JPH11175810A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH11175810A
JPH11175810A JP9345512A JP34551297A JPH11175810A JP H11175810 A JPH11175810 A JP H11175810A JP 9345512 A JP9345512 A JP 9345512A JP 34551297 A JP34551297 A JP 34551297A JP H11175810 A JPH11175810 A JP H11175810A
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Toru Sugiyama
徹 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通帳の磁気ストライプが消磁されている場
合、自動取引装置でこれを復元できるようにする。 【解決手段】 制御部6は、通帳の磁気ストライプが消
磁していると、この磁気ストライプに消磁していること
を表すデータを記録する。そして、カードの磁気ストラ
イプのデータを用いて情報センタ20から通帳の磁気ス
トライプに書き込むべきデータを取得し、磁気ストライ
プに消磁していることを表すデータが記録してある通帳
にのみ、情報センタ20から取得したデータを書き込ん
で磁気ストライプのデータを復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通帳を挿入して所
定の取引を行うにあたり、その通帳に記録された磁気情
報が読み取れなかった場合にその復元を行う自動取引装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行等の金融機関に設置される自
動取引装置では、現金の支払いや入金処理においてその
取引の内容を通帳に印字する機能が設けられている。こ
の通帳の背面等には磁気ストライプによって銀行名、営
業店名、口座番号、残高、最終印字の頁および行、必要
に応じて暗証番号等のデータが記録されており、取引時
に通帳を自動取引装置へ挿入することでその磁気ストラ
イプを読み取るようにしている。
【0003】読み取られた磁気ストライプのデータは自
動取引装置から情報センタへ送られ、そのデータと情報
センタ内に格納されたデータとの照合が行われる。照合
が得られた後は、顧客の指定した取引を行い、取引後に
通帳にその内容を印字するとともに、新たなデータを磁
気ストライプに書き込み、通帳を排出する。また、磁気
ストライプに書き込まれた新たなデータは情報センタに
も格納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動取引装置において、通帳を挿入した際に通帳に
記録された磁気ストライプのデータが何らかの影響で消
磁されていて口座番号等のデータが取得できないと、情
報センタのデータを参照できないので、通帳が排出さ
れ、その後の取引を行うことができなくなってしまう。
この場合、顧客は金融機関の窓口へ出向き、通帳が使用
できない旨を係員に告げて磁気ストライプの再記録を行
ってもらう必要が生じ、円滑な取引の妨げとなってい
る。また、窓口での取扱が終了していると磁気ストライ
プの再記録が行えず、自動取引装置による取引ができな
くなるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明の第1の実施の形態の自動取引装置は、前
記通帳の磁気ストライプのデータが正常に読み取れなか
った場合に、その磁気ストライプに対して消磁している
ことを表すデータを記録する手段と、前記通帳の磁気ス
トライプのデータを復元するのに必要なデータを取得す
る手段と、前記通帳の磁気ストライプのデータを復元す
るのに必要なデータを取得した後、取り込んでいる通帳
の磁気ストライプを読み取り、消磁していることを表す
データの有無を判断する手段と、消磁していることを表
すデータが有ると前記取得したデータを用いて磁気スト
ライプのデータの復元を行い、消磁していることを表す
データが無いと復元を行わない手段とを備えたものであ
る。
【0006】この第1の実施の形態の自動取引装置にお
いて、消磁していることを表すデータを記録した直後
に、このデータを読み取り、その読み取り結果に応じて
ストライプ磁性体の破壊の有無を判断する手段を備える
こととするとよい。本発明の第2の実施の形態の自動取
引装置は、通帳の磁気ストライプ上に同一データを複数
ブロック記録しておくとともに、あるブロックのデータ
が正常に読み取れないと、他の正常なブロックのデータ
を用いて磁気ストライプのデータを復元する手段を備え
たものである。
【0007】本発明の第3の実施の形態の自動取引装置
