JP2847815B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2847815B2
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昭仁 大谷
貞之 玉江
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は槽内の液の濁度変化を検出して洗濯動作を制
御する洗濯機の制御装置に関するものである。
従来の技術 従来より発光素子と受光素子とにより洗濯液の濁度を
検出してその濁度に応じて洗い時間およびすすぎ時間を
設定する方法が提案されており、すすぎ工程の給水中に
おいて基準値を設定し、この内容をメモリに記憶させて
以後はこれをもとに洗い、すすぎ時の濁度を検知し洗濯
動作を制御するものであった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、メモリに外部メモリを使用した場合に
メモリとのアクセス時に不良が生じた場合、たとえばメ
モリに書き込んだ内容とメモリから読み出した内容とが
一致しなかった場合などが考えられるが、その場合、そ
の後どういう処置をとるのか、たとえば洗濯動作を続行
するのか停止するのか、あるいは動作を続行するのであ
ればどのような手段で洗濯動作を続行するのかなどにつ
いて一切提案されていなかった。
本発明は上記課題に鑑み、メモリとのアクセス時に不
良が生じた場合は、濁度検出器からの信号による洗濯動
作の制御を濁度検出器による洗濯制御以外の洗濯プログ
ラムによる制御に切り換えて洗濯動作を続行することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、発光素子と受光
素子とにより槽内の液の濁度変化を検出する濁度検出器
と、前記濁度検出器による制御に必要なデータを記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段とのデータのやりとりおよ
び洗い、すすぎ、脱水動作を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記濁度検知器からの信号に基づ
く洗いあるいはすすぎ動作の制御を行う際に、前記記憶
手段とのデータのアクセスが正常に行われず濁度検出器
による制御ができない場合、濁度検知器の信号による洗
濯制御以外の洗濯プログラムに切り換えて洗濯動作を続
行させる構成としている。
作用 この構成により、メモリとのアクセス時にデータ内容
の不一致などの不良が生じた場合は、濁度検出器からの
信号による制御から濁度検出器に基づかない洗濯制御、
たとえば洗濯物の量を検知する布量検知手段による制御
に切換えて引き続き洗濯動作を最後まで行なうことがで
きるようになる。
実施例 以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説
明する。洗濯機の全体構成を第2図に示す。第2図にお
いて、1は洗濯機本体、2は外槽で4本のロッド3によ
り洗濯機本体1内に懸垂支持されており防振構造になっ
ている。4は壁面に多数の穴を有する脱水槽兼用の洗濯
槽である。5は正転、逆転するパルスセータで、モータ
6により回転駆動されて洗濯槽4内の衣類を洗濯するも
のである。7は濁度検出器、8は排水弁、9は排水ホー
スである。
第1図に洗濯機の電気回路構成を示す。第1図におい
て、交流電源19とスイッチング装置15,16,18を直列関係
に接続し、モータ6および排水弁8に電力を供給する。
上記スイッチング装置15,16,18は双方向性サイリスタ等
の半導体スイッチング装置であり、スイッチング装置1
5,16はモータ6の正転、逆転を制御し、スイッチング装
置18は排水弁8を制御する。布量検知手段13は上記モー
タ6による撹拌後のオフ時、つまり上記スイッチング装
置15または16がターンオフした瞬間において進相用コン
デンサ17の両端に発生する電圧を入力し、布量に応じた
パルスを出力する。
また濁度検出器7は排水経路20途中に設けられてお
り、対峙して設けた発光素子7a、受光素子7bより構成さ
れている。この両素子7a,7b間には上記排水経路20が介
在する。また報知手段14はLEDあるいはブザーよりな
る。
制御手段10はマイクロコンピュータからなり、洗い、
すすぎ、脱水の一連の洗濯動作を制御する全自動洗濯機
の制御手段であり、その出力端子として、パルスを出力
するとともにそのパルスのデューティ比が変化可能なパ
ルス出力端子(PWM端子)を有している。
このPWM端子を入力し、D/A変換するD/A回路11aと、こ
のD/A回路11aの出力電圧を入力しその電圧値に応じた定
電流を発光素子7aに流す定電流回路11bとからなり、こ
のD/A回路11aと定電流回路11bとから発光素子7aへの制
御電流を線形的に変化させる電流制御回路11を構成して
いる。電圧変換回路12は受光素子7bの出力信号を電圧変
換するものであり、その出力電圧は制御手段10のA/D入
力端子に入力されている。
また記憶手段21は前記濁度検出器7の受光素子7bの出
力を基準値に設定したときの発光素子の出力レベル制御
データ等を記憶するためのメモリであり、本実施例では
外部メモリICとして不揮発性メモリを使用している。
制御手段10のPWM端子の出力信号波形は、第3図に示
すように周期Tは一定であり、ハイレベルのパルス幅tH
が変化することによりデューティ比が変化するものであ
る。このPWM端子の出力信号をD/A回路11aと定電流回路1
1bからなる電流制御回路11により発光素子7aの制御電流
IFを第4図に示すように線形的に変化させる。この制御
電流IFの分解能は、28=256とし、IFの最大値を100mAと
すると100mA/28≒0.4mAとなる。また発光素子7aと受光
素子7bからなる濁度検出器7の伝達特性は第5図に示す
ように伝達特性が良いものと悪いものとがある。また洗
濯機を使用していくにしたがって排水経路20が汚れてく
るため等価的に伝達特性が劣化していくと考えられる。
ここで制御手段10は、すすぎ工程の給水中にこの濁度
検出器7の受光素子7bの出力信号を電圧変換回路12を経
てA/D入力端子に入力し、この入力電圧Voが所定値にな
るように発光素子7aの制御電流IFを決定し、その後受光
