JPH02234791A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の１］的コ （産業」二の利用分野） 本発明は、初期状態の設定が使用者の知らないうちに行
なわれたときの対策をａｊｌじた洗濯機に関する。

（従来の技術） 従来より、洗濯機においては、その運転を制御する制御
手段として、マイクロコンピュータを使用したものが供
されている。

このものの場合、運転中に、停電が発生したり、或いは
他機器から強力なノイズ等があったりすると、制御手段
が運転を停止させてリセットし、洗濯機を初期設定状態
に戻すようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 上述のものの場合、運転が洗いやすすぎの途中で、その
ときに停電の発生や或いは他機器がらの強力なノイズ等
があって、運転が停止され、そしてそれに使用者か気｛
−Ｊかないままでいると、洗濯物か、洗濯槽内に残った
洗剤分を含む水に長時間漬けられることになって、変色
や傷みを発生ずるという問題点を有していた。

本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、運転が洗いやすすぎの途中で、そのとき
に停電の発生や或いは他機器からの強力なノイズ等かあ
って、運転が停止されても、洗濯物が変色したり傷んだ
りすることを防止することのできる優れた洗濯機を提ｆ
』（するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するだめの手段） 本発明の洗濯機は、洗濯槽内の水位を検出して信号を発
する水位検出装置と、洗濯槽内からの排水をする排水弁
と、使用者から洗濯運転についての任意操作を受けて信
号を発するスイッチ群と、このスイッチＩ洋から発せら
れる他号及び前記水位検出装置から発せられる信号の入
力に基づいて運転を制御する制御手段とを具備するもの
であって、その制御手段を、初期状態設定後の一定時間
内に前記スイッチ群からの入力がなく旧つ前記水位検出
装置により前記洗濯槽内に一定二以上の水が残っている
と検出されたときに、前記排水弁を開放させて前記洗濯
槽内の水を排出させるように横成したところに特徴を有
する。

（作用） 上記手段によれば、要するに、洗濯物が洗濯槽内に残る
洗剤分を含む水に長時間清けられたままになるようなと
きには、排水か行なわれ、その洗剤分を含む水の洗濯槽
外への排出か行なわれるのであるから、それによって洗
濯物の変色，傷みを防１１二ずることかてきる。

（丈施例） 以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用したー実施例につ
き、図面を参照して説明する。

ます、第２図において、１は脱水兼用洗濯機全体の外箱
であり、水受桶２及び洗濯脱水兼用槽（洗濯槽）３を外
・内二重槽の形態で内設している。４はト１ｌ！■３内
に配設したこの場合容器状を成す撹拌体、５は撹拌体４
を洗濯時に回転駆動し槽３を脱水時に回転駆動すべく桶
２の外下部に配設したモータ６を主体とする駆動機措で
ある。又、７は桶２の底部に形成した排水口で、これに
ｊＪｌ水弁８を装右し、排水弁８には排水ポース９を接
続している。

一力、第３図において、］０は制御手段である？イクロ
コンピュータ（以下マイコンと称す）で、ＡＬＵ１．］
．，ＲＯＭＩ　２，ＲＡＭＩ　３及び発振回路１４をＨ
しており、本脱水兼用洗濯機の制御についての各種プロ
グラムが記憶されている。１５は例えば１・ライアック
により構成した出力ドライバ群で、これは、上記マイコ
ン１０の出力端子Ｏ，，０■，０３，０，からの出力信
号に基づいて、前記モータ６、及び槽３内に給水すべく
設けた給水弁１６、並びに排水弁８を通断電制御ずるよ
うになっている。１７はスイッチ群で、７１・リクス回
路構成かなされており、前記ＲＯＭ１２に記憶された洗
濯のコースを選出するためのコース選択スイッチや運転
を開始させるためのスター１・スイッチ等を有していて
、使用者からの任意操作を受け、上記マイコン１０の■
力端子０，，０６，０７，０８からの出力信号に基づい
て発する信号を、入力端子Ｉｆ，１２，１３．１４に入
力するようになっている。１８は水位検出装置で、これ
は前記槽３内の水位を検出して信号を発し、それをマイ
コン１０の入力端子Ｉ６に入力ずるようになっている。

］９は蓋スイッチで、これは図示しない洗濯物出入口を
開閉するように設けた蓋のその開閉に応動して信号を発
し、それをマイコン］０の入力端子Ｉ，に入力ずるよう
になっている。２０はブザーで、これはスイッチの受付
け時や洗濯コスの終了時等に鳴動するもので、マイコン
１０の出力端了０９からの信号により作動されるように
なっている。そして、２１は例えばマトリクス回路構成
にした多数のＬＥＤからなる表示部で、これはマイコン
１０の出力端子ＯｎないしＯＳからの信けにより作動さ
れるようになっている。

さて、上述のごとく構成したものの場合、電源を投入す
れば、マイコン１０はリセツー・シて初期状態の設定を
し（第３図ステップＳ１）、次にスイッチ群１７から入
力があるか否かの判断をする（同ステップＳ２）。ここ
で、スイッチ群］７の中のいずれかのスイッチが操作さ
れていれば、マイコン１０は、次にそのスイッチ操作に
より運転を開始する指令かあったか否か（スタートスイ
ッチの操作があったか否か）の判断をし（同ステッブＳ
３）、あれば直ぢに、又、なければあるのを待って、標
準の洗濯コースの場合、「洗い」「すすぎ」及び「脱水
」の各行程を順にこなし（同ステップ８４〜６）、終了
後、運転を再び開始する指令を待つ状態（同ステップＳ
３）に戻る。

