中央の憲輸9,を中心として吊車が容易にその進行方向
を変えることができる. 〔発明の効果〕 本発明は、以上述べたように、H型鋼により構成され、
一方のフランジ部の左右上面がレールの水平走行面とし
て使用されるH型ハンガーレール用の移勤壁用吊車にお
いて、移動壁の吊下部材を垂直に取り付けた水平部材と
、上記水平部材の両端にそれぞれ固定した垂直部材と、
両垂直部材の内側に吊車の進行方向に沿って3個並設さ
れ、前記水平走行面に各々転接する計6個の車輪と、上
記両垂直部材の前・l&端邪の上端部に、H型ハンガー
レールのウエップに転接するように左右段違いに設けた
計411Iの上部ガイド輸と、上記垂直部材の少なくと
もいずれか一方に固着され、上記H型レールの分岐部に
設けられた転接板上面の複数のボール軸受上を転接する
断面逆L字伏の禎助支持部材と、上記H型レールの走行
面を有するフランジ部の下面に設けられたガイドレール
と、上記ガイドレールに転接するべ《、上記水平部材と
車輪との間に設けた下部ガイド輪とを具備してなること
を特徴とする移動壁用吊車であるから、大量に使用する
ハンガーレールとして市販される安{面なH型鋼を用い
ることが出来るので、移動壁全体の価格を大きく低減す
ることができ、また左右(各3個)の車輪がH型1目よ
りなるハンガーレールの左右の走行面にそれぞれ転接し
、両持ち状態で吊下部材を支持するので、吊車の支持伏
態が極めて安定化し、大型移動壁の運搬に適する.更に
、左右段違いに設けられたガイド輪によりハンガーレー
ルのウエフブ部が挟み込まれた状態とされるので、吊車
の傾きが防止される.また、上記のようなガイド輸は、
吊車の前後に離間して設けられているので、屈曲走行時
における大きな回転トルクが吊車に作用し、吊車が極め
て軽く進行方向の変換を行うことができる.更にまた、
フランジ部の下面に設けたガイドレールと、これに転接
する下部ガイド輪によって屈曲走行時における吊車の傾
きが確実に防止され、全体として安定した走行状態を得
ることができる.′そして、吊車がハンガーレールの分
岐部を通過する場合、補助支持部材が吊車を一旦持ち上
げた状態にして分岐部を通過するため、1fi撃がなク
、橿めて軽く走行させることができる.
に行うための移動壁を天井面から吊り下げるための移勤
壁用吊車の改良にかかり、特に数トンもある大型の移動
壁を’!”.’ttiするに通し、且つ走行性の安定化
を図った移動壁用吊車に関するものである. 〔従来技術〕 移勤壁用の吊車の一例としては、例えば特開昭61−2
90180号公報に開示されたものが知られている.こ
のような移動壁用吊車は、平面視で略正方形状の吊車本
体の4側面にそれぞれ車輪を設け、上記吊草本体の中央
に移動壁を吊り下げるための吊下部材を垂直に設け、同
公報の第3図及び第7図(blに示すように、断面略C
字状のハンガーレール内を走行することにより、移動壁
の吊り下げ位置を変更自在となしたものである.〔発明
が解決しようとする課題〕 このような従来の移動壁用吊車では、上記のように吊車
本体の中央に吊下部材を垂下しているので、上記のよう
にハンガーレールの構造が断面略C字状にならざるを得
ない. 上記のような吊車が走行するハンガーレールは、吊車の
自由度に応じて天井に縦横に敷設されるものであるから
、その単位が移動壁全体の価格に大きな影響を与える.
この点、上記のように断面略C字状のハンガーレールは
、その特殊な形状により特注せざるを得ないため、移動
壁全体の価格が極めて高価なものとなる欠点があった.
このような点から、ハンガーレールを市販の型綱により
構成しようとする試みが近年行われている.しかしなが
ら、上記のような大型の移勤壁を懸架するには、荷重の
バランスを考慮して十分な強度を有するものである必要
があり、本発明はこのような観点からH!!HIをハン
ガーレールとして用いた場合に十分な強度を発揮するこ
とができる移動壁用吊車を提供せんとするものである.
