JPH04299064A - Dc/dcコンバータおよびスイッチング電源 - Google Patents
Dc/dcコンバータおよびスイッチング電源Info
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- JPH04299064A JPH04299064A JP3064425A JP6442591A JPH04299064A JP H04299064 A JPH04299064 A JP H04299064A JP 3064425 A JP3064425 A JP 3064425A JP 6442591 A JP6442591 A JP 6442591A JP H04299064 A JPH04299064 A JP H04299064A
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- Japan
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- switching means
- switching element
- time
- switching
- inductance
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
Landscapes
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DC/DCコンバータ
およびスイッチング電源に関り、特にスイッチング周波
数の高周波数化に関する。
およびスイッチング電源に関り、特にスイッチング周波
数の高周波数化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチング電源として
は、例えば図3に示すようなものがある。
は、例えば図3に示すようなものがある。
【0003】図3は、フォワード形の一般的なスイッチ
ング電源である。
ング電源である。
【0004】本スイッチング電源は、整流器RECTと
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC2とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC2とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
【0005】DC/DCコンバータDDC2は、トラン
スT1と、スイッチング素子Q1と、PWMコントロー
ル回路IC1と、フィ−ドバック回路FBと、スナバ回
路SNBを構成するコンデンサC1、抵抗R1、ダイオ
ードCR1と、ダイオードCR2と、整流ダイオードC
R3と、LCフィルタを構成するチョークコイルL1お
よびコンデンサC2とを有する。
スT1と、スイッチング素子Q1と、PWMコントロー
ル回路IC1と、フィ−ドバック回路FBと、スナバ回
路SNBを構成するコンデンサC1、抵抗R1、ダイオ
ードCR1と、ダイオードCR2と、整流ダイオードC
R3と、LCフィルタを構成するチョークコイルL1お
よびコンデンサC2とを有する。
【0006】図3の動作説明を図2のタイミングチャー
トにより説明する。
トにより説明する。
【0007】今トランスT1の1次側(Q1接続)巻数
と2次側(CR2接続)巻数の比をn=(1次側巻数/
2次側巻数)とする。
と2次側(CR2接続)巻数の比をn=(1次側巻数/
2次側巻数)とする。
【0008】スイッチング素子Q1をA信号(矩形波)
によりON,OFF動作させる。Q1をONすることに
より、トランスT1の一次側に電流I1が流れ、トラン
スT1の2次側に電圧が発生する。2次側電流は、ダイ
オードCR2 とチョークコイルL1を流れ負荷LDに
電流を流す。C2は平滑用コンデンサである。スイッチ
ング素子Q1がOFFになると、2次側はダイオードC
R2 が非導通となり、チョークコイルL1に蓄積され
たエネルギーがダイオードCR3 →チョークコイルL
1を流れ負荷LDに電流を流す。 一次側のスイッチング素子Q1を流れる電流は0になる
。 ダイオードCR1 、コンデンサC1、抵抗R1は、ス
ナーバー回路でV1の上限電圧をおさえている。この動
作状態で、スイッチング素子Q1の損失は、スイッチン
グ素子Q1のON時には、V1=EIN であり、また
、このスイッチング素子Q1が完全にONするまでには
ある遅れ時間がかかるために生じる。OFF時の電流I
1については、I1=IS/nであり、完全にOFFに
なるまでにもある遅れ時間があるために損失が生じる。
によりON,OFF動作させる。Q1をONすることに
より、トランスT1の一次側に電流I1が流れ、トラン
スT1の2次側に電圧が発生する。2次側電流は、ダイ
オードCR2 とチョークコイルL1を流れ負荷LDに
電流を流す。C2は平滑用コンデンサである。スイッチ
ング素子Q1がOFFになると、2次側はダイオードC
R2 が非導通となり、チョークコイルL1に蓄積され
たエネルギーがダイオードCR3 →チョークコイルL
1を流れ負荷LDに電流を流す。 一次側のスイッチング素子Q1を流れる電流は0になる
。 ダイオードCR1 、コンデンサC1、抵抗R1は、ス
ナーバー回路でV1の上限電圧をおさえている。この動
作状態で、スイッチング素子Q1の損失は、スイッチン
グ素子Q1のON時には、V1=EIN であり、また
、このスイッチング素子Q1が完全にONするまでには
ある遅れ時間がかかるために生じる。OFF時の電流I
1については、I1=IS/nであり、完全にOFFに
なるまでにもある遅れ時間があるために損失が生じる。
【0009】したがって、この種のスイッチング電源に
おいては、スイッチング素子がON,OFFする時点に
非常に過大な損失を発生する。しかも、この損失はON
,OFFのたびに生じるので、ON,OFFの繰返しの
回数すなわち、周波数に比列する。
おいては、スイッチング素子がON,OFFする時点に
