JPH02235146A - 記録装置のモニタ制御装置 - Google Patents

記録装置のモニタ制御装置

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JPH02235146A
JPH02235146A JP1057280A JP5728089A JPH02235146A JP H02235146 A JPH02235146 A JP H02235146A JP 1057280 A JP1057280 A JP 1057280A JP 5728089 A JP5728089 A JP 5728089A JP H02235146 A JPH02235146 A JP H02235146A
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monitor
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浩一 大井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録装置の制御方式に係わり、特に処理時間の
長いタスクが発生した場合にも割り込み毎に行うべきモ
ニタの通常処理を支障なく実行すると共に、処理時間の
長いタスクも実行し得るようにした記録装置におけるモ
ニタ制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、複写機やファクシミIJ等の記録装置は高画質、
多機能化、高信頼性等進歩がめざましく、各方面に普及
されている。しかし、ユーザーからのニーズは多様で、
さらに高画質、多機能化、高信頼性であると共に低コス
ト化、低消費エネルギー化、高速化等の要請に応える必
要がある。このような観点から、例えば、複写機を例に
とると、システムを複数のサブシステムに分けて各サブ
システム毎に必要な処理を行い、全体としてメインシス
テムで統括管理してシステム全体としての処理の効率化
を図っている。
このような各サブシステムあるいは全体を統括するサブ
システムにおいては、そのモニタは10msec単位で
タイマ処理、入出力処理、送受信処理、アプリケーショ
ンソフト (以下、APPSと言う》のコール処理等を
行い、このような10msec毎のモニタ通常処理を行
うことにより全体の制御を円滑に行っている。
〔発明が解決すべき課題〕
ところで、ユーザインタフェースとして、従来のコンソ
ールパネルに代えてCRT画面表示を用いたものが近年
開発され、CRT画面上のタッチ操作で各種モードの選
択、設定等を行うようにしており、またジャムが発生し
た場合のジャム発生位置を順次点灯により知らせるよう
にしている。
そのため、頻繁に画面切換えを行うだめの処理が発生し
、この画面切り換えのためにf00〜20Q msec
程度の長い処理時間を必要としている。
また、カラー複写機の場合には、濃度設定、コントラス
ト設定、カラーバランス設定等を行って、各色毎に標準
カーブの修正を行うTRC処理のようにl O O O
msec程度の膨大な処理時間を要する計算が必要とな
っている。
このように処理実行時間が非常にかかってしまうタスク
が発生した場合に、その処理のためにCPUが専有され
てしまい、割り込み毎に行われるべきモニタの処理がで
きなくなってしまう。この点について第26図により説
明する。
第26図は処理時間の長いタスクが発生した場合のモニ
タによるタイマ処理における不具合の発生を説明するた
めの図である。
第26図(a)において、モニタは10msec毎の割
り込みでタイマ処理、人出力処理、送受信処理、APP
Sコール処理等の通常の処理をすべて行っている。
今、第26図(b)のタイミングt1で30msecタ
イマをセットしたとすると、1 0msec割り込みに
よるモニタのタイマ処理で設定値を10msecずつカ
ウントダウンしていく。即ち、タイミングT* 、T.
 、T.で2 Qmsec, 1 0msec, 0と
なってタイムアウトし、これに関連する処理を実行する
こととなる。このようにモニタの通常処理が10mse
c以内に終了していれば、特に不具合は生じない。
ところで、第26図(C)に示すように、タイミングT
,において割り込みによりモニタがタイマ処理を行った
直後に処理時間の長いAPPSに制御を渡してしまい、
APPSがタイミングT,〜TsまでCPUを専有し、
さらにモニタのタイマ処理直後のタイミングt1に3 
0 msecタイマがセットされたとする。なお、モニ
タのタイマ処理はタイマ値をセットする部分、カウント
ダウンする部分、カウントダウンした結果タイマがタイ
ムアウトした時にその処理を実行する部分とに分かれて
おり、タイマに対して登録する処理を呼べば自由に設定
可能である。
こうしてAPPSがCPUをずっと専有してしまうと、
タイマはカウントダウン処理を実行することができず、
その結果、APPSの処理が終了するT,のタイミング
で初めてカウントダウンが行われて内容は2OlTIS
eCとなり、次にタイミングT6でl Q msec,
タイミングT,でタイムアウトとなり、結局タイマセッ
トから60msec後にタイムアウトし、3Qmsec
の遅れを生ずることになる。
このようにモニタがAPPSに制御を渡すと、APPS
は時間の観念がないので、短い処理でも長い処理でも終
了するまで実行してCPUを専有するので、この間モニ
タは何もできないことになる。
ところで、この10msecという時間は少しでも狂っ
てはいけないので、最優先レベルの処理として確実に1
01IISeCという時間が生成されている。
そこで、10msec経過したという要因を残してあき
、カウントダウンできるタイミングがきたら、その間の
割り込み回数を登録タイマ値と比較して差し引くように
し、結果が0かマイナスの場合にはタイムアウトしたと
判断して直ぐにタイムアウト処理を実行するようにすれ
ば、オートクリアタイマ、オートバワーオフタイマ等、
非常に長いタイマについては正しいタイマ処理を実行す
ることが可能である。しかし、処理時間の長いAPPS
が行われていて、その間モニタのタイマ処理がまわって
こない場合にAPPSの終了間際にセットされた設定時
間の短いタイマの場合は、長いAPPSの処理時間に加
算された10msec経過の要因が一挙に差し引きされ
るため、直ぐにタイムアウトしてしまい正しいタイマ処
理を行うことができない。
本発明は上記課題を解決するためのものである。
本発明の主な目的は、10msecを越える処理時間の
長いタスク処理がある場合にも割り込みによるモニタの
通常処理を支障なく行えるようにすることである。
本発明の他の目的は、非常に長い処理時間を要するタス
クをモニタの通常処理を阻害することなく実行できるよ
うにすることである。
本発明の他の目的は、CPUの稼動率を向上させること
である。
本発明の他の目的は、分散CPU方式における通信処理
を効率的に行うことである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、第1
図に示すように、所定間隔毎の割り込みにより処理を実
行する割り込み処理部1と、バックグラウンド処理部2
とを有し、バックグラウンド処理部2は常時バックグラ
ウンド処理を行うと共に、割り込みにより処理を中断し
、バックグラウンド処理中断時にモニタの通常処理を行
うようにしたこと、またコンテンションバス方式の高速
通信と、ポーリング方式の低速通信とを行う通信処理部
3を有することを特徴とする。
本発明においては、非常に長い処理時間を要するIPS
の計算処理、TRC変換テーブルの作成、CRTの画面
切換え等を優先レベルの低い処理、すなわちバックグラ
ウンド処理とし、タイマ処理、入出力処理、送受信処理
等定期的に必ず行わなければならない処理をレベルの高
い処理とし、レベルの低いバックグラウンドの処理は1
0msec毎の割り込みがある毎に中断してレベルの高
い処理を実行し、レベルの高い処理が終了したらバック
グラウンド処理を行うようにする。こうして、バックグ
ラウンド処理はモニタの通常処理が行われていないCP
Uの空き時間を利用して行うようにしたので、どのよう
に長いタスクが発生しても、モ二夕の通常の処理は支障
なく行うことができ、かつ処理の長いタスクはCPUの
空き時間を利用して行うようにしているので、その処理
を支障なく行うことが可能となる。
また、コンテンションバス方式の高速通信と、ポーリン
グ方式の低速通借とを使用し、システムと[T,rPs
との時間的余裕のある通信はポ−Qング方式を使用し、
MCB,UIとの短時間で処理する必要のある通信はコ
ンテンションバス方式の高速通信で行うことにより、分
散CPU方式による特徴を最大限に活かし、かつ効率的
に通信処理を行うことができる。
〔実施例〕
本発明が適用される複写機の全体構成の概要を説明する
項であって、その構成の中で本発明の実施例を説明する
項が(I)である。
(1−1)装置構成 (1−2)電気系制御システムの構成 (n)    システム (III)   モニタ制御方式 (1−1)装置構成 第2図は本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の
1例を示す図である。
本発明が適用されるカラー複写機は、基本構成となるベ
ースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテンガラ
ス31、イメージ人力ダーミナル([T)32、電気系
制御収納部33、イメージ出力ターミナル(10T)3
4、用紙トレイ35、ユーザインタフェース(U/I)
36から構成され、オプションとして、エディットパッ
ド61、オートドキュメントフィーダ(ADF)62、
ソータ63およびフィルムブロジェクタ(F/P》 6
4を備える。
前記11T% 10T,U/I等の制御を行うためには
電気的ハードウェアが必要であるが、これらのハードウ
ェアは、IIT.IITの出力信号をイメージ処理する
IPS,U/I,F/P等の各処理の単位毎に複数の基
板に分けられており、更にそれらを制御するSYS基板
、および10T.ADF,ソータ等を制御するだめのM
CB基板(マシンコントロールボード》等と共に電気制
御系収納部33に収納されている。
11T32は、イメージングユニット37、該ユニット
を駆動するためのワイヤ38、駆動プーリ39等からな
り、イメージングユニット37内のCCDラインセンサ
、カラーフィルタを用いて、カラー原稿を光の原色B(
青)、G(縁)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像信
号に変換してIPSへ出力する。
IPSでは、前記11T32のB,G,R信号をトナー
の原色Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)
、K(ブラック)に変換し、さらに、色、階調、精細度
等の再現性を高めるために、種々のデータ処理を施して
プロセスカラーの階調トナー信号をオン/オフの2値化
トナー信号に変換し、10T34に出力する。
10T34は、スキャナ40、感材ベルト41を有し、
レーザ出力部40aにおいて前記IPSからの画像信号
を光信号に変換し、ポリゴンミラ−40b..F/θレ
ンズ40cおよび反射ミラー40dを介して感材ベルト
41上に原稿画像に対応した潜像を形成させる。感材ベ
ル}41は、駆動プー!J41aによって駆動され、そ
の周囲にクリーナ41b1帯電器4 t c,YSM,
C,Kの各現像器41dおよび転写器41eが配置され
ている。そして、この転写器41eに対向して転写装置
42が設けられていて、用紙トレイ35から用紙搬送路
35aを経て送られる用紙をくわえ込み、例えば、4色
フルカラーコピーの場合には、転写装置42を4回転さ
せ、用紙にY,M,C,Kの順序で転写させる。転写さ
れた用紙は、転写装置42から真空搬送装W143を経
て定着器45で定着され、排出される。また、用紙搬送
路35aには、SSI(シングルシ一トインサータ)3
5bからも用紙が選択的に供給されるようになっている
U/136は、ユーザが所望の機能を選択してその実行
条件を指示するものであり、カラーディスプレイ51と
、その横にハードコントロールパネル52を備え、さら
に赤外線タッチボード53を組み合わせて画面のソフト
ボタンで直接指示できるようにしている。
次にベースマシン30へのオプションについて説明する
。1つはプラテンガラス31上に、座標人力装置である
エディットパッド61を載置し、人力ペンまたはメモリ
カードにより、各種画像編集を可能にする。また、既存
のADF62、ソータ63の取付を可能にしている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニット(M/U)6 5を載置し、これに
F/P 6 4からフィルム画像を投射させ、IIT3
2のイメージングユニット37で画像信号として読取る
ことにより、カラーフイルムから直接カラー」ピーをと
ることを可能にしている。対象原稿としては、ネガフィ
ルム、ポジフィルム、スライドが可能であり、オートフ
ォーカス装置、補正フィルタ自動交換装置を備えている
(1−2)電気系制御システムの構成 この項では、本複写機の電気的制御システムとして、ハ
ードウェアアーキテクチャー、ソフトウエアアーキテク
チャーおよびステート分割について説明する。
(A)ハードウエアアーキテクチャーおよびソフトウエ
アアーキテクチャー 本複写機のようにUIとしてカラーCRTを使用すると
、モノクロのCRTを使用する場合に比較してカラー表
示のためのデータが増え、また、表示画面の構成、画面
遷移を工夫してよりフレンドリーなUIを構築しようと
するとデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高くなる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコントローラ等の
他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモー
トとしてCPUを分散させることでデータ量の増加に対
応するようにしたのである。
電気系のハードウェアは第3図に示されているように、
Ul系、SYS系およびMCB系の3種の系に大別され
ている。UIXはUIリモート70を含み、SYS系に
おいては、F/Pの制御を行うF/P!Iモート72、
原稿読み取りを行う■ITリモート73、種々の画像処
理を行うIPSリモート74を分散している。・IIT
