JPH02233454A - シータのキツカ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は壱紙輪転印刷機に付設されウェブを−・定寸法
ごとに断裁して積載するシータにおいて、断裁後に減速
状態で搬送される紙の紙尻を下方へ押え、後続する増速
状態の紙の先端部を前記紙尻へ重ねるキフカ装置に関す
るものである，〔従来の技術〕 巻紙輪転印刷機には、印刷後、乾燥．冷却されたウェブ
を所定寸法ごとに断裁．折紙する折機が付設されるが、
さらにこの折機とは別に、印刷後、乾燥．冷却されたウ
ェブを一定寸法ごとに断裁装置で断裁して祇積台上に積
載するようにしたシータが折機に併設されることが各く
、このシータは従来一般に次のように構成されている。

すなわち、この種のシータは、冷却装置と徘紙装置との
間に上下腹数条ずつ張架されて走行するベルトを備えて
おり、印刷後乾燥されて冷却装置で冷却されたウェブは
、走行する上下のベルトで挟持されて搬送される．そし
て、ベルトは搬送方向に分割されていて、前段ベルトの
始端部には、軸回転とともに周回する回転刃と、この回
転刃の周回時に対向する固定刃とが設けられており、ベ
ルトで搬送されるウェブは、対向する回転刃と固定刃と
で断裁される．また、前段のベルトと後段のベルトとの
間には、軸回転とともに周回するころからなるキッカ装
置が設けられていて、断裁後搬送される紙の紙尻を下方
へ押えるように構成されており、後段ベルトの走行達度
を前段ベルトの走行速度よりも減速するとともに、後段
ベルトで搬送される紙の紙尻を下方へ押えることにより
、この紙尻に、前段ベルトで搬送される後続紙の前端部
が重ねられ、紙はさしみ状に重ねられて徘祇装置へ搬送
される。

さらに、徘紙装置は、一ヒ下のベルトによる扶持から解
放されて徘紙される紙の下方に位置して昇降自在に支持
された紙積台を備えており、落下する紙は、ごの紙積台
に！！置された紙積坂上に積載される．そして紙槽台は
積載紙の上端を検知するセンサからの信号により積載量
にしたがって自動降下する． このようなシータにおける前記キッカ装置は従来、回動
輪上に並列して割締め固定された複数個のレバーと、各
レバーの遊端部に偏心ビンを介して枢着されたころとを
備えており、紙の搬送時には、紙が１枚搬送されるたび
にレバーを１回転させると、すべてのころがいっせいに
紙尻を押えて紙を重ねさせるように構成されている．ま
た、紙サイズが例えば半裁判の場合には、前記回動輪上
に前記レバーと円周方向へ１８０”位相を違えて設けた
複数個の各レバーにころを枢着し、回動輪を回動させる
ことにより回動輪の１回転につき２回ずつ紙尻を押えて
半裁判に対応するように構成されている． 〔発明が解決しようとする課題〕 このように従来のシータのキッカ装置においては、紙サ
イズ変更のたびに複数個のころを着脱しなければならな
いので、作業が面倒で長時間を要し、準備時間が延長し
労力の負担が大きいという問題があった． 〔課題を解決するための手段〕 このような課題を解決するために本発明では、互いに軸
方向に隣接し遊端部にころが枢着された一対のレバーを
ｉｌｌとする複数組のレバーを、回転軸上に固定，非固
定自在に並設し、前記一対のレバーのうちの一方のレバ
ーに、他方のレバーの回動を同位相位置とｌ８０゜位相
を違えた位置とで規制するストッパ部を形成した． 〔作　用〕 紙サイズが全紙判の場合には、各組の一対のレバーを、
ストツバ部で回動を規制して同位相とし、レバーを割締
固定して運転すると、各ころが同位相となって回動輪の
１回転につき１回だけ紙に対応するので、全紙判の紙は
１枚ごとに紙尻を押されて後続する紙の先端部がこの紙
尻に重ねられる．紙サイズが半裁判の場合には、各組の
一対のレバーを、ストッパ部で■勤を規制して位相を１
８０°違えさせ、レバーを割締固定して運転すると、各
ころが互いに１８００位相を異にして、回動輪のｉｎ転
につき２回ずつ紙に対応するので、半裁判の紙は１枚ご
とに紙尻を押されて後続する紙の先端部がこの祇尻に重
ねられる。