従って、本発明が目的とするところは、通常市販されて
いるH型鋼をハンガーレール用いて移動壁全体のコスト
ダウンを図ると共に、H型鋼により構成されたハンガー
レールに沿って走行するのに通した強度の高い移動壁用
吊車を提供することである. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、H!!!鋼により構成され、一方のフランジ部の
左右上面がレールの水平走行面として使用されるH型ハ
ンガーレール用の移動壁用吊車において、移動壁の吊下
部材を垂直に取り付けた水平部材と、上記水平部材の両
端にそれぞれ固定した垂直部材と、両争直部材の内側に
吊車の進行方向に沿って3+1並役され、前記水平走行
面に各々転接する計6個の車輪と、上記両垂直部材の前
・後端部の上端部に、H型ハンガーレールのウエップに
転接するように左右段違いに設けた計411の上部ガイ
ド輪と、上記垂直部材の少なくともいずれか一方に固着
され、上記H型レールの分岐部に設けられた転接板上面
の複数のボール軸受上を転接する断面逆L字状の補助支
持部材と、上記H型レールの走行面を有するフランジ部
の下面に設けられたガイドレールと、上記ガイドレール
に転接するべく、上記水平部材と車輪との間に設けた下
部ガイド輪とを具備してなる点を特徴とする移動壁用吊
車である. 〔作用〕 上記したように本発明では、水平部材と垂直部材によっ
て、H型鋼により構成されたハンガーレールの一方のフ
ランジ部が囲まれた状態となり、両垂直部材に設けられ
た各3個の車輪がフランジ部の左右に均等な力で転接す
るので、ハンガーレールに偏った力が作用することなく
荷重のバランスが保たれ、強度の高い吊車が提供される
.更に、本発明の吊車には、補助支持部材が設けられて
おり、吊車がH型レールの分岐部に差し掛かる少し手前
で、上記補助支持部材を転接板のボール軸受上に乗り上
げさせて、吊車の車輪がH型レールの水平走行面から若
干浮き上がった状態にして、上記H型レールの分岐部を
通過させる.そして、吊車が分岐部を通過した後、上記
補助支持部材が転接板のボール軸受から外れ、車輪がH
型レールの水平走行面上に戻ることにより、再び吊車を
H型レールに沿って走行させることができる.〔実施例
〕 続いて、添付した図面を参照して本発明を具体化した実
施例につき説明し、本発明の理解に供する.ここに第1
図は本発明の一実施例にかかる移動壁用吊車の縦正断面
図、第2図は同吊車の平面図、第3図は同吊車の側面図
、第4図は同吊車がH型ハンガーレールの分岐部に差し
掛かった状態を示す一部切欠き正面図、第5図及び第6
図は同吊車の走行状態を示すもので、第5図はハンガー
レールの屈曲部における動作状態を示す概念図、第6図
はハンガーレールの分岐部における動作状態を示す擺念
図である. 尚、以下に述べる実施例は本発明を具体化した一例に過
ぎず、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い. 第L図に示すように、この実施例に係る吊車1は、第6
図に示す如きH型鋼により構成されたハンガーレールH
を走行軌道として走行する.このハンガーレールHは、
フランジ部Fl.F2と、両フランジ部F,,F2を連
結するウエップ部Wとより構成されている.一方のフラ
ンジF,の左右上面2m,2bがハンガーレールHの水