は、磁気ストライプ上に同一データを2ブロック記録し
ておくとともに、両ブロックのデータを正常に読み取れ
ないと、両ブロックのデータを一定比率で合成して、デ
ータの復元を行う手段を備えたものである。本発明の第
4の実施の形態の自動取引装置は、通帳の磁気ストライ
プ上に同一データを2ブロック記録しておくとともに、
両ブロックのデータを正常に読み取れないと、両ブロッ
クのデータの一致部分を検索し、一致部分を境にして両
ブロックのデータを合成する手段を備えたものである。
【0008】本発明の第5の実施の形態の自動取引装置
は、通帳上に通常の抗磁力を持った磁気ストライプとこ
れより高い抗磁力を持った磁気ストライプを設けるとと
もに、通常の抗磁力の磁気ストライプから正常にデータ
を読み取れないと、高抗磁力の磁気ストライプからデー
タを読み取り、このデータを用いて通常の抗磁力の磁気
ストライプのデータの復元を行う手段を備えたものであ
る。
【0009】本発明の第6の実施の形態の自動取引装置
は、通帳上の1つの磁気ストライプ上に、通常の抗磁力
を持った領域とこれより高い抗磁力を持った領域を設け
るとともに、一回のリード処理で両方の領域をリード
し、通常の抗磁力の領域のデータが解析できないと、高
抗磁力の領域のデータを解析して通常の抗磁力の領域の
データを復元する手段を備えたものである。
【0010】本発明の第7の実施の形態の自動取引装置
は、情報センタのデータを参照するために必要なデータ
が通帳の磁気ストライプから読み取れると、情報センタ
のデータを参照して磁気ストライプのデータを復元する
手段を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の自動取引装置の第
1の実施の形態を示すブロック図である。自動取引装置
1は、カードリーダプリンタ2、通帳記帳機3、現金入
出金機4、操作部5、そして上述した各構成を制御する
制御部6等から構成される。カードリーダプリンタ2
は、顧客のカードを取り込み、カードの磁気ストライプ
に対してデータの読み書きを行って排出する機能やレシ
ートの印字発行を行う機能等を備える。
【0012】通帳記帳機3は、通帳に対して目視データ
の印字を行う印字部11、通帳の磁気ストライプからデ
ータを読み取る磁気データ読取部12、通帳の磁気スト
ライプにデータを書き込む磁気データ記録部13、通帳
を搬送する通帳走行部14、そして通帳記帳機3全体を
制御する通帳制御部15等を備える。現金入出金機4
は、紙幣入出金機や硬貨入出金機等から構成される。
【0013】操作部5はタッチパネルやディスプレイ等
から構成される。上記構成からなる自動取引装置1は、
情報センタ20と回線を介して接続され、情報センタ2
0は顧客名、その顧客が口座を開設した営業店名、口座
番号、取引履歴等を管理している。図2は自動取引装置
の外観斜視図で、自動取引装置1の正面には、カードリ
ーダプリンタ2と顧客との間でカードおよびレシートの
授受を行うためのカード挿入排出口31、通帳記帳機3
と顧客との間で通帳の授受を行うための通帳挿入排出口
32、現金入出金機4を構成する紙幣入出金機と顧客と
の間で紙幣の授受を行う紙幣投入排出口33、現金入出
金機4を構成する硬貨入出金機と顧客との間で硬貨の授
受を行う硬貨投入排出口34、操作部5を構成するタッ
チパネルとディスプレイからなる表示パネル35等を備
える。
【0014】上記構成において、例えば顧客が操作部5
のタッチパネル35を操作して入金取引を選択して入金
取引を行う場合、顧客の通帳を通帳挿入排出口32から
挿入させ、通帳走行部14でこれを取り込んで磁気デー
タ読取部12でこの通帳の磁気ストライプから磁気デー
タを読み取る。図3は通帳の磁気ストライプのデータ記
録例を示す説明図で、通帳の磁気ストライプには、銀行
名、営業店名、口座番号、氏名、残高、最終印字頁・行
が記録されている。
【0015】通帳制御部15は磁気データ読取部12で
読み取った上記磁気ストライプの記録データを制御部6
に送り、制御部6はこの記録データを情報センタ20に
送り、情報センタ20では照合を行って該当する口座を
特定できれば、制御部6に入金取引ができることを通知
する。入金取引ができる状態であれば、制御部6は現金
入出金機4を制御して顧客の現金と取り込み、鑑別や計
数を行い、その結果を情報センタ20に通知する。情報
センタ20では、取引結果に応じて該当口座の残高等の
データを更新するとともに、その更新した結果を制御部
6に通知し、制御部6では、通帳記帳機3を制御して通
帳に目視情報として未記帳データや残高を印字するとと
もに、磁気ストライプの残高と最終印字頁・行のデータ
を更新して顧客に返却するものである。
【0016】上述したように、通帳を用いた取引では、
磁気ストライプに記録されたデータを用いて取引対象の
口座を特定している。そのため、通帳の磁気ストライプ