非常に過大な損失を発生する。しかも、この損失はON
,OFFのたびに生じるので、ON,OFFの繰返しの
回数すなわち、周波数に比列する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
イッチング電源にあっては、スイッチング素子のON,
OFF時点のスイッチング素子による損失が周波数に比
列するため、周波数を高くして、トランスを小さくし、
小型化を図るのに限界がある。
イッチング電源にあっては、スイッチング素子のON,
OFF時点のスイッチング素子による損失が周波数に比
列するため、周波数を高くして、トランスを小さくし、
小型化を図るのに限界がある。
【0011】なお、この種の従来のスイッチング電源の
スイッチング素子の損失を低減する方法としてON,O
FF時点に電圧を0V、または電流を0Aにして損失を
低減する電圧共振形、と電源共振形が発表されている。 この従来の方式のコントロールは、周波数を可変にして
、出力電圧を一定値にする方法である。周波数を可変に
する方式は、系の安定性を、周波数の全可変範囲で達成
する必要があるため、コントロールが困難である。また
、周波数の全可変範囲でのEMI対策が必要である。
スイッチング素子の損失を低減する方法としてON,O
FF時点に電圧を0V、または電流を0Aにして損失を
低減する電圧共振形、と電源共振形が発表されている。 この従来の方式のコントロールは、周波数を可変にして
、出力電圧を一定値にする方法である。周波数を可変に
する方式は、系の安定性を、周波数の全可変範囲で達成
する必要があるため、コントロールが困難である。また
、周波数の全可変範囲でのEMI対策が必要である。
【0012】本発明の目的は、スイッチング素子の損失
を低減して、スイッチング動作の高周波数化を図ったD
C/DCコンバータを提供することにある。
を低減して、スイッチング動作の高周波数化を図ったD
C/DCコンバータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の問題点に着目してなされたもので、第1のスイッチ
ング手段と、第1のインダクタンスとを有するDC/D
Cコンバータにおいて、第1のスイッチング手段に直列
に接続される第2のインダクタンスと、第2のインダク
タンスと直接または間接に、閉ル−プを形成する第2の
スイッチング手段と、第2のスイッチング手段のON,
OFFを制御する制御手段と、第2のインダクタンスと
直列に接続され、第1のスイッチング手段とは並列に接
続されるコンダクタンスとを有することとしたものであ
る。
来の問題点に着目してなされたもので、第1のスイッチ
ング手段と、第1のインダクタンスとを有するDC/D
Cコンバータにおいて、第1のスイッチング手段に直列
に接続される第2のインダクタンスと、第2のインダク
タンスと直接または間接に、閉ル−プを形成する第2の
スイッチング手段と、第2のスイッチング手段のON,
OFFを制御する制御手段と、第2のインダクタンスと
直列に接続され、第1のスイッチング手段とは並列に接
続されるコンダクタンスとを有することとしたものであ
る。
【0014】
【作用】第2のインダクタンスは、第1のスイッチング
手段がON時に通電されることにより、エネルギを蓄積
する。
手段がON時に通電されることにより、エネルギを蓄積
する。
【0015】第2のスイッチング手段は、第1のスイッ
チング手段がOFF後、一定時刻まで、上記の制御手段
により制御されて、ON状態を継続し、第2のインダク
タンスの有するエネルギをその間保持する。
チング手段がOFF後、一定時刻まで、上記の制御手段
により制御されて、ON状態を継続し、第2のインダク
タンスの有するエネルギをその間保持する。
【0016】第2のスイッチング手段がOFF後、第2
のインダクタンスと上記のコンダクタンスとは共振して
、一定時間後にコンダクタンスの両端電圧をゼロにする
。
のインダクタンスと上記のコンダクタンスとは共振して
、一定時間後にコンダクタンスの両端電圧をゼロにする
。
【0017】こうして、第1のスイッチング手段のゼロ
電圧スイッチングを行なうことができる。
電圧スイッチングを行なうことができる。
【0018】
【実施例】本実施例は、スイッチング手段であるスイッ
チング素子のコントロール方式としては、PWM方式を
使い、インダクタンスLとコンデンサCとの共振動作を
利用し、スイッチング素子がON,OFFする時点のこ
のスイッチング素子の両端電圧を0Vにして損失を低減
させる方法である。
チング素子のコントロール方式としては、PWM方式を
使い、インダクタンスLとコンデンサCとの共振動作を
利用し、スイッチング素子がON,OFFする時点のこ
のスイッチング素子の両端電圧を0Vにして損失を低減
させる方法である。
【0019】その手段としては、従来のPWM方式(固
定周期時間、可変ON時間)の回路に、直列共振のイン
ダクタンスLとコンデンサCを追加し、さらに前記周期
と同期した固定ON時間(すなわち、固定OFF時間)
で動作するスイッチング素子を前記共振のインダクタン
スLと並列に追加する。
定周期時間、可変ON時間)の回路に、直列共振のイン
ダクタンスLとコンデンサCを追加し、さらに前記周期
と同期した固定ON時間(すなわち、固定OFF時間)
で動作するスイッチング素子を前記共振のインダクタン
スLと並列に追加する。
【0020】基本動作は、可変ON時間の間に共振のイ
ンダクタンスLにエネルギを蓄積する。可変ON時間が
過ぎて、OFFになった後は、固定ON時間の間ONで
ある追加のスイッチング素子が導通し、共振のインダク
タンスLのエネルギーを固定ON時間の間、保持させる
。固定ON時間がおわって、固定OFF時間になると、
追加のスイッチング素子がOFFとなり、共振のインダ
クタンスLとコンデンサCが共振する。また共振時は、
固定時間(固定OFF時間)であるから、この共振作用
により、共振時間も一定値に設定し、可変ON時間がス
タート時に、PWM方式のスイッチング素子の両端電圧