〔実施例〕

第１図ないし第４図は本発明に係るキッカ装置の実施例
を示し、第１図はその側面図、第２図は平面図、第３図
は原動側の一部破断乎面図、第４図は本発明を実施した
シータ等の側面図である。

図において、巻紙輪転印刷機の印刷ユニット後方に配設
された図示しない乾燥装置と冷却装置との後方には、左
右一対のフレームｌが複数箇所をステーで連結されて立
設されており、全体を符号２で示すシータと全体を符号
３で示す折機とは、フレームｌを共用して上下に配設さ
れている。４は印刷後、乾燥，冷却されて入紙部へ導か
れたウエブであって、ガイドローラ５．６を経てガイド
ローラフに導かれており、印刷物の仕様にしたがってガ
イドローラ７からシータ２（！：折機３とのいずれかへ
向うように構成されている。

シータ２の入口に設けられた上下のドラッグローラ８．
９の後方には、全体を符号１０で示す断裁装置のカッタ
胴ｌ１が、フレームｌに偏心軸受を介し回転自在に軸支
されて原動側から回転駆動されており、このカッタ胴Ｉ
Ｌの外周部を円周方向に２等分する箇所に設けられた切
欠きｌｌａ，１ｌｂ内には、断面矩形長尺の回転刃１２
．１３が着脱自在にボルト止めされている．カッタ胴ｌ
ｌの下方には、カッタ台ｌ４が左右のフレームｌを連結
して支架されていて、このカッタ台ｌ４の上端傾斜面に
は、断面偏平矩形長尺の固定刃１５が、周回する回転刃
１２．１３，と角の刃部を対接させるようにしてボルト
止めされており、ドラグローラで送り出されて後述する
ベルト３１，３５．３８で搬送されるウェブ４を、回転
刃１２．１３で断裁するように構成されている．そして
、ウェブ４を全紙判に断裁する場合には、回転刃１２．
１３のうちの１個のみを装着し、ウェブ４を半裁判に断
裁するときには、回転刃１２．１３を両方とも装着する
。ｌ６はウェブ４を沿わセて断裁装１１１０へ案内する
ガイドブレートである．断裁装置ｌＯの後方に逆三角形
状に配設されたローラ３０には、複数条のベルト３ｌが
、ローラ３２に添接しローラ輪方向に並列して張架され
ており、またベル，ト３１の上方と前方とに配設された
複数個のローラ３３，３４には、複数個のベルト３５が
ローラ軸方向に並列して張架されている．さらに、ベル
ト３１の前方に配設された複数個のローラ３６．３？に
は、複数個のベルト３８がローラ軸方向に並列して張架
されており、これらのベルト３１．３５．３８により断
裁前のウエブ４と断裁後の紙を搬送するように構成され
ている．なお、ベルト３８の走行速度は、ベルト３１．
３５の走行達度よりも低速度に設定されている。