に磁石を近づけた等の原因でデータが消磁されてしまう
と、取引が行えなくなってしまう。本発明は、このよう
な場合に通帳を窓口に持って行くことなく磁気ストライ
プのデータを復元して取引を続行できるようにするもの
である。
【0017】図4〜図7は第1の実施の形態の動作を示
すフローチャートで、以下に第1の実施の形態の自動取
引装置における磁気ストライプデータの復元処理を説明
する。まず、アイドル状態において、表示パネル35に
取引選択画面を表示しておく(S1)。ここで、顧客が
入金ボタンを押すと(S2)、表示パネル35に通帳の
挿入を促す表示を行う(S3)。
【0018】この表示を見て顧客が通帳を挿入すると
(S4)、通帳走行部14で通帳を内部へ取り込み、磁
気データ読取部12で通帳の磁気ストライプの読み取り
を行う(S5)。読み取られたデータは制御部6へ送っ
て解析し、データが消磁されているか否かの判断を行う
(S6)。データが消磁されていなかった場合、すなわ
ち、正常に読み取りが行えた場合は、そのまま入金取引
へ移行する(S7)。
【0019】一方、データが消磁されていて読み取りが
不完全な場合は、消磁されていることを表すデータを磁
気データ記録部13により磁気ストライプに書き込む
(S8)。さらに、この消磁されていることを表すデー
タを書き込んだ後、磁気データ読取部12でリード処理
を行い(S9)、ライトデータと同一データがリードで
きない場合は(S10)、磁気ストライプの折れ、傷等
により磁気ストライプの磁性体が壊れていると判断し
(S11)、この磁気ストライプの磁性体が壊れている
通帳を顧客に返却するとともに(S12)、磁気ストラ
イプが壊れているので窓口に出向き通帳の再発行処理を
受けることを促すメッセージを表示する(S13)。そ
して、顧客が通帳を受け取ると取引を終了する(S1
4)。
【0020】前記S10のリードの結果判断で、ライト
データと同一データがリードでき、消磁はされているが
磁気ストライプが壊れていないと判断すると(S1
5)、磁気ストライプに消磁されていることを表すデー
タが記録された通帳を顧客へ返却する(S16)。次い
で表示パネル35に復元処理の実行を選択するか否かを
誘導する画面を表示する(S17)。図8はこの復元処
理選択誘導画面の一例を示す説明図で、例えば、通帳の
磁気ストライプが消磁されている旨およびこれを復元す
るか否かを問い合わせる旨の表示を行う。
【0021】顧客が通帳を受け取り(S18)、顧客が
復元ボタンを押すと(S19)、復元操作を誘導する画
面を表示する(S20)。図9はこの復元操作誘導画面
の一例を示す説明図で、キャッシュカードを持っている
場合は該カードの挿入を促し、キャッシュカードを持っ
ていない場合は営業店名もしくは営業店番号と口座番号
と氏名および暗証番号の入力を促す画面を表示する。
【0022】顧客がキャッシュカードを持っていてそれ
を挿入すると(S21,S22)、カードリーダプリン
タでカードの磁気ストライプから口座を特定するための
データを読み取り、それを情報センタ20へ送信して照
合する(S23)。一方前記S21で顧客がカードを持
っていない場合は、例えば通帳の表紙を見ながら営業店
名、氏名、口座番号、暗証番号等を入力する(S2
4)。そして、この入力データを情報センタ20へ送信
して照合を行う(S25)。
【0023】情報センタ20で口座の特定が行えると、
それを制御部6に通知し、この通知を受けると、制御部
6は通帳の挿入を促す画面を表示し(S26)、通帳が
挿入されると(S27)、磁気データ読取部12で磁気
ストライプを読み取って、磁気ストライプに消磁されて
いることを表すデータが記録されているか否かを判断す
る(S28)。
【0024】磁気ストライプに消磁されていることを表
すデータが記録されていると、情報センタ20から銀行
名、営業店名、口座番号、氏名、残高、最終印字頁・行
等のデータを貰い、これを磁気データ記録部13で磁気
ストライプに書き込みデータの復元を行う(S29)。
そして、磁気ストライプのデータが復元した後は、入金
取引へ移行する(S7)。
【0025】これに対し、挿入された通帳の磁気ストラ
イプに消磁されていることを表すデータが記録されてい
ないと、取り込んでいる通帳を排出するとともに(S3
0)、正しい通帳の挿入を促す画面を表示し(S3
1)、別の通帳が挿入されるのを待つ。以上説明したよ
うに、本発明の第1の実施の形態では、通帳の磁気スト
ライプのデータが消えてしまっても、通帳を窓口に持っ
て行くことなくその場でデータの復元ができ、自動取引
装置を使用した取引を続行できる。そして、データが消
えている通帳の磁気ストライプにデータが消磁されてい
ることを表すデータを書き込んでおき、データ復元の際
は、磁気ストライプに消磁されていることを表すデータ
が書き込まれている通帳に対してのみデータの書き込み
を行うようにしたので、別の通帳にデータを書き込んで