平走行面として使用される. 図示せぬ移動壁は吊ボルト等の吊下部材3によって吊車
1に懸架される.上記吊下部材3は吊車1の構成要素で
ある水平部材4にスラスト軸受5により回転自在に取り
付けられている.上記水平部材4の両端は、H型に形成
された吊車本体6のフランジ部にあたる左右の垂直部材
71.7t,に固着されている. 上記垂直部材71及び7tの内側には、それぞれブラケ
ット8を介して各々3111の車輪9m+9b.9,(
左右計6個)がそれぞれ回転自在に取り付けられている
.上記片側の3個の車輪91.9+,9cの内、中央の
車輪91が最も大径で、左右の車輪9b.9cは小径に
構成されている.上記6個の車輪9@.9.,9h.9
s,.9c.9cは全て前記ハンガーレールHの水平走
行面である上面21及び2トに間時に転接し得る高さに
取り付けられている. 上記垂直部材7,及び7トの一部を構成する前記ブラケ
ント8には、該ブラケット8における前後端部の上端部
にガイド輸軸11.,tta.1tb.tthを介して
上部ガイド輪12m,12m,1 2I,. 1 2
bが取り付けられる取付部材10,10bが固着されて
いる. 上記ガイド輸軸111とガイド輸軸1lbとは、それぞ
れ長さが異なり、ガイド輪軸11.は、ガイド輪軸11
トよりも長く設定されている.従って、一方のブラケッ
ト8倒に取り付けた上部ガイド輸12mと他方のブラケ
ット8に取り付けた上部ガイド輪12−とは上下方向に
段違いに設けられている.また、上記ガイド輪軸111
と11hとの水平方向の間隔は、上部ガイド輸12.と
12I,とが第1図に示すようにハンガーレールHのウ
エップ部Wの左右側面にそれぞれ転接するように設定さ
れている. 上記垂直部材7m.’yt.の少なくともいずれか一方
には、断面形状が逆L字状の補助支持部材25が固着さ
れている.該補助支持部材25は、後記で詳しく説明す
るハンガーレールHの分岐部で吊車1を持ち上げた状態
に支持することにより、上記吊車1が上記分岐部をスム
ーズに通過することができるようにするためのものであ
る.吊車本体6のウエップ部にあたる水平部材13の中
央部には、垂直軸l4を介して下部ガイド輪15が回転
自在に取り付けられている.そして、ハンガーレールH
の下面16には、必要に応じて上記下部ガイド輪15が
転接する左右のガイドレール17m,17Hが取り付け
られる.かかるガイドレール17@.17I,は必要に
応じて片一方のみが取り付けられる場合がある. 以上述べたような吊車lが直線状のハンガーレールHに
沿って走行する時には、左右各3(I1の車輪9@.9
I,.9cがそれぞれハンガーレールHのフランジ部F
,.F,の上面21及び2トに第1図に示す如く転接し
、これにより吊車本体6及びその下端に取り付けた水平
部材4を介して吊下部材3により移動壁が懸架され、吊
車lの走行により移動壁が運搬される.この時、左右各
2個の上部ガイド輸1 2m . 1 2. .
1 2b . 1 2bが共に、ハンガーレール1の
ウエップ部Wの側面に転接し、これにより移動壁の直進
状態が維持される.この場合、直線状のガイドレール1
7.及び17i.がそれぞれ下部ガイド輪15に転接す
るようにハンガーレールHの下面に取り付けられていれ
ば、これにより吊車1の傾きが規制され、移動壁のi!