リモート73はイメージングユニットを制御するための
IITコントローラ73aと、読み取った画像借号をデ
ジタル化してIPSリモート74に送るVIDEO回路
73bを有し、IPSリモート74と共にVCPU7 
4 aにより制御される。前記及び後述する各リモート
を統括して管理するものとしてS Y S (Syst
e+n) リモート71が設けられている。
S Y S IIモート71はtJIの画面遷移をフン
トロールするためのプログラム等のために膨大なメモリ
容量を必要とするので、16ビットマイクロコンピュー
タを搭戟した8086を使用している。なお、8086
の他に例えば68000等を使用することもできるもの
である。
また、MCB系においては、感材ベルトにレーザで潜像
を形成するために使用するビデオ信号をIPSリモート
74から受け取り、10Tに送出するためのラスター出
力スキャン(Raster OutputScan:R
OS)インターフェースであるVCB(Video C
ontrol Board ) リモート76、転写装
置(タートル)のサーボのためのR C B IJモー
ト77、更には10TSADF,ソータ、アクセサリー
のためのI/Oポートとしての10Bりそート78、お
よびアクセサリーリモート79を分敗させ、それらを統
括して管理するためにMCB(Master Cont
rol Board) リモート75が設けられている
なお、図中の各リモートはそれぞれ1枚の基板で構成さ
れている。また、図中の太い実線は187.5 kbp
sのLNET高速通信網、太い破線は9600bpsの
マスター/スレーブ方式シリアル通信網をそれぞれ示し
、細い実線はコントロール信号の伝送路であるホットラ
インを示す。また、図中76.8kbpsとあるのは、
エディットパッドに描かれた図形情報、メモリカードか
ら入力されたコピーモード情報、編集領域の図形情報を
U I Uモート70からI P S IJモート74
に通知するための専用回線である。更に、図中C C 
C (Communication Control 
Chip)とあるのは、高速通信回線LNETのプロト
コルをサポートするICである。
以上のようにハードウェアアーキテクチャーは、Ul系
、SYS系、MCB系の3つに大別されるが、これらの
処理の分担を第4図のソフトウェアアーキテクチャーを
参照して説明すると次のようである。なお、図中の矢印
は第3図に示す1B?. 5kbpsのLNET高速通
信網、9600b p sのマスター/スレーブ方式シ
リアル通信網を介して行われるデータの授受またはホッ
トラインを介して行われる制御信号の伝送関係を示して
いる。
Ulリモート70は、L L U r  (Low L
evel Ll1)モジュール80と、エディットパッ
ドおよびメモリカードについての処理を行うモジュール
(図示せず)から構成されている。LLU Iモジュー
ル80は通常CRTコントローラとして知られているも
のと同様であって、カラーCRTに画面を表示するため
のソフトウエアモジュールであり、その時々でどのよう
な絵の画面を表示するかは、SYSUIモジュール81
またはMCBUIモジュール86により制御される。こ
れによりU1 1Jモートを他の機種または装置と共通
化することができることは明かである。なぜなら、どの
ような画面構成とするか、画面遷移をどうするかは機種
によって異なるが、CRTコントローラはCRTと一体
で使用されるものであるからである。
SYSリモート71は、SYSUIモジュール8lと、
SYSTEMモジュール82、およびSYS.DIAG
モジュール83の3つのモジュールで構成されている。
SYSUIモジコール81は画面遷移をコントロールす
るソフトウエアモジ二ールであり、SYSTEMモジニ
ール82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選択
されたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを認
識するF/F (Feature Function)
選択のソフトウェア、コピー実行条件に矛盾が無いかど
うか等最終的にジョブをチェックするジョブ確認のソフ
トウエア、および、他のモジュールとの間でF/F選択
、ジョブリカバリー、マシンステート等の種々の情報の
授受を行うための通儒を制御するソフトウェアを含むモ
ジュールである。
SYS.DIAGモジュール83は、自己診断を行うダ
イアグノスティックステートでコピー動作を行うカスタ
マーシミ二レーションモードの場合に動作するモジュー
ルである。カスタマーシミュレーションモードは通常の
コピーと同じ動作をするので、SYS.DIACモジュ
ール83は実質的にはSYSTEMモジュール82と同
じなのであるが、ダイアグノスティックという特別なス
テートで使用されるので、SYSTEMモジュール82
とは別に、しかし一部が重畳されて記載されているもの
である。
また、IITリモート73にはイメージングユニットに
使用されているステッピングモー夕の制御を行うIIT
モジュール84が、IPSリモート74にはIPSに関
する種々の処理を行うIFSモ゛ジュール85がそれぞ
れ格納されており、これらのモジュールはSYSTEM
モジコール82によって制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
、オーディトロン(^uditron)およびジャム等
のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソフ
トウェアであるMCBUIモジュール86、感材ベルト
の制御、現像機の制御、フ二ーザの制御等コピーを行う
際に必要な処理を行う[)Tモジュール90、ADFを
制御するためのADFモジュール91、ソータを制御す
るためのSORTERモジュール92の各ソフトウェア
モジュールとそれらを管理するコピアエグゼクティブモ
ジュール87、および各種診断を行うダイアグエグゼク
ティブモジュール88、暗唱番号で電子カウンターにア
クセスして料金処理を行う才一デイトロンモジュール8
9を格納している。
また、R C B 17モート77には転写装置の動作
を制御するタートルサーボモジュール93が格納されて
おり、当該タートルサーボモジュール93はゼログラフ
ィーサイクルの転写工程を司るために、10Tモジュー
ル90の管理の下に置かれている。なお、図中、コピア
エグゼクティブモジュール87とダイアグエグゼクティ
ブモジュール88が重複しているのは、SYSTEMモ
ジュール82とSYS.DIAGモジュール83が重複
している理由と同様である。
以上の処理の分担をコピー動作に従って説明すると次の
ようである。コピー動作は現像される色の違いを別にす
ればよく似た動作の繰り返しであり、第5図(a)に示
すようにいくつかのレイヤに分けて考えることができる
1枚のカラーコピーはピッチと呼ばれる最小の単位を何
回か繰り返すことで行われる。具体的には、1色のコピ
ーを行うについて、現像機、転写装置等をどのように動
作させるか、ジャムの検知はどのように行うか、という
動作であって、ピッチ処理をY. M, Cの3色につ
いて行えば3色カラーのコピーが、Y. M, C, 
Kの4色について行えば4色フルカラーのコピーが1枚
出来上がることになる。これがコピーレイヤであり、具
体的には、用紙に各色のトナーを転写した後、フユーザ
で定着させて複写機本体から排紙する処理を行うレイヤ
である。ここまでの処理の管理はMCB系のコピアエグ
ゼクティブモジュール87が行う。
勿論、ピッチ処理の過程では、SYS系に含まれている
IITモジュール84およびIPSモジュール85も使
用されるが、そのために第3図、第4図に示されている
ように、10Tモジュール90とIITモジュール84
0間ではPR−TRUEという信号と、LE@REGと
いう2つの信号のやり取りが行われる。具体的にいえば
、10Tの制御の基準タイミングであるP R (PI
TC}I RESET )信号はMCBより感材ベルト
の回転を2または3分割して連続的に発生される。つま
り、感材ベルトは、そ0有効利用とコピースピード向上
のために、例えばコピー用紙がA3サイズの場合には2
ピッチ、A4サイズの場合には3ピッチというように、
使用されるコピー用紙のサイズに応じてピッチ分割され
るようになされているので、各ピッチ毎に発生されるP
R信号の周期は、例えば2ビッチの場合には3 sec
と長くなり、3ピッチの場合には2secと短くなる。
さて、MCBで発生されたPR信号は、VIDEO信号
関係を取り扱うVCBリモート等の10T内の必要な箇
所にホットラインを介して分配される。
VCBはその内部にゲート回路を有し、10T内でイメ
ージングが可能、即ち、実際に感材ベルトにイメージを
露光することが可能なピッチのみ選択的にI P S 
Uモートに対して出力する。この信号がPR−TRUE
信号である。なお、ホットラインを介してMCBから受
信したPR信号に基づいてPR−TRUE信号を生成す
るための情報は、LNETによりMCBから通知される
これに対して、実際に感材ベルトにイメージを露光する
ことができない期間には、感材ベルトには1ピッチ分の
空ピッチを作ることになり、このような空ピッチに対し
てはPR−TRUE信号は出力されない。このようなP
R−TRUEが発生されないピッチとしては、例えば、
転写装置での転写が終了した用紙を排出してから次の用
紙を転写装置に供給するまでの間の期間を挙げることが
できる。つまり、例えば、A3サイズのように長い用紙
を最後の転写と共に排出するとすると、用紙の先端がフ
ユーザの人口に入ったときのショックで画質が劣化する
ために一定長以上の用紙の場合には最後の転写が終了し
てもそのまま排出せず、後述するグリッパーバーで保持
したまま一定速度でもう一周回転させた後排出するよう
になされているため、感材ベルトには1ビッチ分のスキ
ップが必要となるのである。
また、スタートキーによるコピー開始からサイクルアッ
プシーケンスが終了するまでの間もPR−TRUE信号
は出力されない。この期間にはまだ原稿の読み取りが行
われておらず、従って、感材ベルトにはイメージを露光
することができないからである。
VCBリモートから出力されたPR−TRUE信号は、
IPSIJモートで受信されると共に、そのままIIT
リモートにも伝送されて、IITのスキャンスタートの
ためのトリガー借号として使用される。
これによりTITリモート73およびIPSリモート7
4を10Tに同期させてピッチ処理を行わせることがで
きる。また、このときIPSリモート74とV C B
 リモート76の間では、感材ベルトに潜像を形成する
ために使用されるレーザ光を変調するためのビデオ倍号
の授受が行われ、VCBリモート76で受信されたビデ
オ信号は並列信号から直列信号に変換された後、直接R
OSへV[)EO変調信号としてレーザ出力部40aに
与えられる。
以上の動作が4回繰り返されると1枚の4色フルカラー
コピーが出来上がり、1コピー動作は終了となる。
次に、第5図(b)〜(e)により、IITで読取られ
た画像信号を10Tに出力し最終的に転写ポイントで用
紙に転写させるまでの信号のやりとりとそのタイミング
について説明する。
第5図(b)、(c)に示すように、SYSリモート7
1からスタートジョブのコマンドが入ると、10T?8
bではメインモータの駆動、高圧電源の立ち上げ等サイ
クルアップシーケンスに入る。10T78bは、感材ベ
ルト上に用紙長に対応した潜像を形成させるために、P
R(ピッチリッセット)信号を出力する。例えば、感材
ベルトが1回転する毎に、A4では3ピッチ、A3では
2ビッチのPR信号を出力する。10T78bのサイク
ルアップシーケンスが終了すると、その時点からPR信
号に同期してPR−TRUE信号が、イメージングが必
要なピッチのみに対応してIITコントローラ73aに
出力される。
また、10T78bit、ROS (ラx’y−7ウト
ブフトスキャン)の1ライン分の回転毎に出力される1
0T−LS (ラインシンク)信号を、VCPUT4a
内のTG(タイミングジェネレータ)に送り、ここで1
0T−LSに対してIPSの総パイプライン遅延分だけ
見掛け上の位相を進めたIPS−LSをIITコントロ
ーラ73aに送る。
1 1T:lントローラ73aは、PR−TRUE信号
が入ると、カウンタをイネーブルして10T一LS信号
をカウントし、所定のカウント数に達すると、イメージ
ングユニット37を駆動させるステフビングモータ21
3の回転をスタートさせてイメージングユニットが原稿
のスキャンを開始する。さらにカウントしてT2秒後原
稿読取開始位置でLE@REGを出力しこれを10T7
8bに送る。
この原稿読取開始位置は、予め例えば電源オン後1回だ
け、イメージングユニットを駆動させてレジンサ217
の位置(レジ位置の近く、具体的にはレジ位置よりスキ
ャン側に約101IIII!)を一度検出して、その検
出位置を元に真のレジ位置を計算で求め、また同時に通
常停止位置(ホームポジション)も計算で求めることが
できる。また、レジ位置は機械のばらつき等でマシン毎
に異なるため、補正値をNVMに保持しておき、真のレ
ジ位置とホームポジションの計算時に補正を行うことに
より、正確な原稿読取開始位置を設定することができる
。この補正値は工場またはサービスマン等により変更す
ることができ、この補正値を電気的に書き換えるだけで
実施でき、機械的調整は不要である。なお、レジンサ2
17の位置を真のレジ位置よりスキャン側に約1011
11ずらしているのは、補正を常にマイナス値とし、調
整およびソフトを簡単にするためである。
また、IITコントローラ73aは、LE@REGと同
期してIMAGE−ARE/li4”号を出力する。こ
のIMAGE−AREA信号の長さは、スキャン長に等
しいものであり、スキャン長はSYSTEMモジュール
82よりIITモジュール84へ伝達されるスタートコ
マンドによって定義される。具体的には、原稿サイズを
検知してコピーを行う場合には、スキャン長は原稿長さ
であり、倍率を指定してコピーを行う場合には、スキャ
ン長はコピー用紙長と倍率(100%を1とする)との
除数で設定される。IMAGE−AREA信号は、VC
PU7 4 aを経由しそこでIIT−PS(ページシ
ンク)と名前を変えてIPS74に送られる。IIT−
PSはイメージ処理を行う時間を示す信号である。
LE@REGが出力されると、10T−LS信号に同期
してラインセンサの1ライン分のデータが読み取られ、
VIDEO回路(第3図)で各種補正処理、A/D変換
が行われIPS74に送らtL6.  I P S 7