を0Vにさせることができる。すなわち、入力電圧変化
や出力負荷の変動に対して出力電圧を一定値にするため
可変ON時間が変化した場合、インダクタンスLへの蓄
積エネルギー量も変わり、コンデンサCの電圧は変わる
が、共振時間Tは、下式で与えられるように、は一定で
ある。
ンダクタンスLにエネルギを蓄積する。可変ON時間が
過ぎて、OFFになった後は、固定ON時間の間ONで
ある追加のスイッチング素子が導通し、共振のインダク
タンスLのエネルギーを固定ON時間の間、保持させる
。固定ON時間がおわって、固定OFF時間になると、
追加のスイッチング素子がOFFとなり、共振のインダ
クタンスLとコンデンサCが共振する。また共振時は、
固定時間(固定OFF時間)であるから、この共振作用
により、共振時間も一定値に設定し、可変ON時間がス
タート時に、PWM方式のスイッチング素子の両端電圧
を0Vにさせることができる。すなわち、入力電圧変化
や出力負荷の変動に対して出力電圧を一定値にするため
可変ON時間が変化した場合、インダクタンスLへの蓄
積エネルギー量も変わり、コンデンサCの電圧は変わる
が、共振時間Tは、下式で与えられるように、は一定で
ある。
【0021】
【数1】
【0022】したがって、固定ON時間の作用により、
PWMの可変ON時間変化に関係なく、PWMコントロ
ール方式のZERO電圧スイッチングが実現できる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
PWMの可変ON時間変化に関係なく、PWMコントロ
ール方式のZERO電圧スイッチングが実現できる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例を示す図である
。
。
【0024】本スイッチング電源は、整流器RECTと
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC1とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC1とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
【0025】DC/DCコンバータDDC1は、第1の
インダクタンスであるトランスT1と、第1のスイッチ
ング手段であるスイッチング素子Q1と、ダイオードC
R2と、第2のインダクタンスであるチョ−クコイルL
1と、第2のスイッチング手段であるスイッチング素子
Q2と、コンダクタンスであるコンデンサC1と、ダイ
オードCR1と、制御手段であるPWMコントロール回
路IC1と、パルス巾変調された信号の出力手段である
PWMコントロール回路IC2と、フィ−ドバック回路
FBと、ダイオードCR3と、ダイオードCR4と、L
Cフィルタを構成するチョークコイルL2およびコンデ
ンサC2とを有する。
インダクタンスであるトランスT1と、第1のスイッチ
ング手段であるスイッチング素子Q1と、ダイオードC
R2と、第2のインダクタンスであるチョ−クコイルL
1と、第2のスイッチング手段であるスイッチング素子
Q2と、コンダクタンスであるコンデンサC1と、ダイ
オードCR1と、制御手段であるPWMコントロール回
路IC1と、パルス巾変調された信号の出力手段である
PWMコントロール回路IC2と、フィ−ドバック回路
FBと、ダイオードCR3と、ダイオードCR4と、L
Cフィルタを構成するチョークコイルL2およびコンデ
ンサC2とを有する。
【0026】PWMコントロール回路IC2からは、周
期が一定(T)の矩形波で、スイッチング素子Q1のO
N時間が可変であるスイッチング素子Q1を駆動する信
号(A)が出力される。
期が一定(T)の矩形波で、スイッチング素子Q1のO
N時間が可変であるスイッチング素子Q1を駆動する信
号(A)が出力される。
【0027】スイッチング素子Q1は、PWMコントロ
ール回路IC2の信号を受け付ける入力手段である入力
端子Gを有する。
ール回路IC2の信号を受け付ける入力手段である入力
端子Gを有する。
【0028】PWMコントロール回路IC1からは、周
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が固定である、ス
イッチング素子Q2を駆動する信号(B)が出力される
。
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が固定である、ス
イッチング素子Q2を駆動する信号(B)が出力される
。
【0029】EIN は入力DC電圧、Aは、矩形波信
号、Bは、矩形波信号、Q1はスイッチング素子(FE
T)、Q2はスイッチング素子(FET)、C1は、Q
1のストレージ容量も含めたコンデンサ、C2は平滑用
コンデンサ、L2は平滑用チョークコイル、T1はスイ
ッチングトランスである。
号、Bは、矩形波信号、Q1はスイッチング素子(FE
T)、Q2はスイッチング素子(FET)、C1は、Q
1のストレージ容量も含めたコンデンサ、C2は平滑用
コンデンサ、L2は平滑用チョークコイル、T1はスイ
ッチングトランスである。
【0030】次に、上記の実施例の作用を説明する。
【0031】動作説明を図1と図4により行なう。
【0032】(1) t0〜t1間の動作スイッチン
グ素子Q1がON状態、スイッチング素子Q2がON状
態(スイッチング素子Q2は、図4では、t0でON状
態になっているが、これに限るものではなく、t0〜t
1間でON状態にすればよい)であり、ダイオードCR
2が、逆方向のため、スイッチング素子Q2が非導通で
ある。
グ素子Q1がON状態、スイッチング素子Q2がON状
態(スイッチング素子Q2は、図4では、t0でON状
態になっているが、これに限るものではなく、t0〜t
1間でON状態にすればよい)であり、ダイオードCR
2が、逆方向のため、スイッチング素子Q2が非導通で
ある。
【0033】したがって、V1=0V,V2=EIN