搬状態は更に安定する.但し、移動壁の直進部では、上
記上部ガイド輪12m,12bにより吊車lの安定走行
状態は十分に保たれるので、通常、直線状のハンガーレ
ールHの部分には、ガイドレール17m.176は省略
される.続いて、第5図及び第6図を参照して吊車1の
屈曲走行状態及びハンガーレールHの分岐部における直
進又は屈曲走行状態を説明する.ハンガーレールHは、
第5図に示すような連結部18,を介して端部を連結す
ることにより、屈曲したレールとすることができる.こ
のような連結部18mは、その断面形状は通常のハンガ
ーレールHと同様であるが、第5図に示すようにその平
面状態において、円弧状に屈曲している点が通常の直進
用ハンガーレールと異なる。このようなハンガーレール
の屈曲部における下面には、通常第5図に示すようにガ
イドレール17,及び17I,が設けられる.これによ
り矢印19で示す如く走行してきた吊車1の下部ガイド
輪15は上記連結部l8.にさしかかった時に、まず外
側のガイドレール17トに転接する.これにより移動壁
の慣性力による吊車1の傾きが防止され、安定した走行
状態を得る. 吊車1が矢印19で示す方向に更に進行して行くと、下
部ガイド輪15がやがて実線で示す位置に至り、ここで
内側のガイドレール17,に下部ガイド輪15が転接し
、更に進行して行くと、再度外側のガイドレール17ト
に転接し、これにより吊車1の傾きが防止される, このような屈曲走行状態においても前記上部ガイド輸1
2m及び12bは一貫してハンガーレールHのウエフブ
部Wの側面に転接するので、吊車1が案内され、且つそ
の傾きが防止される.ハンガーレールHは更に第6図に
示すような連結部18I,を介して連結されることによ
り、分岐側ハンガーレールH1に連結される.上記連結
部18bでは、ハンガーレールHの代わりに、第4図に
示すような、ボール軸受26を上面に有する転接板27
が上方より垂下されている.上記ボール軸受26は上記
転接板27の上面に球形穴261を形成し、その中に収
容したボール26bと、このボール26−と上記球形穴
26,との間の隙間に多数の小径球26cを介在さセた
もので、ボール26I,に重負荷がかかってもボール2
6トが軽く回転するように構成されている. 上記ボール軸受26の補助支持部材25に対する転接面
とハンガーレールHの走行面である上面21.2+,と
の間の距離Lは、前記車輪9m+9b.9,のハンガー
レールHへの接触面と補助支持部材25の上記ボール軸
受26との転接面との距離!よりも僅かに長く設定され
ている.上記距11L.lの差は、例えば0〜2鶴、望
ましくは0〜0.5鶴程度とし、上記補助支持部材25
がボール軸受26上に容易に乗り上げることができ、且
つボーJll受26からハンガーレールHに乗り移る時
の衝撃がほとんどないようにすることが望ましい.また
、上記転接板27の下面中央部には、上記ハンガーレー
ルHのウエフブ部Wの下部を切欠いて延長したような、
垂直ガイド片21が形成されている.このような垂直ガ
イド片21を有する上記転接板27は、第6図に示すよ
うに、一方(27,)が分岐側ハンガーレールH,と、
他方(27ト)が直進側ハンガーレールH2とにそれぞ
れ接続されており、これによって以下に述べるよう?特
殊な走行状態が可能となる. 即ち、第4図に示すように、上部ガイド輪(上段側)1
21及び補助支持部材25が図における右側に配設され
た吊車1が、第6図に示す矢印22のように走行してき
た場合、ハンガーレールHと連結部18bとの1続部で
、まず上記補助支持部材25が転接板27上面のボール
軸受26上に乗り上げていく.前記のように、ハンガー
レールHの上面2■,2トとボール軸受26の上面との
距離Lと、車輪9@= !lb,9eの下面と補助支
持部材25の転接面との距離lとの差が僅かであり、且
つ吊車1の惰性が作用しているため、補助支持部材25
は転接板27のボール軸受26上に簡単に乗り上げる. このように補助支持部材25がボール軸受26上に完全
に乗り上げると、上記上部ガイド輸121は上記垂直ガ
イド片21を転接し、これにより吊車lの進行方向が右
方向に偏向され、矢印221で示すように吊車1が分岐
側ハンガーレールH,の方へと進行する.そして、吊車
1が分岐部を通?して上記連結部18bと分岐側ハンガ
ーレールH1との接続部へ到達すると、上記補助支持部
材25が転接板27上のボール軸受26から外れ、軍輪
!:!a.9b,9cが分岐側ハンガーレールHlの走