 4 1.:#イテl;!、10T−LSと同期して1
ライン分のビデオデータを10T78bに送る。このと
き10T−BYTE−CLKの反転信号であるRTN−
BYTE−CLKをビデオデータと並列して10Tへ送
り返しデータとクロックを同様に遅らせることにより、
同期を確実にとるようにしている。
10T78bにL E@R E Gが人力されると、同
様に10T−LS信号に同期してビデオデータがROS
に送られ、感材ベルト上に潜像が形成される。10T7
8bは、LE@REGが入るとそのタイミングを基準に
して10T−CLKによりカウントを開始し、一方、転
写装置のサーボモー夕は、所定カウント数の転写位置で
用紙の先端がくるように制御される。ところで、第5図
(d)に示すように、感材ベルl・の回転により出力さ
れるPR−TRUE信号とROSの回転により出力され
る10T−LS信号とはもともと同期していない。この
ため、PR−TRUE信号が入り次の10T−LSから
カウントを開始し、カウントmでイメージングユニット
37を動かし、カウントnでL E@R E Gを出力
するとき、LE@REGはPR−TRUEに対してT1
時間だけ遅れることになる。この遅れは最大1ラインシ
ンク分で、4色フルカラーコピーの場合にはこの遅れが
累積してしまい出力画像に色ズレとなって現れてしまう
そのために、先ず、第5図(c)に示すように、1回目
のL E@R E Gが入ると、カウンタ1がカウント
を開始し、2、3回目のLE@REGが入ると、カウン
タ2、3がカウントを開始し、それぞれのカウンタが転
写位置までのカウント数pに達するとこれをクリアして
、以下4回目以降のしE@REGの人力に対して順番に
カウンタを使用して行く。そして、第5図(e)に示す
ように、L E@R E Gが入ると、10T−CLK
の直前のパルスからの時間T3を補正用クロックでカウ
ントする。感材ベルトに形成された潜像が転写位置に近
すき、10T−CLKが転写位置までのカウント数pを
カウントすると、同時に補正用クロックがカウントを開
始し、上記時間T3に相当するカウント数rを加えた点
が、正確な転写位置となり、これを転写装置の転写位置
(タイミング)コントロール用カウンタの制御に上乗せ
し、LE@REGの入力に対して用紙の先端が正確に同
期するように転写装置のサーボモータを制御している。
以上がコピーレイヤまでの処理であるが、その上に、1
枚の原稿に対してコピー単位のジョブを何回行うかとい
うコピー枚数を設定する処理があり、これがパーオリジ
ナル(PER ORIGINAL)レイヤで行われる処
理である。更にその上には、ジョブのパラメータを変え
る処理を行うジョブプログラミングレイヤがある。具体
的には、ADFを使用するか否か、原稿の一部の色を変
える、偏倍機能を使用するか否か、ということである。
これらパーオリジナル処理とジョブプログラミング処理
はSYS系のSYSモジュール82が管理する。
そのためにSYSTEMモジュール82は、LLUIモ
ジュール80から送られてきたジョブ内容をチェック、
確定し、必要なデータを作成して、9600b p s
シリアル通信網によりIITモジュ−ル84、IPSモ
ジュール85に通知し、またLNETによりMCB系に
ジョブ内容を通知する。
以上述べたように、独立な処理を行うもの、他の機種、
あるいは装置と共通化が可能な処理を行うものをリモー
トとして分散させ、それらをUl系、SYS系、および
MCB系に大別し、コピー処理のレイヤに従ってマシン
を管理するモジュールを定めたので、設計者の業務を明
確にできる、ソフトウェア等の開発技術を均一化できる
、納期およびコストの設定を明確化できる、仕様の変更
等があった場合にも関係するモジュールだけを変更する
ことで容易に対応することができる、等の効果が得られ
、以て開発効率を向上させることができるものである。
(B)ステート分割 以上、UI系、SYS系およびMCB系の処理の分担に
ついて述べたが、この項ではUl系、SYS系、MCB
系がコピー動作のその時々でどのような処理を行ってい
るかをコピー動作の順を追って説明する。
複写機では、パワーONからコピー動作、およびコピー
動作終了後の状態をいくつかのステートに分割してそれ
ぞれのステートで行うジョブを決めておき、各ステート
でのジョブを全て終了しなければ次のステートに移行し
ないようにしてコントロールの能率と正確さを期するよ
うにしている。
これをステート分割といい、本複写機においては第6図
に示すようなステート分割がなされている。
本複写機におけるステート分割で特徴的なことは、各ス
テートにおいて、当該ステート全体を管理するコントロ
ール権および当該ステートでUlを使用するUlマスタ
ー権が、あるときはSYSリモート71にあり、またあ
るときはMCBリモート75にあることである。つまり
、上述したようにCPUを分散させたことによって、U
Iリモート70のLLUIモジコール80はSYSUI
モジュール8lばかりでな<MCBUIモジュール86
によっても制御されるのであり、また、ピッチおよびコ
ピー処理はMCB系のコピアエグゼ.クティブモジュー
ル87で管理されるのに対して、パーオリジナル処理お
よびジョブプログラミング処理はSYSモジュール82
で管理されるというように処理が分担されているから、
これに対応して各ステートにおいてSYSモジュール8
2、コピアエグゼクティブモジュール87のどちらが全
体のコントロール権を有するか、また、Ulマスター権
を有するかが異なるのである。第6・図においては縦線
で示されるステートはUIマスター権をMCB系のコビ
アエグゼクティブモジュール87が有することを示し、
黒く塗りつぶされたステートはUlマスター権をSYS
モジュール82が有することを示している。
第6図に示すステート分割の内パワーONからスタンバ
イまでを第7図を参照して説明する。
電源が投入されてパワーONになされると、第3図でS
YSリモート71からIITリモート73i6よびIP
Sリモート74に供給されるIPSリセット信号および
IITIJセット信号がH〈旧GH)となり、IPSリ
モート74、IITリモート73はリセットが解除され
て動作を開始する。
また、電源電圧が正常になったことを検知するとパワー
ノーマル慣号が立ち上がり、MCBIJモート75が動
作を開始し、コントロール権およびU■マスター権を確
立すると共に、高速通信網LNETのテストを行う。ま
た、パワーノーマル信号はホットラインを通じてMCB
リモート75からSYSリモート7lに送られる。
MCBIJモート75の動作開始後所定の時間TOが経
過すると、MCBリモート75からホットラインを通じ
てSYSリモート71に供給されるシステムリセット信
号がHとなり、SYSリモート71のリセットが解除さ
れて動作が開始されるが、この際、SYS !Jモート
71の動作開始は、SYSリモート71の内部の信号で
ある86NMI186リセットという二つの信号により
上記TO時間の経過後更に200μsec遅延される。
この200μsecという時間は、クラッシュ、即ち電
源の瞬断、ソフトウェアの暴走、ソフトウェアのバグ等
による一過性のトラブルが生じてマシンが停止、あるい
は暴走したときに、マシンがどのステ一トにあるかを不
揮発性メモリに格納するために設けられているものであ
る。
S Y S IJモート71が動作を開始すると、約3
.8secの間コアテスト、即ちROM%RAMのチェ
ック、ハードウェアのチェック等を行う。このとき不所
望のデータ等が人力されると暴走する可能性があるので
、SYS’Jモート71は自らの監督下で、コアテスト
の開始と共にIPSリセット信号およびIITリセット
信号をL (Low )とし、IPSリモート74およ
びrITリモート73をリセットして動作を停止させる
SYSリモート71は、コアテストが終了すると、10
〜3l00lTIsecの間CCCセルフテストを行う
と共に、IPSリセット慣号およびIITリセット信号
をHとし、IPSリモート74およびIIT’Jモート
73の動作を再開させ、それぞれコアテストを行わせる
。CCCセルフテストは、LNET’に所定のデータを
送出して自ら受信し、受信したデータが送信されたデー
タと同じであることを確認することで行う。なお、CC
Cセルフテストを行うについては、セルフテストの時間
が重ならないように各CCCに対して時間が割り当てら
れている。
つまり、LNETにおいては、SYSリモート71、M
CBリモート75等の各ノードはデータを送信したいと
きに送信し、もしデータの衝突が生じていれば所定時間
経過後再送信を行うというコンテンション方式を採用し
ているので、SYSリモー}71がCCCセルフテスト
を行っているとき、他のノードがLNETを使用してい
るとデータの衝突が生じてしまい、セルフテストが行え
ないからである。従って、sysvモート71がCCC
セルフテストを開始するときには、MCBリモート75
のLNETテストは終了している。
CCCセルフテストが終了すると、SYSリモート71
は、IPSリモート74およびIITリモート73のコ
アテストが終了するまで待機し、Tlの期間にSYST
EMノードの通信テストを行う。この通信テストは、9
600b p sのシリアル通信網のテストであり、所
定のシーケンスで所定のデータの送受信が行われる。当
該通信テストが終了すると、T2の期間にSYSリモー
ト71とMCBリモート75の間でLNETの通信テス
トを行う。即ち、MCBIJモート75はS Y S 
IJモート71に対してセルフテストの結果を要求し、
SYSリモート71は当該要求に応じてqれまで行って
きたテストの結果をセルフテストリザルトとしてMCB
リモート75に発行する。
MCBリモート75は、セルフテストリザルトを受け取
るとトークンパスをSYSリモート7lに発行する。ト
ークンパスはUIマスター権をやり取りする札であり、
トークンパスがSYSリモート71に渡されることで、
UIマスター権はMCBリモート75からSYSリモー
ト71に移ることになる。ここまでがパワーオンシーケ
ンスである。当該パワーオンシーケンスの期間中、Ul
リモート70は「しばらくお持ち下さい」等の表示を行
うと共に、自らのコアテスト、通信テスト等、各種のテ
ストを行う。
上記のパワーオンシーケンスの内、セルフテストリザル
トの要求に対して返答されない、またはセルフテストリ
ザルトに異常がある場合には、MCBリモート75はマ
シンをデッドとし、Ulコントロール権を発動してUI
IJモート70を制御し、異常が生じている旨の表示を
行う。これがマシンデッドのステートである。
パワーオンステートが終了すると、次に各リモートをセ
ットアップするためにイニシャライズステートに入る。
イニシャライズステートではSYSリモート7lが全体
のコントロール権とUIマスター権を有している。従っ
て、SYS !Iモート7lは、SYS系をイニシャラ
イズすると共に、rlNITIALIZB SIIBS
YSTEM」コマンドをMCBリモート75に発行して
MCB系をもイニシャライズする。その結果はサブシス
テムステータス情報としてMCBリモート75から送ら
れてくる。これにより例えば10Tではフユーザを加熱
したり、トレイのエレベータが所定の位置に配置された
りしてコピーを行う準備が整えられる。ここまでがイニ
シャライズステートである。
イニシャライズが終了すると各リモートは待機状態であ
るスタンバイに入る。この状態においてもUlマスター
権はSYSリモート71が有しているので、SYSリモ
ート7lはUlマスター権に基づいてUl画面上にF/
Fを表示し、コピー実行条件を受け付ける状態に入る。
このときMCB Uモート75はrOTをモニターして
いる。また、スタンバイステートでは、異常がないかど
うかをチェックするためにMCBリモート75は、50
0msec毎にバックグランドポールをSYSリモート
71に発行し、SYSリモー}71はこれに対してセル
フテストリザルトを200msec以内にMCBリモー
ト75に返すという処理を行う。このときセルフテスト
リザルトが返ってこない、あるいはセルフテストリザル
トの内容に異常があるときには、MCBリモート75は
Ulリモート70に対して異常が発生した旨を知らせ、
その旨の表示を行わせる。
スタンバイステートにおいてオーディトロンが使用され
ると、オーディトロンステートに入り、MCB!Iモー
}75はオーディトロンコントロールを行うと共に、U
Iリモート7oを制御してオーディトロンのための表示
を行わせる。スタンバイステートにおいてF/Fが設定
され、スタートキーが押されるとプログレスステートに
入る。プロダレスステートは、セットアップ、サイクル
アップ、ラン、スキップピッチ、ノーマルサイクルダウ
ン、サイクルダウンシャットダウンという6ステートに
細分化されるが、これらのステートを、第8図を参照し
て説明する。
第8図は、プラテンモード、4色フルカラーコピー設定
枚数3の場合のタイミングチャートを示す図である。
SYSリモート71は、スタートキーが押されたことを
検知すると、ジョブの内容をシリアル通信網を介してI
 IT!Iモート73およびI P S Uモート74
に送り、またLNETを介してジョブの内容をスタート
ジョブというコマンドと共にMCBリモート75内のコ
ピアエグゼクティブモジュール87に発行する。このこ
とでマシンはセットアップに入り、各リモートでは指定
されたジョブを行うための前準備を行う。例えば、10
Tモジュール90ではメインモー夕の駆動、感材ベルト
のパラメータの合わせ込み等が行われる。 スタートジ
ョブに対する応答であるACK (^cknowled
ge )がMCBリモート75から送り返されたことを
確認すると、SYSリモート71は、IITリモート7
3にプリスキャンを行わせる。プリスキャンには、原稿
サイズを検出するためのブリスキャン、原稿の指定され
た位置の色を検出するためのプリスキャン、塗り絵を行
う場合の閉ループ検出のためのプリスキャン、マーカ編
集の場合のマ一カ読み取りのためのプリスキャンの4種
類があり、選択されたF/Fに応じて最高3回までプリ
スキャンを行う。このときU1には例えば「しばらくお
待ち下さい」等の表示が行われる。
ブリスキャンが終了すると、IITレディというコマン
ドが、コピアエグゼクティブモジュール87に発行され
、ここからサイクルアップに入る。
サイクルアップは各リモートの立ち上がり時間を待ち合
わせる状態であり、MCBリモート75はrOT,転写
装置の動作を開始し、SYS ’Jモー}71はI P
 S リモート74を初期化する。このときUrは、現