,I1=(EIN/L1)・t+I(t0) I2=Is/n となる。ここで、Isは負荷を流れる電流であり、また
、I(t0)は、t0時のI1の電流である。 (2) t1〜t2間の動作 (V1がEIN に
達した時間をt2とした) スイッチング素子Q1はOFF状態、スイッチング素子
Q2はON状態ではあるがt0〜t1と同じく非導通で
ある。チョ−クコイル1とコンデンサC1の共振により
V1はt2でEIN まで上昇する。I1は増加、I2
はほぼ一定値となる。I1とI2はC1に流れこむため
、V1は、急に上昇することはなく、スイッチング素子
Q2のOFF時の損失は、少ない。
,I1=(EIN/L1)・t+I(t0) I2=Is/n となる。ここで、Isは負荷を流れる電流であり、また
、I(t0)は、t0時のI1の電流である。 (2) t1〜t2間の動作 (V1がEIN に
達した時間をt2とした) スイッチング素子Q1はOFF状態、スイッチング素子
Q2はON状態ではあるがt0〜t1と同じく非導通で
ある。チョ−クコイル1とコンデンサC1の共振により
V1はt2でEIN まで上昇する。I1は増加、I2
はほぼ一定値となる。I1とI2はC1に流れこむため
、V1は、急に上昇することはなく、スイッチング素子
Q2のOFF時の損失は、少ない。
【0034】(3) t2〜t3間の動作スイッチン
グ素子Q1はOFF状態、スイッチング素子Q2はON
状態のまま、非導通から導通に変わる。
グ素子Q1はOFF状態、スイッチング素子Q2はON
状態のまま、非導通から導通に変わる。
【0035】これは、ダイオ−ドCR2の両端の電圧が
0になり、ダイオ−ドCR2が導通になるためである。 V1=EIN であるからV2=0Vとなる。
0になり、ダイオ−ドCR2が導通になるためである。 V1=EIN であるからV2=0Vとなる。
【0036】したがって、I1は、チョ−クコイルL1
の電流保持作用により、t2時の電流値I1p を保持
している。
の電流保持作用により、t2時の電流値I1p を保持
している。
【0037】I2は、ほぼ0Aであり、I1はスイッチ
ング素子Q2ダイオードCR2 を通りチョ−クコイル
1にもどる。
ング素子Q2ダイオードCR2 を通りチョ−クコイル
1にもどる。
【0038】(4) t3〜t4間の動作この時は、
スイッチング素子Q1,スイッチング素子Q2、共にO
FF状態である。チョークコイルL1とコンデンサC1
の共振により、V1は上昇する。t4時は、チョークコ
イルL1に蓄積されたエネルギ(1/2)・L1・(I
1p)2がすべて、コンデンサC1に移行し、I1=0
となった時点である。この時I1は、コンデンサC1に
流れこむ。
スイッチング素子Q1,スイッチング素子Q2、共にO
FF状態である。チョークコイルL1とコンデンサC1
の共振により、V1は上昇する。t4時は、チョークコ
イルL1に蓄積されたエネルギ(1/2)・L1・(I
1p)2がすべて、コンデンサC1に移行し、I1=0
となった時点である。この時I1は、コンデンサC1に
流れこむ。
【0039】(5) t4〜t5間の動作 (V1
がEIN に達した時をt6とした) この時、スイッチング素子Q1、スイッチング素子Q2
、共にOFF状態である。
がEIN に達した時をt6とした) この時、スイッチング素子Q1、スイッチング素子Q2
、共にOFF状態である。
【0040】コンデンサC1に蓄積されたエネルギーが
チョークコイルL1を通り、入力電源EIN にもどる
。t5時は、コンデンサC1に蓄積されたエネルギー(
1/2)・C1・(V1p)2の内、(1/2)・C1
・(V1p2−EIN2)がチョークコイルL1に移行
する。
チョークコイルL1を通り、入力電源EIN にもどる
。t5時は、コンデンサC1に蓄積されたエネルギー(
1/2)・C1・(V1p)2の内、(1/2)・C1
・(V1p2−EIN2)がチョークコイルL1に移行
する。
【0041】(6) t5〜t6間の動作スイッチン
グ素子Q1、スイッチング素子Q2、共にOFF状態で
ある。
グ素子Q1、スイッチング素子Q2、共にOFF状態で
ある。
【0042】V1<EIN となり、トランスT1の2
次側ダイオードCR3 が導通状態となり、I1は、チ
ョークコイルL1、トランスT1の一次側を流れる。一
部はコンデンサC1からチョークコイルL1を通り入力
電源EIN に流れる。
次側ダイオードCR3 が導通状態となり、I1は、チ
ョークコイルL1、トランスT1の一次側を流れる。一
部はコンデンサC1からチョークコイルL1を通り入力
電源EIN に流れる。
【0043】ゼロ電圧スイッチングの条件を実現するた
めには、t6時において、I2がすべて、I1に流れて
、コンデンサC1の電圧が上昇するの防げば良い。その
ために、t6時のI1=I1PNを|I1PN|≧Is
/nになるようにチョークコイルL1とコンデンサC1
の定数を設定してあるため、t6時のV1は0Vである
。ダイオードCR1 、チョークコイルL1入力電源E
IN の順で電流が流れている。
めには、t6時において、I2がすべて、I1に流れて
、コンデンサC1の電圧が上昇するの防げば良い。その
ために、t6時のI1=I1PNを|I1PN|≧Is
/nになるようにチョークコイルL1とコンデンサC1
の定数を設定してあるため、t6時のV1は0Vである
。ダイオードCR1 、チョークコイルL1入力電源E
IN の順で電流が流れている。
【0044】以後は、同じ繰り返しを行なう。t6がt
0に相当する。
0に相当する。
【0045】入力電圧変化、及び負荷変動に対しては、
t0〜t1時間(スイッチング素子Q1がONの時)が
可変し、出力電圧を一定値にする。
t0〜t1時間(スイッチング素子Q1がONの時)が
可変し、出力電圧を一定値にする。
【0046】またt0〜t3およびt3〜t6時間は固
定時間であるため、チョークコイルL1とコンデンサC
1の共振により決まる時間は、t0〜t1時間が変化し
ても固定時間が維時できる。
定時間であるため、チョークコイルL1とコンデンサC
1の共振により決まる時間は、t0〜t1時間が変化し