ベルト３Ｂの始端部上方には、全体を符号４０で示すヰ
ッカ装置が設けられている．すなわち、左右のフレーム
ｌの軸受孔には、外周円４１ａの軸心と内周円４ｌｂの
軸心とを図に符号Ｌで示すだけ偏心させた一心軸受４ｌ
が外周円４１ａを嵌合させて回動自在に軸支されており
、その内周円４ｌｂには、キッカ軸４２がころがり軸受
５４を介して回動自在に軸支されている．５５は偏心軸
受４ｌが軸受孔から抜けるのを規制するプレートである
．そしてキッカ軸４２は、断裁紙が１枚送り出されるた
びに１回転するように後述するタイミングペルトプーり
６０側から回転駆動されている．キッカ輪４２上には、
遊端部にキッカころ４３が枢着された隣接する１対を１
組とする複数組のキッカレバー４４が軸方向に並列して
割締め固定されており、一対のキッカレバー４４は、キ
ッカころ４３を対向させて互いに隣接している．このよ
うに構成されていることにより、ベルト３５の前半部と
ベルト３ｌとでベルト３５の後半部と減速状層のベルト
３８との間へ送り込まれた断裁紙の紙尻が、ローラ３６
の上方に達したときに、キッカころ４３が周回してきて
この紙尻をローラ３６Ｊ：のベルト３８へ押し付け、減
速されずに後続してくる紙の先端部をこの紙尻へ重ねさ
せるように構成されている．そして隣接する一対のキッ
カころ４３．を、断裁紙が全紙判の場合には互いに同位
相とし、断裁紙が半裁判の場合には互いにｌ８０＠位相
を違えさせるように構成されており、この位相の設定は
キッカレバ−４４の割締めを弛めて回動させることによ
って行われる．そして、隣接するキフカレバ−４４の一
方には、ストッパ部４４ａが外周部の２箇所に形成され
ていて、他方のキフカレバ−４４には、キッカレバー４
４の回動によりこのストツバ部４４ａに当接するビン４
４ｂが植設されており、キッカレバー４４の回動を前記
全紙判用と半裁判用との２ｔａ所で規制するように構成
されている．４５は左右のフレーム１例のスタッド５６
に播勤自在に支持されて前記偏心軸受４１の外周ねじ孔
に螺入されたつまみ５７付きの調整ねじ軸であって、こ
れ壱回動操作することにより偏心軸受４ｌの偏心作用で
キッカ軸４２が上下動し、紙に対するキッカころ４３の
接触圧が調節されるように構成されている．そして第３
図に示すように、キッカ軸４２の原動側軸福部には、鰐
付きブフシ１５８がキー５９で固定されており、この鍔
付きプッシュ５８の外周には、原動側との間をタイミン
グベルトで駆動連結されたタイミングベルトブーリ６０
が、ボルト６ｌと長孔との係合により回動調節自在に固
定されており、ボルト６ｌを弛めてグイミングベルトプ
ーリ６０ＪＰ．回勤可能にし、これとキッカ軸４２との
相対的位相をベルトピッチ分だけ移動させて固定するこ
とにより、すべてのキ７力ころ４３０円周方向に対する
位相が同時に調整されるように構成されている．さらに
キフカ軸４２の前方に位置して左右のフレーム１間に回
勤自在に軸架されたレバー軸４６には、腹数個のレバー
４７が軸方向に並列して固定されており、各レバー４７
には、自重で下がる押えころ４８が枢看されている．こ
うすることによりキッカころ４３で紙尻を押えられる紙
の前端部が押えころ４８で押えられるように構成されて
いる．そして断裁紙が全紙判の場合には図の実線位置、
半裁判の場合には回の鎖線位置へ押えころ４８を移動さ
せるようにレバー４７が手動で回動される．４９は前記
ベルト３８を減速状態で駆動する減速機であって、その
入力軸に固定されたレバー５００道端部ねし孔には、フ
レームｌ側のハンドル付き操作軸５１に自在継手５２を
介して連結されたねじ輪５３が螺人されており、掻作軸
５ｌを回勤操作することにより、減速機４９を介してベ
ルト３８の走行速度が調節されるように構成されている
． 次にシータの排紙紙積装置について説明する．排紙紙禎
装置７０は、フレームｌの垂直部材に沿って立設された
左右一対の支柱７ｌを備えており、この支柱７ｌのガイ
ド溝に昇降自在に嵌合された支持Ｆｉ７２には、紙積板
７３が搭載された車輪付きの祇積台７４が水平状態で支
持されている．一方、左右のフレームｌに回転自在に枢
着された複数個のスプロケット７５には、無端状に形成
されて図示しないモータにより正逆方向に走行駆動され
る左右一対の昇降チェーン７６が張架されており、前記
ホルダ７２はこのチェーン７６に固定されている．そし
て祇積台７４の上方に回転自在に軸架された複数個のロ
ーラ７７には、複数条のベルト７８がローラ軸方向に並
列して張架されており、ベルト３５と押えころ４８に扶
持されて搬送された紙は、扶持から解放されてベルト７
８で案内されながら紙積板７３上に落下して積載される
が、このとき、紙積台７４は、積載紙の上端を検知する
紙面検知センサからの信号により、積載量にしたがって
微量ずつ自動降下するように構成されている．また、紙
積台７４は、切替により押ボタン操作でも図に実線で示
す上昇限位置とｉｉｌｊａで示す下降限位置との間で昇
降する，上昇限位置にある紙積台７４の前端部近傍には
、紙サイズにしたがって前後方向へ移動調節可能な前当
て７９が設けられており、落下，積載される紙の前端を
当接させて揃えるように構成されている．また、上昇限
位置にある紙積台７４の後端部近傍には、図示しない駆
動装置によって前後運動を含む上下連動をする後当て８
０が設けられており、落下、積載される紙の後端に振動
を付与して揃えるように構成されている。さらに前当て
７９と後当て８０との間には、垂直板状に形成された左
右一対の横当て８１が、左右のフレームｌに近接して設
けられており、左右方向へ往復動して紙に振動を付与す
ることにより紙端を揃えるように構成されている。８２
は横当て８１を紙サイズにしたがって左右方向へ移動さ
せるハンドル付きの抛作軸である。