在プロダレスステートにあること、および選択されたジ
ョブの内容の表示を行う。
サイクルアップが終了するとランに入り、コピー動作が
開始されるが、先ずMCBIJモート75の10Tモジ
ュール90から1個目のPROが出されるとIITは1
回目のスキャンを行い、10Tは1色目の現像を行い、
これで1ピッチの処理が終了する。次に再びPROが出
されると2色目の現像が行われ、2ピッチ目の処理が終
了する。
この処理を4回繰り返し、4ピッチの処理が終了すると
10Tはフユーザでトナーを定着し、排紙する。これで
1枚目のコピー処理が完了する。以上の処理を3回繰り
返すと3枚のコピーができる。
ビッチレイヤの処理およびコピーレイヤの処理はMCB
リモート75が管理するが、その上のレイヤであるバー
オリジナルレイヤで行うコピー設定枚数の処理はSYS
 !lモート71が行う。従って、現在何枚目のコピー
を行っているかをSYSリモート71が認識できるよう
に、各コピーの1個目のPROが出されるとき、MCB
リモート75はSYSリモート71に対してメイドカウ
ント信号を発行するようになされている。また、最後の
PROが出されるときには、MCBリモート75はSY
Sリモート71に対してrRDY  FOR  NXT
  JOB」というコマンドを発行して次のジョブを要
求する。このときスタートジョブを発行するとジョブを
続行できるが、ユーザが次のジョブを設定しなければジ
ョブは終了であるから、SYSリモート71はrEND
  JOBJというコマンドをMCBリモート75に発
行する。
MCBリモート75はrEND  JOBJコマンドを
受信してジョブが終了したことをfIi認すると、マシ
ンはノーマルサイクルダウンに入る。ノーマルサイクル
ダウンでは、MCBリモート75は■OTの動作を停止
させる。
サイクルダウンの途中、MCBリモート75は、コピー
された用紙が全て排紙されたことが確認されるとその旨
をrDELIVERED  JOBJコマンドでSYS
リモート71に知らせ、また、ノーマルサイクルダウン
が完了してマシンが停止すると、その旨をr10T  
STAND  BYJコマンドでSYSリモート7lに
知らせる。これによりプロダレスステートは終了し、ス
タンバイステートに戻る。
なお、以上の例ではスキップピッチ、サイクルダウンシ
ャットダウンについては述べられていないが、スキップ
ピッチにおいては、SYSリモート71はSYS系を次
のジョブのためにイニシャライズし、また、MCBリモ
ート75では次のコピーのために待機している。また、
サイクルダウンシャットダウンはフォールトの際のステ
ートであるので、当該ステートにおいては、SYSリモ
ート71およびMCBリモート75は共にフォールト処
理を行う。
以上のようにプロダレスステートにおいては、MCBリ
モート75はピッチ処理およびコピー処理を管理し、S
 Y S IJモー}71はパーオリジナル処理および
ジョブプログラミング処理を管理しているので、処理の
コントロール権は双方が処理の分担に応じてそれぞれ有
している。これに対してUIマスター権はSYS IJ
モート71が有している。なぜなら、Ulにはコピーの
設定枚数、選択された編集処理などを表示する必要があ
り、これらはパーオリジナル処理もしくはジョブプログ
ラミング処理に属し、SYS!Jモート71の管理下に
置かれるからである。
プログレスステートにおいてフォールトが生じるとフォ
ールトリカバリーステートに移る。フォールトというの
は、ノーペーパー、ジャム、部品の故障または破損等マ
シンの異常状態の総称であり、F/Fの再設定等を行う
ことでユーザがリカバリーできるものと、部品の交換な
どサービスマンがリカパリーしなければならないものの
2種類がある。上述したように基本的にはフォールトの
表示はMCBUIモジュール86が行うが、F/FはS
YSモジュール82が管理するので、F/Fの再設定で
リカバリーできるフォールトに関してはSYSモジュー
ル82がリカバリーを担当し、それ以外のりカバリーに
関してはコビアエグゼクティブモジュール87が担当す
る。
また、フォールトの検出はSYS系、MCB系それぞれ
に行われる。つまり、IIT,IPS,F/PはSYS
リモー}71が管理しているのでSYSリモート7lが
検出し、10T,ADF,ソータはMCBリモート75
が管理しているのでMCBIJモート75が検出する。
従って、本複写機においては次の4種類のフォールトが
あることが分かる。
■SYSノードで検出され、SYSノードがリカバリー
する場合 例えば、F/Pが準備されないままスタートキーが押さ
れたときにはフォールトとなるが、ユーザは再度F/F
を設定することでリカバリーできる。
■SYSノードで検出され、MCBノードがリカバリー
する場合 この種のフォールトには、例えば、レジセンサの故陣、
イメージングユニットの速度異常、イメージングユニッ
トの才一バーラン、PRO信号の異常、CCCの異常、
シリアル通信網の異常、ROMまたはRAMのチェック
エラー等が含まれ、これらのフォールトの場合には、U
Iにはフォールトの内容および「サービスマンをお呼び
下さい」等のメッセージが表示される。
■MCBノードで検出され、SYSノードがリカバリー
する場合 ソータがセットされていないにも拘らずF/Fでソータ
が設定された場合にはMCBノードでフォールトが検出
されるが、ユーザが再度F/Fを設定し直してソータを
使用しないモードに変更することでもリカバリーできる
。ADFについても同様である。また、トナーが少なく
なった場合、トレイがセットされていない場合、用紙が
無くなった場合にもフォールFとなる。これらの7ォー
ルトは、本来はユーザがトナーを補給する、あるいはト
レイをセットする、用紙を補給することでリカバリーさ
れるものではあるが、あるトレイに用紙が無くなった場
合には他のトレイを使用することによってもリカバリー
できるし、ある色のトナーが無くなった場合には他の色
を指定することによってもリカバリーできる。つまり、
F/Fの選択によってもリカバリーされるものであるか
ら、SYSノードでリカバリーを行うようになされてい
る。
■MCBノードで検出され、MCBノードがリカバリー
する場合 例えば、現像機の動作が不良である場合、トナーの配給
が異常の場合、モータクラッチの故障、フユーザの故障
等はMCBノードで検出され、U■には故障の箇所およ
び「サービスマンを呼んで下さい」等のメッセージが表
示される。また、ジャムが生じた場合には、ジャムの箇
所を表示すると共に、ジャムクリアの方法も表示するこ
とでリカバリーをユーザに委ねている。
以上のようにフォールトリカバリーステートにおいては
コントロール権およびUlマスター権は、フォールトの
生じている箇所、リカバリ一の方法によってSYSノー
ドが有する場合と、MCBノードが有する場合があるの
である。
フォールトがリカバリーされて10Tスタンバイコマン
ドがMCBノードから発行されるとジョブリカバリース
テートに移り、残されているジョブを完了する。例えば
、コピー設定枚数が3であり、2枚目をコピーしている
ときにジャムが生じたとする。この場合にはジャムがク
リアされた後、残りの2枚をコピーしなければならない
ので、SYSノード、MCBノードはそれぞれ管理する
処理を行ってジョブをリカバリーするのである。従って
、ジョブリカバリーにおいてもコントロール権は、SY
Sノード、MCBノードの双方がそれぞれの処理分担に
応じて有している。しかし、U■マスター権はSYSノ
ードが有している。なぜなら、ジョブリカバリーを行う
については、例えば「スタートキーを押して下さい」、
「残りの原稿をセットして下さい」等のジョブリカバリ
ーのためのメッセージを表示しなければならず、これは
SYSノードが管理するパーオリジナル処理またはジョ
ブプログラミング処理に関する事項だからである。
なお、プロダレスステートで10Tスタンバイコマンド
が出された場合にもジョブリカバリーステートに移り、
ジョブが完了したことが確認されるとスタンバイステー
トに移り、次のジョブを待機する。スタンバイステート
において、所定のキーi作を行・うことによってダイア
グノスティック(以下、単にダイアグと称す。)ステー
トに入る゜ことができる。
ダイアグステートは、部品の入力チェック、出力チェッ
ク、各種パラメータの設定、各種モードの設定、NVM
 (不揮発性メモリ》の初期化等を行う自己診断のため
のステートであり、その概念を第9図に示す。図から明
らかなように、ダイアグとしてTECH  REPモー
ド、カスタマーシミュレーションモードの2つのモード
が設けられている。
TECH  REPモードは人力チェック、出力チェッ
ク等サービスマンがマシンの診断を行う場合に用いるモ
ードであり、カスタマーシミュレーションモードは、通
常ユーザがコピーする場合に使用するカスタマーモード
をダイアグで使用するモードである。
いま、カスタマーモードのスタンバイステートから所定
の摸作により図の八のルートによりTECH  REP
モードに入ったとする。TECHREPモードで各種の
チェック、パラメータの設定、モードの設定を行っただ
けで終了し、再びカスタマーモードに戻る場合(図のB
のルート)には所定のキー摸作を行えば、第6図に示す
ようにパワー才ンのステートに移り、第7図のシーケン
スによりスタンバイステートに戻ることができるが、本
複写機はカラーコピーを行い、しかも種々の編集機能を
備えているので、TECH  REPモードで種々のパ
ラメータの設定を行った後に、実際にコピーを行ってユ
ーザが要求する色が出るかどうか、編集機能は所定の通
りに機能するかどうか等を確認する必要がある。これを
行うのがカスタマーシミュレーションモードであり、ビ
リングを行わない点、U■にはダイアグである旨の表示
がなされる点でカスタマーモードと異なっている。これ
がカスタマーモードをダイアグで使用するカスタマーシ
ミュレーションモードの意味である。なお、TECH 
 REPモードからカスタマーシミュレーションモード
への移行(図のCのルート)、その逆のカスタマーシミ
ュレーションモードからTECH  REPモードへの
移行(図のDのルート)はそれぞれ所定の操作により行
うことができる。また、TECH  REPモードはダ
イアグエグゼクティブモジュール88(第4図)が行う
のでコントロール権、Ulマスター権は共にMCBノー
ドが有しているが、カスタマーシミュレーションモード
はSYS.DIAGモジコール83(第4図)の制御の
基で通常のコピー動作を行うので、コントロール権、U
lマスター権は共にsysノードが有する。
(n)システム (II−1)システムの位置付け 第10図はシステムと他のリモートとの関係を示す図で
ある。
前述したように、リモート71にはSYSU 1モジュ
ール81とSYSTEMモジュール82が搭載され、S
YSUI81とSYSTEMモジュール82間はモジュ
ール間インタフエースによりデータの授受が行われ、ま
たSYSTEMモジュール82とIIT73、IPS7
4との間はシリアル通信インターフェースで接続され、
MCB75、ROS76、RAIB’79との間はLN
ET高速通信網で接続されている。
次にシステムのモジュール構成について説明する。
(n−2)システムのモジュール構成 第11図はシステムのモジュール構成を示す図である。
本複写機?=おいては、I IT,IPS,10T等の
各モジュールは部品のように考え、これらをコントロー
ルするシステムの各モジ一−ルは頭脳を持つように考え
ている。そして、分散CPU方式を採用し、システム側
ではパーオリジナル処理およびジョブプログラミング処
理を担当し、これに対応してイニシャライズステート、
スタンバイステート、セットアップステート、サイクル
ステートを管理するコントロール権、およびこれらのス
テートでU■を使用するUIマスター権を有しているの
で、それに対応するモジュールでシステムを構成してい
る。
システムメイン100は、SYSU IやMCB等から
の受信データを内部バッファに取り込み、また内部バッ
ファに格納したデータをクリアし、システムメイン10
0の下位の各モジュールをコールして処理を渡し、シス
テムステートの更新処理を行っている。
M/Cイニシャライズコントロールモジュール101は
、パワーオンしてからシステムがスタンバイ状態になる
までのイニシャライズシーケンスをコントロールしてお
り、MCHによるパワーオン後の各種テストを行うパワ
ーオン処理が終了すると起動される。
M/Cセットアップコントロールモジュール103はス
タートキーが押されてから、コピーレイアーの処理を行
うMCBを起動するまでのセットアップシーケンスをコ
ントロールし、具体的にはSYSUIから指示されたF
EATURE (使用者の要求を達成するためのM/C
に対する指示項目)に基づいてジョブモードを作成し、
作成したジョブモードに従ってセットアップシーケンス
を決定する。
第12図(a)に示すように、ジョブモードの作成は、
F/Fで指示されたモードを解析し、ジョブを切り分け
ている。この場合ジョブとは、使用者の要求によりM/
Cがスタートしてから要求通りのコピーが全て排出され
、停止されるまでのM/C勤作を言い、使用者の要求に
対して作業分割できる最小単位、ジョブモードの集合体
である。例えば、嵌め込み合成の場合で説明すると、第
12図(b)示すように、ジョブモードは削除と移動、
抽出とからなり、ジョブはこれらのモードの集合体とな
る。また、第12図(C)に示すようにADF原稿3枚
の場合においては、ジョブモードはそれぞれ原稿1、原
稿2、原稿3に対するフィード処理であり、ジョブはそ
れらの集合となる。
そして、自動モードの場合はドキュメントスキャン、ぬ
り絵モードの時はプレスキャン、マーカー編集モードの
時はプレスキャン、色検知モードの時はサンプルスキャ
ンを行い(プレスキャンは最高3回)、またコピーサイ
クルに必要なコピーモートをI IT,IPS,MCB
!:対して配付し、セットアップシーケンス終了時MC
Bを起動する。
M/Cスタンバイコントロールモジュール102はM/
Cスタンバイ中のシーケンスをコントロールし、具体的
にはスタートキーの受付、色登録のコントロール、ダイ
アグモードのエントリー等を行っている。
M/Cコピーサイクルコントロールモジュール104は
MCBが起動されてから停止するまでのコピーシーケン
スをコントロールし、具体的には用紙フィードカウント
の通知、JOBの終了を判断してIITの立ち上げ要求
、MCBの停止を判断してIPSの立ち下げ要求を行う
また、M/C停止中、あるいは動作中に発生するスルー
