JPH0223464Y2 - - Google Patents

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JPH0223464Y2
JPH0223464Y2 JP1982096056U JP9605682U JPH0223464Y2 JP H0223464 Y2 JPH0223464 Y2 JP H0223464Y2 JP 1982096056 U JP1982096056 U JP 1982096056U JP 9605682 U JP9605682 U JP 9605682U JP H0223464 Y2 JPH0223464 Y2 JP H0223464Y2
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movable contact
movable
operating lever
contact plate
push rod
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JP1982096056U
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【考案の詳細な説明】 (1) 本考案の技術分野 本考案は、自動車の上向きの主前照灯の通電
と、下向きの副前照灯の通電回路とを選択的に切
換閉成すると共に、更に自動車が追越しをする
時、該意志表示をなす主前照灯の点滅作動を1つ
の操作レバーの上下方向の揺動操作によつて行な
う前照灯切換スイツチ機構に関するものである。
(2) 従来技術とその問題点 従来、自動車の前照灯切換スイツチ機構は、一
般的に自動車の方向指示灯を点滅せしめるコンビ
ネーシヨンスイツチの方向指示用スイツチの操作
レバーで行なわれるように構成しており、しかし
てその機構は、該操作レバーの上下方向の揺動操
作に基づくプツシユロツドの上下移動によつて、
複数の可動接点板を同方向に選択的に追従変位さ
せてスイツチ作動せしめる構成のものであり、少
なくとも3つの可動接点板を必要としており、そ
のため複雑化し、操作ストロークの影響も受け易
く、またスペース的にも小型化が極めて困難とな
る欠点を有していた。
第1図は、その一実施例であり、プツシユロツ
ド1に設けた腕部1a,1b及び1cが、支軸2
aを支点とした操作レバー2の操作位置M,D,
Pへの揺動操作で当該プツシユロツド1が3段階
の位置A,B,Cへ上下移動することに伴つて、
3つの可動接点板即ち、主前照灯用の可動接点板
2、副前照灯用の可動接点板3及び電源側の可動
接点板4を所定のタイミングで選択的に追従変位
させて主前照灯5の点滅、副前照灯5aの点灯及
び主前照灯5のパツシングを司どる構造をなすも
のである。
(3) 本考案の目的 本考案は、可動接点板の配備数を削減し、2つ
の可動接点板即ち、主前照灯用の可動接点板と副
前照灯用の可動接点板及びプツシユロツド機構の
みで簡易な構成でなる前照灯切換スイツチ機構を
提供することを目的としたものである。
(4) 本考案の構成 本考案に係る前照灯切換スイツチ機構の好適な
実施例である第2図a、第2図b、第2図c及び
第3図に基づき詳細に説明する。
6はプツシユロツドである。該プツシユロツド
6の上端部側は、操作レバー11を装着した可動
部材9の管軸9aの軸受穴9bに上下移動自在に
承支され、先端面には、操作レバー11の先端部
下面へ常に所定位置が当接されるように突起部6
aが形成されている。また、該プツシユロツド6
の下端部側は基盤15の軸受穴15aにスプリン
グ16を介して挿通されて承支されている。また
更に、プツシユロツド6は略中間部の両側面にカ
ム部6b,6cをそれぞれ形成して、それぞれ対
向する可動接点板7及び8の可動ピン7a及び8
aと係合している。しかして該プツシユロツド6
のカム部6b,6cは、当該プツシユロツド6が
操作レバー11で所定の操作位置M,D,Pへそ
れぞれ操作されて上下方向へ移動したとき、可動
ピン7a、及び8aを介して可動接点板7及び8
をそれぞれプツシユロツド6の移動方向と直交す
る水平方向へ駆動せしめるものである。
しかして可動接点板7及び8の自由端側に付設
された可動接点7b及び8bをそれぞれ対向して
いる固定接点板17,18及び19との接離をな
さしめるものである。7は可動接点板であり、例
えば、主前照灯5を開閉せしめるものである。し
かして該可動接点板7は導電性の薄板バネ材でな
り、一方の自由端には可動接点7bが両面に通じ
て付設されている。また、他方端側は、基盤15
へ固着されると共に主前照灯5へ接続されてい
る。また更に、前記プツシユロツド6のカム部6
bに対向する略中間部には、可動ピン7aがカム
部6bへ当接すべく固着されており、カム部6b
が上下移動したとき、該可動ピン7aを介して可
動接点板7を水平方向へ駆動せしめるものであ
る。
8も可動接点板であり、例えば、副前照灯5a
を開閉せしめるものである。しかして該可動接点
板8は前記可動接点板7と同じく薄板バネ材でな
り、自由端側には可動接点8bが付設され他方端
は、固着されて副前照灯5aに接続されている。
また、略中間部には可動ピン8aがカム部6c
に対向して固着されており、カム部6cが上下移
動したとき、該可動ピン8aを介して可動接点板
8を水平方向へ駆動せしめるものである。9は可
動部材である。該可動部材9は、支持部材10の
軸受穴10aに管軸9aで回転自在に承支されて