行面である上面21.2&に摺接することにより吊車l
は再びハンガーレールH区に沿って走行させられる.こ
の時、吊車lの左側の垂直部材7■が連結部18トの直
進用レールと干渉しないように、連結部181の直進用
レールには切欠き23&が形成されている.また、上記
連結部18bの上記垂直ガイド片21よりも内側にガイ
ドレール17トを設け、下部ガイド輪15がこのガイド
レール17hに転接するようにすることにより、吊車1
の傾きを防止することもできる.逆に分岐側ハンガーレ
ールH1から連結部18トを経て直進側のハンガーレー
ルHに吊車1が乗り移って行く場合にも、上記上段側の
上部ガイド輪121と補助支持部材25との働きにより
清らかな屈曲走行状態が得られる. 次に、直進用ハンガーレールHから連結部18トを経て
、直進用ハンガーレールH2に吊車1が乗り移って行く
場合について説明する.この場合、上段側の上部ガイド
輪12,及び補助支持部材25が左側に配置されるよう
に吊車1の向きを180度変えて用いられる.従って、
下段側の上部ガイド輸121,はウエップ部Wの右側に
配置される.このような吊車が、ハンガーレールHと連
結部l8bの接続部に走行してきた場合、上部ガイド輪
1 2m , 1 2bの配置により下段側の上部ガ
イド輪12トは、前記垂直ガイド片21の端部20より
も下側を通過するので、上部ガイド輪12.及び12ト
は共に、垂直ガイド片21と転接することなく、上記補
助支持部材25が転接板27トのボール軸受26上に乗
り上げる.このように、補助支持部材25により車輪9
a.9b,9cが持ち上げられた状態のまま、吊車は直
進状態を維持しく連結部18bから直進用ハンガーレー
ルH2に乗り移って行く.尚、この時、進行方向右側の
垂直部材71が連結部1sbの分岐用レールと干渉しな
いように連結部18l,の分岐用レールには切欠き23
トが形成されている. 直進用のハンガーレールH,から連結部1B+,を経て
直進用ハンガーレールHに乗り移る場合にも同様の動作
が実現される. 尚、上記実施例では、移動壁の中央(重心位置)に設け
た車輸91が大径で、その左右の車輪9b及び9cが小
径であるため、吊車1にかかった荷重は大部分大径の車
輸9.に作用し、吊車が走行方向を変える場合に、上記
中央の憲輸9,を中心として吊車が容易にその進行方向
を変えることができる. 〔発明の効果〕 本発明は、以上述べたように、H型鋼により構成され、
一方のフランジ部の左右上面がレールの水平走行面とし
て使用されるH型ハンガーレール用の移勤壁用吊車にお
いて、移動壁の吊下部材を垂直に取り付けた水平部材と
、上記水平部材の両端にそれぞれ固定した垂直部材と、
両垂直部材の内側に吊車の進行方向に沿って3個並設さ
れ、前記水平走行面に各々転接する計6個の車輪と、上
記両垂直部材の前・l&端邪の上端部に、H型ハンガー
レールのウエップに転接するように左右段違いに設けた
計411Iの上部ガイド輸と、上記垂直部材の少なくと
もいずれか一方に固着され、上記H型レールの分岐部に
設けられた転接板上面の複数のボール軸受上を転接する
断面逆L字伏の禎助支持部材と、上記H型レールの走行
面を有するフランジ部の下面に設けられたガイドレール
と、上記ガイドレールに転接するべ《、上記水平部材と
車輪との間に設けた下部ガイド輪とを具備してなること
を特徴とする移動壁用吊車であるから、大量に使用する
ハンガーレールとして市販される安{面なH型鋼を用い
ることが出来るので、移動壁全体の価格を大きく低減す
ることができ、また左右(各3個)の車輪がH型1目よ
りなるハンガーレールの左右の走行面にそれぞれ転接し
、両持ち状態で吊下部材を支持するので、吊車の支持伏
態が極めて安定化し、大型移動壁の運搬に適する.更に
、左右段違いに設けられたガイド輪によりハンガーレー
ルのウエフブ部が挟み込まれた状態とされるので、吊車
の傾きが防止される.また、上記のようなガイド輸は、
吊車の前後に離間して設けられているので、屈曲走行時
における大きな回転トルクが吊車に作用し、吊車が極め
て軽く進行方向の変換を行うことができる.更にまた、
フランジ部の下面に設けたガイドレールと、これに転接
する下部ガイド輪によって屈曲走行時における吊車の傾
きが確実に防止され、全体として安定した走行状態を得
ることができる.′そして、吊車がハンガーレールの分
岐部を通過する場合、補助支持部材が吊車を一旦持ち上
げた状態にして分岐部を通過するため、1fi撃がなク
、橿めて軽く走行させることができる.
