JPH02235173A - 印鑑情報を含む情報記録カードによる自動取引方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動取引方式に関し、特に金融機関において預
金の解約など印鑑の照合を必要とする業務を行なう印鑑
情報を含む情報記録カードによる自動取引方式に関する
． 〔従来の技術〕 従来、金融機関において自動取引方式に使用されている
自動現金預払機では、普通預金等の限られた取引のみの
人出金が可能で、印鑑照合という手続が必要な解約等は
金融機関窓口で行なっており、自動現金預払機では行な
われていない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の自動取引方式は、その情報記録カードに
は印鑑がなく、自動印鑑照合で行なう機能も備えられて
いないため、取り扱うことのできない取引が多く、特に
預金の解約などは不可能であった． 本発明は、上述の欠一点を解決した印鑑情報を含む情報
記録カードによる自動取引方式を提供するものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の印鑑情報を含む情報記録カードによる自動取引
方式は、 元帳ファイルを有する主処理装置と自動現金預払機を有
し、情報記録カードから格納情報の読み取りを行うと共
に暗証番号の手動入力およびその確認を行い預金の預入
れ・払戻しを行う自動取引方式において、 印鑑届の印鑑を読み取る印鑑読取装置と・、読み取った
前記印鑑を数値化する印鑑数値化手段と、 数値化した前記印鑑を印鑑票に編集して登録・管理する
印鑑票管理装置と、 前記印鑑票を格納する印鑑格納装置と、数値化した前記
印鑑を情報記録カードに書き込む情報記録カード発行装
置と、 前記情報記録カード発行装置により作成され、預金取引
に必要な情報と数値化された印鑑を記憶部分に記憶・保
持する情報記録カードと、前記情報記録カードから読み
取った前記印鑑と金融機関の管理する印鑑票の印鑑とを
比較し、その結果を主処理装置に通知する印鑑比較装置
とを備えて構成される． 〔実施例〕 本実施例は第１図を見るに、印鑑届１と、印鑑読取装置
２と、印鑑数値化手段３と、印鑑票管理装置４と、印鑑
票格納装置５と、情報記録カード７と、カード読取部９
と表示部１５と出金処理部１６と通帳記帳部１７とを含
む自動現金預払機８と、レジスタ１１・１２を含む印鑑
比較装置１０と、主処理装置１３と、元帳ファイル１４
とを備えて構成される。

ここで、本実施例の作動について説明する。

いま、第１図のカード発行時において、口座開設時の顧
客が作成した印鑑届１の印鑑を印鑑読取装置２により光
学的に読み取る。読み取った印鑑は印鑑数値化手段３に
より数値化される。数値化された印鑑の情報は、印鑑票
管理装置４により店番・科目・口座番号などが付加され
、１つのレコードとして印鑑票格納装置５に登録される
。

同時に、数値化された印鑑は情報記録カード発行装置６
により、店番・科目・口座番号など取引に必要な情報と
共に情報記録カード７に書き込まれる．情報記録カード
７は通帳１９と共に預金口座の開設申請者に渡される． 次に、第１図のカード利用時において、その作動例とし
て預金の解約を行なう方法を説明する。

操作者は情報記録カード７を、自動現金預払機８のカー
ド読取部９に入れる．カード読取部９でカードの内容を
読み取り、店番・科目・口座番号印鑑票管理装置４に伝
送する，印鑑票管理装置４は、伝送された店番・科目・
口座番号を基に印鑑票格納装置５から該当する印鑑票を
見つけ出し、その印鑑を印鑑比較装置１０のレジスタ１
１に伝送する。カード読取部９で読み取った印鑑情報は
、印鑑比較装置１０のレジスタ１２に伝送される．印鑑
比較装置１０は、レジスタ１１の内容とレジスタ１２の
内容とを数値的に比較し、比較した結果を主処理装置１
３に伝達する。主処理装置１３は、比較の結果に基づき
情報記録カードの印鑑と印鑑票の印鑑とが同一と認めら
れた場合、取引可の通知を表示部１５に伝送し、解約処
理を行ない元帳ファイル１４を更新し、通帳記帳部１７
に通帳記帳を指令し、出金処理部１６には出金を指令す
る．以後、表示部１５は取引可のメッセージ等を表示し
、通帳記帳部１７は通帳記帳を実行し、その後に通帳１
９を排出し、出金処理部１６は出金処理を実行し現金１
８を出金する．第２図（ａ）および（ｂ）は、本実施例
に使用する情報記録カードの構成を示す説明図である。

磁気スｌ−ライブＣ１は従来のキャッシュカードと同様
に、預金取引に必要な情報が書き込まれる。

窓Ｃ２は、情報をＩＣチップＣ４に書き込むためのもの
であり、この窓から数値化した印鑑が電気的にＩＣチッ
プに書き込まれる。プラスチックの薄板Ｃ３は空隙を設
けその間にＩＣチツブＣ４を収納すると共に、互いに圧
着または接着されて情報記録カードを構成する． 第３図（ａ）および（ｂ）は、本実施例に使用する情報
記録カードの記憶内容の一例を示す説明図である。第３
図（ａ）のＦ１は預金取引に必要なデータで、磁気スト
ライブＣ１に書き込まれている．また、第３図（ｂ）の
Ｆ２は数値化された印鑑情報で、ＩＣチップＣ４に電気
的に書き込まれているものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、情報記録カードの印鑑情
報と、金融機関側で管理する印鑑票と、それらを印鑑照
合する方法とを導入したことにより、従来の自動現金預
払機では不可能であった印鑑照合を必要とする取引、特
に預金の解約を可能にするという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図（ａ）および（ｂ）は本実施例に使用する情報記録
カードの構造を示す説明図、第３図（ａ）および（ｂ）
は本実施例に使用する情報記録カードの記憶内容の一例
を示す説明図である． ２・・・印鑑読取装置、３・・・印鑑数値化手段、４・
・・印鑑管理装置、５・・・印鑑票格納装置、６・・・
情報記録カード発行装置、７・・・情報記録カード、１
０・・・印鑑比較装置、Ｃ１・・・磁気ストライブ、Ｃ
２・・・窓、Ｃ３・・・プラスチックの薄板、Ｃ４・・
・ＩＣチップ、Ｆ１・・・預金取引に必要な各データ、
Ｆ２・・・数値化された印鑑データ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 元帳ファイルを有する主処理装置と自動現金預払機を有
   し、情報記録カードから格納情報の読み取りを行うと共
   に暗証番号の手動入力およびその確認を行い預金の預入
   れ・払戻しを行う自動取引方式において、 印鑑届の印鑑を読み取る印鑑読取装置と、 読み取った前記印鑑を数値化する印鑑数値化手段と、 数値化した前記印鑑を印鑑票に編集して登録・管理する
   印鑑票管理装置と、 前記印鑑票を格納する印鑑格納装置と、 数値化した前記印鑑を情報記録カードに書き込む情報記
   録カード発行装置と、 前記情報記録カード発行装置により作成され、預金取引
   に必要な情報と数値化された印鑑を記憶部分に記憶・保
   持する情報記録カードと、 前記情報記録カードから読み取った前記印鑑と金融機関
   の管理する印鑑票の印鑑とを比較し、その結果を主処理
   装置に通知する印鑑比較装置とを備えて成ることを特徴
   とする印鑑情報を含む情報記録カードによる自動取引方
   式。