しまうことを防ぐことができる。
【0026】次に、本発明の自動取引装置の第2の実施
の形態について説明する。図10は第2の実施の形態の
自動取引装置で処理する通帳の磁気ストライプ記録例を
示す説明図である。この第2の実施の形態の自動取引装
置で処理する通帳の磁気ストライプは、1つの磁気スト
ライプの領域を分割して複数のブロックに同一データを
持たせたものであり、例えば、図10に示すように、1
つの磁気ストライプ41をタイミング領域42を挟んで
二つのブロックに分割し、第1ブロック43と第2ブロ
ック44に同一のデータを記録することとしたものであ
る。
【0027】第2の実施の形態の自動取引装置は、図1
および図2で説明した構成において、制御部6に複数ブ
ロックのデータ解析を行い、あるブロックのデータが消
磁している場合は他の正常なブロックのデータを用い、
かつ、消磁しているブロックを正常なブロックのデータ
を元に復元する機能を持たせたものである。以下に第2
の実施の形態の自動取引装置の動作を説明する。
【0028】例えば、図10に示すように1つの磁気ス
トライプを2ブロックとした場合、第1ブロック43側
に磁石等を近づけてしまい第1ブロック43のデータの
一部が消磁してしまったとすると、制御部6は磁気デー
タ読取部12が読み取ったデータを受けてそれを解析
し、第1ブロック43から読み取ったデータが消磁して
いると判断すると、第2ブロック44から読み取ったデ
ータを解析し、正常であれば、この第2ブロック44の
データを用いて口座を特定して取引を行い、その後のラ
イト処理において全ブロックのデータを復元する。
【0029】なお、2ブロック構成の場合は両ブロック
間のタイミング領域42が広い方が各ブロックのデータ
が消磁する可能性は低くなる。また、3ブロック以上の
構成とした場合は消磁の場合に全ブロックのデータが消
える可能性は極めて低くなるため、データ復元の確率が
高くなることはいうまでもない。以上説明したように、
本発明の第2の実施の形態では、1つの磁気ストライプ
に同一データブロックを複数持つことにより、全ブロッ
クが消磁しない限りデータの復元を行うことができる。
【0030】特に、2ブロックの場合は、解析処理回
路、プログラムが2ブロック分で良いため、安価にシス
テムを構成できる。次に、本発明の自動取引装置の第3
の実施の形態について説明する。図11は第3の実施の
形態の自動取引装置で処理する通帳の磁気ストライプ記
録例を示す説明図である。
【0031】この第3の実施の形態の自動取引装置で処
理する通帳の磁気ストライプは、1つの磁気ストライプ
の領域を分割して複数のブロックに同一データを持たせ
たものであり、例えば、図11に示すように、1つの磁
気ストライプ51をタイミング領域52を挟んで二つの
ブロックに分割し、第1ブロック53と第2ブロック5
4に同一のデータを記録することとしたものである。
【0032】第3の実施の形態の自動取引装置は、図1
および図2で説明した構成において、制御部6に複数ブ
ロックのデータ解析を行い、データが消磁している場合
は複数ブロックのデータを合成して正常なデータを作成
し、さらに、各ブロックを復元する機能を持たせたもの
である。以下に第3の実施の形態の自動取引装置の動作
を説明する。
【0033】例えば、図11に示すように1つの磁気ス
トライプを2ブロックとした場合、一方のブロックのみ
が消磁していた場合は、第2の実施の形態と同様にして
消磁していない他方のブロックのデータを用い、その後
のライト処理において全ブロックのデータを復元する。
これに対して、両ブロックの境目あたりが磁石等で消磁
され、第1ブロック53の後半と第2ブロック54の前
半が消磁された場合、データ合成機能により第1ブロッ
ク53の前半から50%のデータと第2ブロック54の
後半の50%のデータを合成することにより、正常なデ
ータに復元可能である。もちろん、両ブロックの有効な
データの比率は50%である必要はなく、金融機関に応
じて通帳上の磁気ストライプ貼り付け位置が異なるた
め、その最も適切な位置(消えることの多い位置)とす
ればよい。そして、ライト処理時に、第1ブロック53
と第2ブロック54の両方を復元する。
【0034】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態では、安価な2ブロック構成のシステムにおい
て、両ブロックのデータが消えていた場合でもデータの
復元が可能である。次に、本発明の自動取引装置の第4
の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態
の自動取引装置で処理する通帳の磁気ストライプは、第
2の実施の形態および第3の実施の形態の場合と同様
に、1つの磁気ストライプの領域を分割して複数のブロ
ックに同一データを持たせたものであり、例えば、1つ