第1図は本発明の一実施例にかかる移動壁用吊車の縦正
断面図、第2図は間吊車の平面図、第3図は同吊車の側
面図、第4図は同吊車がH型ハンガーレールの分岐部に
差し掛かった状態を示す一部切欠き正面図、第5図及び
第6図は同吊車の走行状態を示すもので、第5図はハン
ガーレールの屈曲部における動作状態を示す概念図、第
6図はハンガーレールの分岐部における動作状態を示す
概念図である. 〔符号の説明〕 l・・・吊車 2m.2I,・・・上面3・・
・吊下部材 4・・・水平部材71.7&・・・垂
直部材 9B.9b.9c・・・車輪 10m.10b・・・取付部材 12m,12ら・・・上部ガイド軸 15・・・下部ガイド輪 17m,17b・・・ガイドレール 1 8..1 8b・・・連結部 21・・・垂直ガイド片 2 3.,2 3b・・・切り欠き 25・・・補助支持部材 26・・・ボール軸受 27・・・転接板 H・・・ハンガーレール F l * F2・・・フランジ部 W・・・ウエンプ部 H1・・・分岐側ハンガーレール H2・・・直進側ハンガーレール.
断面図、第2図は間吊車の平面図、第3図は同吊車の側
面図、第4図は同吊車がH型ハンガーレールの分岐部に
差し掛かった状態を示す一部切欠き正面図、第5図及び
第6図は同吊車の走行状態を示すもので、第5図はハン
ガーレールの屈曲部における動作状態を示す概念図、第
6図はハンガーレールの分岐部における動作状態を示す
概念図である. 〔符号の説明〕 l・・・吊車 2m.2I,・・・上面3・・
・吊下部材 4・・・水平部材71.7&・・・垂
直部材 9B.9b.9c・・・車輪 10m.10b・・・取付部材 12m,12ら・・・上部ガイド軸 15・・・下部ガイド輪 17m,17b・・・ガイドレール 1 8..1 8b・・・連結部 21・・・垂直ガイド片 2 3.,2 3b・・・切り欠き 25・・・補助支持部材 26・・・ボール軸受 27・・・転接板 H・・・ハンガーレール F l * F2・・・フランジ部 W・・・ウエンプ部 H1・・・分岐側ハンガーレール H2・・・直進側ハンガーレール.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 H型鋼により構成され、一方のフランジ部の左右上面が
レールの水平走行面として使用されるH型ハンガーレー
ル用の移動壁用吊車において、移動壁の吊下部材を垂直
に取り付けた水平部材と、 上記水平部材の両端にそれぞれ固定した垂直部材と、 両垂直部材の内側に吊車の進行方向に沿って3個並設さ
れ、前記水平走行面に各々転接する計6個の車輪と、 上記両垂直部材の前・後端部の上端部に、H型ハンガー
レールのウエップに転接するように左右段違いに設けた
計4個の上部ガイド輪と、 上記垂直部材の少なくともいずれか一方に固着され、上
記H型レールの分岐部に設けられた転接板上面の複数の
ボール軸受上を転接する断面逆L字状の補助支持部材と
、 上記H型レールの走行面を有するフランジ部の下面に設
けられたガイドレールと、 上記ガイドレールに転接するべく、上記水平部材と車輪
との間に設けた下部ガイド輪と、 を具備してなることを特徴とする移動壁用吊車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5679189A JPH0627435B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 移動壁用吊車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5679189A JPH0627435B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 移動壁用吊車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02236381A true JPH02236381A (ja) | 1990-09-19 |
JPH0627435B2 JPH0627435B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=13037237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5679189A Expired - Fee Related JPH0627435B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 移動壁用吊車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627435B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109454624A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-03-12 | 陕西西驱电子科技有限公司 | 一种管廊机器人系统 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP5679189A patent/JPH0627435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109454624A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-03-12 | 陕西西驱电子科技有限公司 | 一种管廊机器人系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627435B2 (ja) | 1994-04-13 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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