おり、更に上面部には、操作レバー11を上下方
向への揺動操作を自在になし得るように支軸11
aで承支している。また更に、操作レバー11の
先端面に対向して節度板12を固着しており、操
作レバー11の操作位置M,D,Pの位置決め及
び切換節度を構成している。10は支持部材であ
り、例えば、コンビネーシヨンスイツチの本体ボ
デーをなすものである。しかして前記可動部材9
を水平方向の所定位置へ回動自在に承支して方向
指示灯用スイツチ(図示せず)を作動し得る如く
している。11は操作レバーである。該操作レバ
ー11は、前記可動部材9へ支軸11aで取り付
けられており、上下方向の操作位置M,D,Pへ
の揺動操作でプツシユロツド6を所定ストローク
だけ移動せしめるものである。また、操作位置
M,D,Pへの切換節度を節度板12とで形成す
べく、先端部には、例えば、スチールボール13
及びスプリング14を挿装している。
ここで、操作位置Mは、主前照灯5を点灯せし
める位置であり、操作位置Dでは副前照灯6を点
灯せしめる位置をなし、更に操作位置Pはいわゆ
るパツシング操作位置をなすものである。15は
基盤であり、プツシユロツド6の下端部を軸受穴
15aで承支するとともに可動接点板7,8及び
固定接点板17,18,19をそれぞれ所定位置
に配備している。
16はスプリングであり、プツシユロツド6の
下端部側に挿装され、プツシユロツド6の上下端
面を常に操作レバー11の下面側に当接せしめる
べく所定の押圧で付勢している。17は固定接点
板であり、該固定接点板17は、第3図に示す如
く直接電源(図示せず)の正極側に接続されてお
り、操作レバー11が操作位置Pへ操作されたと
き、主前照灯用の可動接点板7の可動接点7bが
接触して主前照灯5を点灯すべく通電する接触端
子をなすものである。18,19も固定接点板で
あり、該固定接点板18,19は共にライテング
スイツチ20を介して電源の正極側に接続される
接触端子をなすものである。しかして固定接点板
18は、前記固定接点板17とで可動接点板7の
可動接点7bを挾むように対向して配備され、操
作レバー11が操作位置Mにおいて可動接点7b
が接触され、ライテングスイツチ20が閉成され
ている時のみ主前照灯5へ通電するものである。
また、固定接点板19は可動接点板8と対向し
て配備され、操作レバー11が操作位置Dへ操作
されたとき、可動接点板8の可動接点8bが接触
し、ライテングスイツチ20が閉成されていると
きのみ副前照灯5aへ通電するものである。
(6) 本考案の作用 今、第2図aに示す如く、操作レバー11を操
作位置Dへ操作すると、一方の可動接点板7は、
該可動接点板7と一体的に固着された可動ピン7
aの先端が、所定の段差をもつて段状に段部6d
を形成したカム部6bの中央の段部に位置してお
り、該状態においては、第3図に示す如く、可動
接点7bは、固定接点板17及び18とは略均等
な間隙をもつて開離されている。従つて、可動接
点板7に接続されている主前照灯5へは通電され
ず点灯されない。他方の可動接点板8は、当該可
動接点板8と一体的に固着された可動ピン8a
が、略V字状に窪み6eを形成したカム部6cの
該窪み6e内で浮いた状態で位置しており、即ち
自由端側の可動接点8bが固定接点板19と、当
該可動接点板8の付勢により、所定の押圧で接触
している。かくして第3図で示す如く、ライテン
グスイツチ20を閉成せしめると電源からの電流
は可動接点板8を介して副前照灯5aへ通電され
点灯される。即ち、操作レバー11が操作位置D
においては副前照灯5aのみ点灯されることにな
る。
次に、操作レバー11を第2図bに示す如く、
操作位置Mへ操作すると、操作レバー11の先端
側が所定の節度をもつて支軸11aを支点として
上方に上るため、プツシユロツド6は、スプリン
グ16の付勢により共に追従して上方に押し上げ
られる。このため一方の可動接点板7の可動ピン
7aはカム部6bの段部6dの下端部へ追従して
移動し、段差分だけプツシユロツド6の軸芯側に
水平的に移動され、可動接点7bは固定接点板1
8へ接触することになる。かくしてライテングス
イツチ20が閉成されているときは主前照灯5が
点灯される。また同時に、他方の可動接点板8
は、可動ピン8aがカム部6cのV字状窪み6e
の斜面でカム部6cの上面に押し上げられるた
め、可動接点8bは固定接点板19から所定の間
隙をもつて開離されることになる。かくして、操
作レバー11を操作位置D及びMへ操作すること
により主前照灯5と副前照灯5aとを交互に切換
える作動をなすものである。
次に、第2図Cに示す如く、操作レバー11を
操作位置Pへ操作すると、プツシユロツド6は下
方に押圧され、所定ストロークだけ下方に移動す
る。このとき操作レバー11から手を離すと、操
作レバー11は、操作位置Dへ自動復帰されるよ
うに構成されているため、いわゆるパツシング操
作をなすべく繰返えしてP位置への操作が容易に
なし得るものであり、この操作レバー11の繰返
えし操作に応じてプツシユロツド6は追従して下
方に駆動され、上方に自動復帰される。かくし
て、プツシユロツド6が下方に押圧されて駆動さ
れた状態では、一方の可動接点板7は、第2図C
に示す如く、可動ピン7aがカム部6bの段部6
dの上段部に押し上げられるため可動接点7bは
可動接点板17へ接触される。しかして、電源に
接続されている固定接点板17からの電流が可動
接点板7を介して主前照灯5へ通電され点灯す
る。と同時に他方の可動接点板8は、可動ピン8