このような排紙紙積装置７０には、紙のｌｉ＠量が所定
量に達したときに、機械を止めずに積載済の紙積台と空
の祇積台とを交換するためのフォーク取り装置が付設さ
れている．すなわち、左右のフレームｌの対向垂直面に
それぞれ固定された左右のガイド１００には、平面視長
方形状に枠組形成されたフォーク台ｌｏｔが、左右両端
のスライド板１０２を摺動自在に嵌合させて昇降自在に
支持されており、このフォーク台１０１の前後部材を連
結するスライドパー１０３には、紙の左右方向に平行状
態で並列する複数個のフォーク１０４が、その基端の連
結部材を摺動．自在に嵌合させて前後方向へ進退自在に
支持されている．枠状フォーク台１０１の縦部材に播動
自在に枢着されたレバー１０５の枢着部近接箇所と、枠
状フォーク台１０１の横部材とは、同心直列状に連結さ
れた一対のエアシリンダ１０６．１０７のピストンロン
ド作用端を固定することによって連結されており、レバ
ー１０５遊端部の長孔は、フォーク１０４基端連結部材
に枢着されている．こうすることにより、エアシリンダ
１０６，１０７が作動するとレバー１０５が播勤し、フ
ォーク１０４が紙の落下径路に対し進退するように構成
されている．そして、前記前当て７９が全紙判の祇に対
応して図示の位置にあるときには、両方のエアシリンタ
１０６，１０７が作動し゜ζフォーク１０４が紙積台７
４の前端いっぱいまで進入し、全紙判の紙に対応してこ
れを仮受けするように構成されている．また半裁判の紙
に対応して前当て７９を紙積台７４の中間位置まで移動
させると、リミットスイッチを介しエアシリンダ１０６
のみが作動してフォーク１０４が紙積台７４の中間位置
まで移動するように構成されている．さらに、前記スラ
イド板１０２のねじ孔には、ガイドｌ００に回動自在に
軸支されたねじ軸ｌＯ８が螺入されており、このねじ軸
１０８は、ベベルギア１０９を介して図示しないモータ
に駆動連結されている．こうするごとによりフォーク１
０４が紙の落下径路へ進入した位置でリミットスイッチ
を介してモータが回転可姥な状態になると、紙面検知セ
ンサの作用でフォーク１０４が微量ずつ自動降下し、フ
ォークｌ０４が下降位置で後退すると、リミットスイッ
チを介してモータが回転し、フ才一ク１０４が上昇する
ように構成されている． 前記折機３は、ガイドローラ７下方にニンビングローラ
１３０を介して配設された断裁胴１３１と、これに対接
する倍径の折胴１３２とを備えており、折胴！３２には
、倍径のくわえ胴１３３が対接されている．断裁胴１３
１の外周部には、断裁刃１３４が設けられており、また
、折胴１３２の外周部２箇所には、刃受け１３５と計１
３６とが、胴回転により断裁刃１３４に対応する位置に
配設されている．さらに、折胴１３２の外周部には差込
みナイラ１３７が計１３６と円周方向へ９０゜位相を違
えて設けられており、くわえ胴１３３の外周部には、一
対のくわえ板１３Ｂが、胴回転により差込みナイフ１３
７に対応する位置に設けられている．くわえ胴１３３の
前方には羽根車ｌ３９が設けられており、その下方には
、徘紙コンベア１４０が張架されている．このように構
成されていることにより、ニッピングローラ１３０を経
て断裁胴１３１と折胴１３２との間へ導かれたウェブ４
は、断裁刃１３４で断裁されて針１３６で保持され、胴
回転により折胴１３２に巻付けられてその祇尻を断裁刃
１３４で断裁される．さらに胴が回転して計１３６に保
持された紙の中央が両胴１３２，１３３の対接点に達す
ると、くわえ板１３８と差込みナイフ１３７との協働に
より紙の中央がくわえ板１３８にくわえられ、胴回転に
より半折され折丁となって搬送される．この折丁は回転
する羽根車１３９により排祇コンベア１４０上に排出さ
れて搬送され、権外へ排出．集積される．次にシータの
動作を説明する．印刷後、乾燥，冷却されたウェブ４は
、ガイドローラ５，６．７を経てドラッグローラ８，９
で引き出され、ベルト３５の前半部とベルト３ｌとで挟
持されて搬送される．このとき、カフタ胴１１が回転し
ていて回転刃１２．１３が固定刃ｌ５に対接するように
周回してくるので、ウェブ４が断裁される．全紙判の紙
を断裁するときは、１列の回転刃ｌ２のみを装着し、半
裁判の紙を断裁するときには、２列の回転刃１２．１３
を装着する．こうして断裁された紙は、ベルト３５の前
半部とベルト３ｌとによりベルト３５の後半部とベルト
３８との間へ送り出され、押えころ４８と減速状態のベ
ルト３８とで扶持されて搬送される．このとき、キッ力
軸４２が回転していてキッカころ４３が周回してくるの
で、紙尻はローラ３６に添接されたベルト３Ｂに押え付
けられる．そこへ、減速されていない後続紙が搬送され
てくるので、その先端部が減速紙の紙尻に重ねられなが
ら搬送される．搬送された紙は、ベルト７８で案内され
ながら紙積台７４の上方へ突き出され、紙積板７３上に
落下．積載される．このとき、紙の前端は前当て７９に
当接して前端を揃えられ、左右に往復動している横当て
８１で振動を付与されて左右両端を揃えられる。

