JPH02234385A - マグネトロン用インバータ電源の制御方式 - Google Patents

マグネトロン用インバータ電源の制御方式

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JPH02234385A
JPH02234385A JP5329689A JP5329689A JPH02234385A JP H02234385 A JPH02234385 A JP H02234385A JP 5329689 A JP5329689 A JP 5329689A JP 5329689 A JP5329689 A JP 5329689A JP H02234385 A JPH02234385 A JP H02234385A
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JP
Japan
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output
magnetron
frequency
inverter
control signal
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Pending
Application number
JP5329689A
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English (en)
Inventor
Fumio Yuasa
文夫 湯浅
Koichi Hotta
堀田 紘一
Yukichi Yazawa
裕吉 矢沢
Hideaki Sugawara
秀昭 菅原
Sei Ozawa
聖 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Heating Appliances Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマグネトロン用インバータ電源の制御方式に関
するものである. 従来の技術 従来、商用周波電源を高圧トランスにて昇圧し、高圧コ
ンデンサと高圧ダイオードからなる倍電圧整流回路にて
得られる高電圧において、マグネトロンより得られる高
周波出力を可変するには,フルパワーの発振と停止を繰
り返してこのデューティを変えることにより平均値とし
て任意の高周波出力を得ていた。しかしこの方法では,
マグネトロンの発振停止を繰り返すため、発振時におこ
るマグネトロンのモーディングの回数が使用回数に対し
て急増し,マグネトロンの寿命に悪影響を及ぼしていた
.また、高周波出力を連続的に可変することは不可能で
あった.更に高圧トランスは商用周波数で使用するため
、形状と重量が大きくなり、小形軽量化が不可能であっ
た. このため近年様々な電子機器において、電源の小形軽量
化を目的としてスイッチング方式が導入されており、マ
グネトロシ用電源もスイッチング化つまりインバータ化
することで小形軽量化する方向にある。
マグネトロン用インバータ電源の基本回路例を第1図に
示す. 高圧トランス7の1次巻線7aには並列に共振用コンデ
ンサ4が、また直列にスイッチング素子であるパワート
ランジスタ5が接続され、パワートランジスタ5には並
列にフライホイールダイオード6が接続されている。こ
の1次巻線7aとパワートランジスタ5を直列に接続し
た回路の両端に商用電源1を整流ブリッジ2と平滑用コ
ンデンサ3で整流平滑した脈流電圧が印加され、2次回
路を構成している.また、2次回路は高圧トランス7の
2次巻線7bに従来と同じ高圧コンデンサ8と高圧ダイ
オード9による倍電圧整流回路と、それにマグネトロン
lOが接続されている.また高圧トランス7の3次巻線
7cはマグネトロン10のヒータに接続されている。
次にこのインバータ電源の動作原理を第2図により説明
する。
パワートランジスタ5をオンさせると、直流電源Eによ
りエネルギーを蓄えられた平滑用コンデンサ3によって
高圧トランス7の1次巻117aに電圧Eが加わり、図
示の向きの電流工、が流れ、1次巻線7aにエネルギー
が蓄えられる.次にパワートランジスタ5をオフすると
、1次巻線7aに蓄えられたエネルギーにより1次巻線
7aのインダクタンスと共振用コンデンサ4が並列共振
して1次巻線7aの両端に図示と逆向きの共振電圧が発
生する。
一方2次側では、高圧トランス7の2次巻線7bに1次
巻g7aの電圧が昇圧されて高電圧が発生し、これがマ
グネトロン10に印加されてこれを動作させる.ここで
1吹巻線7aのインダクタンスをLとし、パワートラン
ジスタ5のオン時間をtoNとすると、電流IxPはほ
ぼ+toN、1次巻線7aに蓄えられるエネルギーはほ
ぼ+I,I、pとなり、tONを変えると電流IIPは
変わり、1次巻線7aに蓄えられるエネルギーが変わる
ことによりマグネトロン10に供給されるエネルギーも
変わることになる.パワートランジスタ5のオフ時間を
toFFとすると、スイッチング周波数fはMで 示されるが、toiFは第2図(b)に示したようにパ
ワートランジスタ5をオフしてから電流Iエが負値から
零になる迄の期間であり、これはオン時間to)4にか
かわらずほぼ一定であるため,towを変えるにはスイ
ッチング周波数fを変えればよく、これによって高周波
出力を連続的に可変することができる. 発明が解決しようとする課題 ところで、マグネトロン10のヒータ電力は高圧トラン
ス7の3次巻線7cにより供給されており、インバータ
が作動して初めてヒータが加熱されるため、ヒータがあ
たたまってマグネトロンIOが発振するのに必要なエミ
ッション量を得るまでにある程度の時間が必要である.