の磁気ストライプをタイミング領域を挟んで二つのブロ
ックに分割し、第1ブロックと第2ブロックに同一のデ
ータを記録することとしたものである。
【0035】第4の実施の形態の自動取引装置は、図1
および図2で説明した構成において、制御部6に複数ブ
ロックのデータ解析を行い、データが消磁している場合
は複数ブロックのデータ間で一致する部分を検索し、こ
の一致する部分を境に複数ブロックのデータを合成して
正常なデータを作成し、さらに、各ブロックを復元する
機能を持たせたものである。
【0036】以下に第4の実施の形態の自動取引装置の
動作を説明する。図12は第4の実施の形態におけるデ
ータ合成例を示す説明図である。1つの磁気ストライプ
を2ブロックとした場合、両ブロックとも消磁している
場合は、両ブロックの読み取りが可能であったデータを
比較し、一致した部分を境にしてデータ合成する。
【0037】例えば、第1ブロックの後半部分と第2ブ
ロックの前半部分が消磁されていた場合、一致する部分
を検索する。図12の例では、第1ブロックの消磁され
ていない部分の後半と第2ブロックの消磁されていない
部分の前半の「2435」が一致するので、この一致し
た「2435」を境にして第1ブロックと第2ブロック
を合成してデータを復元する。このように、両データの
一致部分を境にデータを復元することとすれば、データ
合成比率を固定値としたのと比較して復元の確率は大き
く向上する。また、一致桁数が少ない場合であっても、
当然のことながら合成後のデータ桁数のチェックを行う
ため、データ復元ミスはほとんど発生しない。
【0038】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態では、安価な2ブロック構成のシステムにおい
て、両ブロックのデータが消えていた場合でも、両ブロ
ックの間で共通データ部がある限り、データの復元が可
能である。次に、本発明の自動取引装置の第5の実施の
形態について説明する。図13は第5の実施の形態の自
動取引装置で処理する通帳の一例を示す説明図である。
【0039】この第5の実施の形態の自動取引装置で処
理する通帳は、抗磁力の異なる2つの磁気ストライプ6
1,62を設け、一方の磁気ストライプ61は従来と同
様の抗磁力、他方の磁気ストライプ62は磁石でも消え
ない程度の抗磁力とする。ここで、磁気ストライプ62
には、各取引毎の情報を更新する残高や最終印字頁・行
のデータは書き込まず、情報センタ20のデータを参照
するのに必要な営業店名、口座番号等の情報のみを持た
せておく。
【0040】第5の実施の形態の自動取引装置は、図1
および図2で説明した構成において、通帳記帳機3に2
本の磁気ストライプをそれぞれ読み取れる機構、例え
ば、通帳をターンさせる機構を設けて磁気ヘッドを左右
に移動させることなく2つの磁気ストライプに対してデ
ータの読み書きを行えるようにするとともに、制御部6
に、磁気ストライプ61が消磁されている場合に前記機
構を制御して磁気ストライプ62からデータを読み取
り、このデータで取引を行い、かつ、磁気ストライプ6
1のデータを復元する機能を持たせたものである。
【0041】以下に第5の実施の形態の自動取引装置の
動作を説明する。磁気ストライプリード時は、まず、磁
気ストライプ61をリードする。ここで消磁によりこれ
が読み取れなかった場合は、ターン等により磁気ストラ
イプ62からデータが読み取れるように通帳の位置を変
化させ、該磁気ストライプ62からデータをリードし、
ここで読み取られたデータを元に情報センタ20と通信
することによって、顧客名、口座番号等を特定し、以降
の取引を行う。また、磁気ストライプライト時には再度
磁気ストライプ61に対してデータが読み書きができる
ように通帳の位置を変化させ、該磁気ストライプ61に
データを書き込み復元する。
【0042】以上説明したように、本発明の第5の実施
の形態では、通常の磁気ストライプが消磁していた場
合、容易に消磁することのない他方の磁気ストライプを
リードすることにより、以降の取引を行うことができ
る。また、抗磁力の強い磁気ストライプのライトは、通
常の磁気ストライプとはライト電流が異なるが、通帳を
発行する装置のみ対応すれば良いため、顧客が操作する
自動取引装置等はライト電流対応のための回路等の変更
は伴わない。
【0043】次に、本発明の自動取引装置の第6の実施
の形態について説明する。図14は第6の実施の形態の
自動取引装置で処理する通帳の一例を示す説明図であ
る。この第6の実施の形態の自動取引装置で処理する通
帳は、一つの磁気ストライプ71を、従来と同様の抗磁
力でデータをライトする領域72と、磁石でも消えない
程度の抗磁力でデータをライトする領域73に分ける。
この抗磁力の強い領域には、情報センタ20の情報を参
照するのに必要な営業店名、口座番号等の最低限のデー