また、ローラ３７軸端部の偏心作用で後当て８０が播動
しているので、紙は振動を付与されて後端を揃えられる
．落下した紙は、紙積板７３上に積載され、紙積台７４
は、積載紙の上端を検知する紙面検知センサからの信号
により自動下降する．紙の積載量が所定量に達すると、
紙積台７４がわずかに定置下降し、紙が全紙判の場合、
両方のエアシリンダ１０６，１０７が作動するので、ピ
ストンロンドが前進し、これに固定されたフォークｌＯ
４が紙の落下径路に進入して落下紙を仮受けする．紙が
フォーク１０４上に積載されると、その上端を紙面検知
センサが検知し・てモータを回転させるので、ベベルギ
ア１０９を介してねじ軸が回転し、フォーク１０４は、
スライド板１０２をガイド１００で案内させながら微量
ずつ自動下降する．フォーク１０４上へ紙を積載してい
る間に、祇積台７４を押ボタン操作で下降させて＄Ａ載
済の祇積板７３を空の祇積板７３に交換したのち、祇積
台７４を上昇させる．上昇した紙積板７３の上端がフォ
ーク１０４上の紙にはり接して停止すると、フォーク１
０４は、紙積板７３に設けた凹溝内に係入される．この
状態でエアシリンダ１０６、１０７が作動してフォーク
１０４が後退するので、フォーク１０４上の紙は、空の
祇積板７３上へ乗り移り、正規の徘紙に移行する．後退
したフ才一ク１０４は上昇して元の位置に復帰する．印
刷物が全紙判から半裁判に変更された場合には、徘祇に
際して紙の前端が当接する前当て９７を中間位置まで移
動させるが、このとき移動した前当て７９の支持部材が
リミットスイッチに当接するので、このあとフォーク１
０４が前進するときに１個のエアシリンダ１０６のみが
作動することになり、フォーク１０４は中間位置まで前
進して停市する．また、断裁装置１０の回転刃を符号１
２．１３で示すように２個にすると、カッタ胴１１の１
回転に付き２回断裁することになり、半裁判の紙に対応
する．さらに、断裁紙が半裁判になった場合には、キッ
カ装置４０の隣接する各１対のキソカレバー４４の一方
を、割締めを弛めてビン４４ｂがストツバ部４４ａに当
接するまで回動させると、互いに同位相であった隣接す
るキッカころ４３は、互いに１８０°位相がずれるので
、？裁判の紙に対応する．このように、キッカ装置４０
の調整作業はきわめて容易であり、すべてのキン力ころ
４３の位相が確実に同じになる。断裁する紙が全紙判に
変って隣接するキッカころ４３を同位相に戻すときにも
同じである。