このため、インバータの動作開始時には過渡現象により
ある時間パワートランジスタ5にサージ電流が流れるこ
とになる.これによるパワートランジスタ5の破壊を防
ぐため,一般的には第3図(a)に示したように動作開
始時は最高のスイッチング周波数f waxで動作させ
,その後徐々に周波数を下げて設定した高周波出力に相
当する周波数に移行させるいわゆるソフトスタートの方
法が用いられている。
ところが、設定高周波出力が低い場合には、定常動作時
においてもスイッチング周波数が高く、パワートランジ
スタ5のオン時間to)Jが短いため、1次電流IiP
および1次巻線7aに蓄えられるエネルギーは小さく,
このため3次巻線7cを経てマグネトロン10のヒータ
に供給される電力も低くなっており、ソフトスタート動
作も合わせて動作開始時にヒータが発振に必要なエミッ
ション量を得るためには設定高周波出力が高い場合に比
べ長い時間を必要とすることになる。
このため、マグネトロン10が動作を開始するまでモー
ディングが長時間継続してマグネトロン10に悪影響を
及ぼしたり、更には設定高周波出力が極めて低い場合に
は十分なエミッション量が得られずにマグネトロン10
を動作させることができないなどといった問題点があり
、これが高周波出力の設定範囲を低くとれない一因とな
っていた。
課題を解決するための手段 この問題点を解決するために、第3図(b)に示したよ
うにインバータの動作開始後一定時間ItPの間最大の
高周波出力を設定した場合と同一にスイッチング周波数
fを変化させてマグネトロン10のヒータを急速にあた
ため、発振に必要なエミッション量を短時間で確保した
後、設定高周波出力に応じたスイッチング周波数f0に
移行させる方法をとる.これにより、低パワー設定時に
も高パワー設定時と同等の時間でマグネトロン10の勲
作を安定して開始させることができる。
作用 第1図の構成において、マイクロコンピュータ12は顧
客の設定したマグネトロン10の高周波出力に対応した
出力値データを有する制御信号を基準出力回路11cに
出力する。この基準出力回路lieは周波数制御回路1
lbに制御信号に応じた基準電圧を出力し、周波数制御
回路1lbはこの基準電圧によりインパータのスイッチ
ング周波数を決定する。
更にパルス発生回路11aは、このスイッチング周波数
を有したパルス信号によりパワートランジスタ5を即動
する.また周波数制御回路1lbは動作開始後のソフト
スタート機能を有している.この構成において,動作開
始後マイクロコンピュータl2は制御信号としてまず一
定時間最大の高周波出力設定に対応した出力値データを
基準出力回路lieに出力し、周波数制御回路1lbは
これによる基準電圧に基づいてソフトスタートによりス
イッチング周波数を徐々に下げ、マグネトロン10の動
作を開始させる。一定時間が経過した後マイクロコンピ
ュータl2は制御信号の出力値データを顧客の設定した
値に変更して基準出力回路11cに送り、スイッチング
周波数を変化させて定常動作に至らしめるものである。
実施例 以下具体的な実施例について説明する。
第4図は本発明の実施例を示したものである9マイクロ
コンピュータ12からは設定高周波出力値を示す制御信
号として3ビットの信号工。〜工2が基準出力回路11
c内のデコーダ13の入力端子に入?されている。
第6図に設定高周波出力値と制御信号I.〜I8及びこ
の信号を受けて出力端子より出力される出力Q。−Q5
の関係を示す。基準出力回路11cから周波数制御回路
1lbに送られる基準電圧Vsはデコーダ13の出力Q
0〜Q,の状態と抵抗RA. RB及びRa”Rfの値
により決定される。パルス発生回路11aはパワートラ
ンジスタ5を北動ずるためのパルス信号を作成しており
、パワートランジスタ5をオンさせる時間toNは周波
数制御回路1lbからの電圧VON1により決定され、
第5図に示した関係がある。この電圧VON■は周波数
制御回路1lb内で電圧VON2と抵抗R,.R3で決
定される。周波数制御@路ub内のコンバレータの一端
≠甲ツネトロン10の陽極電流値に比例した電流ibが
フィードバックされこれが抵抗に流れることによって生
じる電圧vbが印加されている.一方、十端子には前述
の基準出力回路11cからの基準電圧Vsが印加されて
いる。コンパレータは基準電圧Vsに対し、つまり換言
すれば,設定された高周波出力に対して適正なオン時間
tONが得られるように電圧VONLを調整する。この
調整はフィードバックされる電流ibによって発生する
電圧vbが基準電圧Vsと等しくなるようにコンバレー
タがこの両電圧を比較し,その出力をオンオフすること
によって電圧VON2を調整することによって行なわれ
る。
なお、コンデンサc1を抵抗R2, R3とまたコンデ