aがカム部6cのV字状の窪み6eから上面に押
し上げられるため、可動接点8bは固定接点板1
9から開離され副前照灯は消灯される。
ここで操作レバー11から手を離すと、操作レ
バー11は、D位置へ自動復帰されるため、プツ
シユロツド6もスプリング16により追従して第
2図a及び第3図に示す状態に自動復帰されるた
め主前照灯5は消灯され、副前照灯5aが点灯さ
れる。即ち、ライテングスイツチ20が開成され
ている昼間時は、主前照灯5の点滅作動となり、
また、ライテングスイツチ20が閉成されている
夜間時は、副前照灯5aと主前照灯5との交互点
滅作動をなし、パツシング作動をなすものであ
る。
尚、前記主・副前照灯5,5aの切換に際して
は一般的に両灯が不灯となるタイミングが生じな
いように瞬時的に両灯が点灯されるように配慮さ
れなければならないが、プツシユロツド6のカム
部6b,6cの段部6dと窪み6eとの相互間
で、予め両灯がオーバーラツプして点灯されるよ
うな位置関係に形成することにより、即ちプツシ
ユロツド6の移動ストロークに関与されず、常に
安定した作動をなし得る機能も有するものであ
る。
(6) 本考案の効果 (イ) 操作レバーの揺動操作で上下方向へ移動され
るプツシユロツドのカム面で直交する水平方向
へ可動接点板を駆動せしめ、固定接点板との開
閉をなさしめる構造であるため、可動接点板は
主前照灯用と副前照灯用の2つで構成すること
が出来、しかして極めて簡素な構造で、小型化
も容易となり、安定した切換作動をなす前照灯
切換スイツチ機構を安価に提供することが出来
る。
(ロ) 操作レバーの操作で上下方向へ移動するプツ
シユロツドのカム部で、可動接点板を水平方向
へ駆動せしめる機構であるため、プツシユロツ
ドの移動ストロークの誤差での接点の接触圧が
変動されることがなく、常に安定した切換タイ
ミングで作動し、耐久性の高い前照灯切換スイ
ツチ機構を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前照灯切換スイツチ機構の一実
施例を示す説明図である。第2図aは本考案に係
る前照灯切換スイツチ機構の一実施例であり、副
前照灯の点灯位置を示す要部の断面図である。第
2図bは第2図aの状態から主前照灯を点灯させ
るべく操作位置Mへ切換えた状態を示す要部の断
面図である。第2図cは第2図aの状態からパツ
シング操作をなすべく操作位置Pへ操作した状態
を示す要部の断面図である。第3図は第2図a矢
視A−A線方向の要部の平面図である。 6……プツシユロツド、6b,6c……カム
部、7,8……可動接点板、7a,8a……可動
ピン、9……可動部材、11……操作レバー、1
5……基盤、16……スプリング、17,18,
19……固定接点板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部材の上面に回動自在に承支された可動部
    材へ装着された操作レバーを上下方向へ揺動操作
    して前照灯の切換をなす前照灯切換スイツチ機構
    において、前記操作レバーの揺動操作で上下方向
    へ移動自在に両端部が承支され略中間部の両側面
    に相対して所定のカム部を一体的に形成し上端面
    が常時操作レバーの下面部に当接するように付勢
    されたプツシユロツドと、板バネ材から成り前記
    カム部と係合する可動ピンを各々対向して固着す
    ると共に前記プツシユロツドの上下移動で自由端
    に付設された可動接点が対向する固定接点板と接
    離すべく他方端を固着して相対向位置に配備した
    2つの可動接点板とでなることを特徴とする前照
    灯切換スイツチ機構。
JP9605682U 1982-06-25 1982-06-25 前照灯切換スイツチ機構 Granted JPS59333U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9605682U JPS59333U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 前照灯切換スイツチ機構

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JP9605682U JPS59333U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 前照灯切換スイツチ機構

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Publication Number Publication Date
JPS59333U JPS59333U (ja) 1984-01-05
JPH0223464Y2 true JPH0223464Y2 (ja) 1990-06-26

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ID=30229098

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JP9605682U Granted JPS59333U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 前照灯切換スイツチ機構

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