コマンドを相手先リモートに通知する機能を果たしてい
る。
フォールトコントロールモジュール106は■IT,I
PSからの立ち下げ要因を監視し、要因発生時にMCB
に対して立ち下げ要求し、具体的にはIITS IPS
からのフェ゜イルコマンドによる立ち下げを行い、また
MCBからの立ち下げ要求が発生後、M/.C停止時の
りカバリーを判断して決定し、例えばMCBからのジャ
ムコマンドによりリカバリーを行っている。
コミニュケーションコントロールモジュール107はI
ITからのIrTレディ償号の設定、イメージエリアに
おける通信のイネーブル/ディスエイブルを設定してい
る。
DIAGコント9−ルモジコール108は、DIAGモ
ードにおいて、人力チェックモード、出力チェックモー
ド中のコントロールを行っている。
(II−3)システムのデータ授受 次に、これらシステムの各モジ二−ル同士、あるいは他
のサブシステムとのデータの授受について説明する。
第13図はシステムと各リモートとのデータフロー、お
よびシステム内モジュール間データフ口一を示す図であ
る。図のA−Nはシリアル通信を、Zはホットラインを
、■〜0はモジュール間データを示している。
SYSUIリモートとイニシャライズコントロール部1
01との間では、SYSU IからはCR−Tの制御権
をSYSTEM  NODEに渡すTOKENコマンド
が送られ、一方イニシャライズコントロール部101か
らはコンフィグコマンドが送られる。
SYSU Iリモートとスタンバイコントロール部10
2との間では、SYSUIからはモードチェンジコマン
ド、スタートコピーコマンド、ジョブキャンセルコマン
ド、色登録リクエストコマンド、トレイコマンドが送ら
れ、一方スタンバイコントロールR102からはM/C
ステータスコマンド、トレイステータスコマンド、トナ
ーステータスコマンド、回収ボトルステータスコマンド
、色登録ANSコマンド、TOKENコマンドが送られ
る。
SYSU Iリモートとセットアップコントロール部1
03との間では、セットアップコントロール部103か
らはM/Cステータスコマンド(プログレス) 、AP
MSステータスコマンドが送られ、一方SYSUIリモ
ートからはストップリクエストコマンド、インターラプ
トコマンドが送られる。
IPSリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、IPSリモートからはイニシャライズエン
ドコマンドが送られ、イニシャライズコントロール部l
otからはNVMパラメータコマンドが送られる。
IITリモートとイニシャライズコントロール部101
との間では、IITリモートからはIITレディコマン
ド、イニシャライズコントロール部101からはNVM
パラメータコマンド、INITIALIZEコマンドが
送られる。
IPSリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、IPSリモートからイニシャライズフリーハン
ドエリア、アンサーコマンド、リムーヴエリアアンサー
コマンド、力5−情報コマントカ送ラレ、スタンバイコ
ントロール1802からはカラー検出ポイントコマンド
、イニシャライズフリーハンドエリアコマンド、リムー
ヴエリアコマンドが送られる。
[PSリモートとセットアップコントロール部103と
の間では、IPSリモートからIPSレディコマンド、
ドキュメント情報コマンドが送らレ、セットアップコン
トロール部103スキャン情報コマンド、基本コピーモ
ードコマンド、エディットモードコマンド、M/Cスト
ップコマンドが送られる。
[ITリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、IITリモートからプレスキャンが終了したこ
とを知らせるIITレディコマンドが送られ、スタンバ
イコントロールB102からサンプルスキャンスタート
コマンド、イニシャライズコマンドが送られる。
IITリモートとセットアップコントロール部103と
の間では、IITリモートからはIITレディコマンド
、イニシャライズエンドコマンドが送られ、セットアッ
プコントロール部103からはドキュメントスキャンス
タートコマンド、サンプルスキャンスタートコマンド、
コピースキャンスタートコマンドが送られる。
MCBリモートとスタンバイコントロール部102との
間では、スタンバイコントロール部102からイニシャ
ライズサブシステムコマンド、スタンバイセレクション
コマンドが送られ、MCBリモートからはサブシステム
ステータスコマンドが送られる。
MCBリモートとセットアップコントロール部103と
の間では、セットアップコントロール部103からスタ
ートジョブコマンド、IITレディコマンド、ストップ
ジョブコマンド、デクレアシステムフォールトコマンド
が送られ、MCBIJモートから10Tスタンバイコマ
ンド、デクレアMCBフォールトコマンドが送られる。
MCBIJモートとサイクルコントロールa’ls10
4との間では、サイクルコントロール邪104からスト
ップジョブコマンドが送られ、MCBリモートからはM
ADEコマンド、レディフォアネクストジョブコマンド
、ジョブデリヴアードコマンド、10Tスタンバイコマ
ンドが送られる。
MCBIJモートとフォールトコントロール部106と
の間では、フォールトコントロール部106からデクレ
アシステムフォールトコマンド、システムシャットダウ
ン完了コマンドが送られ、MCBリモートからデクレア
MCBフォールトコマンド、システムシャットダウンコ
マンドが送られる。
1ITリモートとコミニュケーションコントロール部1
07との間では、IITIJモートからスキャンレディ
信号、イメージエリア信号が送られる。
次に各モジコール間のインターフェースについて説明す
る。
システムメイン100から各モジュール(101〜10
7)に対して受信リモートNO.及び受信データが送ら
れて各モジュールがそれぞれのリモートとのデータ授受
を行う。一方、各モジュール(101〜107)からシ
ステムメインl00に対しては何も送られない。
イニシャライズコントロール部101は、イニシャライ
ズ処理が終了すると7ォルトコントロール部106、ス
タンバイコントロール部102に対し、それぞれシステ
ムステート(スタンバイ)を通知する。
コミニコケーションコントロール部107は、イニシャ
ライズコントロール部1 0hスタンバイコントロール
部102、セットアップコントロールRl 0 3、コ
ピーサイクルコントロール部104、フォルトコントロ
ール部106に対し、それぞれ通信可否情報を通知する
スタンバイコントロール部102は、スタートキーが押
されるとセットアップコントロール部103に対してシ
ステムステート(プログレス)を通知する。
セットアップコントロール部103は、セットアップが
終了するとコピーサイクルコントロール部104に対し
てシステムステート (サイ,タル)を通知する。
(II[)モニタ制御方式(本発明の要部)本発明のモ
ニタ制御方式は、処理時間を要するタスクは優先レベル
の低い処理、10msec毎に行わなければならないモ
ニタの処理は優先度の高い処理と位置付け、優先レベル
の低い処理は、バックグラウンドとしてCPUの空いて
いる時間は常時実行し、10msec毎の割り込みがあ
ると中断してモニタの通常処理を行うようにして割り込
み毎のモニタの処理を支障なく行うと共に、処理時間の
長いタスク処理も確実に実行できるようにしている。
また、本発明におけるモニタは、MCB,Ulとの間で
はLNETによる通信、IITや[’Sとの間では9 
6 0 08PSによる通信というように、他のシステ
ムとの通信を行う場合に、通儒速度の異なる複数種類の
通信方式を採用して分散CPU方式め特徴を最大限に活
かして効率的に機能させるようにしている。
第14図は本発明のモニタ制御方式の原理を説明するた
めの図である。
モニタは10msec毎の割り込みによりタイマ処理、
入出力処理、送受信処理、APPSコール処理等通常の
処理を行っている。そしてIPSにおけるTRC変換テ
ーブル作成処理のように、非常に処理時間を要するタス
クをリザーブ(R S V)タスクとして登録しておく
。今、Toのタイミングでの割り込みでモニタの通常処
理が行われ、t。のタイミングでこの処理が終了すると
、バックグラウンドの処理、即ちRSVタスクの処理が
実行される。そしてタイミングT,010msec割り
込みが入ると、バックグラウンド処理は中断され、モニ
タの通常処理が実行される。以後、割り込みによるモニ
タ通常処理が終了し、CPUの空いた時間を利用してR
SVタスクの処理が実行される。
したがって、10msec割り込み毎のモニタの通常処
理は支障なく行われると共に、処理時間のかかるRSV
タスクはCPUの空き時間を利用して行われ、CPUの
稼動率を向上させることもできる。
(I[[−1)システムモニタのモジュール構成第15
図はシステムモニタのモジュール構成ヲ示す図である。
システムモニタは、計算機のOSに相当するもので、シ
ステムの利用者とハードウエアの中間に位置してシステ
ム資源の管理、スループットの向上、応答時間の短縮、
使い易さ、汎用性、拡張性、情報の共有と保護、及びR
AS (信頼性、利用可能度、保守性》の向上を狙いと
してシステムの管理に関する処理を行っており、本実施
例においては、タスクのコントロール処理を行うタスク
コントロールモジュールと通信処理を行う通信モジュー
ルからなっており、通信モジュールはさらに3600B
PS通信モジュール(9600COM)とLNET通信
モジュール(CCC−COM)から構成されている。
タスクコントロールモジュールは、10msec割り込
みによりタイマ処理、人出力処理、APPSコール処理
等を優先度の高い処理として行い、同時に10msec
割り込みによる処理が行われないCPU・の空き時間に
、パワーONからOFFまでの間、常時処理時間の長い
処理を優先度の低い処理としてAPPSに実行させてい
る。
9600COMは、IIT,IPSとの間の通信処理を
行っている。
CCC−COMは、MCBSUIとの間における通信処
理を行っている。
(A)タスクコントロールモジュール タスクコントロールモジュールは、パワーONにより起
動されるモニタメイン処理部、10ITlsec割り込
み、キャリッジスキャン割り込み、NMI割り込み、イ
メージエリア割り込み等の割り込み処理部、APPSに
対するサービス処理部、割り込みに対する空処理部から
なっている。そして、本発明のバックグラウンド処理は
、モニタメイン処理部で行っている。
モニタメイン処理部801はパワーONにより起動され
、パワーON初期化処理部801−1を起動し、周辺L
SI初期化処理R801−5、割り込みコントローラ(
8 2 5 9)初期化処理部801−9、タイマコン
トローラ(8254)初期化処理部801−10をそれ
ぞれ起動して各LS■の初期化処理を行うと共に、96
00bps通信モジュール(9600COM)に対して
960Qbps通信を行うための82511NIT,C
OM$[NITをコールして初期設定処理を行わせ、同
様に9600COMに対してHDR$SETをコールし
て予め決まったフォーマットのデータを設定しておくメ
モリの初期設定を行う。
RAMテスト処理部801−6、ROMテスト処FH’
[S801−7、N V M f ス}処理部801−
8はパワーON初期化処理邪801−1からコールされ
て書き込んだデータがその通り読めるか否かのRAMテ
スト、前回の電源ON時の値と同じ値が読めるかどうか
のROMテスト、電源を切る前のデータが正しく保存さ
れているかどうかのNVMテスト等のコアテストを行う
。またこれらのテスト処理と共に、APPSのエラー処
理を行うRUN$ERRORをコールする。この場合、
パラメータを付してコールすることによりAPPSが何
でコールされたか分かるようにしており、APPSは付
されたパラメータをみて対応するエラー処理を行う。
コアテストが終了すると、モニタメイン処理部801は
CCC−COM (コミニニケーションコントロールチ
ップモジュール》に対してコンテンションバスのセルフ
テストを実行させるために、C$SELF$TEST1
、C$SELF$TEST2をコールする。このテスト
は、所定のデータを送出して自ら受信し、受信したデー
タが送信したデータと同じであることを確認することに
より行う。
これらの処理が終了すると、割り込みテスト処理!iF
IS801−2が起動され、パワーON1回目のスキャ
ンレディ、スキャンエンド、スキャンスター}、イメー
ジ読み込み・開始・終わり等の外部割り込みに対して、
回路が正しく動作するか否かのテストが行われる。
こうしてパワーオンステートで行うべきテストが終了す
ると、APPSのイニシャライズ処理を行うss$IN
rT$sYs,SS$INIT$Ulをコールする。こ
こで言うAPPSとはSYS及びUlを含んでおり、S
YS及びUlのどちらもモニタからみるとAPPSとい
うことになり、これらを動かすための初期設定処理を行
う。
イニシャライズステートになると、タイマテーブル初期
化処理i801−3が起動され、タイマテーブルに、例
えばFFFF等の所定の値がセットされる。
タイマセット後、モニタメインループ処理部801−4
が起動され、10msecを超える長い繰り返し処理を
無限ループで行うことになる。無限ループは、10ms
ec割り込みによる通常処理で中断するものの、パワー
OFFまでの間、常時裏で廻っている処理である。
10msec割り込み処理部802は割り込みコントロ
ーラ8259を介しての内部割り込みにより10mse
c毎に起動され、タイマ処理部802−1、フィルタ処
理部802−2、APPSコール処理部802−3、R
SVステートチェンジ処理部802−4、RAMモニタ
処理部8 0 2−5、出力処理部802−6、各種タ
イマチェック処理部802−7〜8 0 2−9、各種
タイマ消去処理部80 2−1 0 〜8 0 2−1
 2の起動を行う。Ionsec割り込み処理部802
の活性化により、現在実行中の処理が一時中断してメイ
ンメモリの固定領域に退避し、タイマ処理、入出力管理
、タスク管理等10msec毎に行うべき処理が一巡し
て行われる。そして、10msec毎の処理が終了する
と、退避させておいた処理に復帰する。割り込みに伴う
現在実行中の処理の退避および復帰はハードウエアによ
り自動的に行われる。
タイマ処理部802−1は各種タイマのチェック処理、
消去処理を起動すると共に、タイマ値の登録、カウント
ダウン、タイムアウト処理等のタイマ処理を行う。
フィルタ処理部802−2は外部人力信号のノイズを拾