ンサc2を抵抗R3と並列に接続することにより,スタ
ート時にマイクロコンピュータl2から起動信号Stを
出力してトランジスタQ1をオンした場合に電圧VON
ユを零から徐々に上昇させてオン時間toNを大きくし
てゆくソフトスタートを行なっている.第6図に示した
ように高周波出力は最大500Wから最小100Wまで
計7段階の設定範囲をもっている. 以上の構成を有したものについて、顧客が高周波出力と
してtoowを設定した場合を例にとって動作を説明す
る.まず、スタート後マイクロコンピュータl2は起動
信号Stを出力して電圧VONエを発生させ、これを徐
々に増加させる.これと同時にマイクロコンピュータ1
2は一定時閲Lp(5秒)間最大高周波出力500Wに
対応した制御信号として第6図に示したように工。〜I
3に全てO(Low)を出力する.この場合、デコーダ
l3の出力Q6〜Q.も全て0(Low)のため、基準
電圧Vsはー」I一.ERA + RB で示される電圧となり、これに応じて電圧VON.を調
整し、オン時間toNを決定してこれによってトランジ
スタ5を翻動し、マグネトロン10の動作を開始する。
このIIP時間内でマグネトロンIOのヒータは十分な
エミッション量を獲得しsoowの定常発振に至る−I
zP時間経過後マイクロコンピュータ12は設定高周波
出力100Wに対応して制御信号を変更し、第6図の通
リエ。=I1=1(High),I,=O(Low)と
する.これによりデコーダ13の出力Q0が1 (Hi
gh)となるため,これに接続されたトランジスタがオ
ンし,抵抗Rfを抵抗R3に並列に接続する.このため
基準電圧Vsは と設定高周波出力100Wに応じて低くなり、これに対
応して電圧VON1を下げてオン時間toNを小さくし
、ioowの定常動作に至るものである.発明の効果 以上の説明のように,本発明によって、設定高周波出力
が低い場合でも短時間でマグネトロンの発振を開始する
ことができ、モーディングの継続によるマグネトロンへ
の悪影響を排除できる.また、動作開始後の極めて短い
時間でマグネトロンのヒータのエミッション量が十分に
得られるため,マグネトロンから規制されるヒータ電流
が下限値ぎりぎりになる迄設定高周波出力を低くとるこ
とができ、低高周波出力を生かした調理ソフトの拡大が
期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はインバータ電源の基本回路、第2図(a)、(
b)はインバータ電源の動作原理を説明するためのそれ
ぞれ回路図と特性図.第3図(a)、(b)はそれぞれ
本発明による発振周波数の変化と従来方式による発振周
波数の変化を示したものである。また、第4図〜第6図
はそれぞれ本発明の実施例を示したものである. 1・・・商用電源、2・・・整流ブリッジ,3・・・平
滑用コンデンサ,4・・・共振用コンデンサ、5・・・
パワートランジスタ、6・・・フライホイールダイオー
ド、7・・・高圧トランス、8・・・高圧コンデンサ,
9・・・高圧ダイオード、10・・・マグネトロン,1
1・・・制御回路,11a・・・パルス発生回路、ll
b・・・周波数制御回路,lie・・・基準出力回路、
l2・・・マイクロコンピュータ、13・・・デコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インバータにより得られる高周波電圧によりマグネトロ
    ンを駆動するマグネトロンのインバータ電源と、前記マ
    グネトロンの高周波出力を任意に設定するための制御信
    号を出力するマイクロコンピュータと、前記制御信号に
    応じて基準出力を作成する手段と、前記基準出力に応じ
    て前記インバータのスイッチング周波数を可変する手段
    を具備するものにおいて、前記インバータの動作開始時
    に前記マイクロコンピュータが一定時間最大の高周波出
    力に相当する制御信号を出力して前記インバータを最大
    出力で起動させ、その後設定された高周波出力に相当す
    る制御信号を出力して前記インバータを定常動作に移行
    させることを特徴とするマグネトロン用インバータ電源
    の制御方式。
JP5329689A 1989-03-06 1989-03-06 マグネトロン用インバータ電源の制御方式 Pending JPH02234385A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184280A (ja) * 1987-01-26 1988-07-29 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置
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