ても固定時間が維時できる。
【0047】以上の説明により、スイッチング素子Q1
のON時t0(=t6)、およびOFF時t1には、V
1=0Vである。
のON時t0(=t6)、およびOFF時t1には、V
1=0Vである。
【0048】またスイッチング素子Q2がON時(t0
〜t1の間でON状態)には、V1=0V、V2=EI
N であるが、ダイオードCR2 があるためスイッチ
ング素子Q2を流れる電流は0Aである。
〜t1の間でON状態)には、V1=0V、V2=EI
N であるが、ダイオードCR2 があるためスイッチ
ング素子Q2を流れる電流は0Aである。
【0049】また、スイッチング素子Q2がOFF時は
、チョ−クコイルL1、ダイオ−ドCR2の働きにより
、V2=0Vである。
、チョ−クコイルL1、ダイオ−ドCR2の働きにより
、V2=0Vである。
【0050】したがって、スイッチング素子Q1、スイ
ッチング素子Q2は共に、ON,OFFする時点での損
失に関して、ほぼ0Wとなる。
ッチング素子Q2は共に、ON,OFFする時点での損
失に関して、ほぼ0Wとなる。
【0051】なお、本方式においては|I1p|>Is
/nの条件が必要であるが、2次側ダイオードCR4
と直列にインダクタンスを挿入する事により、t5〜t
6時のチョークコイルL1のエネルギーがトランスT1
に移行することを押えて、V1のピ−ク値V1pを小さ
くできる。
/nの条件が必要であるが、2次側ダイオードCR4
と直列にインダクタンスを挿入する事により、t5〜t
6時のチョークコイルL1のエネルギーがトランスT1
に移行することを押えて、V1のピ−ク値V1pを小さ
くできる。
【0052】これを実施した例を、図7に示す。
【0053】図7にはトランスT1の2次側のみを示す
。 L7が追加のチョークコイルである。この時の電流I2
を図8に示す。
。 L7が追加のチョークコイルである。この時の電流I2
を図8に示す。
【0054】図5,6には、他の実施例を示す。
【0055】第2の実施例の回路を図5に示す。
【0056】スイッチング信号A,Bは図4と同じであ
る。
る。
【0057】V1も図4と同じである。V2は、スイッ
チング素子Q1がON時にチョークコイルL1とコンデ
ンサC3の共振回路によって決定され、図9のt1〜t
2及びt3〜t4時間は、チョークコイルL1とコンデ
ンサC=(C1・C3)/(C1+C3)の共振回路に
よって決定される。
チング素子Q1がON時にチョークコイルL1とコンデ
ンサC3の共振回路によって決定され、図9のt1〜t
2及びt3〜t4時間は、チョークコイルL1とコンデ
ンサC=(C1・C3)/(C1+C3)の共振回路に
よって決定される。
【0058】本スイッチング電源は、整流器RECTと
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC3とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC3とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
【0059】DC/DCコンバータDDC3は、第1の
インダクタンスであるトランスT1と、第1のスイッチ
ング手段であるスイッチング素子Q1と、ダイオードC
R2と、第2のインダクタンスであるチョ−クコイルL
1と、第2のスイッチング手段であるスイッチング素子
Q2と、コンダクタンスであるコンデンサC1、C3と
、ダイオードCR1と、制御手段であるPWMコントロ
ール回路IC1と、パルス巾変調された信号の出力手段
であるPWMコントロール回路IC1と、フィ−ドバッ
ク回路FBと、ダイオードCR3と、ダイオードCR4
と、LCフィルタを構成するチョークコイルL2および
コンデンサC2とを有する。
インダクタンスであるトランスT1と、第1のスイッチ
ング手段であるスイッチング素子Q1と、ダイオードC
R2と、第2のインダクタンスであるチョ−クコイルL
1と、第2のスイッチング手段であるスイッチング素子
Q2と、コンダクタンスであるコンデンサC1、C3と
、ダイオードCR1と、制御手段であるPWMコントロ
ール回路IC1と、パルス巾変調された信号の出力手段
であるPWMコントロール回路IC1と、フィ−ドバッ
ク回路FBと、ダイオードCR3と、ダイオードCR4
と、LCフィルタを構成するチョークコイルL2および
コンデンサC2とを有する。
【0060】PWMコントロール回路IC2からは、周
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が可変である、ス
イッチング素子Q1を駆動する信号(A)が出力される
。 スイッチング素子Q1は、PWMコントロール回
路IC2の信号を受け付ける入力手段である入力端子G
を有する。
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が可変である、ス
イッチング素子Q1を駆動する信号(A)が出力される
。 スイッチング素子Q1は、PWMコントロール回
路IC2の信号を受け付ける入力手段である入力端子G
を有する。
【0061】PWMコントロール回路IC1からは、周
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が固定である、ス
イッチング素子Q2を駆動する信号(B)が出力される
。 EINは入力DC電圧、Aは、矩形波信号、Bは
、矩形波信号、Q1はスイッチング素子(FET)、Q
2はスイッチング素子(FET)、C1は、Q1のスト
レージ容量も含めたコンデンサ、C2は平滑用コンデン
サ、L2は平滑用チョークコイル、T1はスイッチング
トランスである。
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が固定である、ス
イッチング素子Q2を駆動する信号(B)が出力される
。 EINは入力DC電圧、Aは、矩形波信号、Bは