タを持たせておく。
【0044】第6の実施の形態の自動取引装置は、図1
および図2で説明した構成において、制御部6に、磁気
ストライプ71のリード時には領域72と領域73のデ
ータを一度に読み取り、領域72のデータが消磁してい
ない場合はそのデータを用いて取引を行い、領域72の
データが消磁している場合は領域73のデータを用いて
取引を行い、かつ、領域72のデータを復元する機能を
持たせたものである。
【0045】以下に第6の実施の形態の自動取引装置の
動作を説明する。磁気ストライプリード後、通常は、領
域72のデータのみを解析するが、これが消磁されてい
ると、機構動作を伴うことなく、領域73から読み取っ
てあるデータを解析し、このデータを元に情報センタ2
0と通信することによって、顧客名、口座番号等を特定
し、以降の取引を行う。また、磁気ストライプライト時
に領域72にデータを書き込み復元する。
【0046】以上説明したように、本発明の第6の実施
の形態では、一回のヘッド動作で両方の領域を読み取る
ため、通常の領域が読み取れなかった場合、通帳やヘッ
ドを動かすことなく先に読み取ったもう一方の領域を解
析すればよいので、通常の領域が消磁されていても、時
間をほとんど増加することなく取引やデータの復元が可
能である。
【0047】次に、本発明の自動取引装置の第7の実施
の形態について説明する。磁気ストライプは1ブロック
の構成とする。この第7の実施の形態の自動取引装置で
処理する通帳の磁気ストライプは1ブロックの構成であ
り、記録されているデータは、図3で説明したものとす
る。第7の実施の形態の自動取引装置は、図1および図
2で説明した構成において、制御部6に、磁気ストライ
プリード時に営業店名と口座番号等の情報センタ20を
参照するのに必要なデータが読み取れれば、他の領域が
消磁されていても情報センタ20と通信を行って取引を
行い、かつ、データを復元する機能を持たせたものであ
る。
【0048】以下に第7の実施の形態の自動取引装置の
動作を説明する。磁気ストライプリード時にデータが消
磁されている場合、情報センタ20のデータを参照する
のに必要な営業店名、口座番号等のデータのみがリード
できれば、そのデータを元に情報センタ20と通信を行
い、顧客の口座番号等を特定して以降の取引を行うとと
もに、データを復元する。
【0049】以上説明したように、本発明の第7の実施
の形態では、1ブロックのデータで構成されている磁気
ストライプの一部が消磁されていても、情報センタのデ
ータを参照するのに必要なデータが残っていれば取引を
継続し、データを復元することが可能である。そして、
通帳や装置側の変更が不要なため、容易に実現可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、通帳の
磁気ストライプのデータが消えてしまっても、通帳を窓
口に持って行くことなくその場でデータの復元ができ、
自動取引装置を使用した取引を続行できる。そして、デ
ータが消えている通帳の磁気ストライプにデータが消磁
されていることを表すデータを書き込んでおき、データ
復元の際は、磁気ストライプに消磁されていることを表
すデータが書き込まれている通帳に対してのみデータの
書き込みを行うようにしたので、別の通帳にデータを書
き込んでしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動取引装置の第1の実施の形態を示
すブロック図
【図2】自動取引装置の外観斜視図
【図3】通帳の磁気ストライプのデータ記録例を示す説
明図
【図4】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
(その1)
【図5】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
(その2)
【図6】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
(その3)
【図7】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
(その4)
【図8】復元処理選択誘導画面の一例を示す説明図
【図9】復元操作誘導画面の一例を示す説明図
【図10】第2の実施の形態の自動取引装置で処理する
通帳の磁気ストライプ記録例を示す説明図
【図11】第3の実施の形態の自動取引装置で処理する
通帳の磁気ストライプ記録例を示す説明図
【図12】第4の実施の形態におけるデータ合成例を示
す説明図
【図13】第5の実施の形態の自動取引装置で処理する
通帳の一例を示す説明図
【図14】第6の実施の形態の自動取引装置で処理する
通帳の一例を示す説明図
【符号の説明】