わないように、同一レベルデータが所定時間継続したと
きにデータ取り込みを行うような処理を行う。
APPSコール処理部802−3はタイマ処理、フィル
タ処理が終わった後、所定のAPPSをコールしてそち
らに制御を渡す処理を行う。
RSVステートチェンジ処理部8 0 2−4は、バッ
クグラウンドとして行われるべきRSVタスクの処理状
態が停止中、実行中、実行状態、実行終了のいずれかに
応じてステートチェンジを行う。
RAMモニタ処理邪8 0 2−5は、RAMの内容を
読みだして7セグメント表示するRAMモニタボードの
表示処理を行うためのもので、ソフトウエアのデバッグ
用に使用している。
出力処理部802−6は処理結果を出力するための処理
を行う。
WDTIJセット処理1802−13はプログラムの暴
走を防ぐためのウオッチドッグタイマをIQ msec
の割り込み毎にリセットして、時間のかかる処理が無効
にならないようにしている。
以上は10msec毎の内部割り込みから起動されるモ
ジニールであるが、次にIITコントローラからの外部
割り込みにより起動されるモジュールについて説明する
キリッジが移動すると、IITからモニタに対して外部
割り込みが入り、スキャンレディ割り込み処理部803
、ノットスキャンレディ割り込み処理部804、イメー
ジ割り込み処理、ノットイメージ割り込み処理も起動さ
れる。スキャンレディ割り込み処理部803、ノットス
キャンレディ割り込み処理部804はキャリッジが動い
た時に入ってくる割り込みで、各々立ち上がり、立ち下
がりで起動される。
rR6割り込み処理部805、IR7割り込み処理部8
06は割り込みコントローラ8259が1つのLSIで
8本の割り込みができるため、使っていなくても一応設
定しておかないと、誤動作につながるので、割り込み処
理のプログラムの器だけ作っておくための空の割り込み
処理部である。
NMI割り込み処理邪807はマスクできない割り込み
(NON  MASKABLE  INTERRUPT
)で、割り込みコントローラ8259からでなく、CP
Uに直接入ってくる割り込みである。この割り込みは緊
急にCPUにリセットがかかってパワーが落ちたりする
場合、その直前に入ってくる割り込みで、どういう状態
でパワーOFFになるかということをNVMに記憶させ
ておくための極く短時間の割り込みである。
イメージエリア割り込み処理部808は、イメージの読
み込みはスキャンしたときに行うので精度を要するため
、その処理をCCCからの割り込みの中で行っており、
読み込みのトリガ指令を出すためのものであり、ノット
イメージ割り込み処理部809は、イメージの読み込み
が終了したことを指令するためのものである。
モニタはAPPSに対するサービス処理を行っており、
APPSが101IIsecに一回モニタからコールさ
れたとき、その中でモニタのサービス処理、即チスーパ
ーバイザーコールを使ってAPPSがモニタに対してタ
イマの登録、停止、バックグランドでの長い処理の実行
を要求できる。
即ち、10msecタイマ、1 0 0msecタイマ
、10 0 0msecタイマの各起劾/停止処理部8
10〜812は、APPSからのスーパーバイザーコー
ルに対するタイマサービス処理を行っており、これを利
用してAPPSはタイマセット、停止を行うことができ
る。また、各起勤/停止処理部810〜812は、10
msecタイマ、1 0 0msecタイマ、1 0 
0 0msecタイマ初期化処理部及び消去処理部8 
0 2−7〜8 0 2−1 2と接続されていて、そ
れぞれ初期化、設定値の消去が行われる。
また、スーパーバイザーコールによりRSVタスク登録
処理部813、RSVタスクステータスチェック処理部
814、RSVタスク実行要求処理部815、RSVタ
スク処理1816がコールされ、それぞれバックグラウ
ンドとして処理されるRSVタスクの登it、RSVタ
スクステートの確認、登録抹消、実行要求、タスクの停
止等を行う。
既に、第3図において説明したように、CCCはSYS
系、UI系、MCB系間の高速通信回線LNETのプロ
トコルをサポートしており、コンテンションバス通信、
エラー発生等の場合に割り込みを行うサービス機能を有
しているが、現在のところこの割り込みサービス機能は
使っていない。
しかしながら高速通信回線LNETを通してノイズ等が
割り込み信号として入っできた場合に、これに対応する
処理部がないと割り込みがあったとしてシステムが暴走
してしまう可能性がある。そこで、システムモニタは、
このようなCCCからの割り込みを処理する割り込み処
理部817〜822を有しており、ここに割り込み信号
が入った場合には、そのままリターンさせる処理を行っ
ている。
8086内邪割り込みから起動される割り込み処理部8
23〜826も同様にノイズ等の割り込みがあった場合
の空処理を行うための処理部である。
(B)9 6 0 08PS通信モジュール9600C
OMは、IIT、[’Sとの間で9600bpsのシリ
アル通信を行い、通信割り込み処理、送受信割り′込み
処理、APPSとの間のデータのやりとり等を行ってい
る。
システムからTIT,IPSへのデータ送信開始は、精
度を要求されるので割り込みで知らされている。即ち、
タイマコントロールLSI8254から、ある一定時間
がたつとIIT1 1PSに対して通信をやりなさいと
いう割り込みがかかってくるので、通信割り込み処理郎
827は、その制御下にあるモジュールを活性化してこ
の通信を開始するための一連の処理を行っている。
通信テスト処理部827−1はシリアル通信回線のテス
トを行い、通信リモート設定処理部827−2は960
0bpsのシリアル通借方式で通信するスレーブリモー
トを設定するための処理を行う。
回線エラー監視処理部827−3は通儒エラーが何回か
連続して通信が行える状態ではないと判断したときに回
線エラーとする処理を行っている。
ここで、通信エラーとは一回の通信に対して発生するエ
ラーのことで、3種類のものがある。
〔1)無応答エラー リモートからの応答がない場合のエラーである。
(2)ステータスエラー リモートから受信したデータが誤っているエラーで、■
パリティエラー、■ストップビットが検出されない7レ
ーミングエラー、■通信用バッファに送られてきたデー
タを取り込まないうちに次のデータがきてしまった場合
のオーバーランエラーの3種類がある。
(3)フレームエラー フレームの論理に誤りがある場合のエラーで、例えばデ
ータが途中で切れてしまい正常なバイト数分だけ受信で
きなかったような場合である。
このような通信エラーが、例えば3回以上連続したか否
かチェックし、連続していれば回線エラーとしている。
通信開始処理部8 2 7−4は、リモートとの間の通
信を行うためのもので、送信開始時に通信テストを行う
場合には通信テストコマンドセット処理部8 2 7−
5をコールしてテスト用コマンドをセットし、同じデー
タを送る場合には再送データセット処理部8 2 ?−
6をコールして再送データをセットし、APPSからデ
ータを送ってくれという要求があった場合にはAPPS
データセット処理部827−7をコールしてAPPSか
らの送信データをコマンドと共にフレームにセットし、
また受信したフレームからコマンドとデータを切り出す
処理を行い、リモートに対して送るデータがない場合に
は、ACKセット処理R827−8をコールしてACK
を送るための処理を行う。そして、データを送る場合に
は必ずHEADDER通儒処理部8 2 7−9をコー
ルして送信相手リモ−}Noをヘッダにセットして送り
、また受信したフレームからヘッダを取り出して相手リ
モートを判断する処理を行っている。
LSI8251は送受信の割り込みを行っており、送儒
割り込み処理部830はシリアル通信用LSI8251
に送信データを書き込み、送信データを9600通倍ラ
インにのせると、次のデータを8251に書いても良い
という割り込みがかかってくるので、その割り込みの中
でIIT,IPSへ送る次のデータを8251へ書き込
む処理をしている。この割り込みは1バイト毎にかかっ
てくるので、送るデータが5バイトデータであれば5回
の割り込みがかかってくる。
受信割り込み処理部831は送信処理とは逆にIITあ
るいはIPSから1バイト825lヘデータが送信され
てくると、1バイトデータを受信したという割り込みが
かかってくるので、これを1バイト毎に受け取り、また
次の1バイトが揃うと割り込みが入ってきて、順次1バ
イト単位でデータを受信する処理を行っている。
この受信割り込み処理部831の下でデータ受信開始設
定処理部831−1、データ受儒処理邪831−2、受
信エラーリカバリー処理部831−3、受信リモート設
定処理部831−4、データ受信終了処理部831−5
、SELFテスト結果受信処理部831−6がそれぞれ
機能しており、その中で受信割り込み処理部831はデ
ータが揃った場合に間違ったデータがきていないかどう
か、あるいはIITからのデータか[’Sからのデータ
か等のチェックをしている。SELFテスト結果受儒処
理部831−6はパワーONイニシャライズの中に通信
テストという機能があるが、各APPSを動かす前にシ
ステムとの間で通信可能かどうかのテストを行うと共に
、IIT、IPSのパワーONセルフテストの結果を受
信する処理を行っている。
LSI8251イニシャライズ処理部832、送信イニ
シャライズ処理部833、ヘッダーフォーマット設定処
理部834は、それぞれパワーONイニシャライズの中
でタスクコトントロールモジュールから呼ばれるイニシ
ャライズ処理を行っている。
回線エラー検知処理部835は、タスクコントロールモ
ジュールの10msec割り込みの中で呼ばれ、モニタ
からAPPSに対して回線エラーの発生を知らせる処理
を行っている。
モニタの通信についてのみ考えると前述の回線エラー監
視モジュールさえあれば、モニタは回線エラーかどうか
把握して通信を止めたりすることができる。しかし、例
えばIITとの間で回線エラーが発生し、このことをA
PPSが知らないと、APPSはIITとの通信は生き
ていると思ってIITに対してキャリッジスキャンの要
求を出し、これに対してスキャン終了という返事が来な
いので何時までもスキャンの要求を出したままの待機状
態となり、メッセージ表示も「コピーしています」のま
まになってしまうという不都合が発生する。そこで、タ
スクモジュールによりl O ms.ec毎に回線エラ
ー検知処理部835をコールして、回線エラー監視モジ
ュール8 2 7−2で生成した情報をAPPSのエラ
ー起動処理を行うRUN$ERRORをコールしてAP
PSに対して知らせるようにしている。
また、回線エラー検知処理部は、CCC側の通信エラー
が起きたときにいつまでもエラーにしておくと、MCB
,Ulとの通信が何もできなくなってしまうので、エラ
ーということが分かったらリカバリさせるために10m
sec毎にccc−coMのCCC$ERCV$CHK
をコールしている。
送信処理部836は、送信チェックSVC836−11
送信SVC836−2はそれぞれタスクコントロールモ
ジュールの10+msec割り込みの中で呼ばれる処理
である。
IIT送信キューイング処理部837、IPS送信キュ
ーイング処理B838は、それぞれAPPSからのスー
パーバイザーコールで呼ばれる処理で、バッファを持っ
ていて1 0 0msecに1回程度のデータ送信を行
っている。
メイン送信キューイング処理部839、スベア送儒キュ
ーイング処理部840はそれぞれスペア用であり、リモ
ートが増えたときのために用意している。
11T受信データ取り込み処理邪841,IPS受僧デ
ータ取り込み処理部842はそれぞれIITS IPS
からの受け取ったデータがあるかというAPPSからの
スーパーバイザーコールに対して受信データ提供のサー
ビス処理を行っている。
メイン受信データ取り込み処理部843、スペア受信デ
ータ取り込み処理部844は、受信データ取り込みのス
ペア用として設けられており、送信の場合と同様にリモ
ートが増えたときのための用意として設けている。
(C)LNET通信モジュール LNET高速通信は、第16図に示すように、システム
、Ul、MCBとの間で187.5KBPSでCCCを
介して行われている。CCCチップはソフトを有してお
り、SYSモニタからデータをCCCチップのバッファ
に書き込む場合には1パケット単位でデータを送ってあ
り、そのデータが送信し終わるとバッファ空の割り込み
がかかってくる。また1パケット単位で受信した場合に
も割り込みがかかってくる。さらに、通儒エラーが発生
した場合にもエラーの割り込みがかかってくるので、L
NET通信に関する限りは、CCC・COMからみた場
合にはモニタはAPPSのような扱いとなる。そして、
CCC−COMは、セルフテスト処理、受儒処理、送信
処理を行っている。
パワーON時にメインモニタからコールされるタスクコ
ントロールモジュールからCCCセルフテスト1モジュ
ール850とCCCセルフテスト2モジュール851と
がコールされる。
CCC − COMはセルフテスト、HALT1NOR
MALの3つのステータスを有しており、それぞれのス
テースに対応したテストを行っている。
CCCセルフテスト1モジュール850は、CCCの初
期設定処理を行うモジュールで、通信するときにCCC
が正常に動作するか否かをテストする。先ず、CCCス
テータスチェンジテスト1モジュール850−1はステ
ータスをセル7ステートからHALTに変えることを指
示し、指示通りにステータスが変化するか否かのテスト
を行う。
次に、HALTステータスにおいて、ターンアラウンド
テストモジュール8 5 0−2〜85〇一4によりC
CCチップに対してFIFOコマンドを書き込み、コマ
ンド通りに動いてその通りの結果が返って《るか否かを
テストする。
次に、CCCステータスチェンジテスト1モジュール8
50−1はステータスをHALTからNORMALに変
え、その通りステータスが変化するか否かのテストを行
う。そして、モジュール85’0−11、850−12
によりそれぞれHALTSNORMALの初期設・定を
行う。
なお、FIFOコマンド書き込みチェックモジュール8
 5 0−9、データ変換処理部850−10、エラー
処理部8 5 0−6、ウェイト処理部850−7、リ
ード変換処理部8 5 0−8はそれぞれCCCチップ
の仕様が他チップのものと異なっているため、共通処理
を可能にするだめの変換を行っているインタフェースで
ある。また、1lTIsecウェイト処理部8 5 0
−7で直接ウォッチドッグタイマのポートにアクセスし