、矩形波信号、Q1はスイッチング素子(FET)、Q
2はスイッチング素子(FET)、C1は、Q1のスト
レージ容量も含めたコンデンサ、C2は平滑用コンデン
サ、L2は平滑用チョークコイル、T1はスイッチング
トランスである。
【0062】t4〜t6時間はチョークコイルL1とコ
ンデンサC3の共振となる回路によって決定される。
動作説明を図5と図9により行う。
ンデンサC3の共振となる回路によって決定される。
動作説明を図5と図9により行う。
【0063】(1)t0〜t1間の動作t0時点でのチ
ョークコイルL1の電流は、入力電源EIN側に流れて
いるので、I1≦0である。
ョークコイルL1の電流は、入力電源EIN側に流れて
いるので、I1≦0である。
【0064】I1<0の状態は、チョークコイルL1に
蓄積されているエネルギが入力電源側に帰還している状
態である。この状態はt0〜t1′間、続く。
蓄積されているエネルギが入力電源側に帰還している状
態である。この状態はt0〜t1′間、続く。
【0065】I1=0でV2は負の最大電圧になる。こ
の時がt1′である。
の時がt1′である。
【0066】I1>0になった時から電源側からエネル
ギーがチョークコイルL1、コンデンサC3に供給され
る。そして、V2電圧は、増加していく。この状態は、
t1′〜t1間、続く。もちろん、V1はt0〜t1で
は0Vである。
ギーがチョークコイルL1、コンデンサC3に供給され
る。そして、V2電圧は、増加していく。この状態は、
t1′〜t1間、続く。もちろん、V1はt0〜t1で
は0Vである。
【0067】(2)t1〜t2間の動作(スイッチング
素子Q1がOFFの状態) t1′〜t1間で流れていた電流I1がスイッチング素
子Q1がOFF状態になるため、コンデンサC1に流れ
、コンデンサC1の電圧V1が上昇していく。 t2
時点のV1については、V1=EINである。
素子Q1がOFFの状態) t1′〜t1間で流れていた電流I1がスイッチング素
子Q1がOFF状態になるため、コンデンサC1に流れ
、コンデンサC1の電圧V1が上昇していく。 t2
時点のV1については、V1=EINである。
【0068】t1〜t2間も入力電源側からエネルギー
が供給されている。
が供給されている。
【0069】(3)t2〜t3間の動作スイッチング素
子Q1はOFF状態、スイッチング素子Q2はON状態
であるから、I1はチョークコイルL1やコンデンサC
3→スイッチング素子Q1→ダイオードCR2を流れる
。
子Q1はOFF状態、スイッチング素子Q2はON状態
であるから、I1はチョークコイルL1やコンデンサC
3→スイッチング素子Q1→ダイオードCR2を流れる
。
【0070】t2〜t3間では、入力電源側EINから
は、エネルギは供給されず、チョークコイルL1に蓄積
されているエネルギが流れる。
は、エネルギは供給されず、チョークコイルL1に蓄積
されているエネルギが流れる。
【0071】V1は、スイッチング素子Q2が導通状態
であるから、EINの電圧そのものである。
であるから、EINの電圧そのものである。
【0072】(4)t3〜t4間の動作スイッチング素
子Q1,Q2、共にOFF状態である。
子Q1,Q2、共にOFF状態である。
【0073】t3時点でスイッチング素子Q2もOFF
状態になるから、チョークコイルL1の蓄積エネルギに
よりI1はチョークコイルL1→コンデンサC3→コン
デンサC1→EINに流れる。
状態になるから、チョークコイルL1の蓄積エネルギに
よりI1はチョークコイルL1→コンデンサC3→コン
デンサC1→EINに流れる。
【0074】t4時点でチョークコイルL1の蓄積エネ
ルギは0になる。
ルギは0になる。
【0075】この時I1=0A、V2は正電圧最大値と
なる。
なる。
【0076】V1も正の最大電圧値となる。
【0077】(5)t4〜t5間の動作スイッチング素
子Q1、スイッチング素子Q2共にOFF状態である。
子Q1、スイッチング素子Q2共にOFF状態である。
【0078】コンデンサC3、コンデンサC1に蓄積さ
れた、エネルギがチョークコイルL1を通して入力電源
側に帰還される。
れた、エネルギがチョークコイルL1を通して入力電源
側に帰還される。
【0079】I1は負(入力電源に供給)方向となる。
【0080】V1,V2共に減少していく。
【0081】t5時点がコンデンサC3,C1からの入
力電源側への電流I1が0の時点である。I1は負の最
大値である。
力電源側への電流I1が0の時点である。I1は負の最
大値である。
【0082】(6)t5〜t6間の動作チョークコイル
L1は、逆方向の蓄積エネルギ(1/2)・L1・I1
2を入力電源側に供給する。I1は負の最大値から減少
していく。t6時点でもI1≦0でV1=0Vになる条
件にチョークコイルL1、コンデンサC3,コンデンサ
C1を設定してある。
L1は、逆方向の蓄積エネルギ(1/2)・L1・I1
2を入力電源側に供給する。I1は負の最大値から減少
していく。t6時点でもI1≦0でV1=0Vになる条
件にチョークコイルL1、コンデンサC3,コンデンサ
C1を設定してある。
【0083】t6時点でV1=0Vであるから、スイッ
チング素子Q1がON(t6時点)の時ZERO電圧ス
イッチが実現できる。
チング素子Q1がON(t6時点)の時ZERO電圧ス
イッチが実現できる。
【0084】ここでt0〜t1,t2〜t3,t4〜t
6間はチョークコイルL1とコンデンサC3の共振動作
が行なわれる。
6間はチョークコイルL1とコンデンサC3の共振動作
が行なわれる。
【0085】t1〜t2とt3〜t4間はチョークコイ
ルL1と(C1×C3)/(C1+C3)の共振動作が
行なわれる。
ルL1と(C1×C3)/(C1+C3)の共振動作が
行なわれる。
【0086】V2電圧は、共振動作により正、負の電圧
が発生するため、二次側は、ダイオードCR3とダイオ
ードCR4で両波整流で平滑した直流電圧を出力できる
。
が発生するため、二次側は、ダイオードCR3とダイオ