1 自動取引装置 2 カードリーダプリンタ 3 通帳記帳機 4 現金入出金機 5 操作部 6 制御部 11 印字部 12 磁気データ読取部 13 磁気データ記録部 14 通帳走行部 15 通帳制御部 20 情報センタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 前記通帳の磁気ストライプのデータが正常に読み取れな
    かった場合に、その磁気ストライプに対して消磁してい
    ることを表すデータを記録する手段と、 前記通帳の磁気ストライプのデータを復元するのに必要
    なデータを取得する手段と、 前記通帳の磁気ストライプのデータを復元するのに必要
    なデータを取得した後、取り込んでいる通帳の磁気スト
    ライプを読み取り、消磁していることを表すデータの有
    無を判断する手段と、 消磁していることを表すデータが有ると前記取得したデ
    ータを用いて磁気ストライプのデータの復元を行い、消
    磁していることを表すデータが無いと復元を行わない手
    段とを備えたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 消磁していることを表すデータを記録した直後に、この
    データを読み取り、その読み取り結果に応じてストライ
    プ磁性体の破壊の有無を判断する手段を備えたことを特
    徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 前記通帳の磁気ストライプ上に同一データを複数ブロッ
    ク記録しておくとともに、 あるブロックのデータが正常に読み取れないと、他の正
    常なブロックのデータを用いて磁気ストライプのデータ
    を復元する手段を備えたことを特徴とする自動取引装
    置。
  4. 【請求項4】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 前記通帳の磁気ストライプ上に同一データを2ブロック
    記録しておくとともに、 両ブロックのデータを正常に読み取れないと、両ブロッ
    クのデータを一定比率で合成して、データの復元を行う
    手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 前記通帳の磁気ストライプ上に同一データを2ブロック
    記録しておくとともに、 両ブロックのデータを正常に読み取れないと、両ブロッ
    クのデータの一致部分を検索し、一致部分を境にして両
    ブロックのデータを合成する手段を備えたことを特徴と
    する自動取引装置。
  6. 【請求項6】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 前記通帳上に通常の抗磁力を持った磁気ストライプとこ
    れより高い抗磁力を持った磁気ストライプを設けるとと
    もに、 通常の抗磁力の磁気ストライプから正常にデータを読み
    取れないと、高抗磁力の磁気ストライプからデータを読
    み取り、このデータを用いて通常の抗磁力の磁気ストラ
    イプのデータの復元を行う手段を備えたことを特徴とす
    る自動取引装置。
  7. 【請求項7】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 前記通帳上の1つの磁気ストライプ上に、通常の抗磁力
    を持った領域とこれより高い抗磁力を持った領域を設け
    るとともに、 一回のリード処理で両方の領域をリードし、通常の抗磁
    力の領域のデータが解析できないと、高抗磁力の領域の
    データを解析して通常の抗磁力の領域のデータを復元す
    る手段を備えたことを特徴とする自動取引装置。
  8. 【請求項8】 書換え可能にデータを記録する磁気スト
    ライプを有する通帳を取り込み、該磁気ストライプのデ
    ータを読み書きする機能を備えた自動取引装置におい
    て、 情報センタのデータを参照するために必要なデータが通
    帳の磁気ストライプから読み取れると、情報センタのデ
    ータを参照して磁気ストライプのデータを復元する手段
    を備えたことを特徴とする自動取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006053641A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
JP2009140276A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
JP2010191618A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引システム及び自動取引装置

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