さらにキッカころ４３の位相をいっせいに調節する場合
には、キッカ軸４２の軸端部にあるタイミングベルトプ
ーリ６０の固定を、鍔付きプッシュ５８を介し弛めてベ
ルトピッチ分だけ回動さ廿ることにより容易に行える．
また紙に対するキシカころ４３の接触圧を調節する場合
には、つまみ５７を把持して調整ねじ軸４５を回動機作
すると、偏心軸受４ｌが回動してその偏心作用によりそ
の内周円４ｌｂに軸支されたキッカ軸４２が偏心連動し
てキッカころ４３がキッ力軸４２の半径方向に移動する
ので、接触圧が調節される．〔発明の効果〕 以上の説明により明らかなように本発明によればシータ
のキッカ装置において、互いに軸方向に隣接し遊端部に
ころが枢看された一対のレバーを１組とする複数組のレ
バーを、回転軸上に固定，非固定自在に並設し、前記一
対のレバーのうちの一方のレバーに、他方のレバーの回
動を同位相位置と１８０°位相を違えた位置とで規制す
るストッパ部を形成したことにより、このキッカ装置を
通奉してキフ力ころで押えられる紙が、全紙判から半裁
判に変ったり、半裁判から全紙判に変ったりした場合に
は、従来のようにキンカころを着脱する必要がなく、レ
バーの固定を弛めてビンがストツバ部に当接するまで回
幼するだけでよいので、作業性が向上し、準備時間が短
縮されて生産性が向上するとともに、キッカころの位相
が個々にばらつくことがなく、キッカころによる祇押え
機能が向上する．

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明に係るシータのキッカ装置
の実施例を示し、第１図はその側面図、第２図は同じく
平面図、第３図は原動側の一部破断平面図、第４図は本
発明を実施したシータと折機の側面閃である． ２・・・・シータ、４０・・・・キッカ装置、４１・・
・・偏心軸受、４２・・・・キッカ軸、４３・・・・キ
ッカころ、４４・・・・キッカレバー、４４ａ・・・・
ストッパ！、４４ｂ・・・・ビン、４５・・・・調整ね
し軸。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 減速されて搬送される紙の紙尻を、周回する複数個のこ
   ろで押すことにより、減速されずに搬送される後続紙の
   先端部をこの紙尻に重ねさせるようにしたシータのキッ
   カ装置において、互いに軸方向に隣接し遊端部に前記こ
   ろが枢着された一対のレバーを１組とする複数組のレバ
   ーを、回転軸上に固定、非固定自在に並設し、前記一対
   のレバーのうちの一方のレバーに、他方のレバーの回動
   を同位相位置と１８０°位相を違えた位置とで規制する
   ストッパ部を形成したことを特徴とするシータのキッカ
   装置。