ードCR4で両波整流で平滑した直流電圧を出力できる
。
【0087】また、t0〜t3=t3〜t6=T/2に
する事により、V2はほぼ正弦波となる。したがってト
ランスT1の2次側は、両波整流が可能である。
する事により、V2はほぼ正弦波となる。したがってト
ランスT1の2次側は、両波整流が可能である。
【0088】第3の実施例を図6に示す。
【0089】図6は、トランスを使用しない回路である
。図6は、図5のトランスT1の機能をチョ−クコイル
L3でおきかえた応用例であり、一次側動作波形は、図
6と同じである。
。図6は、図5のトランスT1の機能をチョ−クコイル
L3でおきかえた応用例であり、一次側動作波形は、図
6と同じである。
【0090】本スイッチング電源は、整流器RECTと
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC4とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
、平滑回路SMCと、フォワード形のDC/DCコンバ
ータDDC4とを有し、AC入力を受けて、直流出力を
負荷LDに供給する。
【0091】DC/DCコンバータDDC4は、第1の
インダクタンスであるチョ−クコイルL3と、第1のス
イッチング手段であるスイッチング素子Q1と、ダイオ
ードCR2と、第2のインダクタンスであるチョ−クコ
イルL1と、第2のスイッチング手段であるスイッチン
グ素子Q2と、コンダクタンスであるコンデンサC1、
C3と、ダイオードCR1と、制御手段であるPWMコ
ントロール回路IC1と、パルス巾変調された信号の出
力手段であるIC2と、フィ−ドバック回路FBと、ダ
イオードCR3、CR4、CR5、CR6と、LCフィ
ルタを構成するチョークコイルL2およびコンデンサC
2とを有する。
インダクタンスであるチョ−クコイルL3と、第1のス
イッチング手段であるスイッチング素子Q1と、ダイオ
ードCR2と、第2のインダクタンスであるチョ−クコ
イルL1と、第2のスイッチング手段であるスイッチン
グ素子Q2と、コンダクタンスであるコンデンサC1、
C3と、ダイオードCR1と、制御手段であるPWMコ
ントロール回路IC1と、パルス巾変調された信号の出
力手段であるIC2と、フィ−ドバック回路FBと、ダ
イオードCR3、CR4、CR5、CR6と、LCフィ
ルタを構成するチョークコイルL2およびコンデンサC
2とを有する。
【0092】PWMコントロール回路IC2からは、周
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が可変である、ス
イッチング素子Q1を駆動する信号(A)が出力される
。 スイッチング素子Q1は、PWMコントロール回
路IC2の信号を受け付ける入力手段である入力端子G
を有する。
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が可変である、ス
イッチング素子Q1を駆動する信号(A)が出力される
。 スイッチング素子Q1は、PWMコントロール回
路IC2の信号を受け付ける入力手段である入力端子G
を有する。
【0093】PWMコントロール回路IC1からは、周
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が固定である、ス
イッチング素子Q2を駆動する信号(B)が出力される
。 EINは入力DC電圧、Aは、矩形波信号、Bは
、矩形波信号、Q1はスイッチング素子(FET)、Q
2はスイッチング素子(FET)、C1は、Q1のスト
レージ容量も含めたコンデンサ、C2は平滑用コンデン
サ、L2は平滑用チョークコイルである。
期が一定(T)の矩形波で、ON時間が固定である、ス
イッチング素子Q2を駆動する信号(B)が出力される
。 EINは入力DC電圧、Aは、矩形波信号、Bは
、矩形波信号、Q1はスイッチング素子(FET)、Q
2はスイッチング素子(FET)、C1は、Q1のスト
レージ容量も含めたコンデンサ、C2は平滑用コンデン
サ、L2は平滑用チョークコイルである。
【0094】チョークコイルL3>チョークコイルL1
で、チョークコイルL3はコンデンサC3両端電圧の平
均値を0にする動作のやくめをする。CR3 〜CR6
は両波整流用ダイオードである。基本動作は、図5の
動作と同じである。
で、チョークコイルL3はコンデンサC3両端電圧の平
均値を0にする動作のやくめをする。CR3 〜CR6
は両波整流用ダイオードである。基本動作は、図5の
動作と同じである。
【0095】以上説明してきたように、本発明によれば
、以下に列挙する効果が得られる。
、以下に列挙する効果が得られる。
【0096】スイッチング素子の損失が低減できるため
、高周波数化により、小型化が可能である。
、高周波数化により、小型化が可能である。
【0097】コントロール方式が従来のPWM方式を使
用しているため、コントロールが簡単である。
用しているため、コントロールが簡単である。
【0098】N1チョークコイルとコンデンサを用いた
共振回路を利用しているため、スイッチングノイズが低
減できる。
共振回路を利用しているため、スイッチングノイズが低
減できる。
【0099】
【効果】本発明によれば、スイッチング素子の損失を低
減して、スイッチングの動作の高周波数化を図ったDC
/DCコンバータを提供出来る。
減して、スイッチングの動作の高周波数化を図ったDC
/DCコンバータを提供出来る。
【図1】本発明の第1の実施例であるスイッチング電源
のブロック図。
のブロック図。
【図2】従来技術に係るスイッチング電源(フオワード
形電源)の動作タイミング図。
形電源)の動作タイミング図。
【図3】従来技術に係るスイッチング電源のブロック図
。
。
【図4】本発明の第2の実施例のスイッチング電源の動
作タイミング図。
作タイミング図。
【図5】本発明の第2の実施例であるスイッチング電源
のブロック図。
のブロック図。
【図6】本発明の第3の実施例であるスイッチング電源
のブロック図。