てリセットしているが、これはチェックを開始してから
それが確定するまでに時間がかかるので、ウォッチドッ
グタイマのリセットを定期的に行わないとプログラムの
暴走と認識されてしまうからである。
セルフテスト2モジュール851は、LNETのターン
アラウンドテストを行っており、通信がうまくいくか否
かをみている。このうち、モジュール851−1はイネ
ーブル状態で、モジュール851−3はディセーブル状
態で単にコマンドを実行させて、結果がOKかNGかを
判断している。
マタモジューノレ851−2は、送イ言バッファ0、1
のテストを行うためのデータ送信処理部851−4,8
51−5及び受信バッファ0,1のテストを行うための
データ受信チェック処理部851一6、851−7を起
動し、LNETがU■、MCBとの回線の他に自分の所
に戻ってくる回線があるの利用して、自分で送ったもの
を自分で受けて、送ったものがその通りに受け取れるか
否かをテストしている。このテストにより、バッファか
ら送信し、回線を通して受儒する処理ができるか否かの
テストを行うことができる。
なお、セルフテスト2においてもインタフェース8 5
 0−6〜850−8を共用しており、またデータ変換
処理部851−8を共通処理のためのインタフェースと
している。
LNETの割り込みには■エラーが発生したとき、■送
信バッファが空になったとき、■データ受信があったと
きの3種類がある。
LNETの割り込みがあると、各モジュールは自分に対
するものであるか否か判断してその処理を行う。
エラー割り込み処理部8 5 2−1は、例えばデータ
再送回数オーバーの場合、データが送れなかったという
ことで、バッファ0または1のエラー処理部852−2
または8 5 2−3を起動し、またエラー復旧処理部
8 5 2−4を起動する。なお、リード変換処理部8
 5 2−5は前述の共通処理のためのインタフェース
である。
使われていない割り込みがかかってきたとき、エンドイ
ンタラプトコマンドをCCCチップのレジスタに書き込
んで返してやる必要がある。そのためにタスクコントロ
ールモジュールよりインタフェースとしてのデータ変換
処理部852−6をコールして変換処理を実行させてい
る。
受信割り込み処理部853は、バッファOまたはバッフ
ァ1へのデータ受信があった場合に、受{=バッファ処
理部8 5 3−1または8 5 3−2をコールして
バッファ受信キューイング処理部853−3−8 5 
3−5をコールしてデータの取り込ろを行っている。こ
の場合、MCBは、システムに対してリクエストセルフ
テストリザルト、バックグラウンドポーリング(BGP
)という特別のコマンドを定期的に送ってきて、システ
ム側のしNET高速通信が生きているか否か聞いてくる
こと、Ulに対して通信データ量が多いためキューイン
グ処理部を2つ設けている。
9600BPSの送儒処理がタスクコントロールモジニ
ールから10msec毎にコールされた結果9600B
PSから、あるいはLNET割り込みからCCCの送信
処理を行うSEND$CCCモジュール854がコール
される。
この送信処理部854は、各バッファ854−1〜85
4−6にどのデータをどのように書き込むかの処理を行
っており、第」7図により詳細に説明する。なお、モジ
ュール8 5 2−6は前述した共通処理のためのイン
タフェースである。
第17図(a)はLNET通信を説明するための図、第
17図(b)は送借リクエストと送信バッファ0、1の
空き具合いによる送信パターンを示す図である。
第17図(a)に示すように、CCCは送信バッファと
受信バッファをそれぞれ2つ有しており、lパケット単
位でデータが書き込めるようにしている。なお、送信バ
ッファ0はMCB用、送信バッファlはUI用として使
用している。バッファのデータが空になると、モニタに
対して割り込みがかかってきて次のデータが送信可能で
あることを知らせる。そして、1つのバッファのデータ
をMCB,或いはUIに対して送信している間、他のバ
ッファへの書き込みを行うことにより送信処理が効率的
に行えるようにしている。このデータの送信に対してM
CB,或いはUlから返すものがない場合にはACKコ
マンドがCCCに対して返される。受儒についても同様
で、lバケット単位でデータが送られてくると、そのこ
とが割り込みで知らされ、2つのバッファから交互にデ
ータの取り込みが行えるようにしている。
第17図(b)において、EはEMPTYSFはFUL
L,BOはバッファ0,Blはバッファ1、○は送信要
求あり、×は送信要求無し、鉤状矢印はバッファの選択
をそれぞれ意味している。
送信方法は、リクエストセルフテストリザルトとMCB
からのバックグラウンドポーリング(BGP)に対する
応答は最優先とし、MCB1UIに対する送信要求につ
いては、要求が単独で有るときには空いているどちらの
バッファも使用し、MCB,UIの両方の要求があると
きはMCB用バッファ0のみ空のときはMCBへ送信し
、Ul用バッファ1のみ空のときはU■へ送信する。
なお、送信処理は10msecからもLNETからも割
り込みによりコールされるようにしている。
これは、パワーONのときや最後のデータを送ってしま
った場合には、データが何もないのでバッファFULL
からバッファEMPTYという変化が生ぜず、そのため
LNET割り込みがかからず、データの送信処理ができ
ない。このときは10msecの割り込みがトリガーと
なって送信処理をコールしている。また、10msec
割り込みだけであれば10msecに一回しか送信でき
ない。しかしLNET割り込みがあることにより、デー
タを送ってバッファが空になれば直ぐ割り込みがかかる
ので、データが沢山あっても連続的に送信することがで
きる。なお、10msec割り込みとLNET割り込み
が同時に起きた場合にはLNETに対してはマスクして
競合が生じないようにしている。
エラー復旧チェック処理855は、エラー処理において
エラーの復旧が行われた否かのチェックをしている。
BGP送信データ変換処理部856、MCB,UIへの
送信、受信処理を行うモジュール857〜860は、A
PPSに対するサービス処理であるスーパーバイザーコ
ールによる送受信処理を行っている。また、モジュール
859−1は前述した共通処理のためのインタフェース
である。
(III−2)タスクコントロール状態遷移第18図は
タスクコントロールの状態遷移を示す図である。
本発明におけるモニタのタスクコントロール部の処理は
第18図(a)に示すバックグラウンド処理ループと、
第18図(b)に示す10msec割り込み処理ループ
とで実行される。
第18図(a)において、バックグラウンドルーブ処理
はパワーON時から行われ、第15図(a)のモニタメ
イン処理部801により起動される各モジュール801
−1〜801−10により周辺LSIの初期化、RAM
,NVMテスト、APPS初期化等を行うパワーON初
期設定処理と、同様にモニタメイン処理部801により
起動されるモニタメインルーブ処理部801−4により
、初期設定後に実行要求のある処理時間の長いRSVタ
スクの実行処理を繰返し行い、TRC変換テーブル作成
のように処理時間が10msecを越えてしまう長い時
間を要する処理を行う。
また、第18図(.b )において、10msec割り
込み処理ループは10msec割り込み処理部802に
より起動される各モジュールにより実行され、10ms
ec毎のリアルタイム割り込み処理内で、タイマ処理部
802−1,フィルタ処理郎802−2、APPSコー
ル処理部8 0 2−3、出力処理部8 0 2−6に
よりそれぞれ1 0msec, 1 0 0msec、
1 0 0 0msec計時処理、タイマ処理、人力処
理、APPS:l−ル処理、出力処理等の10msec
処理、及びWDT’Jセット処理部802−13により
ウオッチドッグタイマのリセットを行う10Q mse
c処理を実行している。
モニタはこのような2つの流れで処理を行い、RSVタ
スクの実行は、モニタメインループ処理部801−4に
おける無限ループでパワーOFFまで実行し、割り込み
があると実行制御権を10msec処理部に渡してモニ
タの通常処理が行われる。
([−3)タスクテーブル 第19図はRSVタスクテーブルを示す図である。
本発明においては、バックグラウンドで処理する10m
secを越える長い処理を行う場合には、その処理をR
SVタスクとして予めモニタRAMのタスクテーブルに
登録しておく必要がある。このタスクテーブルはRSV
OからRSVl5までの16個用意され、モニタRAM
に登録できるタスクの個数は最大16個までとしている
第19図(a)(c)はRSVタスクステートテーブル
を示しており、第19図(a)はモニタが作成するRS
Vクスクステートテーブル、第19図(c)はAPPS
参照用に設定されるRSVクスクステートテーブルを示
し、それぞれモニタRAMに設定される。
タスクは停止(0)、実行持ち(1)、実行中(2)、
実行終了(3)のステートを有しており、現在どのステ
ートにいるかは0〜3の値をステートテーブルに設定す
ることにより分かるようにして、各RSVタスク毎にそ
の値がモニタRAMに設定される。従って、このステー
トテーブルを参照してO〜3の何れの値であるかを見る
ことにより、RSVタスクがどういう状態にいるかを判
断することができる。
なお、RSVクスクステートテーブルを2つ用意してい
るのは、後述するように、完全に処理が終了したのか、
中断したのか分かるようにタスクのステートはモニタが
10msec間だけ実行終了の状態を保持している。こ
れはAPPSは10msecに1回しか起動されないの
で、10msec間保持しておかないと認識できないか
らである。この10msec間ステートを保持するため
にテーブルを2つ設けている。即ち、モニタはステート
が変化する毎に1つのテーブルの内容を書き換え、他の
テーブルは10msec毎に書き換えている。なあ、A
PPSは第19図(C)のテーブルを参照してRSVタ
スクの状態を判断しているが、モニタの方はAPPS参
照用のタスクステートテーブルは参照していない。
第19図(b)はループカウンタテーブルを示しており
、ループカウンタは各タスクに対して16個用意され、
後述するようにそれぞれ最大256まで処理ループ回数
をカウントしている。
第19図(d)はRSVタスクアドレステーブルである
。RSVタスクはバックグラウンドループ処理の初期設
定においてモニタRAMに設定され、その登録RSVタ
スク数は登録時にカウントされて幾つのRSVタスクが
登録されたか分かるようになっている。。
なお、第19図(a)(c)(d)のテーブルはモニタ
RAMに設定され、第19図(b)のループカウンタテ
ーブルはモニタとAPPS共有RAMに設定される。こ
れはRSVタスクの登録、実行、停止等がAPPSから
のスーパーバイザーコールでモニタの行うサービス処理
で行われ、そのためRSVタスクアドレステーブル、R
SVクスクステートテーブルはモニタRAMに設定され
る。一方、ループカウンタはAPPSの処理(バックグ
ラウンド処理)の中で生成されるカウント値、即ち何回
の処理ループが実行されたかをモニタが管理しておく必
要があり、そのためモニタが管理するテーブルに書き込
むので、モニタとAPPS共有RAMに設定している。
(III−4)TRCの設定及び計算処理フロー第20
図はIPSのTRC設定処理のフローを示す図である。
前述したように各RSVタスクには16個のループカウ
ンタが用意されており、ここではループカウンタ0を使
用し、原稿の種類等に応じて標準力−ブを修正するため
に、通常4点の濃度、コントラスト、カラーバランスの
設定処理を行.う。さらに要求があればネガポジ反転処
理を行い、1回の処理が終了するとループカウンタ0の
内容をプラス1して、以後順次この処理を繰返し、ルー
プカウンタ0の内容が256階調数を越えると処理が終
了する。
第21図は中間点補間計算処理、標準カーブ計算処理、
反転計算処理を行うフローを示す図である。
中間点補完計算処理は、設定点が4点であるのでその中
間を埋めるための直線近似処理である。
ここではこの処理をループカウンタlを使用し、階調数
が256であるので256点について中間点補完処理を
行う。
標準カーブ処理は、例えばループカウンタ2を用い、中
間点補完処理で求めた256点についての出力値を標準
カーブにより変換して標準カーブの修正を行い、TRC
変換テーブルを作成する処理を行う。
反転計算処理は、例えばループカウンタ3を用い、得ら
れたTRC変換テーブル(カーブ)の傾きを90度変え
る処理で、例えば濃度の濃い所を逆に薄《したいような
場合に行う。
このように、IPSのTRC計算処理は、濃度、コント
ラスト、カラーバランス等の設定処理、256階調を出
すための中間点補完処理、標準カーブ修正処理、反転処
理256階調で行うので膨大な処理量となり長い処理時
間を要することにりなる。
(III−5)RSVタスクの状態遷移制御のしやすさ
という観点から、RSVタスクの状態は停止、実行待ち
、実行中、終了の4つに分けて、RSVタスクの管理を
行っている。
第22図はRSVタスクの遷移条件を示す図である。
パワーONからパワーオフまで継続的に実行されるバッ
クグランドにおけるRSVタスク処理は、パワーON時
には「停止0」の状態であり、APPSがRSVタスク
の実行要求をすると、タスク登録カウンタをプラス1し
て「実行待ち1」の状態に遷移する。「実行待ち1」の
状態でIAPPSがRSVタスクの実行を中止する場合
はタスク登録カウントをマイナス1して「停止0」に戻
る。
「実行待ち1」の状態でモニタがRSVタスクの実行を
開始すると、「実行中2」の状態に遷移する。この状態
でRSVタスクの実行が行われ、千二夕がRSVタスク
実行を終了する時はタスク登録カウンタをマイナス1し
て「実行終了3」の状態に遷移し、モニタが10mse
c間だけ実行終了を保持して停止にする。これは完全に
処理が終了したのか、中断したのかが分かるようにする
ためである。
(III−6)割り込み処理とバックグラウンド処理第
23図は10msec割り込み処理、バックグラウンド
処理、他の割り込み処理の関係を示す図である。
10msec割り込みによりモニタの通常処理が行われ
る。割り込みの瞬時のみディスエイブルとなって直ちに
イネーブルとなり、他の割り込みを受付け可能としてい
る。そしてRSVタスク実行要求(RSV  EXCT
)がでると、10msec割り込みによるモニタの通常
処理が終了すると、バックグラウンド処理がCPUの空
き時間に行われ、次に10msec割り込みがあるとモ
ニタの通常処理が実行される。また、他の優先する割り