素子7bの出力信号の変化度合から、洗い、すすぎの終了
判定を行なうように制御するものである。
ここで前記濁度検出器7の受光素子7bの出力を基準値
に決定したときの発光素子7aの出力レベル制御データを
前記記憶手段21に記憶しておき、次回の洗濯開始時には
前記記憶手段21に記憶されていた制御データにより発光
素子電流を所定値に制御し、その値からの濁度変化によ
り最適な洗い、すすぎ制御を行なう。ここで前記記憶手
段21に記憶される内容としては、上記の他に洗い延長時
間設定値や前記布量検知手段13における判定のしきい値
変更等がある。また前記記憶手段21とのやりとりは、す
すぎ工程の給水中だけでなく、電源コンセントを入れた
時においても行なわれるものである。
ここで制御手段10が濁度検出器7の受光素子7bの出力
電力Voを基準値VAになるように発光素子7aの制御電流IF
を決定する方法およびその制御データを記憶手段21へ記
憶する過程を第5図〜第7図に基づいて説明する。制御
手段10はまず電源投入時であるかどうか判定し(ステッ
プ30)、電源投入時であれば記憶手段21からデータを読
出して(ステップ31)、サムチェックを行ないデータが
一致するかどうか判断し(ステップ32)、データが一致
しなければメモリ異常と判定する(ステップ33)。そし
て電源投入時のメモリとのデータアクセスに不良が生じ
なければ、すすぎ工程の給水時にまず、微少電流5mAを
発光素子7aに流し(ステップ34)、このときの受光素子
7bの出力電圧VoをA/D入力より入力する(ステップ3
5)。このとき第5図に示すように、濁度検出器7の伝
達特性が良いものであればVo=1.5Vとなり悪いものであ
ればVo=0.5Vとなった場合を考えてみる。ただし濁度検
出器の伝達特性はこの二つの場合だけでなく無数の組合
わせが存在することは言うまでもない。次に制御手段10
はこの最初の出力電圧Voに応じて予めその内部ROMにメ
モリされた第6図のVoとIFテーブルに基づき、次に濁度
検出器7の発光素子7aに流す制御電流IFを決定するよう
にしている(ステップ36)。すなわちVo=0.5Vであれば
次に流すIFを30mAとし(ステップ37)、Vo=1.5Vであれ
ばIFを10mAとするものである。そして第6図に基づくIF
を流したときの受光素子7bの出力電圧Voを再度入力し
(ステップ38)、このVoが所定範囲内かどうか判断し
(ステップ39)、所定範囲以下であれば(ステップ4
0)、発光素子7aの電流IFを増加し(ステップ41)、濁
度検出器7の受光素子7bの出力電圧Voを入力し(ステッ
プ38)、所定値に達したかどうか判断する(ステップ3
9)。また、Voが所定範囲以上であれば(ステップ4
2)、発光素子7aの電流IFを減少し(ステップ42)、再
度出力電圧Voを入力し(ステップ38)、所定値に達した
かどうか判断するものである(ステップ39)。そして、
ステップ39において所定範囲内であると判断されれば濁
度検出器7の発光素子7aの電流設定を終了し、記憶手段
21にてこの電流設定制御データを記憶し(ステップ4
3)、再度この記憶内容を記憶手段21から読出して(ス
テップ44)、記憶したときのデータと読出してきたデー
タとが一致するかどうか判断し(ステップ45)、一致し
ていれば以降は引き続き濁度検出器7からの制御による
洗濯を行なうが、一致していないと判断された場合に
は、メモリ異常と判定され(ステップ33)、以後制御手
段10は布量検知手段13による制御に切換えて引き続き洗
濯動作を行なうものである。そして洗濯動作がすべて終
了した後、前記報知手段14におけるLEDあるいはブザー
等によりメモリ異常であることの旨を報知することが可
能である。
ここで、メモリ異常と判定された場合、前記布量検知
手段13による制御に切換えて洗濯動作を続行させたが、
通常の洗濯においてよく使用するコースまたはメーカ側
が推奨するコースなど標準コースあるいはマニュアルコ
ースに切換えて洗濯動作を続行させることも考えられ
る。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、メモリとのアクセ
ス時に不良が生じた場合、たとえばメモリに書き込んだ
内容とメモリから読み出した内容とが一致しない場合な
どには、濁度検出器による洗濯制御から濁度検出器に基
づかない洗濯制御、たとえば洗濯物の量を検出すること
により得られたデータに基づいた洗濯制御に切換えて引
き続き洗濯動作を最後まで続行させることができるよう
になる。そして異常であったことの情報は洗濯動作が完
全に終了してから提供されるので洗濯動作に何ら影響を
与えなくて済むという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における洗濯機の制御装置を
示すブロック図、第2図は同洗濯機の断面図、第3図は
同制御装置のパルス出力信号を示す図、第4図は同制御
装置のパルス信号のハイレベル幅tHと発光素子の電流特
性を示す図、第5図は同制御装置の濁度検出器の伝達特
性を示す図、第6図は同制御装置に予めメモリされてい
るROMの内容を示す図、第7図は同制御装置のフローチ
ャートである。 7……濁度検出器、10……制御手段、11……電流制御回
路、12……電圧変換回路、13……布量検知手段、21……
記憶手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と受光素子とにより槽内の液の濁
    度変化を検出する濁度検出器と、前記濁度検出器による
    制御に必要なデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手
    段とのデータのやりとりおよび洗い、すすぎ、脱水動作
    を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記濁
    度検知器からの信号に基づく洗いあるいはすすぎ動作の
    制御を行う際に、前記記憶手段とのデータのアクセスが
    正常に行われず濁度検出器による制御ができない場合、
    濁度検知器の信号による洗濯制御以外の洗濯プログラム
    に切り換えて洗濯動作を続行させる洗濯機。
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