のブロック図。
【図7】本発明の第1の実施例に、チョークコイルL7
を通加したブロック図。
を通加したブロック図。
【図8】図7の回路のI2を示すグラフ。
【図9】本発明の第2の実施例のスイッチング電源の動
作タイミング図。
作タイミング図。
RECT…整流器、SMC…平滑回路、DDC2…DC
/DCコンバータ、LD…負荷、T1…トランス、Q1
…スイッチング素子、C1…コンデンサ、CR1…ダイ
オード。
/DCコンバータ、LD…負荷、T1…トランス、Q1
…スイッチング素子、C1…コンデンサ、CR1…ダイ
オード。
Claims (7)
- 【請求項1】第1のスイッチング手段と、第1のインダ
クタンスとを有するDC/DCコンバータにおいて、第
1のスイッチング手段に直列に接続される第2のインダ
クタンスと、第2のインダクタンスと直接または間接に
、閉ル−プを形成する第2のスイッチング手段と、第2
のスイッチング手段のON,OFFを制御する制御手段
と、第2のインダクタンスと直列に接続され、第1のス
イッチング手段とは並列に接続されるコンダクタンスと
を有し、第1のスイッチング手段のゼロ電圧スイッチン
グを行なうことを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 【請求項2】第1のスイッチング手段と、第1のインダ
クタンスとを有するDC/DCコンバータにおいて、第
1のスイッチング手段に接続されて、第1のスイッチン
グ手段がON中に、通電されることにより、エネルギを
蓄積する第2のインダクタンスと、第2のインダクタン
スに接続されて、第1のスイッチング手段のOFF後の
一定時刻まで、ON状態を継続して、第2のインダクタ
ンスに、その有するエネルギをその間保持させる第2の
スイッチング手段と、第2のスイッチング手段のON,
OFFを制御する制御手段と、第1のスイッチング手段
と接続され、第2のスイッチング手段がOFF後、第2
のインダクタンスと共振して、一定時間後に、両端電圧
がゼロになるコンダクタンスとを有し、第1のスイッチ
ング手段のゼロ電圧スイッチングを行なうことを特徴と
するDC/DCコンバータ。 - 【請求項3】請求項1または2記載の第1のインダクタ
ンスは、トランスであり、コンダクタンスは、コンデン
サであることを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 【請求項4】請求項1または2記載の第1のインダクタ
ンスは、コイルであり、コンダクタンスは、コンデンサ
であることを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の第2のス
イッチング手段のON時間及びOFF時間は、固定時間
であることを特徴とするDC/DCコンバータ。 - 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載のDC
/DCコンバータにおいて、パルス巾変調(PWM)さ
れた信号の出力手段を有し、第1のスイッチング手段は
、上記信号を受け付ける入力手段を有し、第1のスイッ
チング手段のON時間及びOFF時間は、上記の出力手
段により、制御されることを特徴とするDC/DCコン
バータ。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
DC/DCコンバータを有することを特徴とするスイッ
チング電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064425A JPH04299064A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | Dc/dcコンバータおよびスイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064425A JPH04299064A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | Dc/dcコンバータおよびスイッチング電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299064A true JPH04299064A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13257916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064425A Pending JPH04299064A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | Dc/dcコンバータおよびスイッチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04299064A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004036726A1 (ja) * | 2002-10-21 | 2004-04-29 | Sanken Electric Co., Ltd. | 直流変換装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064425A patent/JPH04299064A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004036726A1 (ja) * | 2002-10-21 | 2004-04-29 | Sanken Electric Co., Ltd. | 直流変換装置 |
US7532488B2 (en) | 2002-10-21 | 2009-05-12 | Sanken Electric Co., Ltd. | DC converter |
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