込みがあると10msec割り込みによるモニタの通常
処理、バックグラウンド処理が中断してその割り込み処
理が優先して行われる。
RSV  EXCTが消去されると、RSVタスク処理
は終了するが、バックグラウンド処理は継続して行われ
、CPU空き時間には空ループが行われることになる。
第23図から分かるように、本発明において、バックグ
ラウンド処理が1番低いレベルの処理、10msec割
り込みによるモニタの通常処理がその上位の処理、他の
優先割り込みが最優先の処理というように階層的になっ
ている。
(I[I−7>バックグラウンドループと割り込みルー
プ処理フロー 第24図はメインルーブ(バックグラウンドルーブ)処
理と、l O msecループ処理の処理フローを示す
図である。
パワーONによりバックグラウンド処理ループが駆動し
、初期設定が行われ、APPS初期設定によりタスクア
ドレスがタスクアドレステーブルに設定される(ステッ
プ1001)。そしてディセープルにし、16個につい
て順番に実行要求があるかないかみていく。そのため最
初に、RSVOタスクがあるかないかをRSVタスク登
録カウントの値を見て判断し、タスクがあれば次にRS
VOタスクの実行要求があるかないかをRSVOタスク
ステートが「実行待ち」にあるかどうかで判断し(ステ
ップ1002〜1004) 、RSV0タスクの実行要
求があればRSVOタスクステートを実行中とする(ス
テップ1005)。 次に割り込みをイネーブルとし(
ステップ1006) 、RSVを実行する(ステップ1
007)。
なお、RSVOタスクのステートを実行中にするのにデ
ィセープルとして行っているのは、割り込みの方でもR
SVOタスクステートを動かすことがあり、それと重な
らない状態で処理をするためである。こうして、前述し
たループによる処理を行う。
そして処理が終了すると、ステートを変える必要がある
ので、前述と同様に割り込みと処理が重ならないように
ディセーブルとし(ステップ1008) 、RSVOの
ステートが「実行中」かどうか見て、RSVOステート
が「実行中」であればRSVOタスクステートを「終了
」とする(ステップ1009.1010).これはRS
vOタスク実行中でもAPPSの方からその実行を止め
てくれという指示もできるので、止まっているものを「
終了」とする必要がないので「実行中」か否かを判断し
ている。こうして、RSV登録カウンタの値をマイナス
1し、割り込みをイネーブルとして(ステップ1012
)、以後RSVOタスクと同様にRSVタスク1〜l5
について、要求のあったタスクについての処理を行う。
一方IQmsec割り込みループでは10msecのリ
アルタイム割り込みがあると、まず10msec割り込
みのマスクをセットし、自分自身の割り込みを禁止する
(ステップ1 1 0 1)。これは10msec割り
込み処理が長引いた場合に次の自身の10msec割り
込みが入ると、戻れなくなってしまうのでそれを防止す
るためである。そしてイネーブルとして他の割り込みを
受付可能とし(ステップ1102)、次にステップ11
03〜1123でタイマの計時処理を行う。
計時処理が終了すると1 0 msec, 1 0 0
 msec、1 0 0 0msecのタイマ処理を行
い、次にノイズをデータとして読み込むのを防止するフ
ィルタ人力処理を行う(ステップ1125)。そしてA
PPSコール処理を行い(ステップ1126)、RSV
タスクの停止要求をだしてループカウンタにFFFOH
をセットする。もちろん10msec割り込みが入った
時点でバックグラウンド処理から10msec割り込み
処理に制御は渡されているので、RSvタスクの処理は
中断してステップl008のディセーブルの状態にいる
。また、RSVタスクの実行要求もAPPSコール処理
の中で行われ、RSVタスク実行要求があれば登録カウ
ントの値をカウントアップし、同時にRSVクスクステ
ートテーブルを「実行侍ち」の状態とする。
次に送信キューイングのエリアに書き込まれたデータを
送信ホームセット処理により送信する(ステップ112
7)。そしてRSVステートチェンジ処理によりAPP
S参照用RSVタスクステートテーブルのステートの書
き換えを行う(ステップ1128)。そしてRAMモニ
タ処理、ポーリングチェック、エラー検知処理、出力処
理等を行い(ステップ1129〜1132)、100e
sec経過したか否か判断し、経過している場合はウオ
ッチドッグタイマのリセットを行い(ステッブ1133
.1134)、割り込みをディセーブルとし、かつ10
msec割り込みマスクをリセットしくステップ113
5.1136)、10msec割り込みをイネーブルと
してリターンする。
(III−8)タイミングチャート 第25図は正常系実行待ちにおける中断、実行中の中断
の場合のRSVタスク処理を示すタイミングチャートで
ある。
第25図(a)は正常系の場合を示し、まずパワーON
でループカウンタの値は0となっおり、RSVクスクス
テートは停止の状態となっている。
ここで、APP310msec処理の中からモニタスー
パーバイデーコールによりRSVタスクの実行要求があ
るとループカウンタをクリアし、RSVタスクステート
を実行待ちの状態とする。ここで、モニタバックグラウ
ンドモジュールがRSVタスクをコールしてループ処理
を実行させるとRSVクスクステートは「実行中」とな
り、ループカウンタはループする毎にインクリメントす
る。そしてRSVタスクからモニタバックグラウンドに
対して制御が返されると、RSVタスクステートを「終
了」とし、モニタは10msec間終了保持した後、ス
テートを停止にする。こうして1つのRSVタスクの実
行が終了する。カウンタの内容が最大値になれば、そこ
でRSVタスクは終了し、モニタバックグラウンドはR
SVクスクステートを「実行中」から「終了」に変える
第25図(b)は実行待ちの中断を示すタイミングチャ
ートを示す図である。
パワーONでRSVタスクステートが停止の状態で、A
PP310msec処理の中からモニタSVCに対して
実行要求がなされ、、ループカウンタ0クリア、RSV
タスクステートを実行待ちとする。
そしてRSVクスクステートが待ちの時に、APP 3
 1 0msec処理により中断要求が出されると、モ
ニタSVCはRSVタスクステートを待ちの状態から停
止とし、ループカウンタの値はOFFFOHとし、処理
は中断する。
第25図(C)は実行中の中断のタイミングチャートを
示す図である。
パワーONでRSVタスクステート停止の状態で、AP
P310msec処理からモニタSVCに対してRSV
タスク実行要求が出されると、モニタSVCはRSVタ
スクステートを待ちにし、ループカウンタを0クリアす
る。ここで、モニタバックグラウンドからRSVタスク
がコールされ、ループ処理が実行され、同時にRSVタ
スクステートが実行中に切換えられる。そしてループ処
理毎にループカウンタがインクリメントし、処理が行わ
れる。そして八PP310msec処理の中で中断要求
が出されると、モニタSvCはこれを受けてRSV中断
要求を出し、ループカウンタの内容をOFFFOHとし
、RSVタスクからモニタバックグラウンドに対してタ
スクがリターンし、RSVタスクステートを実行中から
終了に切換え、モニタは終了を10msec間保持した
後、ステートを停止とする。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、処理時間を要するタスク
は優先レベルの低い処理、10msec毎に行われなけ
ればならないモニタの処理は優先度の高い処理と位置付
け、優先レベルの低い処理は、バックグラウンドとして
CPUの空いている時間のみ実行し、10msec毎の
割り込みがあると中断してモニタの通常処理を行うよう
にして、割り込み毎のモニタの処理を支障なく行うと共
に、処理時間の長いタスク処理も確実に実行でき、CP
Uの稼動率を向上することもできる。さらに、通信処理
をフンテンションバスによる高速通信とポーリング方式
による通儒を使用することにより、分散CPU方式の特
徴を活かして、効率のよい通信処理を行うことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモニタ制御方式の構成を示す図、第2
図は本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の1例
を示す図、第3図はハードウエアアーキテクチャーを示
す図、第4図はソフトウエアアーキテクチャーを示す図
、第5図はコピーレイヤを示す図、第6図はステート分
割を示す図、第7図はパワーオンステートからスタンバ
イステ一トまでのシーケンスを説明する図、第8図はプ
ログレスステートのシーケンスを説明する図、第9図は
ダイアグノスティックの概念を説明する図、第lO図は
システムと他のリモートとの関係を示す図、第11図は
システムのモジュール構成を示す図、第12図はジョブ
モードの作成を説明する図、第13図はシステムと各リ
モートとのデータフロー、およびシ各テム内モジュール
間データフ口一を示す図、第14図は本発明のモニタ制
御方式の原理を説明するための図、第15図はシステム
モニタのモジュール構成を示す図、第16図、第17図
はLNET通信を説明するための図、第18図はタスク
コントロールの状態遷移を示す図、第19図はRSVタ
スクテーブルを示す図、第20図はIPSのTRC設定
処理のフローを示す図、第21図は中間点補間計算処理
、標準カーブ計算処理、反転計算処理を行うフローを示
す図、第22図は状態遷移を示す図、第23図は10m
sec割り込み処理、バックグラウンド処理、他の割り
込み処理の関係を示す図、第24図はメインループ処理
と、10msecループ処理の処理フローを示す図、第
25図は正常系実行待ちにおける中断、実行中の中断の
場合のRSVタスク処理を示すタイミングチャートを示
す図、第26図は処理時間の長いタスクが発生した場合
のモニタによるタイマ処理における不具合の発生を説明
するための図である。 出  願  人  富士ゼロックス株式会社代理人 弁
理士  蛭 川 昌 信(外5名)第 第5 カウシツ3 第5 図(b) 図(d) PR−TRUE 10T−LS ↓;+各各↓ 番↓↓◆↓↓ ↓↓4↓↓↓ @T3l− 第 図 (e) o−−−−−−−−−−−−−p 一丁3一 旧画側画皿 O 第10図 シリア九通?:イシヲーフェイス M: モジュール間インターフエイス 第12 vA 《α》 (bl 第15 因 (e) 第19 図 (a) (b) T.C.B1 (RSV タxクSTATETBL) TCB2 (LOOPCNTRTBL) (C) (d) モニターFIAM

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定間隔毎の割り込みにより処理を実行する割り
    込み処理部と、バックグラウンド処理部とを有し、バッ
    クグラウンド処理部は常時バックグラウンド処理を行う
    と共に、割り込みにより処理を中断し、バックグラウン
    ド処理中断時に割り込み処理部の通常処理を行うように
    したことを特徴とする記録装置におけるモニタ制御方式
  2. (2)所定間隔毎の割り込みは、10msec割り込み
    である請求項1記載の記録装置におけるモニタ制御方式
  3. (3)バックグラウンド処理部は、パワーONにより起
    動される請求項1または2記載の記録装置におけるモニ
    タ制御方式。
  4. (4)バックグラウンド処理部が行う処理は、予め登録
    されたタスクである請求項1または2記載の記録装置に
    おけるモニタ制御方式。
  5. (5)登録されたタスクのステートを、タスクステート
    テーブルにより管理する請求項4記載の記録装置におけ
    るモニタ制御方式。
  6. (6)登録された各タスクに対して処理ループ回数をカ
    ウントする複数のループカウンタが設定されている請求
    項4記載の記録装置におけるモニタ制御方式。
  7. (7)登録されたタスクの処理が終了すると、登録タス
    ク数をディクレメントする請求項4記載の記録装置にお
    けるモニタ制御方式。
  8. (8)登録されたタスクの処理終了のステートは、所定
    時間保持するようにした請求項2記載の記録装置におけ
    るモニタ制御方式。
  9. (9)バックグラウンド処理は、10msecを越える
    演算処理である請求項1記載の記録装置におけるモニタ
    制御方式。
  10. (10)バックグラウンド処理部が行うタスクの登録、
    抹消はスーパーバイザーコールによりが行う請求項1記
    載の記録装置におけるモニタ制御方式。
  11. (11)さらに、通信速度の異なる複数の通信処理部を
    備えた請求項1記載のモニタ制御方式。
  12. (12)通信処理部の1つは高速通信処理部であり、デ
    ータが空になったことによる通信割り込みと、10ms
    ec割り込みにより送信処理が起動される請求項11記
    載のモニタ制御方式。
  13. (13)データが空になったことによる通信割り込みと
    、10msec割り込みが同時に発生したときは、一方
    の割り込みをマスクする請求項12記載のモニタ制御方
    式。
  14. (14)高速通信処理部は、送受信データバッファをそ
    れぞれ複数個有し、データの書き込み/読み取りと、デ
    ータの送受信とを同時に行えるようにした請求項12記
    載のモニタ制御方式。
  15. (15)高速通信処理部は、パケット単位でデータの送
    受信を行う請求項12記載のモニタ制御方式。
  16. (16)高速通信処理部は、送受信データバッファを通
    信相手に割り振っておくことを特徴とする請求項14記
    載のモニタ制御方式。
  17. (17)通信処理部の1つがポーリング方式通信処理部
    であり、バイト単位でデータの送受信を行う請求項11
    記載のモニタ制御方式。
  18. (18)ポーリング方式通信処理部は、データの授受が
    あったときに発生する割り込みで送受信処理が起動され
    る請求項17記載のモニタ制御方式。
  19. (19)ポーリング方式通信処理部は、回線エラー監視
    処理部と回線エラーをアプリケーションに知らせる回線
    エラー検知処理部とを有する請求項17記載のモニタ制
    御方式。
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