そして一方、ここで、上記運転の途中例えば「洗い」行
程中に停電或いは他機器からの強力なノイズ″．５−が
あったとすると、状態が正常に戻った時点で、マイコン
１０は第３図中破線矢印で示すように電源を再投入した
状態となり、リセットして初期状態の設定をする（同ス
テップＳｌ）。従って、次にスイッチ群１７から人力が
あるか否かの判断をし（同ステップＳ２）、人力があれ
ば上述の１１Ｅ常な運転を行なう状態に戻るが、使用者
が気付かず、人力かないとすれば、槽３内の水位を、水
位検出装置］８により見、その水位が水位検出装置１８
についてのリセッ１・水位以下であるか否かの判１析を
する（同ステップＳ７）。ここで、槽３内の水位が水位
検出装置１８についてのリセット水位以上であったとす
れば、上述の正當な運転を行なう状態に戻るが、リセッ
ト水位以下であったとすれば、初期状態の設定をしてか
ら一定時間が経過したか否かの判断をし（同ステップＳ
８）、一定時間が経過していなければ、これまでのスイ
ッチ群１７から入力かあるか否かの判断（同ステップＳ
２）　　槽３内の水位が水位検出装置１８についてのリ
セッ１・水位以ドてあるか否かの判断（同ステップＳ７
）、及び初期状態の設定をしてから一定時間か経過した
か否かの判断（同ステップＳ８）を繰返し、一定時間を
経過した時点で、スイッチ人力もなく、槽３内の水位も
水位検出装置１８についてのリセット水位以下のままで
あれば、次に排水弁８を通電して開放させ（同ステップ
Ｓ９）、槽３内に残った洗濯水の排出をする。

そして更に、槽３内の水位か水位検出装置１８について
のリセット水位以下でなったか否か、すなわち槽３内か
らの排水が行われたか否かの判断をし（同ステップＳ１
０）、リセット水位以下になるのを待って、排水弁８を
断電して閉塞させる（同ステップＳ１１）。そしてその
後、運転を開始ずる指令を待つ状態（同ステップＳ３）
に戻る。

このように本実施例によれば、運転途中の停電や或いは
他機器からの強力なノイズ等に基づく初期状態設定し直
し後の一定時間内に、スイッチ１１工］７からの人力が
なく、且つ水位検出装置１８により槽３内に一定量以上
の水が残っていると検出されたとぎには、排水弁８を開
放させて槽３内の水を排出させるようにしているのであ
るから、洗濯物か｛１シ３内に残った洗剤分を含む水に
長時間漬けられたままになることは避けられ、それによ
ってその洗濯物の変色，傷みを防止できるものである。

又、この場合、排水弁８の開放は、槽３内に一定量以上
の水が残っていると検出されたときにのみ行なうもので
、１ｌ！！ｌ３内に一定量以下の水しか残っていない状
況では、洗濯物の変色，傷みも極く少ないから、排水弁
８を開放させず、余分な排水をしないようにしているの
で、水の無駄な排出を避けることができ、又、排水弁８
開閉用の電磁石等の通電に要する電力費等も少なく節約
できる。

尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定
されるものではなく、例えば全体として脱水兼用洗濯機
以外、二槽式洗濯機にも同様に適用できるなど、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。

［発明の効！！］ 以上の記述で明らかなように、本発明の洗濯機は、洗濯
槽内の水位を検出して信号を発する水位検出装置と、洗
濯槽内からの排水をするＪｕｌ水弁と、使用者から洗濯
運転についての任意操作を受けて信号を発するスイッチ
群と、このスイッチ群から発せられる信号及び前記水位
検出装置から発せられる信号の入力に基づいて運転を制
御する制御手段とを具偏するものであって、その制御手
段を、初期状態設定後の一定時間内に前記スイッチ群か
らの入力がなく且つ前記水位検出装置により前記洗濯槽
内に一定量以上の水か残っていると検出されたときに、
前記排水弁を開放させて前記洗濯槽内の水を排出させる
ように構成したところに特徴を有するものであり、それ
によって、運転が洗いやずずぎの途中で、そのときに停
電の発生や或いは他機器からの強力なノイズ等があって
、運転が停止されても、洗濯物が洗剤分を含む水に長時
間漬けられたままになることを防止し得て、その変色や
傷みを防止できるという優れた効果を奏するものである
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は制御
手段による制御内容を示したフローチャート、第２図は
脱水兼用洗濯機全体の縦断側面図、第３図は電気的構成
図である。 図面中、３は洗濯脱水兼用槽（洗濯＄６）　、８は排水
弁、１０はマイクロコンピュータ（制御手段）１７はス
イッチ群、１８は水位検出装置を示す。 出願人　　株式会社　　東　　芝 東芝オーディオ・ビデオ エンジニアリング株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、洗濯槽内の水位を検出して信号を発する水位検出装
   置と、洗濯槽内からの排水をする排水弁と、使用者から
   洗濯運転についての任意操作を受けて信号を発するスイ
   ッチ群と、このスイッチ群から発せられる信号及び前記
   水位検出装置から発せられる信号の入力に基づいて運転
   を制御する制御手段とを具備するものであって、その制
   御手段を、初期状態設定後の一定時間内に前記スイッチ
   群からの入力がなく且つ前記水位検出装置により前記洗
   濯槽内に一定量以上の水が残っていると検出されたとき
   に、前記排水弁を開放させて前記洗濯槽内の水を排出さ
   せるように構成したことを特徴とする洗濯機。